JP2633032B2 - 情報処理システム及び装置 - Google Patents

情報処理システム及び装置

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JP2633032B2 JP1236310A JP23631089A JP2633032B2 JP 2633032 B2 JP2633032 B2 JP 2633032B2 JP 1236310 A JP1236310 A JP 1236310A JP 23631089 A JP23631089 A JP 23631089A JP 2633032 B2 JP2633032 B2 JP 2633032B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は情報処理装置に関し、特にメモリー性を持つ
強誘電性液晶を用いた表示装置に適した画像情報処理装
置に関する。
〔従来技術〕
従来、コンピュータ端末表示装置として、リフレツシ
ユスキヤン型CRTが主に使用され、一部にメモリー性を
もつベクタースキヤン型CRTがCAD用大型・高精細表示に
使用されている。ベクタースキヤン型CRTは一度表示し
た後は、画面消去を行うまでは、次の画面が更新されな
いため、カーソル移動表示、ポインテイングデバイスか
らの情報表示、としてのマウスなどのアイコンの移動表
示、文字や文章の編集表示(挿入・削除・移動・複写な
ど)などのリアルタイムなマン・マシーンインターフエ
ースの表示装置には向いていない。一方、リフレツシユ
スキヤン型CRTの場合でも、フリツカー(画面のちらつ
き)防止の点から、フレーム周波数として、60Hz以上の
リフレツシユサイクルを必要とし、画面内情報の移動表
示(アイコンの移動表示)の視認性を良くする上で、ノ
ン・インターレース方式が使用されている(TVは動画表
示と駆動制御システムの簡便化の点からインターレース
方式で、60Hzフイールド周波数、30Hzフレーム周波数と
なっている)。このため、表示分解能が高くなればなる
ほど表示装置が大型化し、高パワーを要し、駆動制御も
大型化して、コスト高となった。
近年、フラツト表示パネルが登場した背景には、この
CRTの大型・高パワー化に対する不便さから生じている
のである。
現在フラツト表示パネルとしては、いくつかの方式が
ある。例えばツイストネマチツク液晶の高時分割駆動方
式(STN)、その変形である白・黒表示を狙った方式(N
TN)又はプラズマ表示方式などは、いずれもその画像デ
ータ転送方式をCRTと同一方式をとり、その画面更新方
式もフレーム周波数を60Hz以上としたノン・インターレ
ース方式をとるため、一画面を構成する走査線総数が40
0から480本と1000本以上の大型フラツト表示パネルは得
られていない。この理由は、これらの表示パネルが駆動
原理上、メモリー性を有していないため、フリツカー防
止の点で、フレーム周波数60Hz以上のリフレツシユサイ
クルが必要で、従って1水平走査時間が10〜50μsec以
下の短い時間となり、良好なコントラストが得られなく
なっていた。
強誘電性液晶表示装置は、上述の表示装置を遥かに凌
ぐ大画面かつ高精細な表示が可能であるが、その低フレ
ーム周波数駆動のために先に述べたようなマン・マシー
ンインターフエースの表示装置に対応するためには、メ
モリー性を活かした部分書換え走査(書換え領域内の走
査線のみを走査する)方式が必要となっている。この部
分書換え走査方式は、例えば神辺らの米国特許第465561
号公報などに明らかにされている。
特に、強誘電性液晶表示装置で、マウスやカーソルな
どの移動表示、マルチウインドウのスクロール表示など
には、前述の部分書換え走査方式が適しているが、同一
時間に2つの異なる領域の部分書換え走査を行うことが
できないため、部分書換え走査開始アドレスと終了アド
レスとの指定によって部分書換え走査を行う方式の場合
では、マルチウインドウのスクロール表示中に、マウス
やカーソルなどの移動表示が行えない問題点があった。
例えば、ウインドウのスクロール表示およびポインテイ
ングデバイスの表示をあげ、その動きを想定してみる
と、まずウインドウスクロール表示の部分書換え走査要
求が発生し、表示パネルに対してスクロールの部分書換
え走査に入ったのちにポインテイングデバイスが動いて
も、ウインドウの最終走査線アドレスの走査を終了する
まではポインテイングデバイスの書換え走査に入ること
が出来ないため、ウインドウのサイズ(部分書換え走査
線の数)に応じてポインテイングデバイスが不連続に移
動する結果となり、移動表示が明らかに不自然となる問
題点があった。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、強誘電性液晶表示装置のマン・マシ
ーンインターフエースとしてのリアルタイムな操作法を
保った画面表示に適した情報処理装置を提供することに
ある。
本発明は、画像情報を格納する為のメモリと、該メモ
リから転送された画像情報に基づいて表示手段を駆動す
る為の駆動手段と、該メモリへの画像情報の格納と該駆
動手段への画像情報の転送を制御する為の制御手段と、
書き換えられた画像情報の走査時間に対応した時間をセ
ットする為のタイマーと、を有する情報処理システム及
び表示装置において、該制御手段は、該メモリから該駆
動手段に転送されている画像情報の表示優先順位と受信
した画像情報の表示優先順位とを比較した結果に応じ
て、該駆動手段への画像情報の転送終了まで該受信した
画像情報の該メモリへの格納を禁止する処理と、該駆動
手段への画像情報の転送を中止し該受信した画像情報を
該メモリに格納する処理と、のいずれかを行う手段であ
り、該メモリから該駆動手段に転送されている画像情報
の表示優先順位より該受信した画像情報の表示優先順位
が高いとき、該駆動手段への転送を中止し、該受信した
画像情報を該メモリに格納した後、該タイマーにセット
された該時間中、格納された画像情報を該メモリから該
駆動手段に転送するとともに該メモリへの画像情報の格
納を禁止することを特徴とする情報処理システム及び表
示装置である。本発明によれば、リフレッシュ走査や低
位の部分書き換え走査の為の画像情報の転送を中断し
て、高位の部分書換えを行うことができるので、フレー
ム周波数が低くとも良好な静止画像を維持するとともに
高速の動画表示を素早くも行うことができる。又、その
時の画像処理の量と時間を少なくすることができる。更
に、タイマによる表示パネルの走査時間の管理によっ
て、該走査とメモリのアクセスとの同期を容易にとるこ
とができ、表示画像の乱れや画像処理の誤動作を防止で
きる。
〔発明の態様の詳細な説明〕
第1図は、強誘電性液晶表示装置101及び表示情報の
供給源であるパーソナルコンピユータなどの本体装置側
にもうけられたグラフイツクスコントローラ102のブロ
ツク構成図である。また第2図は画像情報の通信タイミ
ングチヤートである。表示パネル103は、走査電極1120
本、情報電極1280本をマトリクス状に配し、配向処理を
施した2枚のガラス板の中に、強誘電性液晶を封入した
もので、走査線は走査線駆動回路104、情報線は情報線
駆動回路105にそれぞれ接続されている。
以下、図面にしたがって動作を説明する。グラフイツ
クスコントローラ102は走査電極を指定する走査線アド
レス情報とそのアドレス情報により指定される走査線上
の画像情報(PD0〜PD3)を液晶表示装置101の表示駆動
回路(走査線駆動回路104と情報線駆動回路105によって
構成)104/105に転送する。本実施例では走査線アドレ
ス情報と表示情報とを有する画像情報を同一伝送路にて
転送するため、前記2種類の情報を区別しなければなら
ない。この識別のための信号がAH/DLであり、このAH/DL
信号がHiレベルの時は、走査線アドレスの情報であるこ
とを示し、Loレベルの時は、表示情報であることを示し
ている。
走査線アドレス情報は、液晶表示装置101内の駆動制
御回路側111で、画像情報PD0〜PD3として転送されてく
る画像情報から抽出されたのち、指定された走査電極が
走査信号発生回路107によって駆動される一方、表示情
報は情報線駆動回路105内のシフトレジスタ108へ導か
れ、転送クロツクにて4画素単位でシフトされる。シフ
トレジスタ108にて水平方向の一走査線分のシフトが完
了すると、1280画素分の表示情報は併設されたラインメ
モリ109に転送され、一水平走査期間の間にわたって記
憶され、情報信号発生回路110から各情報電極に表示情
報信号として出力される。
また、本実施例では液晶表示装置101における表示パ
ネル103の駆動とグラフイツクスコントローラ102におけ
る走査線アドレス情報及び表示情報の発生とが非同期で
おこなわれているため、画像情報転送時に装置間(103/
102)の同期をとる必要がある。この同期を司る信号がS
YNCであり、一水平走査期間毎に液晶表示装置101内の駆
動制御回路111で発生する。グラフイツクスコントロー
ラ102側は常にSYNC信号を監視しており、SYNC信号がLo
レベルであれば画像情報の転送を行い。逆にHiレベルの
時には一水平走査線分の画像情報の転送終了後は転送を
行わない。すなわち、第2図において、グラフイツクス
コントローラ102側はSYNC信号がLoレベルになったこと
を検知すると、直ちにAH/DL信号をHiレベルにし一水平
走査線分の画像情報の転送を開始する。液晶表示装置10
1内の駆動制御回路111は、SYNC信号を画像情報転送期間
中にHiレベルにする。所定の一水平走査期間を経て表示
パネル103への書き込みが終了したのち駆動制御回路(F
LCDコントローラ)111は、SYNC信号を再びLoレベルに戻
し、次の走査線の画像情報を受け取ることができる。
本発明では、第3図に示す画面表示制御プログラムが
外部からの画面表示要求を図示する更新手順を介して受
付、かつ第1図に示す強誘電性液晶表示装置(FLCD)10
1への画像情報の転送制御を行う機能を持っている。こ
の画面表示制御プログラムは、既に表示された内容を書
き換える要求が少なくとも1回生じた場合、その書換え
領域とその書換えに必要なVRAM(画像情報格納用メモ
リ)への描画処理を表示優先順位に基づいて判断し、表
示装置101との同期をとりながら表示装置101へ送る画像
情報を選択して転送することができる。
第3図に示す交信手順には、ウインドウ・マネージヤ
ー31とオペレーテイング・システム(OS)32が用いられ
ている。オペレーテイング・システム(OS)32として
は、米国マイクロソフト社の「MS−DOS」(商品名)、
同社の「XENIX」(商品名)、米国AT&T社の「UNIX」
(商品名)や米国マイクロソフト社の「OS/2」(商品
名)が用いられ、またウインドウ・マネージヤー31とし
ては、米国マイクロソフト社の「MS−Windows ver1.0
3」または「Ver2.0」(いずれも商品名)、米国マイク
ロソフト社の「OS/2 Presentation Manager」(商品
名)、パブリツク・ドメインである「X−Window」や米
国デジタル・イクイツプメント社の「DEC−Window」
(商品名)が用いられる。図示するイベント・イミユレ
ータ33としては、1組の「MS−DOS&MS−Windows」や
「UNIX&X−Widow」などを用いることができる。
本発明は、第1図及び第2図に示した走査線アドレス
情報を持つ画像情報なるデータフォーマツト及びSYNC信
号による通信同期手段をとることにより、下述するフラ
フイツクスコントローラ側での部分書換え走査アルゴリ
ズムに基づく液晶表示装置を実現したものである。
画像情報の発生は、本体装置側のグラフイツクスコン
トローラ102にて行われ、第1図及び第2図に示した信
号転送手段にしたがって表示パネル103に転送される。
グラフイツクスコントローラ102はCPU(中央演算処理装
置、以下GCPU112と略す)およびVRAM(画像情報格納用
メモリ)を核にホストCPU113と液晶表示装置101間の画
像情報の管理や通信を司っており、本発明の制御方法は
おもにこのグラフイツクスコントローラ102上で実現さ
れるものである。
ここで、走査線アドレス情報を持つ画像情報なるデー
タフオーマツトをとるために走査線アドレス情報は、VR
AM114上に第7図のようにマツピングした。VRAM114を2
つの領域にわけ、一方を走査線アドレス情報領域に、他
方を表示情報領域に割り当てている。VRAM114上の情報
が表示パネル103の画素に対して1:1に対応するように、
画像情報を横1ライン分配置し、この1ライン分画像情
報の先端(左端)に走査線情報を埋め込んだ。GCPU112
は、VRAM114の左端から1ライン単位で情報を読みだ
し、液晶表示装置101へ送り出すことにより、走査線ア
ドレス情報を持つ画像情報なるデータフオーマツトを実
現している。
第4図は、マルチ・ウインドウとマルチ・タスクシス
テムでの複数の表示情報の表示要求があった場合の表示
画面4を示している。
表示要求41;マウス・フオントが斜めにスムーズに移動 表示要求42;あるウインドウがアクテイブ画面として選
択され、既に表示していた前のウインドウとオーバーラ
ツプした部分を前面に表示 表示要求43;キーボードからの入力による文字挿入 表示要求44;既に表示していた前の文字の移動(矢印方
向への文字移動) 表示要求45;オーバーラツプエリアの表示変更 表示要求46;ノン・アクテイブ・ウインドウの表示 表示要求47;ノン・アクテイブ・ウインドウのスクロー
ル表示 表示要求48;全面リフレツシユ走査表示 下記表1は前述した表示要求41〜48に相当するグラフ
イツク・イベントの表示優先順位を示す。
表中の「部分書換え」は部分書換え領域の走査線のみ
を走査する駆動方式、「マルト・フイールド・リフレツ
シユ」はマルチ・インターレース走査でNフイールド
(N=2,4,8…2N)走査による一フレーム走査方式(特
願昭62−287172号に記載の駆動方式)である。「表示優
先順位」は、予め指定した順位で、本実施例では、マン
・マシーンインターフエースの操作性を重点にしたもの
で、グラフイツク・イベント41(マウス移動表示)を最
高レベルの最優先表示とし、次いでグラフイツク・イベ
ント43,44,47および48の順の優先表示順位とした。又、
「描画操作」は、グラフイツク・プロセツサの内部的な
描画操作を表わしている。
マウスの移動表示が最も表示優先度が高いのは、ポイ
ンテイング・デバイスの目的が、最もオペレーターの意
図を迅速に(リアルタイム)コンピユータに反映しなけ
ればならないためである。次に重要なのはキーボードか
らの文字入力であるが、これは通常バツフアリングされ
ており、リアルタイム性は高いとは云えマウスに比べて
低い。このキー入力による結果としてのウインドウ内の
画面更新は必ずしもキー入力と同一時間である必要はな
く、キー入力している行のほうが優先度が高い。他のウ
インドウ内でのスクロールとオーバーラツプエリアの表
示関係システム設定で変化するが、マルチ・タスク下で
は当然ながら起こり得ることであり、ここではアクテイ
ブ・ウインドウ下に潜り込んでの行スクロールが行われ
ているとしている。
本発明では、第3図に示す画面表示制御プログラムが
外部からの画面表示要求41〜48を図示する交信手順を介
して受付け、且つ第1図に示す強誘電性液晶表示装置
(FLCD)101への画像情報の転送制御を行う機能をもっ
ている。この画面表示制御プログラムは、既に表示され
た内容を書換える要求が少なくとも1回生じた場合、そ
の書換え領域とその書換えに必要なVRAM(画像情報格納
用メモリ)114への描画処理を表示優先順位に基づいて
判断し、表示装置101との同期をとりながら表示装置101
へ送る画像情報を選択して転送することができる。
第5図はグラフイツクスコントローラ102のブロツク
図である。本発明で用いたグラフイツクスコントローラ
102の従来のものと大きく相違している点は、グラフイ
ツク・プロセツサが自身専用のシステムメモリ502を持
ち、RAM503とROM504の管理のみならず、RAM503への描画
命令の実行と管理を行なうとともに、デジタル・インタ
ーフエース505からFLCDコントローラへの情報転送とFLC
Dの駆動方法の管理などを独立にプログラムできる点、
及びタイマ115がFLCDコントローラへの情報転送の管理
をできる点にある。
第6図は、本発明の部分書換えのアルゴリズムであ
る。強誘電性液晶表示装置101にとって部分書換えの必
要な表示情報(ポインテイングデバイスやポツプアツプ
メニユーなど)を予めGCPU112に登録しておき、ホストC
PU113からの情報に対して部分書換えが必要と判断した
とき部分書換えルーチンに移る。
部分書換えルーチンでは、まず最初に部分書換え終了
後に、通常リフレツシユルーチンに戻るための情報とし
て、第6図に示す分岐(高位の部分書換え要求発生?)
直前の走査線アドレスと残りの走査線数をGCPU112内の
予め用意されたレジスタに退避させる。次に、部分書換
えに伴う画像情報をVRAM114に格納するが、ホストCPU11
3は、GCPU112経由でのみVRAM114をアクセスすることが
許されているため、部分書換えに伴う画像情報のVRAM11
4上への格納開始アドレス及び格納領域は、GCPU112が管
理している。
VRAM114に対する画像情報の格納終了後、画像情報のV
RAM114への格納と表示パネル103の部分書換え走査との
同期をとるために、部分書換え走査本数をタイマー115
にセツトする。このタイマー115は、1ライン走査毎に
設定本数をカウントダウンし、部分書換え走査本数終了
になるとGCPU112に対して割り込みを発生する。また、G
CPU112は、タイマー115から割り込み発生するまで画像
情報のグラフイツク・イベントの種類によってはVRAM11
4へのアクセスを禁止、または許可の判断をしながら処
理を行っている。ここで、VRAM114へのアクセスが禁止
されている場合、駆動制御回路111への画像情報の転送
を開始し、上記記号転送方式に準拠した形で1ライン単
位で行われ、さらに高位の優先順位の部分書換え要求が
ない場合は、タイマー115から部分書換え走査終了の割
り込みが発生するまで、画像情報を駆動制御回路111へ
転送する。部分書換え情報の転送を終了したら、VRAM11
4へのアクセスを許可しリフレツシユ駆動を再開する。
一方、VRAM114へのアクセスが許可されていて、高位
の部分書換え要求がない場合、タイマー115からの割り
込みを受け付けるまでプロセス処理(例えばフオント情
報のVRAM114以外のRAM(図示せず)への格納、ホストCP
U113との通信等)やVRAM114への画像情報格納処理(途
中からVRAM114の情報が変更されても不都合の起こらな
いスクロール等)をGCPU112が管理しつつ、実行する。
そしてタイマー115からの割り込みをGCPUが受け付けた
ら、前面リフレツシユ駆動を再開する。
本発明の情報処理システムでは、タイマー115によっ
て表示パネル105での部分書換え走査時間(部分書換え
走査本数×水平走査時間)を管理することによって、同
時にその時間内に現在実行中の部分書換え走査とVRAM11
4との同期の妨げとならずに、VRAM114に新しい画像情報
が格納処理される。
このように画像情報の部分書換えが発生した場合、タ
イマー115で部分書換え走査本数を管理することによ
り、パネル103の部分書換え走査と、VRAM114への画像情
報の格納との同期をとることができ、かつVRAM114のア
クセスを禁止されていない処理の実行が部分書換えと同
時に実行可能となりGCPU112における処理速度が速くな
る。
第8図は、本発明で用いたマルケ・インターレース駆
動方式の駆動波形例である。第8図には(4M−3)フイ
ールドF4M-3、(4M−2)フイールドF4M-2、(4M−1)
フイールドF4M-1と4MフイールドF4M(ここで、1フイー
ルドとは1垂直走査期間のことである。M=1,2,3…)
における4n−3番目の走査電極に印加する走査選択信号
S4n-3(n=1,2,3…),4n−2番目の走査電極に印加す
る走査選択信号S4n-2、4n−1番目の走査電極に印加す
る走査選択信号S4n-1と4n番目の走査電極に印加する走
査選択信号S4nが示されている。第8図によれば、走査
選択信号S4n-3は、(4M−3)フイールドF4M-3と(4M−
1)フイールドF4M-1(M=1,2,3…)の同一位相におけ
る電圧極性(走査非選択信号の電圧を基準にした電圧極
性)が互いに逆極性になっており、かつ(4M−2)フイ
ールドF4M-2と4MフイールドF4Mでは走査しないようにな
っており、走査選択信号S4n-1も同様である。更に、1
フイールド期間内で印加された走査選択信号S4n-3とS
4n-1は、互いに相違した電圧波形となっており、同一位
相の電圧極性が互いに逆極性となっている。
同様に走査選択信号S4n-2は、(4M−2)フイールドF
4M-2と4MフイールドF4Mの同一位相における電圧極性
(走査非選択信号の電圧を基準にした電圧極性)が互い
に逆極性になっており、かつ(4M−3)フイールドF
4M-3と(4M−1)フイールドF4M-1では走査しないよう
になっており、走査選択信号S4nも同様である。さら
に、1フイールド期間内で印加された走査選択信号S
4n-2とS4nは、互いに相違した電圧波形となっており、
同位相の電圧極性が互いに逆極性となっている。
また、第8図の走査駆動波形例では、画面が一斉に休
止(例えば画面を構成する全画素に一斉に電圧0を印加
する)するための位相が第3番目に設けられ、走査選択
信号の3番目の位相が電圧0(走査非選択信号の電圧と
同一レベル)に設定されている。
また、第8図によれば、(4M−3)番目のフイールド
F4M-3で信号電極に印加する情報信号としては、走査選
択信号S4n-3に対しては白信号(走査選択信号S4n-3との
合成により、2番目の位相で強誘電性液晶のしきい値電
圧を越えた電圧3V0が印加されて白の画素を形成する)
と保持信号(走査選択信号S4n-3との合成により、画素
に強誘電性液晶のしきい値電圧より小さい電圧±V0が印
加される)とが選択的に印加され、走査選択信号S4n-1
に対しては黒信号(走査選択信号S4n-1との合成によ
り、2番目の位相で強誘電性液晶のしきい値電圧を越え
た電圧−3V0が印加えるされて黒の画素を形成する)と
保持信号(走査選択信号S4n-1との合成により、画素に
強誘電性液晶のしきい値電圧より小さい電圧±V0が印加
される)とが選択的に印加される。そして、(4n−2)
番目及び(4n)番目の走査電極には走査非選択信号が印
加されているので、そのまま情報信号が印加される。
上述の(4M−3)フイールドF4M-3の書き込みに続く
(4M−2)フイールドF4M-2で、信号電極に印加する情
報信号としては、走査選択信号S4n-2に対しては、上述
と同様の黒信号と保持信号とが選択的に印加され、走査
選択信号S4nに対しては、上述と同様の白信号保持信号
とが選択的に印加される。そして(4n−3)番目および
4n−1)番目の走査電極には走査非選択信号が印加され
るので、そのまま情報信号が印加される。
また、(4M−2)フイールドF4M-2に続く(4M−1)
フイールドF4M-1で、信号電極に印加する情報信号とし
ては、走査選択信号S4n-3に対しては、上述と同様の黒
信号と保持信号とが選択的に印加され、走査選択信号S
4n-1に対しては、上述と同様の白信号と保持信号とが選
択的に印加される。そして(4n−2)番目および4n番目
の走査電極には走査非信号が印加されるので、そのまま
情報信号が印加される。
(4M−1)フイールドF4M-1に続く4MフイールドF
4Mで、信号電極に印加する情報信号としては、走査選択
信号S4n-2に対しては、上述と同様の黒信号と保持信号
とが選択的に印加され、走査選択信号S4nに対しては、
上述と同様の白信号と保持信号とが選択的に印加され
る。そして(4n−3)番目および(4n−1)番目の走査
電極には走査非選択信号が印加されるので、そのまま情
報信号が印加される。
第9図(A),(B)および(C)は第8図に示す駆
動波形によって第9図(D)に示す表示状態を書き込ん
だときのタイミングチヤートを示している。第9図
(D)中、○は白の画素、●は黒の画素を表わしてい
る。また、第9図(B)のI1−S1は走査電極S1と信号電
極I1との交点に印加された電圧の時系列波形である。I2
−S1は走査電極S1と信号電極I2との交点に印加された電
圧の時系列波形である。同様に、I1−S2は走査電極S2
信号電極I1との交点に印加された電圧の時系列波形であ
る。I2−S2は走査電極S2と信号電極I2との交点に印加さ
れた電圧の時系列波形である。
また、本発明は上述の駆動波形に限定されるものでは
なく、例えば走査線を4本おき、5本おき、6本おき、
7本おき、好ましくは8本以上おきに走査することがで
きる。また、走査選択信号は、第8図に示すようにフイ
ールド毎に極性反転した波形であってもよく、また、フ
イールド毎に同一波形としたものであってもよい。
第10図は、強誘電性液晶セルの例を模式的に描いたも
のである。1001aと1001bは、In2O3,SnO2やITO(インジ
ウム−テイン−オキサイド)等の透明電極がコートされ
た基板(ガラス板)であり、その間に液晶分子層1002が
ガラス面に垂直になるように配向したSmC層の液晶が
封入されている。太線で示した線1003が液晶分子を表わ
しており、この液晶分子1003は、その分子に直交した方
向に双極子モーメント(P⊥)104を有している。基板1
001aと1001b上の電極間に一定のしきい値以上の電圧を
印加すると、液晶分子1003のらせん構造がほどけ、双極
子モーメント(P⊥)104はすべて電界方向に向くよ
う、液晶分子1003の配向方向を変えることができる。液
晶分子1003は細長い形状を有しており、その長軸方向と
短軸方向で屈折率異方性を示し、従って例えばガラス面
の上下に互いにクロスニコルの位置関係に配置した偏光
子を置けば、電圧印加極性によって光学特性が変わる液
晶光学変調素子となることは、容易に理解される。さら
に液晶セルの厚さを十分に薄くした場合(たとえば1
μ)には、第11図に示すように電界を印加していない状
態でも液晶分子のらせん構造はほどけ、その双極子モー
メントPaまたはPbは上向き(1104a)または下向き(110
4b)のどちらかの状態をとる。このようなセルに、第11
図に示す如く一定のしきい値以上の極性の異なる電界Ea
またはEbを所定時間付与すると、双極子モーメントは電
界EaまたはEbの電界ベクトルに対して上向き1104aまた
は下向き1104bと向きを変え、それに応じて液晶分子は
第1の安定状態1103aかあるいは第2の安定状態1103bの
いずれか一方に配向する。
この様な強誘電性液晶を光学変調素子として用いるこ
との利点は2つある。第1に応答速度が極めて速いこ
と、第2に液晶分子の配向が双安定状態を有することで
ある。
第2の点を例えば第11図によって説明すると、電界Ea
を印加すると液晶は第1の安定状態1103aに配向する
が、この状態は電界を切っても安定である。また、逆向
きの電界Ebを印加すると液晶は第2の安定状態1103bに
配向して、その分子の向きを変えるが、やはり電界を切
ってもこの状態を保っている。また、与える電界Eaが一
定のしきい値を越えない限り、それぞれの配向状態にや
はり維持されている。このような応答速度の速さと双安
定性が有効に実現されるには、セルとしてはできるだけ
薄い方が好ましく、一般的には0.5μ〜20μ、特に1μ
〜5μが適している 〔発明の効果〕 以上説明したように、走査を中断して、メモリの書き
換えを行うか、タイマーを用いて部分書き換え走査時間
を管理してメモリへのアクセスを禁止する処理を行うか
を判断することにより、高速な表示アプリケーションを
強誘電性液晶表示装置のような低フレーム周波数の表示
装置に適用でき、スムーズかつ高速な移動表示を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は液晶表示装置とグラフイツクスコントローラを
示すブロツク構成図、第2図は液晶表示装置とグラフイ
ツクスコントローラとの間の画面情報通信タイミングチ
ヤート図である。第3図は本発明で用いた表示制御プロ
グラムのブロツク図である。第4図は、複数のグラフイ
ツク・イベントを模式的に示した表示画面図である。第
5図はグラフイツクスコントローラ102のブロツク図で
ある。第6図は本発明で用いた部分書換えのためのアル
ゴリズムを示すシーケンス図である。第7図は本発明で
用いたVRAM上の走査線アドレス情報と表示情報のデータ
マツピングを示す説明図である。第8図(A)及び
(B)は本発明で用いた駆動波形図で、第9図(A)〜
(C)はそのタイミングチヤート図で、第9図(D)は
その時の画素の表示状態を示す模式図である。第10図及
び第11図は本発明で用いた強誘電性液晶セルの斜視図で
ある。

Claims (34)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を格納する為のメモリと、該メモ
    リから転送された画像情報に基づいて表示手段を駆動す
    る為の駆動手段と、該メモリへの画像情報の格納と該駆
    動手段への画像情報の転送を制御する為の制御手段と、
    書き換えられた画像情報の走査時間に対応した時間をセ
    ットする為のタイマーと、を有する情報処理システムに
    おいて、 該制御手段は、該メモリから該駆動手段に転送されてい
    る画像情報の表示優先順位と受信した画像情報の表示優
    先順位とを比較した結果に応じて、該駆動手段への画像
    情報の転送終了まで該受信した画像情報の該メモリへの
    格納を禁止する処理と、該駆動手段への画像情報の転送
    を中止し該受信した画像情報を該メモリに格納する処理
    と、のいずれかを行う手段であり、 該メモリから該駆動手段に転送されている画像情報の表
    示優先順位より該受信した画像情報の表示優先順位が高
    いとき、該駆動手段への転送を中止し、該受信した画像
    情報を該メモリに格納した後、該タイマーにセットされ
    た該時間中、格納された画像情報を該メモリから該駆動
    手段に転送するとともに該メモリへの画像情報の格納を
    禁止することを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】該メモリに格納される画像情報は、走査線
    を選択するための走査線アドレス情報と該走査線アドレ
    ス情報により選択される走査線上の画素の表示状態を決
    めるための表示情報であることを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】該メモリから該駆動手段に転送される画像
    情報は、走査線を選択するための走査線アドレス情報と
    該走査線アドレス情報により選択される走査線上の画素
    の表示状態を決めるための表示情報であり、該走査線ア
    ドレス情報と該表示情報は複数の転送経路上をシリアル
    に転送されることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理システム。
  4. 【請求項4】該駆動手段は走査線駆動回路と情報線駆動
    回路路とこれらを制御する駆動制御回路とを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】ポインティングデバイスの移動表示の画像
    情報の表示優先順位が最高位である請求項1に記載の情
    報処理システム。
  6. 【請求項6】全面リフレッシュ走査による表示の画像情
    報の表示優先順位が最低位である請求項1に記載の情報
    処理システム。
  7. 【請求項7】該表示手段によるリフレッシュ走査の為の
    画像情報を該駆動手段に転送している時に、部分書き換
    えの為の画像情報を受信した場合には、 該駆動手段への転送を中止し、受信した画像情報を該メ
    モリに格納した後、書き換えられた画像情報の走査時間
    に対応した時間を該タイマーにセットし、該タイマーに
    セットされた該時間中、格納された画像情報を、該メモ
    リから該駆動手段に転送するとともに該メモリへの画像
    情報の格納を禁止し、該時間終了後該リフレッシュ走査
    の為の画像情報の転送を再開する請求項1に記載の情報
    処理システム。
  8. 【請求項8】該リフレッシュ走査は、インターレース走
    査方式でなされることを特徴とする請求項6又は7に記
    載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】画像情報を格納する為のメモリと、該メモ
    リから転送された画像情報に基づいて表示手段を駆動す
    る為の駆動手段と、該メモリへの画像情報の格納と該駆
    動手段への画像情報の転送を制御する為の制御手段と、
    タイマーと、を有する情報処理システムにおいて、 該制御手段は、 該メモリから該駆動手段に転送されている画像情報の表
    示優先順位と受信した画像情報の表示優先順位とを比較
    した結果に応じて、該駆動手段への画像情報の転送終了
    まで該受信した画像情報の該メモリへの格納を禁止する
    処理と、該駆動手段への画像情報の転送を中止し該受信
    した画像情報を該メモリに格納する処理と、のいずれか
    を選択するプログラムであって、 該メモリから該駆動手段に転送されている画像情報の表
    示優先順位より該受信した画像情報の表示優先順位が高
    い場合には、該駆動手段への転送を中止し、該受信した
    画像情報を該メモリに格納した後、書き換えられた画像
    情報の走査時間に対応した時間を該タイマーにセット
    し、該タイマーにセットされた該時間中、格納された画
    像情報を、該メモリから該駆動手段に転送するとともに
    該メモリへの画像情報の格納を禁止するプログラムを実
    行する手段であることを特徴とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】該メモリに格納される画像情報は、走査
    線を選択するための走査線アドレス情報と該走査線アド
    レス情報により選択される走査線上の画素の表示状態を
    決めるための表示情報であることを特徴とする請求項9
    に記載の情報処理システム。
  11. 【請求項11】該メモリから該駆動手段に転送される画
    像情報は、走査線を選択するための走査線アドレス情報
    と該走査線アドレス情報により選択される走査線上の画
    素の表示状態を決めるための表示情報であり、該走査線
    アドレス情報と該表示情報は複数の転送経路上をシリア
    ルに転送されることを特徴とする請求項9に記載の情報
    処理システム。
  12. 【請求項12】該駆動手段は走査線駆動回路と情報線駆
    動回路路とこれらを制御する駆動制御回路とを含むこと
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】ポインティングデバイスの移動表示の画
    像情報の表示優先順位が最高位である請求項9に記載の
    情報処理システム。
  14. 【請求項14】全面リフレッシュ走査による表示の画像
    情報の表示優先順位が最低位である請求項9に記載の情
    報処理システム。
  15. 【請求項15】該表示手段によるリフレッシュ走査の為
    の画像情報を該駆動手段に転送している時に、部分書き
    換えの為の画像情報を受信した場合には、 該駆動手段への転送を中止し、受信した画像情報を該メ
    モリに格納した後、書き換えられた画像情報の走査時間
    に対応した時間を該タイマーにセットし、該タイマーに
    セットされた該時間中、格納された画像情報を、該メモ
    リから該駆動手段に転送するとともに該メモリへの画像
    情報の格納を禁止し、該時間終了後該リフレッシュ走査
    の為の画像情報の転送を再開する請求項9に記載の情報
    処理システム。
  16. 【請求項16】該リフレッシュ走査は、インターレース
    走査方式でなされることを特徴とする請求項14又は15に
    記載の情報処理システム。
  17. 【請求項17】メモリ性を有する表示手段と、画像情報
    を格納する為のメモリと、該メモリから転送された画像
    情報に基づいて表示手段を駆動する為の駆動手段と、該
    メモリへの画像情報の格納と該駆動手段への画像情報の
    転送を制御する為の制御手段と、書き換えられた画像情
    報の走査時間に対応した時間をセットする為のタイマー
    と、を有する表示装置において、 該制御手段は、該メモリから該駆動手段に転送されてい
    る画像情報の表示優先順位と受信した画像情報の表示優
    先順位とを比較した結果に応じて、該駆動手段への画像
    情報の転送終了まで該受信した画像情報の該メモリへの
    格納を禁止する処理と、該駆動手段への画像情報の転送
    を中止し該受信した画像情報を該メモリに格納する処理
    と、のいずれかを行う手段であり、 該メモリから該駆動手段に転送されている画像情報の表
    示優先順位より該受信した画像情報の表示優先順位が高
    いとき、該駆動手段への転送を中止し、該受信した画像
    情報を該メモリに格納した後、該タイマーにセットされ
    た該時間中、格納された画像情報を該メモリから該駆動
    手段に転送するとともに該メモリへの画像情報の格納を
    禁止することを特徴とする表示装置。
  18. 【請求項18】該メモリに格納される画像情報は、走査
    線を選択するための走査線アドレス情報と該走査線アド
    レス情報により選択される走査線上の画素の表示状態を
    決めるための表示情報であることを特徴とする請求項17
    に記載の情報処理システム。
  19. 【請求項19】該メモリから該駆動手段に転送される画
    像情報は、走査線を選択するための走査線アドレス情報
    と該走査線アドレス情報により選択される走査線上の画
    素の表示状態を決めるための表示情報であり、該走査線
    アドレス情報と該表示情報は複数の転送経路上をシリア
    ルに転送されることを特徴とする請求項17に記載の表示
    装置。
  20. 【請求項20】該駆動手段は走査線駆動回路と情報線駆
    動回路路とこれらを制御する駆動制御回路とを含むこと
    を特徴とする請求項17に記載の表示装置。
  21. 【請求項21】ポインティングデバイスの移動表示の画
    像情報の表示優先順位が最高位である請求項17に記載の
    表示装置。
  22. 【請求項22】全面リフレッシュ走査による表示の画像
    情報の表示優先順位が最低位である請求項17に記載の表
    示装置。
  23. 【請求項23】該表示手段によるリフレッシュ走査の為
    の画像情報を該駆動手段に転送している時に、部分書き
    換えの為の画像情報を受信した場合には、 該駆動手段への転送を中止し、受信した画像情報を該メ
    モリに格納した後、書き換えられた画像情報の走査時間
    に対応した時間を該タイマーにセットし、該タイマーに
    セットされた該時間中、格納された画像情報を、該メモ
    リから該駆動手段に転送するとともに該メモリへの画像
    情報の格納を禁止し、該時間終了後該リフレッシュ走査
    の為の画像情報の転送を再開する請求項17に記載の表示
    装置。
  24. 【請求項24】該リフレッシュ走査は、インターレース
    走査方式でなされることを特徴とする請求項22又は23に
    記載の表示装置。
  25. 【請求項25】前記表示手段は強誘電性液晶表示パネル
    であることを特徴とする請求項17に記載の表示装置。
  26. 【請求項26】メモリ性を有する表示手段と、画像情報
    を格納格納する為のメモリと、該メモリから転送された
    画像情報に基づいて表示手段を駆動する為の駆動手段
    と、該メモリへの画像情報の格納と前駆動手段への画像
    情報の転送を制御する為の制御手段と、タイマーと、を
    有する表示装置において、 該制御手段は、 該メモリから該駆動手段に転送されている画像情報の表
    示優先順位と受信した画像情報の表示優先順位とを比較
    した結果に応じて、該駆動手段への画像情報の転送終了
    まで該受信した画像情報の該メモリへの格納を禁止する
    処理と、該駆動手段への画像情報の転送を中止し該受信
    した画像情報を該メモリに格納する処理と、のいずれか
    を選択するプログラムであって、 該メモリから該駆動手段に転送されている画像情報の表
    示優先順位より該受信した画像情報の表示優先順位が高
    い場合には、該駆動手段への転送を中止し、該受信した
    画像情報を該メモリに格納した後、書き換えられた画像
    情報の走査時間に対応した時間を該タイマーにセット
    し、該タイマーにセットされた該時間中、格納された画
    像情報を、該メモリから該駆動手段に転送するとともに
    該メモリへの画像情報の格納を禁止するプログラムを実
    行する手段であることを特徴とする表示装置。
  27. 【請求項27】該メモリに格納される画像情報は、走査
    線を選択するための走査線アドレス情報と該走査線アド
    レス情報により選択される走査線上の画素の表示状態を
    決めるための表示情報であることを特徴とする請求項26
    に記載の情報処理システム。
  28. 【請求項28】該メモリから該駆動手段に転送される画
    像情報は、走査線を選択するための走査線アドレス情報
    と該走査線アドレス情報により選択される走査線上の画
    素の表示状態を決めるための表示情報であり、該走査線
    アドレス情報と該表示情報は複数の転送経路上をシリア
    ルに転送されることを特徴とする請求項26に記載の表示
    装置。
  29. 【請求項29】該駆動手段は走査線駆動回路と情報線駆
    動回路路とこれらを制御する駆動制御回路とを含むこと
    を特徴とする請求項26に記載の表示装置。
  30. 【請求項30】ポインティングデバイスの移動表示の画
    像情報の表示優先順位が最高位である請求項26に記載の
    表示装置。
  31. 【請求項31】全面リフレッシュ走査による表示の画像
    情報の表示優先順位が最低位である請求項26に記載の表
    示装置。
  32. 【請求項32】該表示手段によるリフレッシュ走査の為
    の画像情報を該駆動手段に転送している時に、部分書き
    換えの為の画像情報を受信した場合には、 該駆動手段への転送を中止し、受信した画像情報を該メ
    モリに格納した後、書き換えられた画像情報の走査時間
    に対応した時間を該タイマーにセットし、該タイマーに
    セットされた該時間中、格納された画像情報を、該メモ
    リから該駆動手段に転送するとともに該メモリへの画像
    情報の格納を禁止し、該時間終了後該リフレッシュ走査
    の為の画像情報の転送を再開する請求項26に記載の表示
    装置。
  33. 【請求項33】該リフレッシュ走査は、インターレース
    走査方式でなされることを特徴とする請求項31又は32に
    記載の表示装置。
  34. 【請求項34】前記表示手段は強誘電性液晶表示パネル
    であることを特徴とする請求項26に記載の表示装置。
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