JP2636085B2 - 紙葉類搬送装置の斜行修正機構 - Google Patents
紙葉類搬送装置の斜行修正機構Info
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- JP2636085B2 JP2636085B2 JP3013991A JP1399191A JP2636085B2 JP 2636085 B2 JP2636085 B2 JP 2636085B2 JP 3013991 A JP3013991 A JP 3013991A JP 1399191 A JP1399191 A JP 1399191A JP 2636085 B2 JP2636085 B2 JP 2636085B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類搬送装置における
紙葉類の斜行修正機構に関する。
紙葉類の斜行修正機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、紙葉類搬送装置の斜行修正機構と
しては、図７および図８に示すように、紙葉類２０の一
端縁を起立して押圧し、進行方向に沿う基準側面１２に
他端縁を突き当てる突当て板２１と、この突当て板２１
を起立させるリンク機構２２とを備えたものがある。す
なわち、従来の斜行修正機構は、突当て機構を１個を有
し、単一巾の紙葉類のみ突き当てて斜行修正を行なって
いた。
しては、図７および図８に示すように、紙葉類２０の一
端縁を起立して押圧し、進行方向に沿う基準側面１２に
他端縁を突き当てる突当て板２１と、この突当て板２１
を起立させるリンク機構２２とを備えたものがある。す
なわち、従来の斜行修正機構は、突当て機構を１個を有
し、単一巾の紙葉類のみ突き当てて斜行修正を行なって
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の紙葉類搬送装置の斜行修正機構にあっては、突当て
機構が１個のために、単一巾の紙葉類しか基準側面に押
圧できず、異なる巾の紙葉類が搬送された場合には、そ
の斜行修正ができないという問題があった。
来の紙葉類搬送装置の斜行修正機構にあっては、突当て
機構が１個のために、単一巾の紙葉類しか基準側面に押
圧できず、異なる巾の紙葉類が搬送された場合には、そ
の斜行修正ができないという問題があった。
【０００４】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、異なる巾の紙葉類についてもその斜行修正
を容易に行なうことができるようにした紙葉類搬送装置
の斜行修正機構の提供を目的とする。
れたもので、異なる巾の紙葉類についてもその斜行修正
を容易に行なうことができるようにした紙葉類搬送装置
の斜行修正機構の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の紙葉類搬送装置の斜行修正機構は、互いに巾の
異なる巾狭紙葉類と幅広紙葉類との２種の紙葉類を搬送
する紙葉類搬送装置の当該紙葉類の斜行を修正する斜行
修正機構において、上記巾広紙葉類を支持しうる平面位
置から起立位置に起立して上記巾狭紙葉類を基準側面に
突き当てる第一の突当て板と、第一の突当て板の外側に
位置し平面位置から起立位置に起立して上記巾広紙葉類
を基準側面に突き当てる第二の突当て板と、第一の突当
て板が巾広紙葉類を支持していないとき該第一の突当て
板を起立位置に付勢しうるスプリングと、第二の突当て
板を平面位置と起立位置との２位置に駆動するリンク機
構と、このリンク機構に連動し第二の突当て板が平面位
置にあるとき第一の突当て板の起立を不能にし第二の突
当て板が起立位置にあるとき第一の突当て板の起立を許
容するストッパとを備えた構成としてある。
本発明の紙葉類搬送装置の斜行修正機構は、互いに巾の
異なる巾狭紙葉類と幅広紙葉類との２種の紙葉類を搬送
する紙葉類搬送装置の当該紙葉類の斜行を修正する斜行
修正機構において、上記巾広紙葉類を支持しうる平面位
置から起立位置に起立して上記巾狭紙葉類を基準側面に
突き当てる第一の突当て板と、第一の突当て板の外側に
位置し平面位置から起立位置に起立して上記巾広紙葉類
を基準側面に突き当てる第二の突当て板と、第一の突当
て板が巾広紙葉類を支持していないとき該第一の突当て
板を起立位置に付勢しうるスプリングと、第二の突当て
板を平面位置と起立位置との２位置に駆動するリンク機
構と、このリンク機構に連動し第二の突当て板が平面位
置にあるとき第一の突当て板の起立を不能にし第二の突
当て板が起立位置にあるとき第一の突当て板の起立を許
容するストッパとを備えた構成としてある。
【０００６】
【作用】上記構成からなる斜行修正機構によれば、いず
れか一方の突当て機構が選択的に作動させられ、これに
より異なる巾の紙葉類に対応した斜行修正が行なわれ
る。
れか一方の突当て機構が選択的に作動させられ、これに
より異なる巾の紙葉類に対応した斜行修正が行なわれ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１および図２は本発明の一実施例を示す
上面図および正面図、図３および図４は媒体としての巾
広紙葉類（通帳Ａ）１３の場合の動作状態を示す正面
図、図５および図６は媒体としての巾狭紙葉類（通帳
Ｂ）１４の場合の動作状態を示す正面図である。
て説明する。図１および図２は本発明の一実施例を示す
上面図および正面図、図３および図４は媒体としての巾
広紙葉類（通帳Ａ）１３の場合の動作状態を示す正面
図、図５および図６は媒体としての巾狭紙葉類（通帳
Ｂ）１４の場合の動作状態を示す正面図である。
【０００８】図１および図２において、実施例は、互い
に巾の異なる巾狭紙葉類１４と幅広紙葉類１３との２種
の紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置の当該紙葉類の斜行
を修正する斜行修正機構であって、上記巾広紙葉類１３
を支持しうる平面位置から起立位置に起立して上記巾狭
紙葉類１４を基準側面１２に突き当てる第一の突当て板
１０と、第一の突当て板１０の外側に位置し平面位置か
ら起立位置に起立して上記巾広紙葉類１３を基準側面１
２に突き当てる第二の突当て板１１と、第一の突当て板
１０が巾広紙葉類１３を支持していないとき該第一の突
当て板１０を起立位置に付勢しうるスプリング９と、フ
レーム１に設けられ第二の突当て板１１を平面位置と起
立位置との２位置に駆動するリンク機構Ｌと、このリン
ク機構Ｌに連動し第二の突当て板１１が平面位置にある
とき第一の突当て板１０の起立を不能にし第二の突当て
板１１が起立位置にあるとき第一の突当て板１０の起立
を許容するストッパ８とを備えている。上記リンク機構
Ｌは、リンク２，３，４，５およびレバー６，７から構
成され、ソレノイド（図示せず）によって駆動されるレ
バー６によって作動するものである。
に巾の異なる巾狭紙葉類１４と幅広紙葉類１３との２種
の紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置の当該紙葉類の斜行
を修正する斜行修正機構であって、上記巾広紙葉類１３
を支持しうる平面位置から起立位置に起立して上記巾狭
紙葉類１４を基準側面１２に突き当てる第一の突当て板
１０と、第一の突当て板１０の外側に位置し平面位置か
ら起立位置に起立して上記巾広紙葉類１３を基準側面１
２に突き当てる第二の突当て板１１と、第一の突当て板
１０が巾広紙葉類１３を支持していないとき該第一の突
当て板１０を起立位置に付勢しうるスプリング９と、フ
レーム１に設けられ第二の突当て板１１を平面位置と起
立位置との２位置に駆動するリンク機構Ｌと、このリン
ク機構Ｌに連動し第二の突当て板１１が平面位置にある
とき第一の突当て板１０の起立を不能にし第二の突当て
板１１が起立位置にあるとき第一の突当て板１０の起立
を許容するストッパ８とを備えている。上記リンク機構
Ｌは、リンク２，３，４，５およびレバー６，７から構
成され、ソレノイド（図示せず）によって駆動されるレ
バー６によって作動するものである。
【０００９】したがって、この実施例によれば、常態時
においては、図１に示すように、第一の突当て板１０は
ストッパ８により、また、第二の突当て板１１はリンク
４により平面位置に収納されている。
においては、図１に示すように、第一の突当て板１０は
ストッパ８により、また、第二の突当て板１１はリンク
４により平面位置に収納されている。
【００１０】図３および図４に示すように、巾広紙葉類
（通帳Ａ）１３が搬送されてくると、ソレノイドが後退
動作し、これにより、リンク５，レバー６，リンク３，
レバー７，リンク４を介して突当て板１１が起き上る。
また、リンク５，レバー６，リンク２を介し第二の突当
て板１１が約５０°起き上ったとき（図３）、ストッパ
８がはずれる。このとき、第一の突当て板１０が巾広紙
葉類（通帳Ａ）１３により押されて起き上がることがで
きず、第二の突当て板１１のみが起立し、これにより、
巾広紙葉類１３が基準側面１２に突き当てられる。
（通帳Ａ）１３が搬送されてくると、ソレノイドが後退
動作し、これにより、リンク５，レバー６，リンク３，
レバー７，リンク４を介して突当て板１１が起き上る。
また、リンク５，レバー６，リンク２を介し第二の突当
て板１１が約５０°起き上ったとき（図３）、ストッパ
８がはずれる。このとき、第一の突当て板１０が巾広紙
葉類（通帳Ａ）１３により押されて起き上がることがで
きず、第二の突当て板１１のみが起立し、これにより、
巾広紙葉類１３が基準側面１２に突き当てられる。
【００１１】図５および図６に示すように、巾狭紙葉類
（通帳Ｂ）１４が搬送されてくると、上記と同動作を行
なうが、このとき、第一の突当て板１０がスプリング９
により起き上がり、この突当て板１０によって巾狭紙葉
類（通帳Ｂ）１４の端縁が基準側面１２に突き当てられ
る。
（通帳Ｂ）１４が搬送されてくると、上記と同動作を行
なうが、このとき、第一の突当て板１０がスプリング９
により起き上がり、この突当て板１０によって巾狭紙葉
類（通帳Ｂ）１４の端縁が基準側面１２に突き当てられ
る。
【００１２】これらの動作時、スプリング９は、第二の
突当て板１１が収納されているときは自由長であり、第
一の突当て板１０も収納されている（図２）。ソレノイ
ドが後退動作し、第二の突当て板１１が約５０°起き上
がった状態でも、スプリング９の力は通帳を押し上げる
ことはできない程度となっている。この後、第二の突当
て板１１が起き上がった状態で、第一の突当て板１０の
上に媒体がない場合、スプリング９の力により起き上が
る。また、媒体がある場合は、起き上がる前に第二の突
当て板１１が起き上がってしまうため、もぐり込んでし
まう。
突当て板１１が収納されているときは自由長であり、第
一の突当て板１０も収納されている（図２）。ソレノイ
ドが後退動作し、第二の突当て板１１が約５０°起き上
がった状態でも、スプリング９の力は通帳を押し上げる
ことはできない程度となっている。この後、第二の突当
て板１１が起き上がった状態で、第一の突当て板１０の
上に媒体がない場合、スプリング９の力により起き上が
る。また、媒体がある場合は、起き上がる前に第二の突
当て板１１が起き上がってしまうため、もぐり込んでし
まう。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明の紙葉類搬送
装置の斜行修正機構によれば、異なる２つの巾の紙葉類
を基準側面に突き当てることができる。しかも、１個の
アクチュエータで２個の突き当て機構を選択的に作動で
きるので、極めて効率良く斜行修正を行なうことができ
るという効果がある。
装置の斜行修正機構によれば、異なる２つの巾の紙葉類
を基準側面に突き当てることができる。しかも、１個の
アクチュエータで２個の突き当て機構を選択的に作動で
きるので、極めて効率良く斜行修正を行なうことができ
るという効果がある。
【図１】本発明の実施例に係る紙葉類搬送装置の斜行修
正機構を示す平面図である。
正機構を示す平面図である。
【図２】本発明の実施例に係る紙葉類搬送装置の斜行修
正機構を示す正面図である。
正機構を示す正面図である。
【図３】実施例に係る斜行修正機構の巾広紙葉類の場合
の作用を示す正面図である。
の作用を示す正面図である。
【図４】実施例に係る斜行修正機構の巾広紙葉類の場合
の作用を示す正面図である。
の作用を示す正面図である。
【図５】実施例に係る斜行修正機構の巾狭紙葉類の場合
の作用を示す正面図である。
の作用を示す正面図である。
【図６】実施例に係る斜行修正機構の巾狭紙葉類の場合
の作用を示す正面図である。
の作用を示す正面図である。
【図７】従来の紙葉類搬送装置の斜行修正機構の一例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図８】従来の紙葉類搬送装置の斜行修正機構の一例を
示す正面図である。
示す正面図である。
１ フレーム Ｌ リンク機構 ２ リンク ３ リンク ４ リンク ５ リンク ６ レバー ７ レバー ８ ストッパ ９ スプリング １０ 第一の突当て板 １１ 第二の突当て板 １２ 基準側面 １３ 巾広紙葉類（通帳Ａ） １４ 巾狭紙葉類（通帳Ｂ）
Claims (1)
- 【請求項１】 互いに巾の異なる巾狭紙葉類と幅広紙葉
類との２種の紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置の当該紙
葉類の斜行を修正する斜行修正機構において、上記巾広
紙葉類を支持しうる平面位置から起立位置に起立して上
記巾狭紙葉類を基準側面に突き当てる第一の突当て板
と、第一の突当て板の外側に位置し平面位置から起立位
置に起立して上記巾広紙葉類を基準側面に突き当てる第
二の突当て板と、第一の突当て板が巾広紙葉類を支持し
ていないとき該第一の突当て板を起立位置に付勢しうる
スプリングと、第二の突当て板を平面位置と起立位置と
の２位置に駆動するリンク機構と、このリンク機構に連
動し第二の突当て板が平面位置にあるとき第一の突当て
板の起立を不能にし第二の突当て板が起立位置にあると
き第一の突当て板の起立を許容するストッパとを備えた
ことを特徴とする紙葉類搬送装置の斜行修正機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013991A JP2636085B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 紙葉類搬送装置の斜行修正機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3013991A JP2636085B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 紙葉類搬送装置の斜行修正機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04235847A JPH04235847A (ja) | 1992-08-24 |
| JP2636085B2 true JP2636085B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=11848702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3013991A Expired - Fee Related JP2636085B2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 紙葉類搬送装置の斜行修正機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2636085B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6279893B1 (en) | 1998-11-13 | 2001-08-28 | Nec Corporation | Automatic sheet feeder for an image forming apparatus |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7637499B2 (en) | 2006-02-09 | 2009-12-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus and recording apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02193843A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-31 | Mita Ind Co Ltd | 原稿送り装置 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP3013991A patent/JP2636085B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6279893B1 (en) | 1998-11-13 | 2001-08-28 | Nec Corporation | Automatic sheet feeder for an image forming apparatus |
| DE19956693B4 (de) * | 1998-11-13 | 2009-07-09 | Nec Corp. | Automatische Blattzuführeinrichtung für eine Vorrichtung zur Erzeugung von Bildern |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04235847A (ja) | 1992-08-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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