JP2633406B2 - リード加工金型 - Google Patents

リード加工金型

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JP2633406B2
JP2633406B2 JP9462891A JP9462891A JP2633406B2 JP 2633406 B2 JP2633406 B2 JP 2633406B2 JP 9462891 A JP9462891 A JP 9462891A JP 9462891 A JP9462891 A JP 9462891A JP 2633406 B2 JP2633406 B2 JP 2633406B2
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JP
Japan
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die
lead
rail
semi
finished product
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JP9462891A
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Inventor
剛 芳賀
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NEC Yamagata Ltd
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NEC Yamagata Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂封止後の半導体装置
のリード加工工程に使用するリード加工金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリード加工金型は、図5の正面図
に示す様に下型ダイセット1aに固定されたダイ2と、
プレス動作により上下動する上型ダイセット3に固定さ
れたパンチ4と、そのプレス動作に連動して上下動し樹
脂封止後のリードフレーム状半導体装置(以後半製品と
呼ぶ)14を送る金型内レール5aとを有している。
【0003】次にリード加工金型の動作について説明す
る。半製品14を固定レール6からリンクレール7を経
て金型内レール5aに送り込み、所定の位置に達した状
態でプレス下降動作を開始する。まず、パンチガイド8
が金型内レール5aに当たり、さらに金型内レール5a
と共にレールストッパー9に当たる迄下降する。このパ
ンチガイド8がレールストッパー9に当たった状態で、
半製品14のリード部13をダイ2とパンチガイド8と
で挟んだ状態になり、上型ダイセット3に固定されたパ
ンチ4はさらに下降し、半製品14のリード部13に加
工を行ない、上型ストッパー10が下型ストッパー11
に当たって加工を終了する。次に上型ダイセット3が上
昇し、図5に示す様な初期の状態に戻り、次の半製品1
4の送り込みに備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のリード加工
金型では、半製品14を金型内レール5aに送り込む
際、ダイ2に半製品14の樹脂封止されたパッケージ部
12が干渉しない様に金型内レール5aを上下動させて
いるので、半製品を自動供給するユニットやパッケージ
部表面に捺印するユニット等,他のユニットと組み合わ
せて半導体製造装置を構成する場合は、固定レール6と
金型内レール5aの間にリンクレール7を設け、レール
間の高さの違いを吸収している。
【0005】その為図6に示す様に、リードフレームは
送り方向にずれ△Xが発生する。図6は固定レール6で
リードフレームを固定したと仮定した場合のずれ量を示
している。ずれ△XはX2 +Y2 の平方根からXを減じ
た値で表わされ、リンクレールの長さX=50mm,リ
ンクレールの上下ストロークY=10mmとした場合△
X=0.99mmとなり、半製品14はその分だけ右か
左のどちらかにずれるので正確な送り量が得られないと
いう問題点があった。また、金型内レール5aに送られ
たリードフレームはパイロットピンで位置決めされるの
で、金型内レール5aの下降により△Xだけ引きずられ
ることになり、曲げによる傷の発生やレール継目にひっ
かかる等の問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のリード加工金型
は、上下動しない固定された金型内レールと、半製品を
金型内に送り込む際、パッケージ部とダイとの干渉をさ
ける為の上下動する下型ダイセットと、この下型ダイセ
ットを上下動させる為のカムと、シリンダー等により構
成されるカム駆動部とを備えている。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例1のタイバー切断金型の正面
図、図2は半製品14がタイバー切断される前後の状態
の見取図である。半製品14を金型内レール5に送り込
み、所定の位置に達した状態でシリンダー16が動作
し、斜面を有するカム15を押し出す事により下型ダイ
セット1を上昇させ、半製品14のリード部13の下面
とダイ2が接触した状態で待機する。下型ダイセット1
は上型ダイセット3と同じガイドポストに案内されて上
下動する。次にプレスが下降動作を開始すると、まずパ
ンチガイド8がリード部13をダイ2と挟み、さらに上
型ストッパー10が下型ストッパー11に当たる迄下降
する事により、上型ダイセット3に固定されたパンチ4
がタイバー部17を打ち抜き加工する。
【0008】次にプレスが上昇し、シリンダー16がカ
ム15を引き込み、図1に示す様な初期状態に戻り、次
の半製品14の送り込みに備える。本実施例では、半製
品14はずれる事なく送り込まれた位置を保つ為、加工
ミスが無いという効果がある。図3は本発明の実施例2
のリード切断金型の正面図、図4は半製品14aがリー
ド切断される前後の状態の見取図である。すなわちリー
ド部13が切断され、つりピン18で支持された状態で
ある。金型の動作については実施例1と同様であるが、
カム15の駆動をシリンダーの代りにモーター19とね
じ軸20を使用している。本実施例では、カム15の動
作端近辺を減速動作させる事によりカム15の慣性力を
吸収し、カム15動作端における騒音,振動を抑えられ
る効果がある。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半製品を
金型に送り込み加工する為の金型内レールを固定したの
で、半製品の送り精度が保てる。又、リンクレールが不
要な為、曲げによる傷もつきにくい、レール継目が少く
なり引っ掛かる確率も低いという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のタイバー切断金型の正面図
である。
【図2】半製品がタイバー切断される前後の見取図であ
る。
【図3】本発明の実施例2のリード切断金型の正面図で
ある。
【図4】半製品がリード切断される前後の見取図であ
る。
【図5】従来のリード加工金型の正面図である。
【図6】従来の金型による送りずれを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1,1a 下型ダイセット 2 ダイ 3 上型ダイセット 4 パンチ 5,5a 金型内レール 6 固定レール 7 リンクレール 8 パンチガイド 9 レールストッパー 10 上型ストッパー 11 下型ストッパー 12 パッケージ部 13 リード部 14,14a 半製品 15 カム 16 シリンダー 17 タイバー部 18 つりピン部 19 モーター 20 ねじ軸

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂封止された半導体装置を有するリー
    ドフレームを金型内に搬送し、パンチおよびダイにより
    リード加工を行なうリード加工金型において、ダイを有
    する上下動可能な下型ダイセットと、この下型ダイセッ
    トを上下動させると共に下型ダイセットを下から支える
    カムと、ダイとパンチの間に固定され搬送されたリード
    フレームを載せる金型内レールとを備えたことを特徴と
    するリード加工金型。
  2. 【請求項2】 下型ダイセットを上下動させるカムが水
    平方向にスライドする斜面カムである請求項1記載のリ
    ード加工金型。
  3. 【請求項3】 下型ダイセットが上型ダイセットと同じ
    ガイドポストに沿って上下動する請求項1記載のリード
    加工金型。
JP9462891A 1991-04-25 1991-04-25 リード加工金型 Expired - Lifetime JP2633406B2 (ja)

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