JP2642141B2 - フイルムへのエンドマークテープ貼付装置 - Google Patents
フイルムへのエンドマークテープ貼付装置Info
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- JP2642141B2 JP2642141B2 JP15204588A JP15204588A JP2642141B2 JP 2642141 B2 JP2642141 B2 JP 2642141B2 JP 15204588 A JP15204588 A JP 15204588A JP 15204588 A JP15204588 A JP 15204588A JP 2642141 B2 JP2642141 B2 JP 2642141B2
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- JP
- Japan
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- end mark
- film
- mark tape
- tape
- suction drum
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
この発明はフイルム、例えば、熱転写プリンタに用い
られる昇華型カラーフイルム等のフイルムを、原反ロー
ルから小巻き用ボビンに巻き取る際に、プリンタでの巻
き取り終了位置を検出すべく貼付されるエンドマークテ
ープの貼付装置に関する。
られる昇華型カラーフイルム等のフイルムを、原反ロー
ルから小巻き用ボビンに巻き取る際に、プリンタでの巻
き取り終了位置を検出すべく貼付されるエンドマークテ
ープの貼付装置に関する。
従来のこの種エンドマークテープ、例えば前述のよう
なカラーフイルムに貼り付けられるエンドマークテープ
は、遮光テープ、反射テープ等の、これを光学的に検出
できる材料から形成され、プリンタでのカラーフイルム
の巻き取り終了をフオトセンサー等によって検出できる
ようにするものである。 従来このようなエンドマークテープは、手作業、ある
いは簡単な器具を用いて手作業同様にカラーフイルムの
所定位置に貼り付けられている。
なカラーフイルムに貼り付けられるエンドマークテープ
は、遮光テープ、反射テープ等の、これを光学的に検出
できる材料から形成され、プリンタでのカラーフイルム
の巻き取り終了をフオトセンサー等によって検出できる
ようにするものである。 従来このようなエンドマークテープは、手作業、ある
いは簡単な器具を用いて手作業同様にカラーフイルムの
所定位置に貼り付けられている。
上記のように、手作業あるいは簡単な器具によりエン
ドマークテープをカラーフイルムに貼り付けると、カラ
ーフイルムは通常数ミクロン薄膜状であつて、該カラー
フイルムに皺が発生したり、又はエンドマークテープと
フイルムとの間に気泡が発生したりするという問題点が
あつた。 又、従来のエンドマークテープ貼り付け作業は、非常
に不正確、且つ非能率なものである。
ドマークテープをカラーフイルムに貼り付けると、カラ
ーフイルムは通常数ミクロン薄膜状であつて、該カラー
フイルムに皺が発生したり、又はエンドマークテープと
フイルムとの間に気泡が発生したりするという問題点が
あつた。 又、従来のエンドマークテープ貼り付け作業は、非常
に不正確、且つ非能率なものである。
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
あつて、フイルムへエンドマークテープを貼り付ける際
に、フイルムに皺が発生したり、又フイルムとエンドマ
ークテープとの間に気泡が発生したりすることなく、正
確且つ効率的にフイルムへエンドマークテープを貼り付
けることができるようにしたフイルムへのエンドマーク
テープ貼付装置を提供することを目的とする。
あつて、フイルムへエンドマークテープを貼り付ける際
に、フイルムに皺が発生したり、又フイルムとエンドマ
ークテープとの間に気泡が発生したりすることなく、正
確且つ効率的にフイルムへエンドマークテープを貼り付
けることができるようにしたフイルムへのエンドマーク
テープ貼付装置を提供することを目的とする。
この発明は、一辺の長さがエンドマークテープのカツ
テイング寸法に等しく、且つ、厚さが前記エンドマーク
テープの幅以上とされ、前記エンドマークテープを各辺
の外周に吸着する吸着手段を備えた正多角形の吸着ドラ
ムと、この吸着ドラムを、前記多角形の中心を通り、フ
イルムの送り方向と平行な中心軸廻りに、前記多角形の
一辺が前記フイルムと隣接して、平行となるとき停止す
るように、各辺のなす中心角と等しい角度ずつ、間欠的
に回転させる駆動機構と、前記吸着ドラムに吸着された
前記エンドマークテープを、各辺の両端位置で切断する
カツターと、前記フイルムを間にして、前記吸着ドラム
の、フイルムと平行となる一辺に対向して配置され、こ
の一辺に対して前記フイルムを、該一辺に吸着されたエ
ンドマークテープに押圧すると共に、押圧しつつ、該エ
ンドマークテープの幅方向一端から他端に横引する圧着
ローラ装置と、によりフイルムへのエンドマークテープ
貼付装置を構成し上記目的を達成するものである。
テイング寸法に等しく、且つ、厚さが前記エンドマーク
テープの幅以上とされ、前記エンドマークテープを各辺
の外周に吸着する吸着手段を備えた正多角形の吸着ドラ
ムと、この吸着ドラムを、前記多角形の中心を通り、フ
イルムの送り方向と平行な中心軸廻りに、前記多角形の
一辺が前記フイルムと隣接して、平行となるとき停止す
るように、各辺のなす中心角と等しい角度ずつ、間欠的
に回転させる駆動機構と、前記吸着ドラムに吸着された
前記エンドマークテープを、各辺の両端位置で切断する
カツターと、前記フイルムを間にして、前記吸着ドラム
の、フイルムと平行となる一辺に対向して配置され、こ
の一辺に対して前記フイルムを、該一辺に吸着されたエ
ンドマークテープに押圧すると共に、押圧しつつ、該エ
ンドマークテープの幅方向一端から他端に横引する圧着
ローラ装置と、によりフイルムへのエンドマークテープ
貼付装置を構成し上記目的を達成するものである。
この発明において、エンドマークテープは吸着ドラム
に吸着された状態で、圧着ローラによりフイルムを該吸
着されたエンドマークテープに押付け、且つ押圧しつつ
横引するため、フイルムに皺が発生すること及びフイル
ムとエンドマークテープの中に気泡が発生することを防
止できる。 又吸着ドラムに吸着したエンドマークテープを切断
し、該吸着状態のまま、切断されたエンドマークテープ
にフイルムを押し付けるので、エンドマークテープを正
確、且つ、効率的に貼り付けることができる。
に吸着された状態で、圧着ローラによりフイルムを該吸
着されたエンドマークテープに押付け、且つ押圧しつつ
横引するため、フイルムに皺が発生すること及びフイル
ムとエンドマークテープの中に気泡が発生することを防
止できる。 又吸着ドラムに吸着したエンドマークテープを切断
し、該吸着状態のまま、切断されたエンドマークテープ
にフイルムを押し付けるので、エンドマークテープを正
確、且つ、効率的に貼り付けることができる。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例は、本発明を、第１図に示されるような、
ブラツク（Bk）、シアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）及びイ
エロー（Ｙ）の各色を順次等しい長さで印刷したカラー
フイルム10を原反ロール（図示省略）から小巻き用ボビ
ン12に巻き取る途中で、その終端にあるＹ部にエンドマ
ークテープ14を貼り付ける装置に適用したものである。 この実施例に係るエンドマークテープ貼り付け装置16
は、第３図の乃至第５図に拡大して示されるように、一
辺の長さがエンドマークテープ14のカツテイング寸法に
等しく、且つ、厚さが前記エンドマークテープ14の幅以
上とされ、前記エンドマークテープ15を各辺の外周に吸
着する吸着手段18を備えた正六角形の吸着ドラム20と、
この吸着ドラム20を、六角形の中心を通り、カラーフイ
ルム10の送り方向と平行な中心軸廻りに、前記六角形の
一辺がカラーフイルム10と隣接して、平行となるとき停
止するように、各辺のなす中心角と等しい角度ずつ、間
欠的に回転させる駆動機構22と、前記吸着ドラム20に吸
着された前記エンドマークテープ14を、六角形の各辺の
両端位置で切断するカツター24と、前記フイルム10を間
にして、前記吸着ドラム20の、該カラーフイルム10と平
行となる一辺に対向して配置され、この一辺に対して前
記カラーフイルム10を、該一辺に吸着されたエンドマー
クテープ14に押圧すると共に、押圧しつつ該エンドマー
クテープ14の幅方向一端から他端に横引する圧着ローラ
装置26と、を備えて構成したものである。 前記小巻き用ボビン12の構成は、従来の同一であるの
で詳細な説明は省略する。 前記エンドマーク貼り付け装置16における吸着手段18
は、吸着ドラム20の六角形の一辺につき12個形成された
吸着孔18Aと、負圧源18Bと、この負圧源18Bから吸着孔1
8Aに負圧を導入するための負圧管路18C、18Dとを含んで
構成されている。 前記吸着ドラム20は、エンドマークテープ14を吸着手
段18によつて六角形の各辺に吸着しつつ、テープロール
15から巻き出すものである。 吸着ドラム20は、駆動機構22により、60゜間隔で、間
欠的に、第３図で反時計方向に回動されるようになつて
いる。 前記吸着ドラム20の六角形の各頂点位置には、カツタ
ー24のバイト24Aが入り込むことができるようにされた
スリツト20Aが形成されている。 前記カツター24は、前記バイト24A、このバイト24Aを
駆動するためのアクチユエータ24B及びバイト24Aがアク
チユエータ24Bによつて駆動されるとき、これを、第３
図において、水平方向に案内するガイド24Cとから構成
されている。 ここで、前記負圧管路18Cは吸着ドラム20側に設けら
れ、又、負圧管路18Dは吸着ドラム20を回動自在に支持
するフレーム28側に形成され、且つ、負圧管路18C及び1
8Dは吸着ドラム20の回動位置に拘わらず常時連通される
ようになつている。 前記圧着ローラ装置26は、第３図及び第４図に示され
るように、フレーム28に取付けられ、ガイド棒26Aによ
つて、前記吸着ドラム20方向あるいはこれと反対方向に
往復動自在に取付けられたスライド台26Bと、このスラ
イド台26Bをガイド棒26Aに沿つて往復動させるエアシリ
ンダ26Cと、前記スライド台26B上で、前記吸着ドラム20
の回転中心軸と平行に且つ、カラーフイルム10の面と平
行な面内に配置された一対の横引エアシリンダ26D、26D
と、この横引エアシリンダ26D、26Dに両端を支持され、
且つ、前記カラーフイルム10と平行な面内で、横引エア
シリンダ26D、26Dの作動方向と直交する回転中心軸を有
する横引ローラ26Eと、前記エアシリンダ26C及び横引エ
アシリンダ26D、26Dを駆動するための制御装置30と、を
含んで構成されている。 前記制御装置30は、圧縮空気源32から前記エアシリン
ダ26Cに至る管路の途中に設けられた制御バルブ34を介
してエアシリンダ26Cを制御するようにされている。 又、制御装置30は、前記圧縮空気源32と前記横引エア
シリンダ26D、26Dとの間の管路に配置された制御バルブ
36を介して、横引エアシリンダ26D、26Dを制御するよう
にされている。 ここで、前記制御装置30は、第２図に示されるよう
に、図の実線状態から、エアシリンダ26Cを駆動してス
ライド台26Bを、横引ローラ26Eが、吸着ドラム20の下側
辺に圧接する位置にまで上方に駆動し、更に、スライド
台26Bをそのままの位置に保持しつつ、横引エアシリン
ダ26D、26Dを駆動して、横引ローラ26Eが吸着ドラム20
の下側辺に沿つてカラーフイルム10の移動方向と反対側
方向にこれと平行に転動し、更に、エアシリンダ26Cに
よりスライド台26Bを図において下方位置にまで戻し、
更に、エアシリンダ26Cはそのままで、横引エアシリン
ダ26D、26Dを駆動して、横引ローラ26Eが第２図の実線
位置にまで復帰すべく、制御するようにされている。 ここで、第２図の符号38A、38Bは、カラーフイルム10
を圧着ローラ装置26と吸着ドラム20との間で水平状態に
貼り渡すためのガイドローラ、40はこれらガイドローラ
38A、38B間でカラーフイルム10の終端を検出するための
センサーを示す。 前記制御装置30は、このセンサー40からのカラーフイ
ルム10の終端検出信号に基づき、前記駆動機構22を介し
て吸着ドラム20を第２図及び第３図の状態に停止させ、
且つ、カツター24を駆動してエンドマークテープ14を切
断し、更に、前記圧着ローラ装置26を駆動させるもので
ある。 又、第２図の符号42は、カラーフイルム10の、小巻き
用ボビン12への巻き取り始端に両面接着テープ44を取付
けるための両面接着テープ貼付機構を示す。 この両面接着テープ貼付機構42は、前述のエンドマー
クテープ貼付装置16における吸着ドラム20と類似した構
造の吸着ドラム44A、この吸着ドラム44Aを間欠的に回転
駆動させる駆動機構44B、前記吸着ドラム44Aに吸着され
た両面接着テープ44にカラーフイルム10を押付けるため
の押圧機構44Cと、から構成されている。前記両面接着
テープ貼付機構42も前記制御装置30により作動されるよ
うになつている。 第２図の符号46は前記小巻き用ボビン12に巻き取られ
るカラーフイルム10を、該小巻き用ボビン10と共に狭着
するタツチローラ、48はカラーフイルム10の終端を切断
するためのフイルムカツター、50A、50Bはカラーフイル
ム10を両面接着テープ貼着機構42の位置で水平状態に貼
り渡すためのガイドローラ、52は前記ガイドローラ50B
と38Aとの間に配置され、両面接着テープの貼付位置を
微調整する調整用ローラをそれぞれ示す。 次に上記実施例装置の作用について説明する。 小巻き用ボビン12にカラーフイルム10が巻き取られ、
その巻き取り終端が、センサー40によつて検出される
と、該センサー40からの検出信号によつて、制御装置30
は小巻き用ボビン12の巻き取りを停止し、同時に、圧着
ローラ装置26を駆動する。 このとき、前記吸着ドラム20は、予め、第３図に示さ
れる位置で停止されている。一方、この吸着ドラム20
に、吸着手段18により吸着されたエンドマークテープ14
は、予め、カラーフイルム10の位置にくる前に、カツタ
ー24によつて切断されている。 前記圧着ローラ装置26におけるスライド台26Bは、制
御装置30により、第２図の実線位置から横引ローラ26E
が吸着ドラム20の下端に圧接するまで押し上げられ、次
いで、横引エアシリンダ26D、26Dにより横引ローラ26E
が第２図において右行される。 このときに、横引ローラ26Eの上行で持ち上げられた
カラーフイルム10は、該横引ローラ26Eによつて引張ら
れ、皺が伸ばされる。又、横引ローラ26Eの右行によ
り、カラーフイルム10は吸着ドラム20の下側辺に吸着さ
れているエンドマークープ14に圧接され、且つ、カラー
フイルム10とエンドマークテープ14との間の気泡が追い
出される。 従つて、エンドマークテープ14は、カラーフイルム10
の所定位置に密着されることになる。 前記右行した横引ローラ26Eは、エアシリンダ26Cによ
つてスライド台26Bを下降させることにより、カラーフ
イルム10から離間し、更に、下降した状態で、横引エア
シリンダ26D、26Dにより、横引ローラ26Eは第２図の実
線位置にまで戻され、次の圧着工程に備えることにな
る。 なお上記実施例において、吸着ドラムは正六角形とさ
れているが、本発明はこれに限定されるものでなく、正
四角形あるいはそれ以上の正多角形であればよい。但
し、該正多角形の一辺の長さは、エンドマークテープの
カツテイング寸法と等しくする必要がある。 又、上記実施例における押圧ローラ装置26は、横引ロ
ーラ26Eをエアシリンダ26C及び横引エアシリンダ26D、2
6Dによつて、吸着ドラム20に圧接した状態で横引するよ
うにしたものであるが、この圧着ローラ装置26は、エア
シリンダ以外の駆動装置、例えばソレノイド機構、油圧
シリンダ装置等を用いたものであつてもよい。 又は、上記実施例において、カラーフイルム10の小巻
きボビン12への巻き取り終端をセンサー40によつて検出
するようにしたものであるが、これは、他の検出手段、
例えばロータリーエンコーダ等によつて検出するもので
あつてもよい。
ブラツク（Bk）、シアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）及びイ
エロー（Ｙ）の各色を順次等しい長さで印刷したカラー
フイルム10を原反ロール（図示省略）から小巻き用ボビ
ン12に巻き取る途中で、その終端にあるＹ部にエンドマ
ークテープ14を貼り付ける装置に適用したものである。 この実施例に係るエンドマークテープ貼り付け装置16
は、第３図の乃至第５図に拡大して示されるように、一
辺の長さがエンドマークテープ14のカツテイング寸法に
等しく、且つ、厚さが前記エンドマークテープ14の幅以
上とされ、前記エンドマークテープ15を各辺の外周に吸
着する吸着手段18を備えた正六角形の吸着ドラム20と、
この吸着ドラム20を、六角形の中心を通り、カラーフイ
ルム10の送り方向と平行な中心軸廻りに、前記六角形の
一辺がカラーフイルム10と隣接して、平行となるとき停
止するように、各辺のなす中心角と等しい角度ずつ、間
欠的に回転させる駆動機構22と、前記吸着ドラム20に吸
着された前記エンドマークテープ14を、六角形の各辺の
両端位置で切断するカツター24と、前記フイルム10を間
にして、前記吸着ドラム20の、該カラーフイルム10と平
行となる一辺に対向して配置され、この一辺に対して前
記カラーフイルム10を、該一辺に吸着されたエンドマー
クテープ14に押圧すると共に、押圧しつつ該エンドマー
クテープ14の幅方向一端から他端に横引する圧着ローラ
装置26と、を備えて構成したものである。 前記小巻き用ボビン12の構成は、従来の同一であるの
で詳細な説明は省略する。 前記エンドマーク貼り付け装置16における吸着手段18
は、吸着ドラム20の六角形の一辺につき12個形成された
吸着孔18Aと、負圧源18Bと、この負圧源18Bから吸着孔1
8Aに負圧を導入するための負圧管路18C、18Dとを含んで
構成されている。 前記吸着ドラム20は、エンドマークテープ14を吸着手
段18によつて六角形の各辺に吸着しつつ、テープロール
15から巻き出すものである。 吸着ドラム20は、駆動機構22により、60゜間隔で、間
欠的に、第３図で反時計方向に回動されるようになつて
いる。 前記吸着ドラム20の六角形の各頂点位置には、カツタ
ー24のバイト24Aが入り込むことができるようにされた
スリツト20Aが形成されている。 前記カツター24は、前記バイト24A、このバイト24Aを
駆動するためのアクチユエータ24B及びバイト24Aがアク
チユエータ24Bによつて駆動されるとき、これを、第３
図において、水平方向に案内するガイド24Cとから構成
されている。 ここで、前記負圧管路18Cは吸着ドラム20側に設けら
れ、又、負圧管路18Dは吸着ドラム20を回動自在に支持
するフレーム28側に形成され、且つ、負圧管路18C及び1
8Dは吸着ドラム20の回動位置に拘わらず常時連通される
ようになつている。 前記圧着ローラ装置26は、第３図及び第４図に示され
るように、フレーム28に取付けられ、ガイド棒26Aによ
つて、前記吸着ドラム20方向あるいはこれと反対方向に
往復動自在に取付けられたスライド台26Bと、このスラ
イド台26Bをガイド棒26Aに沿つて往復動させるエアシリ
ンダ26Cと、前記スライド台26B上で、前記吸着ドラム20
の回転中心軸と平行に且つ、カラーフイルム10の面と平
行な面内に配置された一対の横引エアシリンダ26D、26D
と、この横引エアシリンダ26D、26Dに両端を支持され、
且つ、前記カラーフイルム10と平行な面内で、横引エア
シリンダ26D、26Dの作動方向と直交する回転中心軸を有
する横引ローラ26Eと、前記エアシリンダ26C及び横引エ
アシリンダ26D、26Dを駆動するための制御装置30と、を
含んで構成されている。 前記制御装置30は、圧縮空気源32から前記エアシリン
ダ26Cに至る管路の途中に設けられた制御バルブ34を介
してエアシリンダ26Cを制御するようにされている。 又、制御装置30は、前記圧縮空気源32と前記横引エア
シリンダ26D、26Dとの間の管路に配置された制御バルブ
36を介して、横引エアシリンダ26D、26Dを制御するよう
にされている。 ここで、前記制御装置30は、第２図に示されるよう
に、図の実線状態から、エアシリンダ26Cを駆動してス
ライド台26Bを、横引ローラ26Eが、吸着ドラム20の下側
辺に圧接する位置にまで上方に駆動し、更に、スライド
台26Bをそのままの位置に保持しつつ、横引エアシリン
ダ26D、26Dを駆動して、横引ローラ26Eが吸着ドラム20
の下側辺に沿つてカラーフイルム10の移動方向と反対側
方向にこれと平行に転動し、更に、エアシリンダ26Cに
よりスライド台26Bを図において下方位置にまで戻し、
更に、エアシリンダ26Cはそのままで、横引エアシリン
ダ26D、26Dを駆動して、横引ローラ26Eが第２図の実線
位置にまで復帰すべく、制御するようにされている。 ここで、第２図の符号38A、38Bは、カラーフイルム10
を圧着ローラ装置26と吸着ドラム20との間で水平状態に
貼り渡すためのガイドローラ、40はこれらガイドローラ
38A、38B間でカラーフイルム10の終端を検出するための
センサーを示す。 前記制御装置30は、このセンサー40からのカラーフイ
ルム10の終端検出信号に基づき、前記駆動機構22を介し
て吸着ドラム20を第２図及び第３図の状態に停止させ、
且つ、カツター24を駆動してエンドマークテープ14を切
断し、更に、前記圧着ローラ装置26を駆動させるもので
ある。 又、第２図の符号42は、カラーフイルム10の、小巻き
用ボビン12への巻き取り始端に両面接着テープ44を取付
けるための両面接着テープ貼付機構を示す。 この両面接着テープ貼付機構42は、前述のエンドマー
クテープ貼付装置16における吸着ドラム20と類似した構
造の吸着ドラム44A、この吸着ドラム44Aを間欠的に回転
駆動させる駆動機構44B、前記吸着ドラム44Aに吸着され
た両面接着テープ44にカラーフイルム10を押付けるため
の押圧機構44Cと、から構成されている。前記両面接着
テープ貼付機構42も前記制御装置30により作動されるよ
うになつている。 第２図の符号46は前記小巻き用ボビン12に巻き取られ
るカラーフイルム10を、該小巻き用ボビン10と共に狭着
するタツチローラ、48はカラーフイルム10の終端を切断
するためのフイルムカツター、50A、50Bはカラーフイル
ム10を両面接着テープ貼着機構42の位置で水平状態に貼
り渡すためのガイドローラ、52は前記ガイドローラ50B
と38Aとの間に配置され、両面接着テープの貼付位置を
微調整する調整用ローラをそれぞれ示す。 次に上記実施例装置の作用について説明する。 小巻き用ボビン12にカラーフイルム10が巻き取られ、
その巻き取り終端が、センサー40によつて検出される
と、該センサー40からの検出信号によつて、制御装置30
は小巻き用ボビン12の巻き取りを停止し、同時に、圧着
ローラ装置26を駆動する。 このとき、前記吸着ドラム20は、予め、第３図に示さ
れる位置で停止されている。一方、この吸着ドラム20
に、吸着手段18により吸着されたエンドマークテープ14
は、予め、カラーフイルム10の位置にくる前に、カツタ
ー24によつて切断されている。 前記圧着ローラ装置26におけるスライド台26Bは、制
御装置30により、第２図の実線位置から横引ローラ26E
が吸着ドラム20の下端に圧接するまで押し上げられ、次
いで、横引エアシリンダ26D、26Dにより横引ローラ26E
が第２図において右行される。 このときに、横引ローラ26Eの上行で持ち上げられた
カラーフイルム10は、該横引ローラ26Eによつて引張ら
れ、皺が伸ばされる。又、横引ローラ26Eの右行によ
り、カラーフイルム10は吸着ドラム20の下側辺に吸着さ
れているエンドマークープ14に圧接され、且つ、カラー
フイルム10とエンドマークテープ14との間の気泡が追い
出される。 従つて、エンドマークテープ14は、カラーフイルム10
の所定位置に密着されることになる。 前記右行した横引ローラ26Eは、エアシリンダ26Cによ
つてスライド台26Bを下降させることにより、カラーフ
イルム10から離間し、更に、下降した状態で、横引エア
シリンダ26D、26Dにより、横引ローラ26Eは第２図の実
線位置にまで戻され、次の圧着工程に備えることにな
る。 なお上記実施例において、吸着ドラムは正六角形とさ
れているが、本発明はこれに限定されるものでなく、正
四角形あるいはそれ以上の正多角形であればよい。但
し、該正多角形の一辺の長さは、エンドマークテープの
カツテイング寸法と等しくする必要がある。 又、上記実施例における押圧ローラ装置26は、横引ロ
ーラ26Eをエアシリンダ26C及び横引エアシリンダ26D、2
6Dによつて、吸着ドラム20に圧接した状態で横引するよ
うにしたものであるが、この圧着ローラ装置26は、エア
シリンダ以外の駆動装置、例えばソレノイド機構、油圧
シリンダ装置等を用いたものであつてもよい。 又は、上記実施例において、カラーフイルム10の小巻
きボビン12への巻き取り終端をセンサー40によつて検出
するようにしたものであるが、これは、他の検出手段、
例えばロータリーエンコーダ等によつて検出するもので
あつてもよい。
本発明は上記のように構成したので、エンドマークテ
ープの貼り付けに際して、フイルムを充分に皺伸ばしす
ることができると共に、該エンドマークテープとフイル
ムとの間の気泡発生を防止することができるという優れ
た効果を有する。
ープの貼り付けに際して、フイルムを充分に皺伸ばしす
ることができると共に、該エンドマークテープとフイル
ムとの間の気泡発生を防止することができるという優れ
た効果を有する。
第１図はエンドマークテープを貼り付けるカラーフイル
ム及び小巻き用ボビンを示す平面図、第２図は本発明に
係るフイルムへのエンドマークテープ貼り付け装置を、
カラーフイルムの小巻き工程に適用した実施例を示す略
示側面図、第３図は第２図のIII−III線に沿う拡大断面
図、第４図は第３図のIV−IV線に沿う断面図、第５図は
第３図のＶ−Ｖに沿う断面図である。 10……カラーフイルム、 12……小巻き用ボビン、 16……エンドマークテープ、 18……吸着手段、 20……吸着ドラム、 22……駆動機構、 24……カツター、 26……圧着ローラ装置、 28……フレーム、 30……制御装置。
ム及び小巻き用ボビンを示す平面図、第２図は本発明に
係るフイルムへのエンドマークテープ貼り付け装置を、
カラーフイルムの小巻き工程に適用した実施例を示す略
示側面図、第３図は第２図のIII−III線に沿う拡大断面
図、第４図は第３図のIV−IV線に沿う断面図、第５図は
第３図のＶ−Ｖに沿う断面図である。 10……カラーフイルム、 12……小巻き用ボビン、 16……エンドマークテープ、 18……吸着手段、 20……吸着ドラム、 22……駆動機構、 24……カツター、 26……圧着ローラ装置、 28……フレーム、 30……制御装置。
Claims (1)
- 【請求項１】一辺の長さがエンドマークテープのカツテ
イング寸法に等しく、且つ、厚さが前記エンドマークテ
ープの幅以上とされ、前記エンドマークテープを各辺の
外周に吸着する吸着手段を備えた正多角形の吸着ドラム
と、この吸着ドラムを、前記多角形の中心を通り、フイ
ルムを送り方向と平行な中心軸廻りに、前記多角形の一
辺が前記フイルムの隣接して、平行となるとき停止する
ように、各辺のなす中心角と等しい角度ずつ、間欠的に
回転させる駆動機構と、前記吸着ドラムに吸着された前
記エンドマークテープを、各辺の両端位置で切断するカ
ツターと、前記フイルムを間にして、前記吸着ドラム
の、フイルムと平行となる一辺に対向して配置され、こ
の一辺に対して前記フイルムを、該一辺に吸着されたエ
ンドマークテープに押圧すると共に、押圧しつつ、該エ
ンドマークテープの幅方向一端から他端に横引する圧着
ローラ装置を有してなるフイルムへのエンドマークテー
プ貼付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15204588A JP2642141B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | フイルムへのエンドマークテープ貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15204588A JP2642141B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | フイルムへのエンドマークテープ貼付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01321256A JPH01321256A (ja) | 1989-12-27 |
| JP2642141B2 true JP2642141B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=15531850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15204588A Expired - Lifetime JP2642141B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | フイルムへのエンドマークテープ貼付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2642141B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103420201A (zh) * | 2013-08-30 | 2013-12-04 | 洛阳市明伟机械科技有限公司 | 一种用于捆状绕制机的直线导轨式功能滑轮组 |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP15204588A patent/JP2642141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01321256A (ja) | 1989-12-27 |
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