JP2633673B2 - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JP2633673B2
JP2633673B2 JP2992789A JP2992789A JP2633673B2 JP 2633673 B2 JP2633673 B2 JP 2633673B2 JP 2992789 A JP2992789 A JP 2992789A JP 2992789 A JP2992789 A JP 2992789A JP 2633673 B2 JP2633673 B2 JP 2633673B2
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賢一 岩永
篤尚 竹腰
▲高▼人 古川
義久 森岡
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、被検査体表面の疵、欠陥を検出し画像処
理によりその疵種を認識する表面検査装置に関する。
(従来の技術) 被検査体の表面を検査する表面検査装置は、近年、
疵、欠陥の有無のみを判定するだけでなく、例えば特公
昭63−21857号公報及び特開昭60−50405号公報等の記載
にみられるように画像処理技術を応用してその形状を判
定し疵種認識まで行えるようにしたものが多くなって来
ている。
第5図は、上記の特公昭63−21857号公報に開示され
たこのような従来の表面検査装置を示している。第5図
中、1は被検査体、2は検出ヘッド、3は増幅器、4は
弁別回路、5は絵素化回路、6はプロフィル回路、7は
画像処理装置、8は出力手段としてのタイプライタであ
り、絵素化回路5には幅方向及び移動方向の各位置信号
を与える幅方向絵素化信号発生回路9及び移動方向絵素
化信号発生回路10がそれぞれ接続され、またプロフィル
回路6には被検査体1を移動方向に所定区画毎に処理す
るための処理単位信号を発生する移動方向処理単位信号
発生回路11が接続されている。
そして、検出ヘッド2で被検査体1の表面が光学的に
走査され、その反射光が電気信号に変換される。被検査
体の表面に疵があると反射光の光量が変化して検出ヘッ
ド2から出力される検出信号にレベル変化が生じる。第
6図(A)は、増幅器3で増幅された後のこの検出信号
を示している。弁別回路4でこの検出信号のレベル変化
が、例えば±L、±M、±Hの6レベルで弁別され、第
6図(B)に示すような2値化された疵信号出力が得ら
れる。この2値化された疵信号出力は、絵素化回路5に
おいて幅方向及び移動方向の各位置信号により第7図
(B)に示すように幅方向絵素単位w及び移動方向絵素
単位lの所定単位で絵素化され、さらにプロフィル回路
6において各区画毎に第7図(C)に示すようなプロフ
ィルが形成される。
次いで、プロフィル回路6の出力が画像処理装置7に
入力され、形状判定の処理が実行されて疵種認識がなさ
れる。
上述のように、形状の判定により疵種認識を実行する
ためには、2次元画像を幅方向及び長さ方向(移動方
向)に所定単位w、lで絵素化する必要があり、この絵
素化単位を細かく設定すればするほど形状判定が正確に
行われて疵種認識の精度が向上する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、表面検査装置における画像処理は、例え
ば、絵素単位を0.5mm×0.5mmとし、被検査体の検査区画
を(幅)1.5m×(長さ)250mmとしたとき、1500kByteの
大量のデータ量の処理となり、オンラインで連続画像処
理を実行するには、処理コンピュータの能力により実用
上差支えない程度の絵素単位にせざるを得ない。このた
め、従来の表面検査装置では2〜4mm×2.5〜5mmの絵素
単位で画像処理が実行されている。この絵素単位の場
合、被検査体の移動速度が600m/minで被検査体の検査区
画を(幅)1.5m×(長さ)250mmとすると、750〜375×1
00〜50Byteの画像データを処理する必要があり、1Byte
当りの処理速度は、333ns〜1.33μsが要求される。
このように、形状の判定による疵種認識の精度を向上
させるためには絵素分解能を細かくした方がよいが、オ
ンラインで連続画像処理を実行するには処理コンピュー
タの処理速度上の制約を受けて絵素分解能を十分に細か
くすることは現実的に困難である。このため、従来の表
面検査装置にあっては、絵素単位w、l以下の、例えば
細かいかき疵b等の疵種を精度よく認識することが難し
いという問題があった。
そこで、この発明は、画像データの大幅な増大を招く
ことなく疵種を高精度に認識することのできる表面検査
装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は上記課題を解決するために、被検査体の表
面を光学的に走査して得られる走査情報に基づき当該被
検査体表面の疵種認識を画像処理を用いて実行する表面
検査装置において、前記画像処理における絵素分解能よ
り小なる分解能で前記被検査体表面の疵の幅及び長さを
判定し前記画像処理における絵素内の疵の幅及び長さに
対し高分解能フラグを設定するフラグ発生手段を具備し
てなることを要旨とする。
(作用) フラグ発生手段により絵素内に発生する疵、欠陥の幅
及び長さが画像処理における絵素分解能よりも細かい分
解能で計測判定される。そして絵素内の疵、欠陥の幅又
は長さが所定の設定値以上であると絵素単位でフラグが
セットされフラグデータとして画像処理側に与えられ
る。画像処理側では、画像データにより疵の形状判定を
実行していく段階で上記のフラグデータを参照して絵素
単位より小さな疵であるか否かの判断処理が行われ、画
像データから判定した形状がさらに分類されて精度のよ
い疵種認識が実行される。
このように、この発明の表面検査装置は、画像処理に
おける絵素分解能よりも細かい分解能での計測判定がフ
ラグ発生手段側で行われるので、画像データの大幅な増
大を招くことなく疵種が高精度に認識される。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図ないし第4図に基づ
いて説明する。
なお、第1図において前記第5図における機器及び部
材等と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以っ
て示し、重複した説明を省略する。
この実施例では、幅値設定回路30及び幅方向高分解能
絵素化信号発生回路60が接続された幅フラグ発生回路20
と、長さ値設定回路50及び移動方向高分解能絵素化信号
発生回路70が接続された長さフラグ発生回路40とにより
フラグ発生手段が構成され、このフラグ発生手段におけ
る幅フラグ発生回路20及び長さフラグ発生回路40の各出
力端子が絵素化回路15に接続されている。そして、絵素
化回路15がプロフィル回路16を介して画像処理装置17に
接続されている。
第2図は、幅フラグ発生回路20の内部構成をさらに詳
細したものであり、同図中4a、4bは弁別回路4から出力
される±疵信号の入力端子、21、22はゲート回路であ
り、各ゲート回路21、22には、入力端子61を介して幅方
向高分解能絵素化信号発生回路60からの幅方向高分解能
絵素化信号がそれぞれ入力されるようになっている。2
3、24はダウンカウンタであり、この各ダウンカウンタ2
3、24に幅値設定回路30a、30bが接続されている。25はO
Rゲート、26は同期化回路、28は幅フラグデータの出力
端子であり、同期化回路26には入力端子27を介して幅方
向絵素化信号が入力されるようになっている。
そして、入力端子4a、4bに弁別回路4から出力される
疵信号のうち、前記第6図中±Lで示す最も低いレベル
の疵信号が入力され、その疵パルス幅が幅方向高分解能
絵素化信号と比較されて各ゲート回路21、22から取込ま
れる。なお、第6図中の破線信号は本来出力するものが
抑えられている状態を示す。次いで、この取込まれた信
号が所定の幅値設定値を越えた場合に、絵素内の疵、欠
陥の幅が所定の設定値以上であることを示す幅フラグデ
ータが出力端子28から出力され、これが幅方向絵素化信
号に同期化されて絵素化回路15に書込まれるようになっ
ている。
また、第3図は、長さフラグ発生回路40の内部構成を
さらに詳細に示したものであり、同図中、4c、4dは弁別
回路4から出力される±疵信号の入力端子、41はORゲー
ト、42は疵有保持回路、2aは被検査体1に対する1走査
終了信号の入力端子、43は長さ同期回路、44はゲート回
路であり、この長さ同期回路43及びゲート回路44には、
入力端子71を介して移動方向高分解能絵素化信号発生回
路70からの移動方向高分解能絵素化信号がそれぞれ入力
されるようになっている。45はダウンカウンタであり、
このダウンカウンタ45に長さ値設定回路50が接続されて
いる。46は長さフラグ保持用フリップフロップ、47はゲ
ート回路、48は長さフラグデータの出力端子であり、ゲ
ート回路47には入力端子49を介して絵素化回路15からの
長さ方向絵素化信号が入力されるようになっている。
そして、入力端子4c、4dに弁別回路4から出力される
疵信号が入力され、その疵パルスの長さが移動方向高分
解能絵素化信号と比較されてゲート回路44を介して取込
まれる。次いで、この取込まれた信号が所定の長さ値設
定値を越えた場合に、絵素内の疵、欠陥の長さが所定の
設定値以上であることを示す長さフラグデータが出力端
子48から出力され、これが長さ方向絵素化信号に同期化
されて絵素化回路15に書込まれるようになっている。
この実施例の表面検査装置は上述のように構成されて
おり、フラグ発生手段により絵素内に発生する疵、欠陥
の幅及び長さが、画像処理装置17における絵素分解能よ
りも細かい分解能で計測判定される。そして、絵素内の
疵、欠陥の幅又は長さが所定の設定値以上であると絵素
単位でフラグがセットされ、幅又は長さのフラグデータ
として絵素化回路15等を介して画像処理装置17に与えら
れる。つまり、長さフラグは絵素化単位より小なる設定
値でかつ欠陥認識を行うための幅、長さ判定設定値より
大である場合にセットされることになる。
画像処理装置17では、画像データにより疵の形状判定
を実行していく段階で、その幅及び長さのフラグデータ
を参照して絵素単位より小さな疵であるか否かの判断処
理が行われ、画像データから判定した形状がさらに分類
されて精度のよい疵種認識が実行される。
第4図は、このような疵種認識の行われたプロフィル
データの出力等を示している。同図(B)中、dは疵の
幅が幅値設定値より小であり疵長さが長さ設定値より大
であることを示す長さフラグのセットされたビット、e
は疵の長さ、幅がともに設定値より小であることを示す
長さ、幅フラグのセットされていないビット、fは疵の
幅、長さがともに設定値以上で長さ、幅フラグのセット
されているビットをそれぞれ示している。このようにし
て細かいすり疵a、細かいかき疵b及び太い材料疵c等
の細/太、長/短等の疵の区分が可能となって、精度の
よい疵種認識がデータ量の増大を最小にして行われる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、画像処理に
おける絵素分解能よりも細かい分解能での疵の幅及び長
さの判定がフラグ発生手段で行われ、その判定結果得ら
れた高分解能フラグが画像処理における絵素内に設定さ
れるので、画像データの大幅な増大を招くことなく疵種
を高精度に認識することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明に係る表面検査装置の実
施例を示すもので、第1図は全体構成を示すブロック
図、第2図は幅フラグ発生回路の内部構成を示すブロッ
ク図、第3図は長さフラグ発生回路の内部構成を示すブ
ロック図、第4図は疵種認識の結果であるプロフィルデ
ータ出力等を示す図、第5図は従来の表面検査装置を示
すブロック図、第6図は検出ヘッドの検出信号及び弁別
回路で弁別された疵信号を示す信号波形図、第7図は従
来例によるプロフィルデータ出力等を示す図である。 1:被検査体、2:検出ヘッド、 15:絵素化回路、16:プロフィル回路、 17:画像処理装置、 20:幅フラグ発生回路、 40:幅フラグ発生回路等とともにフラグ発生手段を構成
する長さフラグ発生回路、 60:幅方向高分解能絵素化信号発生回路、 70:移動方向高分解能絵素化信号発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 ▲高▼人 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本綱管株式会社内 (72)発明者 森岡 義久 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (56)参考文献 特開 昭61−245045(JP,A) 特開 昭60−50405(JP,A) 特開 昭57−44838(JP,A) 特公 昭63−21857(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査体の表面を光学的に走査して得られ
    る走査情報に基づき当該被検査体表面の疵種認識を画像
    処理を用いて実行する表面検査装置において、 前記画像処理における絵素分解能より小なる分解能で前
    記被検査体表面の疵の幅及び長さを判定し前記画像処理
    における絵素内の疵の幅及び長さに対し高分解能フラグ
    を設定するフラグ発生手段を具備してなることを特徴と
    する表面検査装置。
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