JP2636237B2 - 真空脱ガス設備用スラグ自動除去装置 - Google Patents

真空脱ガス設備用スラグ自動除去装置

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JP2636237B2
JP2636237B2 JP8563887A JP8563887A JP2636237B2 JP 2636237 B2 JP2636237 B2 JP 2636237B2 JP 8563887 A JP8563887 A JP 8563887A JP 8563887 A JP8563887 A JP 8563887A JP 2636237 B2 JP2636237 B2 JP 2636237B2
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光之進 田村
卓治 寺岡
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Nippon Kokan Ltd
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  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、真空脱ガス設備の浸漬管部に付着するス
ラグ及び地金を含んだスラグの除去を自動的に行なう装
置に関する。
〔従来の技術〕 真空脱ガス設備を用いた溶鋼の真空精錬法が汎用され
るようになつたが、それに伴つて該設備のメンテナンス
に関し、種々の作業上の問題や安全上の問題を生じるこ
とになつた。
即ち、溶鋼鍋を運搬台車で真空脱ガス設備下に運び、
その浸漬管を溶鋼中に浸漬させて真空精錬を行ない、そ
の後該真空脱ガス設備と溶鋼鍋を離間せしめるという作
業を繰り返し行なううちに、第6図に示すように浸漬管
(14)(15)管部にスラグ(50)や地金を含んだスラグ
(50)が付着・成長することになる。そのうち隣り合う
浸漬管(14)(15)外周面にスラグ(50)が付着・成長
すると、浸漬管(14)(15)外面への耐火材の吹付けが
不可能となり、又、浸漬管(14)(15)下端(16)(1
7)にスラグ(50)が付着・成長すると、突然落下した
場合危険であり、溶鋼鍋上端とぶつかつて該溶鋼鍋の通
過ができなくなる等の問題がある。そこで、従来では、
鋼材やパイプ等の棒材を用いて作業員の手により、これ
ら浸漬管(14)(15)に付着・成長するスラグ(50)を
掻き落とすようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、以上の掻き落とし作業は、人手によるため時
間がかかつて作業能率が悪い上、溶鋼鍋移送通路に作業
員が近づいて作業を行なうため、高熱作業を要する等の
作業環境及び作業安全性の悪化が問題となつていた。
本発明は以上のような問題に鑑み創案されたもので、
浸漬管管部に付着・成長したスラグを自動的に除去する
装置を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本発明のスラグ自動除去装置は、第1図に
示すように、溶鋼鍋運搬台車の移動に伴つて、溶鋼鍋か
ら離間せしめられた真空脱ガス設備の隣り合う浸漬管
(1a)(1b)の間を通過し且つ該浸漬管(1a)(1b)外
周内側面に付着・成長したスラグを除去する縦スクレー
パ(2)と、各浸漬管(1a)(1b)下端側を通過し且つ
該浸漬管(1a)(1b)下端面に付着・成長したスラグを
除去する横スクレーパ(3a)(3b)とを前記溶鋼鍋運搬
台車に設置したことを基本的特徴としている。
〔作用〕
溶鋼の真空精錬を終了して溶鋼鍋から離間せしめられ
た真空脱ガス設備の下方を、該溶鋼鍋を載せた運搬台車
が移動すると、第1図に示すように、該台車に設けられ
た縦スクレーパ(2)と横スクレーパ(3a)(3b)が、
夫々浸漬管(1a)(1b)の間及びこれらの浸漬管(1a)
(1b)の下端側を通過し、これらの浸漬管(1a)(1b)
外周内側面及び浸漬管(1a)(1b)下端面に付着・成長
したスラグを自動的に掻き落とすことになる。その際、
浸漬管(1a)(1b)外周面のうち前記内側面以外の部分
に付着・成長したスラグは、該浸漬管(1a)(1b)下端
面のスラグの落下と共にそこから削り取られることにな
る。
〔実施例〕
以下本発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第2図乃至第5図は、本発明のスラグ自動除去装置の
一実施例を示しており、そのうち第2図及び第3図は本
実施例装置を溶鋼鍋運搬台車に設置したところを、又、
第4図及び第5図は本実施例装置自身の構成を示してい
る。
本実施例装置は、第2図及び第4図に示されるよう
に、中央に立設される縦スクレーパ(20)と、その両側
に横架して設けられる横スクレーパ(30a)(30b)とか
らなり、これらは、溶鋼鍋運搬台車(40)の進行方向後
端部に設置された作業架台(41)の上に設けられてい
る。
そのうち縦スクレーパ(20)は、前記台車(40)の移
動に伴つて真空脱ガス設備(100)の二本の浸漬管(1
0)(11)の間を通過できるように作業架台(41)のフ
レーム体(42)上に側板(21)を介して立設され、これ
らの浸漬管(10)(11)外周の内側面に付着・成長した
スラグを掻き落とす鋼製の柱状物であるが、その平断面
は前記台車(40)の進行方向に長い変形六角形となつて
いて、浸漬管(10)(11)のスラグの切り込みを容易に
すると共に、その側面は、第5図に示すように扇を拡げ
たような形状をしていて、スラグの切り込みと切り込み
後のスラグの落下を容易にするようにしている。
前記横スクレーパ(30a)(30b)は、後述する切削刃
(31)部分が同じく台車(40)の移動に伴つて真空脱ガ
ス設備(100)の両浸漬管(10)(11)下端側を、その
下端面に平行に通過できるように、前記作業架台(41)
のフレーム体(42)上に横架されており、これら浸漬管
(10)(11)下端面に付着・成長したスラグを掻き落と
すものである。そのため、上端部に前記切削刃(31)の
形成された板状本体(32)が底板(33)の上に立設され
ると共に、該底板(33)上に取付けられた支持板(34)
により板状本体(32)は両側から支えられている。
更に、本実施例では両スクレーパ(20)(30a)(30
b)に加わる過負荷に対する設備破損防止対策として、
次のような構成を備えている。即ち、第4図に示すよう
に、縦スクレーパ(20)は、前述のように側板(21)に
よつてフレーム体(42)上に立設されているが、該側板
(21)とフレーム体(42)との結合はシヤーボルト(2
2)によつて行なわれており、そのため、過負荷に対し
ては該シヤーボルト(22)のみが切損されることにな
る。又、横スクレーパ(30a)(30b)はその底板(33)
下面中央がフレーム体(42)上にリンク機構(35)を介
して台車(40)進行方向に回動自在に取付けられると共
に、第5図に示すように、底板(33)の台車(40)進行
方向両端部とフレーム体(42)の間にはスプリング(3
6)を内蔵したシヨツクアブソーバ(37)が設けられて
いて、過負荷時にのみ、横スクレーパ(30a)(30b)は
回動して、その破損事故が免れることになる。
尚、本実施例では縦スクレーパ(20)及び横スクレー
パ(30a)(30b)を囲むような形でフレーム体(42)の
周りに、スラグ捕集用のホツパ(43)と、該ホツパ(4
3)の下部に連結する捕集スラグ貯留用のバツグ(44)
とが設けられ、掻き落とされたスラグを飛散させること
なく回収し、後に該バツグ(44)をクレーン等により脱
着してスラグの投棄を容易にできるようにしている。
以上の本実施例に係るスラグ自動除去装置は、溶鋼の
真空脱ガス処理の終了後、溶鋼鍋運搬台車(40)が移動
する時に、縦スクレーパ(20)は真空脱ガス設備(10
0)の浸漬管(10)(11)の間を、又、横スクレーパ(3
0a)(30b)は該浸漬管(10)(11)の下端側を通過す
る。この時、縦スクレーパ(20)は浸漬管(10)(11)
の間のスラブ、即ち、浸漬管(10)(11)外周内側面の
スラグを自動的に掻き落とし、又、横スクレーパ(30
a)(30b)は浸漬管(10)(11)下端面のスラグを同じ
く自動的に掻き落とす。浸漬管(10)(11)外周内側面
以外の部分に付着・成長したスラグは浸漬管(10)(1
1)下端面のスラグの落下と共に、そこから削り取られ
ることになる。これらのスクレーパ(20)(30a)(30
b)によつて掻き落とされたスラグは飛散することなく
ホツパ(43)内に捕集され、バツグ(44)内に貯まるこ
とになる。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明に係るスラグ自動除去装置によれ
ば、真空脱ガス処理後、それに使用した脱ガス設備の浸
漬管に付着・成長するスラグを自動的に掻き落とすこと
ができるため、 スラグ除去作業が人力によらずに安全・確実に行な
え、省力化が図られると共に、 浸漬管への耐火材の吹付けが確実に実施できて該浸漬
管の寿命が延長され、 更に、脱ガス処理作業全体から見れば、その作業の安
定化、作業の省力化及び作業コストの節減を図ることが
できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を示す概略図、第2図は本発明
の一実施例に係るスラグ自動除去装置の取付けられた溶
鋼鍋運搬台車正面図、第3図はその側面図、第4図は本
実施例装置の説明図、第5図は該装置の側面図、第6図
は真空脱ガス設備の浸漬管にスラグが付着した状態を示
す説明図である。 図中、(1a)(1b)(10)(11)(14)(15)は浸漬
管、(100)は真空脱ガス設備、(2)(20)は縦スク
レーパ、(3a)(3b)(30a)(30b)は横スクレーパ、
(40)は溶鋼鍋運搬台車、(50)はスラグを各示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶鋼鍋運搬台車の移動に伴つて、溶鋼鍋か
    ら離間せしめられた真空脱ガス設備の隣り合う浸漬管の
    間を通過し且つ該浸漬管外周の内側面に付着・成長した
    スラグを除去する縦スクレーパと、その浸漬管下端側を
    通過し且つ該浸漬管下端面に付着・成長したスラグを除
    去する横スクレーパとを前記溶鋼鍋運搬台車に設置した
    ことを特徴とする真空脱ガス設備用スラグ自動除去装
    置。
JP8563887A 1987-04-09 1987-04-09 真空脱ガス設備用スラグ自動除去装置 Expired - Lifetime JP2636237B2 (ja)

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