JP2640321B2 - 液晶マスク式レーザマーカ及びレーザマーキング方法 - Google Patents

液晶マスク式レーザマーカ及びレーザマーキング方法

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    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
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    • B23K26/064Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by means of optical elements, e.g. lenses, mirrors or prisms
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶マスク式レーザマ
ーカ及びレーザマーキング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液晶マスク式レーザマー
カは、多種存在するが、概してレーザ発振器と、レーザ
光を拡大し、縮小し又はコリメートするレンズ系と、パ
ターンを自在に表示する液晶マスクと、レーザ光路を偏
向する1〜2組のXY偏向器と、これらを同期制御させ
る制御器等とから構成されている。
【0003】上記構成において、制御器は、レーザ発振
器を発振させ、そのレーザ光を液晶マスクに照射し、該
液晶マスクを透過したレーザ光をワーク表面に照射させ
て該ワーク表面に前記液晶のパターンを刻印する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで液晶マスク式
レーザマーカは、使用に伴って刻印の鮮明度が劣化する
が、上記従来の液晶マスク式レーザマーカでは、例えば
レーザ出力を適宜上げてみるとか、レンズ系を清掃して
みるとか、液晶マスクを交換してみるとか、XY偏向器
の駆動系を検査してみるとか又は制御器を交換してみる
とかを、何となく経験的に対処することにより、前記刻
印の鮮明度の劣化を抑えているのが実情である。
【0005】かかる実情に対し、本出願人は次の点に着
目してみた。液晶は、温度が変化すると、光透過率が変
化し、また印加電圧を変えることにより、光透過率を変
化させることができる。言い換えれば、印加電圧によっ
て刻印の鮮明度を制御できる。そしてこの制御は、既存
の制御器に(又は別途簡単な制御器を追設しても)特定
のプログラムを加えることにより達成できる。
【0006】ところが無闇に印加電圧を変更しても、刻
印精度がばらつくだけであり、さらに印加電圧を変更し
ても、最適刻印状態を維持することができない印加電圧
の範囲(即ち、前記範囲に印加電圧が入った時が液晶の
交換時期である)も存在するはずである。
【0007】ともあれ、液晶の光透過率を常時把握すれ
ば、光透過率に則した印加電圧を加えることができ、こ
れにより、少なくとも液晶マスクによる刻印精度の低下
を抑えることができるという結論に至った。
【0008】本出願人は、刻印精度を維持するために、
液晶の光透過率に応じて印加電圧を制御でき、しかも液
晶マスクの交換時期をも判定できる液晶マスク式レーザ
マーカ及びレーザマーキング方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明の液晶マスク式レーザマーカは、レーザ発
振器1と、液晶マスク2とを具備し、レーザ発振器1か
ら発せられたレーザ光L1を液晶マスク2に照射し、レ
ーザ光L1が液晶マスク2を透過した後のレーザ光L2
を刻印対象物に照射することで刻印対象物上に液晶マス
ク2上に表示されたパターンの刻印を行う液晶マスク式
レーザマーカであって、 (1)液晶マスク2に光R1を照射する発光手段5と、 (2)前記光R1が液晶マスク2を透過した後の光R2
を受光する受光手段6と、 (3)発光手段5と、受光手段6とに接続され、基準光
透過率Qoを予め外部から入力して記憶し、 (a1)前記発光手段5へ光R1の強度を制御する信号
と、受光手段6の光R2の強度に応じて制御器へ入力
された受信信号とから光透過率Qiを算出し、 (a2)次に前記光透過率Qiと前記基準光透過率Qo
とを比較し、 (a3)前記光透過率Qiと前記基準光透過率Qoとが
異なるときは、等しくなるように、液晶マスク2に対し
パターン表示用の液晶印加電圧Vを調整する第3制御段
階を有する制御器7とを備えたことを特徴としている。
【0010】上記第1発明によれば、液晶マスク2の光
透過率Qiを計測する構成によって得られた光透過率を
基準光透過率Qoと比較し、QiとQoとが異なってい
る場合には、液晶印加電圧を調整してQiとQoとを等
しくするように制御することによって、基準光透過率Q
oを維持できるようにしたものである。
【0011】第2発明の液晶マスク式レーザマーカは、
レーザ発振器1と、液晶マスク2とを具備し、レーザ発
振器1から発せられたレーザ光L1を液晶マスク2に照
射し、レーザ光L1が液晶マスク2を透過した後のレー
ザ光L2を刻印対象物に照射することで刻印対象物上に
液晶マスク2上に表示されたパターンの刻印を行う液晶
マスク式レーザマーカであって、 (1)液晶マスク2に光R1を照射する発光手段5と、 (2)前記光R1が液晶マスク2を透過した後の光R2
を受光する受光手段6と、 (3)発光手段5と、受光手段6とに接続され、基準光
透過率Qoと、最大印加圧閾値Vmax及び最小印加
圧閾値Vminとを予め外部から入力して記憶し、 (a1)前記発光手段5へ光R1の強度を制御する信号
と、受光手段6の光R2の強度に応じて制御器へ入力
された受信信号とから光透過率Qiを算出し、 (a2)液晶印加電圧Vを液晶マスク2に対しパターン
表示用として印加した後に、前記光透過率Qiと前記基
準光透過率Qoとを比較し、 (a3)前記光透過率Qiと前記基準光透過率Qoとが
異なるときは、等しくなるように、液晶マスク2に対し
パターン表示用の液晶印加電圧Vを調整する第3制御段
階と、 (a4)前記第3制御段階における液晶印加電圧Vが、
「Vmax≦V」及び「Vmin≧V」のいずれか一方
となった場合に、前記いずれか一方の場合になっている
ことを示す出力を行う第4制御過程とを有する制御器7
とを備えたことを特徴としている。
【0012】上記第2発明によれば、第1発明に対して
液晶印加電圧の上限値と下限値とを制御器7に記憶さ
せ、液晶印加電圧が上限値を上回る、若しくは下限値を
下回った場合にその旨を示す出力が得られるようにした
ものである。
【0013】第3発明の液晶マスク式レーザマーカは、
レーザ発振器1と、液晶マスク2とを具備し、レーザ発
振器1から発せられたレーザ光L1を液晶マスク2に照
射し、レーザ光L1が液晶マスク2を透過した後のレー
ザ光L2を刻印対象物に照射することで刻印対象物上に
液晶マスク2上に表示されたパターンの刻印を行う液晶
マスク式レーザマーカであって、 (1)発光手段5から発せられた光R1が液晶マスク2
のパターンを表示する部分を透過して受光手段6に達す
る配置とされた発光手段5と、受光手段6とを備えると
共に、 (2)前記発光手段5の光R1の強度を制御する信号
と、受光手段6の光R2の強度に応じて制御器7へ入力
された受信信号とから光透過率Qiを算出し、液晶マス
ク2の透過率を判定する制御器7を備えることを特徴と
している。
【0014】上記第3発明によれば、光透過率を、直接
に印字するパターンが表示される面で計測することを可
能とする構成を記載したものである。
【0015】第4発明の液晶マスク式レーザマーカは、
上記第3又は第4記載の液晶マスク式レーザマーカにお
いて、発光手段5と、受光手段6と、液晶マスク2と
は、発光手段5から発せられた光R1が液晶マスク2の
パターンを表示する部分を透過して受光手段6に達する
配置とされたことを特徴としている。
【0016】上記第4発明は、上記第3発明に記載され
る発明を上記第3又は第4発明に適用したものである。
【0017】第5発明の液晶マスク式レーザマーカは、
レーザ発振器1と、液晶マスク2とを具備し、レーザ発
振器1から発せられたレーザ光L1を液晶マスク2に照
射し、レーザ光L1が液晶マスク2を透過した後のレー
ザ光L2を刻印対象物に照射することで刻印対象物上に
液晶マスク2上に表示されたパターンの刻印を行う液晶
マスク式レーザマーカであって、 (1)発光手段5から発せられた光R1が液晶マスク2
の片側に設けられたレンズ82と液晶マスク2とを透過
して受光手段6に達する配置とされた前記発光手段5
と、前記レンズ82と、前記受光手段6とを備えると共
に、 (2)前記発光手段5の光R1の強度を制御する信号
と、受光手段6の光R2の強度に応じて制御器7へ入力
された受信信号とから光透過率Qiを算出し、液晶マス
ク2の透過率を判定する制御器7を備えることを特徴と
している。
【0018】液晶マスク2はレーザ光の照射を受けるこ
とによって発熱するが、上記第5発明によれば、液晶マ
スク2の片面はレンズ等の光学機器等に空気の流れが遮
られることがない配置となっている。
【0019】第6発明のレーザマーキング方法は、レー
ザ発振器1から発せられたレーザ光L1を液晶マスク2
に照射し、レーザ光L1が液晶マスク2を透過した後の
レーザ光L2を刻印対象物に照射することで刻印対象物
上に液晶マスク2上に表示されたパターンの刻印を行う
レーザマーキング方法であって、 (1)発光手段5から発せられた光R1を液晶マスク2
の前記パターンを表示する部分を透過させて受光手段6
で受光させる第1段階と、 (2)前記光R1に対応する強度信号と、前記受光手段
6で受光される受光強度に対応する信号とから光透過率
Qiを算出する第2段階と、 (3)前記光透過率Qiを一定にするように、前記液晶
マスク2のパターン表示用の液晶印加電圧Vを調整する
第3段階とを有することを特徴としている。
【0020】上記第6発明によれば、液晶マスク2を用
いたマーキングを実施するに当たり、液晶マスク2の光
透過率を測定し、その光透過率を一定にするように、液
晶マスク2の印加電圧を調整することにより、刻印の鮮
明度を一定に保つマーキング方法である。
【0021】
【実施例】本発明の好ましい実施例を添付図面に従って
以下に詳述する。図1、図2を参照し第1実施例を説明
する。
【0022】図1にレーザマーカのハード構成を示す。
このレーザマーカは液晶マスク2のパターン上をXY偏
向器であるポリゴンミラー9X及びガルバノスキャナ9
Yにより、レーザスキャニングさせる形式である。レー
ザ発振器1から射出されたレーザ光L1は、ビーム整形
器81を介し、先ずガルバノスキャナ9YでY方向に偏
向され、次いでポリゴンミラー9XでX方向に偏向され
る。偏向されたレーザ光L1は、さらにレンズ82によ
って反射鏡83に集光するように偏向されるが、この経
路中に、液晶マスク2が設けられ、この液晶マスク2に
表示されたパターン上をスキャニング照射され、液晶マ
スク2を透過して前記パターン情報を含んだレーザ光L
2が反射鏡83に照射される。この反射鏡83から反射
した透過レーザ光L2が対物レンズ84を経てワークフ
ィーダ10上のワーク表面3に照射され、ワーク表面3
に前記パターンを刻印する。
【0023】上記構成において、レーザ発振器1、XY
偏向器9X、9Y、液晶マスク2及びワークフィーダ1
0の駆動系は制御器7に電気的に接続され、この制御器
7によって同期制御されている。また上記構成には液晶
マスク2へ光R1を照射する発光手段5と、液晶マスク
2のパターンを表示する部分を透過した光R2を受光す
る受光手段6とが設けられ、夫々が制御器7に電気的に
接続されている。そして制御器7は発光手段5の照射光
量R1(前記光R1と同符号とする)と、受光手段6で
の受光光量R2(前記光R2と同符号とする)とを受
け、次に制御も行なっている。
【0024】(A)先ず、制御器7には、外部操作によ
って、正常な液晶マスク2における最適光透過率Qoが
予めセットされている(工程A)。
【0025】(B)そこで制御器7は、発光手段5の照
射光量R1と、受光手段6からの透過光量R2とを入力
し、これらより液晶マスク2の光透過率Qiを算出する
(工程B)。
【0026】(C)次に制御器7は、液晶マスク2の光
透過率Qiと前記最適光透過率Qoとを比較する(工程
C)。
【0027】(D)次に制御器7は、液晶マスク2の光
透過率Qiと前記最適光透過率Qoとが等しくない時に
は(Qi≠Qo)、等しくなるように(Qi=Qo)、
液晶印加電圧Vを調整する(工程D)。
【0028】以上の工程(A)〜(D)により、高い刻
印精度が一定に維持される。
【0029】第2実施例を図1及び図3を参照し説明す
る。第2実施例での制御器7は次の制御を行う。 (AA)先ず制御器7には、外部操作によって、正常な
液晶マスク2における最適光透過率Qoと、最大印加電
圧閾値Vmax及び最小印加電圧閾値Vminとが予め
設定されている(工程AA)。
【0030】(B)そこで制御器7は、発光手段5の照
射光量R1と、受光手段6の透過光量R2とから、前記
光透過率Qiなる液晶マスク2の光透過率Qiを算出す
る(工程B)。
【0031】(C)次に制御器7は、液晶マスク2の光
透過率Qiと最適光透過率Qoとを比較する(工程
C)。
【0032】(D)そして制御器7は、液晶マスク2の
光透過率Qiと最適光透過率Qoと値が異なるときは
(Qi≠Qo)、等しくなるように(Qi=Qo)、液
晶印加電圧Vを増減させて調整する(工程D)。
【0033】(F)但し制御器7は、上記工程Dでの調
整において、調整された液晶印加電圧Vが最大印加電圧
閾値Vmax及び最小印加電圧閾値Vminと比較され
(工程E)、「V≧Vmax」であるとき(工程E(E
1))又は「V≦Vmin」であるとき(工程E(E
2))には、警報を出力する(工程F)。警報には、例
えば別途備えた警報器や表示ランプ等が用いられる。こ
れにより、刻印精度を一定に維持し、交換などの処置が
必要となる液晶マスク2の劣化度判定も、的確に行うこ
とができる。
【0034】尚、上記「光透過率」の意味として、次の
場合等も含むものとする。例えば、光透過率Qo、Qi
の算出において、この元となる発光手段5の照射光量R
1の値を総て同一とした場合は、光透過率Qo、Qiを
逐一算出することなく、受光光量R2の比較だけで、本
発明の目的を達成することができる。この場合、実質的
に光透過率の算出と同じ意味である。
【0035】尚、本発明が適用される液晶マスク式レー
ザマーカは、上記各実施例で開示した液晶マスク式レー
ザマーカに限定されるものではなく、レンズの種類や取
り付け位置が異なる形式は勿論のこと、上記構成(図1
参照)のXY偏向器9X、9Yの代わりに(即ち、スキ
ャニングを廃止して)、レーザ発振器1から液晶2の全
パターン上に、拡大レンズを介してレーザ光L1を一括
照射する形式、あるいは、反射鏡83の代わりに、この
位置にさらに第2のXY偏向器を備えて、ワークを移動
させることなく、広範囲に印字させる形式、等で良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる液
晶マスク式レーザマーカ及びレーザマーキング方法によ
れば、液晶の劣化度に則して印加電圧を制御できるた
め、刻印精度を一定に維持できる。しかも液晶の交換時
期も判定できるようになる。また、第3発明の構成をと
ることによって、前記パターンを表示させる部分の透過
率を直接に測定することが出来、第4発明の構成を取る
ことによってより正確に刻印の鮮明度を制御することが
できる。さらに、第5発明の構成をとることによって、
液晶マスク2の片面はレンズ等の光学機器等に空気の流
れが遮られることがない配置となるので、液晶周りの放
熱効果を向上させることが出来、なおかつ大型の光学素
子である液晶マスク2とレンズ82を近接して配置する
ことになり配置面積の増大を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、2実施例の全体構成図である。
【図2】第1実施例の制御フローチャートである。
【図3】第2実施例の制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2 液晶マスク 3 ワーク表面 5 発光手段 6 受光手段 7 制御器 R1 照射光量 R2 受光光量 Qi 液晶マスク2の光透過率Qi Qo 最適光透過率 L1 照射レーザ光 L2 透過レーザ光 V 液晶印加電圧

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発振器1と、液晶マスク2とを具
    備し、レーザ発振器1から発せられたレーザ光L1を液
    晶マスク2に照射し、レーザ光L1が液晶マスク2を透
    過した後のレーザ光L2を刻印対象物に照射することで
    刻印対象物上に液晶マスク2上に表示されたパターンの
    刻印を行う液晶マスク式レーザマーカであって、 (1)液晶マスク2に光R1を照射する発光手段5と、 (2)前記光R1が液晶マスク2を透過した後の光R2
    を受光する受光手段6と、 (3)発光手段5と、受光手段6とに接続され、基準光
    透過率Qoを予め外部から入力して記憶し、 (a1)前記発光手段5へ光R1の強度を制御する信号
    と、受光手段6の光R2の強度に応じて制御器7へ入力
    された受信信号とから光透過率Qiを算出し、 (a2)次に前記光透過率Qiと前記基準光透過率Qo
    とを比較し、 (a3)前記光透過率Qiと前記基準光透過率Qoとが
    異なるときは、等しくなるように、液晶マスク2に対し
    パターン表示用の液晶印加電圧Vを調整する第3制御段
    階を有する制御器とを備えたことを特徴とする液晶マ
    スク式レーザマーカ。
  2. 【請求項2】 レーザ発振器1と、液晶マスク2とを具
    備し、レーザ発振器1から発せられたレーザ光L1を液
    晶マスク2に照射し、レーザ光L1が液晶マスク2を透
    過した後のレーザ光L2を刻印対象物に照射することで
    刻印対象物上に液晶マスク2上に表示されたパターンの
    刻印を行う液晶マスク式レーザマーカであって、 (1)液晶マスク2に光R1を照射する発光手段5と、 (2)前記光R1が液晶マスク2を透過した後の光R2
    を受光する受光手段6と、 (3)発光手段5と、受光手段6とに接続され、基準光
    透過率Qoと、最大印加圧閾値Vmax及び最小印加
    圧閾値Vminとを予め外部から入力して記憶し、 (a1)前記発光手段5へ光R1の強度を制御する信号
    と、受光手段6の光R2の強度に応じて制御器へ入力
    された受信信号とから光透過率Qiを算出し、 (a2)液晶印加電圧Vを液晶マスク2に対しパターン
    表示用として印加した後に、前記光透過率Qiと前記基
    準光透過率Qoとを比較し、 (a3)前記光透過率Qiと前記基準光透過率Qoとが
    異なるときは、等しくなるように、液晶マスク2に対し
    パターン表示用の液晶印加電圧Vを調整する第3制御段
    階と、 (a4)前記第3制御段階における液晶印加電圧Vが、
    「Vmax≦V」及び「Vmin≧V」のいずれか一方
    となった場合に、前記いずれか一方の場合になっている
    ことを示す出力を行う第4制御過程とを有する制御器7
    とを備えたことを特徴とする液晶マスク式レーザマー
    カ。
  3. 【請求項3】 レーザ発振器1と、液晶マスク2とを具
    備し、レーザ発振器1から発せられたレーザ光L1を液
    晶マスク2に照射し、レーザ光L1が液晶マスク2を透
    過した後のレーザ光L2を刻印対象物に照射することで
    刻印対象物上に液晶マスク2上に表示されたパターンの
    刻印を行う液晶マスク式レーザマーカであって、 (1)発光手段5から発せられた光R1が液晶マスク2
    のパターンを表示する部分を透過して受光手段6に達す
    る配置とされた発光手段5と、受光手段6とを備えると
    共に、 (2)前記発光手段5の光R1の強度を制御する信号
    と、受光手段6の光R2の強度に応じて制御器7へ入力
    された受信信号とから光透過率Qiを算出し、液晶マス
    ク2の透過率を判定する制御器7を備えることを特徴と
    する液晶マスク式レーザマーカ。
  4. 【請求項4】 発光手段5と、受光手段6と、液晶マス
    ク2とは、発光手段5から発せられた光R1が液晶マス
    ク2のパターンを表示する部分を透過して受光手段6に
    達する配置とされたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の液晶マスク式レーザマーカ。
  5. 【請求項5】 レーザ発振器1と、液晶マスク2とを具
    備し、レーザ発振器1から発せられたレーザ光L1を液
    晶マスク2に照射し、レーザ光L1が液晶マスク2を透
    過した後のレーザ光L2を刻印対象物に照射することで
    刻印対象物上に液晶マスク2上に表示されたパターンの
    刻印を行う液晶マスク式レーザマーカであって、 (1)発光手段5から発せられた光R1が液晶マスク2
    の片側に設けられたレンズ82と液晶マスク2とを透過
    して受光手段6に達する配置とされた前記発光手段5
    と、前記レンズ82と、前記受光手段6とを備えると共
    に、 (2)前記発光手段5の光R1の強度を制御する信号
    と、受光手段6の光R2の強度に応じて制御器7へ入力
    された受信信号とから光透過率Qiを算出し、液晶マス
    ク2の透過率を判定する制御器7を備えることを特徴と
    する液晶マスク式レーザマーカ。
  6. 【請求項6】 レーザ発振器1から発せられたレーザ光
    L1を液晶マスク2に照射し、レーザ光L1が液晶マス
    ク2を透過した後のレーザ光L2を刻印対象物に照射す
    ることで刻印対象物上に液晶マスク2上に表示されたパ
    ターンの刻印を行うレーザマーキング方法であって、 (1)発光手段5から発せられた光R1を液晶マスク2
    の前記パターンを表示する部分を透過させて受光手段6
    で受光させる第1段階と、 (2)前記光R1に対応する強度信号と、前記受光手段
    6で受光される受光強度に対応する信号とから光透過率
    Qiを算出する第2段階と、 (3)前記光透過率Qiを一定にするように、前記液晶
    マスク2のパターン表示用の液晶印加電圧Vを調整する
    第3段階とを有することを特徴とするレーザマーキング
    方法。
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