JPH0379542A

JPH0379542A - 媒体斜行修正方法

Info

Publication number: JPH0379542A
Application number: JP21496289A
Authority: JP
Inventors: Hiroaki Takazawa; 高沢　浩明
Original assignee: Fujitsu Frontech Ltd
Current assignee: Fujitsu Frontech Ltd
Priority date: 1989-08-23
Filing date: 1989-08-23
Publication date: 1991-04-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕媒体斜行修正方法、特に通帳証書発行機などにおいて、
シート状の媒体の印字時にずれを無くすために斜行修正
を行う媒体斜行修正方法に関し、シート状の媒体の斜行
修正を安定して行うことができる媒体斜行修正方法を提
供することを目的とし、シート状の媒体を駆動ローラと従動ローラで印字部に搬
送して印字する前に、該媒体の斜行を修正する媒体斜行
修正において、前記媒体を印字部前で一時停止させ、従
動ローラを退避させ、駆動ローラを逆転させて、該媒体
の斜行を一次修正する工程と、前記一次修正した媒体を
斜行修正レバーにより搬送基準面に突き当てて二次修正
する工程とを備えたことを特徴とする媒体斜行修正方法
を含み構成する。

（産業上の利用分野）本発明は媒体斜行修正方法、特に通帳証書発行機などに
おいて、シート状の媒体の印字時にずれを無くすために
斜行修正を行う媒体斜行修正方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、例えば、通帳、証券などを発行する装置において
は、所定のシート状の媒体に印字する場合、そのずれを
無くすために媒体の斜行修正を行っている。

第６図は従来の媒体斜行修正方法を示す平面図である。

同図において、斜行修正部は、通帳や証券などのシート
状の媒体１を搬送する駆動ローラ２と、搬送されてきた
媒体１の斜行修正する基準となる搬送基準面３と、この
搬送基準面３に搬送方向に沿って設けられた２個のセン
サ４と、媒体１８搬送基準面３に寄せるための斜行修正
レバー５などから構成されている。斜行修正部に搬送さ
れてきた媒体１は、搬送ローラ２に当接する図示しない
従動ローラが退避している状態において、斜行修正レバ
ー５が媒体１の端部を搬送基準面３に突き当て、２個の
センサ４を共にオンすることで、媒体１の斜行が修正さ
れるようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、従来の斜行修正方法では、媒体１の斜行が大き
い場合には６斜行を直しきれずにジャムとなることがあ
り、対応が困難であった。また、斜行修正は、搬送基準
面３に設けられた２個のセンサ４が、共にオンになった
ときに完了するため、薄紙などの弾性の小さい媒体１の
斜行修正を行う場合には、第７図に示すように、媒体１
の角部が搬送基準面３または斜行修正レバー５に当接し
、その角部（斜線部分）が撓んだまま斜行修正が完了し
く図において鎖線で示す）、薄紙などの媒体１の斜行修
正が困難どなる問題があった。

そこで本発明は、シート状の媒体の斜行修正を安定して
行うことができる媒体斜行修正方法を提供することを目
的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題は、シート状の媒体を駆動ローラと従動ローラ
で印字部に搬送して印字する前に、該媒体の斜行を修正
する媒体斜行修正において、前記媒体を印字部前で一時
停止させ、従動ローラを退避させ、駆動ローラを逆転さ
せて、該媒体の斜行を一次修正する工程と、前記一次修
正した媒体を斜行修正レバーにより搬送基準面に突き当
てて二次修正する工程とを備えたことを特徴とする媒体
斜行修正方法によって達成される。

〔作用〕

本発明では、媒体を印字部前で一時停止させ、従動ロー
ラを退避させ、駆動ローラを逆転させることで、媒体の
傾斜が一次修正され、また続いて斜行修正レバーにより
搬送基準面に突き当てることで、媒体の搬送基準面に対
する位置が二次修正され、媒体の斜行修正が安定して行
われる。

〔実施例〕

以下、本発明を図示の一実施例により具体的に説明する
。

第１図は本発明実施例の構成を示す平面図、第２図は本
発明実施例の構成を示す側面図である。

これらの図において、シート状の媒体１１は収納部１２
からガイド板などに沿って下方から水平方向に斜行修正
部１３を通って斜行修正が行われ、さらに印字部を構成
するプリンタヘッド１４とグラ。テン１５との間に送ら
れ印字される。

上記斜行修正部１３は、搬送方向に沿って設けられた駆
動ローラＬ６ａ、　１６ｂ、　１６ｃ、　１６ｄ、　１
６ｅと、それぞれの駆動ローラ１６ａ、　１６ｂ、　１
６ｃ、　１６ｄ、　１６ｅに当接される従動ローラ１７
ａ、　１７ｂ、　１’７ｃ、　１７ｄ、　１７ｅと、媒
体１３を押す斜行修正レバーエ８と、媒体１１が当接さ
れる搬送基準面１９と、駆動ローラ１６ｃの近傍の搬送
路中に設けられたセンサａ２０と、駆動ローラ１６ｄの
近傍の搬送路中に設けられセンサｂ２１と、搬送基準面
１９に設けられた２個のセンサｃ２２などとから構成さ
れている。そして、上記従動ローラ１７ａ、１．７ｂ。

１７ｃは、図示しないマグネットに連結されており、こ
のマグネットを吸引することにより、媒体１１が駆動ロ
ーラＩ６ａ、　１６ｂ、　１６ｃに対して自由になるよ
うになっている。

第３図は本発明実施例の斜行修正動作を示すフローチャ
ート、第４図は本発明実施例の一次修正の状態を示す平
面図、第５図は本発明実施例の二次修正の状態を示す平
面図である。

第３図において、まず、収納部１２から媒体１１を繰出
し、上方から水平方向に斜行修正部１３に搬送される（
ステップ５ＴＩ）。そして、駆動ローラ１６ａ。

１６ｂ、　１６ｃ、　１６ｄと従動ローラ１７ａ、　１
７ｂ、　１７ｃ、　１７ｄにより、さらにセンサｂ２１
まで搬送され、このセンサｂ２１のオン・オフが判断さ
れる（ステップ５Ｔ２）。

このセンサｂ２１がオンしない（ＮＯ）ときには、エラ
ー処理（ステップ５Ｔ３）を行い、センサｂ２１がオン
（ＹＥＳ）のときには、モータを停止し、駆動ローラ１
６ａ、　１６ｂ、　１６ｃ、　１６ｄ、　１７ｅの回転
を停止する（ステップ５Ｔ４）。次に、マグネットを吸
引し、従動ローラ１７ａ、　１７ｂ、　１７ｃを退避さ
せる（ステップ５Ｔ５）。続いて駆動ローラ１６ｄを逆
転させる（ステップ５Ｔ６）。

これにより、第４図に示すように、媒体１１が搬送方向
に傾斜していても、駆動ローラ１６ｄを逆転させ、従動
ローラ１７ａ、　１７ｂ、　１７ｃを退避させて駆動ロ
ーラ１６ａ、　１６ｂ、　１６ｃに対して自由にするこ
とで、媒体１１が後退して傾斜部分が戻され一次修正が
行われる。

次に、マグネット、を解除して、従動ローラ１７ａ。

１７ｂ、　１７Ｃを再びオンさせ（ステップ５Ｔ７）、
駆動ローラ１６ａ、　１６ｂ、　１６ｃを逆転させる（
ステップ５Ｔ８）。

そして、媒体１１の先端がセンサｂ２１まで後退し、こ
のセンサａ２０のオン・オフが判断される（ステップ５
Ｔ９）。このセンサａ２０がオンしない（ＮＯ）ときに
は、エラー処理（ステップ５Ｔ３）を行い、センサａ２
０がオン（ＹＥＳ）のときには、モータを停止し、駆動
ローラ１６ａ、　１６ｂ、　１６ｃの回転を停止する（
ステップ５ＴＩＯ）。次に、従来と同様の斜行修正を行
う（ステップ５ＴＩＩ）　、すなわち、従動ローラ１７
ａ、１７ｂ。

１７ｃを退避させて駆動ローラ１６ａ、　１６ｂ、　１
６ｃに対して媒体１１を自由にし、第５図に示すように
、斜行修正レバー１８により媒体１１の端面を搬送基準
面１９に突き当て、２個のセンサｃ２２を共にオンさせ
て、二次修正を行う。

上記媒体１１の斜行修正が完了した後には、従動ローラ
１７ａ、　１７ｂ、　１７ｃをオンさせ、駆動ローラ１
６ａ。

１６ｂ、　１６ｃ、　１６ｄ、　１６ｅを回転させて、
媒体をプリンタヘッド１４とプラテン１５の間に送り印
字を行う。

上記媒体斜行修正方法によれば、斜行修正レバー１８に
よる修正の前に、媒体１１を後退させ、斜行を一次修正
をしてから、従来の斜行修正レバー１８による二次修正
を行うことで、弾性の小さい薄紙などの媒体１１でも、
角部が搬送基準面１９や斜行修正レバー１８に当接して
撓むことがなく、媒体１１の斜行修正を安定して行うこ
とができた。

なお、上記実施例では、駆動ローラ１６ｄを逆転させ、
一次斜行修正を行っているが、本発明の適用範囲はこれ
に限らず、少なくとも、二次修正の前に媒体１１を一時
後退させて斜行修正を行い、その後従来と同様の修正を
行えばよく、駆動ローラ１６ａ、　１６ｂ、　１６ｃ、
　１６ｄ、　１６ｅや従動ローラ１７ａ、　１７ｂ、　
１７ｃ。

１７ｄ、１７ｅの配置や数などは、任意にでき実施例に
限定されない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、媒体を印字部前で
一時停止させ、従動ローラを退避させ、駆動ローラを逆
転させることで、媒体の傾斜が一次修正され、続い、て
斜行修正レバーにより搬送基準面に突き当てることで、
媒体の搬送基準面に対する位置が二次修正される。従っ
て、媒体の斜行修正が安定して行われる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示す平面図、第２図は本
発明実施例の構成を示す側面図、第３図は本発明実施例
の斜行修正動作を示すフローチャート、第４図は本発明実施例の一次修正の状態を示す平面図、第５図は本発明実施例の二次修正の状態を示す平面図、第６図は従来例の媒体斜行修正方法を示す平面図、第７図は従来例の媒体斜行修正方法を示す平面図である
。図中、１１は媒体、１２ば収納部、１３は斜行修正部、１４はプリンタヘッド、１５はプラテン、１６ａ、　１６ｂ、　１６ｃ、　１６ｄ、　１６ｅは駆
動ローラ、１７ａ、　１７ｂ、　１７ｃ、　Ｌ７ｄ、　
１７ｅは従動ローラ、１８は斜行修正レバー１９は搬送基準面、２０はセンサａ、２１はセンサｂ１２２はセンサＣを示す。

Claims

【特許請求の範囲】シート状の媒体（１１）を駆動ローラ（１６ａ〜１６ｅ
）と従動ローラ（１７ａ〜１７ｅ）で印字部に搬送して
印字する前に、該媒体（１１）の斜行を修正する媒体斜
行修正において、前記媒体（１１）を印字部前で一時停止させ、従動ロー
ラ（１７ａ〜１７ｃ）を退避させ、駆動ローラ（１６ｄ
）を逆転させて、該媒体（１１）の斜行を一次修正する
工程と、前記一次修正した媒体（１１）を斜行修正レバー（１８
）により搬送基準面（１９）に突き当てて二次修正する
工程とを備えたことを特徴とする媒体斜行修正方法。