JP2646677B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JP2646677B2
JP2646677B2 JP63163760A JP16376088A JP2646677B2 JP 2646677 B2 JP2646677 B2 JP 2646677B2 JP 63163760 A JP63163760 A JP 63163760A JP 16376088 A JP16376088 A JP 16376088A JP 2646677 B2 JP2646677 B2 JP 2646677B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
optical disk
housing
disk carrier
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63163760A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0214483A (ja
Inventor
明毅 大住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP63163760A priority Critical patent/JP2646677B2/ja
Publication of JPH0214483A publication Critical patent/JPH0214483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2646677B2 publication Critical patent/JP2646677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ディスク装置に関し、特に、その筐体内へ
の塵埃の侵入防止に関する。
(従来の技術) 従来、光ディスク装置は、光ディスク担体を装着して
回転させる駆動部並びに該光ディスク担体に対して記録
・再生を行う光学ヘッドやその制御回路の1つの筐体に
収められている。この筐体にはシャッタ付きの開口部が
設けてあり、光ディスク担体はこの開口部から筐体に出
し入れされる。
記録・再生時には、光ディスク担体がシャッタの閉じ
た筐体の中で回転している。記録・再生を行うと内装部
品の発熱によって筐体の内部温度が上昇するが、この温
度上昇は次のようにして自然抑制されている。すなわち
光ディスク担体が回転するとそのディスク面上に回転中
心から外周に向かう気流が生じ、これが外気を誘い入れ
て筐体内を冷却するとともに筐体内の熱気を筐体外に送
り出す。この外気の吸入と筐体内の熱気の排出は筐体の
隙間の部分で行われている。
また上述したような光ディスク担体の回転に依る通気
だけでは筐体内の温度上昇が抑制し切れない場合には、
筐体にファンを設けて外気の吸入量を多くすることが行
われている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに上述した従来の光ディスク装置では、筐体の
隙間から吸い込まれる外気に対してはもとよりファンの
吸気口から導入する外気に対してもこれを浄化するエア
フィルタを設けていないので、外気中の浮遊塵埃が筐体
内に侵入してしまう。
この塵埃が光学ヘッドのレンズや光ディスク担体の表
面に附着すると光ディスク担体に対する記録・再生時に
エラーが発生する。以上のように、従来の光ディスク装
置には、吸気に伴って塵埃が筐体内へ侵入し記録・再生
時にエラーを発生し易いという問題がある。
本発明の目的は、シャッタの閉じている場合に所定の
吸・排気箇所以外では内外の通気を遮断し、且つ吸気を
エアフィルタで浄化することにより塵埃の侵入を極力防
止し、これによって記録・再生時の塵埃によるエラーの
発生を少なくすることができる光ディスク装置を提供す
ることである。
(課題を解決するための手段) 本発明の光ディスク装置は上記の目的を達成するため
に次の手段構成を有する。
すなわち本発明の光ディスク装置は、筐体内へ外気を
導入する吸気口と、吸気を浄化するエアフィルタとが光
ディスク担体の回転中心軸の延長線と交わる位置に配置
され、浄化した吸気を光ディスク担体の回転中心が置か
れる位置の近傍へ導く誘導流路とを有するとともに、光
ディスク担体を装着した時の該ディスク面の外方延長面
と交わる位置の近傍に排気口又は/および排気間隙を有
し、シャッタを閉じた状態では前記吸気口、排気口、排
気間隙以外は通気遮断の構造であることを特徴とするも
のである。
(作 用) 以下、上記の手段構成を有する本発明の光ディスク装
置の作用を説明する。
本発明の光ディスク装置では、光ディスク担体を実装
して回転させると、そのディスク面上に回転中心から外
周に向かう気流(以下、これを遠心方向の気流と言う)
が生ずる。この遠心方向の気流により光ディスク担体の
中心付近が、外気に対して負圧となるため、その圧力差
により誘導流路を通じて外気を吸気口から導入する。
この吸気はエアフィルタで浄化されクリーンエアにな
る。このクリーンエアは誘導流路に導かれて光ディスク
担体の回転中心の近傍に達し、次いで前記遠心方向の気
流となってディスク面上を回転中心から外周に向かって
流れる。本発明の光ディスク装置は、筐体あるいはシャ
ッタの、光ディスク担体ディスク面の外方延長面と交わ
る位置の近傍に排気口あるいは排気間隙又はその両方を
設けてあるので、ディスク面上に生じた前記遠心方向の
気流はその方向をほとんど変えず流れを乱さずに該排気
口あるいは排気間隙から流出して行く。
またシャッタを閉じた状態では前記吸気口、排気口、
排気間隙以外は内外の通気が遮断されているので、光デ
ィスク担体が実装されて回転するとき、外気は前記の吸
気口以外からは筐体内へ流入しない。しかも、この吸気
口から流入した吸気は前述したようにエアフィルタで浄
化されてクリーンエアになるので、筐体内には塵埃の極
めて少ない吸気しか流入しない。
以上説明したように、本発明の光ディスク装置は、吸
気口から導入した外気をエアフィルタで浄化してクリー
ンエアとし、これを光ディスク担体の回転中心が置かれ
る位置の近傍へ導き、光ディスク担体ディスク面の外方
延長面と交わる位置の近傍に設けた排気口あるいは排気
間隙又はその両方から排出するようにし、且つシャッタ
を閉じた状態では前記吸気口、排気口、排気間隙以外は
内外の通気を遮断するようにしたことによって、光ディ
スク担体が実装されて回転するときに筐体内への塵埃の
侵入を極力防止することができ、これによって記録・再
生時の塵埃によるエラーの発生を少なくすることができ
る。
(実 施 例) 以下、本発明の光ディスク装置の実施例を図面を参照
して説明する。
第1図は本発明の光ディスク装置の実施例の構成図、
第2図はスピンドルモータの構造の説明図である。図中
の印は、気流の流れ方向を示す。
第1図において、外装ベースパネル11には光ディスク
担体3を回転させるスピンドルモータ2を取り付け、こ
ん取り付け部分に中心開口部1aを設けてある。中心開口
部1aには外気を浄化してクリーンエアにするフィルタ4
を取り付けてある。また外装パネル1およびシャッタ5
には、光ディスク担体3のディスク面の外方延長面と交
わる位置の近傍にスリット1bを設けてある。
スピンドルモータ2には、第2図に示すようにハウジ
ング21にモータ軸22と平行に通気孔21aをあけ、吸気を
中心開口部1aから光ディスク担体3の回転中心の近傍に
導く誘導流路を構成している。光ディスク担体3が実装
されスピンドルモータ2に駆動されて回転すると、その
ディスク面上に回転中心から外周に向かう遠心方向の気
流が生ずる。この遠心方向の気流により光ディスク担体
の中心付近が外気に対して負圧となるため、その圧力差
により、前述の誘導流路となっている通気孔21aを通じ
て外気を中心開口部1aから導入する。この吸気はエアフ
ィルタ4で浄化されクリーンエアになる。このクリーン
エアは通気孔21aに導かれて光ディスク担体3の回転中
心の近傍に達し、次いで前記遠心方向の気流となってデ
ィスク面上を回転中心から外周に向かって流れる。スリ
ット1bは、前述のとおり、外装パネル1およびシャッタ
5の、光ディスク担体3のディスク面の外方延長面と交
わる位置の近傍に設けてあるので、ディスク面上に生じ
た前記遠心方向の気流はその方向をほとんど変えず流れ
を乱さずに前記のスリット1bから流出して行く。シャッ
タ5を閉じた状態では中心開口部1aとスリット1b以外は
内外の通気が遮断されているので、外気は中心開口部1a
以外からは流入しない。しかもこの中心開口部1aから流
入した吸気は前述したようにエアフィルタ4で浄化され
てクリーンエアになるので、筐体内への塵埃の侵入は極
めて少なくなる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の光ディスク装置は、吸
気口から導入した外気のエアフィルタで浄化してクリー
ンエアとし、これを光ディスク担体の回転中心が置かれ
る位置の近傍へ導き、光ディスク担体ディスク面の外方
延長面と交わる位置の近傍に設けた排気口あるいは排気
間隙又はその両方から排出するようにし、且つシャッタ
を閉じた状態では前記吸気口、排気口、排気間隙以外は
内外の通気を遮断するようにしたことによって、光ディ
スク担体が実装されて回転するときに筐体内への塵埃の
侵入を極力防止することができ、これによって記録・再
生時の塵埃によるエラーの発生を少なくすることができ
るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスク装置の実施例の構成図、第
2図はスピンドルモータの構造の説明図である。 1……外装パネル、1a……中心開口部、1b……スリッ
ト、2……スピンドルモータ、3……光ディスク担体、
4……エアフィルタ、5……シャッタ、8……光学ヘッ
ド、11……外装ベースパネル、21……ハウジング、21a
……通気孔、22……モータ軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内へ外気を導入する吸気口と、吸気を
    浄化するエアフィルタとが光ディスク担体の回転中心軸
    の延長線と交わる位置に配置され、浄化した吸気を光デ
    ィスク担体の回転中心が置かれる位置の近傍へ導く誘導
    流路とを有するとともに、光ディスク担体を装着した時
    の該ディスク面の外方延長面と交わる位置の近傍に排気
    口又は/および排気間隙を有し、シャッタを閉じた状態
    では前記吸気口、排気口、排気間隙以外は通気遮断の構
    造であることを特徴とする光ディスク装置。
JP63163760A 1988-06-30 1988-06-30 光ディスク装置 Expired - Lifetime JP2646677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63163760A JP2646677B2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63163760A JP2646677B2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 光ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0214483A JPH0214483A (ja) 1990-01-18
JP2646677B2 true JP2646677B2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=15780183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63163760A Expired - Lifetime JP2646677B2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2646677B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5255256A (en) * 1992-01-07 1993-10-19 International Business Machines Corporation Optical data storage system with reduced particle contamination
US5200945A (en) * 1992-01-07 1993-04-06 International Business Machines Corporation Optical data storage system with airflow defecting member

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61224190A (ja) * 1985-03-29 1986-10-04 Canon Inc 情報記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0214483A (ja) 1990-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4489356A (en) Enclosed disk drive with improved air filtration system
CA1059622A (en) Thermally stabilized enclosure for magnetic disk
US3740735A (en) Air circulation apparatus
JPS6316838B2 (ja)
JP2668840B2 (ja) 磁気ディスク・アセンブリ及びその空気濾過装置
CN111648981A (zh) 具有多风路切换功能的风机
JP2646677B2 (ja) 光ディスク装置
CN212899015U (zh) 具有多风路切换功能的风机
US7295398B2 (en) High speed cleanup of removable storage device
JPH08315564A (ja) ディスクメモリ装置
JP2006108324A (ja) 電子装置
JPH10162548A (ja) 磁気ディスク装置
JPS6334160Y2 (ja)
JPH0498671A (ja) 情報記録再生ディスク装置
JPS5972680A (ja) 磁気ディスク装置
JPS6079579A (ja) 磁気デイスク記録装置
JPS62271285A (ja) 磁気デイスク装置
WO2006087647A2 (en) Optical disk drive unit having a cooling device
JP2007323748A (ja) ディスク駆動装置
JPS59218682A (ja) 磁気デイスク装置
JPH04141871A (ja) ディスク装置のコイル冷却構造
JPH07296577A (ja) 磁気ディスク装置
JPH06111558A (ja) 光ディスク装置
JPS62298074A (ja) 光デイスク装置
JPS634468A (ja) 磁気デイスク装置