JP2645241B2 - 可撓性再帰反射性シート - Google Patents

可撓性再帰反射性シート

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JP2645241B2
JP2645241B2 JP59191415A JP19141584A JP2645241B2 JP 2645241 B2 JP2645241 B2 JP 2645241B2 JP 59191415 A JP59191415 A JP 59191415A JP 19141584 A JP19141584 A JP 19141584A JP 2645241 B2 JP2645241 B2 JP 2645241B2
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B5/12Reflex reflectors
    • G02B5/122Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type
    • G02B5/124Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type plural reflecting elements forming part of a unitary plate or sheet

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Description

【発明の詳細な説明】 背景にある技術 三角錐型再帰反射性物品(cube−corner retroreflec
tive article)に用いられる基本的な三角錐型再帰反射
性素子は周知の如く狭い角度性、即ち光学的軸にほぼ沿
つた狭い角度内で当つた光だけを明るく入射路を再帰す
るように反射する性質をもつている。狭い角度性は、三
角錐の角で起きているように、三つの互に直角な側面を
もつ三面体構造のこれら素子の固有の性質によつて起き
る。使用する際、それら素子は、再帰反射される光がそ
れらの面によつて定められる内部空間内へ入るように当
り、当つた光の再帰反射が素子の面から面へ光が内部反
射することによつて起きるように配列されている、素子
の光学的軸(これは素子の面によつて囲まれた内部空間
の三等分線である)から実質的に傾いて入射する光は、
その臨界角より小さい角度で面に当ると、反射されるよ
りはむしろその面を通過する。
或る研究者達は、面反射(specularly reflective)
金属、例えば蒸着したアルミニウムで三面体の面を被覆
して、大きく傾斜して当つた光でさえもそれらの面で反
射されるようにすることによつてこの問題を処理しよう
としている。しかしそのような被覆は面からの全反射を
減じ(面に当つた光の何%かは被覆に吸収されるた
め)、素子に灰色を生じさせる。このことは屡々好まし
くない。亦、被覆はそのような素子を有する物品の有効
寿命を短かくする腐蝕問題を受け易い。
別の研究者達は、第1の再帰反射性板或はシートの裏
に第2の再帰反射性板或はシートを配置することにより
この問題を処理しようとしている〔ウエーバー(Webe
r)による米国特許第3,140,340号、マクグラス(McGrat
h)による米国特許第4,025,159号、或はジョーンズ(Jo
nes)による米国特許第4,303,305号参照〕が、そのよう
な方法は高価であり、多くの用途には合わない厚く一般
的に堅い構造を与える。
更に別の研究者達は、三角錐型再帰反射性素子の形を
変えることによりこの問題を処理しようとしているが、
それらの方法の中で再帰反射性シートの最も一般的な用
途〔例えば交通標識、免許証板、広告サイン等々〕に対
し適している実際に製造されたシートを与えたものは一
つもない。例えばホワイト(white)の米国特許第4,34
9,598号は、三角錐型素子の中心軸を約35°まで傾け、
二つの隣接した素子を正三角形プリズム即ち携帯テント
(put-tent)型に結合することにより得られた広角再帰
反射性シートを教示しているが、その用途は限定されて
いる。そのような三角錐型再帰反射性素子は、90°に近
い入射角(シートに垂直な線と入線光とのなす角)を有
する光の再帰反射を達成しており、そのため舗道標識等
に対しては特に有用なものになつている。しかし入射角
0°の光(シートに垂直な光)は再帰反射されず、従つ
てそのシートは従来の交通標識には役立たない。
ハガーテイ(Haggerty)による米国特許第3,450,459
号では傾斜した光を反射する薄く可撓性の三角錐型再帰
反射性シートが望ましいことが認識されているが、その
特許はそのような結果を達成するための実際的方法は教
示していない。薄い可撓性のシートは三角錐型素子が非
常に小さな「微粒(micrsize)」であることを必要とし
ており、それは知られている限り、ハガーテイによつて
教示されている素子には適用されない溝形成法によつて
達成されているだけである。
亦、従来、乗物に取り付けられた反射板の如き比較的
大きな三角錐型再帰反射性素子を用いた反射板の角度性
範囲を増大するための努力も払われてきた。そのような
反射板のための型は一般に個個の型部品、典型的には三
角錐型再帰反射性素子に似た形につくられた端部を夫々
有するピンを一緒に束ねることにより作られている。ヒ
ーナン(Heenan)その他による米国特許第3,541,606号
は、ばらばらのむしろ大きな群に配列した三角錐型再帰
反射性素子を有する乗物のための反射板を教示してい
る。各群中の三角錐型素子の光学的軸は、異なつた群の
素子の角度とは異なつた角度で傾いており、乗り物の周
りの水平面中の反射角範囲を増大するようにしてある。
ヒーナンの米国特許第第3,923,328号及びヒーナンの米
国特許Re.29,396は、三角錐型再帰反射性素子が列に配
列されており、一つの列の三角錐型素子の光学的軸が他
の列の方の素子の方に傾いており、例えば6〜13°の大
きさで傾いている改良を教示している(米国特許第3,92
3,378号の第5欄45行以下参照)。そのような傾斜は、
典型的は乗物の周りの水平面になる予かじめ定められた
面内での反射板の角度性を増大することを意図している
(第5欄64及び65行参照)。リンドナー(Lindner)の
米国特許第4,066,331号は三角型再帰反射性素子を列状
に配列したもので、同じような目的をもつている。
乗物の周りの水平面の如き一つの面内での反射面の角
度性について認められたその改良は、他の種類の再帰反
射性物品にとつては価値が低い。特に再帰反射性シート
は一般に全表面に亘つて多くの角度から見えるような大
きな表面積の表面上に使用することを目的としている。
標識面上に用いた反射性シートにとつては、見る角度の
如何にかかわらずシートの全表面に亘つて均一な明るさ
が維持され、その結果標識全体が均一な明るさをもち、
標識の図や記号が読み易いことが重要である。読み易さ
は標識のグラフ像と背景領域とのコントラストの調節を
必要とし、そのようなコントラストの調節は見る全表面
に亘つての反射の明るさの均一性を必要とする。
発明の記述 本発明は、薄い可撓性再帰反射性シートであって、 前記シートは多数の近接して配置された三角錐状の角
を持つ再帰反射素子10を含んでおり、 各素子の相互に垂直な三つの側面11,12,13は、共通面
16上の直線の縁15によってそれらの底部を定められ、そ
の結果、各素子の底面は三角形を構成しており、 全ての素子は共通面16に位置し、また素子の全ての頂
点14はこの共通面の同一側上に位置しており、 各素子は対103,104になるように配置され、 各対の2つの素子は互いに隣り合うように配置され、
かつ共通する直線の縁をひとつ持ち、 各素子は素子の三つの側面によって定められる内角の
三等分線である光学的軸17を持ち、 各対の素子の光学的軸は互いに相手の方に傾いてお
り、 対である各素子において、前記した共通する直線の縁
を含みしかも底面16に垂直である平面と素子の頂点14と
の距離は、この平面と光学的軸17と底面16との交点との
距離よりも長いことを特徴とし、 それによって、高い入射角において、入射面および入
射面に垂直な面ならびにこれらの面の間に位置する複数
の面において再帰反射性が改良されている可撓性再帰反
射性シートからなる。そのような「組合つた(matche
d)」対になつた傾斜三角錐型素子は、共通面と、素子
の光学的軸が傾いている方向の稜との両方に対し垂直な
面内のみならず、その面及び該共通面に対し垂直な面内
でも広い再帰辺射角度性を生ずることが見出されてい
る。更にそのような対は、それらの二つの面の中間の面
内で、即ち見る面の全360°の範囲全体に亘つて、良好
な角度性を有する。
薄いシート状として、本発明の新規な再帰反射性物品
は、各対中の素子の軸が互に相手の方へ傾いた(即ち各
対或は素子の光学的軸が傾いている方向の稜が、典型的
には素子間の共通の稜である)組合つた対として配列し
た微粒三角錐型再帰反射性素子を密に配列したものから
なる。約1.5の屈折率を有する重合体材料から作つたシ
ートの場合、素子の軸は、側面の底辺が横たわる共通面
に垂直な方向から約7°から10°よりわずかに小さい値
迄の角度に傾いているのが好ましい。
新規な再帰反射性物品は、三角錐状素子の側面の底辺
が共通面中に横たわつているので、シート状に作るのに
利用できる。上述の如く、薄い可撓性三角錐型再帰反射
性シートを成形するための用具は、前に溝形成方で作ら
れている。これらの方法では、三角錐型素子を形成する
ように交差する三つの組の平行V型溝をもつように原板
に溝をつける〔エルバン(Erban)による米国特許第3,0
57,256号及びスタム(Stamm)による米国特許第3,712,7
06号参照〕。
本発明は、共通面中に底辺をもつ完全な三角形状側面
をもつ三角錐型素子を用いているので、上記共通面が溝
の底辺によつて確立されるようにして、そのような溝形
成法によつて形成することができる。
本発明の最良の実施態様 本発明の再帰反射性物品に有用な三角錐型再帰反射性
素子が、第1図の斜視図及び第2a図、第2b図、及び第2c
図の側立面図に示されている。図示の如く、素子10は三
つの互に直角な側面11,12及び13をもち、それらの面は
頂点14で交つている。側面11,12,13の底辺は直線状であ
り、一つの平面、即ち素子の底面16中に横たわつてい
る。素子10は中心軸、即ち光学的軸17を有し、それは側
面11,12,及び13によつて定められた内角の三等分線であ
り、底面16に垂直な線18に対し傾いている。素子の底面
16上に入射した光は三つの側面の一つによつて第2の面
へ反射され、次に第3の面へ反射され、そして光源の方
へ底面を通つて戻つて行くように内部で反射される。
本発明の再帰反射性物品では、第1図及び第2図に示
されているような三角錐型素子は一般に組合つた対の一
部として少なくとも一つの他方の三角錐型素子と共に用
いられ、一般にそのような素子の列と共に用いられる。
そのような素子の列となつて見えるかも知れない他の三
角錐型素子が、本発明の代表的再帰反射性物品の後側を
描いた第3図の平面図に示されている。それら素子は、
一枚の一体的シート材料の一部として形成されるか又は
担体フイルムにそれらの底面16を付着させることによ
り、一緒に結合されている。第4図は第3図に描いた物
品の一部を断面で示しており、重合体フイルムの如き、
素子を一緒に結合する材料の厚さ21を示している。素子
10の底辺15は直線状で共通面中にあるので、そのような
素子の列は交差する溝の組によつて定められる。第3図
の素子101は三つのV型溝22,23及び24によつて定めら
れ、それらの溝の各々は、交差する模様状に列を横切つ
ている溝の三種類の組の中の夫々一つの溝である。
第3図、第4A図、第4B図及び第5図から分かるよう
に、本発明の例示された代表的再帰反射性物品中の三角
錐型素子は、対になつて配列されていると考えることが
でき、各対中の素子の光学的軸は、再帰反射すべき光が
入射する物品20の前面25から考えた時、素子の一つの稜
の方へ傾いている。第4A図はそのような一つの対103,1
04を示しており、この場合、素子の光学的軸17が傾いて
いる方向、即ち第4A図の矢印26の方向にある稜は、共通
の稜である。対の三角錐型素子は同じものであるが、そ
れらは互いに反対の方向を向いている。即ち一方が他方
の配向より線18の周りに180°回転している。
第3図に描いた配列中の他の素子は、共通の稜で接し
ている第4A図の対の外の対と考えることができる。従つ
て、第4B図に示された素子105と106も、稜ではなく点で
接しているが、組合つた対である。それらはそのような
対である。なぜなら、それらは一方が他方とは180°回
転している点を除き同じだからである。素子105及び106
の光学的軸は一つの稜の方へ傾いており、その稜は各素
子の組合う稜である(即ち、素子105と106の一方を180
°回転すると、光学的軸が傾いている方向の稜が一致す
る)。
素子103と104、及び105と106の対の光学的軸は一つの
平面内であるが、一対の素子はそれらの軸が異なつた平
面内にあつてもよいことは分るであろう。例えば第3図
の素子107と108は一対として考えることができる。しか
し第3図のどの対を考えても、その対中の素子の光学的
軸の傾きは、第3図のX軸面として指定されている同じ
平面又はそれと平行な面内で起きている。
一つの対になつた傾いた三角錐型素子からの再帰反射
の角度範囲は、一緒になつて反射の広い角度性を与えて
いる。第3図に示しX軸面中の素子の傾きは、その面中
の反射角度範囲を物品20の前面に垂直な線に中心がくる
状態から、第4A図及び第4B図の光線27及び28によつて表
わされた路に中心がくる状態へ移行させる。各傾斜した
三角錐型素子10は、光線27と28によつて表わされる行路
上に物品20に入射する光を最大の明るさをもつて再帰反
射する。各素子は、行路27及び28から更にずれた行路で
物品20に入射する光を再帰反射するが、明るさは次第に
減少していく。反射の角度範囲は図中β3X,β4X,β5X
及びβ6Xの範囲によつて任意的に表わされている(実際
に範囲に明確な限界はないが、その代り再帰反射の明る
さが徐々に減少している)。図示の如く、これら範囲の
各々の一端は、その範囲の他の端よりも傾いており、範
囲のその端では別の方の端でよりも一層大きく傾いた光
が反射される。範囲の一層傾いた端が、一対の素子から
の反射の一緒にした範囲の端を表わしており、その一緒
にした範囲がβTXで表わされている。傾斜した素子が一
緒になつてX軸面での逆行反射βTXの広い角度範囲を与
えており、それは個々の素子によつて与えられる代表的
な範囲β3Xとβ4X或はβ5Xとβ6よりも実質的に大き
い。
しかし、X軸面での広くなつた角度範囲を達成する以
上に、傾斜した素子はX軸面に垂直な(そして素子の底
面にも垂直な)Y軸面での角度範囲の実質的な増大をも
達成している。亦、その二つの垂直なXとYの面の中間
の面でも角度範囲が実質的に増大している。第5図に示
したように、X軸面に垂直なY軸面での再帰反射の角度
範囲βTYは、傾斜がX軸面で起きてさえも素子のその傾
斜によつて驚く程の大きな量迄増大している。
この結果は更に第6図に例示されており、本発明の再
帰反射性物品(実施例1に記載する物品)で用いられる
ような三角錐型素子から得られた逆行反射の大きさをプ
ロツトした一組の明るさ等高曲線が示されている。再帰
反射の大きさは反射される光の入射角(入射光とシート
前面に垂直な線とのなす角)の大きさに対してプロツト
されている。第6図のX軸上にプロツトした値は、素子
の光学的軸によつて定められた面に平行なX軸面で素子
に入射した光に対する反射の大きさを表している。Y軸
上にプロツトした値は、素子の光学的軸によつて定めら
れたX軸面に垂直なY軸面でシートに入射した光に対す
るものである。そしてX軸とY軸の間の点でプロツトし
た値は、垂直なX面とY面の中間の面で素子に入射した
光に対するものである。
それらから分るように、第6図に報告した特別な測定
値について、その三角錐型素子は約40°の角度でX軸面
で素子に当つた光を、再帰反射の最大の明るさの50%で
反射(その角度を半輝度角という)し、約35°の角度で
Y軸面で素子に当つた光を50%の明るさで反射する。二
つの垂直な面に沿つた再帰反射の明るさについてのその
ような範囲は、三角錐型再帰反射性シートで今迄得られ
ている既知のどの範囲をも大きく越えている。亦第6図
から分るように、良好な再帰反射の明るさが、それら垂
直な面の中間の面でも得られている。
本発明の設計に基く三角錐型のコンピューター・シミ
ュレーシヨン(Computer simulation)では、最良の結
果が得られる場合、共通の稜で接した三角錐型素子の各
対のそれらの光学的軸は、その稜と底面に垂直な一つの
面内に横たわつていることを示している。しかし他の具
体例では、それらの光学的軸は二つの方向に傾いていて
もよく、例えば一つの稜の方へと、その稜と底面に垂直
な面から外れた方向に傾いていてもよい。
X軸面に沿つた角度範囲の最大の改良は、光学的軸の
最大量の傾斜で得られているが、或る程度の傾斜では、
その傾斜は再帰反射性物品又はシートの材料の屈折率と
共に変るが、物品に垂直な光(即ち入射角0°の光)の
再帰反射は急速に傾きが大きくなり始める。最適の角度
を与える傾斜度は、一般に垂直の逆行反射が急速に傾き
始める角度には丁度足りない角度である。1.5の屈折率
をもつ材料ではこの角度は約12〜13°で、次の式に従つ
た屈折率η0と共に変化する。
傾斜の最適角度は、三角錐型素子の希望の面密度及び
希望の屈折効率と同様、希望の製造法によつても影響を
受ける。溝付原型を用いた製造法では、傾斜度は、もし
共通の稜で接した素子の組合つた対の間の溝(例えば第
3図の溝24)が余りにも大きな角度をもつたものである
と、溝形成用工具が、組合つた素子対の両側の溝に接す
る隣りの素子の稜の部分を取り除いてしまう事のために
制限されている。このことは、溝24に接し、組合つた素
子対に隣接している三角錐型素子109を参照することに
より第3図で例示することができる。もし第3図に描い
た素子の傾斜度が或る角度を超えて増大すると(その角
度は、組合つた素子対の光学的軸が共通面中に横たわつ
ている第3図に示された配列については9.736°である
ことが見出されている)、溝24の角度は、素子109の稜2
9がその溝へ入り込むようになる程度迄増大する。そう
すると溝24を形成する溝形成用工具は、稜29の所の素子
109(及び溝24に接する同様な素子)の一部を除去す
る。
溝24に接する素子の一部を除去することは、三角錐型
素子を分離することにより、例えば溝22及び(又は)23
の底を平らな領域又は細長いくぼみをつけて形成するこ
とにより回避することができる。そのような分離は再帰
反射性の大きさを減少する。なぜならそうすると、シー
ト単位面積当りの三角錐型素子の数が少なくんるからで
ある。しかし分離は下の基板(それは例えば希望の色が
ついていてもよい)が溝の底の平らな領域を通して見え
るようにすることができ、或は平らな領域を通して光を
透過させることができる(本発明のシートを内部から発
光する標識の前面板として用いる時のように)というよ
うな他の利点を有する。
亦、隣接した素子の一部の除去及びそれに伴う再帰反
射の損失は、再帰反射の全大きさが別に十分である情況
下では許容できる。
入射角0°の光のいくらか一層大きい再帰反射を、Y
軸に対する最適角度範囲より小さい傾斜度を用いて得る
ことができるが、一般に1.5の屈折率をもつ材料では、
傾斜度は少なくとも7°で、上述の式に従つて屈折率と
共に変化するであろう。1.6の屈折率の材料では、傾斜
度は一般に、素子間に平らな底の溝がある物品では9〜
15°、好ましくは10〜13°の範囲にあり、そうでない場
合には9.736°より小さいのが好ましいであろう。
本発明の物品は、例えば前以つて形成したシートを希
望の三角錐型素子の列を押し型で形成することにより、
或は流体材料を型に注型することにより一つの一体的材
料として作つてもよく、或はそれらは米国特許第3,684,
348号に教示されているように、前以つて形成しフイル
ムに対して素子を注型するか或は個々の成形素子の前面
の上に前以つて形成したフイルムを積層することによ
り、層状生成物として作つてもよい。
一般に約1.5の屈折率をもつアクリール系材料は、一
体的シート材料のための一つの有用な材料であり、それ
らは良好な戸外耐侯性を得るために層状生成物に三角錐
型再帰反射性素子上に付着させた表面材としても有用で
ある。他の有用な材料には英国特許第2,027,441号に教
示されているような約1.6の屈折率をもつ反応性材料で
あるポリカーボネート、商標名サーリン(SURLYN)とし
て市販されているポリエチレンを基にしたアイオノマ
ー、ポリエステル及び酢酸セルロースブチレートが含ま
れる。一般に熱及び酢酸セルロースブチレートが含まれ
る。一般に熱及び圧力の下で典型的に成形できる透明材
料を用いることができる。
本発明の再帰反射性物品は、広い範囲の大きさの三角
錐型素子が組み込まれていてよい。本発明の可撓性シー
ト〔例えば7.5cm(3in)径の芯の周りに巻くことができ
る〕用には、素子は約0.625mm(0.025in)より小さな大
きさ(即ち、溝と溝の中心線間の間隔)をもつのが好ま
しい。最も一般的な堅い三角錐型逆行再帰性物品は、約
1.5〜2.5mm(0.060〜0.100in)の大きさの三角錐型素子
を用いている。しかし、本発明によつて与えられる有利
な増大した角度性は、もつと大きな大きさのものでも得
られるであろう。例えば本発明によつて得られる効果
は、微粒ガラス三角錐型再帰反射性素子を用いることに
より、下の実施例で例示されている。
本発明のシートは基材にそれを貼付けることにより典
型的に用いられるので、又三角錐型素子の三つの互いに
垂直な側面の所で空気界面を維持するのが望ましいの
で、シートは米国特許第4,025,159号に教示されている
ような細胞状模様に裏打フイルムに封着するのが好まし
い。種種の熱活性化性、溶剤活性化性、感圧性又は他の
接着剤を、シートを基剤に付着させるのに用いられる封
着用フイルムの裏面に被覆するか又は積層してもよい。
素子の互に垂直な側面を覆う面反射性被覆及び再帰反射
性物品の前面を覆う保護フイルムの如き他の構造体を、
例えば耐侯性を改良するために、本発明の再帰反射性物
品に付加してもよい。
本発明を次の実施例により更に例示する。
実施例1 一連の大きな三角錐型再帰反射性素子をガラスから機
械加工で作つた。これらのガラス体は三つの互に垂直な
側面と底面即ち基底面をもつ四面体であつた。側面は、
異なつた素子の光学的軸を異なつた角度にするように、
一連の各素子中異なつた角度になつていた。素子の側面
の底辺は約3.8〜5cm(1 1/2〜2インチ)の長さがあつ
た。一連の素子即ちガラス体のいくつかは、1.5の屈折
率をもつガラスから機械加工して作り、或るものは1.6
の屈折率をもつガラスから作つた。各屈折率の四個の異
なつた素子を作つた。1.5屈折率素子の光学的軸は、一
つの稜の方へ傾いており、夫々7.2°,9.2°,11.3°,13.
6°、その稜に垂直な平面内で傾いていた。異なつた1.6
屈折率素子は、夫々9.2°,11.3°及び13.6°及び18.1°
傾いていた。次に、慣用の暗室での光度測定法により素
子の各々に対し2°の開きの円錐中に戻る全光度を測定
した。素子の組合つた対によつて戻される光量を決定す
るため、一つの素子の測定データーを、そのような素子
が、もし180°回転したら与えるであろうデーターと共
に数学的に総計した。そのような総計データーを用いて
1.5屈折率−9.2°傾斜素子について明るさの等高曲線を
描いた。それを第6図に示す。他の素子についての結果
を、表1に示す。
実施例2 6インチの軸方向の長さをもつダイヤモンド型平板ア
クリール板を、ダイヤモンド先端をもつ工具を用いて三
つの交差する組の平行V型溝をつけるようにカツトし
た。それらの溝の二組は、70°の角度で交差していた。
これらの溝は60°36′の内角をもつ工具を用いてカツト
し、中心間隔0.305mm(0.012in)離した。溝の第3の組
は、溝の最初の二つの組と55°の角度で交差していた。
第3組の個々の溝は最初の二つの組の溝の交点を通つて
いた。第3組の溝は、88°51′の内角をもつ工具で、0.
254mm(0.0105in)の間隔でカツトした。
上記溝形成は、対に配列した三角錐型素子の列を与
え、一対の各素子の光学的軸は9.2°の角度、即ちアク
リル板の面に垂直な線から9.2°の角度をもつて互の方
向へ傾いていた。
板にニツケルを電解メツキすることにより溝付板から
電鋳板をつくり、その電鋳板を約1.49の屈折率をもつ前
以つて形成した750μm(0.030in)厚のアクリルフイル
ムへその電鋳板の模様を押し型するスタンプとして用い
た。電鋳板を平版プレス中に置き、350〜400°Fの温度
でプレスを行なつた。
次に、スタンプされた再帰反射性シートにより2°の
円錐状の中に再帰反射される全光を、暗室光度測度法に
より種々の入射角でシートに当る光について測定した。
結果を第7図に、最大の明るさの%として、又入射角の
大きさ及び回転面の関数として、再帰反射の明るさを表
す一組の明るさの等高曲線として第7図に示してある。
第7図は第6図に与えられた結果とよい相関関係をもつ
ているように見える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の再帰反射性物品に用いられる三角錐型
再帰反射性素子を示す斜視図である。 第2A図,第2B図及び第2C図は第1図に示した三角錐型素
子の側面の立面図である。 第3図は、第1図及び第2図に示したような三角錐型素
子の緻密な配列を有する本発明の代表的再帰反射性シー
トの平面図である。 第4A図及び第4B図は、第3図の4A-4A及び4B-4Bの線に夫
々沿つてとつた断面図で、特に本発明の再帰反射性シー
ト中の二つの代表的な組合つた三角錐型素子対を示す図
である。 第5図は第4A図の線5−5に沿つて取つた断面図であ
る。 第6図は代表的な三角錐型素子の組合つた対について明
るさの等高線を示すグラフであり、そのような一対の三
角錐型素子からの最大再帰反射の何%が、再帰反射すべ
き光を或る角度で素子に入射させた時に維持されるか
を、素子の底面に垂直な線からずれた角である入射角を
増大しながら測定した図であり、入射角の大きさはグラ
フの原点から曲線上の点の径方向の距離によつて表わさ
れており、入射角の回転面は、曲線上の点の角位置によ
つて表わされている。 第7図は本発明の代表面再帰反射性シートについて測定
した明るさについての等高線のグラフである。 10……素子、11,12,13……側面、15……底辺、16……底
面、17……光学的軸、20……物品、22,23,24……V型の
溝、25……前面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−82592(JP,A) 特公 昭55−21321(JP,B1) 実公 昭40−23788(JP,Y1) 米国特許3873184(US,A) 米国特許4202600(US,A) 米国特許3873184(US,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄い可撓性再帰反射性シートであって、 前記シートは多数の近接して配置された三角錐状の角を
    持つ再帰反射素子(10)を含んでおり、 各素子の相互に垂直な三つの側面(11,12,13)は、共通
    面(16)上の直線の縁(15)によってそれらの底部を定
    められ、その結果、各素子の底面は三角形を構成してお
    り、 全ての素子は共通面(16)に位置し、また素子の全ての
    頂点(14)はこの共通面の同一側上に位置しており、 各素子は対(103,104)になるように配置され、 各対の2つの素子は互いに隣り合うように配置され、か
    つ共通する直線の縁をひとつ持ち、 各素子は素子の三つの側面によって定められる内角の三
    等分線である光学的軸(17)を持ち、 各対の素子の光学的軸は互いに相手の方に傾いており、 対である各素子において、前記した共通する直線の縁を
    含みしかも底面(16)に垂直である平面と素子の頂点
    (14)との距離は、この平面と光学的軸(17)と底面
    (16)との交点との距離よりも長いことを特徴とし、 それによって、高い入射角において、入射面および入射
    面に垂直な面ならびにこれらの面の間に位置する複数の
    面において再帰反射性が改良されている可撓性再帰反射
    性シート。
  2. 【請求項2】三角錐型再帰反射素子が約1.5の屈折率を
    持つ材料からなり、複数の素子からなる対の複数の光学
    的軸が夫々、側面の底辺が横たわる共通面に垂直な方向
    から約7〜13°の角度迄傾いている前記第1項に記載の
    可撓性再帰反射性シート。
  3. 【請求項3】三角錐型再帰反射素子が約1.5の屈折率を
    持つ材料からなり、複数の素子からなる対の複数の光学
    的軸が夫々共通面に垂直な方向から8〜9.736°傾いて
    いる前記第2項に記載の可撓性再帰反射性シート。
  4. 【請求項4】三角錐型の複数の再帰反射素子からなる対
    の複数の光学的軸が同一平面上にある前記第1項〜第3
    項のいずれか1項に記載の可撓性再帰反射性シート。
  5. 【請求項5】重合体シート材料の一つの大きな平面上
    に、三角錐型再帰反射素子を緻密に配列したものからな
    り、然もそれら素子の三つの互いに直角な側面が共通の
    深さとV型断面とをもつ交差した連続的溝の三つの組に
    よって形成されており、そのためそれら素子の側面の底
    辺が溝の底によって確立される共通面中に横たわり、前
    記素子の少なくともいくつかが前記第1項〜第4項のい
    ずれかに記載の対として配列されている、前記第1項〜
    第4項のいずれか1項に記載の可撓性再帰反射性シー
    ト。
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