JP2645636B2 - 消火ガス連発放射器 - Google Patents

消火ガス連発放射器

Info

Publication number
JP2645636B2
JP2645636B2 JP5202655A JP20265593A JP2645636B2 JP 2645636 B2 JP2645636 B2 JP 2645636B2 JP 5202655 A JP5202655 A JP 5202655A JP 20265593 A JP20265593 A JP 20265593A JP 2645636 B2 JP2645636 B2 JP 2645636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
pusher
receiver
cylinder
barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5202655A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0731690A (ja
Inventor
優 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GUROORII KIKI KK
Original Assignee
GUROORII KIKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GUROORII KIKI KK filed Critical GUROORII KIKI KK
Priority to JP5202655A priority Critical patent/JP2645636B2/ja
Priority to US08/271,913 priority patent/US5535829A/en
Priority to TW085210160U priority patent/TW294985U/zh
Priority to EP94305222A priority patent/EP0638334A1/en
Priority to DE0638334T priority patent/DE638334T1/de
Priority to CN94109195A priority patent/CN1101297A/zh
Publication of JPH0731690A publication Critical patent/JPH0731690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2645636B2 publication Critical patent/JP2645636B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • A62C99/0009Methods of extinguishing or preventing the spread of fire by cooling down or suffocating the flames
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62CFIRE-FIGHTING
    • A62C17/00Hand fire-extinguishers essentially in the form of pistols or rifles

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消火ガス連発放射器
分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来消火ガスを高圧状態で充填し、頭部
に封板を取着した消火ガス充填ボンベを用い、1個宛封
板が前方より強制的に打ち破消火ガスを噴射せしめる
ものはあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の消火ガスを充填
したボンベの封板を1個宛動式または自動的に打ち破
り噴射させ消火せしめる火ガス自動噴射器具は、消火
が終了すると手作業で一々抜き取り、次いで別途用意し
ていたボンベを手作業でセットするものであった。
【0004】そのため、充分な消火目的を達成させるに
は、新規のボンベを一々手作業で装着しており、時間を
要していた。
【0005】しかるに本発明のものは、消火ガスを充填
するボンベをマガジンケースに複数個予め収納してお
き、弾を打ち込む、いわゆるガン方式によって強制的に
後方より叩いて送り出し、前方の撃針を介して封板を打
ち破って消火ガスを噴射せしめ、噴射が終了しノブを引
くと、空となったボンベが自動的に外部へ排出され、つ
いでマガジンケースに充填中のボンベが上方に自動的に
押し上げられ、引き金を引くと強制的に送り出されて封
が打ち破られ消火ガスが噴射され、冷却及び消火ガス
の目的が達成されるまで連続的にボンベが打ち込まれる
ようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る消火ガス
連発放射器は、放射器本体を構成するレシーバーバレル
と、前記レシーバーバレルに嵌脱自在に装着され、冷却
機能及び酸欠機能を有する消火性ガスを充填し封板にて
密閉したボンベを複数個装填するボンベ装填機構と、前
記レシーバーバレルに装着され、引き金操作によりボン
ベ頭部の封板を打ち破って消火性ガスを噴射せしめる放
射機構と、前記レシーバーバレルに装着され、ノブ操作
により消火性ガス噴射後の空になったボンベを放出して
順次新たなボンベに取り替えるボンベ取替機構を備えた
ことを特徴とする。
【0007】 また、請求項2に係る消火ガス連発放射器
は、中空状で、長手方向略中央の対向する側面に第1の
開口部と第2の開口部を形成し、前方にはノズルを設
け、消火性ガスを充填したボンベの封板付き頭部を嵌挿
可能であって前記ノズルに連通する嵌挿部を形成し、該
嵌挿部に撃針を突設せしめ、前記第1の開口部の後方
に、スプリングによって押圧されて先端部が前記第1の
開口部内に落下するエジェクターを装着したレシーバー
バレルを設け、一方の側面部に前記レシーバーバレ ルの
第1の開口部と同程度の大きさの第1の開口部を設け、
他方の側面部にも少なくとも前記レシーバーバレルの第
1の開口部と同程度の大きさの第2の開口部を設け、前
方部には前記ボンベの頭部を嵌挿可能とする第3の開口
部を設け、後方の対向する両側面部に窓孔を設けたエキ
ストラクチャーを前記レシーバーバレル内に嵌挿せし
め、前記レシーバーバレル内の後方に段部付きプッシャ
ーフレームを常時前方に付勢してスライド自在に嵌挿す
るとともに、該プッシャーフレームに該プッシャーフレ
ームを後方へ引き寄せ可能とするノブを取り付け、前記
プッシャーフレームの前方部にプッシャーを接続すると
ともに、該プッシャーを前記エキストラクチャーとも接
続し、底部にスプリング機構を内蔵し上方部に開口部を
有するマガジンケースを前記レシーバーバレルの第2の
開口部および前記エキストラクチャーの第2の開口部に
合わせて嵌脱自在に装着せしめ、ピンにより回動自在に
支えられスプリングにより常時押圧されて後方部が前記
プッシャーフレームの段部に係止される引き金を内蔵し
たグリップ部を、前記マガジンケースの後方において前
記レシーバーバレルに嵌め込んで組み立てたことを特徴
とする。
【0008】 また、請求項3に係る消火ガス連発放射器
は、中空状で、長手方向略中央の対向する側面に第1の
開口部と第2の開口部を形成し、前方にはノズルを固着
し、前記両開口部の前方に、消火性ガスを充填したボン
ベの封板付き頭部を嵌挿可能とする形状の嵌挿部と、該
嵌挿部と連通する貫通孔とを有するレシーバーを固着
し、前記ノズルと前記レシーバーとの間に、噴射孔を構
成するスレンダーパイプを接続し、前記嵌挿部内に突設
するよう前記スレンダーパイプに撃針を接続し、前記第
1の開口部の後方に、スプリングによって押圧されて先
端部が前記第1の開口部内に落下するエジェクターを装
着したレシーバーバレルを設け、一方の側面部に前記レ
シーバーバレルの第1の開口部と同程度の大きさの第1
の開口部を設け、他方の側面部にも少なくとも前記レシ
ーバーバレルの第2の開口部と同程度の大きさの第2の
開口部を設け、前方部には前記ボンベの頭部を嵌挿可能
とする第3の開口部を設け、後方の対向する両側面部に
窓孔を設けたエキストラクチャーを前記レシーバーバレ
ル内に嵌挿せしめ、前記レシーバーバレル内の後方に
部付きプッシャーフレームをスライド自在に嵌挿すると
ともに、該プッシャーフレームの上方に、前記レシーバ
ーバレルの後方に設けた窓孔より飛出するノブを取り付
け、前記プッシャーフレーム内にガイドパイプを嵌着し
て、該ガイドパイプにレコイルスプリングを内蔵させる
とともに、該レコイルスプリング内にレコイルスプリン
グガイドパイプを貫通せしめて、該レコイルスプリング
ガイドパイプの後端部を前記レシーバーバレルの後端部
に嵌着したリアブラケットに取着し、前記プッシャーフ
レームの前方部にプッシャーを接続するとともに、該プ
ッシャーを前記エキストラクチャーとも接続し、底部に
スプリング機構を内蔵し上方部に開口部を有するマガジ
ンケースを前記レシーバーバレルの第2の開口部および
前記エキストラクチャーの第2の開口部に合わせて嵌脱
自在に装着せしめ、ピンにより回動自在に支えられスプ
リングにより常時押圧されて後方部が前記プッシャーフ
レームの段部に係止される引き金を内蔵したグリップ部
を、前記マガジンケースの後方において前記レシーバー
バレルに嵌め込んで組み立て、前記ノブを引くことによ
って、プッシャーフレーム,プッシャーおよびエキスト
ラクチャーが連動して後方に引き寄せられ、前記引き金
の後方部が前記プッシャーフレームの段部に係止され
て、前記マガジンケース内のボンベが前記スプリング機
構により押し上げられ前記エキストラクチャー内に収納
されるとともに、前記エジェクターが開口部から持ち上
がった状態となり、次いで前記引き金を引くことによ
り、該引き金の後方部が前記プッシャーフレームの段部
から外れて、前記レコイルスプリングの伸脹力によって
前記プッシャーが、前方に位置するボンベを前方向に送
り出し、この送り出しによって該ボンベの頭部が前記レ
シーバーの嵌挿部内に嵌まり込んで、突設された前記撃
針によって前記ボンベ頭部の封板が打ち破られ、前記ボ
ンベ内に充填されている消火性ガスが噴射され、噴射し
た消火性ガスが前記スレンダーパイプを介して前記ノズ
ルから噴出するよう構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
【0010】 ノブを引くとプッシャー、プッシャーフレ
ーム、エキストラクチャーが比例して後方へ移動し、引
き金の後端部がプッシャーフレームの段部に係止する。
【0011】 上記の状態のときは、レシーバーバレルと
エキストラクチャーの下方の開口部と、マガジンケース
の上方開口部とが合致する状態となる。
【0012】 上記のように各開口部が合致すると、マガ
ジンケースに充填されている最上段のボンベが、スプリ
ングの作用によって自動的に押し上げられ、エキストラ
クチャー内に位置する。そのときはエジェクターがスプ
リングに抗しながら先端部がボンベの上面に当接し水平
状態となっている。また最上段のボンベの下方に位置し
ているつぎのボンベは、マガジンケースの上方開口部に
まで押し上げられている。従ってマガジンケースの底部
に装着されているスプリング機構によって常時複数のボ
ンベが下方から押圧される。
【0013】 つぎに引き金を引くと、引き金の後端部が
プッシャーフレームの段部から外れて、ガイドパイプ内
に収納されているレコイルスプリングが伸脹しプッシャ
フレームとプッシャーとを前進させ、プッシャーとエ
キストラクチャーとを接続するピンが移動する距離分だ
け前進してボンベの後端部をプッシャーの先端部が叩い
てやる。その際ボンベがエキストラクチャー内に収納さ
れたまゝ前記ピンの移動距離分だけ前進し、ボンベの頭
部がレシーバーの嵌挿部内に嵌り込むと同時に、急速に
前進したボンベの頭部が飛出している撃針に衝突し、衝
突によって封板が打ち破られ、充填している消火ガス
噴射し、パイプを介してノズルの先端部から所定時間噴
射される。
【0014】 上記のようにプッシャーによってボンベが
前進すると、瞬時にエジェクターの先端部がスプリング
によって傾斜状となってレシーバーバレルの上方開口部
に落ち込む
【0015】 以上のように、1個目のボンベがプッシャ
ーによって叩かれ前進し、消火ガスを噴射後、2個目の
ボンベを消火の目的で使用するときは、再度ノブを後方
に引いてやる。このノブの引きによって、エキストラク
チャーも、プッシャーやプッシャーフレームと同じに後
方へ移動し、この移動時にエキストラクチャー内に嵌挿
している空のボンベの後方部が傾斜状のエジェクターに
よって尻上りの状態となり、さらにエジェクターとレシ
ーバーバレルとの窓孔より飛出し、エキストラクチャー
等が後方へスライドする牽引力によって外部へ自動的に
放出される。ノブを引くと引き金の後端部がプッシャー
フレームの段部に係止する。
【0016】 しかるに上述のように空のボンベが外部へ
自動的に放出されると、直ちにエジェクターが押えつけ
ていたマガジンケースの開口部の上方に位置したいるボ
ンベがスプリングによって上方へ押し上げられ、エキス
トラクチャー内に挿入され、エジェクターがボンベを押
圧するものの水平状態となっている。
【0017】 上述のように2本目のボンベがマガジンケ
ースからエキストラクチャー内に挿入すると、何時でも
引き金が引かれる状態となる。従って消火の目的が達成
されないときは、再度引き金を引いてやる。その結果上
述した手順によって各構成部材が動作する。
【0018】 以上のように本発明は、マガジンケース内
に詰め込まれている複数の消火ガスが充填しているボン
ベを、ノブを引き、引き金を引くことによって、ボンベ
の後方部を叩き、前進させ、前進してきたボンベの頭部
に取着の封板を撃針が撃ち破り、消火ガスをノズルから
噴射せしめると共に、噴射が終了し、ノブを引くと空と
なったボンベが外部へ自動的に放出され、自動的に新規
のボンベが押し上げられて、ブッシャーによる叩き込み
を待機する状態となる。従って空のボンベが自動的に外
部へ放出され、放出されると同時に新規のボンベが自動
的に押し上げられる時間は、きわめて短時間である。
【0019】 上述のように本発明のものは、動的に、
短時間で使用済みのボンベを外部へ放出し、しかも放出
と同時に新規なボンベを正常の位置に自動的に押し 上
げることを特徴としている。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明すると
以下のとおりである。
【0021】 aは消火ガスの連発放射器、1は前記連発
放射機aを構成する中空状レシーバーバレルであり、該
バレル1は稍中央部の上方部と下方部に夫々開口部2、
3を形成し、前方にはノズル4を固着する。記開口部
2、3の前方に消火ガスを充填したボンベ5の封板6付
き頭部7が嵌挿可能な形状の嵌挿部8と、前記嵌挿部8
と連結する貫通孔9を有するレシーバー10を固着す
る。前記ノズル4とレシーバー10との間に噴射孔11
´付きスレンダーパイプ11を接続する。12は前記上
方部に設けた開口部2の後方に、ピン12´に係止する
スプリング13作用によって押圧し先端部が前記開口部
2に落下する作動をするように装着したエジェクターで
ある。4は0リング、15は止めネジである。7は
スレンダーパイプ11に接続し、嵌挿部8内に突設する
撃針である。18は上方部に前記レシーバーバレル1の
上方部に設けた開口部2と同程度の開口部19を設け、
下方部にも開口部20を夫々設け、前方部はボンベ5の
頭部7が嵌挿可能な開口部21と、後方の左右両側面部
22に窓孔23を設けたエキストラクチャーである。そ
してこのエキストラクチャー18はレシーバーバレル1
内に嵌挿せしめる。レシーバーバレル1内の後方には、
段部25付きプレッシャーフレーム26をスライド自在
に嵌挿する。27は前記プッシャーフレーム26の上方
にレシーバーバレル1の後方に設けた窓孔24より飛出
するように取着したノブである。プッシャーフレーム2
6内にはガイドパイプ28を嵌着し、且レコイルスプリ
ング29を内蔵させる。前記スプリング29内にレコイ
ルスプリングガイドパイプ30を貫通する。該パイプ3
0の後端部をレシーバーバレル1の後端部に嵌着したリ
アブラケット31に取着する。
【0022】 プッシャーフレーム26の前方部にはプッ
シャー32を接続し、且プッシャー32とエキストラク
チャー18とも接続する。33はマガジンケースであ
り、該ケース33の底部にはスプリング機構34を内蔵
し、上方が開口状で且レシーバーバレル1の下方部の開
口部3とエキストラクチャー18の下方の開口部19に
マガジンケース33を嵌脱自在に装着せしめる。
【0023】 35はピン36によって回動し、スプリン
グ37によって常時押圧され、且後方部38がプッシャ
ーフレーム26の段部25に係止する引き金39を内蔵
したグリップ部である。このグリップ部35をマガジン
ケース33の後方のレシーバーバレル1に嵌込み組立て
る。ノブ27を引くと、プッシャーフレーム26、プッ
シャー32、エキストラクチャー18が比例して引き寄
せられ、引き金39の後方部38がプッシャーフレーム
26の段部25に係止する。マガジンケース33内のボ
ンベ5がスプリング機構34によってエキストラクチャ
ー18内に押し上げられて収納され、同時にエジェクタ
ー12が上方に持上った状態となる。ついで引き金39
を引くと、引き金39がプッシャーフレーム26の段部
25から外れる。引き金39が外れると同時にレコイル
スプリング29の伸脹力によってプッシャー32が、前
方に位置するボンベ5を前方向に押圧する。押圧される
シーバー10の嵌挿部8内に突設する撃針17によ
ってボンベ5の頭部7の封板6が打ち破られ、充填中の
消火ガス噴射される噴射された消火ガスはスレンダ
ーパイプ11を介してノズル4から噴射される
【0024】 さらに前記のマガジンケース33の機構に
つき詳述すると以下のとおりである。
【0025】 40はマガジンケース33内に装着せしめ
たインナープレート、41はインナープレート40の上
方部に装着したキーであり、キー41とインナープレー
ト40との間にスプリング42を介在する。43はキー
41の内側に装着するピン44に接続し垂直状に立上が
ったフックである。45はスプリング機構34の上方に
被着せしめたマガジンフォロー、46はスプリング機構
34の底部を保持するシャフト47を固定するためのブ
ラケット、48はシャフト、49はレッグである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以下に示す効果を奏する。
【0027】 本発明は上述したとおり、マガジンケース
内に消火ガスを充填したボンベを複数本予め収納し、該
ケースの上方部に位置するボンベが前記ケース内のスプ
リング機構によって押し上げられエキストラクチャー内
に嵌挿すると共に、ノブを手前に移動し引き金を引く
と、レコイルスプリングが伸脹してプッシャーフレーム
とプッシャーを前進させ、前進したプッシャーが前記エ
キストラクチャー内に嵌挿中のボンベの尻部を叩いてボ
ンベを所定距離だけ前進させ、さらにボンベの頭部がレ
シーバーの嵌挿部に嵌挿すると同時に撃針によって前進
してきたボンベの頭部に取着している封板が打ち破ら
れ、充填中の消火ガスが噴射し、レシーバーバレルの前
方に取着しているノズルから消火ガスが噴射し、さらに
消火ガスの噴射が終了し、消火の目的が達成されていな
いと判断したときには、ノブを手前に移動し、空となっ
たボンベをエキストラクチャーの後進によって傾斜状の
エジェクターより外部へ自動的に放出せしめ、空のボン
ベが外部へ放出されると、マガジンケース内の最上段の
ボンベがスプリング機構によって押し上げられ、エキス
トラクチャー内に収納し、ついで引き金を引くと前述と
同じような動作によってボンベの尻部がプッシャーによ
って叩かれ、前進し、封板を撃針が打ち破り、消火ガス
が噴射し、さらにノズルから噴射するようにしたので、
従来の単発方式のものと異なって、連発方式によって
の目的が達成されるまで、きわめて短時間で新規なボ
ンベを自動的に送り出し、消火ガスを噴射せしめること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明消火ガス連発放射器斜視図である。
【図2】同器具のノブを引いたときの縦断面図である。
【図3】同器具において引き金を引いたときの状態を示
す一部切欠縦断面図である。
【図4】同器具の要部の一部切欠縦断面図である。
【図5】同器具を構成するエキストラクチャーの縦断面
図である。
【図6】図5におけるA〜A線拡大縦断面図である。
【図7】マガジンケースの縦断面図である。
【図8】エジェクターの拡大縦断面図である。
【符号の説明】
a 連発放射器 1 レシーバーバレル 23、24 窓孔 2、3、19、20、21 開口部 4 ノズル 5 ボンベ 6 封板 7 頭部 8 嵌挿部 9 貫通孔 10 レシーバー 11 スレンダーパイプ 11′ 噴射孔 12 エジェクター 12′、36、44 ピン 13、29、37、42 スプリング 14 Oリング 15 止めネジ 17 撃針 18 エキストラクチャー 22 左右両側面部 25 段部 26 プッシャーフレーム 27 ノブ 28、30 ガイドパイプ 31 リアブラケット 32 プッシャー 33 マガジンケース 34 スプリング機構 35 グリップ部 38 後方部 39 引き金 40 インナープレート 41 キー 43 フック 45 マガジンフォロー 46 ブラケット 47、48 シャフト 49 レッグ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射器本体を構成するレシーバーバレル
    と、前記レシーバーバレルに嵌脱自在に装着され、冷却
    機能及び酸欠機能を有する消火性ガスを充填し封板にて
    密閉したボンベを複数個装填するボンベ装填機構と、前
    記レシーバーバレルに装着され、引き金操作によりボン
    ベ頭部の封板を打ち破って消火性ガスを噴射せしめる放
    射機構と、前記レシーバーバレルに装着され、ノブ操作
    により消火性ガス噴射後の空になったボンベを放出して
    順次新たなボンベに取り替えるボンベ取替機構を備えた
    ことを特徴とする消火ガス連発放射器。
  2. 【請求項2】 中空状で、長手方向略中央の対向する側
    面に第1の開口部と第2の開口部を形成し、前方にはノ
    ズルを設け、消火性ガスを充填したボンベの封板付き頭
    部を嵌挿可能であって前記ノズルに連通する嵌挿部を形
    成し、該嵌挿部に撃針を突設せしめ、前記第1の開口部
    の後方に、スプリングによって押圧されて先端部が前記
    第1の開口部内に落下するエジェクターを装着したレシ
    ーバーバレルを設け、 一方の側面部に前記レシーバーバレルの第1の開口部と
    同程度の大きさの第1の開口部を設け、他方の側面部に
    も少なくとも前記レシーバーバレルの第1の開口部と同
    程度の大きさの第2の開口部を設け、前方部には前記ボ
    ンベの頭部を嵌挿可能とする第3の開口部を設け、後方
    の対向する両側面部に窓孔を設けたエキストラクチャー
    を前記レシーバーバレル内に嵌挿せしめ、 前記レシーバーバレル内の後方に段部付きプッシャーフ
    レームを常時前方に付勢してスライド自在に嵌挿すると
    ともに、該プッシャーフレームに該プッシャーフレーム
    を後方へ引き寄せ可能とするノブを取り付け、 前記プッシャーフレームの前方部にプッシャーを接続す
    るとともに、該プッシャーを前記エキストラクチャーと
    も接続し、 底部にスプリング機構を内蔵し上方部に開口部を有する
    マガジンケースを前記レシーバーバレルの第2の開口部
    および前記エキストラクチャーの第2の開口部に合わせ
    て嵌脱自在に装着せしめ、 ピンにより回動自在に支えられスプリングにより常時押
    圧されて後方部が前記プッシャーフレームの段部に係止
    される引き金を内蔵したグリップ部を、前記マガジンケ
    ースの後方において前記レシーバーバレルに嵌め込んで
    組み立てたことを特徴とする消火ガス連発放射器。
  3. 【請求項3】 中空状で、長手方向略中央の対向する側
    面に第1の開口部と第2の開口部を形成し、前方にはノ
    ズルを固着し、前記両開口部の前方に、消火性ガスを充
    填したボンベの封板付き頭部を嵌挿可能とする形状の嵌
    挿部と、該嵌挿部と連通する貫通孔とを有するレシーバ
    ーを固着し、前記ノズルと前記レシーバーとの間に、噴
    射孔を構成するスレンダーパイプを接続し、前記嵌挿部
    内に突設するよう前記スレンダーパイプに撃針を接続
    し、前記第1の開口部の後方に、スプリングによって押
    圧されて先端部が前記第1の開口部内に落下するエジェ
    クターを装着したレシーバーバレルを設け、 一方の側面部に前記レシーバーバレルの第1の開口部と
    同程度の大きさの第1の開口部を設け、他方の側面部に
    も少なくとも前記レシーバーバレルの第2の開口部と同
    程度の大きさの第2の開口部を設け、前方部には前記ボ
    ンベの頭部を嵌挿可能とする第3の開口部を設け、後方
    の対向する両側面部に窓孔を設けたエキストラクチャー
    を前記レシーバーバレル内に嵌挿せしめ、 前記レシーバーバレル内の後方に段部付きプッシャーフ
    レームをスライド自在に嵌挿するとともに、該プッシャ
    ーフレームの上方に、前記レシーバーバレルの後方に設
    けた窓孔より飛出するノブを取り付け、 前記プッシャーフレーム内にガイドパイプを嵌着して、
    該ガイドパイプにレコイルスプリングを内蔵させるとと
    もに、該レコイルスプリング内にレコイルスプリングガ
    イドパイプを貫通せしめて、該レコイルスプリングガイ
    ドパイプの後端部を前記レシーバーバレルの後端部に嵌
    着したリアブラケットに取着し、 前記プッシャーフレームの前方部にプッシャーを接続す
    るとともに、該プッシャーを前記エキストラクチャーと
    も接続し、 底部にスプリング機構を内蔵し上方部に開口部を有する
    マガジンケースを前記レシーバーバレルの第2の開口部
    および前記エキストラクチャーの第2の開口部に合わせ
    て嵌脱自在に装着せしめ、 ピンにより回動自在に支えられスプリングにより常時押
    圧されて後方部が前記プッシャーフレームの段部に係止
    される引き金を内蔵したグリップ部を、前記マガジンケ
    ースの後方において前記レシーバーバレルに嵌め込んで
    組み立て、 前記ノブを引くことによって、プッシャーフレーム,プ
    ッシャーおよびエキストラクチャーが連動して後方に引
    き寄せられ、前記引き金の後方部が前記プッシャーフレ
    ームの段部に係止されて、前記マガジンケース内のボン
    ベが前記スプリング機構により押し上げられ前記エキス
    トラクチャー内に収納されるとともに、前記エジェクタ
    ーが開口部から持ち上がった状態となり、次いで前記引
    き金を引くことにより、該引き金の後方部が前記プッシ
    ャーフレームの段部から外れて、前記レコイルスプリン
    グの伸脹力によって前記プッシャーが、前方に位置する
    ボンベを前方向に送り出し、この送り出しによって該ボ
    ンベの頭部が前記レシーバーの嵌挿部内に嵌まり込ん
    で、突設された前記撃針によって前記ボンベ頭部の封板
    が打ち破られ、前記ボンベ内に充填されている消火性ガ
    スが噴射され、噴射した消火性ガスが前記スレンダーパ
    イプを介して前記ノズルから噴出するよう構成したこと
    を特徴とする消火ガス連発放射器。
JP5202655A 1993-07-23 1993-07-23 消火ガス連発放射器 Expired - Lifetime JP2645636B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5202655A JP2645636B2 (ja) 1993-07-23 1993-07-23 消火ガス連発放射器
US08/271,913 US5535829A (en) 1993-07-23 1994-07-08 Repeating injector for fire extinguishing gas
TW085210160U TW294985U (en) 1993-07-23 1994-07-08 Repeating injector for fire extinguishing gas
EP94305222A EP0638334A1 (en) 1993-07-23 1994-07-15 Repeating injector for fire extinguishing gas
DE0638334T DE638334T1 (de) 1993-07-23 1994-07-15 Injektion für Feuerlöschgas mit Repetiereinrichtung.
CN94109195A CN1101297A (zh) 1993-07-23 1994-07-22 灭火气体连发喷射器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5202655A JP2645636B2 (ja) 1993-07-23 1993-07-23 消火ガス連発放射器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0731690A JPH0731690A (ja) 1995-02-03
JP2645636B2 true JP2645636B2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=16460949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5202655A Expired - Lifetime JP2645636B2 (ja) 1993-07-23 1993-07-23 消火ガス連発放射器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5535829A (ja)
EP (1) EP0638334A1 (ja)
JP (1) JP2645636B2 (ja)
CN (1) CN1101297A (ja)
DE (1) DE638334T1 (ja)
TW (1) TW294985U (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW287112B (ja) * 1994-05-24 1996-10-01 Matsumoto Katsutoshi
PL187332B1 (pl) 1998-06-05 2004-06-30 Fabryka Sprzetu Ratunkowego I Lamp Gorniczych Faser Sa Gaśniczy pistolet impulsowy
FI20002120A0 (fi) * 2000-09-27 2000-09-27 Caminno Consulting Oy Ab Sammutin
KR101029554B1 (ko) * 2009-07-02 2011-04-18 강윤범 다기능 휴대용 소화기 시스템
KR101020270B1 (ko) * 2010-07-12 2011-03-07 김상섭 화재진화용 발사체
DE102010047674A1 (de) * 2010-10-06 2012-04-12 Bedeko Gmbh Verfahren zum Löschen von Bränden an Gebäuden und Anlagen
DE102010047992B3 (de) * 2010-10-08 2012-02-02 Bedeko Gmbh Vorrichtung zum Löschen von Bränden an Gebäuden und Anlagen
JP5759842B2 (ja) * 2011-09-16 2015-08-05 共和技研株式会社 消火装置
JP2013204864A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Japan Aerospace Exploration Agency 機能弾射出装置及び機能弾射出システム
CN106693243A (zh) * 2016-11-24 2017-05-24 中国矿业大学 可更换料瓶的枪式手持型灭火器
EP3775752A1 (en) * 2018-03-26 2021-02-17 Geisler, Jacob Non-lethal system
ES1265524Y (es) * 2021-03-12 2021-07-22 Calle Eduardo Perez Cartucho extintor para incendios

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE304295C (ja) *
US1065356A (en) * 1911-03-29 1913-06-24 Karl Gruenwald Fire-extinguishing apparatus.
US1634976A (en) * 1924-01-25 1927-07-05 Battle Fyre Company Fire extinguisher
DE575063C (de) * 1929-03-04 1933-04-24 John Arthur Goodall Handfeuerloescher mit unter Druck stehender Loeschfluessigkeit
US1988637A (en) * 1933-02-01 1935-01-22 Mccord Radiator & Mfg Co Fire extinguisher
US2533685A (en) * 1949-06-09 1950-12-12 Stop Fire Inc Fire extinguisher
US3005495A (en) * 1957-12-16 1961-10-24 Herberg Ernst Hand fire extinguishers
US3417719A (en) * 1966-07-06 1968-12-24 Nitenson Edward Adapter means for an underwater projectile
JPH0661371B2 (ja) * 1988-10-31 1994-08-17 優 藤木 自動、手動兼用消火液カートリッジ交換式消火器具
JPH02124180A (ja) * 1988-11-02 1990-05-11 Yunibaasu:Kk 簡易消火具
DE9000680U1 (ja) * 1990-01-23 1991-05-23 Horst Blaser Jagdwaffenfabrik, 7972 Isny, De
US4972910A (en) * 1990-03-22 1990-11-27 Masaru Fujiki Extinguishing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0731690A (ja) 1995-02-03
DE638334T1 (de) 1995-08-24
CN1101297A (zh) 1995-04-12
US5535829A (en) 1996-07-16
TW294985U (en) 1997-01-01
EP0638334A1 (en) 1995-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2645636B2 (ja) 消火ガス連発放射器
US8011355B2 (en) Cartridge-based air gun
US5349939A (en) Semi-automatic gun
US4147216A (en) Penetrator/nozzle arrangement
JP4363656B2 (ja) 射撃訓練用の模擬火器
WO2008114461A9 (ja) 模擬銃における安全装置
BRPI0500942B1 (pt) Pistola de auto-carregamento com mecanismo de desconexão de pente, e, método de bloquear a descarga de uma pistola
JP2017501368A (ja) ロック式スライドを備える内部撃鉄式自動装弾ピストルの分解時に撃針ばねの張力印加を防止するためのデバイス、及びこのようなデバイスを備える自動装弾ピストル
JP2017501369A (ja) 内部撃鉄式自動装弾ピストルの落下保護装置及びこのような落下保護装置を有する自動装弾ピストル
US4452001A (en) Firing pin mechanism
US5651205A (en) Bolt and firing pin locking system for firearm
CN111473684B (zh) 一种子弹连射的上膛结构
JPH03236598A (ja) 玩具銃におけるブローバック方法およびその装置
JP3626422B2 (ja) 液体銃および液体弾
JP3045984B2 (ja) 複数銃身用装弾装置
JPH10220993A (ja) 玩具空気銃の安全装置
JPH08229154A (ja) ガン方式の消火ガス噴射器具
JP2580385Y2 (ja) 玩具銃
CN213748095U (zh) 分体自由式枪机
CN113932648B (zh) 气动射击模拟装置
JPH0150840B2 (ja)
JP2003075096A (ja) ライフル型の玩具ガス銃
CN211373345U (zh) 一种刺激液体喷射弹及刺激液体喷射器
JPH07225096A (ja) 玩具空気銃
JP2877805B1 (ja) ブローバック式ガスガンにおける弁装置