JP2640314B2 - 直流tigアーク溶接機 - Google Patents

直流tigアーク溶接機

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JP2640314B2
JP2640314B2 JP2364593A JP2364593A JP2640314B2 JP 2640314 B2 JP2640314 B2 JP 2640314B2 JP 2364593 A JP2364593 A JP 2364593A JP 2364593 A JP2364593 A JP 2364593A JP 2640314 B2 JP2640314 B2 JP 2640314B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定電流出力にフィード
バック制御される直流TIGアーク溶接機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直流TIGアーク溶接機において
は、高融点材料のタングステン電極を使用し、溶接機か
ら電極、母材の溶接負荷に定電流にフィードバック制御
された直流の溶接出力を供給し、母材を溶融して溶接す
る。
【0003】ところで、アークスタート時にタングステ
ン電極を母材に接触して、大容量の定電流で起動する
と、タングステン電極が母材に溶け込み溶接不良を起こ
す。
【0004】そこで、従来はアークスタート時、電極、
母材間に空隙を設け、この空隙に高周波(2〜3MH
z)、高電圧(2000〜3000V)を印加してアー
クを発生させ前記の溶接不良を防止している。前記のよ
うに電極、母材間に空隙を設けてアークスタートする場
合、遮光保護具を外してスタート位置を確認した後、遮
光保護具を装着し直してアークスタートしなければなら
ず、作業性が悪くしかも、スタート位置をずれなく正格
に設定することは容易ではなく、作業性に熟練を要する
問題点もある。また、高周波高電圧を印加してアークス
タートする場合、高周波高電圧のノイズが発生し、この
ノイズが近隣の電気機器や制御機器に悪影響を与え、と
くにデジタル化されて動作電圧が低いものは容易に誤動
作する問題点がある。
【0005】そこで従来、溶接負荷のタングステン電極
と母材を短絡して負荷給電を開始するアークスタート時
に出力電流設定信号をスタート電流設定信号に保持して
出力電流を定常値より低電流に制御するスタート電流設
定手段と、タングステン電極が母材から離れて短絡から
開放された後に出力電流設定信号を定常電流設定信号に
切り換え、出力電流を定常値に移行させる定常電流設定
手段とを設けて、電流出力によりアークスタートさせる
直流TIG溶接機を提案されている。
【0006】すなわち、図3は提案された直流TIGア
ーク溶接機の結線図である。図3において、1a〜1c
は溶接機の3相入力端子、2は入力整流側整流器、3は
平滑用コンデンサ、4は直流を高周波交流に変換するイ
ンバータであり、周知のインバータと同様、トランジス
タ,MOSFET,IGBTなどの出力制御素子Qのブ
リッジ回路により形成されている。5は高周波交流を溶
接に必要な電圧に変換する出力変圧器、6は変圧器5の
2次側出力を整流する出力側整流器、7は平滑用リアク
トル、8p,8nは溶接機の正、負の出力端子、9はタ
ングステン電極、10は母材であり、電極9、母材10
により溶接負荷11が構成される。
【0007】12は出力電流(溶接電流)を検出する電
流検出器、13は検出器12の電流検出信号を負の電圧
信号に変換する電流/電圧変換器、14はアークスター
ト時の出力電流を低電流のスタート電流に設定する可変
抵抗構成のアークスタート電流設定器、15は定常時の
出力電流を大容量の定常値に設定する可変抵抗構成の定
常電流設定器、17は演算増幅器であり、非反転入力端
子(+)はアースされ、反転入力端子(−)は入力抵抗
18,19,20を介して変換器13,設定器14,1
5に接続され、変換器13の負の検出信号と設定器14
の正のスタート電流設定信号、設定器15の正の定常電
流設定信号とを誤差増幅する。21は増幅用抵抗、2
2,23は周波数補正の抵抗,コンデンサ、24は演算
増幅器17の出力信号(誤差信号)により制御されるイ
ンバータ駆動回路であり、インバータ4の制御素子Qの
スイッチングを制御して出力電流を定電流にフィードバ
ック制御する。
【0008】25はアークスタートスイッチ、26は出
力電圧を検出する電圧検出器、27,28はアーク発生
検出用の基準電圧信号を分圧形成する分圧抵抗、29は
比較器であり入力抵抗30を介した検出器26の電圧検
出信号と入力抵抗31を介した正の基準電圧信号とを比
較する。32は比較器29の出力により通電制御される
電流設定切換用の継電器又はアナログ電子スイッチの電
子式スイッチ等の開閉部指令装置であり、そのb接点又
はアナログスイッチの開閉部32aが設定器14と入力
抵抗19との間に挿入され、そのa接点又はアナログス
イッチ等の開閉部32bが設定器15と入力抵抗20と
の間に挿入され、検出器26の電圧検出信号が基準電圧
信号より大きいときに開閉部32aを開放するとともに
開閉部32bを閉成する。33は開閉部指令装置32に
並設されたサージ吸収用のダイオード、+Bは電源端子
である。なお、抵抗14a、設定器14、比較器29、
開閉部指令装置32等によりスタート電流設定手段が形
成され、設定器15、比較器29、開閉部指令装置32
などにより定常電流設定手段が形成される。又、通常ア
ークスタート電流が定常電流より小さく設定されるので
設定器14と直列に抵抗14aを設けている。さらに3
4は逆流防止ダイオードである。
【0009】そして、溶接する際は最初にアークスター
トスイッチ25が開放された状態で3相入力端子1a〜
1cに交流電源が印加され、この交流電源が整流器2、
コンデンサ3により整流、平滑されて直流に変換され、
この直流がインバータ4に供給される。このとき、スイ
ッチ25の開放により演算増幅器17は反転入力端子
(−)に設定器14,15の設定信号が0で増幅器17
の出力電圧が0に保持される。そして、演算増幅器17
の0の出力により駆動回路24制御素子Qを駆動せず、
インバータ4が動作しないため、出力電流、出力電圧が
共に0に保持される。なお、出力電圧が0になるため、
検出器26の電圧検出信号も0になり、比較器29の出
力段のトランジスタがオフして開閉部指令装置32が通
電されず、開閉部32aは閉成し、開閉部32bが開放
している。
【0010】次に、アークスタートするため、電極9を
母材10に接触して両者を短絡した後、アークスタート
スイッチ25が投入されて閉成されると、演算増幅器1
7の反転入力端子(−)に設定器14のスタート電流設
定信号が印加され、この設定信号に基づき演算増幅器1
7の出力信号が正になり、駆動回路24によりインバー
タ4の制御素子Qがスイッチング駆動される。そして、
インバータ4の高周波交流が変圧器5を介して整流器6
に供給され、この整流器6、リアクトル7の整流、平滑
により直流に変換され、この直流出力が出力端子8p,
8nから短絡状態の溶接負荷11に供給される。
【0011】このとき、出力電流が検出器12により検
出され、この検出器12に接続された変換器13から入
力抵抗18を介して演算増幅器17の反転入力端子
(−)に出力電流に比例した負の電流検出信号が供給さ
れる。
【0012】そして、出力電流をIx、スタート電流設
定信号に基づくアークスタート電流をI1とすると、演
算増幅器17の出力信号はI1−Ixに応じて変化し、
この出力信号が0になるように駆動回路24が制御素子
Qを駆動制御する。この駆動制御により、アークスター
ト時の出力電流はアークスタート電流I1にフィードバ
ック制御されて保持される。
【0013】ところで、定常電流設定信号に基づく定常
電流をI2とし、この電流I2を例えば350Aとする
と、アークスタート電流I1はアークスタート時の電極
9の母材10への溶け込み防止するため、I1<I2と
なるように例えば5〜15Aに設定される。
【0014】次に、アークを発生するため、電極9を引
き上げて電極9を母材10から離して短絡を開放する
と、出力電圧が0から上昇し、出力電流・出力電圧の静
特性は図4のA点から実線イに沿ってB点方向に移行す
る。そして、B点に達して電極9、母材10間にアーク
が発生すると、検出器26の電圧検出信号が基準電圧信
号より大きくなり、比較器29の出力段のトランジスタ
がオンして開閉部指令装置32が通電され、開閉部32
aが開放されて開閉部32bが閉成される。
【0015】そのため、演算増幅器17の反転入力端子
(−)に設定器14のスタート電流設定信号の代わりに
設定器15の電圧V2(>V1)の定常電流設定信号が
印加され、この信号に基づくフィードバック制御により
出力電流は大容量の定常電流I2に移行する。このと
き、出力電流・出力電圧の特性は、B点から実線ロ上の
例えばC点に移行する。以降、出力電流が定常電流I2
に保持されてTIG溶接が行われる。
【0016】そして、アークスタート時に直流の出力電
流が定常電流I2より十分に低いアークスタート電流I
1になるため、母材10に接触した電極9を引き上げる
簡単な作業により、電極9の母材10への溶込みを防止
して直流出力でアークが発生し、従来のように電極9、
母材10間に空隙を設けて高周波、高電圧を印加するこ
となく溶接が行える。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アークを発
生させるために、電極9を引き上げて電極9を母材10
から離して短絡を開放する際に、手の操作では開放、短
絡、開放が短時間に生じる、いわゆるバウンスが発生す
ることがある。あるいは、上記アークスタートは電極9
と母材10を短絡してこれを開放しているが、逆にまず
電極9と母材10を開放してスタートさせ、その後短絡
し開放する操作を行うことがある。このように電極9を
母材10から開放したとき、出力電圧が上昇し、検出器
26の検出信号が基準電圧信号より大きくなり、上述し
たように開閉部指令装置32が通電され、開閉部32a
が開放され、開閉部32bが閉成される。そして、増幅
器17の反転入力端子(−)に定常電流設定信号が印加
され、出力に定常電流が流れる。ところで、直流TIG
アーク溶接機を使用して精密溶接する場合には、電極の
先端は鋭角にするどく研磨されており、電極が母材に短
絡し定常電流が流れると、接触時の接触抵抗が大きくな
り、電極先端のジュール熱が大きくなり、先端が溶融し
て母材に付着することがある。特にバウンスが発生する
と、はじめの短絡で先端が加熱されており、続いて生じ
る短絡によって電極の先端が母材に付着することがあ
る。
【0018】
【課題を解決しようとする手段】溶接負荷に供給する直
流の出力電流の検出信号と出力電流設定信号との誤差信
号により出力制御用の制御素子を制御して前記出力電流
をフィードバック制御する直流TIGアーク溶接機であ
って、前記溶接負荷の電極と母材を短絡して負荷給電を
開始するアークスタート時に前記出力電流設定信号をス
タート電流設定信号に保持して前記出力電流を定常値よ
り低電流に制御するスタート電流設定手段と、前記電極
が前記母材から離れて前記短絡から開放された後に前記
出力電流設定信号を定常電流設定信号に切換え、前記出
力電流を前記定常値に移行させる定常電流設定手段と、
前記電極が前記母材に短絡した時、アークスタート電流
設定信号を徐々に上昇させる設定信号電流増加手段とを
備え、直流出力によりアークスタートするようにしたも
のである。
【0019】
【作用】前記のように構成された本発明の直流TIGア
ーク溶接機の場合、アークスタート時はスタート電流設
定手段により直流の出力電流が定常値より低電流に制御
され、この低電流が短絡した電極、母材に供給される。
さらに、電極が母材から離れてアークが発生すると、定
常電流設定手段により出力電流が定常値に移行する。ま
た、アークスタート時に電極、母材を流れる電流が少な
く、この電流によって電極の母材への溶け込みが防止さ
れるため、短絡した電極を母材から離す簡単な作業によ
り直流出力のみ用いて溶接不良を起こすことなくアーク
スタートすることができる。
【0020】そして、電極が母材に短絡した時、アーク
スタート電流設定信号とともに出力電流を徐々に上昇さ
せ、バウンスが生じても電極の先端が加熱されることが
少なく、電極が母材に付着することがない。
【0021】
【実施例】1実施例について、図1と図2を参考にして
説明する。図1において、図4と同一符号のものは同一
のもの又は、同等機能をもったものを示し、図4と異な
る点は次の(ア)(イ)の点にある。 (ア)開閉部指令装置32の開閉部32aの出力とアー
ス間にソフトスタート用コンデンサ16を設ける点。 (イ)ソフトスタート用コンデンサ16と並行に開閉部
指令装置32で指令される指令装置32が動作したとき
閉成されるa接点又はアナログスイッチ等の開閉部32
cを設けた点。
【0022】図1の直流TIGアーク溶接機の基本的な
動作、すなわちアークスタート時にアークスタート電流
設定器14の設定信号に基づきアークスタート電流が設
定され、定常電流設定器15の設定信号に基づき、定常
電流が設定される動作は上述の図4の溶接機と同じであ
る。
【0023】次にアークを発生させるために電極9を母
材10に短絡し、その後電極9を引き上げて電極9母材
から離して短絡から開放したとき、バウンスが発生した
ときの動作について説明する。今、図2(a)に示すよ
うにアークスタートスイッチ25を投入すると、コンデ
ンサ16は抵抗14aとアークスタート電流設定器14
を介して、設定信号を充電する。このため、増幅器17
の反転入力端子(−)入力するアークスタート電流設定
信号はコンデンサの充電とともに上昇して行く。この設
定信号に基づき増幅器17の出力信号が正になって駆動
回路24によりインバータ4の制御素子Qがスイッチン
グ制御され、出力電流は図2(c)に示すように徐々に
上昇する。
【0024】そして、電極9を母材10から引き外す
と、図2(b)に示すように出力電圧は上昇し、上述の
ように電圧検出器26の電圧検出信号が基準電圧信号よ
り大きくなり開閉部指令装置32が動作し、開閉部32
aは開放され開閉部32b、32cは閉成される。
【0025】そのため、コンデンサ16の充電されてい
た電荷は開閉部32cによって放電される。又、スター
ト電流設定信号に代わって定常電流設定信号が増幅器1
7の非反転入力端子(−)に入力され、定常電流設定信
号に基づき、定常電流が流れようとする。しかし、電極
9と母材10との間にアークが発生するまえに再度電極
9と母材10とが短絡される。そして、上述のようにコ
ンデンサ16は再度設定信号によって充電が行われ、出
力電流は徐々に上昇して行く。バウンスが行われると上
述の動作が繰り返される。そして、電極9が母材10か
ら完全に引き離されると、定常電流設定信号に基づき出
力に定常電流が流れる。
【0026】上記実施例では、電極9と母材10を短絡
してアークスタートさせた例を示したが、電極9と母材
10を開放させてスタートさせ、そして電極9と母材1
0を短絡し、その後電極9と母材10を開放させてアー
クスタートさせる場合も同様に動作させることができ
る。
【0027】又、上記実施例では開閉部指令装置32と
開閉部32aの出力とアース間にソフトスタート用コン
デンサ16を設けていたが、開閉部32と直列に積分器
を設け、さらに電極9が母材10に短絡したとき積分器
の出力を0にしその後出力を上昇させる設定信号増加手
段を設けてもよい。
【0028】前記実施例ではインバータ制御の溶接機に
適用したが、交流電源を変圧器により変圧し、その出力
を出力制御用の制御素子としてのサイリスタの位相制御
により定電流にフィードバック制御して溶接負荷に供給
する溶接機等にも適用できるのは勿論である。そして、
アークスタート電流I1、定常電流I2等は、スタート
電流設定信号、定常電流設定信号等の設定に基づき、溶
接条件等に応じて設定すればよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。アークスタ
ート時にはスタート電流設定手段により直流の出力電流
が定常値より低電流に制御され、この低電流が短絡した
タングステン電極9、母材10に供給され、電極9が母
材10から離れてアークが発生すると、定常電流設定手
段により出力電流が定常値に移行するため、アークスタ
ート時に電極9、母材10を流れる電流が少なく、又電
極9が母材10に短絡したとき、出力電流を徐々に上昇
させ、この電流による電極9の母材10への溶け込みが
防止され、短絡した電極9を母材10から引き離す容易
な作業により直流出力のみを用いて溶接不良を起こすこ
となくアークスタートすることができる。
【0030】そして、従来のように電極9、母材10に
適当な空隙を設けて高周波、高電圧を印加しなくてよい
ため、作業者は遮光保護具の着脱を繰り返してスタート
位置を確認する必要もなく、作業性が著しく向上し、し
かも高周波、高電圧を発生する回路が省けて溶接機の低
価格化等も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の直流TIGアーク溶接機の1実施例
の結線図である。
【図2】アークスタートさせたときの図1の動作説明用
タイミングチャートである。
【図3】従来の直流TIGアーク溶接機の1実施例の結
線図である。
【図4】直流TIGアーク溶接機の出力電流・出力電圧
の静特性図である。
【符号の説明】
4 インバータ 9 タングステン電極 10 母材 11 溶接負荷 12 電流検出器 13 電流/電圧変換器 14 アークスタート電流設定器 15 定常電流設定器 16 コンデンサ(設定信号増加手段) 17 演算増幅器 24 インバータ駆動回路 25 アークスタートスイッチ 26 電圧検出器 29 比較器 32 開閉部指令装置 Q 制御素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接負荷に供給する直流の出力電流の検
    出信号と出力電流設定信号との誤差信号により出力制御
    用の制御素子を制御して前記出力電流をフィードバック
    制御する直流TIGアーク溶接機において、前記溶接負
    荷の電極と母材を短絡して負荷給電を開始するアークス
    タート時に前記出力電流設定信号をスタート電流設定信
    号に保持して前記出力電流を定常値より低電流に制御す
    るスタート電流設定手段と、前記電極が前記母材から離
    れて前記短絡から開放された後に前記出力電流設定信号
    を定常電流設定信号に切換え、前記出力電流を前記定常
    値に移行させる定常電流設定手段と、前記電極が前記母
    材に短絡した時、アークスタート電流設定信号を徐々に
    上昇させる設定信号増加手段とを備え、直流出力により
    アークスタートするようにしたことを特徴とする直流T
    IGアーク溶接機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2012032710A1 (ja) * 2010-09-07 2012-03-15 パナソニック株式会社 Tig溶接方法

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