JPH11311356A - プラスチック製電動式バルブ - Google Patents

プラスチック製電動式バルブ

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JPH11311356A
JPH11311356A JP11517298A JP11517298A JPH11311356A JP H11311356 A JPH11311356 A JP H11311356A JP 11517298 A JP11517298 A JP 11517298A JP 11517298 A JP11517298 A JP 11517298A JP H11311356 A JPH11311356 A JP H11311356A
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JP
Japan
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valve
connector
casing
shaft
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11517298A
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English (en)
Inventor
Toru Ando
徹 安藤
Yoshimitsu Watanabe
祥光 渡辺
Akira Kuroki
亮 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd filed Critical Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで軽量で開度表示装置が装着され
耐食性に優れたプラスチック製電動式バルブの提供。 【解決手段】 アクチュエータ1のモーター4により正
逆回転されるようケーシング2内に軸支されたコネクタ
ー11が、弁体回転式バルブ26の弁軸30と係合する
よう構成されている。コネクター11に設けられたリミ
ットスイッチ押さえ15がケーシング内に配設されたリ
ミットスイッチ21,22と接触することによりコネク
ター11の正逆回転が停止される。コネクター11の周
側面には開度表示色帯17が設けられ、ケーシング周側
部の前記開度表示色帯17の回転範囲に対応した位置
に、開度表示窓25が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック製電
動式バルブに関するものであり、さらに詳しくは、小口
径の電動式バルブに特に好適な、コンパクトで軽量であ
り且つ開度表示装置が装着されたプラスチック製電動式
バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエアー式あるいは電動式自動バル
ブは、化学薬品、食品、製鉄、半導体などの各種産業の
配管ラインに好適に使用されており、種々の形状を有す
るアクチェータと各種バルブの組み合わせから形成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の自動バルブにおいては、アクチェータ部(特にケー
シング)は鋳鉄などの金属で形成されているものがほと
んどで、全体重量が大きくなり、また、アクチェータ部
も大型のものが多く、特に小口径のバルブ本体への取り
付け、取り外しにおいては時間がかかるなどの問題点が
あった。また、小口径の自動バルブにおいては、アクチ
ェータのケーシングに開度表示装置を組み込むことは困
難であるという問題点もあった。
【0004】本発明は、以上のような従来技術の問題点
に鑑みなされたもので、その目的は、コンパクトで軽量
であり、開度表示装置が装着され、また、耐食性に優れ
たプラスチック製電動式バルブを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、特に小口
径の電動式バルブがよりコンパクトで、重量が小さく取
り扱いが容易となり、開度表示装置が組み込まれ、且
つ、耐食性に優れたものにできないか種々研究を重ねた
結果、本発明を成すに至った。
【0006】すなわち、本発明の構成は図1及び図2に
基づけば、アクチュエータ1のモーター4により正逆回
転させられるようにしてケーシング内に軸支されたコネ
クター11が弁体回転式バルブ26の弁軸30と係合す
るように構成されたプラスチック製電動式バルブにおい
て、コネクター11に設けられたリミットスイッチ押さ
え15がケーシング内に配置されたリミットスイッチ2
1,22と接触することによりコネクター11の正、逆
回転が停止され、また、コネクター11の周側面には開
度表示色帯17が設けられ、開度表示色帯17が回転す
る範囲内に対応したケーシングの周側部の任意の位置に
開度表示窓25が設けられていることを第一の特徴とす
るものである。
【0007】また、コネクター11がモーター軸の歯車
5とコネクター11に連結された軸付き歯車7とを介し
てモーター4に連結されていることを第二の特徴とする
ものであり、バルブがボールバルブ、バタフライバル
ブ、コックであることを第三の特徴とするものである。
【0008】本発明に使用されるプラスチックとして
は、ケーシングの蓋体に塩化ビニル系樹脂、ポリプロピ
レン、又は、ガラス繊維入りポリプロピレンなどが、ケ
ーシング本体にABS樹脂、ポリプロピレンなどが、ま
たバルブの弁本体、弁体、スピンドルに塩化ビニル系樹
脂、ポリプロピレン、ポリ弗化ビニリデンなどが、各々
強度や耐食性の観点から好適なものとして挙げられる
が、用途に応じ適宜選択でき特に限定されない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づき
本発明の実施の形態を説明するが、本発明が本実施例に
限定されないことは言うまでもない。図1及び図2は塩
化ビニル樹脂などのプラスチックからなる電動式ボール
バルブの縦断面図及びその分解斜視図である。
【0010】図において、2及び3はアクチェータ1の
ケーシングを構成する筒状のケーシング本体と蓋体であ
り、蓋体3はケーシング本体2の上部にO−リングを介
して螺合により固定されている。
【0011】4は、ケーシング本体2の上端部に固定さ
れている円盤状のモーターベース6に固定されたモータ
ーであり、モーター軸のモーターベース6の下側位置に
は歯車5が固定されている。7は、略90度角の歯が設
けられた扇状の軸付き歯車であり、歯部分が形成する円
弧の中心部に軸8が設けられている。歯車7はモーター
軸の歯車5と係合し、また、軸8の上端部は、モーター
ベース6に装着された軸受けメタル9に嵌合され軸支さ
れている。軸8の下方部には、直径巾の条溝10が軸方
向に設けられている。
【0012】11はコネクターであり、上端面の中央に
は軸付き歯車7の軸8が嵌合される円孔12が設けら
れ、さらに、円孔12の直径方向には拡径された断面四
角形の条溝13が設けられている。軸付き歯車7は、そ
の軸8の条溝10にコネクターピン14を嵌合させ、軸
8をコネクター11の円孔12に、また、コネクターピ
ン14を同条溝13に嵌合させることによりコネクター
11に回動できないように連結されている。コネクター
11の上端面の周縁部には円弧状に突出したリミットス
イッチ押さえ15が設けられ、又周側面の上部には環状
溝が設けられO−リング16が嵌着されており、後記ケ
ーシング本体2の接続部20との間のシール性が保持さ
れている。O−リング16の下側には開度表示色帯17
が90度方向幅に設けられている。開度表示色帯17の
設け方はシールの貼着あるいは塗装などいろいろな方法
が採用でき別に限定されない。又、径方向に相対して2
箇所設けてもよい。一例を挙げると図3に示されている
ごとく、長方形状のシールの中央部に斜線を引き、右側
は開状態を示す緑色、左側は閉状態を示す赤色に着色し
たものなどがある。又、コネクター11の下端面中央部
には軸方向に後記ボールバルブ26の弁軸30が嵌合さ
れる嵌合用孔18が設けられている。(図4参照)
【0013】ケーシング本体2は、上部の拡径部19と
それより径が小さく設けられた接続部20からなってい
る。接続部20は中空円筒状になっており、上側から前
記コネクター11が嵌合されている。コネクター11の
上端部の周りには、すなわちケーシング本体2の拡径部
19の底部に位置する所にはコネクター11の径方向の
位置に相対して且つコネクター11のマイクロスイッチ
押さえ15と接触できる位置に開限検知及び閉限検知の
各々のリミットスイッチ21,22が固定されている。
拡径部19の周側面には、モーター4及びリミットスイ
ッチ21,22に接続される配線(図示せず)が導入さ
れる穴23が設けられており、配線を内包したチューブ
がSCロック24等を穴23に螺合させることにより固
定されている。また、接続部20の周側面には、コネク
ター11の開度表示色帯17が回転する範囲内に対応し
た任意の位置に、すなわち、全開状態及び全閉状態が確
認できる位置に開度表示窓25が貫通して設けられてい
る。開度表示色帯17が2箇所設けられている場合は、
それに対応して開度表示窓を2箇所設けてもよい。
【0014】27はボールバルブ26の本体であり、上
部には、弁室内に配置されたボール28と係合している
弁軸30を支承している首部29が設けられ、その上端
部にはトップフランジ31が設けられている。前記ケー
シング本体2の接続部20はボールバルブ26のトップ
フランジ31にネジ止め等で固定されている。また、ボ
ールバルブ26の弁軸30の上端部は前記コネクター1
1の下端面に設けられた係合用孔18に嵌合されてい
る。
【0015】以下、図6及び図7に示す回路図に基づ
き、本実施例の電動式ボールバルブの作動について説明
する。 〔弁開状態から弁閉状態への切り替え作動〕図1の状態
すなわちボールバルブが開状態において、図6における
開閉操作外部電気回路中の切り替えスイッチを開側から
閉側に切り替えるとモーター4は回転を始め、歯車5、
軸付き歯車7、コネクターピン14、コネクター11、
弁軸30へと回転が伝達されて、ボールバルブ26は閉
状態へと作動を始める。弁軸30が閉方向へ90度回転
すると、コネクター11に設けられているリミットスイ
ッチ押さえ15が閉限検知リミットスイッチ22のレバ
ーを押さえるため、閉限検知リミットスイッチ22の内
部接点がNC側よりNO側へ切り替わりモーター4は停
止する。ボールバルブ26は閉状態への作動を終了し、
電気回路は図7の状態になる。この時、コネクター11
に設けられた開度表示色帯17は開度表示窓15を通し
て閉状態表示(前記の例からすれば赤色)が確認され
る。また、外部に取り付けの開度表示灯が点灯するよう
になっている。
【0016】〔弁閉状態から弁開状態への切り替え作
動〕図7の開閉操作外部電気回路中の切り換えスイッチ
を閉側から開側に切り換えるとモーター4は閉作動時と
反対方向に回転を始め、歯車5、軸付き歯車7、コネク
ターピン14、コネクター11、弁軸30へと回転が伝
達されてボールバルブ26は閉状態から開状態へ作動を
始める。弁軸30が90度回転するとコネクター11に
設けられているリミットスイッチ押さえ15が開限検知
リミットスイッチ21のレバーを押さえるため、開限検
知リミットスイッチ21の内部接点がNC側よりNO側
へ切り替わりモーター4は停止する。ボールバルブ26
は開状態への作動を終了し、電気回路は図6の状態にな
る。このとき、開度表示色帯17は開度表示窓25を通
して、開状態表示(前記の例では緑色)が確認される。
また外部に取り付けの開度表示灯が点灯する。
【0017】以上、説明したような作動により本実施例
の電動式ボールバルブの開閉が行われる。尚、本実施例
の電動式ボールバルブのアクチェータをボールバルブ2
6の首部29のトップフランジ31から取り外し、トッ
プフランジ31より上に突出している弁軸30にハンド
ルを装着すると手動式ボールバルブに切り換えることが
できるようになっている。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプラスチッ
ク製電動式バルブは非常にコンパクトで重量が小さくな
っているため、組み立てや分解が容易に行うことがで
き、場所もとらず、配管ラインへの取り付け、取り外し
も容易に行うことができる。また、開度表示装置が装着
されているため、バルブの開度状態がすぐに確認でき、
耐食性に優れたバルブになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1におけるプラスチック製電動式ボールバル
ブの分解斜視図である。
【図3】開度表示色帯の一例を示す平面図である。
【図4】図1におけるアクチェータの底面図である。
【図5】図1におけるアクチェータ本体部の斜視図であ
る。
【図6】図1におけるプラスチック製電動式ボールバル
ブが弁開状態の電気回路図である。
【図7】図1におけるプラスチック製電動式ボールバル
ブが弁閉状態の電気回路図である。
【符号の説明】
1…アクチェータ 2…ケーシング本体 3…蓋体 4…モーター 5…歯車 6…モーターベース 7…軸付き歯車 8…軸 9…軸受けメタル 10…条溝 11…コネクター 12…円孔 13…条溝 14…コネクターピン 15…リミットスイッチ押さえ 16…O−リング 17…開度表示色帯 18…係合用孔 19…拡径部 20…接続部 21…開限検知リミットスイッチ 22…閉限検知リミットスイッチ 23…穴 24…SCロック 25…開度表示窓 26…ボールバルブ 27…本体 28…ボール 29…首部 30…弁軸 31…トップフランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ本体の上部に固定されたケーシン
    グ内に軸支され回転弁体の弁軸と係合しているコネクタ
    ーが、前記ケーシングに収容されたアクチュエータによ
    り正逆回転されるよう構成されたプラスチック製電動式
    バルブにおいて、前記コネクターにリミットスイッチ押
    さえを設け、前記ケーシング内部には前記リミットスイ
    ッチ押さえと接触し前記コネクターの正逆回転を切換え
    るリミットスイッチを設け、さらに前記コネクターの周
    側面にバルブの開度表示色帯を設け、前記ケーシングの
    周側部の前記開度表示色帯の回転範囲に対応する位置に
    開度表示窓を設けたことを特徴とするプラスチック製電
    動式バルブ。
  2. 【請求項2】 コネクターが、アクチュエータのモータ
    ー軸の歯車とコネクターに連結された軸付き歯車とを介
    して、アクチュエータに連結されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のプラスチック製電動式バルブ。
  3. 【請求項3】 バルブがボールバルブ、バタフライバル
    ブ、コックであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のプラスチック製電動式バルブ。
JP11517298A 1998-04-24 1998-04-24 プラスチック製電動式バルブ Pending JPH11311356A (ja)

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