JP2643892B2 - 強誘電体メモリ - Google Patents

強誘電体メモリ

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JP2643892B2
JP2643892B2 JP7000304A JP30495A JP2643892B2 JP 2643892 B2 JP2643892 B2 JP 2643892B2 JP 7000304 A JP7000304 A JP 7000304A JP 30495 A JP30495 A JP 30495A JP 2643892 B2 JP2643892 B2 JP 2643892B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は強誘電体メモリに関し、
特に強誘電体の残留分極を利用する不揮発性メモリに関
する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体メモリに用いられる強誘電体容
量は、図2に示すように、二つの電界効果トランジスタ
で共通に用いられているソース・ドレインに対して対称
になっており、また、電界効果トランジスタと強誘電体
容量とを接続するための配線層とビット線の層とが同じ
層で形成されているメモリセル構造になっている(R.
Womack他 DIGEST of Tech.Pa
pers ISSCC1989)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】メモリの集積度を高く
するためには、メモリセル面積を縮小する必要があるが
従来の構造を用いると、図2に示したように、フィール
ド酸化膜3上に強誘電体容量または強誘電体容量とメモ
リセルトランジスタとを接続する配線層のいずれも形成
されない領域が生じるために、例えばDRAMで用いら
れている図3のようなメモリセル構造と比較すると、セ
ル面積が2倍以上になってしまう。
【0004】一方、図3に示したような、容量と電界効
果トランジスタとを直接コンタクト電極で接続するDR
AMのメモリセル構造を用いると、以下に示す問題点が
生じる。すなわち、強誘電体容量では、下部電極として
耐酸化性に優れた材料が要求され、一般的にはPtが広
く用いられている。また、コンタクトプラグの材料とし
ては、DRAMではシリコンが広く用いられているが、
強誘電体容量の電極とコンタクトプラグとが反応するの
を防ぐ必要があるため、バリア層を用いる必要があり、
そのバリア層としても耐酸化性あるいは、酸化されても
導電性であることが要求される。さらに、コンタクトプ
ラグが酸化されるのを防ぐ必要があるため、酸化のバリ
ア層が必要となり、これらのバリア層の材料選定は非常
に困難であるか、または選定できたとしても、電極が多
層膜構造になるため、強誘電体容量の作製工程が複雑に
なることは避けられない。
【0005】本発明の目的は、従来から用いられてい
る、強誘電体容量の上部電極とメモリセルトランジスタ
とを他の配線層を用いて接続する方法を用いることによ
り、工程を複雑にすることなしにメモリセル面積を低減
することが可能な、強誘電体メモリ用のメモリセル構造
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるメモリセ
ル構造は、ソース・ドレインの一方が共通となっている
二つのトランジスタを一組とし、その共通となっている
ソース・ドレインと接続されたビット線電界効果トラン
ジスタを間に層間絶縁膜をはさんで電界効果トランジス
タ上に形成され、ビット線上に平坦化された層間絶縁膜
をはさんで、電界効果トランジスタのソース・ドレイン
のうち、ビット線が接続されていない方と上部電極とが
他の配線層によって接続された強誘電体容量が形成さ
れ、かつ一組になっている二つの電界効果トランジスタ
のそれぞれに接続された強誘電体容量が、ビット線と平
行方向の断面において、ビット線が接続されているソー
ス・ドレインに対して対称でない位置に形成されている
メモリセル構造を用いることにより、メモリセル面積を
低減することができる。
【0007】ここで、強誘電体容量を平坦化した層間絶
縁膜上に形成しているが、層間絶縁膜の平坦化を行わな
いと、一組になっている電界効果トランジスタのそれぞ
れに接続された強誘電体容量が異なる形状の下地上に形
成されるために、電気特性に差異が生じ、特性ばらつき
の原因となってしまう。
【0008】なお特開平2−94553号公報には、本
発明と異なるタイプのセルではあるが隣接する容量が本
発明と同様にビット線に対して対称でない位置に形成さ
れている。このセル構造の断面を図4に示す。ソース・
ドレイン拡散層11,12、ゲート電極(ワード線)
2、ゲート絶縁膜を有する電界効果トランジスタがフィ
ールド酸化膜3で1つずつ素子分離されて基板10上に
形成されており、ビット線4が拡散層11と接続されて
いる。ビット線4と接続されていない方の拡散層12に
強誘電体容量の下部電極5が接続され、その上に強誘電
体容量6と上部電極7が全体に形成されている。
【0009】この例で、隣接する容量を見ると本発明と
同様にビット線に対して対称でない位置に形成されてい
るが、容量からトランジスタを見ると本発明と異なり全
く対称な形状である。しかし本発明では対称でないので
層間絶縁膜を平坦化しないと前述のように特性ばらつき
の原因になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0011】(実施例1)図1に示したように、Si基
板上にソース・ドレイン拡散層1、ゲート電極2から成
る電界効果トランジスタと、フィールド酸化膜3が形成
されている。その上に層間絶縁膜をはさんで、ビット線
4が二つの電界効果トランジスタの共通の拡散層1−1
に接続される形で形成されている。ビット線4上には、
平坦化された層間絶縁膜をはさんで、下部電極5、強誘
電体膜6、上部電極7から成る強誘電体容量が形成さ
れ、上部電極7は配線層8によって、電界効果トランジ
スタの共通になっていない方の拡散層1−2に接続され
ている。
【0012】本実施例では二つの電界効果トランジスタ
のそれぞれの強誘電体容量が、一つはフィールド絶縁膜
3上に位置し、他方は共通の拡散層1−1上に位置す
る。
【0013】図2に示した従来例では、拡散層1−1に
対して左右対称になるように強誘電体容量15が形成さ
れているためにフィールド酸化膜3上に、強誘電体容量
15または配線による接続部のいずれも形成されていな
い領域が広く存在するが、本実施例では、図1に示した
ように、拡散層1−1に対して強誘電体容量が左右対称
には配置されておらず、強誘電体容量と配線による接続
部以外の部分に、強誘電体容量と配線による接続部が電
気的に短絡しないための最小限の絶縁膜が存在している
だけなので、従来構造と比較してメモリセル面積を50
%程度に縮小することができ、図3に示したDRAMの
メモリセル構造と比較しても2割増程度の面積におさえ
ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、ソース・ドレイン
の一方が共通となっている二つのトランジスタを一組と
し、その共通となっているソース・ドレインと接続され
たビット線電界効果トランジスタを間に層間絶縁膜をは
さんで電界効果トランジスタ上に形成され、ビット線上
に平坦化された層間絶縁膜をはさんで、電界効果トラン
ジスタのソース・ドレインのうち、ビット線が接続され
ていない方と上部電極とが他の配線層によって接続され
た強誘電体容量が形成され、かつ一組になっている二つ
の電界効果トランジスタのそれぞれに接続された強誘電
体容量が、ビット線と平行方向の断面において、ビット
線が接続されているソース・ドレインに対して対称でな
い位置に形成されているメモリセル構造を用いることに
より、従来技術と比較して工程を複雑にすることなし
に、メモリセル面積を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明する断面図であ
る。
【図2】従来技術の説明図である。
【図3】DRAMに用いられている従来技術の説明図で
ある。
【図4】従来技術を説明する断面図である。
【符号の説明】
1−1 電界効果トランジスタの拡散層(共通) 1−2 電界効果トランジスタの拡散層(非共通) 2 電界効果トランジスタのゲート電極、兼ワード線 3 フィールド酸化膜 4 ビット線 5 強誘電体容量の下部電極 6 強誘電体膜 7 強誘電体容量の上部電極 8 配線層 15 強誘電体容量 25 スタック容量 28 コンタクト電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に形成された、二つのトランジスタ
    が一組となっていて、そのソース・ドレインの一方が共
    通となっている電界効果トランジスタと、前記電界効果
    トランジスタを電気的に分離するためのフィールド絶縁
    膜と、前記電界効果トランジスタ上に層間絶縁膜をはさ
    んで形成され、かつ前記電界効果トランジスタの共通と
    なっているソース・ドレインと接続されたビット線と、
    前記ビット線上に平坦化された層間絶縁膜をはさんで形
    成され、かつ前記電界効果トランジスタのソース・ドレ
    インのうち、ビット線が接続されていない方と上部電極
    とが他の配線層によって接続された強誘電体容量とによ
    って構成され、かつ一組になっている二つの電界効果ト
    ランジスタのそれぞれに接続された強誘電体容量が、ビ
    ット線と平行方向の断面において、ビット線が接続され
    ているソース・ドレインに対して対称でない位置に形成
    されていることを特徴とする強誘電体メモリ。
  2. 【請求項2】二つの電界効果トランジスタのそれぞれの
    強誘電体容量が、一つはフィールド絶縁膜上に位置し、
    他方は共通の拡散層上に位置する請求項1記載の強誘電
    体メモリ。
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KR100415543B1 (ko) * 2001-06-30 2004-01-24 주식회사 하이닉스반도체 강유전체 메모리 셀구조 및 그 제조방법

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