JP3224727B2 - 塗料供給方法及び自動車ボディの上塗塗装方法 - Google Patents
塗料供給方法及び自動車ボディの上塗塗装方法Info
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- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B9/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
- B05B9/03—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material
- B05B9/04—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump
- B05B9/047—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump supply being effected by follower in container, e.g. membrane or floating piston, or by deformation of container
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C5/00—Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B12/00—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
- B05B12/14—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet
- B05B12/1463—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet separate containers for different materials to be sprayed being moved from a first location, e.g. a filling station, where they are fluidically disconnected from the spraying apparatus, to a second location, generally close to the spraying apparatus, where they are fluidically connected to the latter
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D—PROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05D1/00—Processes for applying liquids or other fluent materials
- B05D1/18—Processes for applying liquids or other fluent materials performed by dipping
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、色替が容易な塗料
供給方法及びこの塗料供給方法を用いた自動車ボディの
上塗塗装方法に関する。
供給方法及びこの塗料供給方法を用いた自動車ボディの
上塗塗装方法に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
自動車メーカーでは、自動車ボディの上塗塗装には車種
別に数色から数十色の塗色が使用され、各塗装ラインに
は使用される塗色の数だけ専用の塗料配管設備を必要と
している。これらの配管は場合によっては数百メートル
離れた貯蔵タンクから循環装置を介して塗装ブースに接
続されるため、塗色数が増加すればするほど初期投資さ
れる設備コスト及び維持費用は膨大なものとなる。さら
に、これらの塗色は自動車ボディのフルモデルチェンジ
やマイナーチェンジの度に新しい塗色の開発が行われる
のが通例である。
自動車メーカーでは、自動車ボディの上塗塗装には車種
別に数色から数十色の塗色が使用され、各塗装ラインに
は使用される塗色の数だけ専用の塗料配管設備を必要と
している。これらの配管は場合によっては数百メートル
離れた貯蔵タンクから循環装置を介して塗装ブースに接
続されるため、塗色数が増加すればするほど初期投資さ
れる設備コスト及び維持費用は膨大なものとなる。さら
に、これらの塗色は自動車ボディのフルモデルチェンジ
やマイナーチェンジの度に新しい塗色の開発が行われる
のが通例である。
【０００３】また、自動車ボディの中でも、特にトラッ
クやバンなどの商用車は、その性格上、他車との差別化
を求められる傾向が強く、個別の要求に応えるために、
多品種少量生産、極端な場合には一品一様の塗装形態を
余儀なくされている。しかしながら、自動車メーカー
が、使用量の極端に少ない塗色も含め、全部の塗色につ
いて従来どおりの塗料供給方式で対応することは非常に
困難であった。そのため、一品一様のような塗装形態が
必要な場合には、下請け業者が委託生産する方法が多く
とられていたが、自動車メーカーと下請け業者間の移送
コスト、下請け業者での塗装に関連した余分なコストが
必要となることからライン生産に比べて大幅に割高とな
る状況にあった。
クやバンなどの商用車は、その性格上、他車との差別化
を求められる傾向が強く、個別の要求に応えるために、
多品種少量生産、極端な場合には一品一様の塗装形態を
余儀なくされている。しかしながら、自動車メーカー
が、使用量の極端に少ない塗色も含め、全部の塗色につ
いて従来どおりの塗料供給方式で対応することは非常に
困難であった。そのため、一品一様のような塗装形態が
必要な場合には、下請け業者が委託生産する方法が多く
とられていたが、自動車メーカーと下請け業者間の移送
コスト、下請け業者での塗装に関連した余分なコストが
必要となることからライン生産に比べて大幅に割高とな
る状況にあった。
【０００４】
【発明を解決するための手段】そこで本発明者は、一品
一様のような多品種少量生産の塗装形態に効果的に対応
できる塗料供給方法を開発すべく鋭意研究を行なった結
果、塗料を充填したカートリッジを自動塗装機と組合せ
て使用することにより塗料の色替を容易に行うことがで
き、多品種少量生産の塗装形態に効果的に対応できるこ
とを見出し本発明を完成するに至った。
一様のような多品種少量生産の塗装形態に効果的に対応
できる塗料供給方法を開発すべく鋭意研究を行なった結
果、塗料を充填したカートリッジを自動塗装機と組合せ
て使用することにより塗料の色替を容易に行うことがで
き、多品種少量生産の塗装形態に効果的に対応できるこ
とを見出し本発明を完成するに至った。
【０００５】すなわち本発明は、１． （１）所定の塗
料を充填した外圧によって収縮するカートリッヂを、自
動塗装機へ塗料を供給できるカラーチェンジバルブに装
着する工程、及び（２）装着されたカートリッヂに外圧
を加えてカートリッヂ内の塗料を塗装ガンに供給する工
程を有する方法であって、該カラーチェンジバルブは、
洗浄用エア発生装置からのエアと洗浄用シンナータンク
からのシンナーを、カラーチェンジバルブから塗装ガン
までの塗料経路に供給できるものであることを特徴とす
る塗料供給方法を提供するものである。 また本発明は、２． 上記項１記載の塗料供給方法によ
って塗装ガンに供給された上塗塗料を被塗物である自動
車ボディに塗装することを特徴とする自動車ボディの上
塗塗装方法を提供するものである。
料を充填した外圧によって収縮するカートリッヂを、自
動塗装機へ塗料を供給できるカラーチェンジバルブに装
着する工程、及び（２）装着されたカートリッヂに外圧
を加えてカートリッヂ内の塗料を塗装ガンに供給する工
程を有する方法であって、該カラーチェンジバルブは、
洗浄用エア発生装置からのエアと洗浄用シンナータンク
からのシンナーを、カラーチェンジバルブから塗装ガン
までの塗料経路に供給できるものであることを特徴とす
る塗料供給方法を提供するものである。 また本発明は、２． 上記項１記載の塗料供給方法によ
って塗装ガンに供給された上塗塗料を被塗物である自動
車ボディに塗装することを特徴とする自動車ボディの上
塗塗装方法を提供するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明において、カートリッヂに
充填しておいて使用する塗料は、被塗物に塗装する所定
の色の液状塗料であり、有機溶剤系、水系いずれの塗料
であってもよい。この所定の色の液状塗料は、製造方法
は特に限定されるものではなく、例えば数種の原色塗料
を用いて所定の色に調色、粘度調整してなる塗料である
ことができる。ここで調色方法としては、計量調色によ
る方法、熟練調色技術者による方法、両者を用いる方法
などを適宜用いることができる。
充填しておいて使用する塗料は、被塗物に塗装する所定
の色の液状塗料であり、有機溶剤系、水系いずれの塗料
であってもよい。この所定の色の液状塗料は、製造方法
は特に限定されるものではなく、例えば数種の原色塗料
を用いて所定の色に調色、粘度調整してなる塗料である
ことができる。ここで調色方法としては、計量調色によ
る方法、熟練調色技術者による方法、両者を用いる方法
などを適宜用いることができる。
【０００７】上記塗料を充填するカートリッヂは、充填
する塗料の溶剤などによって溶解することなく塗料に対
して十分な耐性を有することが必要である。カートリッ
ヂの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン、テフロン、アルミニウム、これらを２層以上積
層してなる多層積層材などを挙げることができる。
する塗料の溶剤などによって溶解することなく塗料に対
して十分な耐性を有することが必要である。カートリッ
ヂの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン、テフロン、アルミニウム、これらを２層以上積
層してなる多層積層材などを挙げることができる。
【０００８】本発明の塗料供給方法について、以下、後
記図面に基いて説明する。
記図面に基いて説明する。
【０００９】図１は本発明の塗料供給方法の一実施例を
示す説明図であり、図２はカートリッヂとカートリッヂ
ホルダとの機構の一例を示すモデル構造図である。
示す説明図であり、図２はカートリッヂとカートリッヂ
ホルダとの機構の一例を示すモデル構造図である。
【００１０】図１において、所定の塗料は、塗色などに
応じて予め入力されたプログラムによって、原色が入っ
たタンク１１から自動計量するシステム［製品名：アク
チンタ、米国Ｍｉｌｌｅｒ（ミラー）社製］にて配合
し、必要に応じて溶剤などを混合することによって製造
できる。この塗料製造時に粘度調整を行っておくことが
好ましく、また自動計量によって調色した後に微調色を
行ってもよい。
応じて予め入力されたプログラムによって、原色が入っ
たタンク１１から自動計量するシステム［製品名：アク
チンタ、米国Ｍｉｌｌｅｒ（ミラー）社製］にて配合
し、必要に応じて溶剤などを混合することによって製造
できる。この塗料製造時に粘度調整を行っておくことが
好ましく、また自動計量によって調色した後に微調色を
行ってもよい。
【００１１】上記のようにして得られた所定の塗料は、
カートリッヂに充填され、所定の塗料を充填したカート
リッヂ６が得られる。このカートリッヂはテフロン製の
特殊成型品であり、外圧、例えば空気、炭酸ガス、フロ
ンガスなどのガス圧によって収縮する柔軟性を有してい
る。カートリッヂの容量は特に限定されるものではなく
被塗物の大きさ、塗布量などに応じて適宜選択すればよ
いが、自動車ボディの上塗塗装において使用する場合に
は通常、０．５〜１リットル程度である。
カートリッヂに充填され、所定の塗料を充填したカート
リッヂ６が得られる。このカートリッヂはテフロン製の
特殊成型品であり、外圧、例えば空気、炭酸ガス、フロ
ンガスなどのガス圧によって収縮する柔軟性を有してい
る。カートリッヂの容量は特に限定されるものではなく
被塗物の大きさ、塗布量などに応じて適宜選択すればよ
いが、自動車ボディの上塗塗装において使用する場合に
は通常、０．５〜１リットル程度である。
【００１２】所定の塗料を充填したカートリッヂ６は、
カートリッヂチャンバ７内に収納される。カートリッヂ
チャンバ７内には、他の塗装使用予定の塗色の塗料が充
填されたカートリッヂも収納される。本発明において
は、カートリッヂ６をカートリッヂチャンバ７内に必ず
しも収納しておく必要はないが、次工程への流れを円滑
にするために収納しておくことが好ましい。
カートリッヂチャンバ７内に収納される。カートリッヂ
チャンバ７内には、他の塗装使用予定の塗色の塗料が充
填されたカートリッヂも収納される。本発明において
は、カートリッヂ６をカートリッヂチャンバ７内に必ず
しも収納しておく必要はないが、次工程への流れを円滑
にするために収納しておくことが好ましい。
【００１３】図１においては、カートリッヂチャンバ７
は自動塗装機２（塗装ロボット）の動作領域になるべく
近い位置に設けられており、装填信号がはいると自動塗
装機２は予め入力された動作プログラムに従い、まず必
要塗色の充填されたカートリッヂ６を選択し取出してカ
ートリッヂホルダ１４内に装填する（人がマニュアルで
操作して選択し装填してもよい）。
は自動塗装機２（塗装ロボット）の動作領域になるべく
近い位置に設けられており、装填信号がはいると自動塗
装機２は予め入力された動作プログラムに従い、まず必
要塗色の充填されたカートリッヂ６を選択し取出してカ
ートリッヂホルダ１４内に装填する（人がマニュアルで
操作して選択し装填してもよい）。
【００１４】カートリッヂホルダ１４内に装填されたカ
ートリッヂ６は、図２に示すクイックジョイント１２に
より洗浄用エア発生装置８からのエアと洗浄用シンナー
タンク５からのシンナーを供給することができるカラー
チェンジバルブ４に連結されるようになっている。
ートリッヂ６は、図２に示すクイックジョイント１２に
より洗浄用エア発生装置８からのエアと洗浄用シンナー
タンク５からのシンナーを供給することができるカラー
チェンジバルブ４に連結されるようになっている。
【００１５】図２において、カートリッヂホルダ１４内
は、カートリッヂ６が装填されカラーチェンジバルブ４
（図１）に連結された状態で密閉状態となるように設計
されており、カートリッヂホルダ１４内下部に内蔵され
た圧縮ガスボンベ１８からレギュレータ（図示せず）を
介して一定のガス圧力がかかるようになっている。圧縮
ガスボンベ１８のかわりに外部にコンプレッサを設けて
コンプレッサからカートリッヂホルダ１４内に圧縮空気
を送り込みカートリッヂ６にガス圧力をかけることもで
きる。カートリッジホルダ１４には未使用時やカートリ
ッヂ６の脱着の際に内部を大気圧とできるようにリリー
フ弁１３が設けられている。
は、カートリッヂ６が装填されカラーチェンジバルブ４
（図１）に連結された状態で密閉状態となるように設計
されており、カートリッヂホルダ１４内下部に内蔵され
た圧縮ガスボンベ１８からレギュレータ（図示せず）を
介して一定のガス圧力がかかるようになっている。圧縮
ガスボンベ１８のかわりに外部にコンプレッサを設けて
コンプレッサからカートリッヂホルダ１４内に圧縮空気
を送り込みカートリッヂ６にガス圧力をかけることもで
きる。カートリッジホルダ１４には未使用時やカートリ
ッヂ６の脱着の際に内部を大気圧とできるようにリリー
フ弁１３が設けられている。
【００１６】塗装を開始するスタンバイ信号により圧縮
ガスボンベ１８のバルブ（図示せず）が開かれ所定のガ
ス圧力がカートリッヂ６にかかり、カートリッヂ６が矢
印で示すように収縮することによってカートリッヂ６内
の塗料が押出され、塗料がカラーチェンジバルブ４、ペ
イントチューブ９を経て塗装ガン１に内蔵された塗料Ｏ
Ｎ／ＯＦＦバルブ（図示せず）まで到達し速やかに塗料
経路を充填する。そして所定の塗装プログラムに従って
塗装を終了させる。塗装時には塗装ガンへ塗料が定量吐
出するように調整することが好ましい。
ガスボンベ１８のバルブ（図示せず）が開かれ所定のガ
ス圧力がカートリッヂ６にかかり、カートリッヂ６が矢
印で示すように収縮することによってカートリッヂ６内
の塗料が押出され、塗料がカラーチェンジバルブ４、ペ
イントチューブ９を経て塗装ガン１に内蔵された塗料Ｏ
Ｎ／ＯＦＦバルブ（図示せず）まで到達し速やかに塗料
経路を充填する。そして所定の塗装プログラムに従って
塗装を終了させる。塗装時には塗装ガンへ塗料が定量吐
出するように調整することが好ましい。
【００１７】塗装終了後、使用済みのカートリッヂ６は
カートリッヂホルダ１４から取出されカートリッヂチャ
ンバ７の再生用カートリッジ受取口（図示せず）に戻さ
れる。使用済みのカートリッヂ６には再び同一塗色の塗
料が充填されることが好ましい。使用済みのカートリッ
ヂ６は廃却してもよい。
カートリッヂホルダ１４から取出されカートリッヂチャ
ンバ７の再生用カートリッジ受取口（図示せず）に戻さ
れる。使用済みのカートリッヂ６には再び同一塗色の塗
料が充填されることが好ましい。使用済みのカートリッ
ヂ６は廃却してもよい。
【００１８】塗装終了後、色替などのためにカラーチェ
ンジバルブ４から塗装ガン１までの塗料経路を洗浄す
る。洗浄方法は特に限定されるものではなく適宜行えば
よく、例えば塗料経路内の残留塗料を洗浄用エア発生装
置８からのエアで押し出し、ついで洗浄用シンナータン
ク５からシンナーを吐出し、エア／シンナの繰り返し吐
出により効果的に洗浄することができる。
ンジバルブ４から塗装ガン１までの塗料経路を洗浄す
る。洗浄方法は特に限定されるものではなく適宜行えば
よく、例えば塗料経路内の残留塗料を洗浄用エア発生装
置８からのエアで押し出し、ついで洗浄用シンナータン
ク５からシンナーを吐出し、エア／シンナの繰り返し吐
出により効果的に洗浄することができる。
【００１９】図３は、カートリッヂとカートリッヂホル
ダとの機構の別の一例におけるカートリッヂの収縮前と
収縮後の状態を示すモデル断面図である。
ダとの機構の別の一例におけるカートリッヂの収縮前と
収縮後の状態を示すモデル断面図である。
【００２０】カートリッヂ６は縦方向に収縮するように
特殊成型されており、カートリッヂホルダ１４にはカー
トリッヂ６の底面に取付け可能で、カートリッヂ６の底
面を均一に押し上げ及び押し下げできるピストンパッド
１５が取付けられている。このピストンパッド１５は、
カートリッヂホルダ１４内に内蔵されたサーボモータ１
６の駆動によって回転し上下動するボールネジと連結さ
れており、ボールネジが上へ動くのに応じて上へ動きカ
ートリッヂ６を収縮させることができる。サーボモータ
１６を定速で回転させることによって精度高く塗料を定
量吐出させることができる。
特殊成型されており、カートリッヂホルダ１４にはカー
トリッヂ６の底面に取付け可能で、カートリッヂ６の底
面を均一に押し上げ及び押し下げできるピストンパッド
１５が取付けられている。このピストンパッド１５は、
カートリッヂホルダ１４内に内蔵されたサーボモータ１
６の駆動によって回転し上下動するボールネジと連結さ
れており、ボールネジが上へ動くのに応じて上へ動きカ
ートリッヂ６を収縮させることができる。サーボモータ
１６を定速で回転させることによって精度高く塗料を定
量吐出させることができる。
【００２１】次に本発明の自動車ボディの上塗塗装方法
について説明する。
について説明する。
【００２２】上塗塗装を行う被塗物となる自動車ボディ
は、通常、金属などの基材上に、電着塗膜などの下塗塗
膜、必要に応じて中塗塗膜が設けられている。これらの
塗膜の上に前記塗料供給方法によって塗装ガンに供給さ
れた上塗塗料を塗装する。この上塗塗料としては、従来
公知の自動車用上塗塗料を好適に使用することができ
る。
は、通常、金属などの基材上に、電着塗膜などの下塗塗
膜、必要に応じて中塗塗膜が設けられている。これらの
塗膜の上に前記塗料供給方法によって塗装ガンに供給さ
れた上塗塗料を塗装する。この上塗塗料としては、従来
公知の自動車用上塗塗料を好適に使用することができ
る。
【００２３】上塗塗装における上塗塗膜構成は、従来公
知の塗膜構成のいずれであってもよく、着色エナメル塗
膜、着色ベース塗膜−クリヤ塗膜、メタリックベース塗
膜−クリヤ塗膜、着色ベース塗膜−メタリックベース塗
膜−クリヤ塗膜仕上げなど、種々の上塗塗膜構成である
ことができる。
知の塗膜構成のいずれであってもよく、着色エナメル塗
膜、着色ベース塗膜−クリヤ塗膜、メタリックベース塗
膜−クリヤ塗膜、着色ベース塗膜−メタリックベース塗
膜−クリヤ塗膜仕上げなど、種々の上塗塗膜構成である
ことができる。
【００２４】本発明の塗料供給方法は、自動車ボディの
上塗塗装における塗料供給方法に限らず、多品種少量生
産の塗装を行うライン又は現場の塗装における塗料供給
方法に好適に用いることができる。
上塗塗装における塗料供給方法に限らず、多品種少量生
産の塗装を行うライン又は現場の塗装における塗料供給
方法に好適に用いることができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明の塗料供給方法によれば、従来の
ような塗料サーキュレーション設備が不要となり、塗色
数の増加や減少に容易に対応可能となるばかりではな
く、今後さらに増加するであろうユーザーの多品種少量
生産要求に対応することが容易になる。また生産予定に
見合った数のカートリッジを準備しておけばよく、常に
使い切りの状態とすることができるので、極端に使用量
の少ない塗色でも変質や変色などの、従来の塗料サーキ
ュレーション設備で起っていた塗装不良などの不具合を
解消することができる。
ような塗料サーキュレーション設備が不要となり、塗色
数の増加や減少に容易に対応可能となるばかりではな
く、今後さらに増加するであろうユーザーの多品種少量
生産要求に対応することが容易になる。また生産予定に
見合った数のカートリッジを準備しておけばよく、常に
使い切りの状態とすることができるので、極端に使用量
の少ない塗色でも変質や変色などの、従来の塗料サーキ
ュレーション設備で起っていた塗装不良などの不具合を
解消することができる。
【００２６】さらに塗料供給設備としての設備スペース
が狭い場所で済むので自動車ラインのみならずその他の
多品種少量の塗装ラインにも好適に適用できる。また塗
料供給方法を自動化することが可能である。さらに従来
の塗料サーキュレーション設備と比較して塗装後の洗
浄、色替を容易に行うことができ、洗浄後の廃液の量を
減少させることができる。
が狭い場所で済むので自動車ラインのみならずその他の
多品種少量の塗装ラインにも好適に適用できる。また塗
料供給方法を自動化することが可能である。さらに従来
の塗料サーキュレーション設備と比較して塗装後の洗
浄、色替を容易に行うことができ、洗浄後の廃液の量を
減少させることができる。
【図１】本発明の塗料供給方法の一実施例を示す説明図
である。
である。
【図２】本発明の塗料供給方法におけるカートリッヂと
カートリッヂホルダとの機構の一例を示すモデル構造図
である。
カートリッヂホルダとの機構の一例を示すモデル構造図
である。
【図３】本発明の塗料供給方法におけるカートリッヂと
カートリッヂホルダとの機構の一例におけるカートリッ
ヂの収縮前後の状態を示すモデル断面図である。
カートリッヂホルダとの機構の一例におけるカートリッ
ヂの収縮前後の状態を示すモデル断面図である。
１…塗装ガン、 ２…自動塗装機のアーム、 ３…カー
トリッジホルダ及び色替装置、 ４…カラーチェンジバ
ルブ、 ５…洗浄用シンナータンク、 ６…カートリッ
ジ、 ７…カートリッジチャンバ、 ８…洗浄用エア発
生装置、 ９…ペイントチューブ、 １０…自動計量調
色システム、 １１…原色塗料タンク、１２…クイック
ジョイント、 １３…リリーフ弁、 １４…カートリッ
ジホルダ、 １５…ピストンパッド、 １６…サーボモ
ータ、 １７…ボールネジ、１８…圧縮ガスボンベ。
トリッジホルダ及び色替装置、 ４…カラーチェンジバ
ルブ、 ５…洗浄用シンナータンク、 ６…カートリッ
ジ、 ７…カートリッジチャンバ、 ８…洗浄用エア発
生装置、 ９…ペイントチューブ、 １０…自動計量調
色システム、 １１…原色塗料タンク、１２…クイック
ジョイント、 １３…リリーフ弁、 １４…カートリッ
ジホルダ、 １５…ピストンパッド、 １６…サーボモ
ータ、 １７…ボールネジ、１８…圧縮ガスボンベ。
Claims (7)
- 【請求項１】 （１）所定の塗料を充填した外圧によっ
て収縮するカートリッヂを、自動塗装機へ塗料を供給で
きるカラーチェンジバルブに装着する工程、及び（２）
装着されたカートリッヂに外圧を加えてカートリッヂ内
の塗料を塗装ガンに供給する工程を有する方法であっ
て、該カラーチェンジバルブは、洗浄用エア発生装置か
らのエアと洗浄用シンナータンクからのシンナーを、カ
ラーチェンジバルブから塗装ガンまでの塗料経路に供給
できるものであることを特徴とする塗料供給方法。 - 【請求項２】 工程（１）において、所定の塗料を充填
したカートリッヂを、塗料を充填した複数個のカートリ
ッヂが納められたカートリッヂチャンバから選択し装着
することを特徴とする請求項１記載の塗料供給方法。 - 【請求項３】 工程（１）において、所定の塗料を充填
したカートリッヂが、カートリッヂホルダ内に装填さた
状態でカラーチェンジバルブに装着され、カートリッヂ
ホルダ内はカートリッヂがカラーチェンジバルブに連結
された状態で密閉状態となるように設計されてなること
を特徴とする請求項１又は２記載の塗料供給方法。 - 【請求項４】 カートリッヂ内の容積を一定速度で収縮
させるようにカートリッヂに外圧をかけてカートリッヂ
内の塗料を塗装ガンに定量供給することを特徴とする請
求項１〜３のいずれか一項に記載の塗料供給方法。 - 【請求項５】 カートリッヂ内の塗料を塗装ガンに供給
するためにカートリッヂにかける外圧がガス圧であるこ
とを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記載の塗
料供給方法。 - 【請求項６】 カートリッヂに充填する所定の塗料が、
原色塗料を用いて所定の色に調色、粘度調整してなる塗
料であることを特徴とする請求項１〜５のいずれか一項
に記載の塗料供給方法。 - 【請求項７】 請求項１記載の塗料供給方法によって塗
装ガンに供給された上塗塗料を被塗物である自動車ボデ
ィに塗装することを特徴とする自動車ボディの上塗塗装
方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33014495A JP3224727B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 塗料供給方法及び自動車ボディの上塗塗装方法 |
| TW085114894A TW323238B (ja) | 1995-12-19 | 1996-12-03 | |
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