JPS62134833A - 情報記録媒体およびその記録再生装置 - Google Patents

情報記録媒体およびその記録再生装置

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JPS62134833A
JPS62134833A JP60273227A JP27322785A JPS62134833A JP S62134833 A JPS62134833 A JP S62134833A JP 60273227 A JP60273227 A JP 60273227A JP 27322785 A JP27322785 A JP 27322785A JP S62134833 A JPS62134833 A JP S62134833A
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敏光 賀来
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武志 前田
Kazuo Shigematsu
和男 重松
Yoshito Tsunoda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスク等の光学的情報記録媒体およびそ
の記録再生装置に係り、特に1〜ランクからの回折光に
より;へラック追跡を安定に行なうのに好適な情報記S
a体およびその記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
特開昭58−4]446弓には、隣接する案内溝間の平
坦部に情報を記録し、+Ij生する装置が提案されてい
る。
この装置は3スポット方式によってトラックずれを検出
しているが、案内溝からの回折光パターンの変化によっ
て1〜ラツクずれを検出することも考えられる。しかし
ながら、例えば、特開昭49−60702に開示されて
いる様な回折光パターンの変化による1へラックずjし
検出方法は、ディスク傾き、光スボノ1への移動によっ
て生じる光検出器面上での回折パターンの像移動によっ
てオフセットを引き起こす問題がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は1−ラyクオフセノ1−の点について配
慮がされておらず2これにより1−ランク追跡が正常に
行なわれないという問題があった。
本発明の目的は、溝間に情報を光学的に記録及び/又は
再生する際に、記録媒体(ディスク)の傾き等によって
生じるトラックオフセラ1−を取り除くことができ、さ
らに安定にトラック追跡ができる記m1lX体およびそ
の記録再生装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために、本発明は記録媒体(ディ
スク)の傾き、スポットの移動等によって影響を受けな
い検出原理によって、トラックずれを検出できる部分を
、記録媒体上に情報の記録。
再生方向に沿って離散的にあらかじめ設けておき、この
部分からザンプル的に誤差のないトラックずれ信号を検
出し、またあらかじめ設けられた案内溝から回折光によ
る1〜ラツクずれ信号を検出し、これら二つの信号を用
いて、誤差なく、低周波数から高周波域まで安定にトラ
ッキングを行うことを特徴とする。
〔作用〕
上記トラックずわを検出できる部分として、案内溝を回
転方向に等間隔で切断し、それを時間的にずらして案内
溝−1−に配置11シ、さらにそれと対向した溝部をλ
/4深さの第1の位相ピットとし、これら第1の位相ピ
ットで挟まれる案内溝間に0〜λ/4深さをもつ第2の
位相ピノI・を設けたピットパターンとすると、このピ
ットパターンはディスクの傾きやスポットの移動により
生ずる1〜ラックオフセッ1−の影響を受番プないので
、それによって従来の回折光差動形によるトラッキング
信号とピットパターンから検出したオフセラ1〜のない
トラッキング信号を加算して閉ループのサーボ系を構成
することができ、こ]しにより安定なトラック追跡がで
きる。なお、ピノ1−パターンはトラック毎で極性が異
なるので、深さλ/4の第3の位相ピットを設け、これ
を検出して1ヘラツクずれ信号の極性をトラック毎で切
換える必要がある。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明する。
第2図は本発明の記録媒体の一例を示し、光ディスフの
記録膜を拡大して示したものである。この記録膜4は透
明な基板上に設けられ、更に記録膜4上には保護膜が形
成されている。照射光は基板を介して、記録膜に照射さ
れている。光磁気ディスクを例にとればこの記録膜は、
例えばTb−F e Coを主組成とする膜厚約100
OAの垂直磁化膜であり、情報は磁化の上・下向きの違
いとして記録される。記録膜にはスパイラル状または同
心円状の案内溝が、例えば1.6μmのピッチであらか
じめ設けられている。案内溝1の断面は3角形に近い溝
形状をしており、その光学的深さは、はぼλ/8(λは
再生レーザ波長)になっている。
案内溝1の上の記録膜表面は、案内溝1間の平坦部と比
べて表面雑音レベルが高いため、案内溝間の平坦部に情
報を磁化ドメイン3の形で記録する。
この案内溝の1回転は、必要に応じて多数のセクターに
分割され、各セクターには、当該セクターの先頭を示す
セクターマーク、当該セクターを識別するためのトラッ
ク番号やセクタ一番号等のアドレス、および同期信号等
が、必要に応じて、あらかしめ設けられている。これら
ヘッダー信号は、光スポットが案内溝間を追跡するため
に(b)図のように案内溝間の平坦部に位相構造(凹部
又は凸部)のピット2として設けられる。このピット2
の光学的深さは再生レーザ波長のほぼ1/4である。
トラックずれ検出は、1〜ラックピッチ1.6μm、光
スポツト直径約1.8μmの場合、光スポラ1〜の振幅
分布は、両隣りの案内溝にまで広がっているために、2
分割光検出器上には、0次回折光と1次回折光との干渉
パターンが現われる。トラックずれかない場合には、こ
の干渉パターンは1〜ラツクに対して対称であるが、ト
ラックずれが生じると干渉パターンの対称性がくずれる
ので、2分割光検出器の差出力が、0でなくなる。この
差の出力がトラックずれに対応する。この方法ではディ
スク傾き、スポット移動ににって、光検出器面上で回折
パターンが移動することによって検出信号にオフセラ1
−が生じ、?A /<どなる。
オフセットを生じるディスク傾き、スポラ1−移動の主
な周波数成分はディスクの回転数であるので、オフセッ
ト分を補正するために必要となる誤差のないトラックず
れ信号のサンプル周期は、ディスク回転数の2倍以上あ
れば良い。但し、サンプルされた信号を制御信号として
使用することを考えると、位相遅れのことを考慮してサ
ンプル周期は回転数の5倍以上は必要となる。従って、
ディスク−周の中に5ケ所以上等間隔に、誤差のないト
ラックずれ信号を検出する個所を設ける。
このような個所として、好適なのは、ヘッダー領域があ
る。以下、ヘッダー領域に誤差のないトラックずれ検出
信号を発生する個所(パターン)を設けることにして説
明するが、それ以外にも本発明の主旨を表わしていれば
限定されるものではない。
第3図に、誤差のないトラックずれ信号を検出すること
のできるパターンを離散的に有する記録媒体の1つの実
施例を示す。この図は、ヘッダ領域において案内溝1を
一部切断して鏡面部5を設け、その切断する位置をトラ
ック毎に時間的にずらし、鏡面部5に対向する隣1宴案
内溝部分は検出パターンからの信号レベルおよびl−ラ
ックずJt検忘 高感度わ高くとる目的でλ//Iの深さとし、さらに、
これらλ/4ピット部6で挾まれる案内溝間に中央ビッ
ト7と称する長ピットを設置する。
(a)、(C)は中央ピット7が無い場合、(b)。
(d)は深さをdとするとO<d≦λ/4なる深さを持
つ中央ピット7を設けた場合である。また、この様な検
出パターンにおいてけトラック毎に左右のパターンが異
なり、l・ラックずれ検出信号の極性が異なるので、そ
れを補正するためにトラック1本おきに極性マーカ8を
最大変調度のとれるλ/4の深さで形成する必要がある
。極性マーカ8を形成する位置としては、(a)、(b
)に示すようにヘッダー領域後のデータ領域前にあるギ
ャップ領域か、または(c)、(d)に示す様に検出パ
ターン中に配置しても効果は同じである。(C)。
(d)においては、(a)、(b)に比べて案内溝中の
λ/4ビット6の長さを短縮してその中央部に極性マー
カ8を設けたものである。第3図に示す検出パターンは
、いわゆるプリウオブリング検出方法においてウォブル
距離ΔをΔ=p/2(Pニドラックピッチ)とした場合
に相当する。
通常、プリウオブリング検出方法においては、ウォブル
距離ΔをΔ=P/4という条件に設定した時に、トラッ
クずれ検出感度を最大にすることができるが、この様に
ピットを任意距離ずらすことは、原盤カッティング装置
において、音響光学変調偏光器に2個の異なる周波数を
それぞれの時間ずれしたタイミングで印加して光ビーム
を偏向させることになるので、カッティング装置が複雑
になる。また、溝間に情報を記録する溝間記録の場合に
は、ブリウォブルビットの中心をトラック中心と見なす
ために、案内溝の中心と精度よく一致させる必要がある
。しかし、第3図に示す形態では、多少トラックずれ検
出感度は低下するが、原盤カッティング装置において音
響光学変調器は強度変調だけで良く、また、必ず案内溝
の中心がこの検出パターンから検出できることから、溝
間に記録するヘッダー領域が多少トラック中心からずれ
ていても、情報信号はトランク中心に記録できるという
特徴をもっている。
次に、本発明の情+[シ記釘媒体を作製するための原盤
カンティング装置につき、11と明する。
第4図は、本発明に係るカンティング装置の一実施例を
示す図でjiIる。アルゴンレーザ11から出た直線偏
光を持ったレーザビー11は、変調器12に入射し、フ
ォ1へ1ノジス1−の塗布されたガラス円板23のレー
ザビーム人旧点の半径に比例するように強度が変調され
る。ついて、し・−ザビームはビームスプリンター13
により2分き扛、一方は光変調器17により、ヘノタ′
一部ピノド形成信号に応じてパルス状の光に変換さ、t
、更にI/2波長板27により、偏光面90°回転させ
られた直線偏光となり、偏光ビームスプリッタ−19に
入射する。ここでは、偏光方向は紙面に平行となってい
る。ビー11スプリンタ−13により2分されたもう一
方のレーザビームの光路上にも光変調器24を設け、案
内)^1目の形状を任意に断続する。このレーザビーム
は、偏光ビー11スプリツター19に入射し、反射され
る。上記2本のレーザビームは、互にわずかに角度を持
ち、レンズ20で集光さ九、露光レンズ22に入射し、
ガラス円板23のフカ1−レジス1〜面に結像する。こ
こで、16.1.8.21は反射鏡である。トラックピ
ノヂ1.6μrnの場合、NAが0.90の露光レンズ
22を用いると、露光レンズ22に入射する2本のレー
ザビームのなす角度は、ヘッダ一部ピット2を案内I−
ランク間のほぼ中央に位置させる場合、約0.02度で
あり、プリズム25によりレーザビームに傾きをつけて
いる。露光レンズ22に入射する角度およびレンズ20
の倍率がわかっていわば、上記角度は一定であるから、
プリズム250頂角を選ぶことにより、より簡易かつ安
定な光路の形成ができる。
以」−は光学的構成について述べたが、次に電気系の構
成について述べる。ディスク23は、モータシャフト8
3を介してモータ81に結合され、回転軸80を中心に
して回転する。モータ81の11由にはロータリエンコ
ーダ82が取りつけられており、この出力が回転制御回
路93に入力されている。回転制御回路93では、後述
する回転基準信号92とロータリエンコーダの出力信号
を比較して、モータが基準信号92に同期するようにモ
ータに制御信号を送出する。
ディスク及びモータは、移動台84の上に搭載されてお
り、送りネジ86を介して、送りモータ87に結合され
ている。送りモータ87にもロータリエンコーダ88が
取りつけられ、後述する送り基準信号90とロータリエ
ンコーダ88の出力を送り制御回路89で比較して、送
りモータ87を制御する。ここで、回転基準信号92と
送り基準信号90は、案内1〜ラツクピンチが一定にな
るような関係にある。
移動台84には、移動台の位置を検出するスケール85
が取りつけられ、スケールの位置を表わす位置信号91
を送出する31位置信信号1はディスク半径に従って1
ノーリ1のiiL! Mパワーを制御するパワー制御回
路95に人力さtシ、基べf1クロック周波数の発振器
94からのクロックと連動して、レ一ザ11から発振さ
れたレーザパワーを変調器12で制御して、記録に最適
なパワーに制御する。
また、位置信号91は基準信号発生回路96に入力され
、前述のクロックと共に、前述の回路と送り制御の基準
信号90.92を発生する。また、この回路では、ディ
スク回路ごとに1〜ラック番号とセクタ番号であるアド
レス信号97を位置信号91とクロックによって作製す
る。
アドレス信号97はクロックと供に変調回路98に入力
され、案内トラックの記録パターンを決める信号を発生
する。この信号は遅延回路100を介して、駆動回路1
01に入力され、この出力により光変調器24を駆動し
、レーザ光を変調して、案内トラック形成用変調光10
4を得る。
また、アドレス信号97とクロックは、また変調回路9
9に人力され、溝間の記録パターンを決める信号を発生
する。この信号は遅延回路102を介して、駆動回路1
03に入力され、この出力により光変調器17を駆動し
、レーザ光を変調して、溝間記録用変調光105を得る
。ここで、遅延回路1.OO,102の役1]は、溝間
変調光105と案内トラック変調光104の時間タイミ
ングを合せるためのものである3、すなわち、変調器2
4.17は音響光学効果を用いるハ10.電気光学効果
を用いるEloを用いても、応答の遅れは必ずあり、ま
た、個々の変調器によっても異なるためである。変調光
104,105は、例えば第3図(b)のようなピット
パターンを記録しようとすると、第5図のようなタイム
チャー1〜となる。(、)図と(b)図はディスク23
が一回転した後のタイムチャー1〜であり、第3図に対
応して、ピットに対応したパルスにはダッシュ記号をつ
けた。但し、案内トラックについては1“とした。極性
マーカ8用のパルス8′は一回転ごとに現われたり、現
われなかったりするが、このタイミングにはアドレス情
報を1t−1数するカウンタにおける最下位ピットを用
いる。そうすると、奇数番地トラックに極性マーカが設
置され、偶数番地トラックでは極性マーカが無いことに
なる。
第6図は、本発明のディスク媒体を用いた、光磁気ディ
スク記録再生消去装置の構成を示すものである。半導体
レーザ31の出射光は、レンズ32で平行光ビームにコ
リメートされ、さらに、三角プリズム33で、ビーム形
を円形断面に変換した後、ビームスプリッタ−34を通
過し、ミラー38で反射され、レンズ35でディスク3
0の記録膜」二に集光される。記録消去用の磁場を発生
する電磁コイル50がディスクに対向して設けられてい
る。ディスク30からの反射光は、ビームスプリッタ−
34で光路を分離され、さらに、ビ克 一ムスプリッター36で分離された光は、検出子37を
通って、ミラーで反射されレンズを介して光検出器39
に汚がれ、磁化情報が検出される。
ビームスプリッタ−36を通過した光は、自動焦点や、
トラッキング制御用の制御信号検出光学系40に導かれ
る。例えば、ビームスプリッタ−41で、更に2分され
、一方は球面レンズを介してトラックずれ検出の2分割
光検出器42へ、他方は球面レンズと円柱レンズからな
る非点収差光学系を通し、ナイフェツジで・都連へいさ
れ、焦点ずれ検出の光検出器43へ導かれる。2分割光
検出器42からは同1(qにヘッダ信号を検出する。
トラックずれ検出用の2分割光検出器42で差動されて
得られる1へラッキング信号44は、駆動回路45に導
かれ、ミラー38を駆動することによりトラック追跡を
行なう。これらの構成要素は、光ヘッドを構成し、この
光ヘッドの全部あるいは一部が、ディスク35の半径方
向に移動可能に構成されている。なお、焦点ずれ検出法
は、既にいくつもの方法が提案されており、本発明のデ
ィスク媒体構造に対して、方法を限定する必要はなく、
いずれの方法も適用できる。
ディスク傾き、スポット移動の影響のないトラックずれ
検出信号を実施例のピッ1−パターンからどのように検
出するかについて以下に述べる。
第1図に第3図に示した検出パターンからトラックずれ
信号を検出するための検出回路の構成を示す。トラック
ずれ検出用の2分割光検出器42からの2つの信号は、
加算器]、 I Oで加算されて情報信号となる。この
様に、DC的に再生した情報信号の中に含まれる2つの
時間ずれした深さλ/4のピットによる信号レベルを、
サンプルホールドすることにより、信号検出を行なう。
これら2つの時間ずれした信号レベルは、トラックずれ
量に応じてレベルが変化するので、サンプルホールド回
路L]1.,112で各々のレベルを抽出した後、差動
増幅器1 ]、 3で差動すると、トラックずれ分ΔT
Rが検出できる。サンプリングのためのタイミング発生
回路114としては、特開昭58−169337号に開
示されたセクタマーク信号、又は特開昭58−1693
4. ]号に開示された5YNCマ一ク信号、さらに、
CD(コンパクトディスク)に用いられているような長
い六の同期信号を検出するために用いる回路が適用でき
る。この検出したΔTRは1〜ラツク毎で極性が異なる
ので、検出パターン中あるいはヘッダ領域直後に設けた
極性マーカを検出して、例えばアナログスイッチ115
によりΔTRの極性を切換えることになる。極性マーカ
の検出としては、その有無の検出でも、あるいは時間幅
を検出する方法でも良い。また、極性マーカの代わりに
タイミング発生回路の中に含まれるアドレス情報用カウ
ンタの最下位ピット信号を用いても同様の効果が得られ
る。その後、ΔT Rは、従来の1−ランキング信号検
出と同様に、二分割光検出器出力を差動増幅器116に
よる差動信号として得られた案内溝によるトラックず九
信号と加算器117で加算されて、閉ループのサーボ系
を形成し、トラック追跡を行なう。第7図を用いて第1
図に示す検出回路の各部における波形を説明する。(1
)は検出パターンと案内溝からなるトラック構造を示し
、それに対する情報信号RD  STGは(2)の如く
なる。RD  SIGに含まれる2つのピッI−による
信号レベルを検出するタイミング信号である(3)に示
すS A M P L E  PT、Slおよび(4)
に示すSAMPLT’:  PT、S2+土、ター(ミ
ング発生回路114で発生さオしる。こ4」、1″)の
タイミング信号で別々にRDSTG内の2−〕のレベル
を抽出すると、(5)に示すO11’ l” S Iン
T1、 (6)に示す0FFSET2が得られ、さらに
両信号を差動増幅器で差動すると、トラックずれ成分で
ある(7)の0FFSET  SIGが検出できる。
タイミング発生回路114で発生させた(8)に示すT
IMING  PLSを用い、 RDSIGの中から極性マーカを検出して(7)に示す
0FFSET  SIGの極性を切換える。
○FF5ET  SIGはゲイン調整された後、従来の
案内溝によるトラックずれ信号と加算され、(9)に示
すTR信号となる。この時のサーボ系のブロック図を表
わすと、第8図となる。Xtはトラックの動き、Xsは
スポラ1−の動き、δはトラックずれ成分、Kdは案内
溝によるトラッキング信号の検出感度、Kwは検出パタ
ーンによるトラックずれ検出感度、G1はトラッキング
信号検出系の伝達関数、G2は検出パターン検出系の伝
達関数であり、Goはガルバノミラ−やレンズアクチュ
エータ系のアクチュエータの伝達関数である。これから
XtとX8の関係を求めると、となる。第1項は通常の
制御系の閉ループ特性であり、第2項は1〜ラツクずれ
成分の残留分である。
第2項を小さくするためには、G1を小さくするか、G
2を大きくすることが考えられる。しかし、G1を小さ
くすると、1〜ラッキング系全体の追従能力が低下する
ので、G2の方を大きくする。1〜ラツクずれ成分の周
波数成分は、主に原因がディスク傾き、スポット移動な
どであることを考えれば、ディスク回転数の数倍程度で
ある。そこで、第9図に示す様な伝達特性に設定すると
、トラッキング信号の伝達関数G、に比べて、トラック
ずれ検出系の伝達関数G2の低減ゲインを10〜40d
B程度高くし、G、とG2がクロスオーバーする周波数
は100〜200 Hy、程度に選ぶのが良い。こうす
ることにより、ディスク傾き等によるトラックオフセッ
ト成分を補正でき、低域を十分高くできるので安定なト
ラック追跡を実現することができる。
一20= なお、本発明は、書き換え可能な光ディスクの他の方式
である、結晶相と非晶質相とが可逆的に変化する記録材
料を用いた光ディスクにおいても、同様な効果がある。
さらに、本発明は、光吸収による温度上昇で穴が形成さ
れる記録膜を用いた追記型光ディスクにおいても、S/
N向上の効果があるので、光ディスクの高密度記録化、
高速再生化にも有効である。
また、誤差のないトラックずれ信号を検出する部分のピ
ットパターンについては、同じピットパターンを複数個
数べて、検出ミスの確率を下げることもでき、さらに1
本発明の主旨のように非対称な関係を持つピット群によ
って、トラックずれを検出する原理に合うパターンなら
ば、本発明に適用できることは言うまでもない。
また、本発明の実施例を組み合せて、用いることも、本
発明の主旨から当然である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ディスク傾きによるトラッキング信号
中のオフセットを補正でき、さらに低減の利得を高くと
ることができるので、安定なトラック追跡が可能となる
。さらに、本発明によれば、光デイスク媒体雑音の低い
レベルでの使用が可能となる。特に光磁気ディスクのよ
うに、S/Nが小さい書き換え可能光ディスクの場合に
、S/Nを向上させる上で、効果がある。
また、本発明のカッティング装置によれば、簡易かつ安
定に同一トラック上になり、案内溝とヘッダ一部ピット
パターンの形成が可能な原盤カッティング装置を得るこ
とが出来る。本発明による原盤カッティング装置によっ
て作製された原盤を用いて作った情報記録媒体は、従来
の案内溝I・ラック上にヘッダーピットのある場合にく
らべ、約3デシベルのノイズレベルの低減が計られた。
また光磁気記録方式においては、約1デシベルの信号レ
ベルの向上が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すトラックオフセット検
出回路の図、第2図はディスクの構造説明図、第3図は
本発明の検出パターンを示す平面図、第4図は本発明に
よるカッティング装置の構成図、第5図はタイムチャー
ト図、第6図は本発明による情報記録再生装置の一実施
例を示す構成図、第7図はトラックオフセット検出回路
における検出波形の説明図、第8図はオフセット検出回
路を表わす伝達関数のブロック図、第9図はブロック図
に対応する利得の周波数特性を説明する図。 1・・・案内溝、2・・・ヘッダー信号ピット、5・・
・鏡面部、6・・・λ/4ピット、7・・・中央ピット
、8・・・極性マーカ、114・・・タイミング発生回
路、111.112・・・サンプルホールド回路、11
3.116・・・差動増幅器、 1.10,117・・・加算器。 代理人 弁理士 小 川 勝 男 一23= (乙) 第6−国 0Q 44区 第78 第!国

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディスク基板上にトラック追跡をするための案内溝
    と情報を光学的に書込むことのできる記録層を設けた情
    報記録媒体であって、上記案内溝を回転方向に等間隔に
    切断し、さらにその位置をトラック毎に時間的にずらし
    た第1の位相ピットと、上記位相ピットで挟まれる案内
    溝間に第2の位相ピットを設けたピットパターンとする
    ことを特徴とする情報記録媒体。 2、特許請求の範囲第1項において、第1の位相ピット
    の深さをλ/4(λは使用レーザ波長)とし、第2の位
    相ピットの深さを0〜λ/4としたことを特徴とする情
    報記録媒体。 3、特許請求の範囲第1項において、トラック1本おき
    に上記ピットパターンと対で深さλ/4の第3の位相ピ
    ットを設けたことを特徴とする情報記録媒体。 4、上記記録媒体を用い、上記案内溝による回折光パタ
    ーンから第1のトラックずれ信号を検出する手段と、上
    記ピットパターンからサンプル的に第2のトラックずれ
    信号を検出する手段とを有し、上記第1及び第2のトラ
    ックずれ信号を用いてトラッキングしながら上記案内溝
    間に情報を記録、再生することを特徴とする記録再生装
    置。 5、特許請求の範囲第4項において、上記第3の位相ピ
    ットをサンプル的に検出する手段によって得られる信号
    により、上記第2のトラックずれ信号の極性をトラック
    毎に切換えることを特徴とする記録再生装置。 6、特許請求の範囲第4項において、上記第2のトラッ
    クずれ信号の極性を、あらかじめディスク上に設けられ
    ている番地情報を計数するカウンタの最下位ピットによ
    り切換えることを特徴とする記録再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212627A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Fuji Xerox Co Ltd 光記録媒体とこの光記録媒体を用いたトラッキング制御方法
JPH02148434A (ja) * 1988-11-29 1990-06-07 Nec Corp 光ディスク原盤露光方法
US5625618A (en) * 1993-07-30 1997-04-29 Nikon Corporation Optical recording medium employing an intermittent pattern for guiding tracks and tracking apparatus for the same

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