JP2633922B2 - 信号分岐、合成システム - Google Patents

信号分岐、合成システム

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JP2633922B2 JP63238257A JP23825788A JP2633922B2 JP 2633922 B2 JP2633922 B2 JP 2633922B2 JP 63238257 A JP63238257 A JP 63238257A JP 23825788 A JP23825788 A JP 23825788A JP 2633922 B2 JP2633922 B2 JP 2633922B2
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signal branching
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は開放型ケーブルを使用した無線システムに
関する。
[従来の技術] 近年、祭事のアトラクションとしてミニFM放送局が開
局されることが多い。このミニFM放送局に開放型ケーブ
ルを使用する近距離無線システムが採用されているが、
この無線システムはこの他コンサート会場、催事場ある
いは取材現場等、随時移動する位置より音声を送らなけ
ればならないときにも、また災害時の連絡通話にも利用
されており、今後さらに広範囲に利用される傾向にあ
る。
ところが、この種の無線システムには、電波法の規制
により低出力の放送局が使用されるためアンテナとなる
開放型ケーブルを葉脈状に張り巡らせなければならない
布設の繁雑さの問題と、臨時または緊急に利用されるた
め布設の容易さが要求されるという相反する課題が存在
している。
以下、第4図を参照して従来の無線システムを説明す
る。漏洩同軸ケーブル等で形成される開放型ケーブル2
(以下、単にケーブルと称する)は所要数が直列に接続
されてアンテナを構成している。また、この開放型ケー
ブル2を伝送する信号はその輻射損失等によりレベルが
減衰するため、中継増幅器3により適宜増幅し、その出
力が固定無線局1から送信されるレベルと略等しいレベ
ルに補正されている。これによりサービスエリアの末端
まで有効に通信サービスが行われる。
上記のように、減衰要因が開放型ケーブル2だけにあ
る場合には、開放型ケーブル2のL0なる長さ毎に所定利
得の中継増幅器3を設ければよく、製造ならびに布設の
ためのシステム設計は共に極めて容易である。ところ
が、開放型ケーブル2を直列接続しただけのアンテナに
より形成されるサービスエリアは狭いため、通常は分岐
器4が使用され、開放型ケーブル2は葉脈状に張り巡ら
される。
分岐器4が使用されると、分岐器4は通常その分岐ラ
イン毎に異なる分岐損失を有するため、以降のラインの
レベルが変化し良質の通信サービスを行うことができな
い。そこで、分岐器4の後段にはその分岐損失に相当す
る分だけ長さが短縮され、それぞれL1,L2とされた開放
型ケーブル21,22が接続されるようになっている。すな
わち、分岐器4の分岐損失と開放型ケーブル21,22の損
失の和が長さL0の開放型ケーブルの損失に等しくなるよ
うなされている。したがって、この分岐器4と開放型ケ
ーブル21,22の損失は中継増幅器3と等しい利得を有す
る増幅器31,32により補正されることになる。
しかし、このように長さの異なる開放型ケーブルを用
意することは製造効率が悪いばかりか、この種のシステ
ムが臨時に、かつ緊急を要する場合に使用されることを
考えると、分岐器4の分岐損失を確認し、分岐損失に見
合った長さの開放型ケーブル21,22を選択使用すること
は繁雑である。この問題は大規模なシステムを構築しよ
うとする場合に特に顕著となり、解決が急がれている。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、このような点に鑑みてなされたものであ
って、製造効率が高く、布設作業を効率良く行うことが
可能な無線システムを提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用] この発明は、複数の開放型ケーブルが該各開放型ケー
ブルの伝送損失を補償する主双方向増幅器をそれぞれ備
えている直線接続部および分岐接続部を介して接続され
て葉脈状のアンテナを構成している無線システムにおい
て、前記複数の開放型ケーブルはそれぞれ略同じケーブ
ル長を有しており、前記分岐接続部に介在された前記主
双方向増幅器と分岐側の開放型ケーブルとの間には信号
分岐・合成ユニットが介在され、該信号分岐・合成ユニ
ットは、一方向からの信号を分岐し他方からの複数の信
号を合成する信号分岐・合成器と、該信号分岐ー合成器
の分岐側のそれぞれの端子または合成側の端子に接続さ
れて信号が前記信号分岐・合成器を通過したときに生ず
る上記各端子位置での損失を補償する補助双方向増幅器
とから構成されている点を特徴とし、上記構成は開放型
ケーブルおよび信号分岐・合成ユニットの入出力信号レ
ベルを常に規格化し、もって開放型ケーブルおよび信号
分岐・合成ユニットの随意接続を可能とするよう作用す
る。
[実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。なお、この発明に使用される信号分岐・合成ユニッ
トは双方向通信が可能であり、その分岐器はモードによ
り分岐器として、あるいはまた合成器と作用使用するも
のであって、信号分岐・合成器なる表現が適切ではある
が、説明の都合により適宜使い分けることとする。
第1図はこの発明に使用され、信号分岐器の各分岐損
失が等しい場合に採用される信号分岐・合成ユニットの
ブロック図である。
信号分岐器61の合成側の端子51にはその分岐損失に見
合った利得を有する双方向の第二の増幅器(補助双方向
増幅器)33が接続されている。したがって、図示しない
固定無線局から規格化されたレベルの信号が端子50に入
力されると、第二の増幅器33により分岐損失分が信号に
上乗せされ、その分が分岐器61により減衰されることに
より再び規格化されて分岐側の端子52,53に分岐出力さ
れる。また、図示しない移動無線局の電波を受信する開
放型ケーブルから規格化された信号が端子52,53に入力
されると、合成器61により減衰した信号は第二の増幅器
33により補正され、再び規格化されて端子50に出力され
る。
このように双方向に損失が零の信号分岐・合成ユニッ
トはその所在を考慮する必要がないため、任意の位置
に、任意の数を設置することが許される。したがって、
システムの布設現場にて設計変更することすら可能とな
り、事実上布設のためのシステム設計が必要となる。
第2図は同じく分岐の分岐損失が異なる場合に採用さ
れる信号分岐・合成ユニットのブロック図である。
分岐器63の分岐側の端子55,57には、それら分岐路の
分岐損失に見合った利得を有する双方向の第二の増幅器
(補助双方向増幅器)34,35が接続されている。したが
って、図示しない固定無線局から規格化されたレベルの
信号が端子54に入力されると、分岐器63により減衰し、
そして第二の増幅器34,35により分岐損失が補正され、
再び規格化されてそれぞれ端子56,58に分岐出力され
る。また、図示しない移動無線局の電波を受信する開放
型ケーブルから規格化された信号が端子56,58に入力さ
れると、合成器63にて減衰する値に見合った値が第二の
増幅器34,35により上乗せされる結果、合成器63により
減衰される信号は再び規格化されて合成側の端子54に出
力されることになる。
第3図は上記した信号分岐・合成ユニットを使用した
本発明無線システムの部分回路図である。
所要数の略一定長L0の開放型ケーブル2が直列に接続
されてアンテナが形成され、第4図に示した従来の無線
システムと同様に開放型ケーブル2の輻射損失等の補正
のため双方向の第一の増幅器(主双方向増幅器)3が接
続されている。また、符号6で示される前述した信号分
岐・合成ユニット6が所定位置に設置され、アンテナを
分岐あるいは合成している。そして、その各分岐路には
さらに略一定長L0の開放型ケーブル2が接続されてい
る。
上記のように構成される信号分岐・合成システムにあ
っては、固定無線局1からの信号が開放型ケーブル2に
より減衰すると、その一定長毎に接続される第一の増幅
器3により増幅され、規格化されるという操作が繰り返
される結果、ネットワーク化されたアンテナのどの位置
にても略等しいレベルの信号が得られることとなる。し
かも、前記したように信号分岐・合成ユニット6はその
分岐あるいは合成損失が零であるため、その所在に留意
する必要が無い。
よって、この発明によれば開放型ケーブル2ならびに
信号分岐・合成ユニット6の随意接続が可能であり、任
意の規模の、そして任意の形態のアンテナを有する無線
システムを形成することが可能となる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、 (1)システム設計に制約が無く、 (2)単一種の開放型ケーブルにより形成され、 (3)施行が容易である。
という顕著な効果を奏する無線システムを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に使用される好適な信号分岐・合成ユ
ニットのブロック図、第2図はこの発明に使用される好
適な他の信号分岐・合成ユニットのブロック図、 第3図はこの発明の一実施例の部分回路図、 第4図は従来例の部分回路図である。 1:固定無線局 2,21,22:開放型ケーブル 4,61,63:信号分岐・合成器 6:信号分岐・合成ユニット 3,31,32:第一の増幅器(主双方向増幅器) 33,34,35:第二の増幅器(補助方向増幅器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 猛 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社日高工場内 (56)参考文献 実開 昭63−64177(JP,U) 実開 昭60−65989(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の開放型ケーブルが該各開放型ケーブ
    ルの伝送損失を補償する主双方向増幅器をそれぞれ備え
    ている直線接続部および分岐接続部を介して接続されて
    葉脈状のアンテナを構成している無線システムにおい
    て、前記複数の開放型ケーブルはそれぞれ略同じケーブ
    ル長を有しており、前記分岐接続部に介在された前記主
    双方向増幅器と分岐側の開放型ケーブルとの間には信号
    分岐・合成ユニットが介在され、該信号分岐・合成ユニ
    ットは、一方からの信号を分岐し他方からの複数の信号
    を合成する信号分岐・合成器と、該信号分岐・合成器の
    分岐側のそれぞれの端子または合成側の端子に接続され
    て信号が前記信号分岐・合成器を通過したときに生ずる
    上記各端子位置での損失を補償する補助双方向増幅器と
    から構成されていることを特徴とする無線システム。
JP63238257A 1988-09-21 1988-09-21 信号分岐、合成システム Expired - Lifetime JP2633922B2 (ja)

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JPH0286224A JPH0286224A (ja) 1990-03-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6065989U (ja) * 1983-10-12 1985-05-10 日本電気株式会社 コネクタ
JPS6364177U (ja) * 1986-10-15 1988-04-27

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