JPH11145537A - レーザ光のパワー密度分布平坦化方法及び装置 - Google Patents

レーザ光のパワー密度分布平坦化方法及び装置

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JPH11145537A
JPH11145537A JP9312362A JP31236297A JPH11145537A JP H11145537 A JPH11145537 A JP H11145537A JP 9312362 A JP9312362 A JP 9312362A JP 31236297 A JP31236297 A JP 31236297A JP H11145537 A JPH11145537 A JP H11145537A
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JP
Japan
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power density
density distribution
laser beam
laser
laser light
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JP9312362A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Sakurai
茂行 桜井
Naoki Mitsuyanagi
直毅 三柳
Yoshiaki Shimomura
義昭 下村
Yasushi Minomoto
泰 美野本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光軸対称では無いレーザ光でも、レーザ光のパ
ワー密度分布を確実に、かつ自動的に平坦化可能なレー
ザ光のパワー密度分布平坦化装置を実現する。 【解決手段】レーザ発振器7から出力されたレーザ光1
は、偏光素子9により直線偏光に変換されビムサンプラ
10で一部が結像レンズ4aからカメラ11に結像され
る。偏光素子9からのレーザ光のうちサンプラ10を通
過したものは、液晶12に入射する。制御部13は検出
したレーザ光のパワー密度分布の非対称部分を反転させ
た形状の透過率パターンとなるように、液晶12の透過
率を制御し、液晶12に入射したレーザ光1は均一な密
度パターンとなる。したがって、液晶12を通過し、マ
スク6の開口部を透過したレーザ光1が結像レンズ4に
よりワークピース5に照射された場合、かすれの無い、
均一なマーキングが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光束の進行
方向に垂直な面における光のパワー密度分布(空間分
布)を均一にする、レーザ光のパワー密度分布平坦化方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ光のパワー密度平坦化技術
には、カライドスコープやフライアイレンズ等がある。
図9は、上述したカライドスコープを用いた場合のレー
ザ光のパワー密度分布平坦化装置(ホモジナイザ)の例
を概略的に示す図である。図9において、凸レンズ2を
通過したレーザ光1は、カライドスコープ3に入射し、
このカライドスコープ3内で多重反射されて、均一化さ
れる。そして、均一化されたレーザ光は、結像レンズ4
を通過してワークピース5上に結像される。
【0003】ここで、カライドスコープ3に入射される
レーザ光1のパワー密度分布が、図10の(a)に示す
様な正規分布状の分布となっている場合、結像レンズ4
によりワークピース5上に結像されるレーザ光1のパワ
ー密度分布は、図10の(a)に示した分布のピーク付
近の部分が平坦化され、図10の(b)に示すような形
状の分布となる。
【0004】従来、図9に示したパワー密度平坦化技術
を利用した例として、特開平6−108140号公報に
記載されたレーザ焼き入れなどに用いた例がある。ま
た、フライアイレンズは小さなレンズ群を通過させ、結
像させることによりレーザのパワー密度を均一化させる
方法であり、従来、この方法を利用した例としては、特
開平4−307727号公報に記載されているような、
シリコン半導体層のアニーリングに用いられた例があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の方法の場合、レーザ光が、光軸に対し対称
のパワー分布である場合は、ある程度の均一化が望める
が、レーザ出力のパワー密度分布は光軸対称とは限ら
ず、結像面での一部のパワー密度が低かったり、または
高すぎたりする場合が発生する。
【0006】また、結像範囲や対象ワークを変更する際
の条件設定の変更や装置の環境等の影響で安定した印字
をすることが難しかった。つまり、条件設定の変更等が
あった場合には、レーザ光の均一化を作業者の肉眼で行
っていたため、その調整が困難で、長時間必要であっ
た。
【0007】本発明の目的は、光軸対称では無いレーザ
光であっても、レーザ光のパワー密度分布を、確実に、
かつ自動的に平坦化可能なレーザ光のパワー密度分布平
坦化方法及び装置を実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るため、本発明は、次のように構成される。すなわち、
レーザ光のパワー密度分布平坦化方法において、レーザ
発振器から出力されたレーザ光を、このレーザ光のパワ
ー密度分布のうち、光軸に関して非対称である部分を反
転させた形状に比例する透過率を有する、階調表現可能
シャッタリング素子マトリックスに入射させることによ
り、レーザ光のパワー密度分布を平坦化する。
【0009】(2)好ましくは、上記(1)において、
レーザ発振器から出力されたレーザ光のパワー密度分布
を検出し、このパワー密度分布のうち、上記レーザ光の
光軸に関して非対称である部分を反転させた形状に比例
する透過率となるように、階調表現可能シャッタリング
素子マトリックスの透過率を制御し、上記レーザ光を上
記階調表現可能シャッタリング素子マトリックスに入射
させることにより、レーザ光のパワー密度分布を平坦化
する。
【0010】(3)また、レーザ光のパワー密度分布平
坦化方法において、レーザ発振器から出力されたレーザ
光を、このレーザ光のパワー密度分布のうち、光軸に関
して非対称である部分の形状に反比例する反射率を有す
る、階調表現可能シャッタリング素子マトリックスに入
射させることにより、反射レーザ光のパワー密度分布を
平坦化する。
【0011】(4)好ましくは、上記(3)において、
レーザ発振器から出力されたレーザ光のパワー密度分布
を検出し、このパワー密度分布のうち、上記レーザ光の
光軸に関して非対称である部分の形状に反比例する反射
率となるように、階調表現可能シャッタリング素子マト
リックスの反射率を制御し、上記レーザ光を上記階調表
現可能シャッタリング素子マトリックスに入射させるこ
とにより、反射レーザ光のパワー密度分布を平坦化す
る。
【0012】(5)また、レーザ発振器から出力された
レーザ光のパワー密度分布を平坦化するレーザ光のパワ
ー密度分布平坦化装置において、上記レーザ光のパワー
密度分布のうち、光軸に関して非対称である部分を反転
させた形状に比例する透過率を有する、階調表現可能シ
ャッタリング素子マトリックスを備え、上記レーザ光を
上記階調表現可能シャッタリング素子マトリックスに入
射させることにより、レーザ光のパワー密度分布を平坦
化する。
【0013】(6)好ましくは、上記(5)において、
レーザ発振器から出力されたレーザ光のパワー密度分布
を検出する検出手段と、上記パワー密度分布のうち、上
記レーザ光の光軸に関して非対称である部分を反転させ
た形状に比例する透過率となるように、階調表現可能シ
ャッタリング素子マトリックスの透過率を制御する制御
手段と、を備える。 (7)また、レーザ発振器から出力されたレーザ光のパ
ワー密度分布を平坦化するレーザ光のパワー密度分布平
坦化装置において、上記レーザ光のパワー密度分布のう
ち、光軸に関して非対称である部分の形状に反比例する
反射率を有する、階調表現可能シャッタリング素子マト
リックスを備え、上記レーザ光を上記階調表現可能シャ
ッタリング素子マトリックスに入射させることにより、
反射レーザ光のパワー密度分布を平坦化する。
【0014】(8)好ましくは、上記(7)において、
レーザ発振器から出力されたレーザ光のパワー密度分布
を検出する検出手段と、上記パワー密度分布のうち、上
記レーザ光の光軸に関して非対称である部分の形状に反
比例する反射率となるように、階調表現可能シャッタリ
ング素子マトリックスの反射率を制御する制御手段と、
を備える。
【0015】レーザ光のパワー密度分布の平坦化を行な
うためには、出力されるレーザ光を階調表現可能シャッ
タリング素子マトリックスに通過または反射させる。こ
の階調表現可能シャッタリング素子マトリックスは、印
加される電圧値によりレーザ光の透過率又は反射率が変
更可能な素子であり、出力されるレーザ光のパワー密度
分布を基に、レーザパワー密度の高い部分は透過率を下
げ(反射率を下げ)、レーザパワー密度の低い部分は透
過させるように、階調表現可能シャッタリング素子マト
リックスに印加する印加電圧を設定しておく。この事に
より、出力されるレーザ光のパワー密度分布は平坦化さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
添付図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態であるレーザ光のパワー密度分布平坦化装置の概
略構成図である。この実施形態は、本発明を液晶を用い
たホモジナイザを有するレーザマーカーに適用した例で
ある。
【0017】まず、本発明の第1の実施形態の説明に先
立ち、上記液晶を用いたホモジナイザを有しない場合の
レーザマーカの光学系を図6により説明する。図6にお
いて、レーザマーカは、レーザを出力するレーザ発振器
7と、レーザ発振器7より出力されたレーザ光1を所望
のパターンに整形するマスク6と、マスク6の開口部を
透過したレーザ光1を対象ワーク(ワークピース)5に
結像するレンズ4とが配置される。
【0018】レーザ発振器7から出力されたレーザ光1
は、マスク6を通過し、所望の形状に整形され、結像レ
ンズ4により、ワークピース5に結像される。ここで、
レーザ光1の図6のBに示す位置でのパワー密度分布
(空間分布)が図7に示す様に、偏りがある場合(この
例では、左肩上がり)、ワークピース5に結像されたパ
ターンは、図8に示すようなかすれ8(Hの文字の下方
部分)が生じ、均一な印字ができないという問題が発生
する。
【0019】これに対し、本発明における第1の実施形
態である、ホモジナイザ(レーザ光のパワー密度分布平
坦化装置)を用いたレーザマーカは、レーザ光にパワー
密度分布の偏りがある場合であっても、ワークピース5
に結像されるパターンに、かすれが無く、均一な印字を
マーク可能とするものである。
【0020】図1において、レーザ発振器7から出力さ
れたレーザ光1は、偏光素子9により直線偏光に変換さ
れる(レーザ出力が直線偏光の場合はこの偏光素子9は
不必要である)。偏光素子9により直線偏光に変換され
たレーザ光1は、ビームサンプラー10により、その一
部が、結像レンズ4aを介して観察カメラ11に結像さ
れる。
【0021】そして、この観察カメラ11からの情報が
制御部13に伝達され、参照される。制御部13は、観
察カメラ11からの情報に基づいて、後述するように、
現在出力されているレーザ光1のパワー密度分布を検出
し、TN液晶(階調表現可能シャッタリング素子マトリ
ックス)12を制御する。偏光素子9からのレーザ光の
うち、ビームサンプラー10を通過したものは、TN液
晶12に入射する。
【0022】制御部13により検出されたレーザ光のパ
ワー密度分布が、図1中のCにて、例えば、図2に示す
ような分布をしているとする(パワー密度分布が、光軸
に関して、P1以上の部分で非対称であり、左肩上がり
の分布となっている)。このレーザ光のパワー密度分布
に対して、制御部13は、TN液晶12の透過パターン
を図3に示すように決定する。つまり、位置D0から位
置D1まで、並びに位置D2から位置D3までは、TN液
晶12の透過率をほぼ100%とし、位置D1からD2ま
では、図2の位置D1からD2までの、パワー分布を、パ
ワーP1を中心として反転させた形状に比例する透過率
パターンとする。
【0023】TN液晶12の透過率と、印加電圧との関
係は、図4に示すように、一定の電圧値までは、透過率
は100%であり、上記一定の電圧を越えると、その電
圧値が上昇するに従って透過率が減少する関係となって
いる。
【0024】したがって、制御部13は、図3に示すよ
うな形状の透過率パターンに対し、図4のTN液晶12
のレーザ透過率の関係に基づきTN液晶12に印加する
電圧を決定し、決定した電圧をTN液晶12に印加す
る。
【0025】これにより、液晶12に入射した、図2の
ようなパワー密度を持つレーザ光1は、液晶12を通過
することにより、図5に示すような、位置D1から位置
D2までが、パワーP1で一定とされた、均一なパターン
となる(図1に示すDにおけるパターン)。
【0026】したがって、TN液晶12を通過し、マス
ク6の開口部を透過したレーザ光1が結像レンズ4によ
りワークピース5に照射された場合、かすれの無い、均
一なマーキングが可能である。
【0027】以上のように、本発明の第1の実施形態に
よれば、光軸対称では無いレーザ光であっても、レーザ
光のパワー密度分布を、確実に、かつ自動的に平坦化可
能なレーザ光のパワー密度分布平坦化方法及び装置を実
現することができる。
【0028】また、レーザ光1を常時モニタリングする
ことにより、例えば条件設定の変更や、環境の変化に対
して、レーザ光1のパワー密度分布が不均一になって
も、光学的な調整等を必要とせずに、均一なパワー密度
分布を持つレーザ光1が得られる。
【0029】本発明の第2の実施形態としては、階調表
現可能シャッタリング素子マトリックスのレーザ光の反
射率を制御することにより、レーザ光のパワー密度分布
平坦化する方法及び装置がある。
【0030】つまり、図2に示したパーワ密度分布の非
対称部分を、図3に示すように、反転するのでは無く、
D0からD1までは、反射率を0、D1からD2までは、図
2に示すパワー密度分布の形状に比例する形状の反射率
とし、D2からD3までは、反射率を0とするように、制
御部13により制御する。この第2の実施形態のように
構成しても、第1の実施形態と同様な効果を得ることが
できる。
【0031】なお、上述した例は、本発明をレーザマー
カに適用した場合の例であるが、レーザマーカに限ら
ず、レーザ光のパワー密度分布が対称であることが望ま
しい他の装置、例えば、レーザ加工装置に適用すること
ができる。
【0032】また、上述した例においては、階調表現可
能シャッタリング素子マトリックスとして、TN液晶を
用いたが、階調表現可能な透過素子であれば他のものを
使用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】光軸対称では無いレーザ光であっても、
レーザ光のパワー密度分布を、確実に、かつ自動的に平
坦化可能なレーザ光のパワー密度分布平坦化方法及び装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるレーザ光のパワ
ー密度分布平坦化装置の概略構成図である。
【図2】レーザ発振器から出力されたレーザ光がパワー
密度分布において偏りがある場合を示す図である。
【図3】制御部により算出されたTN液晶の透過率分布
を示す図である。
【図4】TN液晶の印加電圧に対する透過率の変化曲線
を示す図である。
【図5】本発明おける光学系により均一化されたレーザ
光のパワー密度分布を示す図である。
【図6】液晶ホモジナイザを有しない場合のマスクマー
カの一例における光学系の構成を示す図である。
【図7】パワー密度分布において偏りがある場合のレー
ザ光を示す図である。
【図8】図7のような偏りのあるパワー密度を持つレー
ザ光を用いマーキングした場合の例を示す図である。
【図9】従来例であるカライドスコープを用いた場合の
ホモジナイザの構成を示す図である。
【図10】カライドスコープに入射及び出射されるレー
ザ光のパワー密度分布を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザ光 4、4a 結像レンズ 5 ワークピース 6 マスク 7 レーザ発振器 8 かすれ 9 偏光素子 10 ビームサンプラー 11 観察カメラ 12 TN液晶 13 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 美野本 泰 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機エ ンジニアリング株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ発振器から出力されたレーザ光を、
    このレーザ光のパワー密度分布のうち、光軸に関して非
    対称である部分を反転させた形状に比例する透過率を有
    する、階調表現可能シャッタリング素子マトリックスに
    入射させることにより、レーザ光のパワー密度分布を平
    坦化することを特徴とするレーザ光のパワー密度分布平
    坦化方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のレーザ光のパワー密度分布
    平坦化方法において、レーザ発振器から出力されたレー
    ザ光のパワー密度分布を検出し、このパワー密度分布の
    うち、上記レーザ光の光軸に関して非対称である部分を
    反転させた形状に比例する透過率となるように、階調表
    現可能シャッタリング素子マトリックスの透過率を制御
    し、上記レーザ光を上記階調表現可能シャッタリング素
    子マトリックスに入射させることにより、レーザ光のパ
    ワー密度分布を平坦化することを特徴とするレーザ光の
    パワー密度分布平坦化方法。
  3. 【請求項3】レーザ発振器から出力されたレーザ光を、
    このレーザ光のパワー密度分布のうち、光軸に関して非
    対称である部分の形状に反比例する反射率を有する、階
    調表現可能シャッタリング素子マトリックスに入射させ
    ることにより、反射レーザ光のパワー密度分布を平坦化
    することを特徴とするレーザ光のパワー密度分布平坦化
    方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載のレーザ光のパワー密度分布
    平坦化方法において、レーザ発振器から出力されたレー
    ザ光のパワー密度分布を検出し、このパワー密度分布の
    うち、上記レーザ光の光軸に関して非対称である部分の
    形状に反比例する反射率となるように、階調表現可能シ
    ャッタリング素子マトリックスの反射率を制御し、上記
    レーザ光を上記階調表現可能シャッタリング素子マトリ
    ックスに入射させることにより、反射レーザ光のパワー
    密度分布を平坦化することを特徴とするレーザ光のパワ
    ー密度分布平坦化方法。
  5. 【請求項5】レーザ発振器から出力されたレーザ光のパ
    ワー密度分布を平坦化するレーザ光のパワー密度分布平
    坦化装置において、 上記レーザ光のパワー密度分布のうち、光軸に関して非
    対称である部分を反転させた形状に比例する透過率を有
    する、階調表現可能シャッタリング素子マトリックスを
    備え、上記レーザ光を上記階調表現可能シャッタリング
    素子マトリックスに入射させることにより、レーザ光の
    パワー密度分布を平坦化することを特徴とするレーザ光
    のパワー密度分布平坦化装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のレーザ光のパワー密度分布
    平坦化装置において、 レーザ発振器から出力されたレーザ光のパワー密度分布
    を検出する検出手段と、 上記パワー密度分布のうち、上記レーザ光の光軸に関し
    て非対称である部分を反転させた形状に比例する透過率
    となるように、階調表現可能シャッタリング素子マトリ
    ックスの透過率を制御する制御手段と、を備えることを
    特徴とするレーザ光のパワー密度分布平坦化装置。
  7. 【請求項7】レーザ発振器から出力されたレーザ光のパ
    ワー密度分布を平坦化するレーザ光のパワー密度分布平
    坦化装置において、 上記レーザ光のパワー密度分布のうち、光軸に関して非
    対称である部分の形状に反比例する反射率を有する、階
    調表現可能シャッタリング素子マトリックスを備え、上
    記レーザ光を上記階調表現可能シャッタリング素子マト
    リックスに入射させることにより、反射するレーザ光の
    パワー密度分布を平坦化することを特徴とするレーザ光
    のパワー密度分布平坦化装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のレーザ光のパワー密度分布
    平坦化装置において、 レーザ発振器から出力されたレーザ光のパワー密度分布
    を検出する検出手段と、 上記パワー密度分布のうち、上記レーザ光の光軸に関し
    て非対称である部分の形状に反比例する反射率となるよ
    うに、階調表現可能シャッタリング素子マトリックスの
    反射率を制御する制御手段と、を備えることを特徴とす
    るレーザ光のパワー密度分布平坦化装置。
JP9312362A 1997-11-13 1997-11-13 レーザ光のパワー密度分布平坦化方法及び装置 Pending JPH11145537A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015128943A1 (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 ギガフォトン株式会社 レーザ装置

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US9847618B2 (en) 2014-02-25 2017-12-19 Gigaphoton Inc. Laser apparatus

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