JP2645795B2 - スタックモ−ルドを備えた射出成形装置 - Google Patents

スタックモ−ルドを備えた射出成形装置

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JP2645795B2 JP5167284A JP16728493A JP2645795B2 JP 2645795 B2 JP2645795 B2 JP 2645795B2 JP 5167284 A JP5167284 A JP 5167284A JP 16728493 A JP16728493 A JP 16728493A JP 2645795 B2 JP2645795 B2 JP 2645795B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/03Injection moulding apparatus
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    • B29C45/03Injection moulding apparatus
    • B29C45/12Injection moulding apparatus using two or more fixed moulds, e.g. in tandem

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つの外側モ−ルド
部が設けてありその間にセンタ板が配置されていて、セ
ンタ板がその両側にモ−ルド部と共に中空成形キャビテ
ィーを画成し、かつセンタ板がその中に接続開口とフィ
ードダクトを有していて、ドライブクローズユニットが
設けてあり、これがモ−ルド部とセンタ板を相対的に移
動させて中空成形キャビティーの開放及び閉鎖をそれぞ
れ行う構成になっていて、さらに射出成形デバイスが接
続開口に連結可能に設けられていて、モ−ルド部とセン
タ板の相対移動時に射出成形デバイスと接続開口の連結
が維持される構成のスタックモールドを備えた射出成形
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記タイプの射出成形装置が、実開昭6
2−18418号公報に開示されている。
【0003】従来の射出成形装置におけるスタックモー
ルドは、移動可能な外側モ−ルド部とセンタ板を備えて
いるがもう一方のモ−ルド部は固定されている。可動モ
−ルド部は第1のピストンシリンダーユニットによって
移動する。可動モ−ルド部は、センタ板に回動可能に軸
支されたピニオンに係合したスパーラックを備えてい
る。固定モ−ルド部もスパーラックを備えており、これ
も又センタ板に軸支されたピニオンに係合している。こ
のギアによって、可動モ−ルド部の移動時に全スタック
モールドを引き続き閉鎖しておくことができる。なぜな
ら、センタ板はギアの作用によって可動モ−ルド部の半
分の速度で移動するからである。
【0004】従来の射出成形装置では、固定モ−ルド部
のセンタ板と反対隣りに射出成形デバイスが配置されて
いる。射出成形デバイスはキャリッジ上に配置され、従
って可動モ−ルド部及びセンタ板と同方向に移動可能で
ある。キャリッジは第2のピストンシリンダーユニット
を備えている。そのシリンダーは射出成形デバイスのキ
ャリッジにしっかりと連結されており、一方、ピストン
ロッドは固定モ−ルド部にしっかりと連結されている。
ピストンロッドのピストンは、ピストンの両側に異なる
サイズの有効面領域を有する複動式になっている。この
ように、射出成形デバイスは固定モ−ルド部と相対的に
移動可能になっている。
【0005】射出成形デバイスは、固定モ−ルド部の貫
通穴を通って伸びている細長い射出シリンダーによって
センタ板に連結されている。射出シリンダーマウスピー
スはセンタ板の入口開口に対して押圧されている。マウ
スピースに付加する圧力は第2ピストンシリンダーユニ
ットによって予め設定可能になっている。
【0006】第1ピストンシリンダーユニットが作動し
てスタックモールドが開放すると、射出成形デバイスが
センタ板の運動に合せてこれに追従するように第2ピス
トンシリンダーが適宜制御されるので、射出シリンダー
マウスピースとセンタ板の入口接続開口との接触が維持
される。
【0007】このようにスタックモールドが開放及び閉
鎖運動をしている間は、射出成形デバイスとセンタ板が
分離しない1つのユニットとなる。センタ板と射出成形
デバイスの間の必要とされる反動力、つまり一方ではセ
ンタ板からピニオン、スパーラック、可動モールド部及
び第1ピストンシリンダーユニットを経て伝わる力、他
方では射出成形デバイス、そのキャリッジ、シリンダ
ー、ピストン、ピストンロッド及び固定モールド部を経
て伝わる力は、建造ベースで支持されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の射出成形装置は
次のような欠点を有している。それは、射出成形デバイ
スマウスピースとセンタ板の間に作用する実質的な押圧
力が、前述の複雑な伝達径路を経て射出成形装置のベー
スによって支持されねばならないことである。従来装置
の他の欠点は、第2ピストンシリンダーユニットの定常
的制御と操作により固定モールド部に第2ピストンシリ
ンダーユニットを支持し、前述した装置の運動によって
射出成形デバイスを常にセンタ板に追従させなければな
らないことである。従って、スタックモールドの開放、
閉鎖のそれぞれの運動時に、第2ピストンシリンダーユ
ニット内の圧力を定常的に制御しなければならない。こ
のため、かなり複雑な制御が必要とされ、特に、常に動
作状態にあるピストンシリンダーユニットのリークによ
って誤動作が生じる恐れがある。
【0009】本発明の目的は、従来の射出成形装置の問
題点を解決し、まず、よりシンプルな構成の装置で射出
成形デバイスとセンタ板との接触を定常的に維持できる
ようにて、より望ましい反動力を与えるようにし、さら
に、ピストンシリンダーユニットを定常的に制御及び操
作する必要のない射出成形装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、2つの外側モ
−ルド部(3,7)を設け、その間にセンタ板(13,
13′)が配置されていて、センタ板(13,13′)
がその両側にモ−ルド部(3,7)と共に中空成形キャ
ビティーを画成し、センタ板(13,13′)がその中
に接続開口(27)とフィードダクト(15)を有して
おり、ドライブクローズユニット(11)を設け、これ
がモ−ルド部(3,7)とセンタ板(13,13′)を
相対的に移動させて中空成形キャビティーの開放及び閉
鎖をそれぞれ行う構成になっていて、さらに射出成形デ
バイス(29)を接続開口(27)に連結可能に設け、
モ−ルド部(3,7)とセンタ板(13)の相対移動時
に射出成形デバイス(29)と接続開口(27)の連結
が維持される構成のスタックモールド(10)を備えた
射出成形装置において、射出成形デバイス(29)がセ
ンタ板(13,13′)に直接連結されていることを特
徴とするスタックモールドを備えた射出成形装置を要旨
としている。
【0011】
【実施例】本発明の目的は、射出成形デバイスをセンタ
板に直接連結することによって達成される。こうして本
発明の課題が充分に解決される。射出成形デバイスとセ
ンタ板を機械的に直接連結することにより、射出成形装
置の動作時すなわちスタックモールドの定期的開放・閉
鎖時に、センタ板と射出成形デバイスの間に必要であっ
た作動・制御のための作動手段は必要なくなる。そし
て、一旦、射出成形装置のセットアップ時に射出成形デ
バイスをセンタ板に連結するだけで充分である。これに
よって、新しいモールドが挿入されるまでの間又は大量
のプラスチックパーツを製造した後で行う装置の標準メ
ンテナンスまでの間、両部材の相互連結が維持されるの
である。
【0012】本発明の好ましい態様によれば、射出成形
デバイスはロッド手段によってセンタ板に連結される。
【0013】このように2要素を複数のロッドで連結す
ることにより、きわめてシンプルな構成で射出成形デバ
イスとセンタ板との強固な機械的相互連結が実現可能と
なり、両部材間に必要な押圧力つまり接触力は好適な機
械的バイアスロッドによって設定されるのである。
【0014】本発明の別の態様では、ロッド手段は位置
決めシリンダーのピストンロッドとして構成される。
【0015】これによって、リモートコントロールが可
能となり、センタ板と射出成形デバイスの間の相互連結
をオートメーションで行うことができる。
【0016】しかし、他の態様ではロッド手段は複数の
ボルトとして構成できる。
【0017】これによれば、本質的に低コストでシンプ
ルな型のコネクタ(ボルト)を用いるので、実質的にコ
ストを削減できる。センタ板と射出成形デバイスの相互
連結は、モールド取換え時又は標準メンテナンス時にの
み、すなわちかなり長い時間間隔をおいて、解除される
のであるから、射出成形装置の機能上はセンタ板と射出
成形デバイスをボルトで相互連結すれば充分なのであ
る。
【0018】本発明による射出成形装置の好ましい他の
態様の1つによれば、前述した類似の従来例のように、
モールド部の1つが固定される。一方、運動学的に逆に
した他の態様では、センタ板が固定され両モールド部が
センタ板と相対的に移動するようになっている。
【0019】本発明装置のさらに他の態様においては、
センタ板がスノーケルを備えている。スノーケルは、ス
タックモールドの閉鎖時にモールド部の貫通穴を通って
伸びる構成になっていて、その端部には、射出成形デバ
イスの射出シリンダー排出口用の接続開口が設けられて
いる。
【0020】もちろん、運動学的に逆にして、スノーケ
ルを射出成形デバイスの射出シリンダーの排出端に設け
ることも可能である。その場合、スノーケルは、スタッ
クモールドの閉鎖時に1つのモールド部の貫通穴を通っ
て伸びる構成になっていて、その端部にはセンタ板の接
続開口に連結するための排出開口が設けられる。
【0021】図示例 以下、図面を参照して本発明の図示例を説明する。
【0022】図1に示す射出成形装置はスタックモール
ド10を備えている。スタックモールド10は、射出モ
−ルド部3を支持する固定モールド設定板1と、移動可
能な射出モ−ルド部7を支持する可動モールド設定板5
を有している。可動モールド設定板5は、複数のガイド
9によって固定設定板1に対して案内されていて、ドラ
イブクローズユニット11によって駆動され開放動作及
び閉鎖動作をそれぞれ行い、所用の閉鎖圧力を受けるよ
うになっている。
【0023】スタックモールド10はモ−ルド部3と7
の間に、いわゆるセンタ板(センタプラテン)13を備
えている。モ−ルド部3,7とセンタ板13はそれぞれ
成形凹所(図示せず)を有している。これらは互いに対
向していて、中空の成形キャビティを画成している。セ
ンタ板13はさらに、モ−ルド部3,7とセンタ板13
で画成された中空成形キャビティ内に溶融プラスチック
材料を供給し分配するためのフィードダクト15も備え
ている。
【0024】センタ板13は複数のガイド17に沿って
モ−ルド部3,7と相対的に移動可能であり、それ自体
公知の2:1伝達が組込まれた駆動ギアによって可動モ
ールド設定板5に連結されている。従って、可動モール
ド設定板5の開放運動及び閉鎖運動の際に、センタ板1
3は開放行程径路の半分を半分のスピードで動くことに
なる。このような駆動伝達の一例として、図面では、固
定設定板1と可動設定板5にそれぞれ結合された互いに
平行な2つのスパーラック19,21が示してあり、こ
れらはセンタ板13に軸支されたピニオン23と係合し
ている。しかしながら、伝達比が2:1の駆動伝達とし
ては別の形式のものも採用でき、例えば、当業者には周
知のウォームギアやチェーン伝達を用いることもでき
る。
【0025】センタ板13は、固定モールド設定板1に
面する側に突出したパイプ形コネクタノズルを備えてい
る。このノズルは通常スノーケル25として構成され、
スノーケル25端部の接続開口27まで伸びた中央フィ
ードダクト15′を有している。モールド設定板1及び
これに支持されている射出モ−ルド部3はそれぞれ、中
央開口28を有している。中央開口28は、スタックモ
ールド10が閉鎖状態の時に、中央開口27が固定モー
ルド設定板1の背面を越えて突出する位置まで、スノー
ケル25を収容する。
【0026】図1では、射出成形デバイス29がモール
ド設定板1の右側に配置されている。射出成形デバイス
29はそれ自体公知の射出シリンダー31を備えてい
る。射出シリンダー31はその中に、回転可能かつ軸方
向に移動可能なスクリューコンベア33を有している。
スクリューコンベア33は油圧又は電気回転駆動手段3
5によって回転して、プラスチック材料を可塑均質化す
る。一方、スクリューコンベア33を軸方向に移動する
ための油圧シリンダー37が設けられていて、それによ
って射出成形動作が行われる。射出シリンダー31は、
終端にノズルを持つコーン形マウスピース39を備えて
いる。このノズルは、スノーケル25の接続開口27内
にフィットする構成になっている。
【0027】油圧位置決めシリンダー41によって射出
成形デバイス29全体が軸方向に移動し、射出シリンダ
ー31のマウスピース39をスノーケルの接続開口27
に押圧するので、センタ板13の中央フィード通路1
5′と射出シリンダー31とのタイトなカップリングが
得られる。油圧位置決めシリンダー41のピストンロッ
ド43は固定モールド設定板1内の開口を通って案内さ
れていて、センタ板13に強固に連結されている。
【0028】油圧位置決めシリンダー41のかわりに複
数のボルトを用いて、センタ板と射出成形デバイスの間
の機械的連結を得ることも可能である。その場合ボルト
は、位置決めシリンダー41におけるピストンロッド4
3のようなロッドとして作用する。
【0029】図1で位置決めシリンダー41の右室内に
ある圧力流体の作用で射出シリンダー31がセンタ板1
3のスノーケル25に対して押圧されると、センタ板1
3と射出成形デバイス29全体は強固に結合したユニッ
トのようにふるまうので、射出成形デバイス29はセン
タ板13の開放動作及び閉鎖動作のそれぞれに追従す
る。射出成形デバイス29が前述のようにセンタ板13
にカップリングされるので、射出成形の全プロセスの
間、すなわち、中空成形キャビティーの開放・閉鎖動作
のそれぞれを含む数多くの射出サイクルの間、マウスピ
ース39が接続開口27に確実にカップリングされるの
である。
【0030】位置決めシリンダー41の押圧力は、複数
のピストンロッド43を経て射出成形デバイス29とセ
ンタ板13の間に直接作用する。従って、2つの外側モ
−ルド部1,3又は5,7とセンタ板13の間の閉鎖力
は、必ずしも同等には配分されない。
【0031】図2は幾分か変形した実施例を詳細に示し
ている。この実施例では、固定設定板1とモ−ルド部3
の中央穴28を通って伸びているスノーケル25′又は
接続ノズルが、センタ板13に関係づけられておらず、
かわりに、それがマウスピース39の延長部となるよう
に構成されている。この実施例でセンタ板13はスノー
ケルを持たず、そのかわりに接続開口27′が形成され
ているだけである。接続開口27′は、印加される圧力
によってスノーケル25′の前端に連結される。
【0032】このようにして、センタ板13内のフィー
ドダクト15の長さが本質的に削減されるので、色を変
えたり材料を変えたりする時にセンタ板13のフィード
ダクト15内に残留する材料の量が本質的に少なくな
る。従って、センタ板13内のフィードダクト15の清
掃が簡単になる。スノーケル25の中央ボア内に残留す
る全材料は、射出シリンダー31をセンタ板13から引
離した後で、フリースペースに放出するだけでよい。材
料のロスはこのようにして削減され、色や材料を変えた
時に残存する材料が次に行われる射出プロセスに影響す
るリスクは飛躍的に小さくなる。
【0033】図3に示す射出成形装置の実施例は、次の
点で図1の実施例と違っている。すなわち、符号13′
で示してあるセンタ板が移動可能ではなく、図3で図式
的に示したように建造ベース45によって固定されてい
るのである。モ−ルド部3及び7が取付けてあってセン
タ板13′の両側に配置された2枚の設定板1及び5
は、反対に動くように構成されている。両者は、センタ
板13′に軸支されたピニオン23に係合するスパーラ
ック19,21によって往復運動をするように厳格に連
結されている。
【0034】ドライブクローズユニット11のピストン
11aが図3で右手向きの力を設定板5に付加してモ−
ルド部7をセンタ板13′に対して押圧すると、モ−ル
ド部3を有するモールド設定板1には左手向きの同じ大
きさの力が作用する。モールド設定板1と5の運動は歯
付き伝達手段19,21,23によって同期していて、
固定センタ板13′に対して正確な往復運動となる。言
うまでもなく、別の駆動機構を用いてモールド設定板
1,5を駆動し、固定センタ板13′と相対的な開放及
び閉鎖往復運動を行わせることも可能である。
【0035】図1の実施例では、射出成形デバイス29
が移動可能に構成されていて、例えば位置決めシリンダ
ーによってこれを移動し、射出シリンダー31のマウス
ピース39をセンタ板13に設けたスノーケル25の開
口27にカップリングさせることが可能である。図2に
示す変形例ではセンタ板13がスノーケル25を有して
いないが、そのかわり射出シリンダー31のマウスピー
ス39にスノーケルが設けられている。
【0036】図3の実施例では、位置決めシリンダー4
1がセンタ板に強固に結合されている。位置決めシリン
ダー41のピストンロッド側に位置する動作室に圧力流
体が流入すると、射出成形デバイス29全体がセンタ板
13′のスノーケル25に対して押圧され、射出成形デ
バイス29とセンタ板13′が強固に固定されたユニッ
トのようにふるまう。スノーケル25の長さは、射出シ
リンダー31が連結した時に、モ−ルド部3を有するモ
ールド設定板1が開放運動及び閉鎖運動をそれぞれ行え
るだけの充分なスペースが確保されるように設定する。
【0037】従って、この実施例でも、射出シリンダー
31はその後で続けて行う射出サイクルの間も常にセン
タ板に連結しており、射出サイクル毎に連結を解除して
再連結する必要はない。位置決めシリンダー41のピス
トンロッド43を固定センタ板13′に強固に連結する
かわりに、別の固定ストップにしっかり連結するように
してもよく、その場合にはピストンロッド43をモール
ド設定板1を通して伸ばす必要はない。
【0038】図4(a)と(b)は図1の変形例を示し
ている。図1の射出成形装置を必要なら従来装置のよう
に構成して、射出サイクル毎に射出シリンダー31を連
結及び再連結させることも可能である。
【0039】このようにするため、図4(a)では、プ
ルロッドとして作用する各ピストンロッド43と図1で
は射出成形デバイス29の位置決めシリンダー41に連
結しているセンタ板13が分割されているのである。す
なわち、例えばねじ付ピン47で、分離可能にピストン
ロッド43に連結された延長ロッド43′が設けられて
いるのである。延長ロッド43′は、固定モールド設定
板1の貫通穴49を通ってセンタ板13まで伸び、例え
ば同様のねじ付ピン51によって、強固にしかし分離可
能にセンタ板に連結されている。図4(a)の実施例で
は、図1の射出成形装置は図1に関して説明したように
して動作可能である。
【0040】図4(b)に示すように、延長ロッド4
3′を省略して、かわりにフランジ53を設けてもよ
い。フランジ53は内ねじ付のボアを有し、その中にピ
ストンロッド43のねじ付ピン47がねじ込まれてい
る。フランジ53は固定モールド設定板1にボルトで取
付け可能であり、従って、図1の射出成形装置の位置決
めシリンダー41は固定ストップとしての固定モールド
設定板1に連結されることになる。
【0041】図4の変形例では延長ロッド43′がピス
トンロッド43と同一面上になくそれに対して転置され
ていてもよい。そのためには、フランジ53(図4
(b)参照)のかわりに例えば図4のねじ付ボルト47
によって両ピストンロッド(図1参照)に連結された横
断部材を設ける。その場合延長ロッド43′は、ピスト
ンロッド43の反対側でこの横断部材に連結され、ピス
トンロッド43に対してはオフセットの状態となってセ
ンタ板13に連結されるのである。
【0042】図示しないが、さらに他の変形も可能であ
る。例えば、装置の両モールド設定板1,5とセンタ板
13が移動可能であって、適当な固定手段によってセン
タ板13又はノズル側に方向づけられたモールド設定板
1が固定されるようにしてもよい。又、射出成形デバイ
ス29の位置決めシリンダーが、例えば図4の説明で述
べたように、ノズル側に方向づけられたモールド設定板
1又はセンタ板13に連結されていてもよい。そのよう
な構成にして、位置決め手段を固定モールド設定板に作
用させれば、射出サイクル毎に射出シリンダーが可動セ
ンタ板に連結されそして連結解除される構成の従来の射
出成形装置を、図1又は2に示すような装置に変えるこ
とができる。すなわち、センタ板及び常に接合される射
出成形デバイスが共に移動可能となるか、又は、共通の
固定ユニットになるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の射出成形装置を図式的に
示す断面図。
【図2】他の実施例の部分詳細図。
【図3】図1の実施例に似ている本発明の第2実施例の
射出成形装置を図式的に示す断面図。
【図4】図1の実施例の変形例を示す部分詳細図。
【符号の説明】
3,7 モ−ルド部 10 スタックモールド 11 ドライブクローズユニット 13,13′ センタ板 15 フィールドダクト 25,25′ スノーケル 27,27′ 接続開口 29 射出成形デバイス 31 射出シリンダー 41 位置決めシリンダー 43 ピストンロッド 49 貫通穴

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの外側モ−ルド部(3,7)を設
    け、その間にセンタ板(13,13′)が配置されてい
    て、センタ板(13,13′)がその両側にモ−ルド部
    (3,7)と共に中空成形キャビティーを画成し、セン
    タ板(13,13′)がその中に接続開口(27)とフ
    ィードダクト(15)を有しており、ドライブクローズ
    ユニット(11)を設け、これがモ−ルド部(3,7)
    とセンタ板(13,13′)を相対的に移動させて中空
    成形キャビティーの開放及び閉鎖をそれぞれ行う構成に
    なっていて、さらに射出成形デバイス(29)を接続開
    口(27)に連結可能に設け、モ−ルド部(3,7)と
    センタ板(13)の相対移動時に射出成形デバイス(2
    9)と接続開口(27)の連結が維持される構成のスタ
    ックモールド(10)を備えた射出成形装置において、
    射出成形デバイス(29)がセンタ板(13,13′)
    に直接連結されていることを特徴とするスタックモール
    ドを備えた射出成形装置。
  2. 【請求項2】 射出成形デバイス(29)がロッド手段
    によってセンタ板(13,13′)に連結されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスタックモールドを備
    えた射出成形装置。
  3. 【請求項3】 ロッド手段が位置決めシリンダー(4
    1)のピストンロッド(43)として構成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のスタックモールドを備
    えた射出成形装置。
  4. 【請求項4】 ロッド手段がボルトとして構成されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のスタックモールド
    を備えた射出成形装置。
  5. 【請求項5】 一方のモ−ルド部(3)が固定されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のス
    タックモールドを備えた射出成形装置。
  6. 【請求項6】 センタ板(13′)が固定されることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスタックモ
    ールドを備えた射出成形装置。
  7. 【請求項7】 センタ板(13,13′)にスノーケル
    を設け、スタックモールド(10)の閉鎖時にスノーケ
    ル(25)が一方のモ−ルド部(3)の貫通穴を通って
    伸びる構成になっていて、射出成形デバイス(29)の
    射出シリンダーの排出手段に連結するための接続開口が
    スノーケル(25)の先端に設けられていることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載のスタックモール
    ドを備えた射出成形装置。
  8. 【請求項8】 スノーケル(25′)が射出成形デバイ
    ス(29)の射出シリンダー(31)の排出端部に設け
    られていて、スタックモールドの閉鎖時に一方のモ−ル
    ド部(3)の貫通穴(49)を通ってスノーケル(2
    5′)が伸びる構成になっていて、スノーケル(2
    5′)が端部に排出開口を有しセンタ板(13)の接続
    開口(27′)に連結される構成になっていることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスタックモー
    ルドを備えた射出成形装置。
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