JP2641468B2 - トラッキング装置 - Google Patents
トラッキング装置Info
- Publication number
- JP2641468B2 JP2641468B2 JP62318820A JP31882087A JP2641468B2 JP 2641468 B2 JP2641468 B2 JP 2641468B2 JP 62318820 A JP62318820 A JP 62318820A JP 31882087 A JP31882087 A JP 31882087A JP 2641468 B2 JP2641468 B2 JP 2641468B2
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- Japan
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- tracking
- circuit
- servo
- signal
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光デイスク,磁気デイスク等の情報記録媒
体の簡易にして正確なトラツキング方式に関するもので
ある。
体の簡易にして正確なトラツキング方式に関するもので
ある。
従来、光ディスク装置,磁気デイスク装置等の情報記
録再生装置において、その情報トラツクをトラツキング
するための方式として、トラツキング信号検出用のマー
クを間けつ的にあらかじめ設けておく、サンプルサーボ
方式が知られている(例えば、特公昭58−21336号参
照)。
録再生装置において、その情報トラツクをトラツキング
するための方式として、トラツキング信号検出用のマー
クを間けつ的にあらかじめ設けておく、サンプルサーボ
方式が知られている(例えば、特公昭58−21336号参
照)。
しかしながら、このサンプルサーボ方式では、マーク
上に欠陥があると、それによつてトラツキングサーボ信
号が大幅に乱されてしまい、トラツキング性能に大きな
悪影響をおよぼす。
上に欠陥があると、それによつてトラツキングサーボ信
号が大幅に乱されてしまい、トラツキング性能に大きな
悪影響をおよぼす。
本発明は、このような従来のサンプルサーボ方式がか
える欠陥に対する弱さの問題を解決し、トラツキング信
号検出用マークに欠陥があつても安定にトラツキングサ
ーボ信号を得ることができるトラツキング方式を提供す
ることを目的とする。
える欠陥に対する弱さの問題を解決し、トラツキング信
号検出用マークに欠陥があつても安定にトラツキングサ
ーボ信号を得ることができるトラツキング方式を提供す
ることを目的とする。
上記問題点を解決するために本発明では、サーボ回路
中に低域通過フイルタを設け、その遮断周波数を、記録
媒体上にあらかじめ間けつ的に記録されたトラツキング
信号検出用マークの発生周波数より低くすることによつ
て、欠陥の影響をとり除いたことを特徴とする。
中に低域通過フイルタを設け、その遮断周波数を、記録
媒体上にあらかじめ間けつ的に記録されたトラツキング
信号検出用マークの発生周波数より低くすることによつ
て、欠陥の影響をとり除いたことを特徴とする。
第1図に本発明の一実施例を示す。光ディスク1上に
はあらかじめトラツキング信号検出用マーク2が間けつ
的に多数設けられている。トラツキング信号検出用マー
ク2は、図から明らかなように、トラツクの中心に対し
て所定の周期で微少にウオブルさせて設けられている。
マーク2は、例えば、位相ピツトの形態で設けられてお
り、デイスク原盤作成時にレーザカツテイング装置によ
つて記録され、このデイスク原盤からのレプリケーシヨ
ンによつて得られる。デイスク1上には、記録膜が設け
られており、この記録膜に光スポツトを照射することに
より、トラツキング信号検出用マーク2の間の記録部に
トラツク中心に沿つてデータピツトDが記録される。す
なわち、デイスク1の記録膜上にレーザ光源(図示せ
ず)からのレーザ光束4をレンズ5によつて絞り込み、
光スポツト3を形成する。デイスク1からの反射光束は
ビームスプリツタ6によつて光検出器7上に導かれる。
はあらかじめトラツキング信号検出用マーク2が間けつ
的に多数設けられている。トラツキング信号検出用マー
ク2は、図から明らかなように、トラツクの中心に対し
て所定の周期で微少にウオブルさせて設けられている。
マーク2は、例えば、位相ピツトの形態で設けられてお
り、デイスク原盤作成時にレーザカツテイング装置によ
つて記録され、このデイスク原盤からのレプリケーシヨ
ンによつて得られる。デイスク1上には、記録膜が設け
られており、この記録膜に光スポツトを照射することに
より、トラツキング信号検出用マーク2の間の記録部に
トラツク中心に沿つてデータピツトDが記録される。す
なわち、デイスク1の記録膜上にレーザ光源(図示せ
ず)からのレーザ光束4をレンズ5によつて絞り込み、
光スポツト3を形成する。デイスク1からの反射光束は
ビームスプリツタ6によつて光検出器7上に導かれる。
トラツキング信号検出用マーク2からの信号はアンプ
8で増幅された後、トラツキング信号検出用マーク2の
タイミングを検出する回路9に入力され、他のデータと
トラツキング信号検出用マーク2を分離する。このタイ
ミング検出回路9としては、微分回路と零クロスコンパ
レータで構成してもよいし、あるいは微分回路の代り
に、光スポツト3の進行方向に光検出器7を2分割し、
それぞれの出力の差をとつても良い。タイミング検出回
路9からの信号によつて、増幅器8からの信号を入力と
するサンプルホールド回路10でのマーク2からの信号を
ホールドする。トラツキング信号検出用マーク2がトラ
ツク中心に対して2つを1つのペアとして微少量だけ蛇
行されているので、ペアのマーク2からの信号のホール
ド値の差分を検出する。このようにすると、1つのペア
アークから1つのトラツキング信号のサンプル値が検出
される。このサンプル検出されたトラツキング信号は、
低域通過フイルタ回路11を通過後サーボ回路12で処理さ
れ、トラツキングアクチュエータ13へ導かれてトラツキ
ング制御が行われる。この時、マーク2の発生周波数
は、デイスク上のトラツク1周でのトラツキング信号の
サンプル数をN、デイスクの回転数をR回/秒とすると
NRとなる。低域通過フイルタ11の遮断周波数をfcとす
ると、NR<cとなるよう、トラツキング信号検出用マ
ーク2の発生周波数および、低域通過フイルタ回路11の
遮断周波数を決める。このとき、遮断周波数cは当然
サーボ回路12に必要とされる周波数帯域sより大きく
なつている必要がある。
8で増幅された後、トラツキング信号検出用マーク2の
タイミングを検出する回路9に入力され、他のデータと
トラツキング信号検出用マーク2を分離する。このタイ
ミング検出回路9としては、微分回路と零クロスコンパ
レータで構成してもよいし、あるいは微分回路の代り
に、光スポツト3の進行方向に光検出器7を2分割し、
それぞれの出力の差をとつても良い。タイミング検出回
路9からの信号によつて、増幅器8からの信号を入力と
するサンプルホールド回路10でのマーク2からの信号を
ホールドする。トラツキング信号検出用マーク2がトラ
ツク中心に対して2つを1つのペアとして微少量だけ蛇
行されているので、ペアのマーク2からの信号のホール
ド値の差分を検出する。このようにすると、1つのペア
アークから1つのトラツキング信号のサンプル値が検出
される。このサンプル検出されたトラツキング信号は、
低域通過フイルタ回路11を通過後サーボ回路12で処理さ
れ、トラツキングアクチュエータ13へ導かれてトラツキ
ング制御が行われる。この時、マーク2の発生周波数
は、デイスク上のトラツク1周でのトラツキング信号の
サンプル数をN、デイスクの回転数をR回/秒とすると
NRとなる。低域通過フイルタ11の遮断周波数をfcとす
ると、NR<cとなるよう、トラツキング信号検出用マ
ーク2の発生周波数および、低域通過フイルタ回路11の
遮断周波数を決める。このとき、遮断周波数cは当然
サーボ回路12に必要とされる周波数帯域sより大きく
なつている必要がある。
より具体的な一例としては、5″光デイスクにおい
て、デイスク1の回転数30Hz、トラツキング信号検出用
マーク数12,000個、サンプル数6,000個とすると、低域
通過フイルタ回路11の遮断周波数を30KHz程度に選らべ
る。欠陥等の発生時間は30μS以下のものが急激に増加
する傾向があるため、上述のように低域通過フイルタ11
の遮断周波数を設定することにより、ほとんどの欠陥の
影響をとり除くことができる。
て、デイスク1の回転数30Hz、トラツキング信号検出用
マーク数12,000個、サンプル数6,000個とすると、低域
通過フイルタ回路11の遮断周波数を30KHz程度に選らべ
る。欠陥等の発生時間は30μS以下のものが急激に増加
する傾向があるため、上述のように低域通過フイルタ11
の遮断周波数を設定することにより、ほとんどの欠陥の
影響をとり除くことができる。
以上の本発明の構成をとることによつて以下の効果が
ある。つまり、トラツキング信号発生用マーク2上に、
欠陥が有つたとしても、その欠陥の影響は、低域通過フ
イルタ回路11によつて完全に除去されてしまう。しかも
回路11の遮断周波数cはサーボ回路12の帯域s以上
となつているため、トラツキングサーボそのものは、全
く影響を受けなくてすむ。
ある。つまり、トラツキング信号発生用マーク2上に、
欠陥が有つたとしても、その欠陥の影響は、低域通過フ
イルタ回路11によつて完全に除去されてしまう。しかも
回路11の遮断周波数cはサーボ回路12の帯域s以上
となつているため、トラツキングサーボそのものは、全
く影響を受けなくてすむ。
以上説明したように本発明のトラツキング方式を用い
ることによつて、欠陥によつて影響をうけないサンプル
サーボ方式を実現することが可能となる。
ることによつて、欠陥によつて影響をうけないサンプル
サーボ方式を実現することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例を示す図である。 1……デイスク、2……トラツキング信号用検出マー
ク、3……光スポツト、4……レーザ光束、5……レン
ズ、6……ビームスプリツタ、7……光検出器、8……
アンプ、9……タイミング発生回路、10……サンプルホ
ールド回路、11……低域通過フイルタ回路、12……サー
ボ回路、13……トラツキングアクチユエータ。
ク、3……光スポツト、4……レーザ光束、5……レン
ズ、6……ビームスプリツタ、7……光検出器、8……
アンプ、9……タイミング発生回路、10……サンプルホ
ールド回路、11……低域通過フイルタ回路、12……サー
ボ回路、13……トラツキングアクチユエータ。
Claims (1)
- 【請求項1】あらかじめトラックに沿って間けつ的にト
ラッキング信号検出用マークを形成した光ディスクから
トラッキング信号を検出し、トラッキングをおこなうト
ラッキング装置であって、上記トラッキング信号検出用
マークから得られる信号をサンプルホールドし該サンプ
ルホールドされた信号を用いてトラッキング動作を行な
うためのトラッキングサーボ信号を形成するサンプルホ
ールド回路と、該サンプルホールド回路の出力を濾波す
る低域通過フィルタ回路と、該低域通過フィルタ回路の
出力でサーボ制御を行なうサーボ回路と、該サーボ回路
により制御されるアクチュエータを有し、上記トラッキ
ング信号検出用マークの発生周波数をNR、上記低域通過
フィルタの遮断周波数をfc、上記サーボ回路のサーボ帯
域周波数をfsとするとき、fs<fc<NRを満たすことを特
徴とするトラッキング装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62318820A JP2641468B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | トラッキング装置 |
EP88121129A EP0320975B1 (en) | 1987-12-18 | 1988-12-16 | Information recording/reproducing method and apparatus |
US07/285,584 US5073880A (en) | 1987-12-18 | 1988-12-16 | Information recording/reproducing method and apparatus |
DE3852281T DE3852281T2 (de) | 1987-12-18 | 1988-12-16 | Verfahren und Gerät zur Datenaufnahme/Wiedergabe. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62318820A JP2641468B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | トラッキング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01162282A JPH01162282A (ja) | 1989-06-26 |
JP2641468B2 true JP2641468B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=18103314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62318820A Expired - Fee Related JP2641468B2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | トラッキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2641468B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821336B2 (ja) * | 1979-06-25 | 1983-04-28 | 株式会社日立製作所 | 光ディスク及び情報記録装置 |
JPS5637866A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-11 | Hitachi Ltd | Disk player |
JPS5845666A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-16 | Sony Corp | デイスク再生装置のサ−ボ回路 |
JPH0644352B2 (ja) * | 1982-03-31 | 1994-06-08 | 株式会社日立製作所 | 光スポット制御装置 |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP62318820A patent/JP2641468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01162282A (ja) | 1989-06-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |