JP2632616B2 - セグメントの組み付け方法。 - Google Patents
セグメントの組み付け方法。Info
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- JP2632616B2 JP2632616B2 JP3341198A JP34119891A JP2632616B2 JP 2632616 B2 JP2632616 B2 JP 2632616B2 JP 3341198 A JP3341198 A JP 3341198A JP 34119891 A JP34119891 A JP 34119891A JP 2632616 B2 JP2632616 B2 JP 2632616B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- assembly
- assembling
- final
- segments
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は、横断面多角形のボッ
クスシールド掘進機を利用して円弧状のセグメントを円
筒形状に組み付けるセグメントの組み付け方法に関す
る。
クスシールド掘進機を利用して円弧状のセグメントを円
筒形状に組み付けるセグメントの組み付け方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】横断面円形のシールド掘進機によって円
筒状に組み付けられる従来のセグメントは、３〜４種類
のピースに分かれている。このため、これらのセグメン
トを円筒形状に組み付ける場合、その順序を間違えない
ように十分注意しながら作業しなければならないので、
作業能率が悪化する恐れがあった。
筒状に組み付けられる従来のセグメントは、３〜４種類
のピースに分かれている。このため、これらのセグメン
トを円筒形状に組み付ける場合、その順序を間違えない
ように十分注意しながら作業しなければならないので、
作業能率が悪化する恐れがあった。
【０００３】 一方、シールド工法によりトンネルを覆
工する際に、同じ形状のセグメントを使用する提案がな
されている。ところが、最終組立用のセグメントピース
をトンネル軸方向に押し入れるので、セグメントの組み
付け予定位置より切羽側に作業用の空間を余分に確保す
る必要がある。
工する際に、同じ形状のセグメントを使用する提案がな
されている。ところが、最終組立用のセグメントピース
をトンネル軸方向に押し入れるので、セグメントの組み
付け予定位置より切羽側に作業用の空間を余分に確保す
る必要がある。
【０００４】
【発明の解決しようとする課題】 本発明は、かかる従
来の問題を解消するためになされたものであり、その目
的は、通常のボックスシールド掘進機を改造することな
く、かつ、セグメント組み付け予定位置の切羽側に作業
空間を余分に確保することなく、セグメントを円筒形状
に組み付けることができるセグメントの組み付け方法を
提供することにある。
来の問題を解消するためになされたものであり、その目
的は、通常のボックスシールド掘進機を改造することな
く、かつ、セグメント組み付け予定位置の切羽側に作業
空間を余分に確保することなく、セグメントを円筒形状
に組み付けることができるセグメントの組み付け方法を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成でき
る本発明のセグメントの組み付け方法は、横断面が多角
形のボックスシールド掘進機のテール部において、同一
形状に形成されたセグメントピースを円筒形状に組み付
ける方法であって、最終組立用のセグメントピースをそ
の組み付け予定位置に対して傾斜移動させて前記組み付
け予定位置の外側に、一旦、突き出させた後、前記最終
組立用のセグメントピースを前記組み付け予定位置に引
き戻すことにより、全てのセグメントピースを所定の組
み付け位置に装着させることを特徴とするものである。
このように最終組立用のセグメントピースをその組み付
け予定位置に対して傾斜移動させて組み付け予定位置の
外側に、一旦、突き出させた後、最終組立用のセグメン
トピースを組み付け予定位置に引き戻すことにより、通
常のボックスシールド掘進機を改造することなく、か
つ、セグメント組み付け予定位置の切羽側に作業空間を
余分に確保することなく、セグメントを円筒形状に組み
付けることができる。
る本発明のセグメントの組み付け方法は、横断面が多角
形のボックスシールド掘進機のテール部において、同一
形状に形成されたセグメントピースを円筒形状に組み付
ける方法であって、最終組立用のセグメントピースをそ
の組み付け予定位置に対して傾斜移動させて前記組み付
け予定位置の外側に、一旦、突き出させた後、前記最終
組立用のセグメントピースを前記組み付け予定位置に引
き戻すことにより、全てのセグメントピースを所定の組
み付け位置に装着させることを特徴とするものである。
このように最終組立用のセグメントピースをその組み付
け予定位置に対して傾斜移動させて組み付け予定位置の
外側に、一旦、突き出させた後、最終組立用のセグメン
トピースを組み付け予定位置に引き戻すことにより、通
常のボックスシールド掘進機を改造することなく、か
つ、セグメント組み付け予定位置の切羽側に作業空間を
余分に確保することなく、セグメントを円筒形状に組み
付けることができる。
【０００６】
【実施例】以下、図面により本発明の工法を実施する際
に用いるボックスシールド掘進機を説明する。図１及び
図２において、２０は横断面正方形のボックスシールド
掘進機であり、その前部には、ドラムカッター１及びリ
ングカッター２が設けられている。さらに、その後方に
は、ギヤケース３、アジテータ４、ドラムカッター駆動
用電動機５及びシールドジャッキ６が設けられている。
に用いるボックスシールド掘進機を説明する。図１及び
図２において、２０は横断面正方形のボックスシールド
掘進機であり、その前部には、ドラムカッター１及びリ
ングカッター２が設けられている。さらに、その後方に
は、ギヤケース３、アジテータ４、ドラムカッター駆動
用電動機５及びシールドジャッキ６が設けられている。
【０００７】さらに、ドラムカッター駆動用電動機５の
後方には、エレクター１０が配設されている。このエレ
クター１０は、多数の支持ローラー８によって回転自在
に支持されたエレクターリング７と、エレクターリング
旋回駆動用油圧モータ９と、エレクターリング７に揺動
自在に支持された連結部材１８と、この連結部材１８に
取り付けられた２本の傾倒ジャッキ１２及び１３と、連
結部材１８に配設されたセグメント保持部１４によって
形成されている。
後方には、エレクター１０が配設されている。このエレ
クター１０は、多数の支持ローラー８によって回転自在
に支持されたエレクターリング７と、エレクターリング
旋回駆動用油圧モータ９と、エレクターリング７に揺動
自在に支持された連結部材１８と、この連結部材１８に
取り付けられた２本の傾倒ジャッキ１２及び１３と、連
結部材１８に配設されたセグメント保持部１４によって
形成されている。
【０００８】次に、前述したボックスシールド掘進機２
０を用いて最終組立用のセグメント１５を組み付け位置
に組み付ける手順を説明する。図３は、エレクター１０
によって最終のセグメント１６を吊り上げた状態を示し
ており、この位置からエレクターリング７を時計方向に
旋回させることにより、図４に示すように、最終セグメ
ント１６を斜め左上方まで移動させる。
０を用いて最終組立用のセグメント１５を組み付け位置
に組み付ける手順を説明する。図３は、エレクター１０
によって最終のセグメント１６を吊り上げた状態を示し
ており、この位置からエレクターリング７を時計方向に
旋回させることにより、図４に示すように、最終セグメ
ント１６を斜め左上方まで移動させる。
【０００９】次に、図５に示すように、一方の傾倒ジャ
ッキ１２をジャッキアップさせることより、最終セグメ
ント１６を右上がりに傾斜させる。次に、図６に示すよ
うに、連結部材１８を上方に移動させながら、若干、時
計方向に旋回させる。次に、図７に示すように、他方の
傾倒ジャッキ１３をジャッキアップさせることにより、
最終セグメント１６を、一旦、セグメント組み付け位置
の外側に突き出させる。
ッキ１２をジャッキアップさせることより、最終セグメ
ント１６を右上がりに傾斜させる。次に、図６に示すよ
うに、連結部材１８を上方に移動させながら、若干、時
計方向に旋回させる。次に、図７に示すように、他方の
傾倒ジャッキ１３をジャッキアップさせることにより、
最終セグメント１６を、一旦、セグメント組み付け位置
の外側に突き出させる。
【００１０】次いで、図８に示すように、最終セグメン
ト１６を連結部材１８と一緒に下方に移動させることに
より、最終セグメント１６を所定の組み付け位置に装着
させる。
ト１６を連結部材１８と一緒に下方に移動させることに
より、最終セグメント１６を所定の組み付け位置に装着
させる。
【００１１】
【考案の効果】 上記のように、本発明は、最終組立用
のセグメントピースをその組み付け予定位置に対して傾
斜移動させて組み付け予定位置の外側に、一旦、突き出
させた後、最終組立用のセグメントピースを組み付け予
定位置に引き戻すようにしたので、通常のボックスシー
ルド掘進機を改造することなく、かつ、セグメント組み
付け予定位置の切羽側に作業空間を余分に確保すること
なく、セグメントを円筒形状に組み付けることができ
る。
のセグメントピースをその組み付け予定位置に対して傾
斜移動させて組み付け予定位置の外側に、一旦、突き出
させた後、最終組立用のセグメントピースを組み付け予
定位置に引き戻すようにしたので、通常のボックスシー
ルド掘進機を改造することなく、かつ、セグメント組み
付け予定位置の切羽側に作業空間を余分に確保すること
なく、セグメントを円筒形状に組み付けることができ
る。
【図１】本発明の工法の実施に使用するボックスシール
ド掘進機の側断面図である。
ド掘進機の側断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】最終セグメントをエレクターによって吊り上げ
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
【図４】最終セグメントを斜め左上方まで旋回させた状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図５】傾倒ジャッキにより最終セグメントを右端上が
りに傾斜させた状態を示す説明図である。
りに傾斜させた状態を示す説明図である。
【図６】最終セグメントの右端を組み付けされたセグメ
ントから外側に突き出した状態を示す説明図である。
ントから外側に突き出した状態を示す説明図である。
【図７】最終セグメントをその組立位置から、一旦、外
側に突き出した状態を示す説明図である。
側に突き出した状態を示す説明図である。
【図８】最終セグメントを所定の組み付け位置に装着し
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
１５，１６ セグメント ２０ ボックスシールド掘進機
Claims (1)
- 【請求項１】 横断面が多角形のボックスシールド掘進
機のテール部において、同一形状に形成されたセグメン
トピースを円筒形状に組み付ける方法であって、最終組
立用のセグメントピースをその組み付け予定位置に対し
て傾斜移動させて前記組み付け予定位置の外側に、一
旦、突き出させた後、前記最終組立用のセグメントピー
スを前記組み付け予定位置に引き戻すことにより、全て
のセグメントピースを所定の組み付け位置に装着させる
ことを特徴とするセグメントの組み付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3341198A JP2632616B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | セグメントの組み付け方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3341198A JP2632616B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | セグメントの組み付け方法。 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05171899A JPH05171899A (ja) | 1993-07-09 |
| JP2632616B2 true JP2632616B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=18344131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3341198A Expired - Lifetime JP2632616B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | セグメントの組み付け方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2632616B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60173299A (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-06 | 株式会社熊谷組 | セグメントエレクタ |
| JPH02148098U (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-17 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3341198A patent/JP2632616B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05171899A (ja) | 1993-07-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970204 |