JP2637885B2 - パンチングマシン - Google Patents

パンチングマシン

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JP2637885B2
JP2637885B2 JP30023492A JP30023492A JP2637885B2 JP 2637885 B2 JP2637885 B2 JP 2637885B2 JP 30023492 A JP30023492 A JP 30023492A JP 30023492 A JP30023492 A JP 30023492A JP 2637885 B2 JP2637885 B2 JP 2637885B2
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JP
Japan
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punch
die
holder
die holder
punching machine
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JP30023492A
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JPH06142987A (ja
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史郎 林
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Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパンチングマシンに係
り、更に詳細には、ワークの垂直部分にパンチング加工
を施すパンチングマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークとして例えばL形鋼の垂直
部分にパンチング加工を施すパンチングマシンでは、ワ
ークの所望する加工位置に金型を位置決めする手段とし
て、プレス本体を移動して位置決めする手段と、金型を
移動させて位置決めする手段とが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチングマシンでは、プレス本体を移動して位置
決めする手段では、大きな力を必要とし、更に、位置決
め精度の確保が困難であるという問題があった。また、
金型を移動させる手段では、スライド面の精度を確保す
るのが困難であり、スライドにLMガイド等を使用した
場合には、LMガイドに直接パンチング時の負荷がかか
り、LMガイドを破壊するという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、ダイを支承するダイホルダをフローティング状
態に金型ホルダに装着して、加工時にダイにかかる力を
プレスフレームで受けて金型ホルダの摺動面に力が負荷
されない構成とし、位置決め精度の向上を図ったパンチ
ングマシンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ワークの垂直部分にパンチング加工を
施すパンチングマシンであって、ワークの垂直部分にお
ける両側に対向して設けたパンチ、ダイを支承したパン
チ、ダイホルダを設け、このパンチ、ダイホルダを備え
た金型ホルダをプレスフレームの一側に上下方向へ移動
自在に設け、前記ダイホルダを前記金型ホルダ内に左右
方向へ移動自在に設けると共に、前記ダイホルダをプレ
スフレームに当接離隔自在に設けてパンチングマシンを
構成した。
【0006】
【作用】この発明のパンチングマシンを採用することに
より、プレスフレームの一側に上下方向へ移動自在な金
型ホルダが設けられ、この金型ホルダにパンチとダイを
支承したパンチ、ダイホルダが相対して設けられてい
る。
【0007】前記ダイを支承したダイホルダは、前記金
型ホルダ内に左右方向へ移動自在に設けられているの
で、パンチング加工時に発生する負荷によりダイホルダ
は後退し、ダイホルダはプレスフレームに当接して、プ
レスフレームにて負荷を受け止める。
【0008】また、無負荷時は、ダイホルダはプレスフ
レームより隔離しているので、パンチ、ダイの位置決め
が円滑にできる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、パンチングマシンを構成する油圧
シリンダ、ストライカ、パンチを支承したパンチホルダ
等は、既に公知の構成のものであるため詳細な図示と説
明を省略する。
【0010】図1を参照するに、パンチングマシン1に
は、プレスフレーム3が立設され、このプレスフレーム
3は枠形の側板3aと、この側板3a間に複数の支柱3
b,3c,3dが装着されて構成されている。支柱3b
には流体圧作動の例えば油圧シリンダ5が水平方向へ作
動可能に装着され、油圧シリンダ5のピストンロッド
(図示省略)の先端にストライカ7が装着されていて、
ストライカ7は左右方向へ移動自在となっている。
【0011】前記支柱3cには、ブラケット9が設けら
れ、このブラケット9の上面にワークWを支承するロー
ラ11が回転自在に設けられている。なお、このローラ
11は、図1において図面に対して直交する方向へ延伸
して設けられた長尺材例えばL形鋼のワークWを搬入す
るローラテーブル(図示省略)の延長上に設けられてい
る。
【0012】前記支柱3dには、水平方向にパンチPを
支持したパンチホルダ13と、このパンチPに相対して
設けられたダイDを支持したダイホルダ15とを支承し
た金型ホルダ17が上下方向へ移動自在に装着されてい
る。
【0013】より詳細には、図2および図3を併せて参
照するに、パンチPを支持したパンチホルダ13は、金
型ホルダ17に水平状態で装着されていて、金型ホルダ
17にパンチガイド19が挿入され、パンチガイド19
のフランジ部21が複数本のボルト23により係止され
ている。このフランジ部21と金型ホルダ17との間に
リフタスプリング25が装着されていて、常時パンチガ
イド19を外方(図1、図2において左方向)へ付勢し
ている。
【0014】前記パンチガイド19の内部にパンチPが
移動自在に装着され、このパンチPと一体的にパンチボ
ディ27が設けられ、パンチボディ27の先端にはパン
チヘッド29が装着されている。そして、前記パンチガ
イド19の上面にパンチガイド保持体31が設けられ、
このパンチガイド保持体31と前記パンチヘッド29と
の間に弾機33が装着されている。なお、詳細構成は図
2に示されていて、既に公知の構成であるため作用の説
明を省略する。
【0015】前述したパンチPに相対してダイDが設け
られ、このダイDを支持するダイホルダ15が金型ホル
ダ17に水平状態に装着されている。すなわち、図2に
詳細が示されているごとく、金型ホルダ17に装着され
たガイド部材35にダイホルダ15は左右方向へ移動自
在に挿入され、ダイホルダ15に形成した段部37にプ
レート39が嵌合されていて、このプレート39は複数
のボルト41を介して金型ホルダ17に支承されてい
る。そして、この金型ホルダ17と前記プレート39と
を連結するボルト41に弾機43が巻張されていて、常
時プレート39を介してダイホルダ15を突出方向(図
1、図2において左方向)へ付勢している。
【0016】上記構成により、パンチング加工時にダイ
Dに負荷がかかると、ダイホルダ15は弾機43の弾撥
力に抗して若干量右方向へ移動することとなる。
【0017】一方、プレスフレーム3の支柱3dにはブ
ロック45が一体的に設けられていて、このブロック4
5の表面に前述したごとくパンチング加工時の負荷によ
りダイホルダ15が当接するように若干量の隙間Sが形
成されている。
【0018】前記金型ホルダ17は支柱3dに垂直方向
へ延伸した複数本のレール47に例えばLMガイド49
等を介して上下方向へ移動自在に装着されている。駆動
系としては、支柱3dに固着された駆動モータ51とし
ての例えばサーボモータに連結したボールねじ53を垂
設せしめ、このボールねじ53に螺合したナット部材5
5が前記金型ホルダ17に固着されている。
【0019】上記構成により、駆動モータ51を駆動せ
しめるとボールねじ53が回転し、ボールねじ53に螺
合したナット部材55を介して金型ホルダ17が上下方
向へ移動自在となっている。
【0020】なお、符号57は金型ホルダ17の位置検
出用リミットスイッチであり、符号59,61はストラ
イカ7の位置検出用リミットスイッチである。
【0021】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、図4を併せて参照するに、常時は図1、図2およ
び図3に示された状態にある。すなわち、パンチPとダ
イDは所定量離隔していて、ダイDを支承したダイホル
ダ15は弾機43の弾撥力により押され、ダイホルダ1
5と支柱3dに設けたブロック45とには隙間Sが保た
れた状態に位置決めされている。このため、ダイホルダ
15とブロック45とは擦れることがないので、金型ホ
ルダ17はレール47上を円滑に上下方向へ移動が可能
となる。
【0022】そして、駆動モータ51の駆動によりボー
ルねじ53を回転せしめ、ナット部材55を介して金型
ホルダ17を適宜上下動させて、パンチPとダイDの中
心をワークWの垂直面WSの所望の加工位置へ位置決め
する。
【0023】パンチP、ダイDの位置決め終了後、油圧
シリンダ5を作動させてパンチホルダ13のパンチヘッ
ド29がストライカ7により押圧され、パンチPとダイ
Dとで協働してワークWの垂直部分WSにパンチング加
工が行なわれる。この状態は図4を参照するに、パンチ
Pの押圧力によりダイDを介してダイホルダ15は後退
し、隙間Sだけ後退してダイホルダ15はブロック45
に当接し、パンチPの押圧力はすべてブロック45に伝
わり支柱3dで受け止める。
【0024】このため、金型ホルダ17の摺動面に設け
たLMガイド49には、何等パンチング加工時の負荷が
かからず、機器を損傷させることがないので機器寿命の
延長と、金型ホルダ17の位置決め精度の向上を図るこ
とができる。
【0025】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、常時はダイホルダは浮遊
状態とし、加工時に負荷されるとダイホルダはプレスフ
レームへ当接し、加工時の負荷力をプレスフレームにて
受ける。このため、ダイホルダを支承した金型ホルダを
上下方向へ移動する摺動部材には加工時に力がかからな
いので、機器を損傷させることはない。また、常時はダ
イホルダとプレスフレームとには若干の隙間を保ち浮遊
状態となっているので、金型ホルダの上下動は円滑に行
なうことができ、位置決め精度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るパンチングマシンの全体的構成
を示した正面図である。
【図2】図1におけるII矢視部の拡大正面図である。
【図3】図2における一部断面を含む平面図である。
【図4】本実施例に係る作用説明図である。
【符号の説明】
1 パンチングマシン 3 プレスフレーム 13 パンチホルダ 15 ダイホルダ 17 金型ホルダ P パンチ D ダイ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの垂直部分にパンチング加工を施
    すパンチングマシンであって、ワークの垂直部分におけ
    る両側に対向して設けたパンチ、ダイを支承したパン
    チ、ダイホルダを設け、このパンチ、ダイホルダを備え
    た金型ホルダをプレスフレームの一側に上下方向へ移動
    自在に設け、前記ダイホルダを前記金型ホルダ内に左右
    方向へ移動自在に設けると共に、前記ダイホルダをプレ
    スフレームに当接離隔自在に設けてなることを特徴とす
    るパンチングマシン。
JP30023492A 1992-11-11 1992-11-11 パンチングマシン Expired - Lifetime JP2637885B2 (ja)

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JP30023492A JP2637885B2 (ja) 1992-11-11 1992-11-11 パンチングマシン

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JPH06142987A JPH06142987A (ja) 1994-05-24
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