JP3483291B2 - 液晶素子の駆動方法および駆動装置ならびにそれらを用いた表示装置 - Google Patents

液晶素子の駆動方法および駆動装置ならびにそれらを用いた表示装置

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JP3483291B2
JP3483291B2 JP04178494A JP4178494A JP3483291B2 JP 3483291 B2 JP3483291 B2 JP 3483291B2 JP 04178494 A JP04178494 A JP 04178494A JP 4178494 A JP4178494 A JP 4178494A JP 3483291 B2 JP3483291 B2 JP 3483291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ効果をもつ液晶
素子の駆動方法および装置ならびにこれらの素子および
装置を備えた表示装置に関し、特に走査信号線と情報信
号線をマトリクス状に配し、走査信号および情報信号を
各々印加して駆動することにより映像情報を表示するた
めの液晶素子であって、その液晶がメモリ性を有してい
る液晶素子の駆動方法および装置ならびにそれらを有す
る液晶表示装置に関する。このような表示装置は、テレ
ビ受像機、ビデオカメラのビューファインダー、コンピ
ュータの端末用モニター等の表示装置、あるいは光バル
ブをもつプロジェクター等の表示装置として用いられ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンピュータ端末表示装置とし
ては、リフレッシュスキャン型CRTが主に使用されて
おり、フリッカ(画面のちらつき)防止の点から60H
z以上のフレーム周波数が採用されている。そして画面
内情報の移動表示(マウス、アイコン等の移動)の視認
性を良くする上でノン・インターレース方式も採用され
ている。このため、表示分解能が高くなればなるほど高
パワーを要し、駆動制御部も大型化してコスト高となっ
ている。なお、TVでは動画表示と駆動制御システムの
簡便化の点からインターレース方式で、フィールド周波
数60Hz、フレーム周波数30Hzとなっている。
【0003】近年、このCRTの大型・高パワー化に対
する不便さから、フラットパネルディスプレイに注目が
集まっている。
【0004】現在、フラットパネルディスプレイとして
はいくつかの方式がある。例えば、ツイストネマチック
液晶の高時分割方式(STN)、その変形である白黒表
示を狙った方式(NTN)、またはプラズマ表示方式な
どは、いずれもその画像データ転送方式としてCRTと
同一の方式を採り、その画面更新方式もフレーム周波数
を60Hz以上としたノン・インターレース方式を採
る。この理由は、これらの表示パネルが表示原理上、メ
モリ性を持っていないため、フリッカ防止の点からフレ
ーム周波数60Hz以上のリフレッシュサイクルが必要
であることによる。また、ツイストネマチック液晶の各
画素にスイッチングトランジスタもしくは非線形素子を
作り込む方式(TFT、MIM、TFDなど)において
も、画像情報を保持しておけるのは、最大でも1フレー
ム以内であるため、上記各方式同様に、60Hz以上の
リフレッシュサイクルを必要とする。
【0005】一方、強誘電性液晶を用いた表示装置は、
一度表示した画像情報を保持できるという特徴(メモリ
性)を有しているため、上述の各種表示装置をはるかに
しのぐ大画面かつ高精細な表示が可能である。しかし、
低フレーム周波数駆動であるが故に、マン・マシンイン
ターフェイスの表示装置に対応するためには、メモリ性
を活かした部分書き換え走査(画像情報の変化した走査
線のみ走査(駆動)する)方式が必要である。この部分
書換走査方式に関しては、例えば神辺らの米国特許第
4,655,561号公報などで提案された方式を基
に、本発明者らが提案した、特開昭63−285141
号公報、あるいは特開昭63−65494号公報等にお
ける、メモリ性を持った表示装置において高解像度表示
を行うための「低フレーム周波数駆動(マルチインター
レース走査)+部分書換走査」なる方法によって実現が
試みられている。
【0006】また、特開平5−27716号公報などに
より画像情報変更がある場合には部分書換を行ない、変
更のない場合には液晶表示素子に電圧を加えない「メモ
リ表示」なる方法が開示されており、消費電力の軽減お
よび耐久性の向上を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、これまで
の液晶表示素子の駆動制御方法においては、画像情報に
変更があったとき部分書換走査を行い、変更のないとき
には マルチインターレース等による全画面リフレッシュ走
査を続けるか、 信号の印加をやめてメモリ表示を行うか、 のいずれかを行っていた。
【0008】しかしながら、の全画面リフレッシュ走
査においては、長時間同一の画像を表示することにより
画質が劣化する場合がある。それを改善できるのメモ
リ表示方式においては、駆動時とメモリ表示時のコント
ラストが異なるため、駆動手段の切換時にちらつきを生
じてしまう場合がある。
【0009】本発明は、上述した技術課題に鑑みてなさ
れたもので、表示装置において、コントラストの変動を
抑制し、かつ画質劣化を少なくすることを目的とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
、本発明の態様によれば、走査電極群と情報電極群
によってマトリクス状に画素を構成する液晶表示パネル
と、液晶表示パネル内に配置され、走査電極群と情報電
極群を介して印加される電場により駆動される液晶と、
液晶表示パネルで表示すべき画像情報を記憶する画像情
報記憶回路と、画像情報記憶回路に記憶されている画像
情報に基づき、走査電極群に走査信号を、情報電極群に
情報信号を印加する駆動手段と、液晶表示パネルの表示
を液晶に電圧を加えずに保持するメモリ表示手段と、画
像情報記憶回路に記憶されている画像情報が変更された
ことを検出する変更検出回路と、変更検出回路による検
出結果に応じて、液晶を駆動手段による通常表示状態と
メモリ表示手段によるメモリ表示状態とに切り換えると
ともに、表示状態を切り換える際、所定の切り換え期間
をかけて液晶への印加波形を徐々に変化させる駆動制御
回路とを具備することを特徴とする。ここで、前記駆動
制御回路が前記切り換え期間内に駆動波形の振幅または
パルス幅を変化させるとよい
【0016】
【作用】以下、本発明を具体例について説明するが、本
発明は、本発明の目的が達成されるものであればよく、
種々の構成要素が代替物や均等物へ置換されたものであ
ってもよい。
【0017】図1は、本発明の具体例を示す表示装置の
ブロック図である。同図において、18は表示素子とし
ての液晶とマトリクス電極を含み多数の画素を有する液
晶表示パネルである。111は表示素子18用の駆動装
置であり、リフレッシュ走査および非リフレッシュ走査
を選択的に行うことのできる走査回路を含んでいる。1
12は駆動装置111用の制御装置であり、CPUの制
御の下でリフレッシュ走査を行うモードと非リフレッシ
ュ走査を行うモードとを選択するために2つの信号CS
1またはCS2を選択的に駆動装置111に供給する。
113は、上記モードを選択するための基準となる信号
を発生するモード選択信号発生回路であり、表示すべき
画像情報を格納するメモリ(VRAM)を有し、該メモ
リの格納情報に変更があるか否かを検出し、検出信号を
CPUに供給する。114は、表示すべき画像情報を発
生する信号源であり、イメージセンサーやアプリケーシ
ョンプログラムの実行されるコンピュータなどを含む。
【0018】図2は、図1の表示装置の駆動制御方法を
説明するためのフローチャートである。
【0019】リフレッシュ走査により表示が行なわれる
場合、例えば1フレーム毎に表示すべき情報に変更があ
るか否かを確認する(SS2)。変更があればステップ
SS1に戻り、リフレッシュ走査を行って新たな画像情
報を表示する。変更がなければステップSS3に進み、
画素のメモリ効果を利用して、表示されている画像を実
質的に変更せずに保持する。
【0020】本発明においては、ステップSS3におい
て、マトリクス電極に信号を供給して画素の液晶分子の
状態を若干変化させる。つまり、画素の液晶に電界が加
わることで、画素の透過率が変化する。但しこの透過率
の変化によっても表示状態は実質的に変化しないよう
に、印加する信号のパルス幅、振幅、周波数等を選択設
計しておく。具体的には、強誘電性液晶の場合は、双安
定状態の一方にある液晶分子の配向状態を変えることは
ないが、分子が揺らぐような信号を与える。アクティブ
マトリクスによるメモリ効果をもつ画素の場合には、共
通電極の電位を若干変動させた後、元に戻すような信号
を加える。
【0021】以上のシーケンスは、全画素の表示状態の
変更を前提に述べたが、画面の一部分の表示状態に着目
してなされてもよい。
【0022】従来の駆動方法においては、ステップSS
3の場合には、画素に電界が印加されなかったために、
ステップSS1のリフレッシュ走査のときのコントラス
トや輝度と、ステップSS3の時のコントラストや輝度
との間の差が大きすぎて、モードの変更によるチラツキ
が表示画面上で目立ってしまっていた。これに対して本
発明では、上述した信号を印加することで差を小さくで
きる。すなわち、本発明によれば、通常のリフレッシュ
走査時と、メモリ効果を利用した非リフレッシュ走査時
との間のコントラストや輝度の差が小さくなり、良好な
表示品位が得られる。
【0023】本発明に用いられる液晶としては、単純マ
トリクス型の場合は強誘電性を示すスメクチック液晶、
アクティブマトリクス型の場合にはネマチック液晶が用
いられる。
【0024】また、液晶を挟持する一対の基板内面と液
晶分子とのなす角であるプレチルト角が20°以下、よ
り好ましくは15°以下、最適には5°以下とできるだ
け小さくなるように液晶材料と配向膜とを選択すること
がセル厚変動防止のためにも好ましい。
【0025】
【実施例1】本発明の実施例1において、通常は、部分
書換走査またはマルチインターレースによる全画面リフ
レッシュ走査等により、刻々と変化する画像情報に応じ
た画像表示(通常表示)が行なわれる。しかし、変更検
出手段による検出結果から一定期間画像情報が変更され
ないことが判明した場合等においては、駆動制御手段
は、所定の切り換え期間の後、メモリ表示を行なわせ
る。その後、変更検出手段が画像情報が変更されたこと
を検出した場合等においては、駆動制御手段は、所定の
切り換え期間の後、走査信号および情報信号の印加を再
開させ、それにより通常表示が再び行なわれる。通常表
示からメモリ表示に切り換えるときには前記切り換え時
間内で駆動波形による液晶分子の振動を徐々に抑え、メ
モリ表示から通常表示に切り換えるときには液晶分子を
徐々に振動させる。これにより、画質劣化の原因となる
同一画像表示期間が短縮され、画質劣化が防止されて、
装置の信頼性が高められる。そして、駆動手段の切換時
にちらつきを生じることなく、さらに消費電力を軽減す
ることができる。
【0026】図3は本発明の実施例1に係る表示装置の
構成を示すブロック図である。図中、1はシステムバ
ス、50はFLCディスプレイユニット、40はFLC
ディスプレイユニット50の制御回路である。制御回路
40において、2はアドレス信号やアクセス要求信号、
応答信号等のドライバ、3はデータバッファ、4はホス
トCPUと制御回路内のプロセッサとのインターフェイ
ス回路であるところのホストインターフェイス、5はV
GAのレジスタ等をサポートする専用LSI、6は描画
やデータ転送を行うグラフィックスプロセッサ、9は表
示情報を記憶するビデオメモリ、7はビデオメモリ9へ
のアクセス信号によりリセットされるアクセスサンプリ
ングカウンタ、8はビデオメモリ9への制御信号を発生
するメモリコントローラ、10はグラフィックスプロセ
ッサ6用のプログラムを記憶するダイナミックRAM等
により構成されるプログラムメモリ、11はFLCディ
スプレイユニット50との間でビデオデータや同期信号
等のやり取りを行うビデオインターフェイスである。
【0027】さらに、20はアドレス信号やアクセス要
求信号、応答信号等、21はVGAサポートチップ5や
グラフィックスプロセッサ6へのアクセス信号、23は
グラフィックスプロセッサ6とプログラムメモリ10間
で送受されるデータ、22はデータバッファ3とVGA
サポートチップ5やグラフィックスプロセッサ6および
ビデオメモリ9間で送受されるデータ、24はVGAサ
ポートチップ5からメモリコントローラ8に対するビデ
オメモリ9へのアクセス要求、25はグラフィックスプ
ロセッサ6からメモリコントローラ8に対するビデオメ
モリ9へのアクセス要求、26はビデオメモリ9への制
御信号、27はビデオメモリ9から読み出された表示デ
ータ、28はFLCディスプレイユニット50へ送出す
るデータ、29はFLCディスプレイユニット50との
間の同期信号や制御信号、30は同期信号や制御信号、
31はアクセスサンプリングカウンタ7に入力される同
期信号、32はビデオメモリ9に対して一定時間以上ア
クセスがなかったことの通知信号である。
【0028】FLCディスプレイユニット50におい
て、12はディスプレイ制御回路40とのインターフェ
イスや、セグメントおよびコモン両ドライバのコントロ
ール等、ディスプレイユニット50全体の制御を行うデ
ィスプレイコントローラ、13はディスプレイコントロ
ーラ12からのビデオデータ34を1ライン分転送する
シフトレジスタ、14は1ライン分のビデオデータを記
憶するラインメモリ、15はラインメモリ14にあるビ
デオデータに従って表示パネル18の情報電極に所定の
タイミングで所定の駆動波形を出力するセグメントドラ
イバ、18は強誘電性液晶を用いた表示パネル、16は
ディスプレイコントローラ12からの走査線アドレスデ
ータ35に従って1本の走査線を選択するラインアドレ
スデコーダ、17は選択された走査線(走査電極)に所
定のタイミングで所定の駆動波形を出力するコモンドラ
イバ、33および36はそれぞれセグメントおよびコモ
ン各ドライバへの制御線である。
【0029】図3において、ドライバ15,17は図1
の駆動装置111に、コントローラ12は制御装置11
2に、制御回路40はモード選択信号発生回路113に
対応づけることができる。
【0030】次に、図3の装置における画面表示の基本
動作について説明する。まず、ホストCPUが表示画面
の更新を行う場合、すなわちオペレータが通常の操作を
行っている場合について説明する。
【0031】一般のCRT制御回路ではホストCPUが
ビデオメモリを直接ランダムアクセスできるのに対し、
本実施例におけるFLCディスプレイ制御回路40にお
いてはホストCPUが直接ビデオメモリ9をランダムア
クセスできず、ホストCPUはグラフィックスプロセッ
サ6を介して表示データの書換等を行う。例えば直線を
表示する様なケースでは、ホストCPUはグラフィック
スプロセッサ6に対して直線描画コマンドを発行し始点
終点等の必要な情報を与える。グラフィックスプロセッ
サ6は与えられた情報に従ってアクセスアドレス等を決
定し、ビデオメモリ9をアクセスする。また、他の図形
や文字等の表示や、VGA関連のコマンドも同様にホス
トCPUからの命令によって(VGAの場合は、BIO
Sコマンドとして)、それぞれグラフィックスプロセッ
サ6やVGAサポートチップ5がビデオメモリ9をアク
セスすることによって実行される。
【0032】アクセスサンプリングカウンタ7は、ビデ
オメモリ9へのアクセス状態を監視し、ある定められた
時間以上ビデオメモリ9へのアクセス(書き込み)が行
われないとき、その旨の通知信号32を、FLCディス
プレイユニット50に出力する。グラフィックスプロセ
ッサ6やVGAサポートチップ5がビデオメモリ9に対
してアクセスするとアクセスサンプリングカウンタ7は
リセットされ、また最初から計数を始める。オペレータ
が通常の操作を行っている場合は、ビデオメモリ9に対
するアクセスが連続して行われているため、アクセスサ
ンプリングカウンタ7から通知信号32が出力されるこ
とはない。
【0033】ビデオメモリ9内の表示データはグラフィ
ックスプロセッサ6からの指示によって1ラインずつビ
デオメモリ9から読み出され、走査線アドレスデータ
(図3の制御回路側には図示せず)と共にビデオインタ
ーフェイス11を介してFLCディスプレイユニット5
0に出力される。このとき、グラフィックスプロセッサ
6が与えられた描画コマンドから応答性の要求されるデ
ータすなわち部分書換の必要な画像情報かどうかの判断
を行うか、もしくはホストCPUがグラフィックスプロ
セッサ6に対して部分書換の必要なデータかどうかの識
別情報を与えるかのどちらかの方法によって描画事象の
判断を行い、FLCディスプレイにとって表示の応答性
が要求される表示データを優先的に転送する。FLCデ
ィスプレイユニット50内のディスプレイコントローラ
12はFLCディスプレイ制御回路40からの走査線ア
ドレスデータと表示データ(ビデオデータ)を受け取
り、走査線アドレスデータ35は走査電極駆動回路(1
6,17)のラインアドレスデコーダ16に、ビデオデ
ータ34は情報電極駆動回路(13〜15)のシフトレ
ジスタ13にそれぞれ転送する。
【0034】走査電極駆動回路のラインアドレスデコー
ダ16は走査線アドレスデータ35に基づいて或る1本
の走査線を選択する。コモンドライバ17は選択された
走査線(走査電極)に予め定められた駆動波形を選択期
間の間(1水平走査期間)出力する。一方、情報電極駆
動回路のシフトレジスタ13は1ライン分のビデオデー
タのシフトを終了すると、そのビデオデータをラインメ
モリ14に転送し、1水平走査期間の間保持する。セグ
メントドライバ15は、ラインメモリ14のビデオデー
タに応じた駆動波形をコモンドライバ17の選択期間と
同期して出力する。このように、通常操作時の表示パネ
ルへの書き込み動作は、一般的に広く知られている線順
次走査によって行われ、その際、カーソル移動、文字入
力、画面スクロール等、マン・マシンインターフェイス
として特に応答性を要求される描画情報に関しては部分
書換走査、それ以外の描画情報はマルチインターレース
等による全画面リフレッシュ走査が行われる。
【0035】次に、ホストCPUが一定時間以上表示画
面の更新を行わない場合について説明する。この場合
は、アクセスサンプリングカウンタ7からの通知信号3
2によってFLCディスプレイパネルをディスプレイ上
の表示がちらつきを生じずにメモリ状態になるようパネ
ル18への駆動信号を変更する。
【0036】ここで、アクセスサンプリングカウンタ7
はビデオメモリ9へのアクセス(書き込み)信号をリセ
ット(もしくはプリセット)信号とし、FLCディスプ
レイユニット50からの同期信号31(例えば、水平同
期信号)をクロックとするカウンタであり、このカウン
タのオーバーフロー(キャリー)信号をビデオメモリ9
に対して一定時間以上アクセスのなかったことの通知信
号32としている。実際には同期信号31(水平同期信
号)から1フレーム時間(例えば、走査線数を1024
本とすると水平同期信号×1024)を計数し、その6
4分周したものをクロックとして8ビットカウンタ(ア
クセスサンプリングカウンタ)に入力している。FLC
ディスプレイパネルの標準的な水平走査時間を仮に10
0μsとすると、検出時間は、カウンタのプリセットの
値によって約6秒から約27分まで設定可能となる。こ
の設定された検出時間の間ビデオメモリ9へのアクセス
が発生しなかったとき、アクセスサンプリングカウンタ
7は通知信号32をアサート(イネーブル状態)し、デ
ィスプレイコントローラ12にビデオメモリ9へのアク
セスが停止していること(画面表示に変更がないこと)
を知らせる。なお、この通知信号32は表示パネル18
の駆動とは非同期に出力される。
【0037】ディスプレイコントローラ12は、通知信
号32がアサートされたことを認識すると、現在走査中
の走査電極の駆動が終わるのを待って(通知信号32を
非同期で受け取る為)、セグメント、コモン両ドライバ
に対し駆動波形変更信号(信号33および36内に含ま
れている)を送る。この期間、走査信号は、図4(c)
に示すVcを保っている。すなわち、走査終了後、セグ
メントドライバ15の全ビットが図4(d)に示す波形
を一定の期間出力するようにすることで輝度を保持す
る。
【0038】次に非リフレッシュ走査によるメモリ状態
から通常駆動状態へ復帰するときの動作を説明する。ア
クセスサンプリングカウンタ7は、ビデオメモリ9への
アクセスが一度でも行われると即座に通知信号32をネ
ゲート(ディスエーブル状態)し、ディスプレイコント
ローラ12に対してビデオメモリ9へのアクセス(書き
込み要求)があったことを知らせる。この通知信号32
はアサート時と同様、表示パネル18の駆動(走査)と
は非同期に出力されるため、ディスプレイコントローラ
12は現在走査中の走査電極の駆動が終わるのを待って
(表示パネルの走査と同期をとって)、セグメント、コ
モン両ドライバへの駆動波形変更信号33および36を
ネゲートすることによって、通常駆動状態すなわち上述
の「部分書換走査+全画面リフレッシュ走査」状態に復
帰させる。
【0039】図4(a)〜(d)は、表示パネル18が
メモリ状態に移行し、そして通常駆動状態に復帰すると
きの走査電極群に印加する走査信号(駆動波形)と情報
電極群に印加する情報信号(駆動波形)を示したもので
ある。図5は図4で示した波形のタイミングチャートを
示す。図4(a)はコモンドライバ17から出力される
走査電極駆動波形を示し、図4(b)はセグメントドラ
イバ15から出力される情報電極駆動波形を示す。図4
(a)に示す走査電極駆動波形は、正電界側の消去パル
ス(電圧レベル:V1)で1度1本の走査ライン上の全
画素を消去した後、負電界側の書き込みパルス(電圧レ
ベル:V2)で書き込みを行う。ここで、書き込みパル
スは図4(b)に示す情報電極駆動波形(電圧レベル:
V3,V4)と同期しており、それらの合成波形が書き
込みしきい値を越えると消去状態からもう一方の状態に
転移し、しきい値を越えない場合には、消去状態が保持
される。このようにして選択期間(水平走査期間)内に
明暗2つの状態を書き分けこれを全走査ラインに対して
繰り返すことにより、所望の表示を得る。通常走査駆動
出力が停止された後、メモリ状態に入るために、コモン
およびセグメントドライバの出力波形を、それぞれ図4
(c)および(d)に示す通り、走査電極にはVcレベ
ルを、情報電極には連続した両極性パルス(電圧レベ
ル:V6,V7)を印加することで表示パネルの輝度を
保持する。
【0040】メモリ状態に入る際に、通常走査時と同程
度の輝度およびコントラストを保ちつつ消費電力を軽減
するためには、図4の(b)と(d)に示す波形の関係
が次の式を満たしていることが望ましい。
【0041】
【数1】
【0042】但し、低電圧で駆動する場合や低温度下で
駆動する場合のように液晶の応答時間が遅い場合には次
のようにした方が、輝度およびコントラストをより良く
保つことができる。
【0043】
【数2】
【0044】このときの消費電力は、通常走査時に比
べ、
【0045】
【数3】 倍になっている。
【0046】従来、電圧レベルV1〜V5を供給してい
た電源(定電圧源)内での抵抗分割比を変えることによ
り、容易に電圧レベルV6、V7を供給できるので、本
実施例ではメモリ状態に移向した時の駆動波形として矩
形波を用いた。このかわりの駆動波形として正弦波など
を用いてもよく、その際には別に電源(交流電源)を用
意し、ちらつきを生じないように振幅を調整すればよ
い。
【0047】図6および7はそれぞれ、本実施例におけ
る通常走査時の明状態および暗状態の非選択画素に印加
されるその電圧と光学応答であり、図8および9はそれ
ぞれ、本実施例におけるメモリ表示時の明状態および暗
状態の画素に印加される電圧とその光学応答である。こ
のとき、図4の波形においてはV1=14v、V2=−
14v、V3=6v、V4=−6v、V5=6.6v、
V6=3v、V7=−3v、Vc=0v、△T=25μ
sec、△T1=50μsec、△T2=50μsec
であり、明状態および暗状態では測定レンジを変えてあ
る。
【0048】一方、図10および11はそれぞれ、電圧
無印加時(従来のメモリ表示時)の明状態および暗状態
の電圧と光学応答である。電圧無印加時の暗状態を0
%、明状態を100%として平均輝度を計算した。結果
を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】本発明者が測定したところ、本実施例に用
いたFLCディスプレイユニットでは、ちらつきを感じ
る輝度の差が表示状態と周囲の明るさによって大きく異
なることが確認された。そして、周囲の明るさが約50
0ルクスのとき、表示状態が明状態ならば約5%以上、
暗状態ならば約0.5%以上の輝度差があるとちらつき
を感じることがわかった。
【0051】従来は、暗状態で通常走査からメモリ表示
に切り換わるとちらついていたが、本実施例では、輝度
差が明状態で1.6%、暗状態で0.1%であり、実質
的に輝度差、すなわちちらつきが生じていない。
【0052】なお、本実施例に使用した液晶は、カイラ
ルスメクチック相において強誘電性を示すピリミジン成
分を含むもので、次の表に示す特性を有する。
【0053】
【表2】
【0054】以上のように、上記リフレッシュ走査時に
おける走査非選択期間の輝度と非リフレッシュ走査時の
輝度との日が0.95〜1.05の範囲内であり、さら
には液晶を強誘電性液晶とするのが好ましい。
【0055】以上説明したように本実施例によれば、画
像情報が変更されたことを検出する手段と、その検出結
果に応じて表示を保持し、駆動手段を切り換える手段と
を具備するようにしたため、一定時間以上画像情報の変
更がない場合等において、表示画面を保持することがで
き、かつ消費電力を低減させ、また、装置の信頼性を向
上させることができる。
【0056】
【実施例2】本発明の実施例2において、通常は、部分
書換走査またはマルチインターレースによる全画面リフ
レッシュ走査等により、刻々と変化する画像情報に応じ
た画像表示が行われる。しかし、変更検出手段による検
出結果から一定期間画像情報が変更されないことが判明
した場合等においては、駆動制御手段は、表示パネル上
の表示を保持したまま通常駆動時と同程度の輝度を与え
る波形を印加し、その後、変更検出手段が画像情報が変
更されたことを検出した場合等においては、駆動制御手
段は、走査信号および情報信号の印加を再開させ、それ
により通常の表示が再び行われる。これにより、画質劣
化の原因となる同一表示期間が短縮され、画質劣化が防
止されて、装置の信頼性が高められる。そして、駆動手
段の切換時にちらつきを生じることなく、さらに消費電
力を軽減することができる。
【0057】本発明の実施例2に係る表示装置の構成
は、図3のブロック図に示す実施例1のものと同じであ
る。また、ホストCPU(不図示)が表示画面の更新を
行う場合の動作も上述の実施例1と同じである。
【0058】次に、ホストCPUが一定時間以上表示画
面の更新を行わない場合について説明する。この場合
は、アクセスサンプリングカウンタ7からの通知信号3
2によってFLCディスプレイパネルをディスプレイ上
の表示がちらつきを生じずにメモリ状態になるようパネ
ル18への駆動信号を変更する。アクセスサンプリング
カウンタ7の動作も実施例1と同じである。すなわち、
アクセスサンプリングカウンタ7は、所定の検出時間の
間ビデオメモリ9へのアクセスが発生しなかったとき、
通知信号32をアサート(イネーブル状態)し、ディス
プレイコントローラ12にビデオメモリ9へのアクセス
が停止していること(画面表示に変更がないこと)を知
らせる。この通知信号32は表示パネル18の駆動とは
非同期に出力される。
【0059】ディスプレイコントローラ12は、通知信
号32がアサートされたことを認識すると、現在走査中
の走査電極の駆動が終わるのを待って(通知信号32を
非同期で受け取る為)、セグメント、コモン両ドライバ
に対しメモリ表示信号(信号33および36内に含まれ
ている)を送る。その後、通常駆動状態への切換動作を
開始するまでの期間、コモンドライバ17の出力(走査
信号)は、図12(b)に示すVcを保っている。一
方、セグメントドライバ15は、全ビットが図12
(d)に示す波形を出力している。ディスプレイコント
ローラ12はさらに、所定の切り換え期間を通じてセグ
メントドライバ15の出力(図12(d)の情報信号)
を、電圧V6はV3からVcへ、電圧V7はV4からV
cへ変化させ、切り換え期間後にVcとする。この様子
を図13に示す。
【0060】次にメモリ表示状態から通常駆動(通常表
示)状態へ復帰するときの動作を説明する。アクセスサ
ンプリングカウンタ7は、ビデオメモリ9へのアクセス
が一度でも行われると即座に通知信号32をネゲート
(ディスエーブル状態)し、ディスプレイコントローラ
12に対してビデオメモリ9へのアクセス(書き込み要
求)があったことを知らせる。この通知信号32はアサ
ート時と同様、表示パネル18の駆動(走査)とは非同
期に出力されるため、ディスプレイコントローラ12は
現在走査中の走査電極の駆動が終わるのを待って(表示
パネルの走査と同期をとって)、セグメント、コモン両
ドライバへの駆動波形変更信号33および36をネゲー
トする。そして、所定の切り換え期間をかけて図12
(d)の電圧V6をVcからV3へ、電圧V7をVcか
らV4へ変化させ、この切り換え時間が終了すると、コ
モンドライバ17およびセグメントドライバ15から通
常の駆動波形を出力し、通常駆動状態すなわち上述の
「部分書換走査+全画面リフレッシュ走査」状態に復帰
させる。この様子を図14に示す。
【0061】図12(a)〜(c)は、通常駆動時に各
電極に印加する駆動波形を示す。図12(a)はコモン
ドライバ17から出力される走査選択波形を示し、図1
2(b)は走査非選択波形を示す。図12(c)はセグ
メントドライバ15から出力される情報波形を示す。図
12(a)に示す走査選択波形は、正電界側の消去パル
ス(電圧レベル:V1)で1度1本の走査ライン上の全
画素を消去した後、負電界側の書き込みパルス(電圧レ
ベル:V2)で書き込みを行う。ここで、書き込みパル
スは図12(c)に示す情報波形(電圧レベル:V3,
V4)と同期しており、それらの合成波形が書き込みし
きい値を越えると消去状態からもう一方の状態に転移
し、しきい値を越えない場合には消去状態が保持され
る。このようにして選択期間(水平走査期間)内に明暗
2つの状態を書き分け、これを全走査ラインに対して繰
り返すことにより、所望の表示を得る。また、走査非選
択波形はVcレベルを保持している。
【0062】図12(d)は切り換え期間にセグメント
ドライバ15から印加する出力波形である。なお、コモ
ンドライバ17は、切り換え期間およびメモリ表示期間
中、図12(b)の走査非選択波形と同じVcレベルを
出力する。前述したように、切り換え期間中は、電圧V
6およびV7が変化し、液晶分子の振動の度合いを変化
させて通常駆動とメモリ表示の切り換え時に生じるちら
つきを解消あるいは軽減する。
【0063】図13は通常駆動からメモリ表示へ切り換
える際のタイミングチャート、図14はメモリ表示から
通常駆動へ切り換える際のタイミングチャートである。
【0064】図15(a)は図3の装置において通常用
いられる電源回路の一例を示す。図15(b)は電圧レ
ベルV6をV3レベルとVcレベルとの間の電位で変化
させるための回路を示す。図15(a)に示すV3(例
えば+5v)レベルの出力回路の入力電圧+5vに代え
てDAコンバータ(不図示)の出力DAOUTを反転し
たものを入力する。DAOUTは、メモリ表示信号から
遅れて立ち上がりおよび立ち下がりする信号であり、D
AOUTの電位が変化することによりV6の電圧も変化
する。電圧レベルV7もV6と同様の構成でV4とVc
の間の電位を変化する。
【0065】図12に示す波形において、V1=14
v、V2=−14v、V3=6v、V4=−6v、V5
=6.6v、Vc=0v、△T=25μsecに設定
し、通常駆動時とメモリ表示時の輝度を測定したところ
表1の結果となった(表1において測定値は、メモリ表
示時の暗状態を0%、明状態を100%として規格化し
てある)。
【0066】
【表3】
【0067】本発明者が測定したところ、本実施例に用
いたFLCディスプレイユニットでは、ちらつきを感じ
る輝度の差が表示状態と周囲の明るさによって大きく異
なることが確認された。そして、周囲の明るさが約50
0ルクスのとき、表示状態が明状態ならば約5%以上、
暗状態ならば約0.5%以上の輝度差があるとちらつき
を感じることがわかった。したがって、上記の条件で通
常駆動し、突然駆動を停止すると、つまり切り換え期間
無しにメモリ表示状態に切り換えると、暗表示の部分に
ちらつきを生じていた。
【0068】しかしながら、本発明に従って、切り換え
期間を20msec設け、V6およびV7の電位を徐々
に変化させると、暗表示部分のちらつきは生じなかっ
た。また、メモリ表示状態から通常駆動状態に切り換え
る際も切り換え期間を20msec設けることでちらつ
きは生じなかった。
【0069】なお、本実施例に使用した液晶は実施例1
と同じである。
【0070】
【実施例3】図16は本発明の実施例3に係る表示装置
における通常駆動状態からメモリ表示状態に切り換わる
際のタイミングチャートを示す。本実施例は上記実施例
2が電圧V6およびV7を切り換え期間内で徐々に変化
させていたのに対し、電圧V6およびV7はそれぞれV
3およびV4のまま一定とし、代わりにこれらの電圧の
パルス幅を徐々に変化させるようにしたものである。同
時に周波数も徐々に大きくなっている。本実施例の構成
は、V6およびV7を発生するための電圧回路を取り除
いた他は上記実施例2と同じである。
【0071】本実施例において、ディスプレイコントロ
ーラ12は、通知信号32がアサートされたことを認識
すると、現在走査中の走査電極の駆動が終わるのを待っ
て、セグメントおよびコモン両ドライバに対しメモリ表
示信号を送る。この後、通常駆動状態への切換動作が開
始されるまでの期間、コモンドライバ17の出力はVc
レベルを保っている。一方、セグメントドライバ15
は、図12(c)に示す波形を出力している。このとき
切り換え期間を通じてΔTの幅を徐々に短くしていくこ
とにより、液晶分子の振動の度合いを変化させていく。
そして、ΔTの幅が5μsecになったところでセグメ
ントドライバ15の出力もVcにし、メモリ表示を行
う。
【0072】メモリ表示から通常駆動に切り換えるとき
は、切り換え期間内にΔTの幅を5μsecから徐々に
広げていく。そして、通常駆動時と同じ幅になったとこ
ろでタイミングをはかって走査信号をコモンドライバ1
7から出力する。この様子を図17に示す。このように
ΔTの幅を変える場合も実施例2と同様にちらつきは生
じなかった。
【0073】以上説明したように本実施例によれば、画
像情報が変更されたことを検出する手段と、その検出結
果に応じて表示を保持し、表示状態を通常駆動表示とメ
モリ表示とに切り換え、かつ表示状態切り換え時に切り
換え期間を設けて駆動信号を徐々に変化させるようにし
たため、一定時間以上画像情報の変更がない場合等にお
いて、ちらつきを生じることなく表示画面を保持するこ
とができ、かつ消費電力を低減させ、また、装置の信頼
性を向上させることができる。
【0074】
【発明の効果】そして、以上説明したように、本発明に
よれば、通常のリフレッシュ走査時と、メモリ効果を利
用した非リフレッシュ走査時との間のコントラストや輝
度の差が小さくなり、良好な表示品位が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施態様に係る表示装置のブロッ
ク図である。
【図2】 図1の装置の駆動制御方法を説明するための
フローチャートである。
【図3】 本発明の一実施例に係る表示装置のブロック
図である。
【図4】 図3の装置で用いた駆動波形を示す図であ
る。
【図5】 図3の装置において表示パネルをメモリ状態
に制御するときのタイミングチャートである。
【図6】 図3における表示パネルを明状態にし図4
(b)の波形を印加したときの光学応答を示す図であ
る。
【図7】 図3における表示パネルを暗状態にし図4
(b)の波形を印加したときの光学応答を示す図であ
る。
【図8】 図3における表示パネルを明状態にし図4
(d)の波形を印加したときの光学応答を示す図であ
る。
【図9】 図3における表示パネルを暗状態にし図4
(d)の波形を印加したときの光学応答を示す図であ
る。
【図10】 図3における表示パネルを明状態にし電圧
を印加しないときの光学応答を示す図である。
【図11】 図3における表示パネルを暗状態にし電圧
を印加しないときの光学応答を示す図である。
【図12】 図3の装置で用いた別の駆動波形を示す図
である。
【図13】 図3の装置において表示状態を通常表示か
らメモリ表示に切り換えるときの別のタイミングチャー
トである。
【図14】 図3の装置において表示状態をメモリ表示
から通常表示に切り換えるときの別のタイミングチャー
トである。
【図15】 図3の装置で用いられる電源回路の一例の
回路図である。
【図16】 実施例3において表示状態を通常表示から
メモリ表示に切り換えるときのタイミングチャートであ
る。
【図17】 実施例3において表示状態をメモリ表示か
ら通常表示に切り換えるときのタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
5:VGAサポートLSI、6:グラフィックスプロセ
ッサ、7:アクセスサンプリングカウンタ、9:ビデオ
メモリ、12:ディスプレイコトローラ、13:シフト
レジスタ、14:ラインメモリ、15:セグメントドラ
イバ、16:ライナドレスデコーダ、17:コモンドラ
イバ、18:表示パネル、40:制御回路、50:FL
Cディスプレイユニット、111:駆動装置、112:
制御装置、113:モード選択信号発生回路、114:
画像情報信号源。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 560 G09G 3/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査電極群と情報電極群によってマトリ
    クス状に画素を構成する液晶表示パネルと、液晶表示パ
    ネル内に配置され、走査電極群と情報電極群を介して印
    加される電場により駆動される液晶と、液晶表示パネル
    で表示すべき画像情報を記憶する画像情報記憶回路と、
    画像情報記憶回路に記憶されている画像情報に基づき、
    走査電極群に走査信号を、情報電極群に情報信号を印加
    する駆動手段と、液晶表示パネルの表示を液晶に電圧を
    加えずに保持するメモリ表示手段と、画像情報記憶回路
    に記憶されている画像情報が変更されたことを検出する
    変更検出回路と、変更検出回路による検出結果に応じ
    て、液晶を駆動手段による通常表示状態とメモリ表示手
    段によるメモリ表示状態とに切り換えるとともに、表示
    状態を切り換える際、所定の切り換え期間をかけて液晶
    への印加波形を徐々に変化させる駆動制御回路とを具備
    することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御回路が前記切り換え期間内
    に駆動波形の振幅を変化させることを特徴とする、請求
    記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動制御回路が前記切り換え期間内
    に駆動波形のパルス幅を変化させることを特徴とする、
    請求項記載の表示装置。
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