JP2635595B2 - 搬送スケジュール設定装置 - Google Patents
搬送スケジュール設定装置Info
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- JP2635595B2 JP2635595B2 JP14141387A JP14141387A JP2635595B2 JP 2635595 B2 JP2635595 B2 JP 2635595B2 JP 14141387 A JP14141387 A JP 14141387A JP 14141387 A JP14141387 A JP 14141387A JP 2635595 B2 JP2635595 B2 JP 2635595B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- schedule
- plant
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- storage unit
- unit
- Prior art date
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は搬送機を備えた設備の自動運転を行う搬送ス
ケジュール設定装置に関する。
ケジュール設定装置に関する。
(従来の技術) 複数の処置場所に複数の物質を搬送し、加工あるいは
作業を実施した後、さらにそれを搬送する設備において
は、1品種を順々に流していく工程と比較しはるかに物
質の移動状態等チェックする部分が多くスケジュールを
設定することは困難である。
作業を実施した後、さらにそれを搬送する設備において
は、1品種を順々に流していく工程と比較しはるかに物
質の移動状態等チェックする部分が多くスケジュールを
設定することは困難である。
例えば、化学物質の成分分析を行う自動化プラントに
おいては、第5図に示す如く分析箱61〜67の所内には炭
素分析、窒素分析、ふっ素分析、蒸発性不純物測定、比
表面積・粒度分布測定、平均粒径測定、固溶度測定など
の各種分析・測定装置71〜77が搬送機5の両側に配置さ
れ、分析・測定用の試料の到着後直ちに分析測定ができ
るようになっている。また、連続して分析ができるよう
に分析試料容器が複数個置けるような棚91〜97がある。
この棚に搬送機から分析用試料容器を取込んだり、又逆
に、分析の終わった分析用試料容器を送出したりするた
めの自動化機器としてロボット81〜87が準備されている
が、このロボットはまた分析作業を行うロボットでもあ
り、搬送機が着いても分析中であれば分析用試料容器の
取込みも送出しもできなくなる。
おいては、第5図に示す如く分析箱61〜67の所内には炭
素分析、窒素分析、ふっ素分析、蒸発性不純物測定、比
表面積・粒度分布測定、平均粒径測定、固溶度測定など
の各種分析・測定装置71〜77が搬送機5の両側に配置さ
れ、分析・測定用の試料の到着後直ちに分析測定ができ
るようになっている。また、連続して分析ができるよう
に分析試料容器が複数個置けるような棚91〜97がある。
この棚に搬送機から分析用試料容器を取込んだり、又逆
に、分析の終わった分析用試料容器を送出したりするた
めの自動化機器としてロボット81〜87が準備されている
が、このロボットはまた分析作業を行うロボットでもあ
り、搬送機が着いても分析中であれば分析用試料容器の
取込みも送出しもできなくなる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上が、化学物質の成分分析を自動で行うプラントの
概略説明であるが、実際の分析設備の場合機器の数、扱
う分析試料の数も多大なものであり作業パターンも膨大
なものとなる。
概略説明であるが、実際の分析設備の場合機器の数、扱
う分析試料の数も多大なものであり作業パターンも膨大
なものとなる。
従来は、搬送機を動作させ、試料の取込、送出、ある
いは分析の作業開始は全て人の判断により処理されてい
たが、これではプラント運転員に多くの負担がかかる
上、必ずしも全てを自動化することが不可能に近い状態
にあった。
いは分析の作業開始は全て人の判断により処理されてい
たが、これではプラント運転員に多くの負担がかかる
上、必ずしも全てを自動化することが不可能に近い状態
にあった。
よって本発明は、プラントからの入力データ、装置内
部の搬送情報、スケジュールデータを相互に関連づけ、
搬送を円滑に自動運転できるように搬送スケジュールを
自動設定する搬送スケジュール設定装置を提供すること
を目的とする。
部の搬送情報、スケジュールデータを相互に関連づけ、
搬送を円滑に自動運転できるように搬送スケジュールを
自動設定する搬送スケジュール設定装置を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の搬送スケジュール設定装置は搬送機を用い複
数の作業設備間で物を移動させるものであって、プラン
ト状態データ記憶部、変化状態処理部、スケジュール設
定部、スケジュールデータ記憶部およびスケジュール管
理部を具備する。プラント状態データ記憶部には入力装
置を介してプラントから入力する作業設備の運転情報な
どを保存される。変化状態処理部は入力装置を介しプラ
ントから順次入力される情報とプラント状態データから
の情報を比較し変化状態を検出し、変化情報を後述する
スケジュール設定部およびスケジュール管理部に通知出
力するとともにプラントからの最新の情報に合うよう前
記プラント状態データ記憶部の内容を更新する。スケジ
ュール設定部は変化状態処理部からの変化状態の通知出
力を受けたとき、更新された前記プラント状態データ記
憶部の内容で成立する条件に対応する搬送スケジュール
を設定する。スケジュールデータ記憶部はスケジュール
設定部にて設定されたスケジュールデータを保存する。
そしてスケジュール管理部はスケジュールデータの実行
可否を判断し実行可能のとき出力装置を介し搬送機を動
作させ、実行不可のときスケジュール設定部に再設定要
求を出力する。
数の作業設備間で物を移動させるものであって、プラン
ト状態データ記憶部、変化状態処理部、スケジュール設
定部、スケジュールデータ記憶部およびスケジュール管
理部を具備する。プラント状態データ記憶部には入力装
置を介してプラントから入力する作業設備の運転情報な
どを保存される。変化状態処理部は入力装置を介しプラ
ントから順次入力される情報とプラント状態データから
の情報を比較し変化状態を検出し、変化情報を後述する
スケジュール設定部およびスケジュール管理部に通知出
力するとともにプラントからの最新の情報に合うよう前
記プラント状態データ記憶部の内容を更新する。スケジ
ュール設定部は変化状態処理部からの変化状態の通知出
力を受けたとき、更新された前記プラント状態データ記
憶部の内容で成立する条件に対応する搬送スケジュール
を設定する。スケジュールデータ記憶部はスケジュール
設定部にて設定されたスケジュールデータを保存する。
そしてスケジュール管理部はスケジュールデータの実行
可否を判断し実行可能のとき出力装置を介し搬送機を動
作させ、実行不可のときスケジュール設定部に再設定要
求を出力する。
(作用) プラントからの入力する情報より作業設備などの状態
を判断しこの条件により搬送スケジュールを設定し、実
行可能ならばこのスケジュールに従い搬送機を動作させ
て円滑にプラントを運転する。
を判断しこの条件により搬送スケジュールを設定し、実
行可能ならばこのスケジュールに従い搬送機を動作させ
て円滑にプラントを運転する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る搬送スケジュール
設定装置のブロック図を示す。運転については搬送機5
を用いて分析用の試料を試料供給・回収装置200の棚209
から各分析装置101〜107の棚91〜97に設置するまでの
“試料供給",取込まれた試料を分析する“測定",“測
定”の終わった試料を再び搬送機5を用いて試料供給・
回収装置200に戻す“試料回収”の3つのブレークポイ
ント(BP)と呼ぶ運転フェーズがあり、いずれも試料の
移動は各設備に備えられたロボット81〜87,208が、棚か
ら棚へと行なうようになっている。また、各運転フェー
ズの開始、運転中、終了の信号は各設備から入力装置1
を介して入力される。また、棚に試料容器が有るか無い
かも入力装置1を介して入力される。尚、試料容器には
容器を区別する番号が、自動的に読み取れるように付け
られており、その番号に対して中に入っている分析試料
に関するデータが入力装置1を介して入力される。
設定装置のブロック図を示す。運転については搬送機5
を用いて分析用の試料を試料供給・回収装置200の棚209
から各分析装置101〜107の棚91〜97に設置するまでの
“試料供給",取込まれた試料を分析する“測定",“測
定”の終わった試料を再び搬送機5を用いて試料供給・
回収装置200に戻す“試料回収”の3つのブレークポイ
ント(BP)と呼ぶ運転フェーズがあり、いずれも試料の
移動は各設備に備えられたロボット81〜87,208が、棚か
ら棚へと行なうようになっている。また、各運転フェー
ズの開始、運転中、終了の信号は各設備から入力装置1
を介して入力される。また、棚に試料容器が有るか無い
かも入力装置1を介して入力される。尚、試料容器には
容器を区別する番号が、自動的に読み取れるように付け
られており、その番号に対して中に入っている分析試料
に関するデータが入力装置1を介して入力される。
変化状態処理部21は、プラント状態データ記憶部31に
保存されているこれまでのプラント状態と、入力装置1
から入力されたプラント状態との比較を行い変化状態を
検出し、スケジュール設定部22及びスケジュール管理部
23に変化データを通知すると同時に、プラント状態デー
タ記憶部31の内容を更新する。
保存されているこれまでのプラント状態と、入力装置1
から入力されたプラント状態との比較を行い変化状態を
検出し、スケジュール設定部22及びスケジュール管理部
23に変化データを通知すると同時に、プラント状態デー
タ記憶部31の内容を更新する。
スケジュール設定部22は、変化状態処理部21から通知
を受け、プラント状態データ記憶部31と既に設定された
スケジュールデータの保存がされているスケジュールデ
ータ記憶部32からデータを取出し、スケジュール設定が
必要な場合スケジュールの設定を行ない、スケジュール
データ記憶部32に設定されたスケジュールデータを保存
する。
を受け、プラント状態データ記憶部31と既に設定された
スケジュールデータの保存がされているスケジュールデ
ータ記憶部32からデータを取出し、スケジュール設定が
必要な場合スケジュールの設定を行ない、スケジュール
データ記憶部32に設定されたスケジュールデータを保存
する。
スケジュール管理部23はスケジュールデータ記憶部32
から現在実行可能なスケジュールデータを取り出し、実
行可能かどうかをプラント設備の運転状態と比較し、実
行不可と判断されたときはスケジュール設定部22に対し
通知を行い再設定要求を行なう。実行可能と判定された
時は制御指令を組み立て出力装置4に指令を与える。
から現在実行可能なスケジュールデータを取り出し、実
行可能かどうかをプラント設備の運転状態と比較し、実
行不可と判断されたときはスケジュール設定部22に対し
通知を行い再設定要求を行なう。実行可能と判定された
時は制御指令を組み立て出力装置4に指令を与える。
出力装置4はプラント設備に対して制御指令を出すこ
とにより運転される。
とにより運転される。
例えば、第5図に示した搬送機を有する分析所を考え
る。この時、炭素分析装置101と窒素分析装置102及び搬
送機は稼働可能で、他の設備は休止中であり使用不可で
あるとする。
る。この時、炭素分析装置101と窒素分析装置102及び搬
送機は稼働可能で、他の設備は休止中であり使用不可で
あるとする。
今、炭素分析装置101の棚91に既に試料容器が1コ設
置され“測定”のスケジュールが組まれているとする。
さらに、炭素分析装置と窒素分析装置にそれぞれ供給す
るための分析用試料容器が各々1コづつ試料供給・回収
装置200の棚209にあったとする。スケジュール管理部23
は、第2図に示すフローチャートに従ってスケジュール
実行可能なスケジュールデータをチェックする。すなわ
ち、スケジュールデータ記憶部32からスケジュールデー
タを取り出す。もしスケジュールデータがなければ処理
は終了し、次の起動周期あるは変化状態処理部21からの
変化通知により再起動される。もしスケジュールデータ
が存在すれば(現状の仮定では炭素分析“測定”のスケ
ジュールが組まれている。)、現在のスケジュールの状
態が運転中(指令が出され稼働中)か、完了している
か、さらにスケジュールの開始時刻が現在時刻と許容時
間内であるかどうかをチェックし、許容範囲内であれ
ば、制御指令(ここでは測定指令)を作成し、出力装置
に出力する。この結果炭素分析装置101は測定を開始す
る。もし許容時間を過ぎていた場合には、現在の設定さ
れたスケジュールでは動作不可であるので、スケジュー
ル設定部22に対してスケジュール設定要求を出す。以上
の処理は各分析装置毎に独立であるので、全てのスケジ
ュールに対して同様チェックを行なう。
置され“測定”のスケジュールが組まれているとする。
さらに、炭素分析装置と窒素分析装置にそれぞれ供給す
るための分析用試料容器が各々1コづつ試料供給・回収
装置200の棚209にあったとする。スケジュール管理部23
は、第2図に示すフローチャートに従ってスケジュール
実行可能なスケジュールデータをチェックする。すなわ
ち、スケジュールデータ記憶部32からスケジュールデー
タを取り出す。もしスケジュールデータがなければ処理
は終了し、次の起動周期あるは変化状態処理部21からの
変化通知により再起動される。もしスケジュールデータ
が存在すれば(現状の仮定では炭素分析“測定”のスケ
ジュールが組まれている。)、現在のスケジュールの状
態が運転中(指令が出され稼働中)か、完了している
か、さらにスケジュールの開始時刻が現在時刻と許容時
間内であるかどうかをチェックし、許容範囲内であれ
ば、制御指令(ここでは測定指令)を作成し、出力装置
に出力する。この結果炭素分析装置101は測定を開始す
る。もし許容時間を過ぎていた場合には、現在の設定さ
れたスケジュールでは動作不可であるので、スケジュー
ル設定部22に対してスケジュール設定要求を出す。以上
の処理は各分析装置毎に独立であるので、全てのスケジ
ュールに対して同様チェックを行なう。
変化状態処理部21は第3図のフローチャートに示すよ
うに出力装置5から炭素分析装置の測定指令が出された
ことにより、炭素分析装置101が動作中であることを入
力装置1を介して入力する。この動作中の信号とプラン
ト状態データ記憶部31の保存データとを比較し、運転中
に変化したことを確認し、この変化をスケジュール設定
部22及びスケジュール管理部23に通知する。スケジュー
ル設定部22はこの通知を受けスケジュールデータ記憶部
32のデータを作業前の状態から運転中に変える。一方、
炭素分析装置と窒素分析装置に供給する試料が発生した
ことを通知される。この通知も入力装置1を介して入力
する。これも同様に第3図のフローチャートに示される
ように、入力装置から変化データを取出しイベントの変
化有無を入力装置1からの入力データと、プラント状態
データ記憶部31の保存データと比較し、分析用試料が発
生したことを検出する。データ発生であるので、プラン
ト状態データ記憶部31のデータを更新し、スケジュール
設定部22およびスケジュール管理部23に通知する。
うに出力装置5から炭素分析装置の測定指令が出された
ことにより、炭素分析装置101が動作中であることを入
力装置1を介して入力する。この動作中の信号とプラン
ト状態データ記憶部31の保存データとを比較し、運転中
に変化したことを確認し、この変化をスケジュール設定
部22及びスケジュール管理部23に通知する。スケジュー
ル設定部22はこの通知を受けスケジュールデータ記憶部
32のデータを作業前の状態から運転中に変える。一方、
炭素分析装置と窒素分析装置に供給する試料が発生した
ことを通知される。この通知も入力装置1を介して入力
する。これも同様に第3図のフローチャートに示される
ように、入力装置から変化データを取出しイベントの変
化有無を入力装置1からの入力データと、プラント状態
データ記憶部31の保存データと比較し、分析用試料が発
生したことを検出する。データ発生であるので、プラン
ト状態データ記憶部31のデータを更新し、スケジュール
設定部22およびスケジュール管理部23に通知する。
本発明は入力装置1からの入力信号すべてに対して処
理を行なう。
理を行なう。
尚、分析用試料に関しては表1のようなデータとして
入力されるものとする。
入力されるものとする。
この時変化状態処理部21は表1に示す分析用試料に関
するデータに基づいて表2の様に、スケジュール設定未
/済、及び表3の様な条件表の引ける条件チェック起動
タイミングNo.(作業工程、行先などのパターンにより
条件チェックの一覧が入っているグループ番号)を付加
した形の容器情報テーブルでプラント状態データ記憶部
31に記憶する。
するデータに基づいて表2の様に、スケジュール設定未
/済、及び表3の様な条件表の引ける条件チェック起動
タイミングNo.(作業工程、行先などのパターンにより
条件チェックの一覧が入っているグループ番号)を付加
した形の容器情報テーブルでプラント状態データ記憶部
31に記憶する。
スケジュール設定部は第4図に示すフローチャートに
従ってスケジュールの設定を行なう。すなわち、プラン
ト状態データ記憶部31に保存されている表2に示される
容器情報テーブルをサーチし、スケジュール設営未の項
目を選択し読取る。ここで、容器情報テーブルが空かあ
るいはスケジュール設定未の容器が存在しない場合、ス
ケジュール設定は発生しないため終了する。
従ってスケジュールの設定を行なう。すなわち、プラン
ト状態データ記憶部31に保存されている表2に示される
容器情報テーブルをサーチし、スケジュール設営未の項
目を選択し読取る。ここで、容器情報テーブルが空かあ
るいはスケジュール設定未の容器が存在しない場合、ス
ケジュール設定は発生しないため終了する。
本例では、表2に示す様に炭素分析装置と窒素分析装
置に搬送されるべき容器がスケジュール設定未の状態で
存在するため、テーブルの頭にある炭素分析に関するデ
ータを取り出し、条件チェックを行なう。条件チェック
は表2の条件チェック起動タイミングNo.7より表3の起
動タイミングNo.7が選択され条件No.7,76,124,123,137
に対してチェックが行なわれる。炭素分析は“測定”が
現在設定中であり、又、稼働中であるので条件No.137に
対して不成立となり、スケジュール設定可能でない。従
って、次のデータをサーチする。すなわち表2の窒素分
析に関するデータを取り出し条件チェックを行なう。炭
素分析の場合と同様に条件チェック起動タイミングNo.1
0より表3の起動タイミングNo.10が選択され条件No.10,
79,124,123,136に対してチェックが行なわれる。窒素分
析に対しては、全ての条件に対して満足されているの
で、スケジュール設定可能となる。
置に搬送されるべき容器がスケジュール設定未の状態で
存在するため、テーブルの頭にある炭素分析に関するデ
ータを取り出し、条件チェックを行なう。条件チェック
は表2の条件チェック起動タイミングNo.7より表3の起
動タイミングNo.7が選択され条件No.7,76,124,123,137
に対してチェックが行なわれる。炭素分析は“測定”が
現在設定中であり、又、稼働中であるので条件No.137に
対して不成立となり、スケジュール設定可能でない。従
って、次のデータをサーチする。すなわち表2の窒素分
析に関するデータを取り出し条件チェックを行なう。炭
素分析の場合と同様に条件チェック起動タイミングNo.1
0より表3の起動タイミングNo.10が選択され条件No.10,
79,124,123,136に対してチェックが行なわれる。窒素分
析に対しては、全ての条件に対して満足されているの
で、スケジュール設定可能となる。
スケジュール設定は表3に記述された条件が成立する
と、スケジュールパターンNo.が選択される。本例では
窒素分析のスケジュールパターンNo.17が選択される。
スケジュールパターンNo.17に対しては表4のようなス
ケジュールパターン情報が存在する。スケジュールパタ
ーンNo.17の場合は表4に示す様に指令コード番号、所
要時間及び必要パラメータが記述されている。
と、スケジュールパターンNo.が選択される。本例では
窒素分析のスケジュールパターンNo.17が選択される。
スケジュールパターンNo.17に対しては表4のようなス
ケジュールパターン情報が存在する。スケジュールパタ
ーンNo.17の場合は表4に示す様に指令コード番号、所
要時間及び必要パラメータが記述されている。
表4のスケジュールパターン情報及び表2の容器情報
テーブルと窒素分析設備空き棚をサーチすることにより
表5に示すスケジュール計算パラメータテーブルを作
る。
テーブルと窒素分析設備空き棚をサーチすることにより
表5に示すスケジュール計算パラメータテーブルを作
る。
表5のスケジュール計算パラメータテーブルが作成さ
れるとスケジュール計算が実行され、所要時刻の加算に
よる総所要時間の計算と設定時刻からの加算により開始
予定時刻、終了予定時刻等を決定する。
れるとスケジュール計算が実行され、所要時刻の加算に
よる総所要時間の計算と設定時刻からの加算により開始
予定時刻、終了予定時刻等を決定する。
以上により必要なスケジュール設定が完了したので、
この結果をスケジュールデータ記憶部32に保存すること
によりスケジュールの設定が完了する。
この結果をスケジュールデータ記憶部32に保存すること
によりスケジュールの設定が完了する。
上記の処理を全ての入力データについて計算すること
によって、スケジュール設定される。
によって、スケジュール設定される。
従って上気例では窒素分析の容器搬送に関するスケジ
ュールが決定され、さらにその決定されたスケジュール
をスケジュール管理部がチェック実行することにより作
業が自動で行なわれることになる。
ュールが決定され、さらにその決定されたスケジュール
をスケジュール管理部がチェック実行することにより作
業が自動で行なわれることになる。
以上のように本発明によれば、搬送すべき試料の発生
状況及びプラントの運転状態を検出し、それらの状況に
応じ、自動的に搬送スケジュールを設定し運転するよう
にしたため高い運転効率が得られるようになる。
状況及びプラントの運転状態を検出し、それらの状況に
応じ、自動的に搬送スケジュールを設定し運転するよう
にしたため高い運転効率が得られるようになる。
第1図は本発明の一実施例に係る搬送スケジュール設定
装置の構成図、第2図はスケジュール管理部の主な処理
を示すフローチャート図、第3図は変化状態処理部の主
な処理を示すフローチャート図、第4図はスケジュール
設定部の主な処理を示すフローチャート図、第5図は化
学分析を自動で行なうプラントの概念図である。 1……入力装置、2……演算処理装置 21……変化状態処理部 22……スケジュール設定部 23……スケジュール管理部 3……データ記憶装置 31……プラント状態データ記憶部 32……スケジュールデータ記憶部 4……出力装置、5……搬送機 61〜67……箱、71〜77……分析装置 81〜87,208……ロボット、91〜97,209……棚
装置の構成図、第2図はスケジュール管理部の主な処理
を示すフローチャート図、第3図は変化状態処理部の主
な処理を示すフローチャート図、第4図はスケジュール
設定部の主な処理を示すフローチャート図、第5図は化
学分析を自動で行なうプラントの概念図である。 1……入力装置、2……演算処理装置 21……変化状態処理部 22……スケジュール設定部 23……スケジュール管理部 3……データ記憶装置 31……プラント状態データ記憶部 32……スケジュールデータ記憶部 4……出力装置、5……搬送機 61〜67……箱、71〜77……分析装置 81〜87,208……ロボット、91〜97,209……棚
Claims (1)
- 【請求項1】搬送機を用い複数の作業機械間で物質を移
動させるプラントの搬送スケジュール設定装置におい
て、入力装置を介してプラントから入力する前記作業機
械の運転情報や物質の搬送情報を保存するプラント状態
データ記憶部と、前記入力装置から入力する情報とプラ
ント状態データ記憶部に記憶される情報とを比較し変化
状態を検出し、変化情報を通知出力するとともにプラン
トからの最新の情報に合うよう前記プラント状態データ
記憶部の内容を更新する変化状態処理部と、前記変化状
態処理部からの変化状態の通知出力を受けたとき、更新
された前記プラント状態データ記憶部の内容で成立する
条件に対応するスケジュールを設定するスケジュール設
定部と、前記スケジュール設定部にて設定されたスケジ
ュールデータを保存するスケジュールデータ記憶部と、
前記スケジュールデータの実行可否を判断し実行可能の
とき出力装置を介して前記搬送機を動作させ実行不可の
とき前記スケジュール設定部に再設定要求を出力するス
ケジュール管理部とを具備することを特徴する搬送スケ
ジュール設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14141387A JP2635595B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 搬送スケジュール設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14141387A JP2635595B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 搬送スケジュール設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63306117A JPS63306117A (ja) | 1988-12-14 |
JP2635595B2 true JP2635595B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=15291425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14141387A Expired - Lifetime JP2635595B2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 搬送スケジュール設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2635595B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4854425B2 (ja) * | 2006-08-04 | 2012-01-18 | キヤノン株式会社 | 検体処理装置および検体処理方法 |
WO2008105172A1 (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-04 | Nikon Corporation | インキュベータ、スケジュール管理方法およびプログラム |
JP5531379B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2014-06-25 | 株式会社ニコン | インキュベータおよびインキュベータのスケジュール管理方法 |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP14141387A patent/JP2635595B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63306117A (ja) | 1988-12-14 |
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