JP2642201B2 - コーマに於けるデタッチングローラの駆動装置 - Google Patents

コーマに於けるデタッチングローラの駆動装置

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JP2642201B2
JP2642201B2 JP1231712A JP23171289A JP2642201B2 JP 2642201 B2 JP2642201 B2 JP 2642201B2 JP 1231712 A JP1231712 A JP 1231712A JP 23171289 A JP23171289 A JP 23171289A JP 2642201 B2 JP2642201 B2 JP 2642201B2
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/26Driving arrangements

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーマのデタッチングローラの駆動装置に
関するものであり、紡績機械に利用されるものである。
〔従来の技術〕
紡績機械としてのコーマのラップに対するコーミング
作用は、ニッパーによって後端の把持されたラップの先
端をコーミングシリンダによってくしけずり、ニッパー
の前進によってくしけずられたフリースをデタッチング
ローラへ向けて移動させ、このフリースの前進に対応し
てデタッチングローラを逆転させて先に引抜いたフリー
スを後退させ、該フリース上にくしけずられたばかりの
フリースを重ね合わせ、次いでデタッチングローラの正
転によってニッパーよりフリースを引抜き、この時にト
ップコームがフリースの後端をくしけずり、この作用を
繰り返して行なっている。このような一連のコーミング
作用に於て、コーミングシリンダによるコーミング作用
は、シリンダ軸の約1/2回転の間で行なうため、この間
はデタッチングローラは停止か緩正転し、シリンダ軸の
残りの約1/2回転の間で前述の逆転及び正転の回転を行
なっている。
このようなデタッチングローラの正逆転運動は、デタ
ッチングローラの入力軸に差動歯車機構を取付け、該差
動歯車機構に等速回転入力と不等速回転入力とを与えて
両入力を合成して実施しており、該不等速回転入力を付
与する手段として、カムを利用したもの(特公昭44−17
573号公報参照)と、リンクを利用したもの(特公昭43
−10728号公報、特公昭53−15178号公報参照)とがあ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
カムを利用したものは、フリースの接続及び引抜きに
対して理想的な運動曲線がカム面の設計によって得られ
る。しかし、前後運動を生ずるデタッチングローラの逆
転時及び加速時に、カムボールからデタッチングローラ
に至る駆動関連部材の慣性がカム溝とカムボールとの線
接触している接触部分に対して集中的に加わるため、カ
ム溝が摩耗しやすく、しかもカム溝の幅と形状には特別
な精度が要求されるから装置が高価であった。
更にまた、生産性向上の目的で機械各部の高速化を達
成するに際し、該カムを用いるものにあっては、デタッ
チングローラが逆転から正転に切換わる際に、カムとカ
ムボールとの間の衝撃が大きくなって騒音や振動を発生
し、カム面の摩耗が激しくなって機械の寿命が短くなる
ばかりでなく、紡出されるスライバの品質悪化も生じる
ので、カムを利用したものは高速化出来ず、生産効率が
悪かった。
また、リンクを利用したもの、いわゆるカムレスコー
マは高速化が達成されるもののその機構上、運動曲線は
第7図及び第8図に示すような曲線H,Jのものしか存在
しなく、特に図のA部が大きな曲率半径しか描くことが
出来ないので、ニッパーのフィードローラによって送り
出されるフリースを最後まで十分に引き伸ばすことが出
来なく、また、逆転から正転に変わるB部で曲線の曲率
半径が小さい、即ち運動の急激な変化があり、加速度が
大きくて音、衝撃、部品の摩耗破損等が生じやすい。従
って、長繊維を紡出する場合にはスライバ品質が悪かっ
た。
本発明の目的は高速運動の可能なカムレスコーマであ
りながら、新規なリンク機構を採用することによりカム
コーマ同様の理想的運動曲線が得られるようにするもの
である。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
例えば第1図に示す如くVベルト2によって駆動源よ
り駆動プーリー1に伝えられる等速円運動Rを2つの駆
動系D1及びD2に分け、一方の駆動系D1からはクランク機
構C1とリンク26,29,34の4節リンク機構Lとを介して第
5図のMに示す如き運動曲線が得られる不等速回転運動
を形成し、該運動をシャフト35に伝達した後、該運動を
差動歯車機構Gの入力歯車39に伝達する。他方の駆動系
D2には等速回転運動Rをクランク機構C2によってクラン
クレバー50をその一端の固定軸15のまわりに円弧運動さ
せ、該運動をレバー及びコネクチングリンクを介して差
動歯車の遊星歯車側に往復運動として入力する。クラン
クレバー50の円弧運動側のクランクピン17にコネクチン
グリンク18の一端を回動可能に取付け、該リンク18の他
端には、シャフト21のまわりに揺動可能なレバー20の揺
動端をレバーピン19で回動可能に連結する。そして第3
図のレバー20の円弧運動する軌跡の終端b19とクランク
レバー50のピン15とを結んだ線上の死点が、クランクレ
バー50の揺動側の軸17が描く円弧往復軌跡の端部近傍に
あるように構成し、レバー20のレバーピン23と該差動歯
車機構の遊星歯車側とをコネクチングリング24で連結
し、且つ遊星歯車側の軸42が軸21に対して最も離れた位
置b42とレバー20のシャフト21とを結んだ線上の死点
が、レバー20の揺動側のレバーピン23が描く円弧往復軌
跡の端部にあるように構成し、駆動D2からは第5図Kの
如き運動曲線が得られる不等速回転運動を形成し、各駆
動系D1,D2で得られる各運動曲線M,Kの各水平部分が重な
るように各不等速回転運動を合成する。
クランクレバー50の揺動死点帯とレバー20の揺動死点
帯との組合せ運動で差動歯車機構の遊星歯車側に入力す
るので、クランクレバー50の1サイクル運動によって第
5図Kに示す如き、下部付近では原運動のサインカーブ
の変形がなく、上部では急激に運動が減少して曲率半径
が小となった運動曲線Kが得られる。
そして他方の駆動系D1から生ずる移動量曲線Mと合成
することにより運動曲線N、即ち第6図Nの運動曲線が
得られる。
また、運動曲線Nを得るための合成は、運動曲線Mの
水平部分(静止部分)と運動曲線Kの水平部分(静止部
分)とが重なるようにすれば良いので設計が容易であ
る。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示す如く、駆動プーリー1はVベ
ルト2によって図示されてない原動機に接続している。
プーリー1を固定して駆動シャフト3上の歯車4にシリ
ンダーシャフト6上の歯車5と中間歯車軸7上の歯車8
とを噛合し、中間歯車8を更にクランクシャフト10上の
歯車9に噛合して、歯車5と歯車9とを同一歯数とし、
シリンダーシャフト6から駆動系D1とクランクシャフト
10からの駆動系D2とに駆動プーリー1の等速回転運動R
を分割伝達する。
〔駆動系D1〕 シリンダーシャフト6上には、歯車25、偏心輪31を固
着し、リンク26を回動自在に支持した。リンク26は他端
でシャフト27を支持し、シャフト27には歯車28とリンク
29を回動自在に支持した。偏心輪31に嵌合しているクラ
ンクリンク32は他端でシャフト30を固着し、シャフト30
にはリンク29、リンク34及び歯車33を回転自在に支持し
た。シャフト35は図示されてない軸受に支持してあり、
定められた位置で回転する。シャフト35には歯車36,37
を固定し、リンク34を回動自在に支持した。歯車25,28,
33,36はこの順で常に噛合している。歯車37は歯車39と
噛合している。
〔駆動系D2〕 クランクシャフト10にはクランク11が固定してあり、
シャフト10の回転によりクランクピン12をシャフト10の
まわりに回転する。
ブロック16は図示されていないフレームに固定してあ
ってピン15を支持している。クランクレバー50はピン15
に揺動可能に支持され、クランクロッド13は一端がクラ
ンピン12でクランク11に、他端がクランクレバーピン14
でクランクレバー50に連結してある。
従って、クランク11の回転によって、クランクレバー
50はピン15のまわりを揺動し、クランクレバーピン14と
クランクレバー端のピン17が、それぞれ第3図に於てa1
4〜d14の間およびa17〜d17の間を往復動する。
ブロック22は図示されていないフレームに固定されて
おり、シャフト21を支持している。シャフト21にはレバ
ー20が揺動自在に取付けられ、レバー端にはレバー19と
レバーピン23とが取付けられている。コネクチングリン
ク18はクランクピン17とレバーピン19とを回動自在に接
続しており、またコネクチングリング24は、レバーピン
23と差動歯車機構のシャフト42とを回動自在に連結して
いる。
これらレバーピン19、レバーピン23、及びシャフト42
は、第3図に於て、それぞれb19〜d19,b23〜d23、及びb
42〜d42の間を往復動する。
以上の機構から第2図のl1とl2の寸法の選定によって
運動曲線のA部の曲率半径が左右出来、例えば、l1,l2
の寸法を大きくし、これに適合するように他の寸法を変
更すると、A部の曲率半径は大きくなり、曲線はゆるや
かになる。
〔差動歯車機構G〕
シャフト38は図示されていない軸受に支承されてお
り、定められた位置で自由に回転する。また、シャフト
38にはレバー41が固着してあり、このレバー41にはシャ
フト42,43が固着してある。また、シャフト38には歯車3
9、歯車40が回動自在に支持されている。シャフト42に
はコネクチングリンク24の端および歯車44が回動自在に
支持されている。また、シャフト43には歯車45が回動自
在に支持されている。歯車39と噛車44、歯車44と歯車4
5、歯車45と歯車40とがそれぞれ噛合しており、歯車39
と歯車45とは噛合っていない。そして、歯車40はそれぞ
れデタッチングローラ48,49に固定された歯車46,47と噛
合っている。
〔駆動系D1の動作〕 偏心輪31がシリンダーシャフト6と共に第1図矢印A1
方向に回転すると第4図に示す如く、偏心輪31がf31,g3
1,h31,f31と回転するにつけ、シャフト30がf30〜h30の
間を往復動し、それによってシャフト27もf27〜h27の間
を往復動する。また、歯車25は歯車28,33,36,37,39,44,
45,40を経て歯車46,47に回転を伝え、デタッチングロー
ラ48,49を回転する。
若し、シャフト42が移動しないとすれば、シリンダー
シャフト6の回転によるデタッチングローラ48,49の表
面の移動量は、周期の後半、即ち180゜〜360゜では静止
を示す水平部分となる第5図の曲線Mとなる。
〔駆動系D2の動作〕 クランクシャフト10はシリンダーシャフト6と同じ回
転数で逆方向、即ち第1図A2方向に回転する。第3図に
示す如くクランク11が矢印A2方向に回転して、クランク
ピン12がa12,b12,c12,d12,e12及びa12と回転すると、ク
ランクレバーピン14はa14,b14,c14,d14,e14、及びa14と
転位してa14からd14間を往復動し、クランクピン17はa1
7,b17,c17,d17,e17、及びa17と転位して、a17とd17の間
を往復動する。そして、クランクピン17のこの往復動に
よってレバーピンは、a19,b19,c19,d19,e19,b19,a19,b1
9,c19,d19の順に動き、それに従って、レバーピン23も
同様に動く。またこの往復動によってシャフト42はb42
とd42の間を往復動する。
クランク11とクランクロッド13との長さが比較的接近
している場合は、クランクレバーピン14は、a14付近で
速度がおそく、c14をすぎてe14までの間では速度が早
い。そしてクランク11がb12の位置で、b19,b17、及びピ
ン15は一直線となってレバー20の死点を形成し、同時に
シャフト21,b23,b42もほぼ一直線になってシャフト42の
死点を形成する。
このために、クランク11がe12−a12−c12と移動する
間は、レバーピン23はe23,b23,c23の間を動き、シャフ
ト42はb42の附近を少し動くだけで実用的にはほとんど
静止に近い状態にある。
クランク11がc12−d12−e12の間を動く間は、レバー
ピン23はc23,d23,e23の間を動き、シャフト42もb42,d42
の間を往復する。
歯車44はシャフト42に遊嵌されており、歯車39,44,4
5,40は差動歯車機構Gを形成しているので、歯車39を固
定とすればシャフト42の動きによって歯車40が一定速度
比で動き、更に歯車40に噛合っている歯車46,47によっ
てデタッチングローラ48,49が回転し、クランク11の1
回転によるデタッチングローラ48,49の表面の移動量
は、第5図に示すとおり、デタッチングローラの逆転か
ら正転への反転位置Bでは変形のない原運動のサインカ
ーブを示し、ピーシング後の繊維を引張るAの部分では
曲率半径が小であり、周期後半部分(180゜〜360゜)で
は水平部分(静止部分)を示す運動曲線Kとなる。
〔両駆動系の合成〕
駆動系D1によるデッチングローラ表面移動量の曲線M
と、駆動系D2によるデタッチングローラ表面移動量の曲
線Kとを、第5図に示す如く、曲線Kのほぼ水平のとこ
ろと曲線Mのほぼ水平になるところが同一時期になるよ
うに、両駆動系を連結して両曲線を合成して曲線Nを得
た。
なお、曲線Kに於て、曲線NのB部に相当する部分の
曲率半径は変形前の曲線(サインカーブ)と同じに保
ち、反転前と反転後の斜線間の角度を小さくすると共
に、シャフト42の停止時間を長くすると、曲線Kにおけ
る曲線NのA部に相当する部分の曲率半径が小さく出来
る。
シャフト38の位置を同じにしてレバー41を短くすれ
ば、反転時の曲率半径がほぼ同じで正転と逆転の描く斜
線角度が小さく出来、デタッチングローラの正転量が多
くなる。
また、シャフト21とシャフト42との軸間距離は同じで
レバー20を長くすれば、同効機能が得られる。
〔発明の効果〕
デタッチングローラの運動曲線は第5図のNに示す如
き、反転時Bではサインカーブ変形が無く、且つ繊維送
り出し終了部Aでは曲率半径の小さな理想的曲線が得ら
れた。
即ち、第6図から明らかな如く、従来の各曲線H,Jと
比較して、本発明の曲線Nは、反転時Bではサインカー
ブからの変形がほとんど無いために運動の急激な変化が
避けられ、音、衝撃、部品の摩耗破損が避けられ、また
A部では従来のものよりはるかに曲率半径が小となった
ため、ピーシングの始める位置、即ち繊維の送り出し始
め位置P0から、ニッパー最前進位置、即ち繊維送り出し
終了位置P1までの間の繊維送り出し量L3が従来のもの
(L1,L2)より長くなり、ニッパーのフィードローラに
よって送り出されるフリースを最後まで十分に引き伸ば
せるようになった。
また、2つの不等速回転運動から得られる2つの運動
曲線のそれぞれ水平になるところを同一時期になるよう
に合成するだけであるので、デタッチングローラを静止
する必要のある曲線Nの水平部分の設計が容易である。
また、曲線Nに於けるA部分及びB部分も、2つの不
等速回転運動曲線M,Kを変えることによって、デタッチ
ングローラに最適の曲線の設計が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明駆動装置の要部斜視図であり、第2図そ
の要部側面図である。 第3図は本発明駆動装置の一方の駆動系(D2)の運動説
明図であり、第4図はもう一方の駆動系(D1)の運動説
明図である。 第5図は本発明のデタッチングローラ運動曲線図であ
り、第6図は本発明と従来例との運動曲線比較図であ
る。 第7図及び第8図は、共に従来のカムレスコーマのデタ
ックングローラ運動曲線図である。 1……駆動プーリー、2……Vベルト、 3……駆動シャフト、4,5,8,9……歯車、 6……シリンダーシャフト、 10……クランクシャフト、 11……クランク、12……クランクピン、 13……クランクロッド、14……クランクレバーピン、 15……ピン、16……ブロック、 17……クランクピン、18……コネクチングリンク、 19,23……レバーピン、20……レバー、 21……シャフト、22……ブロック、 24……コネクチングリンク、 25,28,33,36……歯車、 26,29,34……リンク、27,30……シャフト、 31……偏心輪、32……クランクリンク、 35,38,42,43……シャフト、 37,39,40,44,45,46,47……歯車、 48,49……デタッチングローラ、 50……クランクレバー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源より伝えられる等速回転運動(R)
    を2つの駆動系(D1,D2)に分け、一方の駆動系(D1
    からは、クランク機構(C1)と4節リンク機構(L)と
    を介して水平部分を備えた運動曲線(M)を得るための
    不等速回転運動を構成した後、該運動を差動歯車機構
    (G)の入力軸へ伝達し、他方の駆動系(D2)からは、
    クランク機構(C2)で揺動運動とした後、連結レバー及
    びリンク手段を介して往復動として水平部分を備えた運
    動曲線(K)を得るための不等速回転運動を構成し、該
    運動を差動歯車機械Gの遊星歯車側に伝達するもので、
    駆動系D2側では、クランクロッド(13)を介してクラン
    クシャフト(10)上のクランク(11)で一端のピン(1
    5)のまわりに揺動するクランクレバー(50)の円弧運
    動端と、シャフト(21)のまわりに揺動可能なレバー
    (20)の円弧運動端との間をコネクチングリンク(18)
    を介してクランクピン(17)とレバーピン(19)とで回
    動自在に連結し、レバー(20)の円弧運動軌跡の終端
    (b19)とクランクレバー(50)のピン(15)とを結ん
    だ線上の点(死点)が、クランクレバー(50)の揺動端
    ピン(17)が描く円弧往復軌跡(a17〜d17)の端部近傍
    となるように構成し、レバー(20)のレバーピン(23)
    と該差動歯車機構(G)の遊星歯車側とをコネクチング
    リンク(24)で連結し、且つ遊星歯車側のシャフト(4
    2)がレバー(20)のシャフト(21)に対して最も離れ
    た位置(b42)とシャフト(21)とを結んだ線上の点
    (死点)がレバー(20)のレバーピン(23)が描く円弧
    往復軌跡(a23〜d23)の端部となるように構成し、2つ
    の駆動系(D1,D2)で得られる各運動曲線(M,K)の各水
    平部分が重なるように各不等速回転運動を合成したコー
    マに於けるデタッチングローラ(48,49)の駆動装置。
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