JPH0661371B2 - 自動、手動兼用消火液カートリッジ交換式消火器具 - Google Patents

自動、手動兼用消火液カートリッジ交換式消火器具

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JPH0661371B2
JPH0661371B2 JP63275261A JP27526188A JPH0661371B2 JP H0661371 B2 JPH0661371 B2 JP H0661371B2 JP 63275261 A JP63275261 A JP 63275261A JP 27526188 A JP27526188 A JP 27526188A JP H0661371 B2 JPH0661371 B2 JP H0661371B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動、手動兼用消火液カートリッジ交換式消
火器具の分野に関するものである。
[従来の技術] 従来エアゾール缶に消火液化ガスを充填密封された容器
を、カセットとして交換使用し得る液化ガス消火器装置
として、実願昭56−165201号(実開昭58−7
0253号公報)のマイクロフィルムのものが開示され
ていた。
[発明が解決しようとする課題] 従来開示の実願昭56−165201号(実開昭58−
70253号公報)のマイクロフィルムのものは、噴射
口17が固定で一方向のみしか噴射ができないし、さら
に自動式噴射は不可能であり、また外筒内の容器1を取
り外すのに、簡単にはできない機構であった。
しかるに本発明の消火器具は、第1に自動、手動兼用噴
射ノズル装置を前方へスライドしたときは下方向に噴射
し、後方へスライドしたときは前方に噴射するように
し、第2に筒体の後方開口部に後板をワンタッチ方式を
もって嵌脱自在となし、消火液を充填した可撓性ポリタ
ンクの挿入及び取り出しをきわめて容易にし、第3に用
済みとなった温度センサー及び新規の温度センサーをき
わめて簡単に嵌脱自在となしたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、バズーカータイプの筒体の前方開口部に、消
火液を噴射せしめる自動、手動兼用噴射ノズル装置と、
予め消火液を充填した可撓性ポリタンクを筒体内に挿入
し、前記ポリタンクの前方を前記噴射ノズル装置の後端
部に嵌着し、前記筒体の後方開口部に後板を嵌着し、筒
体の外側部に高圧不燃性液体を発射する圧力発射機構付
き温度センサーを装着し、且温度センサーを手動操作さ
せる引金装置を筒体の外側部に装着した自動、手動兼用
消火液カートリッジ交換式消火器具において、 前記自動、手動兼用噴射ノズル装置を前方へ噴射機構を
スライドしたときは下方向に噴射し、後方へ噴射機構を
スライドしたときは前方に噴射するようになし、 筒体の後方開口部に嵌着させる鍔付き後板の構成を、外
側に○リングを嵌込み、筒体の内側面に挿入し密着する
シール部と、内側にパッキンを嵌挿し、且筒体の外側面
に嵌込む鍔部との間に筒体を嵌込む嵌挿部が形成される
ように後板とシール部とを止め具を介して接続せしめ、 筒体の外側部に筒体内部と連通するように装着のジョイ
ント部に、充填されている高圧不燃性液体を発射する圧
力発射機構付き温度センサーを嵌脱自在に装着し、 消火液の噴射後、後板を取外し、噴射ノズル装置に嵌着
している空のポリタンクを取り出し、新規の消火液が充
填するポリタンクを噴射ノズル装置内に前記後板を介し
てワンタッチで嵌着し、さらにジョイント部より用済と
なった前記温度センサーを取外し新規の温度センサーを
装着交換せしめ、1個の消火器具で連続放射を可能なら
しめたことを特徴とする自動、手動兼用消火液カートリ
ッジ交換式消火器具である。
[作 用] 本発明の第1の作用として、本発明の消火器具が消火液
を自動的に噴射するときの順序を説明すると以下のとお
りである。即ち本発明の消火器具が吊りさげられたり、
載置されている室内、船内等に火災等が発生し、室内等
が所定の温度、例えば70℃±5℃になると、圧力発射
機構付き温度センサーの作動杆が例えば折曲された形状
から、変化して直線状となり、この直線状に徐々に変化
し始めた瞬時において、作動杆の先端部がアームの先端
部を引掛けアームを上方向へと持ち上げる。このような
作動の過程において、アーム受けに嵌挿しているアーム
の後端部が、支点となってアームが上方向へ持ち上げら
れることは勿論のこと、アームに取着されているプレー
トもアームに比例して上方向へ徐々に持ち上げられると
同時に、各小孔に挿込んでいたセットピンがアーム及び
プレートの上方向への移動に比例して抜き取られて、上
記各小孔から外れる。
上述の如くしてセットピンが抜き取られた瞬間に、ピン
を支点にローラーピンが、凹部と接触している中央ロー
ラーは内側方向に強制的に回転させられ、他方基台部の
上面に接触している左右両側ローラは、中央ローラーの
回転とは反対の外側方向に回転をして外側方向に展開す
る。ローラーピンが展開した瞬間にスプリングの伸脹力
によって撃針を下方向に急降下せしめ、ボンベの封坂を
撃針を構成する先端部の尖状部が破断する。
以上の如き工程によって、ボンベが破断され、ボンベに
充填している高圧不燃性液体が噴射されると、この液体
はジョイント部内を通過して筒体内に流出する。そして
流出された液体が可撓性のポリタンクを圧迫して、ポリ
タンク内に充填されている消火液の自動噴射がなされる
ようにセットされている噴射ノズル装置の噴射口部よ
り、自動的に噴射がなされる。その際の自動噴射角度は
360度である。
自動的に消火液の噴射が終了したら、筒体の後方開口部
に被蓋している後板を取り外し、空になっているポリタ
ンクを噴射ノズル装置より引き抜き、ストックのポリタ
ンクの先端部を上述の噴射ノズル装置に嵌着させる。そ
して筒体の後方開口部に後板をワンタッチで被蓋させ
る。さらにカバー止め具をプッシュしてカバーを開放し
て用済となった温度センサーを、ジョイント部より引き
抜いてやる。そして新規の温度センサーの後方部をジョ
イント部に嵌挿させ、ついでカバー部を正常なカバー状
態に復元させる。以上の動作に要する時間は極めて短時
間であるのが本発明の大きな特徴である。従ってポリタ
ンクと温度センサーとをストックしておけば、一台の消
火器具が何回でも使用できる。
つぎに第2の作用として、消火器具が消火液を手動方式
によって噴射させる順序を説明すると、以下のとおりで
ある。即ち本発明の消火器具を左手でバズーカー砲を持
ったときと同じ動作で、引金部に手指を掛ける。引金部
に接続している押圧杆の先端部が温度センサーの頭部に
装着されているスイッチ部を押圧し、スイッチ部と接続
しているセットピンが小孔より抜き取られる。セットピ
ンが抜き取られた瞬間に、ピンを支点にローラーピン
が、凹部と接触している中央ローラーは内側方向に強制
的に回転させられ、他方基台部の上面に接触している左
右両側ローラーは中央ローラーの回転とは反対の外側方
向に回転をして外側方向に展開する。ローラーピンが展
開した瞬間にスプリングの伸脹力によって撃針を下方向
に急降下せしめ、ボンベの封坂を撃針を構成する先端部
の尖状部が破断する。
以上の如き工程によって、ボンベが破断され、ボンベに
充填している高圧不燃性液体が噴射されると、この液体
はジョイント部内を通過して筒体内に流出する。そして
流出された液体が可撓性のポリタンクを圧迫して、ポリ
タンク内に充填されている消火液を自動噴射機能から手
動噴射機能が発揮できるように切替いられてセットされ
ている噴射ノズル装置の噴射口部より噴射がなされる。
その際の手動噴射時の噴射角度は直線方向である。消火
液の噴射が終了したら、筒体の後方開口部に被蓋してい
る後板を取り外し、空になっているポリタンクを噴射ノ
ズル装置より引き抜き、ストックのポリタンクの先端部
を上記の噴射ノズル装置に嵌着させる。そして筒体の後
方開口部に後板を被蓋させる。
以上のように後板の構成が、シール部と、筒体の外側面
に嵌込む鍔部との間に、筒体を挿込む嵌挿部が形成され
ているので、筒体の後方開口部がきわめて容易にワンタ
ッチで嵌脱することができる。従って筒体内の消火液を
充填するポリタンクをきわめて容易に嵌脱せしめること
ができる。
さらにカバー止め具をプッシュしてカバーを開放して用
済となった温度センサーを、ジョイント部より引き抜い
てやる。そして新規の温度センサーの後方部をジョイン
ト部に嵌挿させ、ついでカバーを正常なカバー状態に復
元させる。以上の動作に要する時間は極めて短時間であ
るのが本発明の大きな特徴である。従ってポリタンクと
温度センサーとがストックされておれば、一台の消火器
具でストックだけ再使用ができる。
[実施例] 本発明の実施例を説明する。aは本発明の消火器具Aを
構成するバズーカータイプの筒体である。この筒体aは
一方に前方開口部1を、他方に後方開口部2を夫々有し
ている。3は後述する自動、手動兼用噴射ノズル装置b
を構成する後方ノズル4を貫通せしめる前板である。5
はノズル4の後方端部に設けられている連結部、6は消
火液を充填したポリタンクであって、このタンク6の全
長は筒体aの長さより若干短くして挿入できる形状であ
る。ポリタンク6の頭部7は、ノズル4の連結部5にワ
ンタッチで嵌着し、嵌着後ポリタンク6全体が高圧不燃
性液体によって圧迫されない限りは、噴射しないように
セットされている。8は前板3に嵌込まれているパッキ
ン、9は筒体aの後方開口部2に、ポリタンク6を筒体
aに挿入後、筒体aをワンタッチで密封する後板であ
る。10は後板9を構成する外側に○リング11を嵌込
み、筒体aの内側面に○リングを密閉状に密着するシー
ル部であり、後板9とは止め具12を介して固着する。
9aは鍔部、10aはシール部10と鍔部9aとの間に
形成された後方開口部2の筒体aを嵌挿せしめる嵌挿部
である。13は後板9とシール部10との間に嵌込んだ
パッキンである。
さらに上述した自動、手動兼用噴射ノズル装置bの構成
について詳述すると、後方ノズル4は、前記ノズル4の
前方に前方ノズル4aを嵌挿しナット14を介して固着
する。固着された後方ノズル4の内部には貫通孔15を
形成する。前方ノズル4aの外周部は円周形状となって
いると共に、所定の個所に貫通孔15と連通する貫通孔
16の所定個所に該孔16を遮蔽する遮断部17を形成
する。そしてこの遮断部17を境界にして左右両側に噴
射切替え孔18、18aを形成する。19は自動、手動
兼用噴射ノズル装置bを構成するスライド部であって、
以下の構成からなっている。即ち内径は前方ノズル4a
の外周部に消火液が洩らない形状にして、しかも所定距
離だけスライドができるように形成されている。そして
内側部には、前方向にスライドした際、前方の噴射切り
替え孔18への消火液の流出通路を遮蔽する機能を有す
る遮蔽部20を形成し、この遮蔽部20より若干の間隔
を置いた個所には後方遮蔽部20aを形成する。さらに
両遮蔽部20、20aとの間に、凹部21と、この凹部
21と連通する開口部22とを形成する。またスライド
部19を構成する前方部の内側に嵌め込んだ○リング2
3と遮蔽部20との間のスライド部19の内側には、凹
部24を形成する。以上がスライド部19の構成であ
る。cは自動噴射ノズル部であって、以下の構成からな
っている。一端部には上述の開口部22と接続する開口
部25と、他端部には上述の開口部25よりも若干大き
い径の開口部26とを有し、スライド部19の開口部2
2に螺着せしめる側体27内に裏板28、噴霧体29及
び噴射口30を嵌挿させる。以上からなる自動噴射ノズ
ル部cは、スライド部19の開口部22に螺着し、自動
噴射機能を発揮せしめる。c′は前方ノズル4aの先端
に螺着した手動噴射ノズル部であって以下の構成からな
っている。噴射孔31を有するキャップ32の空室部3
3内に噴霧板34を挿入した後、固定部35を螺着し、
螺着後固定部35と前方ノズル4aの先端と螺着させ
る。
36は筒体aの外側部に筒体aの内部と連通するように
取着したジョイント部である。37はジョイント部36
内に形成の貫通孔である。38は下端部が温度センサー
dの底部と接続する嵌挿部39を有し、頭部39′が回
動自在に嵌り込んでいるジョイント部36内に嵌り込ん
でいる温度センサーdの嵌着部である。37aは嵌着部
38の内部に形成の貫通孔である。40は筒体aの外側
部に取着の取付板であって、この取付板40に対しカバ
ー部41の頭部を開閉自在に枢着する。42は火災時に
発生した高温が温度センサーdに感知し易いようにカバ
ー部41に形成した切欠部である。42aは取付板40
に取着した温度センサーdのホルダーである。
つぎに温度センサーdの構成を説明すると、43は頭部
45に凹部46を有する撃針44を懸架し、且撃針44
の頭部45を若干飛出するキャップ兼用基台部である。
この基台部43の上面はフラット形状とする。47は基
台部43の中央に穿設した撃針44の貫通孔である。4
8、48′は撃針44の頭部45の凹部46に嵌挿する
中央ローラー49と、左右両側ローラー50とを貫通せ
しめ、撃針44の頭部45の外側に対向状に位置するロ
ーラーピンである。そして両ピン48、48′に貫通す
る中央ローラー49は左右両側ローラー50より若干径
を小となし、しかも凹部46に確実に嵌挿し、常時凹部
46と接触状態にある。他方のローラー50は、中央ロ
ーラー49より若干径を大にして凹部46とは接触しな
いが、基台部43の上面とは接触するように形成されて
いる。また両ピン48、48′の後方端部に接続部5
1、51′を形成して重合し、基台部43に軸着したピ
ン52を介して枢着する。従ってピン52を支点にして
ローラーピン48、48′が開放される。そして両ピン
48、48′の前方端部も接続部53、53′を形成し
て重合し、両接続部53、53′が重合した際に合致す
る小孔54を両接続部53、53′に形成する。55は
線材を折曲して形成したアームであり、この形状は限定
するものでない。そしてこのアーム55は上記のローラ
ーピン48、48′の上方に位置し、しかも撃針44の
外側に位置する形状を以て形成する。そしてこのアーム
55の後方部には、セットピン56が嵌挿可能な形状の
小孔57を有するプレート58を取着する。上記の如き
構成のアーム55は、基台部43の上面に直立状に立設
したアーム受け58′の上方に、アーム55全体が回動
自在となり、しかもローラーピン48、48′の前方端
部に設けた接続部53、53′の小孔54と小孔54と
が合致するようにして嵌込んでやる。以上の如くアーム
受け58′に対するアーム55の嵌込み位置が比較的高
い位置にあるので、アーム55の前方部は図面図示の如
く前方へ下降状に傾斜している。59はローラーピン4
8、48′及びアーム55を跨装する形状で、上方には
線状の形状記憶合金資材製の2本の脚部を有する変形作
動杆60を取着した跨装状受け部である。この受け部5
9は、図面図示の如く基台部43の上面に小ネジ61を
介して取着する。上記の形状記憶合金資材性作動杆60
の形状は、先端がアーム55の下方に係止されている
か、或は下方に位置せしめておくようにする。そして上
記の作動杆60は、温度精度が70℃±5℃になった
ら、直線状に延びるような性質の形状記憶合金材を使用
する。しかしこの温度は必要に応じ変更でき得るもので
あって、これに限定するものでない。また上記の作動杆
60は杆状、板状、螺旋状...等何れのものでも良
い。61′は基台部43の上面に立設した脚部、62は
キャップ、63はキッャプ62の上面部に装着されてい
るスイッチ部であり、以下の構成からなっている。即ち
セットピン56に一端部を引掛け他端部はツメ受け部6
5と接続しているツメ部64をキャップ62の上面部に
軸部66によって軸着されているスプリング67によっ
て上方向へ常時押圧しているように装着する。68はス
プリング67によって押圧されているツメ受け部65を
固定させるための機能を有する固定板である。この固定
板68はキャップ62の上面部に取着する。69は高圧
不燃性液体を充填したボンベ70を内蔵した筒体であ
る。71はパッキン、72は筒体69の下方開口部に螺
着した下方キャップ、74は下方キャップ72の底部中
央に液体の排出口73を有し、しかも○リング75を嵌
込んだ挿込口、76はボンベ受け、77はボンベ受け7
6の外側にあってボンベ受け76を嵌挿せしめているガ
イドパイプである。78はガイドパイプ77の下方に嵌
着したスプリング受け、79はスプリング受け78によ
ってストップされているスプリングである。80は撃針
44の先端部より若干上方に穿設した貫通孔、81は撃
針44の中央部に穿設した貫通孔47に挿通せしめたロ
ッドであり、このロッド81の両端はガイドパイプ77
の切欠部に嵌挿する。82は基台部43と筒体69との
螺着時に嵌挿したパッキンである。
以上の構成からなる温度センサーdは、図面図示の如く
ジョイント部36の嵌着部39に対し、挿込口74を挿
込み後、該センサーdを筒体aの方向に持ち上げて、ホ
ルダー42a内に挿込んでやる。その結果ホルダー42
aが弾性を有しているので、温度センサーdは確実に保
持される。そして下方に垂下状態になっていったカバー
部41を温度センサーdの方向に持ち上げてやると、握
持部83に装着のカバー止め具84によってカバー部4
1は確実に温度センサーdを隠蔽する。85は取付板4
0に装着の押圧杆86と上方を接続させ、且枢着せしめ
た引金部である。この引金部85を手前に引くと、スイ
ッチ部63のツメ受け部65を押圧できるような形状で
押圧杆86の先端部を形成しておくものである。
[効 果] 本発明は以下に示す効果を奏する。
筒体の前方開口部に、自動、手動兼用噴射ノズル装置を
装着して、前方にスライドすると消火液を360度の角
度を以て自動的に噴射し、手前にスライドさせると消火
液が前方々向に放射状に噴射する機能を有するようにし
たこと、第2に後板の構成をシール部と鍔部との間に嵌
挿部を形成して、筒体の後方開口部から筒体との嵌脱を
きわめて容易にしたこと、第3に前記のように後板に嵌
挿部を形成し、筒体との嵌脱をスムーズにして、筒体内
に収納する消火液を充填したポリタンクが、何回でも極
めて筒単にして、しかも迅速に嵌脱処理を行なうことが
できるようにしたこと、第4に筒体と連通するジョイン
ト部に、高圧不燃性液体を発射する圧力発射機構付き温
度センサーを何回でも嵌脱自在に装着せしめたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明自動、手動兼用消火液カートリッジ交換
式消火器具の側面図、第2図は同消火器具の吊した状態
を示す側面図、第3図は温度センサーを取外し前の側面
図、第4図はポリタンク、温度センサー及び後板を取外
した状態の側面図、第5、6図は同消火器具の一部切欠
縦断側面図、第7図は同消火器具の正面図、第8図は自
動噴射時の噴射ノズル装置の一部切欠縦断側面図、第9
図は手動噴射時の噴射ノズル装置の一部切欠縦断側面
図、第10図は噴霧板の正面図、第11図は同板の縦断
側面図、第12図は噴射口の正面図、第13図は同噴射
口の縦断側面図、第14図は噴霧体の正面図、第15図
は同体の縦断側面図、第16図は同体の背面図、第17
図は圧力発射機構付き温度センサーの一部切欠縦断側面
図、第18図は同センサーの平面図、第19図は同セン
サーの要部の一部切欠拡大側面図、第20図は同センサ
ーの一部切欠拡大斜面図、第21図は同センサーの要部
の一部切欠拡大平面図、第22図は同センサーの要部の
一部切欠拡大側面図、第23図は第22図に示する同セ
ンサーの平面図、第24図は同センサーの要部の拡大平
面図、第25図は同センサーの要部の一部切欠拡大縦断
面図である。 A……消火器具,a……筒体,1……前方開口部,2…
…後方開口部,3……前板,b……噴射ノズル装置,4
……後方ノズル,4a……前方ノズル,5……連結部,
6……ポリタンク,7……頭部,8……パッキン,9…
…後板,9a……鍔部,10……シール部,10a……
嵌挿部,11……○リング,12……止め具,13……
パッキン,14……ナット,15,16……貫通孔,1
7……遮蔽部,18,18a……噴射切替え孔,19…
…スライド部,20……遮蔽部,20a……後方遮蔽
部,21……凹部,22……開口部,23……○リン
グ,24……凹部,c……噴射ノズル部,25,26…
…開口部,27……側体,28……裏板,29……噴霧
体,30……噴射口,31……噴射孔,32……キャッ
プ,33……空室部,34……噴霧板,35……固定
部,36……ジョイント部,37……貫通孔,37a…
…貫通孔,38……嵌着部,39……嵌挿部,39′…
…頭部,40……取付板,41……カバー部,42……
切欠部,42a……ホルダー,d……温度センサー,5
6……セットピン,62……キャップ,63……スイッ
チ部,64……ツメ部,65……ツメ受け部,66……
軸部,67……スプリング,68……固定板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バズーカータイプの筒体の前方開口部に、
    消火液を噴射せしめる自動、手動兼用噴射ノズル装置
    と、予め消火液を充填した可撓性ポリタンクを筒体内に
    挿入し、前記ポリタンクの前方を前記噴射ノズル装置の
    後端部に嵌着し、前記筒体の後方開口部に後板を嵌着
    し、筒体の外側部に高圧不燃性液体を発射する圧力発射
    機構付き温度センサーを装着し、且温度センサーを手動
    操作させる引金装置を筒体の外側部に装着した自動、手
    動兼用消火液カートリッジ交換式消火器具において、 前記自動、手動兼用噴射ノズル装置を前方へ噴射機構を
    スライドしたときは下方向に噴射し、後方へ噴射機構を
    スライドしたときは前方に噴射するようになし、 筒体の後方開口部に嵌着させる鍔付き後板の構成を、外
    側に○リングを嵌込み筒体の内側面に挿入し密着するシ
    ール部と、内側にパッキンを嵌挿し、且筒体の外側面に
    嵌込む、鍔部との間に筒体を嵌込む嵌挿部が形成される
    ように後板とシール部とを止め具を介して接続せしめ、 筒体の外側部に筒体内部と連通するように装着のジョイ
    ント部に、充填されている高圧不燃性液体を発射する圧
    力発射機構付き温度センサーを嵌脱自在に装着し、 消火液の噴射後、後板を取外し、噴射ノズル装置に嵌着
    している空のポリタンクを取り出し、新規の消火液が充
    填するポリタンクを噴射ノズル装置内に前記後板を介し
    てワンタッチで嵌着し、さらにジョイント部より用済と
    なった前記温度センサーを取外し新規の温度センサーを
    装着交換せしめ、1個の消火器具で連続放射を可能なら
    しめたことを特徴とする自動、手動兼用消火液カートリ
    ッジ交換式消火器具。
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