JP2641818B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JP2641818B2
JP2641818B2 JP19138791A JP19138791A JP2641818B2 JP 2641818 B2 JP2641818 B2 JP 2641818B2 JP 19138791 A JP19138791 A JP 19138791A JP 19138791 A JP19138791 A JP 19138791A JP 2641818 B2 JP2641818 B2 JP 2641818B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
gates
circuit
transistors
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19138791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0536943A (ja
Inventor
健司 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP19138791A priority Critical patent/JP2641818B2/ja
Publication of JPH0536943A publication Critical patent/JPH0536943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2641818B2 publication Critical patent/JP2641818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲートアレイ方式の半
導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】全工程最後の配線工程前までは論理回路
に無関係に大量生産し得る、基本トランジスタ構造を有
する基本セルを多数備えたゲートアレイ方式が従来より
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ゲートアレイ方式
を用いてアナログ回路を構成する場合、互いに寸法の異
なる種々のトランジスタが必要となる。これを実現する
方法の1つとして連続的又は段階的に寸法を変えた多数
のトランジスタを備えることが提案されている(特開平
3−23667号公報参照)。しかしこの方式では大き
いトランジスタと小さいトランジスタを組合せる必要が
ある場合に配線が長くなり、配線容量が増し、雑音等の
影響が大きくなり、また配線の面積が増すため半導体チ
ップが大きくなってしまうという問題がある。
【0004】また従来のゲートアレイ方式は、通常、多
数の基本トランジスタ構造を構成するゲートが所定の一
方向に並んでいるという方向性を有するため、回路配
置、配線の自由度が制限され、この点からも回路の冗長
性が助長される結果となっている。これを解決する方法
の1つとして複数の方向に延びるゲートを備えた基本ト
ランジスタ構造が提案されている(特開平3−1617
4号公報参照)。しかしこの方式では寸法の異なるトラ
ンジスタを実現するのが難しく、従来と同様に小さなト
ランジスタを回路配線で接続して大きなトランジスタと
同等のものを実現するという方法を用いる必要があり、
したがって回路配線が複雑となり、やはり小さなチップ
サイズを実現するのが困難であるという問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、必要に応じて
種々の寸法トランジスタを実現することができ、しかも
縦横の方向性をなくしたゲートアレイ方式の半導体装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体集積回路は、ゲートアレイ方式の半導
体集積回路において、互いに交差して異なる方向に延び
かつ互いに絶縁された複数のゲートを備えた基本トラン
ジスタ構造を有することを特徴とするものである。
【0007】ここで上記「互いに交差して」は、1つの
基本トランジスタ構造を構成する複数のゲートのそれぞ
れが他の全てのゲートと交差することを意味するもので
はなく、一つの基本トランジスタ構造内に3本以上のゲ
ートが存在する場合、これらのゲートのそれぞれが、他
の少なくとも1本のゲートと交差していればよいことを
意味している。
【0008】
【作用】上記本発明の半導体集積回路は、上記複数のゲ
ートを備えているため、これら複数のゲートのうちの1
つを通常のゲートとして用い、他のゲートをオンもしく
はオフすることにより、互いに隣接した複数のトランジ
スタを互いに独立なトランジスタとして用いることもで
き、またこれら複数のトランジスタを寸法の大きな1つ
のトランジスタとして用いることもでき、したがって回
路配線の際に必要に応じて種々の寸法のトランジスタを
実現することができる。
【0009】また上記複数のゲートのうち、例えば縦方
向に延びるゲートを通常のゲートとして用いることもで
き、また例えば横方向に延びるゲートを通常のゲートと
して用いることもでき、したがって縦横の方向性がなく
なり、これにより回路配置、配線の自由度が向上する。
これらが相俟って、回路の冗長性が減少し、より小さな
チップ内に所定の機能を有する半導体回路を収納するこ
とができることとなる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の一実施例に係る半導体
集積回路を構成するNチャンネルの基本トランジスタ構
造(基本セル)を表わした模式平面図、図2は図1に示
すX−X’に沿う模式断面図、図3は図1に示す基本セ
ルの回路図である。
【0011】図の横方向に1本のゲート10が延び、こ
のゲート10と交差するように2本のゲート12、14
が縦方向に延びている。これらのゲート10、12、1
4は、図2に示すように、絶縁層11を挾み互いに絶縁
されている。またこれらのゲート10、12、14の周
りには、これらのゲート10、12、14の重なった部
分の近傍の領域16、18を除き、拡散層20、22、
24、26、28、30が形成されており、アルミニウ
ム配線によりそれぞれソース電極32、34、36、ド
レイン電極38、40、42として取り出されている。
【0012】この図1に示す基本トランジスタ構造は、
図3に示すように接続されたトランジスタ回路と考える
ことができ、例えばゲート10を通常のゲート、ゲート
12、14をコントロールゲートとして用いることと
し、ゲート12、14を共にオフにするとトランジスタ
44、46、48がゲート10により同時に制御される
互いに異なるトランジスタとして働き、ゲート12をオ
ン、ゲート14をオフにすると2つのトランジスタ4
4、46は一体的な1つのトランジスタとして働くとと
もにトランジスタ48は独立したトランジスタとして働
き、ゲート12、14を共にオンにすると3つのトラン
ジスタ44、46、48が一体的な1つのトランジスタ
として働くこととなる。このようにゲート12、14を
制御するだけで寸法の大きさの異なるトランジスタを容
易に実現することができる。なお、通常のゲートとコン
トロールゲートはその構造上の差異はないため、例えば
ゲート10をコントロールゲートとして用いることもで
き、したがって基本的に縦横の方向性のない基本セルが
実現され、この点からも回路配置、配線の自由度が大き
くなり、集積度の高い回路を構成することができること
となる。
【0013】図4は、本発明の他の実施例に係る、多数
配列された基本セルを用いて構成された回路配線図、図
5は図4に示す回路配線に対応する回路図である。これ
らの図において互いに対応する要素には互いに同一の記
号を付して示す。ここでT1、T2、…、T8は各トラ
ンジスタを表わしており、S1、S2、…、S8及びD
1、D2、…、D8は各トランジスタT1、T2、…、
T8のそれぞれ各ソース領域、ドレイン領域を表わして
いる。
【0014】また図5に示す各トランジスタT1、T
2、…T8に付記されているかっこ内の数字は、図4に
示す1つの基本セル全体を1つのトランジスタとして用
いた場合を1とし、その半分の面積のみを1つのトラン
ジスタとして用いた場合を1/2、2つの基本セルを1
つのトランジスタとして用いた場合を2として表示した
ものである。
【0015】図4に示す基本セル50では、横方向に延
びるゲート51が通常のゲートとして用いられており、
縦方向に延びるゲート52がコントロールゲートとして
用いられている。ここで、このコントロールゲート52
は接地されており、したがってトランジスタT1は、面
積が1/2のトランジスタとなる。また基本セル60、
70では、横方向に延びるゲート61、71が互いに接
続されて通常のゲートとして用いられ、縦方向に延びる
ゲート62、72が互いに接続されて電源VDDに接続さ
れている。またこれら2つの基本セル60、70のドレ
イン領域及びソース領域もそれぞれ互いに接続されてい
る。したがって、トランジスタT2は、面積が2のトラ
ンジスタとなる。
【0016】また基本セル80では上記とは逆に縦方向
に延びるゲート82が通常のゲート、横方向に延びるゲ
ート81がコントロールゲートとして用いられており、
このコントロールゲート81が接地されているため、こ
のトランジスタT6、T7は、ゲート82で同時に制御
されるそれぞれが面積1/2のトランジスタとなる。ま
た基本セル90では縦横に延びる2本のゲート91、9
2が互いに接続されるとともに4つの拡散領域93、9
4、95、96が互いに接続され、これによりこの拡散
領域93、94、95、96とゲート91、92との間
にコンデンサCが形成されている。
【0017】以上のようにして配線することにより図5
に示す回路が実現されるが、縦横のいずれのゲートも通
常のゲート、コントロールゲートとして用いることがで
き、またコントロールゲートを接地するか電源VDDに接
続されるかに応じて寸法の異なるトランジスタを構成す
ることができ、このように回路構成、配線の自由度が大
きく、したがって所定の機能を有する回路をより小さな
チップ内に形成することができることとなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路は、互いに交差して異なる方向に延びかつ互いに
絶縁された複数のゲートを備えた基本トランジスタ構造
を有しているため、回路配線の際にゲートをコントロー
ルするだけで必要に応じて寸法の異なるトランジスタを
実現することができ、また縦横の方向性も解消され、こ
れにより回路の冗長性が減少し、所定の機能がより小さ
なチップ内に収納された半導体回路が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体集積回路を構成
するNチャンネルの基本トランジスタ構造を表わした模
式平面図である。
【図2】図1に示すX−X’に沿う模式断面図である。
【図3】図1に示す基本トランジスタ構造の回路図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例に係る、基本セルを用いて
構成された回路配線図である。
【図5】図4に示す回路配線に対応する回路図である。
【符号の説明】
10、12、14 ゲート 11 絶縁層 20、22、24、26、28、30 拡散層 32、34、36 ソース電極 38、40、42 ドレイン電極 44、46、48 トランジスタ 50、60、70、80、90 基本セル 51、52、61、62、71、72、81、82、9
1、92 ゲート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートアレイ方式の半導体集積回路にお
    いて、 互いに交差して異なる方向に延びかつ互いに絶縁された
    複数のゲートを備えた基本トランジスタ構造を有するこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
JP19138791A 1991-07-31 1991-07-31 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP2641818B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19138791A JP2641818B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19138791A JP2641818B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0536943A JPH0536943A (ja) 1993-02-12
JP2641818B2 true JP2641818B2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=16273756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19138791A Expired - Fee Related JP2641818B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2641818B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0536943A (ja) 1993-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6396088B2 (en) System with meshed power and signal buses on cell array
US7323727B2 (en) System with meshed power and signal buses on cell array
US6784468B2 (en) Ferroelectric memory
JP2785655B2 (ja) 半導体装置
US20020190398A1 (en) Static-type semiconductor memory device
JP2641818B2 (ja) 半導体集積回路
JPH0558582B2 (ja)
JP2765583B2 (ja) 半導体メモリ装置
JP3253549B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH03116865A (ja) 半導体記憶装置
JPH06283604A (ja) 半導体装置
JPH0562469B2 (ja)
KR100296963B1 (ko) 다층 에스오아이 기판에 형성된 메모리 디바이스 구조
JP2876665B2 (ja) 半導体メモリ
JP2634800B2 (ja) 半導体集積回路スタンダードセル
JPH037964Y2 (ja)
JPH0974175A (ja) 半導体装置及び半導体メモリ装置
JPH0548048A (ja) マスタスライス型半導体集積回路装置
JPS6037764A (ja) 固定記憶素子マトリツクス
JPH09153286A (ja) 半導体記憶装置
JPH0296371A (ja) 半導体装置
JPH05326886A (ja) メモリ装置
JP2614844B2 (ja) 半導体集積回路
JP2672810B2 (ja) 半導体集積回路素子
JP3070542B2 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970318

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees