JP2643982B2 - 安定性のある凍結乾燥ヘルペスウイルス生ワクチン - Google Patents
安定性のある凍結乾燥ヘルペスウイルス生ワクチンInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 ヘルペスウィルスは核内増殖をする2本鎖DNAで、初
期感染後何年間もの潜伏感染を特徴とする一つの大きい
グループを形成している。ヘルペスウィルスグループは
次の様な疾患の原因となる。水疱性の熱疾患、角結膜炎
(単純ヘルペスウィルス1型)、性病(単純ヘルペス1
型及び2型)、水痘(水痘ウィルス)及び帯状疱疹(帯
状疱疹ウィルス)、巨細胞性封入体病(サイトメガロウ
ィルス)、ニワトリのマレック(Marek)病、伝染性単
核症(Epstein−Barrウィルス)など。
期感染後何年間もの潜伏感染を特徴とする一つの大きい
グループを形成している。ヘルペスウィルスグループは
次の様な疾患の原因となる。水疱性の熱疾患、角結膜炎
(単純ヘルペスウィルス1型)、性病(単純ヘルペス1
型及び2型)、水痘(水痘ウィルス)及び帯状疱疹(帯
状疱疹ウィルス)、巨細胞性封入体病(サイトメガロウ
ィルス)、ニワトリのマレック(Marek)病、伝染性単
核症(Epstein−Barrウィルス)など。
水痘(水痘ウィルス)は主として小児において、一般
的で、伝染性が強く、好発しやすい疾患の一つである。
発疹は付状全身に認められ発熱を引き起こし、だいたい
14日から17日の潜伏期間がある。この疾患は膿疱を形成
する小疱赤疹を引き起こす場合があり、ひどい場合に
は、瘢痕を残すこともある。その他の問題点及び合併症
が、例えば低栄養児における懐死性皮膚潰瘍として発生
してくる。また中枢神経障害、脊髄炎、神経炎などの別
の合併症が水痘により誘起される事が知られている。
的で、伝染性が強く、好発しやすい疾患の一つである。
発疹は付状全身に認められ発熱を引き起こし、だいたい
14日から17日の潜伏期間がある。この疾患は膿疱を形成
する小疱赤疹を引き起こす場合があり、ひどい場合に
は、瘢痕を残すこともある。その他の問題点及び合併症
が、例えば低栄養児における懐死性皮膚潰瘍として発生
してくる。また中枢神経障害、脊髄炎、神経炎などの別
の合併症が水痘により誘起される事が知られている。
水痘生ワクチンは知られている。米国特許3,985,615
における開示は参照として本明細書中に組み込まれてい
る。それは、水痘生ワクチン産生の方法を明らかにする
ものであり、この方法は、32℃から37℃で水痘ウィルス
をモルモット初代胎児組織細胞に植え継いでウィルスを
適当に弱毒化することからなる。
における開示は参照として本明細書中に組み込まれてい
る。それは、水痘生ワクチン産生の方法を明らかにする
ものであり、この方法は、32℃から37℃で水痘ウィルス
をモルモット初代胎児組織細胞に植え継いでウィルスを
適当に弱毒化することからなる。
生ウィルスワクチンの水溶液は保存上、不安定である
ことが知られている。保存中の不安定性をなくす為に一
般的な方法として凍結乾燥による水分の除去が知られて
いる。一般通念として、水分を除去すればする程、その
ウィルス生ワクチンの保存中の安定性は高くなる。通
常、ウィルス生ワクチンは凍結乾燥をして、その含湿度
レベル(水分)を約1%以下にしている。
ことが知られている。保存中の不安定性をなくす為に一
般的な方法として凍結乾燥による水分の除去が知られて
いる。一般通念として、水分を除去すればする程、その
ウィルス生ワクチンの保存中の安定性は高くなる。通
常、ウィルス生ワクチンは凍結乾燥をして、その含湿度
レベル(水分)を約1%以下にしている。
しかし、含湿度(水分含量)が約0.5%から約8%の
範囲になるようにヘルペスウィルス生ワクチンを凍結乾
燥するとヘルペスウィルス生ワクチンについての保存安
定性を増大させることが今回発見されと事は驚くべき点
である。この増大した保存安定性はヘルペスウィルス生
ワクチンの保存を−20℃すなわち冷凍庫でなくても、冷
蔵庫のような5℃における保存を可能にするものであ
る。
範囲になるようにヘルペスウィルス生ワクチンを凍結乾
燥するとヘルペスウィルス生ワクチンについての保存安
定性を増大させることが今回発見されと事は驚くべき点
である。この増大した保存安定性はヘルペスウィルス生
ワクチンの保存を−20℃すなわち冷凍庫でなくても、冷
蔵庫のような5℃における保存を可能にするものであ
る。
本発明は約0.5%から約8%の含湿度(水分)を含む
凍結乾燥したヘルペスウィルス生ワクチンからなる。本
発明の他の見地では、凍結乾燥した4種混合(tetraval
ent)のハシカ、ムンプス(おたふくかぜ)、ルベラ
(風疹)および水痘ワクチンに関する。
凍結乾燥したヘルペスウィルス生ワクチンからなる。本
発明の他の見地では、凍結乾燥した4種混合(tetraval
ent)のハシカ、ムンプス(おたふくかぜ)、ルベラ
(風疹)および水痘ワクチンに関する。
本発明は約0.5%〜約8%含湿分を含む凍結乾燥した
ヘルペスウィルス生ワクチンからなる。前記の範囲内
で、有効なサブセットは約0.5%〜約2%、約2%〜約
5%、および約5%〜約8%である。驚くべきことに、
このようなレベルの湿気ではヘルペスウィルス生ワクチ
ンの保存安定性が増大することである。この増大した安
定性の故に、−20℃、冷凍庫条件よりもむしろ、5℃、
すなわち標準の冷蔵庫条件で安定性を維持しつつ貯蔵す
ることが可能となる。
ヘルペスウィルス生ワクチンからなる。前記の範囲内
で、有効なサブセットは約0.5%〜約2%、約2%〜約
5%、および約5%〜約8%である。驚くべきことに、
このようなレベルの湿気ではヘルペスウィルス生ワクチ
ンの保存安定性が増大することである。この増大した安
定性の故に、−20℃、冷凍庫条件よりもむしろ、5℃、
すなわち標準の冷蔵庫条件で安定性を維持しつつ貯蔵す
ることが可能となる。
いずれのヘルペスウィルス生ワクチンの貯蔵安定性を
向上させることができると信ずる。好適なヘルペスウィ
ルス生ワクチンは水痘である。米国特許第3,985,615号
に記載の技術によって水痘生ワクチンを産生することが
できる。
向上させることができると信ずる。好適なヘルペスウィ
ルス生ワクチンは水痘である。米国特許第3,985,615号
に記載の技術によって水痘生ワクチンを産生することが
できる。
ヘルペスウィルス生ワクチンは約0.5%〜約8%の湿
気含量まで凍結乾燥させることができる。標準的な凍結
乾燥技術を利用できる。しかしながら、ガス注入、たと
えば滅菌アルゴンを凍結乾燥過程の第一次サイクルの間
に利用することによって第一次サイクルの完了を特徴づ
ける望ましい生成物温度に達するのに必要な時間が約40
時間よりずっと短い時間、例えば約5時間、でよいこと
が観察された。
気含量まで凍結乾燥させることができる。標準的な凍結
乾燥技術を利用できる。しかしながら、ガス注入、たと
えば滅菌アルゴンを凍結乾燥過程の第一次サイクルの間
に利用することによって第一次サイクルの完了を特徴づ
ける望ましい生成物温度に達するのに必要な時間が約40
時間よりずっと短い時間、例えば約5時間、でよいこと
が観察された。
本発明の他の利点は、本発明の含湿度を得るに要する
凍結乾燥時間が、0.5%以下の含湿度に引き下げるのに
要する時間よりも大幅に短かいという点である。これ
は、凍結乾燥過程の第二次サイクルがヘルペスウィルス
生ワクチン中の残存水分量を制御するという事実による
ものである。本発明の含湿度を達成するには0.5%以下
の含湿度を達成するよりも第二次サイクルが短時間でよ
い。本発明における好ましい含湿度を得るために第二次
サイクルは約3時間から約5時間行えばよい。
凍結乾燥時間が、0.5%以下の含湿度に引き下げるのに
要する時間よりも大幅に短かいという点である。これ
は、凍結乾燥過程の第二次サイクルがヘルペスウィルス
生ワクチン中の残存水分量を制御するという事実による
ものである。本発明の含湿度を達成するには0.5%以下
の含湿度を達成するよりも第二次サイクルが短時間でよ
い。本発明における好ましい含湿度を得るために第二次
サイクルは約3時間から約5時間行えばよい。
それゆえに、本発明の別の態様は、ヘルペスウイルス
生ワクチンの凍結乾燥工程であり、この工程はガス注入
を行なう第一次サイクルと第二次サイクルからなり、2
つのサイクルの合計時間は約7時間から約11時間であ
る。
生ワクチンの凍結乾燥工程であり、この工程はガス注入
を行なう第一次サイクルと第二次サイクルからなり、2
つのサイクルの合計時間は約7時間から約11時間であ
る。
本発明の別の態様は、凍結乾燥4種混合ワクチンであ
る。この混合ワクチンは、用量当りハシカワクチンとし
て少なくとも約20、好ましくは少なくとも約1,000TCID
50単位、ムンプスワクチとして少なくとも約317、好ま
しくは少なくとも約5,000TCID50単位、ルベラワクチン
として少なくとも約40、好ましくは少なくとも約1,000T
CID50単位、及び水痘ワクチンとして少なくとも約53、
好ましくは少なくとも約1,000pfu、をそれぞれ含むもの
である。この4種混合ワクチンは4種のウィルスすべて
に対して効果がある;互いの干渉作用はほとんど認めら
れない。
る。この混合ワクチンは、用量当りハシカワクチンとし
て少なくとも約20、好ましくは少なくとも約1,000TCID
50単位、ムンプスワクチとして少なくとも約317、好ま
しくは少なくとも約5,000TCID50単位、ルベラワクチン
として少なくとも約40、好ましくは少なくとも約1,000T
CID50単位、及び水痘ワクチンとして少なくとも約53、
好ましくは少なくとも約1,000pfu、をそれぞれ含むもの
である。この4種混合ワクチンは4種のウィルスすべて
に対して効果がある;互いの干渉作用はほとんど認めら
れない。
以下の実施例は本発明を説明するものであるが、それ
に対して類似操作を限定するものではない。
に対して類似操作を限定するものではない。
実施例 I 米国特許3,985,615の概略に示されている方法に従っ
て水痘ウィルス生ワクチンをおよそ100本のバイアル瓶
に分注し、それらを液体窒素を使用して凍結させた。
て水痘ウィルス生ワクチンをおよそ100本のバイアル瓶
に分注し、それらを液体窒素を使用して凍結させた。
この100本のバイアル瓶を密閉はせずに、2ケ所で止
まるゴム栓(two position rubber stopper)でそれぞ
れ栓をして、そして前もって冷却しておいた凍結乾燥機
(Usifroid lyophilizer)の中の棚に置いた。開始時の
棚温度は−45℃であった。第一次サイクルとして、これ
らバイアル瓶を8時間に亘り−45℃から30℃にまで加熱
した。棚上温度の加熱速度は9.4℃/時であった。第一
次サイクルにおける圧力コントロールは0.10から0.18m
bar.(75から150ミクロン)であった。圧力は乾燥無菌
アルゴンガスの注入によりコントロールされた。第一次
サイクル後、ガス注入を停止し、真空操作を行った。つ
いで第二次サイクルのその後9時間、30℃において遂行
し、その結果最終的に棚上の温度が30℃になった。
まるゴム栓(two position rubber stopper)でそれぞ
れ栓をして、そして前もって冷却しておいた凍結乾燥機
(Usifroid lyophilizer)の中の棚に置いた。開始時の
棚温度は−45℃であった。第一次サイクルとして、これ
らバイアル瓶を8時間に亘り−45℃から30℃にまで加熱
した。棚上温度の加熱速度は9.4℃/時であった。第一
次サイクルにおける圧力コントロールは0.10から0.18m
bar.(75から150ミクロン)であった。圧力は乾燥無菌
アルゴンガスの注入によりコントロールされた。第一次
サイクル後、ガス注入を停止し、真空操作を行った。つ
いで第二次サイクルのその後9時間、30℃において遂行
し、その結果最終的に棚上の温度が30℃になった。
チャンバー中の圧力を乾燥無菌アルゴンガスにより約
0.2から0.27barsまで上昇させた。そしてバイアル瓶を
それぞれのバイアルにかぶせたゴム栓で密閉し、チャン
バー内圧力を乾燥無菌アルゴンガスにより大気圧にし
た。
0.2から0.27barsまで上昇させた。そしてバイアル瓶を
それぞれのバイアルにかぶせたゴム栓で密閉し、チャン
バー内圧力を乾燥無菌アルゴンガスにより大気圧にし
た。
チャンバーを開け、取り出したそれぞれのバイアル瓶
をアルミキャップでシールした。
をアルミキャップでシールした。
最終製品の含湿度はDupont Aqua TestTM(デュポン
アキュア テスト)の測定により2.2%であった。これ
をBatch I(バッチI)とした。
アキュア テスト)の測定により2.2%であった。これ
をBatch I(バッチI)とした。
第2バッチ(BATCH II)を得るため上述過程をおこな
った。しかし、第一次サイクルにおける棚上の加熱速度
を21.4℃/時として3.5時間行ない、圧力コントロール
を0.45から0.5m barとし、そして第二次サイクルは4時
間とした。このときのバッチに対する含湿度は7.7%で
あった。同様過程を繰り返して第3バッチ(BATCH II
I)とし、得られた含湿度は6.4%であった。これらを検
討する為に、第一次サイクルが40時間、第二次サイクル
が8時間、総合計時間が56時間である常法凍結乾燥にそ
り調製された対照(control)を標準にして、これら3
つのバッチの製品を比較してみた。常法凍結乾燥では第
一次乾燥は−28℃、4時間、1.3×10-3m bar(1ミクロ
ン);第二次サイクルは+26℃に保持した。第一次及び
第二次サイクルのインターバル時間は約8時間で、その
間に6.75℃/時で温度を上昇させた。このバッチにおけ
る含湿度は0.6%であった。
った。しかし、第一次サイクルにおける棚上の加熱速度
を21.4℃/時として3.5時間行ない、圧力コントロール
を0.45から0.5m barとし、そして第二次サイクルは4時
間とした。このときのバッチに対する含湿度は7.7%で
あった。同様過程を繰り返して第3バッチ(BATCH II
I)とし、得られた含湿度は6.4%であった。これらを検
討する為に、第一次サイクルが40時間、第二次サイクル
が8時間、総合計時間が56時間である常法凍結乾燥にそ
り調製された対照(control)を標準にして、これら3
つのバッチの製品を比較してみた。常法凍結乾燥では第
一次乾燥は−28℃、4時間、1.3×10-3m bar(1ミクロ
ン);第二次サイクルは+26℃に保持した。第一次及び
第二次サイクルのインターバル時間は約8時間で、その
間に6.75℃/時で温度を上昇させた。このバッチにおけ
る含湿度は0.6%であった。
各バッチを5℃で保存した。水痘ウィルス生ワクチン
の保存中の安定性というものを、プラークアッセイによ
るプラーク形成単位の数値で判定した。半滅期の概算値
を以下の表に示す: 水痘ウィルスワクチンの空気注入ロットに対する2−
8℃での概算半減期 この様にして、長時間にわたり、含有水分の高いロッ
トの方が含有水分の高いロットの方が、より含湿度を低
い対照ロットよりも安定性があるとみる事ができる。
の保存中の安定性というものを、プラークアッセイによ
るプラーク形成単位の数値で判定した。半滅期の概算値
を以下の表に示す: 水痘ウィルスワクチンの空気注入ロットに対する2−
8℃での概算半減期 この様にして、長時間にわたり、含有水分の高いロッ
トの方が含有水分の高いロットの方が、より含湿度を低
い対照ロットよりも安定性があるとみる事ができる。
実施例 II 混合MMRワクチンの調製 ハシカ、ムンプス、ルベラ、水痘の凍結ワクチンサン
プルをぬるま湯(37℃)中で融解する。
プルをぬるま湯(37℃)中で融解する。
ハシカ構成成分: より弱毒化されているエドモンストン株で4.95log10T
CID50/0.1mlの感染価(infectivity titer)を持つ100m
lのハシカワクチン使用。
CID50/0.1mlの感染価(infectivity titer)を持つ100m
lのハシカワクチン使用。
ムンプス構成成分: ジェリーリン株(特許番号3,555,149)で5.4log10TCI
D50/0.1mlの感染価を持つ500mlのムンプスワクチン使
用。
D50/0.1mlの感染価を持つ500mlのムンプスワクチン使
用。
ルベラ構成成分: RA27/3株ウィスターで4.65log10TCID50/0.1mlの感染
価を持つ100mlのルベラワクチン使用。
価を持つ100mlのルベラワクチン使用。
水痘構成成分: オカ株で320,000PFU/mlの感染価を持つ150mlの水痘ワ
クチン使用。
クチン使用。
融解後各構成成分を滅菌してある4Lのボトルにプール
した。850mlのウィルスプールに以下の希釈液を加え
た: 50ml−最小必須培地0.0565%,ソルビトール4.291%,
ゲラチン4.985%,重炭酸ナトリウム0.354%,アルブミ
ン2.4%。
した。850mlのウィルスプールに以下の希釈液を加え
た: 50ml−最小必須培地0.0565%,ソルビトール4.291%,
ゲラチン4.985%,重炭酸ナトリウム0.354%,アルブミ
ン2.4%。
525ml−変性ゲラチン,培地0,ソルビトール希釈液:培
地1996.82%,ソルビトール3.9725%,ゲラチン3.9725
%,重炭酸ナトリウム0.225%を含む。
地1996.82%,ソルビトール3.9725%,ゲラチン3.9725
%,重炭酸ナトリウム0.225%を含む。
225ml−1Mリン酸緩衝液(ジ塩基性リン酸カリウム5.72
%,モノ塩基性リン酸カリウム8.239%)。
%,モノ塩基性リン酸カリウム8.239%)。
1350ml−SPGA/(シュクローク7.46%:ジ塩基性リン酸
カリウム0.135%,モノ塩基性リン酸カリウム0.045%,
グルタミン酸モノナトリウム0.0956%,アルブミン10
%)。
カリウム0.135%,モノ塩基性リン酸カリウム0.045%,
グルタミン酸モノナトリウム0.0956%,アルブミン10
%)。
ウィルスと希釈液の混合液を室温で渦巻き撹拌して混
合した。充填と凍結乾燥用に、混合液を氷中に4℃に保
持した。
合した。充填と凍結乾燥用に、混合液を氷中に4℃に保
持した。
混合MMRVワクチンを0.7ml単位でガラス製バイアル瓶
に充填した。分注されたバイアル瓶を液体窒素で凍結
し、およそ1%の含湿度(含水度(moisture))になる
様に凍結乾燥を行なう。凍結乾燥後バイアル瓶にふたを
して、アルミニウムシールで密閉し、−20℃で保存す
る。
に充填した。分注されたバイアル瓶を液体窒素で凍結
し、およそ1%の含湿度(含水度(moisture))になる
様に凍結乾燥を行なう。凍結乾燥後バイアル瓶にふたを
して、アルミニウムシールで密閉し、−20℃で保存す
る。
標準アッセイ方法に従って、連結乾燥サンプルの感染
性を測定する。最終測定結果: ハシカ=3.3Log10TCID50/0.1ml =2,000TCID50/0.1ml, ムンプス=4.2Log10TCID50/0.1ml =16,000TCID50/0.1ml, ルベラ=3.1Log10TCID50/0.1ml =16,000TCID50/0.1ml, 水痘=5170PFU/ml。
性を測定する。最終測定結果: ハシカ=3.3Log10TCID50/0.1ml =2,000TCID50/0.1ml, ムンプス=4.2Log10TCID50/0.1ml =16,000TCID50/0.1ml, ルベラ=3.1Log10TCID50/0.1ml =16,000TCID50/0.1ml, 水痘=5170PFU/ml。
実施例 III およそ50本のバイアル瓶に入ったMMRVワクチンを後述
するように凍結乾燥する他は実施例IIに記載されている
ように調製した。
するように凍結乾燥する他は実施例IIに記載されている
ように調製した。
バイアル瓶は密閉せず、2ケ所で止まるゴム栓でカバ
ーし、前もって冷却しておいた凍結乾燥機(Usifroid l
yophilizer)の中の棚の上に置いた。開始棚温度ば−45
℃であった。第一次サイクル及び第二次サイクル並びに
その他のパラメータについては、凍結乾燥機は水痘ウィ
ルス単独のBATCH II及びIII、すなわち実施例Iに記載
されているのと同様な条件で操作した。そして、これを
BATCH IVとする。
ーし、前もって冷却しておいた凍結乾燥機(Usifroid l
yophilizer)の中の棚の上に置いた。開始棚温度ば−45
℃であった。第一次サイクル及び第二次サイクル並びに
その他のパラメータについては、凍結乾燥機は水痘ウィ
ルス単独のBATCH II及びIII、すなわち実施例Iに記載
されているのと同様な条件で操作した。そして、これを
BATCH IVとする。
バイアルをハシカ、ムンプス、ルベラ、水痘それぞれ
に対するポテンシーについて試験したところガス注入サ
ンプルはガス注入を行なわないで凍結乾燥した(すなわ
ち含湿度のより低い)それらのサンプルと同程度のポテ
ンシーを持つことが明らかとなった。実施例II参照。
に対するポテンシーについて試験したところガス注入サ
ンプルはガス注入を行なわないで凍結乾燥した(すなわ
ち含湿度のより低い)それらのサンプルと同程度のポテ
ンシーを持つことが明らかとなった。実施例II参照。
結果を以下に示す:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ゼツト.マイゲツター アメリカ合衆国,18934 ペンシルヴア ニア,メカニクスヴイル,メカニクスヴ イル ロード
Claims (17)
- 【請求項1】2%から8%の水分を含む、ガス注入凍結
乾燥ヘルペスウイルス生ワクチン。 - 【請求項2】含有水分が2%である、請求項1記載の凍
結乾燥ヘルペス生ワクチン。 - 【請求項3】含有水分が2%から5%である、請求項1
記載の凍結乾燥ヘルペス生ワクチン。 - 【請求項4】含有水分が5%から8%である、請求項1
記載の凍結乾燥ヘルペス生ワクチン。 - 【請求項5】ヘルペスウイルスが生きている弱毒化水痘
ウイルスである、請求項1記載の凍結乾燥ヘルペスウイ
ルス生ワクチン。 - 【請求項6】はしかワクチン、おたふくかぜワクチン、
風疹ワクチンと混合して、4種混合凍結乾燥ワクチンと
した凍結乾燥ヘルペスウイルス生ワクチン、ただし該4
種混合凍結乾燥ワクチンは含有水分が2%から8%であ
って各ワクチンがそれぞれのウイルスに対する免疫を受
容者に与えるのに有効な量で存するものである。 - 【請求項7】凍結乾燥ワクチンが2%の水分を含んでい
る請求項6記載のワクチン。 - 【請求項8】凍結乾燥ワクチンが2%から5%の水分を
含んでいる請求項6記載のワクチン。 - 【請求項9】凍結乾燥ワクチンが5%から8%の水分を
含んでいる請求項6記載のワクチン。 - 【請求項10】ヘルペスウイルスが生きている弱毒化水
痘ウイルスである、請求項2記載の凍結乾燥ヘルペスウ
イルス生ワクチン。 - 【請求項11】ヘルペスウイルスが生きている弱毒化水
痘ウイルスである、請求項3記載の凍結乾燥ヘルペスウ
イルス生ワクチン。 - 【請求項12】ヘルペスウイルスが生きている弱毒化水
痘ウイルスである、請求項4記載の凍結乾燥ヘルペスウ
イルス生ワクチン。 - 【請求項13】ヘルペスウイルスが生きている弱毒化水
痘ウイルスである、請求項6記載の凍結乾燥ヘルペスウ
イルス生ワクチン。 - 【請求項14】ヘルペスウイルスが生きている弱毒化水
痘ウイルスである、請求項7記載の凍結乾燥ヘルペスウ
イルス生ワクチン。 - 【請求項15】ヘルペスウイルスが生きている弱毒化水
痘ウイルスである、請求項8記載の凍結乾燥ヘルペスウ
イルス生ワクチン。 - 【請求項16】ヘルペスウイルスが生きている弱毒化水
痘ウイルスである、請求項9記載の凍結乾燥ヘルペスウ
イルス生ワクチン。 - 【請求項17】凍結乾燥法により凍結乾燥ヘルペスウイ
ルス生ワクチンを製造する方法において、該凍結乾燥法
がガス注入を伴う第1次サイクルと、ガス注入を伴わな
い第2次サイクルとからなり、第1次サイクルと第2次
サイクルの合計時間が7から11時間であるように凍結乾
燥することを特徴とする、凍結乾燥ヘルペスウイルス生
ワクチンの製造方法。
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