JP2017501369A - 内部撃鉄式自動装弾ピストルの落下保護装置及びこのような落下保護装置を有する自動装弾ピストル - Google Patents

内部撃鉄式自動装弾ピストルの落下保護装置及びこのような落下保護装置を有する自動装弾ピストル Download PDF

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Abstract

本発明は、弾丸の発砲前に撃針(17)の経路に入り込む保護位置と、前記撃針(17)の運動経路の外側に位置する解放位置とを取ることができる、可動式保護要素(61)を有する、内部撃鉄式自動装弾ピストル(1)の落下保護装置(59)に関し、保護要素(61)が撃針(17)を、撃針(17)が所定の距離だけ前進した後にのみ、保護位置において受承することを特徴とする。本発明はまた、このような落下保護装置を備えた自動装弾ピストルにも関する。【選択図】図7

Description

本発明は、発砲前に撃針の運動経路に入り込む保護位置と、撃針の運動経路の外側に位置する解放位置とを取ることができる可動式保護要素を有する、内部撃鉄式自動装弾ピストルの落下保護装置に関する。
本発明はまた、このような落下保護装置を備えた自動装弾ピストルにも関する。
本文書において、「上(above)」、「下(below)」、「前方(front)」「後方(rear)」等の位置に関する用語は常に、長手方向軸が水平になった通常発砲位置に自動装弾ピストルを保持する射手から見てのものである。
様々なバージョンの内部撃鉄式自動装弾ピストル(撃針ロックを有するピストルとも呼ばれる)が公知である。これらのピストルのシリンダのコッキング及び回転時、ロック式スライドはその後方位置から解放され、リコイルスプリングがロック式スライドを前方に駆動する。この場合、ダブルアクション式引金系を有しない内部撃鉄式自動装弾ピストルでは、ロック式スライド内に配設された逆鈎(引金レバーとも呼ばれる)が撃針を受承し、従って撃針はロック式スライドと共に前方へ滑動できない。前進したロック式スライドは、ロック式スライド内に配置され撃針を取り囲む撃針ばねを圧縮し、これによって撃針をコッキングする。続いて射手がグリップ内の引金機構を起動すると、引金機構はコッキングされた撃針を解放する。しかしながら、ダブルアクション式引金系を有する内部撃鉄式自動装弾ピストルでは、引金機構の作動は、撃針の解放機能に加えて、撃針ばねを完全に又は部分的に締めることもできる。
様々な設計の自動装弾ピストルのための落下保護装置が公知である。落下保護装置は、落下又は他の応力が自動装弾ピストルに作用した場合の偶発的な発砲を防止するために使用される。
例えば特許文献1は、落下保護装置を有する内部撃鉄式自動装弾ピストルを示す。2アーム式保護レバーはその保護位置において、第1のレバーアームによって、保護スライドを撃針と噛合した状態とし、第2のレバーアームを用いてコッキングされた撃針を保持する。
保護レバーは引金バーを介して引金に連結される。引金を後方へと作動させると、引金は引金バーを後方へと移動させ、引金バーは保護レバーを枢動させ、これによって第1のレバーアームが保護スライドをその解放位置へと上向きに移動させる。保護スライドは、撃針の全寸法に対応する陥凹部を含み、これにより撃針は解放位置において保護スライドを通過して摺動できる。
特許文献2は、回転かつ摺動式の保護スライドを用いてコッキング‐着火を行う自動装弾ピストルの撃針保護装置を示す。保護位置では、撃針は保護スライドの後側にある。引金を作動させると、引金はまず保護レバーに作用し、保護レバーは保護スライドに衝突して、撃針の軸に対して90°の角度の軸の周りで、保護スライドを、「回転した」保護スライドを撃針から径方向に係合解除できるような距離だけ回転させる。更に引金を引く動作を行うと、保護レバーは保護スライドを、撃針上の溝から軸方向上向きに、その解放位置へと再配置し、撃針をロック解除する。
特許文献3は、内部撃鉄式自動装弾ピストルの撃針保護装置を開示する。この撃針保護装置は、保護位置の引金レバーと共に、撃針をそのコッキング位置に戻して保持する、撃針の側部に垂直に配置された保護要素を含む。そのために撃針は側方に突出した接触面を備え、保護要素がこの接触面上に衝突している。引金の作動時、引金バーはレバーアームを枢動させ、レバーアームは保護要素に作用してこれを軸方向上向きに移動させる。ここで保護要素は接触面から係合解除され、撃針を解放位置に解放する。
特許文献4は、引金と連結された引金バーを有する内部撃鉄式ピストルを開示している。引金バーの後端部には延長アームが設けられており、これはその下側の延長部分において撃針を受承し、撃針をコッキングして、撃針をコッキング位置に保持する。発砲のために引金が引かれ、引金は引金バー及び後方延長部分を撃針の移動経路から枢動させて、撃針を解放する。更に蹴子が設けられており、これは摺動可能な接続部品を介して引金バーに連結されている。コネクタは、引金が操作されていないときの引金バーの下方への変位を防止し、従って、ピストルを不注意により落下させてしまった場合に、引金バーの延長アームが撃針の延長部分から滑って弾丸が発砲されるのを防止する。
特許文献5は、撃針保護装置と、スライド内で垂直移動可能な保護要素とを有する、内部撃鉄式自動装弾ピストルを開示している。保護位置において保護要素は、その頂部が、係合された撃針の陥凹部に入り、撃針が更に前方に移動するのを防止する。引金の作動時、引金に設けられたレバーが保護要素に作用し、この保護要素をその解放位置へと上向きに移動させることにより、弾丸の放出が可能となる。
米国特許第2011/0289811A1号 欧州特許第1281924B1号 米国特許第7703230B2号 米国特許第7810268B1号 米国特許第5157209A号
本発明の目的は、自動装弾ピストルのための、改良され機能的に信頼できる落下保護装置と、この落下保護装置を備える自動装弾ピストルとを提供することである。
この目的はそれぞれ、独立請求項1、11の主題によって解決される。
請求項1によると、一般的な落下保護装置は、撃針が所定の距離だけ前進した後に、保護要素が撃針を保護位置において受承することを特徴とする。上記所定の距離は、弾丸の発砲に必要な距離よりも当然短いが、撃針ばねが完全に又はほとんど完全に弛緩し、従って受承位置において既にコッキングされた撃針ばねのエネルギが完全に又はほとんど完全に消費されるような距離である。従ってこの撃針の弛緩位置において射手が引金を解放して撃針を再度押圧しても、撃針ばねは撃針を移動させて弾丸を発砲することはできない。
更に、請求対象の落下保護装置は、落下保護装置の保護要素が、その保護位置と解放位置との間で水平に回転又は枢動できるように配設及び形成されることを特徴とする。落下保護装置はまた、特定のピン状の設置要素を含み、これは第1の端部においてロック式スライドの陥凹部内に回転可能に設置される。ここで、落下保護装置の設置要素の第2の端部には2アーム式保護レバーが設けられ、これはその保護位置において、第1のレバーアームの自由保護端部が突出し、撃針をその軌跡内で受承する。
請求項11の一般的な自動ピストルは、請求項1〜10のいずれか1項に記載の落下保護装置を備えることを特徴とする。
本発明による自動装弾ピストルの弾丸の放出は、落下保護装置がその解放位置となり、保護要素が撃針の移動範囲外に出た場合にのみ可能である。従って落下保護装置は、自動装弾ピストルが落下した場合、又は落下以外の振動を受けた場合の、偶発的な発砲を防止する。撃針ばねは保護位置において、撃針が不注意に解放された場合に部分的に弛緩し得るものの、保護要素が撃針を受承しており、薬室内に存在する実包の着火剤への衝突を防止しているため、弾丸は出ることができない。
汚れに強い構成部品による比較的簡単でロバストな技術により、このデバイスは比較的感受性が低い。これは、外側から強い機械的応力がある場合にも当てはまり、従って自動装弾ピストルは、公知の内部撃鉄式自動装弾ピストルよりも機能的により安全であり、かつ信頼性が高い。
本発明により、偶発的な解放時に撃針が所定の距離移動し、その直後に支承されるため、本発明は、保護要素上にコッキングされた撃針をコッキング状態に保持及び固定するための公知の原理を破棄する。冒頭で言及した特許文献3に記載の、直線的にガイドされ、片側のみに力が印加されて撃針を妨害する圧力ピンに基づく、公知の落下保護装置に比べて、本発明は有利なことに、例えば汚れによって落下保護装置が偶発的に解放位置に留まり、これにより落下時に実包を偶発的に発砲できるようになるのを防止する。
軸の周りで移動可能な回転防止デバイスは、ばね加圧式摺動保護デバイスに比べて軽量に形成でき、従ってこれに作用するばね力と共に遥かに良好な保護を提供できる。
設置要素が回転可能に設置されることにより、揺動時に撃針ガイドスリーブ上での落下保護装置の回転移動が可能となる。設置要素は例えば、ピン、ボルト又は他の好適な軸デバイスとして形成してよく、ロック式スライドの陥凹部内でのプラグ接続によって使用できる。陥凹部は例えば、単にロック式スライド内の孔を用いて容易に配備できる。
保護レバーの両方のアームは例えば、互いに対して完全に平衡状態で、また相互に重量に関して殆ど平衡状態で形成してよい。これは、落下又は衝撃時に発生する質量加速に対して反作用する。
好ましくは、落下保護装置において、保護位置の保護要素は、弾丸が発砲される直前に撃針を受承する(請求項2)。
これにより、撃針の経路を可能な限り長くすることができる。
好ましくは、落下保護装置において、保護要素は、撃針を取り囲む撃針ガイドスリーブ上に移動可能に設置される(請求項3)。
撃針ガイドスリーブ上の保護要素の設置は、製造時の簡単な技術的手段によって達成できる。更にこの構成により、落下保護装置の小型の、空間を節約できる設計が可能となる。
好ましくは、弾性部材が、落下保護装置内の保護位置において保護要素に事前に負荷を印加する(請求項4)。
この弾性部材は例えば、エラストマ、又は対応する好適なばね要素、例えば板ばね若しくは捩りばねとして提供してよい。
保護位置における保護要素の事前負荷印加は、落下保護装置の安全性を上昇させ、偶発的な弾丸の放出を防止する。
好ましくは、保護要素は落下保護装置内の1つ又は複数の部品において形成される(請求項5)。
一体型の設計は、落下保護装置の高い安定性を保証する。しかしながらあるいは、複数の構成部品からなる落下保護装置も提供でき、これらの構成部品は好適な締結器具によって、又は例えばプラグコネクタ、ロックコネクタ若しくは他のコネクタによって互いに連結される。複数の構成部品からなる落下保護装置の場合、落下保護装置の個々の構成部品を交換できる。
好ましくは、落下保護装置は、保護レバーの第2のレバーアームの自由端部の制御要素を特徴とし、これは、引金に連結された引金バーの少なくとも1つの制御用外形と動作可能に係合するためのものである(請求項6)。
制御要素は、例えば好適な幾何学的形状を有する突出部、スピゴット、ボルト又は他の形成物として提供できる。引金バーの制御用外形は、例えばブラケット、突出部又は他の好適な構成として、他の適切な寸法で提供できる。簡潔な設計では、制御用外形は隆起部として設けられる。突出構成部品は、移動に関して制御用外形と共に単純な様式で作用する。
好ましくは、引金の静止位置における落下保護装置において、引金バーは、制御要素の少なくとも1つの第1の制御用外形によって保護位置に保持され、これにより保護要素が解放位置に移動するのが防止される(請求項7)。
この正方向の後方位置により、保護要素は引金がコッキング解除状態となっても保護位置から回転できず、これによって落下保護装置の高い安全性が保証される。
ロック式スライドの後方移動時、引金バーは回転防止デバイスから係合解除される。特に保護要素又は落下保護装置の何らかの汚染時、少なくとも1つの制御用外形により、保護要素が保護位置に戻ることが保証される。
引金が作動されると、公知のようにロック式スライドは発砲後に後方へと摺動する。更に公知のように、スライドの前進中に、弾倉から薬室への実包の新規の再装填が行われる。落下保護装置は、スライドが戻る間に既にばねの作用によって撃針の経路内に延在するため、偶発的な発砲を効果的に防止できる。
好ましくは、落下保護装置の引金バーは、引金の作用時に制御要素に衝突して保護要素を解放位置へと移動させるための、少なくとも1つの第2の制御用外形を含む(請求項8)。
第2の制御用外形もまた、引金の作動時に制御要素に衝突するための制御用スロープを有するか又は有しない突出部又はブラケットとして、簡潔な設計で提供できる。これにより、引金の連続的な作動時の弾丸の放出が確実に可能となる。
更に、公知の一体型引金安全ラッチを引金上に設けることができ、これは、引金の、従って引金バーの意図しない作動を防止する。引金の移動中、引金バーはその制御用外形によって落下保護装置を開放位置へと移動させ、弾丸を確実に放出できるようにする。発砲後、重量に関して平衡状態である落下保護装置は、スライドの後方への移動中に、ばねの力のみを受ける。
スライドの前進移動終了後、制御ボルトはその下側において、引金バーの第2の制御用外形の上側に接触する。引金が解放されると、制御用外形及び引金バーは前方へ移動し、ばね加圧された引金アームは上向きに押圧され、制御用外形が制御ボルトの下側と接触しなくなるとすぐに、その初期位置を再び取る。
この引金バーの開始位置では、引金バーに接続された引金は引金ラッチによって固定され、落下保護装置の制御要素は、引金バーの第1の制御用外形によって強制的に保持され、落下保護装置はその保護位置にロックされて、コッキングされた撃針が、落下又は衝撃加速による逆鈎の解放時に、落下保護装置の保護端部によって確実に受承される。
第1の及び/又は第2の制御用外形は、保護要素の強制的な制御によって、保護要素のいずれの望ましくない自己運動を排除する。
出願人はこのような引金バーに関する独立した保護を請求する権利を保有する。
好ましくは、落下保護装置の設置要素は、寸法に関して少なくとも部分的に撃針ガイドスリーブに対して相補的となるように形成された陥凹部を含み、これにより、保護位置から解放位置への及びその逆の移動を行う保護要素が撃針ガイドスリーブの周りで枢動する(請求項9)。
例えば設置要素が旋回ピン、ボルト又はピンとして形成される場合、陥凹部は例えば、設置要素の上部、下部又は中央領域にまで到達でき、その最大直径のおよそ10〜50%まで貫通できる。枢動を保証するために、陥凹部の外縁部は丸みを帯びており、これによって撃針ガイドスリーブの対応する移動が可能となる。
好ましくは、落下保護装置及び特に撃針は、保護位置において保護要素と動作可能に係合するために、落下保護装置及び撃針の上に形成されたアタッチメントを含む(請求項10)。
このようなアタッチメントは、例えば撃針から下向きに突出でき、単純な製造技術によって実装できる。このアタッチメントは保護レバーの保護端部に好適な表面をもたらす。
本発明の設計例について、添付した概略図を参照して以下に詳細に説明する。図1〜6は、本発明による落下保護装置を有しない内部撃鉄式自動装弾ピストルを示し、図7〜17は本発明による自動装弾ピストルを示す。
図1は、自動装弾ピストル及びこの自動装弾ピストルから取り外された弾倉の側面図である。 図2は、撃針を逆鈎が受承し、撃針ばねがコッキングされ、引金が固定及びコッキング解除された(作動されていない)状態の、図1による自動装弾ピストルの断面図である。 図3は、撃針が解放されて引金が押された(作動された)状態の、図2による自動装弾ピストルの引金機構の一部の側面図である。 図4は、撃針が解放されて引金が押された(作動された)状態の、図2による自動装弾ピストルの引金機構の一部の、上方後側からの斜視図である。 図5は、撃針の空撃ち後の、撃針ばねがコッキング解除され、引金がコッキング解除された(作動されていない)状態の、図2による自動装弾ピストルの部分断面図である。 図6は、ここでもまた撃針を逆鈎が受承し、撃針ばねがコッキングされ、引金が固定及びコッキング解除された(作動されていない)状態の、図1〜5による自動装弾ピストルの引金機構の一部の側方からの断面図である。 図7は、図1による本発明の自動装弾ピストルの、後方上側からかつ右側からの、ロック式スライドを含まない部分斜視図である。 図8は、ロック式スライドを概略的に示す、図7と同様の図である。 図9は、保護要素の前方下側からの斜視図である。 図10は、図9からの保護要素と、グリップ及び引金機構の一部との、前方上側からの斜視図である。 図11は、引金ばね及びばねによって引金が前方に移動され、引金バーが静止位置にあり、落下保護装置が保護位置にある、図1、7、8の自動装弾ピストルの引金機構の一部分の斜視図である。 図12は、落下保護装置が撃針を受承した状態の、図11からの引金機構の上方後側からの斜視図である。 図13aは、撃針ガイドスリーブ及び撃針を有する図10からの保護要素の、保護位置における前方上側からの斜視図である。 図13bは、図13aからの保護要素の、前方下側からの斜視図である。 図14は、引金及び引金バーが後方に移動され、落下保護装置が解放位置にある状態の、図1、7、8からの自動装弾ピストルの引金機構の一部の、後方上側からの斜視図である。 図15は、落下保護装置が解放位置で、撃針が解放された状態での、図14の引金機構の一部の、後方上側からの斜視図である。 図16aは、撃針ガイドスリーブ及び撃針を有する図10からの保護要素の、解放位置における前方上側からの斜視図である。 図16bは、図16aからの保護要素の、前方下側からの斜視図である。 図17は、引金及び引金バーが後方に移動され、落下保護装置が保護位置にあり、撃針を受承している状態の、図14からの引金機構の一部の斜視図である。
図1は内部撃鉄式自動装弾ピストル1を示す。図2〜6は、発砲中及び発砲後の、本発明による落下保護装置を有しないピストル1の個々の要素を示す。本発明による落下保護装置59の構造及び動作を、図7〜16に基づいて説明する。
図1は、弾倉3が取り外された状態の自動装弾ピストル1の外面図である。自動装弾ピストル1は、グリップ2と、砲身9を取り囲むロック式スライド7とを備える。図2〜8、11、12、14、15、17に示す引金機構は、引金5によって公知の様式で作動させることができる。外側ハンドル15aを用いて、ここでは図示されていない(図6参照)グリップ2内に配設された分解シャフト15を、保護位置又は分解位置に回転させることができる。
ハンドル15aは、保護位置(撃発準備位置とも呼ばれる)において、水平に後方を向いている。本プロセス中、特にこのハンドル15aは、砲身9の下側の突起12をブロックし(図7参照)、これによって砲身9の取り外しを防止する。分解位置では、突起12が分解シャフト15上を滑動できるため、砲身9及びロック式スライド7、並びにリコイルスプリング41及びスピゴット43を有するリコイルスプリング組立体39(図7参照)を、それ自体公知のスライド受承レバー10の解放後に、グリップ2から前方へと引くことができる。このような分解シャフトは例えば、同一出願人による独国特許第102013010969.8号に記載されており、本出願では上記特許を明らかに参照する。
スライド受承レバー10は、ロック式スライド7を公知の様式でそのスライド受承位置に受承及び保持できる。更にロック式スライドの下側には半円状の陥凹部6が設けられ、これは、スライド受承位置においてのみ、及び弾倉3が既に取り外されている場合のみ、分解シャフト15のコッキング又は分解位置への回転(図6参照)が可能となるように位置決めされる。
図2は、撃針17を解放して発砲する前に、撃針17がコッキングされた状態の、ピストル1を示す。公知のように、発砲のために以下の要素が設けられる:引金5;引金安全装置5e(安全ラッチ又は引金ラッチとも呼ばれる);引金5に連結された引金バー27;解放爪45(図3、4参照);逆鈎19;突起17aを有する撃針17;ロック式スライド7。これらの構成部品の構造、並びに弾丸の発砲及び撃針ピンのコッキング中のこれらの相互作用について以下に説明する。
引金5は、引金シャフト5a周囲で枢動可能に設置され、捩りばね5b(特に図3、4参照)及びばね37(特に図3、4参照)によって、図2に示す静置位置において予備応力を印加される。引金5はその後側に突起5c(特に図6、11、12、14、15参照)を備える。この突起5cは、グリップの引金開口を介した汚れ及び異物の進入をより困難にするためのカバーとして機能する。
引金バー27はその前端部において、引金バー支持軸として作用しかつ引金5を陥凹部5f(特に図11、12を参照)において発砲方向に対して横断方向に移動させるピン5dを介して、引金5と運動可能に連結され、またピン5dの周りで枢動可能に設置される。
引金バー27はその下側のおおよそ中央において、二重湾曲(ミミズ状湾曲)ばね37を用いて、グリップ2内の支持体に公知の様式で連結される(特に図3、4参照)。グリップ2内の引金バー支持体は、図6に概略的に図示されている。
このばね37により、引金バー27の垂直運動及び並進運動、並びに引金5の静置位置への運動が容易になる。引金バー27はその後端部に、右側に形成された下側タブ29を備え、またその上端部に、左側に形成された上側タブ31(特に図4参照)を備える。タブ29、31の機能については後で説明する。
安全ラッチ5eは引金5を、例えば重力又は衝撃による加速時の上記引金の偶発的な解放から、公知の様式で保護する。この安全ラッチ5eもまた、引金内において引金バー支持軸5d上に設置され、引金の作動時にはこの軸の周りで、図示されていない引金内のばねに対向して自動的に旋回し、その結果、引金はグリップと向い合ってロック解除され、引金シャフト5aの周りで旋回できる。
図3、4に示す解放爪45は、引金バー27の後端部の左側に設けられる。この解放爪45は、解放爪45を発砲方向に対して横断方向に移動させる、グリップ2内に配備された解放爪支持軸49の周りで枢動可能に設置される。グリップ2の追加の壁要素内に解放爪支持軸49を配備することは公知であり、図示しない。解放爪45は、逆鈎19と係合するためにタブ形状となっている(次の段落を参照)その後方下側端部において左に屈曲し、またその後方上端部に、引金バー27の上側タブ31に向かって発砲方向に突出する突出部47を備える。
逆鈎19は、引金バー27の後端部の領域において、撃針17の下側の解放爪45の上側突出部47の左側に、引金バー27に対して平行に設けられ、グリップ2内の支持軸19bの周りで枢動可能に設置される。逆鈎19の後端部では、突出部19dが中央において後方へと突出する。突出部19dの下側には、矩形に近い陥凹部が接続しており、これはその底部を、逆鈎19のフック状端部19eによって制限される(図2〜4参照)。
逆鈎19は、引金バー27の後端部の領域において、撃針17の下側の解放爪45の上側突出部47の左側に、引金バー27に対して平行に設けられ、グリップ2内の支持軸19bの周りで枢動可能に設置される。逆鈎19の後端部では、突出部19dが中央において後方へと突出する。突出部19dの下側には、矩形に近い陥凹部が接続しており、これはその底部を、逆鈎19のフック状端部19eによって制限される(図2〜4参照)。
解放爪45は下側タブ状端部においてこの陥凹部に係合する(図3、4参照)。戻りばね19cとして作用する、逆鈎19の下側中央に設けられた圧縮ばね(図5〜8参照)は、逆鈎19をグリップ2内で下向きに支持する。
グリップ2内でのこのような支持は、図6に概略的に示されている。逆鈎19の前端部には、ピストル1の長手方向軸を横断して引金バー27の方向に延在するスピゴット19aが設けられる。逆鈎19の上側には、段差19fが取り付けられる。
撃針17は、撃針ガイド18内において長手方向に変位可能な様式で設置され、またその撃針頭部17gの前端部に撃針先端17cを備える。撃針17は撃針先端17cから後方に向かって円錐状に厚くなって環状肩部17dとなり、これは撃針ばね支持体として機能し、この撃針ばね支持体には直径が小さいセクション17bが接続される。撃針ばね17eは撃針17を取り囲み、またその前端部において肩部17d上に支持され、その後端部において、撃針ガイド18に設けられた、撃針17を取り囲む撃針ガイドスリーブ18a上に支持される。撃針ガイドスリーブ18aは撃針17の後端部をガイドする。撃針ガイドスリーブ18aはその下側に長手方向スロット18bを有し、これはスリーブの長さの約4/5だけ延在し、撃針の突起17aがこの長手方向スロット18b内にガイドされる。
撃針ガイド18aはその後端部において、終端支持部品58(特に図2、5、7、8参照)上に支持され、この終端支持部品58の内部外形内に、上記撃針ガイド18はばねで加圧されて沈み込み、従って上記撃針ガイド18は、ロック式スライドの後部において垂直に変位可能にリンク内に設置された終端支持部品58を、他のピストルにおいて公知の様式でロックする。
更に、撃針17の後端部には、長手方向スロット18b内の撃針ガイドスリーブ18aを移動させる、下向きに突出した突起17aが設けられる。撃針ガイドスリーブ18a内には、撃針戻りばね17fが配設される。上記撃針戻りばねは、その後端部において撃針突起17a上に、及びその前端部において撃針ガイドスリーブ18a上に支持され、発砲時に静止位置にある撃針17を後方へと引き戻す。
初めに記載したように、逆鈎19は撃発準備位置において、その後方上側端部が突起17aの運動経路に突出し、ピストル1のシリンダのコッキング及び回転時に、ロック式スライド7と共に漸進する撃針17をその突起17aにおいて受承する。図2に示す撃発準備位置では、突起17aはその下側前端部において逆鈎19の段差19fに隣接し、上記段差19fによって支持される。更に前進したロック式スライド7は、撃針ばね支持体17dに対して公知の様式で張力を印加している。というのは、ロック式スライド7は上記更なる前進の間、撃針ガイドスリーブの前端部が撃針ばね17を圧縮するように撃針ガイドスリーブ18aを支持するためである。引金機構はこの相互に作用可能な接続において発砲準備ができた状態となる。
図3、4は、逆鈎19による撃針17の解放の瞬間の、張力を印加された撃針17を示す。引金5は、捩りばね5b及びばね37のばね力に対して後方へと作動される。ピン5dはピン5d上に連結された引金バー27を後方へと移動させ、ここで引金バーの前端部は、引金シャフトの周りの環状経路に沿って後方上側へと移動している。図2と比較して、引金バー27の後端部は長手方向に後方下側へと変位し、引金バー27の下側タブ29は、切断器バー21の陥凹部24から後方へとガイドされ、従って引金バー27の後端部を下向きに移動させる。このプロセスにおいて、引金バー27の上側タブ31はその後面において解放爪45の突出部47に衝突し、これによって上記爪は、その支持軸49の周りの環状経路に沿って下側後方へと旋回する。このプロセスにおいて、解放爪45は、その動作可能な係合により、戻りばね19cのばね力に対して、逆鈎19を支持軸49の周りで下側後方へと旋回させる(図6〜8参照)。その結果、突起17aは逆鈎19の段差19fから係合解除され、発砲のために自由に前方へと移動できる。運動経路の端部において、撃針17はその先端17cにおいて、図示されていない薬室51(図2〜5参照)内に設けられた実包の実包底部に衝突し、公知の様式で発射薬に着火する。
図5は、撃針が解放され薬室51が空になったピストル1を示す。撃針ばね17eはコッキング解除状態であり、撃針17は、薬室51からある距離の、その前方位置にある。撃針ばね17eは肩部17d上に支持されているため、撃針ばね17eは撃針17を、図示されていない薬室内の実包の雷管に対して完全かつ恒常的には押圧しない。その代わり、弾丸が発砲される際、撃針17はその慣性により、図5に示す位置を超えて進み、このプロセスにおいて、撃針ガイドスリーブ18a内のその戻りばね17fを圧縮する。前進後に薬室51が空である場合、戻りばね17fは、撃針頭部17gが撃針ばね支持体17dに当接するまで撃針17を僅かに引き戻す。
引金5は図5の静置位置へと戻るように旋回される。このプロセスにおいて、ピン5dは、ピン5dに連結された引金バー27を前方へと移動させ、ここで引金バー27の前端部は、引金シャフト5aの周りの環状経路上を前方下向きに移動する。引金バー27の後端部は図2による初期位置に戻り、図5に図示されていない逆鈎19及び解放爪45も同様である。
撃針17及びその撃針ばね17eを新たにコッキングするために、逆鈎19が突起17aから離れるまでロック式スライド7を引き戻さなければならない。その後ロック式スライド7は再び解放されることになる。
ここで、本発明による落下保護装置59の構造及び機能について、図7〜17の助けを借りて説明する。
図7〜17によると、落下保護装置59は、以下の構成部品を備える:引金5;引金5に連結された引金バー27;保護要素61;保護ばね69;逆鈎19;突起17aを有する撃針17;ロック式スライド7。これらの構成部品の相互作用について以下に説明する。
図7、8、10は、落下保護装置59を有する自動装弾ピストル1の様々な部分斜視図である。図9は、保護要素61の拡大図である。まず保護要素61の構成について説明する。
保護要素61は、ピン状の設置要素又はヒンジピン63を含み、これはその第1の端部又は上端部65において円錐形である。この端部65は組み立て状態において、例えば孔(図示せず)である陥凹部内に枢動可能に挿入される。
第2のレバーアーム66bはまた、垂直に完全に貫通した概ね楕円形の開口又は陥凹部71を含み、これは保護捩りばね69のアームのばね台座として機能する。保護捩りばね69は、2アーム式レバー67の上側にヒンジピン63を収容し、その第2の脚部の端部においてロック式スライド7の内側に保持される。保護捩りばね69は、保護位置の保護端部67aに事前負荷を印加するよう適合され、この保護位置において保護端部67aは、撃針17の移動経路に侵入して、解放された状態の撃針17の突起17aにおいて撃針17を妨害する。
概ね第1のレバーアーム66aの前方1/3である、保護端部67aの下側には、段差68が設けられ、これによって保護端部67aの高さが撃針肩部の陥凹部83の高さに対応する。更に、スロット72(図11ff参照)が2アーム式レバー67の上側に設けられ、これにより、ロック式スライド7と2アーム式レバー67の上側との間に位置するばね69の脚部のための空間が生成される。
設置ピン63は、撃針ガイドスリーブ18aに対面する側に、撃針ガイドスリーブ18a上に設置するための、例えば屋根状に形成された陥凹部75を含み、これは外側ほど強靭となるように形成され、これにより、保護要素61を保護位置(図7、8、10〜13b参照)と解放位置(図14〜16b)との間で枢動させるための、撃針ガイドスリーブ18a上での保護要素61の回転又は枢動運動が可能となる。撃針ガイドスリーブ18aから離れた側では、設置ピン63は、ヒンジピンとロック式スライド7内の軸受との間のいずれの汚れのための空間を形成するための、外周溝81(図9〜17参照)を含む。
図7、8は、保護要素61の保護端部67aによって妨害される、解放された撃針17である。この位置では、撃針は、薬室内に存在し得る実包の実包底部に接触できないため、弾丸の発砲を防止する。保護ばね69はこの保護位置において保護端部67aに事前負荷を印加する。更に、引金バー27に形成された制御用外形77が制御ボルト73を押し戻す。引金5が動作していない限り、保護端部67aは、撃針17の突起17aの移動経路から外れて旋回できない。制御用外形77は、引金バーから左上へとタブ状に折り畳まれて制御バーを形成し、これは制御ボルト73の長さに概ね対応する高さを有する。引金5に対面する前端部では、制御用外形77はロック式スライド7の右側に向かって半円状となっている(図示せず)。
引金バー27の、制御用外形77に隣接するセクションは、引金5の方向に、略垂直に延在する、概ねスロット状の陥凹部78を呈する。これは製造技術によって得られる。
第2の略垂直に直立した制御用外形79は、引金5の方向の陥凹部78を引金バー27に接合する。これは、陥凹部に対面する端部においておおよそくさび形に形成され、制御用外形79の上部の後方部分は、陥凹部78の方向に下向きに傾斜して延在する。制御用外形79の、引金5の方向に略水平に延在する上側は、上記傾斜に接合する。
図10は、撃針ガイドスリーブ18a上での保護要素61の設置を示し、陥凹部75は部分的に撃針ガイドスリーブ18aに接触している。
図11では、保護要素61は保護位置にあり、撃針17はコッキングされ、その下側突起17aにおいて、段差19fを介して逆鈎19によって保持及び受承される。回転可能な保護要素61は、その保護端部67aにおいて撃針17の突起17aの移動経路内に突出する。保護要素61の対向する端部67bは、引金バー27の制御用外形77によって正方向に押し戻され、これによって保護要素61が保護位置を外れて回転するのが防止される。更に、保護ばね69は保護端部67aを保護位置においてコッキングする。引金5は上述のように、引金バー支持軸5dを介して引金バー27に連結される。更に引金は、図7、8に示す引金安全ラッチ5eを介して固定される。引金ラッチ5eの作動時にのみ、引金5は後方に移動して弾丸を発砲できる。
図12は、落下保護装置及び保護位置の保護要素61を示し、この保護位置において保護要素61は、落下又は衝撃によって薬室に向かってトリガ又は解放される撃針17を停止させる。作動は例えば、逆鈎19及び/又は解放爪45の下向きの移動によって行うことができ、これによって逆鈎19は、その段差19fによって、撃針の突起17aと係合解除するように下向きに移動する。そして撃針17は薬室に向かって前方へと滑り、その突起17aが逆鈎19の段差19fを超え、最終的に保護要素61の保護端部6aに受承される。これによって撃針17は、段差19fと保護位置にある保護端部67aとの間の距離に対応する所定の距離を包含する。従って撃針17は、撃針先端17cが薬室内に存在する場合がある実包の実包底部に衝突する直前に受承される。
制御用外形77はその保護ストリップによって、下向きに突出した制御ボルト73を正方向に押し戻すため、保護要素61は、保護要素が受承している撃針をその解放位置において回転させず、従って撃針17を不注意に解放しない。受承されている撃針17は、実包の着火剤に接触又は到達できないように、その撃針先端17cが薬室内にある実包から十分離間している。更に、引金5及び引金バー27は上述の引金安全ラッチ5eによって公知の様式で固定され、引金5及び引金バー27の不注意による移動は発生できなくなる。更に撃針17及びその撃針ばね17eは、撃針ばね支持体17dが撃針ガイド18の内側に接触して(図5参照)、撃針戻りばね17fが撃針17を戻すように作用し始めるよう、受承位置において十分に弛緩している。
撃針17が受承された状態で、射手引金安全ラッチ5eを介して引金5を作動させる(図2参照)場合でさえ、撃針ばね17eは撃針17を、撃針先端17が実包底部及びそれに伴って着火剤に接触できる程には前方へと移動させることができず、これによって偶発的な発砲が防止される。実際には、引金を作動させると保護端部67は撃針17上の突起17aを解放する(図14、15に関する以下の説明を参照)が、撃針ばね17eの強度は、撃針17を十分に前方に移動させるには不十分である。ここで射手が引金5を再び作動させると、保護端部67aは撃針突起17aを再び押し戻し、自動装弾ピストル1は再び保護される。撃針17を再びコッキングするには、射手は、初めに記載したようにロック式スライド7を引き戻し、これを前方へと摺動させる必要がある。
図13a、13bはそれぞれ、受承されている撃針1を、前方上側から又は下側からの部分斜視図で示す。設置ピン63は、保護端部67aに対面した領域において、その陥凹部75を撃針ガイドスリーブ18aに接触させ、また保護端部67aと反対側において、その陥凹部75を撃針ガイドスリーブ18aから僅かに離間させる。
図14は、引金5の作動による落下保護装置のロック解除及び撃針17の解放を示す。図14では、撃針17は依然としてコッキングされ、逆鈎19によってその状態に保持されている。図15では、解放爪45及び逆鈎19の起動、並びにこれらと関連する撃針突起17aの解放によって、撃針17がトリガ及び解放される。引金5を後方に押圧すると、初めに説明したように、引金バー27は解放爪45の突出部47において停止する。引金バー27が後方へと変位すると、保護要素61の制御ボルト73は、ストリップ状の制御用外形77に沿って、その周縁を超え、更に陥凹部78を超えて、引金バー27の第2の制御用外形79がその内側において衝突するまで摺動する。制御用外形79は、保護端部67aが保護戻りばね69の抵抗力に対向して撃針突起17aの経路から外れて枢動するように、制御ボルト73に衝突する。これにより陥凹部75は撃針ガイドスリーブ18a上で回転する。これにより、解放爪45及び引金バー27による逆鈎19の解放前に保護要素61が解放位置となることが保証される。
解放位置では、撃針突起17aのための経路は空いており、トリガ及び解放された撃針17はその撃針先端17cにおいて、薬室内に存在するいずれの実包の着火剤に接触できる。
図15は、点火の瞬間の、最も前方の位置にある解放された撃針17を示す。引金バー27は解放爪45の突出部47に衝突しており、これによって逆鈎19が撃針17の突起17aによる妨害を逃れている。ロック式スライド7の復帰はまだ開始されていない。撃針17は、保護端部67a上の、図12に示したものよりも長い距離を包含する。
図16a、16bもまた、最も前方の位置にある解放された撃針17と、解放位置にある保護要素61とを、前方上側及び下側からの斜視図で示す。図16b(図13bも参照)は、保護端部67に対して相補的に形成された傾斜面を有する、撃針17の突起17aの陥凹部83を示し、上記傾斜面は、撃針突起17aが保護要素61によって受承されることを保証する。更に、保護端部57aが撃針ガイドスリーブ18aにおいて、屋根状に設計された上縁部に亘って回転又は枢動することによって、設置ピン73がその陥凹部75によって撃針ガイドスリーブ18aにおいてどのように回転して、陥凹部75の撃針先端17cに対面する領域において撃針ガイドスリーブ18aに接触するかが示されている。
最後に図17は再び、発砲後の解放された撃針17と、逆鈎19及び段差19fによって受承された撃針突起17aとを示す。撃針ばねはコッキングされ、引金5は依然として後方の作動位置にある。ここでは図示されていないロック式スライド7は、弾丸の発砲後に後方へと移動され、再び前方へと移動される。発砲の代わりに、射手はロック式スライド7を主導で引き戻し、これを対応して作動された引金によって再び前方へと移動させることができる。
ロック式スライドが戻ると、ロック式スライド7の非陥凹領域8b(図6参照)が切断器バー21にその隆起部33において下向きに衝突し、切断器バー21上に載置された下側タブ29に沿って移動する。従って、引金バー27の上側タブ31は解放爪45の溝45a内を下向きに摺動し、その際、解放爪45及び逆鈎19は戻りばね19cによってその初期受承位置へと戻され、ロック式スライドの前進運動中に再び撃針17を受承できる。
ロック式スライドと引金機構とのこのような相互作用については、同一出願人による同一出願日の並行特許出願「Device for preventing cocking of the firing pin」において詳細に説明されており、この特許出願は本出願において参照される。
保護要素61は、保護位置にある保護ばね69によって枢動する。切断器バー21、及びそれに伴う引金バー27の下向きの移動中、引金バー 27は下向きに摺動し、保護要素61の制御ボルト73と干渉しなくなる。
ロック式スライド7の再前進及び引金の再解放時、制御用外形79を有する引金バー27は、前進中の引金バー27がその前端位置となるまで、保護要素61の制御ボルト73の下側と接触し、ばね37によって上向きに押され、制御ボルト73の通過後に、その第1の制御用外形77によって制御ボルト73を戻す。
ここで射手は引金5を動かし、引金5は、引金捩りばね5bの力によって再び前方へと移動し、これにより引金バー27を、その前方位置にあるばね37と相互作用させる。これは、図7の解放された引金の基本位置に対応する。これにより、引金バー27の下側タブ29は、切断器バー21の陥凹部24内へと戻るように摺動し、引金バーの上側タブは解放爪45の突出部47の前に戻って静止する。これにより制御ボルト73は、第1の制御用外形77の前の陥凹部78を超えて、制御用外形79の前方の傾斜上を摺動し、これにより制御用外形77の丸みを帯びたバー領域は再び戻される。ここで、コッキングされた撃針17を、引金バー27の上側タブ31及び解放爪45の突出部47を介した、引金安全タブ5e及び引金5の作動によって解放できる。

Claims (11)

  1. 弾丸の発砲前に撃針(17)の経路に入り込む保護位置と、前記撃針(17)の運動経路の外側に位置する解放位置とを取ることができる、可動式保護要素(61)を有する、内部撃鉄式自動装弾ピストル(1)の落下保護装置(59)であって、
    前記保護要素(61)は、前記撃針(17)を、前記撃針(17)が所定の距離だけ前進した後にのみ、前記保護位置において受承する、落下保護装置(59)において、
    前記保護要素(61)は、前記保護位置と前記解放位置との間で水平に回転又は枢動できるように配設及び形成され、
    また前記保護要素(61)は、第1の端部(65)においてロック式スライド(7)の陥凹部内に回転可能に設置される、設置要素(63)を含み、
    前記設置要素(63)の第2の端部には2アーム式保護レバー(67)が設けられ、前記2アーム式保護レバー(67)は第1のレバーアーム(67a)が保護端部(66a)へと突出し、前記保護位置において前記撃針(17)を前記撃針(17)の移動経路内で受承する
    ことを特徴とする、落下保護装置(59)。
  2. 前記保護位置の前記保護要素(61)は、弾丸が発砲される直前に前記撃針(17)を妨害する、請求項1に記載の落下保護装置(59)。
  3. 前記保護要素は、前記撃針(17)を取り囲む撃針ガイドスリーブ(18a)上に移動可能に設置される、請求項1又は2に記載の落下保護装置(59)。
  4. 弾性部材(69)が、前記保護要素(61)を前記保護位置へと事前にコッキングする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の落下保護装置(59)。
  5. 前記保護要素(61)は、1つ又は複数の部品からなるものとして形成される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の落下保護装置(59)。
  6. 前記保護レバー(67)は、第2のレバーアーム(66b)の一方の端部(67b)に、引金(5)に連結された引金バー(27)の少なくとも1つの制御用外形(77、79)と動作可能に係合するための制御要素(73)を備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の落下保護装置(59)。
  7. 前記引金(5)の静止位置において、前記引金バー(27)は、前記少なくとも1つの第1の制御用外形(77)によって前記制御要素(73)を前記保護位置に配置し、これにより前記保護要素(61)が前記解放位置に移動するのを防止する、請求項6に記載の落下保護装置(59)。
  8. 前記引金バー(27)は、前記引金を引いた場合に前記制御要素(73)に影響を及ぼして、前記保護要素(61)を前記解放位置へとシフトさせるための、少なくとも1つの第2の制御用外形(79)を含む、請求項6又は7に記載の落下保護装置(59)。
  9. 前記設置要素(63)は、寸法に関して少なくとも部分的に前記撃針ガイドスリーブ(18a)に対して相補的となるように形成された陥凹部(75)を含み、これにより前記保護要素(61)は、前記保護位置から前記解放位置への及びその逆の移動中に、前記撃針ガイドスリーブ(18a)の周りで枢動する、請求項6〜8のいずれか1項に記載の落下保護装置(59)。
  10. 前記撃針(17)は、前記保護位置において前記保護要素(61)と動作可能に係合するために、前記撃針(17)の上に形成された突起(17a)を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の落下保護装置(59)。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の落下保護装置(59)を有する、自動装弾ピストル(1)。
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