JP2644008B2 - マルチリーフコリメータ - Google Patents
マルチリーフコリメータInfo
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Description
ギ放射線ビームを対象とするコリメータに関するもので
あり、特に、それぞれ対をなして対向する断面くさび形
状のリーフよりなる複数の隣接リーフ対を具え、隣接す
るリーフが放射線源の有効点位置における頂点に向けて
収束する扇形状を呈するように並設配置され、各くさび
形状リーフを支持構体上で放射線ビームに対して直角を
なす方向に並進変位しうる配置として、各対のリーフを
相互に近接・離間させるべく個別的に変位可能とし、さ
らに、各リーフおよび支持構体の間に配置された軸受手
段と、各リーフを相互に独立に変位させるための駆動手
段と、リーフの位置を検出する検出手段とを具えるマル
チリーフコリメータ組立体を含むコリメータに係るもの
である。さらに、本発明は、X線もしくはガンマ線の高
エネルギ光子または電子もしくは陽子等の高エネルギ粒
子よりなる侵入放射線の放射線源として、上述した構成
のコリメータを設けた放射線源に関するものである。か
かる放射線源の用途としては、例えば悪性腫瘍等の疾患
の治療に供される放射線治療装置が挙げられる。
ーロッパ特許出願公開第193,509号公報に開示されてい
る。この既知のマルチリーフコリメータは、通常のコリ
メータヘッドの延長部として設けられており、かかる構
造に由来してコリメータヘッドの重量が相当増加するの
みならず、ヘッドが患者方向にかなり延長することに伴
ってビームの出射開口寸法の増大が不可避的である。す
なわち、治療用の放射線源に関連して慣用されている標
準的な電子アプリケータまたはポインター等の補助機器
を使用するのが不可能となり、また、放射線源と患者と
の間に所要に応じてブロックレイト等を収めるに足る十
分なペースを確保するのが一般的には困難となるもので
ある。
れた前記形式のコリメータ、並びに、かかるコリメータ
を含む放射線源とを提案し、通常のブロックタイヤフラ
ムの代替品として一層コンパクトに形成することがで
き、したがって標準的な電子アプリケータまたはポイン
ター等の補助機器を使用しうると共に所要に応じてブロ
ックトレイを併用可能とするマルチリーフコリメータ組
足体を実現可能とすることにある。
リメータは、放射線源からの放射線の経路に沿い、マル
チリーフコリメータ組立体と、放射線源からの放射線の
経路方向に対して直角をなす方向に相互に接近・離間さ
せるべく個別的に並進変位しうるよう支持構体上に取付
けた第1の対の対向ブロックダイヤフラムリーフと、放
射線源からの放射線の経路方向および第1の対のブロッ
クダイヤフラムリーフの変位方向の両者に対して直下を
なす方向に相互に接近・離間させるべく個別的に並進変
位しうるよう支持構体上に取付けた第2の対の対向ブロ
ックダイヤフラムリーフとを順次に配置したことを特徴
とするものである。
チリーフコリメータ組立体の各リーフの並進変位は、放
射線ビームの中心軸線に対して直角をなす直線経路に沿
って生じさせることができ、また、マルチリーフコリメ
ータ組立体の各リーフの内端面を放射線ビーム方向に彎
曲させて、そのリーフの彎曲面に当たる放射線源からの
放射線の隣接境界線がリーフのいずれの変位位置におい
ても彎曲面に対する接線をなす配置とすることができ
る。かかる構成によれば、半影の悪影響を、全調整範囲
にわたり最適状態まで低減させることが可能となる。第
1の対の対向ブロックダイヤフラムリーフは前記同様に
並進変位させることができ、その変位方向は、マルチリ
ーフコリメータ組立体のリーフの変位方向と平行とする
ことができる。第1の対の対向ブロックダイヤフラムリ
ーフの内端面も放射線ビーム方向に彎曲させて半影の悪
影響を最適状態まで低減させうる構成とすることができ
る。他方、第2の対の対向ブロックダイヤフラムは、そ
の平坦な内端面がビームの隣接境界線と平行に維持され
るように回転可能とすることができる。
より通常の放射線治療用のコリメータヘッド内に容易に
収めることができ、ポインターまたは電子アプリケータ
等の補助機器を通常の態様をもって使用可能とするもの
である。これによりコリメータヘッドと患者との間に十
分なスペースを確保しうるので、所要に応じてブロック
トレイを併用することも可能となる。本発明によれば、
従来既知のものと対比してより安価で軽量なマルチリー
フコリメータを実現することができる。すなわち、本発
明によるコリメータは、ブロックダイヤフラムのみが設
けられた通常のコリメータヘッドを基準として、重量増
加が極めて僅かである。さらに、本発明によるコリメー
タは、第1および第2の対のブロックダイヤフラムリー
フにより限定される緑取りの外側における背景放射線レ
ベルを通常のコリメータヘッドと同様に低レベルに維持
することができ、実用時に相当量の放射線の漏洩が不可
避的であった従来技術の欠点を効果的に解消することが
可能となるものである。
たはX線等の放射線ビームを患者8の予定された部位に
照射するための放射線治療装置を線図的に示すものであ
る。患者8は調整可能なテーブル1上に支持する。ガン
トリー2を、水平軸線3を中心としてほぼ360゜にわた
り回動可能に配置すると共に、このガントリー2によっ
て電子線源4と、電子を典型的には4〜25MeVの適当な
エネルギレベルまで加速するためのリニア加速器5と、
電子を90゜以上の角度で偏向させてビーム軸線3に対し
て直角に指向させるビーム偏向装置6と、所望の特性を
有する放射線ビームを生じさせる手段5を含み、さらに
本発明のコリメータを含むヘッド7とを支持する。放射
線治療ビームとしては、リニア加速器により生じさせた
電子線ビームを使用することができ、また、電子線ビー
ムを偏向装置6において偏向させた後に適当なX線ター
ゲットに当てて生じさせた高エネルギのX線を使用する
こともできる。さらに、リニア加速器5およびビーム偏
向装置6は電子線ビームをほぼ点状の焦点10に収束させ
る配置とし、放射線ビームが高エネルギ電子線ビームで
ある場合は勿論、X線ターゲットを焦点10に配置して生
じさせる高エネルギX線ビームを使用する場合でも焦点
10がヘッド7から照射される放射線ビームの有効な点源
となるようにする。
の通常の半径方向距離は100cmとする。
み、かつ、相互に直交する平面によりヘッド7を切断し
た縦断面を線図的に示すものである。ヘッド7は、特
に、放射線治療ビームの断面を予定された調節可能な様
式で絞るためのコリメータ装置を収納することを目的と
している。このヘッド7に外側保護ケース12および支持
構体13を設け、支持構体13は支持ガントリアーム14に対
して支持軸受15により取付ける。ガントリアーム14上に
は、さらに、重金属製、好適にはタングステンまたは鉛
製の主コリメータ16を支持し、このコリメータは点源10
からの放射線の経路内に配置する。コリメータ16に切頭
円錐形状の開口を形成し、その頂点を点源10と一致させ
ると共に、その広がり角は通常は矩形断面を有するビー
ムの最大断面の対角線を点源10において見込む角度に設
定する。重金属製のコリメータ16の後方には、通常の平
滑フィルタ8および内部くさびフィルタ9を配置する。
放射ビームの強度測定およびモニタに供するイオン化室
40も慣例に従って配置する。
体17を具え、この組立体は、重金属製、好適にはタング
ステン製リーフ18を相互に対向させた対の複数を隣接配
置して構成したものである。各リーフ18は、くさび断面
形状に形成し、放射線の有効点源10における頂点に向け
て収束する扇状をなすように次の対における対向するリ
ーフと並べて配置する。これはコリメータリーフ18の点
源10における収束と見なすことができ、また、各リーフ
が最小の側方半影部をもってビーム中に投影されること
を意味する。各くさび形状リーフ18を放射線ビーム20に
対して横方向に並進移動しうるように支持構体21上に取
付けて、各対のリーフ18を相互に近接・離間する方向に
個別的に移動可能とし、これにより対応する対のリーフ
18の内端相互間におけるギャップ42の幅および位置を調
整可能とする。その結果、ヘッド7から放射される放射
線の場を、リーフのくさびの厚さにより角度幅が定めら
れる矩形素ストリップ毎に任意に限定することが可能と
なる。これを第4図ではハッチングの施されていない明
るいラスター領域として示し、他方、対向リーフ対の影
はハッチングを付して表されている。
ームの初期制限を行うための主コリメータ16の後方に、
前述のマルチリーフコリメータ組立体17と、点源10から
の放射経路の方向に対して横方向に相互に接近・離間す
るよう個別的に並進移動可能に装着された第1の対の対
向ブロックダイヤフラムリーフ30,31と、同じく点源10
からの放射経路の方向に対して横方向に、しかも第1の
対の対向ブロックダイヤフラムリーフ30,31の移動方向
とは直角をなす方向に相互に接近・離間するよう個別的
に並進移動可能に装着された第2の対の対向ブロックダ
イヤフラムリーフ35,36とを順次に配置するものであ
る。すなわち、本発明によれば、前述の欧州特許出願公
開第193,509号公報に開示されている配置と対比して、
マルチリーフコリメータ組立体が放射線源に顕著に近接
して配設され、より小型で薄いコリメータリーフを用い
て同一角度寸法の放射線影素をイソセンタ、すなわち患
者の所要部位に投影することができる。その結果、照射
領域の輪郭制御に必要とされるタングステン製リーフの
重量および価格が著しく節減可能となるものである。
クトな構成とするため、組立体17の各リーフ18は放射ビ
ームの中心軸線11に対して直角をなす直線経路に沿って
個別的に調整変位可能とする。各リーフ18を3個1組の
溝付きローラ22により縁部で支持し、これらローラのう
ち、一対のローラは一つの縁部(本例では上縁部)に沿
って相互に離間させて配置すると共に、残りの一つのロ
ーラは別の縁部(例えば下縁部)に直接接触させて配置
する。したがってリーフ18は、ヘッド7の姿勢のいかん
を問わず直線変位可能に確実に保持されるものである。
言うまでもなく、ガントリー2は水平軸線3を中心とし
て360゜にわたり回動させることができ、また、ヘッド
7は支持軸受15により放射ビームの中心軸線11を中心と
して200゜以上にわたり回動させることができる。しか
し、各リーフの重量が約1kgに達すること、並びにマル
チリーフコリメータ組立体の各側を構成する40枚のリー
フを支持する必要があること等の理由により、各リーフ
の重量は、溝付きローラ22の一側に配置されたそれぞれ
のディスクワッシャ24によって担うものとする。これら
のディスクワッシャ24は、支持フレーム23に堅固に取付
けられて該フレーム23により支持される梁21に対して支
持力を直接的に伝達しうるよう、リーフ18の縁部に対向
する梁21の内面に接触するに十分な寸法に形成する。
所定の変位方向に変位させて位置決め可能とし、このリ
ードねじは、半径方向にねじ孔が穿設された円筒形状の
ナット26に一端を係合させ、かつ、リーフ18内に形成し
た円筒孔内に保持する。リードねじ25の他端は可撓継手
28を介して減速歯車機構の出力軸に連結し、この歯車機
構により駆動電動機29の一部を構成する。この駆動電動
機29は、支持フレーム13に堅固に結合されて支持される
パネル19上に剛性的に取付ける。なお、駆動電動機29
は、図示しない通常の制御手段により制御されるものと
する。
く、左側のリーフ18が最大引込み位置にある状態を示し
ている。これに対して右側のリーフ18は完全挿入位置に
ある状態で示されており、この完全挿入位置は本例では
最大放射場の左側半部の中間位置まで及んでいる。この
変位範囲は、実用上の要求を満たすものであることを確
認した。リーフ18の上縁54は外縁55の大部分を越えて外
向きに突出し、引込み位置では電動機取付け基板19より
も外側まで達している。これは、リーフ18が放射線ビー
ム内に完全に挿入されたときに外側の頂部ローラ22との
支持接触を維持する必要性に由来するものである。
と平行でなくなるときに内縁50により生じる半影部は、
リーフ18の変位に際してかなり均一に最小のものとすべ
く最適化を図ることができる。そのためにはリーフ18の
内縁50を放射線ビームの放射方向に彎曲させ、リーフ18
の内縁50の端面に当たる点源10からの放射線の隣接境界
線51,53が、完全引込み位置および完全挿入位置を含む
リーフ18の全ての変位位置において彎曲内縁50に対し接
続をなす構成とする。
に対して透明な“マイラー”を被覆した金属よりなる傾
斜した光反射性の鏡60と、ビデオカメラ(図示せず)と
を用い、例えば欧州特許出願公開第193,509号公報に記
載の態様をもってリーフの個別的な位置をモニター可能
とする。その場合、前述した制御回路(図示せず)は、
処理制御ユニット(コンピュータ)からの入力位置決め
信号を、ビデオカメラでモニターした実際の位置と比較
し、その比較結果に基づき対応する駆動電動機29に作動
電流を供給してリーフ18を所要の位置まで変位させるも
のである。
接するリーフ18の駆動ねじロッド25をリーフの横幅方向
(第2図における垂直方向)にオフセットさせて配置す
る。本例においては、電動機29の幅がくさび形状を呈す
るリーフ18の取付け頂点における厚さの約4倍であるた
め、電動機は、マルチリーフコリメータ組立体の外側端
面図である第6図の右半部(b)に示すように4列に配
置されることになる。
である。本例においては各リーフ18の支持縁部に溝を設
けると共に各支持ローラ46には外側フランジ47を設け、
外側フランジ47を対応するリーフ18の溝付き縁部と係合
させてリーフを支持する構成とする。外側フランジ47に
より玉軸受の外側転動部材(ボールレース)を構成し、
玉軸受のハブは、各ローラの間で支持部材69により所定
距離を隔てて支持された固定支持軸48上に装着する。支
持部材69は、各ローラの間で支持部材49により所定距離
を隔てて支持し、この支持部材49によって支持推力を側
部が開放した中空の支持梁21に直接伝達可能とする。
として、隣接するリーフ相互間の放射線の漏れに由来す
るものが知られている。半影の影響を最小化するために
は、くさび形状の各リーフを放射の有効点源10上に理想
的に合焦させるべきである。すなわち、各側の境界放射
線はリーフの表面と平行とする必要がある。本例におけ
るリーフは狭い端部で約3mmの厚さを有するものである
が、隣接するリーフとの間に約0.1mmの隙間を設けてリ
ーフを相対移動可能とする必要があり、この隙間により
相当量の放射線の通過が生じるものである。これに由来
するエネルギの漏れを低減する一つの方法は、くさび形
状を呈するリーフの側面を放射ビームの直進方向に対し
十分に傾斜させてリーフを点源10に対して非合焦状態と
し、これにより平均0.1mmの隙間を通しての直線的な通
過を不可能とすることである。リーフの側面を過度に傾
斜させる場合には、リーフにより照射野に投じられる所
望の影における対向する半影が増大するので妥協の産物
として最適化を図る必要が生じる。第6図の左半部
(a)はマルチリーフコリメータ組立体の断面図であ
り、その中央のリーフには漏れの問題に対する別の解決
策が施されている。この解決策は、対応する小さな段部
を隣接するリーフの対向面に形成して放射線の直線的な
通過を阻止するものであるが、かかる段部もリーフによ
り投じられる所望の影に僅かな半影効果を及ぼす。
影響を顕著に抑制可能とするため、本発明によればマル
チリーフコリメータ組立体の後側に個別的に変位可能な
二対のブロックダイヤフラムリーフ30,31および35,36を
順次相互に直交させて配置する。したがって、最大照射
野の一部のみを占めるようにマルチリーフコリメータ組
立体により制限された任意の不規則形状を呈する照射パ
ターンの周囲に矩形ブロックフレームが配置され、その
内側縁取り境界を越える背景放射を所要に応じて低減す
ることが可能となる。なお、ダイヤフラムリーフ30,31;
35,36の内縁32;37による縁取り効果は、第4図に示すと
おりである。
ックダイヤフラムリーフ30,31の並進変位方向をマルチ
リーフコリメータ組立体17におけるリーフ18の並進変位
方向と平行とする。図示例においては各ブロックダイヤ
フラムリーフをローラ33上に装着し、第3図に示すよう
に、各ローラを対応する直線支持トラック34の上下の支
持面と係合させる。さらに、側部推力ローラ(図示せ
ず)をリーフ30,31の各端部に設け又はトラック34に沿
って離間配置して、ヘッドの姿勢変化に際してリーフ3
0,31に作用する重力由来の側部推力を支持しうる構成と
する。好適な変形例として、リーフ30,31を各端部にお
いて対応するリニア軸受により支持することもできる。
リーフを直線経路に沿って変位させることにより、コン
パクトな配置を実現することが可能となる。なお、リー
フ30,31の内端32に関連する半影効果は、前述のマルチ
リーフコリメータのリーフ18の場合と同様に最適の条件
下で低減することができる。すなわち、各リーフの内縁
32を放射線ビームの放射方向に彎曲させて、リーフと内
縁端面に当たる点源からの放射線の隣接境界線がリーフ
の全ての変位位置において彎曲内縁32に対してほぼ接線
をなす構成とする。
形成可能であり、また、内端部分をタングステンで構成
して残留する半影を可及的に低減すると共にリーフの残
部を鋼製フレームに含まれる鉛で一層安価に構成するこ
ともできる。各リーフ30,31を、対応する電動機および
減速歯車機構の組立体62により個別的に駆動可能とし、
この組立体62には、例えば駆動軸に結合されたポテンシ
ョメータ等よりなる位置検出手段をも設ける。減速歯車
機構からの駆動力は、横断結合軸59および双方向支持機
構61を介してリーフの各側に伝達可能とする。支持機構
61は高負荷のリードねじおよびナットにより、または遊
びを最小化しうるよう張設したチェーンもしくはベルト
により構成することができる。したがって、電動機62に
より一旦設定されたリーフ30,31の位置は重力の作用方
向に対してヘッドの姿勢が変化した場合であっても一定
に保たれるものである。各リーフ30,31の変位範囲は、
前述と同様のスペース上の理由から、リーフ18の変位範
囲と同一とする。
31に対して直交する方向に変位可能とされ第2の対のブ
ロックダイヤフラムリーフ35,36には、それぞれ平坦な
内端面37を設ける。各リーフ35,36は、その並進変位が
回転変位成分を含むように取付け、対応する全ての変位
位置において平坦な内端面37を点源10からの放射線の隣
接境界線に対して平行に維持しうる構成とする。第2の
対のリーフ35,36の場合には、その内面の変位範囲を最
大照射野の半分、すなわち中心線11から対応する外側境
界線までとするだけで足りる。その理由は、所望のオフ
セット照射パターンを、主としてマルチリーフコリメー
タと、ビーム軸線11を中心とするヘッド7の回転とによ
って実現しうるからである。
について前述したとほぼ同様に案内レール44上に支持す
る。相違点は、平坦な内端面37を点源10上への収束状態
に維持するために必要とされる回転を生じさせるべく、
支持レール44の外端部を第2図および第3図において上
向きの適宜傾動可能とした点にある。かかる構成によ
り、リーフ35,36が中央位置(最内端位置)から変位す
る際、上下のローラ43の後側組立体を内側のローラ45の
レベルよりも上方に持上げることが可能となる。リーフ
35,36は、リーフ30,31と同様、各側において双方向支持
機構63により変位させることができる。支持機構63は、
例えばリードねじ・ナット機構、または適宜の張力が付
与されたチェーンもしくはベルト駆動機構を備え、か
つ、共通ケースに収めた電動機、減速歯車機構および位
置検出手段64により、横断結合軸67を介して駆動される
構成とすることができる。この場合にも各リーフ35,36
の内端部38をタングステンにより形成して半影を低減す
ると共に、残部39を鋼製フレームに含まれる鉛により形
成することができる。
各側において重心を通る横軸線上で対応するナットによ
って駆動可能に支承し、そのナットをリードねじ上で支
持する。さらに、各リーフ35,36につき、その各側のリ
ードねじを電動機により同期駆動すると共に、案内レー
ル、案内スリットまたは案内溝によって案内されるリー
フの外端に追従ローラを取付けて傾動調整を可能とす
る。
たコリメータは、ポインタまたは電子アプリケータ等の
放射線治療アタッチメントを対象とする標準コネクタ66
が設けられた通常の放射線治療装置におけるヘッドシェ
ル7内に収納することができ、かつ、コリメータヘッド
7と患者8との間に所要に応じてブロックトレイを配置
することのできる通常の隙間を維持しうるものである。
ついて説明したが、かかる用途のみに限定されるもので
はなく、高エネルギ放射線源からの照射ビームを同様に
制限する必要のある別の用途、例えばラジオグラフィー
等の非破壊検査その他の産業分野に等しく適用しうるこ
とは勿論である。
を含む放射線治療装置の側面図および正面図、 第2図および第3図は、いずれも本発明のコリメータを
放射線ビームの中心軸線に沿って切断した縦断面図、 第4図は本発明のコリメータによって生じさせた放射野
の説明図、 第5図はマルチリーフコリメータ組立体のリーフ支持機
構の要部拡大図、 第6図はマルチリーフコリメータ組立体の詳細を示すも
のであって、左半部(a)は断面図、右半部(b)は端
面図、 第7図はマルチリーフコリメータ組立体のリーフ支持機
構の変形例の要部拡大図である。 1……テーブル,2……ガントリー,3……水平軸線, 4……電子線源,5……リニア加速器,6……ビーム偏向装
置, 7……コリメータヘッド,8……患者,9……くさびフィル
タ, 10……点状の放射線源,11……放射線ビームの中心軸
線, 12……保護ケース,13……支持構体, 14……ガントリーアーム,15……支持軸受, 16……主コリメータ,17……マルチリーフコリメータ組
立体, 18……リーフ,19……基板パネル,20……放射線ビーム, 21……梁,22……溝付きローラ,23……支持フレーム, 24……ディスクワッシャ,25……駆動ねじロッド, 26……ナット,28……可撓継手,29……駆動電動機, 30,31……第1の対のブロックダイヤフラムリーフ, 32……第1の対のダイヤフラムリーフの内縁,33……ロ
ーラ, 35,36……第2の対のブロックダイヤフラムリーフ, 37……第2の対のダイヤフラムリーフの内縁, 38……第2の対のダイヤフラムリーフの内端部, 39……第2の対のダイヤフラムリーフの残部, 40……イオン化室,43……ローラ,44……支持レール, 45……ローラ,46……支持ローラ,47……外側フランジ, 48……固定支持軸,49……支持部材,50……リーフの内
縁, 51,53……放射線ビームの隣接境界線, 54……リーフの上縁,55……リーフの外縁,60……光反射
鏡, 61……双方向支持機構,62……電動機組立体, 63……双方向支持機構,64……位置検出手段, 66……標準コネクタ,69……支持部材.
Claims (10)
- 【請求項1】ほぼ点状の放射線源から放射される高エネ
ルギ放射線ビームを対象とするコリメータであって、そ
れぞれ対をなして対向する断面くさび形状のリーフより
なる複数の隣接リーフ対を具え、隣接するリーフが放射
線源の有効点位置における頂点に向けて収束する扇形状
を呈するように並設配置され、各くさび形状リーフを支
持構体上で放射線ビームに対して直角をなす方向に並進
変位しうる配置として、各対のリーフを相互に近接・離
間させるべく個別的に変位可能とし、さらに、各リーフ
および支持構体の間に配置された軸受手段と、各リーフ
を相互に独立に変位させるための駆動手段と、リーフの
位置を検出する検出手段とを具えるマルチリーフコリメ
ータ組立体を含みコリメータにおいて、前記放射線源か
らの放射線の経路に沿い、前記マルチリーフコリメータ
組立体と、放射線源からの放射線の経路方向に対して直
角をなす方向に相互に接近・離間させるべく個別的に並
進変位しうるよう支持構体上に取付けた第1の対の対向
ブロックダイヤフラムリーフと、放射線源からの放射線
の経路方向および第1の対のブロックダイヤフラムリー
フの変位方向の両者に対して直角をなす方向に相互に接
近・離間させるべく個別的に並進変位しうるよう支持構
体上に取付けた第2の対の対向ブロックダイヤフラムリ
ーフとを順次に配置したこを特徴とするコリメータ。 - 【請求項2】請求項1記載のコリメータにおいて、前記
マルチリーフコリメータ組立体の各リーフの並進変位
を、前記放射線ビームの中心軸線に対して直角をなす直
線経路に沿って生じさせることを特徴とするコリメー
タ。 - 【請求項3】請求項1または2記載のコリメータにおい
て、前記マルチリーフコリメータ組立体の各リーフの内
端面を放射線ビーム方向に彎曲させて、そのリーフの彎
曲面に当たる放射線源からの放射線の隣接境界線がリー
フのいずれの変位位置においても前記彎曲面に対する接
線をなす配置としたことを特徴とするコリメータ。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一項に記載のコリ
メータにおいて、前記第1の対の対向ブロックダイヤフ
ラムリーフの並進変位方向を、マルチリーフコリメータ
組立体のリーフの並進変位方向と平行としたことを特徴
とするコリメータ。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれか一項に記載のコリ
メータにおいて、前記第1の対の対向ブロックダイヤフ
ラムリーフを構成するリーフの並進変位を、前記放射線
ビームの中心軸線に対して直角をなす直線経路に沿って
生じさせ、かつ、当該リーフの内端面を放射線ビーム方
向に彎曲させて、そのリーフの彎曲面に当たる放射線源
からの放射線の隣接境界線がリーフのいずれの変位位置
においても前記彎曲面に対する接線をなす配置としたこ
とを特徴とするコリメータ。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれか一項に記載のコリ
メータにおいて、前記第2の対の対向ブロックダイヤフ
ラムリーフを構成するリーフの内端面を平坦に形成する
と共に、当該リーフの並進変位は、リーフのいずれの変
位位置においても前記平坦な内端面が放射線源からの放
射線の隣接境界線と平行に維持されるように回転成分を
含むものとしたことを特徴とするコリメータ。 - 【請求項7】調整可能な限界を有する侵入放射線を発生
するための放射線源であって、請求項1〜6のいずれか
一項に記載のコリメータに放射線遮蔽型の侵入放射線の
点状有効放射線源を組合わせたことを特徴とする放射線
源。 - 【請求項8】請求項7記載の放射線源において、前記放
射線遮蔽型の点状有効放射線源がリニア電子加速器を含
むことを特徴とする放射線源。 - 【請求項9】請求項7または8記載の放射線源におい
て、前記放射線遮蔽型の点状有効放射線源を回転継手を
介して前記コリメータに結合し、該回転継手の回転軸線
は前記点状有効放射線源を通過せしめることを特徴とす
る放射線源。 - 【請求項10】請求項7〜9のいずれか一項に記載の放
射線源を含むことを特徴とする放射線治療装置。
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