JP2646336B2 - 手動操作バルブのハンドル機構 - Google Patents

手動操作バルブのハンドル機構

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JP2646336B2
JP2646336B2 JP19897494A JP19897494A JP2646336B2 JP 2646336 B2 JP2646336 B2 JP 2646336B2 JP 19897494 A JP19897494 A JP 19897494A JP 19897494 A JP19897494 A JP 19897494A JP 2646336 B2 JP2646336 B2 JP 2646336B2
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秀則 前馬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に金属イオンの混入
をきらう半導体製造工程などに用いられる化学薬品や純
水の配管に好適な手動式バルブのハンドル機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体製造や化学工業分野にお
いて、腐食性の強い化学薬品や高純水を配管を通じて移
送する場合、そこに使われるバルブは耐腐食性などに優
れた合成樹脂製のものであり、機械や電磁操作により開
閉する構造以外にも手動操作式のものも多く用いられて
いる。
【0003】図5はその手動操作バルブの一従来例を示
している。同図の手動操作バルブはボディa、弁座b、
弁体c、シャフトdなど主要構成部材が樹脂製であり、
弁座bがボディaの下部側に一体に設けられた流通路e
に位置し、この弁座bに対してシャフトdの下端に設け
られたダイヤフラムなどからなる弁体cを開閉する構造
である。この場合、シャフトdは中間部分に形成した雄
ねじfをボディa側の雌ねじgに噛み合わせた状態で、
上端のハンドルhを回動操作することにより、流通路e
を通る流体を開閉制御する。なお、ボディaにはリッド
jが一体に組み付けられていて、シャフトdの上端側が
そのリッドjに設けられた挿通孔を通って外部に突出し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の手
動操作バルブの内、弁体cに直結されたシャフトdの一
端部分を利用して回動操作するハンドルでは、バルブを
全開する場合、ハンドルhをシャフトdの突出する方向
へ回動操作して、雄ねじfを形成している径大部がリッ
ドjの内壁に当接した時点で回動を止めることとなる。
しかし、このようなハンドルhの回動操作においては、
雄ねじfを形成している径大部がリッドj内壁に当接し
た状態になっているのにもかかわらず、ハンドルhを更
に同方向に廻すとリッドj等のボディa側が金属製の場
合は手の力でそれ以上廻らないものの、樹脂製であると
ねじの螺合状態を損ねるばかりでなく、リッドj等のボ
ディa側にクラックを生じて破損することもあった。こ
れは、一般的に化学薬品を取り扱う場合に厚手のゴム手
袋を使用しており、作業者がゴム手袋を介してハンドル
hを回動操作するので、不用意に大きな力が加わり易い
ことに起因すると考えられ、しかもバルブ全開状態は作
業者の手感触ないしは勘で判断しており、手袋を使用し
ているとその感覚がずれてしまうことなども要因とな
る。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記問題を解消
するもので、安全性に優れると共に操作性を向上した手
動式バルブの開閉ハンドル機構を提供することにある。
さらに、他の目的は、以下に説明する内容の中で順次明
らかにして行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明の要
部である、樹脂製ボディ内に配置された弁体に対して直
結されたシャフトの一端部分を利用して回動操作するこ
とにより、ボディの流体通路ないしはボディに結合した
管内を通る流体を制御する手動式バルブのハンドル機構
において、前記シャフトが弁体に直結した下部シャフト
と、下部シャフト側に雄ねじを形成した上部シャフトと
に二分割されており、前記下部シャフトがボディ内の軸
方向に移動自在に配置されると共に、第1付勢手段の付
勢力により弁体の開方向へ移動配置され、かつ弁体の全
開状態で下部シャフトの外周部に設けられた突起部をボ
ディ側に設けられた係止部に当ててその移動を規制され
る一方、前記上部シャフトが前記弁体の全開状態以降に
あって空転自在となり、この空転状態から一方向へ回動
操作されることによりその雄ねじをボディ側に設けられ
た雌ねじに螺入しつつ下部シャフト側へ移動を開始し、
かつこの移動開始した後に前記第1付勢手段の付勢圧に
抗して下部シャフトを弁体の閉方向へ押し込め移動する
ようにした。
【0007】以上の本発明では、以下のように構成する
ことがより好ましい。第1に、前記ボディに空転自在に
組み付けられて、前記上部シャフトを一体に回動操作可
能なカバー部材を有していることである。第2に、前記
上部シャフトが、第2付勢手段の付勢力により下部シャ
フト側へ付勢されて、上部シャフトの空転状態にあると
きにその雄ねじをボディ側の雌ねじに接する状態に保持
されていることである。
【0008】
【作用】以上の本発明によれば、バルブを閉じる場合
は、上部シャフト(カバー部材を有するときはそれ)を
空転状態からねじ嵌合状態に回動操作する。つまり、上
部シャフトは一方向に回動操作されることにより、その
雄ねじをボディ側に設けられた雌ねじに螺入しながら下
部シャフト側へ移動を開始する。そして、この螺入状態
での移動が開始された後に、上部シャフトは下部シャフ
トに当たり、第1付勢手段の付勢圧に抗してさらに螺入
されつつ下部シャフトを押し込め移動する。その結果、
弁体は下部シャフトを介して弁座に密接されて閉じる。
逆に、バルブを開ける場合は、上部シャフト(カバー部
材を有するときはそれ)を逆向きに回動操作する。上部
シャフトは、この回動操作によりねじの噛み合いを介し
て下部シャフトから離れる方向へ移動される。この移動
過程においては、先ず、下部シャフトが第1付勢手段で
付勢されているので弁体の全開状態に至るまで連動して
移動された後、前記突起部がボディ側の係止部に当接し
てその移動を停止する。この状態からは上部シャフトが
ねじの噛み合いを介して移動し下部シャフトから離れ
る。上部シャフトは下部シャフトから離れた後、少しす
ると前記ねじの噛み合いが解放されて空転状態となる。
このように、上部シャフトは空転状態を形成することに
より、ボディ側に不要な力が加わることを防止し、ま
た、手で操作している人に対して開状態になったことを
感覚的に分かるようにして的確な操作を可能にするので
ある。
【0009】
【実施例】図1から図4は本発明を適用した実施例を示
し、図1は装置構成の概略をバルブの閉状態で示す断面
図、図2はボディに組み付けられるカバー部材および上
部シャフトを下側から見た図、図3はバルブの開状態で
示す断面図である。なお、図1は図2のA−A線方向で
の断面に相当し、図3は図2のB−B線方向での断面に
相当している。図の手動操作バルブは、ボディ1,弁体
3,カバー部材4,シャフト5等の構成部品が共に耐腐
食性ないしは耐薬品性に優れたふっ素樹脂等の合成樹脂
製からなり、ボディ1内の弁体3に対して直結されたシ
ャフト5の一端部分を利用して回動操作することによ
り、バルブ1の開閉を行なう点で従来と同じくしてい
る。異なる構成は、シャフト5が弁体3に直結した下部
シャフト6と、雄ねじ部71を一部に形成した上部シャ
フト7とに二分割されている点、ボディ1に空転自在に
組み付けられて上部シャフト7を一体に回動操作可能な
カバー部材4を有している点、第1付勢手段であるスプ
リング2Aおよび第2付勢手段であるスプリング2B等
を有している点であり、以下、これら要部について詳述
する。
【0010】ボディ1は、内部にシャフト挿通孔11を
形成し、上部側にあって一段径小に形成されている外周
部12および周回溝13に対しカバー部材4が空転自在
に組み付けられると共に、下部側に管部8を一体に結合
している。管部8はその両側に形成している接続用ねじ
部81を介して配管側に接続される。管内の中間部には
弁座82が突出形成されていて、この弁座82に対して
弁体3を開閉作動する。弁体3はダイヤフラムであり、
中心部の取付部31が下部シャフト6の端面部に設けら
れた凹所に結合される一方、その周囲部32がボディ1
と管体8との間に固定状態に挟持されている。シャフト
挿通孔11は、下から上側に沿って係止部14を形成し
ている孔部分、最径小孔部分、スプリング2Aの下端部
を収納配置するための周回溝15を形成している最径大
孔部分を有し、また、前記最径大孔部分の略中間位置に
雌ねじ16を形成している。なお、符号9Aはボデイ1
側に結合されたベースプレートであり、符号9Bはoリ
ング等のシール部材である。
【0011】下部シャフト6は、シャフト挿通孔11に
移動自在に配置されると共に、軸下側に突起部61を持
ち、この突起部61がシャフト挿通孔11の係止部14
に当接することにより上側移動が規制される。また、下
部シャフト6は、軸上側が2重の段差に形成されその最
径大部段差端面62と、シャフト挿通孔11の周回溝1
5との間に圧縮した状態で配置されたスプリング2Aを
有し、このスプリング2Aのばね圧により通常は図3に
示す如く突起部61が係止部14に当接するまで上方へ
移動されている。
【0012】上部シャフト7は、下から上側に沿って雄
ねじ71を形成している径大部分、断面略楕円状に形成
された楕円部分72、径小軸部分73からなり、雄ねじ
71側の端面中央に形成された当接用突起74を有して
いる。そして、上部シャフト7はカバー部材4にはめ込
まれた後、ボディ1側に組み付けられる。
【0013】カバー部材4は、図1から図3に示す如く
略中間部から下側が6個のスリット41により分割さ
れ、かつ下端内壁に係止突起42を持つ複数の片部43
に形成されており、各片部43を拡径しながらボディ1
側の外周部12にはめ込まれて、ボディ1側に対し係止
突起42が周回溝13に嵌合した状態で空転自在に組み
付けられる。また、カバー部材4の内部にあって、各片
部43の上側には挿通孔44および貫通孔45が設けら
れると共に、挿通孔44を横切る径方向には図1,図2
に表れる如く長細い断面楕円状の嵌合孔46が形成され
ている。嵌合孔46には、上部シャフト7の径小軸部分
73にスプリング2Bを巻き付けた状態で、楕円部分7
2がスプリング2Bのばね圧に抗しながら嵌合される。
そして、この状態からボディ1側に組み付けられるので
ある。
【0014】この場合は、図3の如くカバー部材4がボ
ディ1に対し周回溝13と係止突起42との嵌合、嵌合
孔46と上部シャフト7の楕円部分72との嵌合によ
り、上部シャフト7と一体に空転自在に組み込まれる。
また、上部シャフト7は、径小軸部分73に巻き付けた
スプリング2Bのばね圧により下方向に移動されて、下
部シャフト6の上端面に対し隙間Lを保ってその突起7
4を対抗位置している(図4(イ)を参照)。なお、第
2付勢手段であるスプリング2Bは、第1付勢手段であ
るスプリング2Aよりもばね圧が小さなものが用いられ
ている。
【0015】次に、以上の手動式バルブのハンドル動作
を、図4(イ),(ロ)を含めて参考しつつ説明する。
図4(イ)は図3における上部シャフト7と下部シャフ
ト6との対抗部分を拡大した図、同(ロ)は上部シャフ
ト7が螺入を開始した後に下部シャフト6に当接した状
態を示している。なお、上部シャフト7は、空転自在な
状態において、スプリング2Bにより常時、下部シャフ
ト6側へ押されており、図4(イ)の如く雄ねじ71が
ボディ1側の雌ねじ16に軽く当接した状態に保持され
ている。この状態では上部シャフト7と下部シャフト6
との間に隙間Lが形成されている。先ず、図3のバルブ
開状態からバルブを閉じる場合はカバー部材4を手で決
められた一方向へ回動操作すると、上部シャフト7がカ
バー部材4と一体に回動される。すると、雄ねじ71は
図4(イ)の如く雌ねじ16に軽く当接した状態になっ
ているので、ねじの噛み合いがスムースに行なわれて螺
入が開始される。また、この螺入が進むとまもなく、上
部シャフト7の下部突起74が下部シャフト6の上端面
に当接して図4(ロ)の状態となる。図4(イ)から
(ロ)の間の螺入過程ではスプリング2Aの付勢力を受
けずに行なわれるので、ねじの噛み合いを直ちに形成
し、かつ弱い力で回動操作可能となるのである。そし
て、前記回動操作をさらに行なうと、上部シャフト7の
雄ねじ71がボディ1側の雌ねじ16に螺入しつつ、図
4(ロ)の状態から下部シャフト6を下方向へさらに押
圧移動する。下部シャフト6の移動時にはスプリング2
Aのばね圧を受けることは勿論である。そして、図1に
示すように、下部シャフト6の移動により弁体3が弁座
82に密接すると、バルブが閉じられた状態に保持され
るのである。
【0016】逆に、バルブを開ける場合には上部シャフ
ト7を閉じるときと逆向きにカバー部材4を回動操作す
る。すると、上部シャフト7がねじの噛み合いを介して
上方へ移動される。この移動過程を詳述すると、先ず、
下部シャフト6がスプリング2Aにより付勢されている
ので弁体3の全開状態に至るまで連動して移動された
後、突起部61が係止部14に当接してその移動を停止
する。この状態からは上部シャフト7はねじの噛み合い
を介してさらに移動し、下部シャフト6から離れる。上
部シャフト7が下部シャフト6から離れた後、少しする
とねじの噛み合いが解放されて図4(イ)の如く、空転
自在の状態に保たれる。このように、上部シャフト7が
空転状態を形成することにより、従来の如くボディ1側
に不要な力が加わることがなくなって安全性を向上で
き、また、手で操作している人は開状態になったことが
感覚的に分かるので的確に操作できるのである。また、
カバー部材7は、ボディ1側に空転自在に組み付けられ
ているので、回動操作時の安定化が得られ、またボディ
1を簡素化することも容易になる。しかも、下部シャフ
ト6は、突起部61を持ち、これをボディ1側の係止部
14に当ててその上移動を規制されるようになっている
ので、前述した隙間Lが形成可能になり、さらにねじの
噛み合いが解放され、カバー部材4の空転時における抵
抗を少なくできる。そして、これに加え、スプリング2
Bの存在により両シャフト6,7の隙間Lを保った状態
で、バルブを閉じる際に上部シャフト7の螺入がスプリ
ング2Aの抵抗を受ける前に直ちに開始できるのであ
る。
【0017】なお、本発明は、実施例のバルブ構造に限
られるものではなく、手動操作バルブの内、主要構成部
材が樹脂製のものであれば一般に適用できるものであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
バルブを開ける場合には上部シャフトを閉じるときと逆
向きに回動操作すると、上部シャフトがねじの噛み合い
を介して下部シャフトから離れる方向へ移動された後、
ねじの噛み合いが解放されて空転され、同時に弁体が下
部シャフトを介して弁座から離れて開状態になる。この
ように、上部シャフトが空転状態を形成することによ
り、従来構造に対し、ボディ側に不要な力が加わること
がなくなって安全性を向上でき、手で操作している人は
開状態になったことが感覚的に分かるので的確に操作で
きる。また、バルブを閉じる場合には、上部シャフトを
空転状態から一方向へ回動操作すると、上部シャフトが
その雄ねじをボディ側の雌ねじに螺入しながら下部シャ
フト側へ移動を開始し、この移動が開始された後に上部
シャフトが下部シャフトに当たり、第1付勢手段の付勢
圧に抗してさらに螺入されつつ下部シャフトを押し込め
移動するので、ねじの噛み合い状態が空転状態からスム
ース、かつ弱い力で得ることができる。
【0019】しかも、ボディは空転自在に組み付けられ
て、上部シャフトを一体に回動操作可能なカバー部材を
備えることにより、操作部の安定化、ボディの簡素化な
どが可能になる。また、上部シャフトは、第2付勢手段
の付勢力によって下部シャフト側へ付勢され、空転状態
にあるときにその雄ねじをボディ側の雌ねじに接する状
態に保持されることにより、空転状態からねじの噛み合
いを直ちに得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した装置構成の概略をバルブの閉
状態で示す断面図である。
【図2】前記装置構成のボディに組み付けられるカバー
部材等を下側から見た図である。
【図3】本発明を適用した装置構成の概略をバルブの開
状態で示す断面図である。
【図4】図3における上下シャフト部間の隙間を示す拡
大断面図である。
【図5】従来の手動操作バルブの装置構成例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂製ボディ 3 弁体 4 カバー部材 5 シャフト 6 下部シャフト 7 上部シャフト 2A 第1付勢手段 2B 第2付勢手段 14 係止部 16 雌ねじ 61 突起部 71 雄ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一木 貢 茨城県勝田市東石川2336 有限会社エ ム・アイテクノ内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製ボディ内に配置された弁体に対し
    て直結されたシャフトの一端部分を利用して回動操作す
    ることにより、前記ボディの流体通路ないしはボディに
    結合した管内を通る流体を開閉制御する手動式バルブの
    ハンドル機構において、 前記シャフトが弁体に直結した下部シャフトと、下部シ
    ャフト側に雄ねじを形成した上部シャフトとに二分割さ
    れており、 前記下部シャフトがボディ内の軸方向に移動自在に配置
    されると共に、第1付勢手段の付勢力により弁体の開方
    向へ移動配置され、かつ弁体の全開状態で下部シャフト
    の外周部に設けられた突起部をボディ側に設けられた係
    止部に当ててその移動を規制される一方、 前記上部シャフトが前記弁体の全開状態以降にあって空
    転自在となり、この空転状態から一方向へ回動操作され
    ることによりその雄ねじをボディ側に設けられた雌ねじ
    に螺入しつつ下部シャフト側へ移動を開始し、かつこの
    移動開始した後に前記第1付勢手段の付勢圧に抗して下
    部シャフトを弁体の閉方向へ押し込め移動することを特
    徴とする手動式バルブのハンドル機構。
  2. 【請求項2】 前記ボディに空転自在に組み付けられ
    て、前記上部シャフトを一体に回動操作可能なカバー部
    材を有している請求項1記載の手動式バルブのハンドル
    機構。
  3. 【請求項3】 前記上部シャフトが、第2付勢手段の付
    勢力により下部シャフト側へ付勢されて、上部シャフト
    の空転状態にあるときにその雄ねじをボディ側の雌ねじ
    に接する状態に保持されている請求項1または2記載の
    手動式バルブのハンドル機構。
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