JP2632485B2 - 流体圧機器のポート閉塞用ラベルの製造方法 - Google Patents
流体圧機器のポート閉塞用ラベルの製造方法Info
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Description
面に開口した流体流通用のポートに貼着することにより
ポートを閉塞して流体圧機器の内部に異物が侵入するの
を防ぎ、剥がして取り除くことにより流体流通用部材の
接続等ができるようにそのポートを開口させるのに用い
る流体圧機器のポート閉塞用ラベルの製造方法に関す
る。
て、合成樹脂製のキヤツプに代わり、廉価でかさ張らな
い等の理由でシート状のラベルが用いられるようになつ
た。
は、図7に示すように、裏面に粘着剤を介して剥離紙2
5を剥離容易に粘着した印刷紙21の表面に、ポートを
実際に閉塞するラベル本体bとそのラベル本体bから一
体に延出したタブcとからなる形状のラベルaを印刷に
より形成したのち、そのラベルaの形状に対応した部分
を印刷紙21から分離可能に打ち抜いて製造されてお
り、打ち抜かれたラベルaを剥離紙25から剥がしてポ
ートに貼り付けるようになつている。
法で製造されたラベルaは、タブcを含むラベルa全体
が、印刷紙21の分離されて残る部分と面一で、剥離紙
25上にいわゆるべた貼りされた状態にあるため、使用
時にラベルaを剥離紙25から剥がすのに手間が掛か
り、また、タブcの裏面にも粘着剤が塗布されているの
であるから、ポートに貼り付けたときにタブcも一緒に
貼り付いてしまう場合が多く、そうすると、今度はポー
トから剥がすのに手間が掛かる欠点があつた。
ート閉塞用ラベルの製造方法は、叙上の点に鑑み完成さ
れたものであつて、請求項1の発明は、印刷紙の裏面に
その側縁の一定幅を残して粘着剤を塗布して、その印刷
紙の裏面全面に剥離容易な剥離紙を粘着し、その剥離紙
を粘着した印刷紙の表面に、ポートを実際に閉塞するラ
ベル本体とそのラベル本体から一体に延出したタブとか
らなる形状のラベルを、ラベル本体を粘着剤の塗布部分
に、タブを粘着剤の非塗布部分に夫々対応させて印刷に
より形成したのち、そのラベルの形状に対応した部分を
印刷紙から分離可能に打ち抜き、しかるのち剥離紙の印
刷紙の粘着剤の非塗布部分と対応する側縁を切除する構
成とした。
て、剥離紙の側縁を切除したあとに、印刷紙の対応する
側縁を折り曲げて起こす構成とした。
とおりである。まず、印刷紙の裏面にその側縁の一定幅
を残して粘着剤が塗布され、しかるのち、その印刷紙の
裏面全面に剥離紙が粘着される。
面に、ポートを実際に閉塞するラベル本体とそのラベル
本体から一体に延出したタブとからなる形状のラベル
が、そのラベル本体を粘着剤の塗布部分に、タブを粘着
剤の非塗布部分に夫々対応させて印刷により形成され
る。その際、印刷紙の裏面全面に剥離紙が粘着されてい
るので、段差等ができずに印刷も良好に行われる。
を、剥離紙上に粘着させたまま印刷紙から分離可能に打
ち抜き、しかるのち、剥離紙の、印刷紙の粘着剤の非塗
布部分と対応する側縁を切除する。
打ち抜いた印刷紙の側縁の裏面には剥離紙が切除されて
存在せず、また、そのタブの裏面には粘着剤が塗布され
ていないから、タブを裏面側から押して印刷紙の表面側
に起こし、タブを指先でつまんで引つ張ることにより、
簡単にまた指先をべたつかせることなくラベルを剥離紙
から剥がすことができる。
も、上記のようにタブには粘着剤が塗布されていないか
らそれが貼り付いてしまうおそれがなく、同様にタブを
つまんで簡単に剥がすことができる。
曲げて起こすことにより、タブの印刷紙からの分離がよ
りしやすくなつて、ラベルを剥離紙から剥がすのがより
簡単にでき、また、タブを起こしたままポートに貼り付
ければ、ポートから剥がすのもより簡単にできる。
基づいて説明する。図1において、一定幅の帯状をなす
印刷紙1が、裏面側を上にして第1の供給ローラ2から
繰り出されると、その途中でローラ式の粘着剤塗布機3
の下面を通過することによつて、その印刷紙1の裏面
に、図3(A)に示すように、両側縁の一定寸法を残し
た中央部のみに粘着剤nが塗布される。
で同じく帯状の剥離紙5が第2の供給ローラ6から繰り
出され、印刷紙1の上面に剥離紙5が重なつて挟圧ロー
ラ7の間を通過することにより印刷紙1の裏面に剥離紙
5が連続して粘着され、その剥離紙5を裏面に粘着した
印刷紙1が巻取ローラ8に巻き取られる。
た、剥離紙5を粘着した印刷紙1が、図2に示すよう
に、今度は表面側を上にして連続的に繰り出され、ロー
ラ式の印刷機10を通過することにより、その印刷紙1
の表面に、図3(B)の鎖線に示すように、ポートを実
際に閉塞するラベル本体Bとそのラベル本体Bから一体
に延出したタブCとからなる形状のラベルAが、幅方向
に2個ずつ対称的に連続して印刷され、特に、ラベル本
体Bの部分が、裏面に粘着剤の塗布された中央部に、タ
ブCの部分が、裏面に粘着剤の塗布されていない両側縁
に夫々対応して印刷される。その際、印刷紙1の裏面に
は全面に剥離紙5が当てられているので、段差等が生ず
ることなく印刷も正確に行われる。
された剥離紙5は、ローラ11群を通つたのち打抜機1
2の位置に間欠的に給送され、その打抜機12により、
印刷紙1の一定長さの範囲ずつ、各ラベルAの形状に対
応した部分が、剥離紙5上に粘着されたまま印刷紙1か
ら分離可能に打ち抜かれる。
て、図3(C)に示すように、剥離紙5の、印刷紙1の
粘着剤の非塗布部分と対応する両側縁が切除される。切
除された剥離紙5の両側縁は落下して廃棄される。
うに、印刷紙1の粘着剤の非塗布部分、すなわちタブC
を打ち抜いた両側縁が折り曲げられて表面側に起こさ
れ、最後に定寸カツタ15によつて、印刷紙1が残つた
剥離紙5とともに一定長ずつ切断される。
を打ち抜いた印刷紙1の両側縁が、その裏面に剥離紙5
が存在しない状態で起こされているから、タブCを裏面
側から表面側に押し出して、そのタブCを指先でつまん
で引つ張ることにより、簡単にラベルAを剥離紙5から
剥がすことができる。タブCの裏面には粘着剤は塗布さ
れていないから、つまんだ指先がべたつくこともない。
示すように、流体圧機器xのポートyに貼つて用いら
れ、タブCをそのまま起こしておけば、ポートyから剥
がすのも簡単にできる。
手前で、印刷紙1の両側縁を折り曲げて起こす工程が設
けられているが、この工程を設けなくて、印刷紙1の両
側縁が中央部と面一の製品であつても、タブCのある両
側縁の裏面には剥離紙5が切除されて存在せず、また、
そのタブCの裏面には粘着剤が塗布されていないから、
タブCを裏面側から押して印刷紙1の表面側に起こし、
それを指先でつまんで引つ張ることにより、簡単にまた
指先をべたつかせることなくラベルAを剥離紙5から剥
がすことができる。また、ラベルAをポートyに貼り付
けたときにタブCを起こしておけば、同様にタブCをつ
まんで簡単に剥がすことができる。
に、その余白部分に適用するポートyの径等の情報を合
わせて印刷しておくと、ポートyへの貼り付け作業の際
に便利である。
おいて、図6に示すように、上記実施例の印刷紙1を複
数条並べたような幅広の印刷紙1aを用いて、その裏面
に、印刷紙を一条ずつに分けた場合にその両側縁に一定
幅の未塗布部分が残るように粘着剤nを塗布し、同幅の
剥離紙を貼り付けたのち、縦カツタを用いて切断線Dに
沿つて一条ごとにカツトして、各別に巻取ローラに巻き
取るようにしても良い。
えることにより、互いに異なつた大きさのラベルAを形
成するのに対応させることができる。
形成するようにしても良い。
り合わせ工程のシステム構成図である。
る。
ある。
明図である。
器 y:ポート n:粘着剤 1、1a:印刷紙 3:
粘着剤塗布機 5:剥離紙 10:印刷機 12:打抜
機 13:縦カツタ 14:折曲機
Claims (2)
- 【請求項1】 流体圧機器の平坦な外面に開口した流体
流通用のポートに貼着することにより該ポートを閉塞
し、剥がすことにより該ポートを開口させるようにして
用いる流体圧機器のポート閉塞用ラベルの製造方法であ
つて、 印刷紙の裏面にその側縁の一定幅を残して粘着剤を塗布
して、該印刷紙の裏面全面に剥離容易な剥離紙を粘着
し、該剥離紙を粘着した印刷紙の表面に、前記ポートを
実際に閉塞するラベル本体と該ラベル本体から一体に延
出したタブとからなる形状のラベルを、前記ラベル本体
を前記粘着剤の塗布部分に、前記タブを粘着剤の非塗布
部分に夫々対応させて印刷により形成したのち、該ラベ
ルの形状に対応した部分を前記印刷紙から分離可能に打
ち抜き、しかるのち前記剥離紙の前記印刷紙の粘着剤の
非塗布部分と対応する側縁を切除することを特徴とする
流体圧機器のポート閉塞用ラベルの製造方法。 - 【請求項2】 前記剥離紙の側縁を切除したあとに、前
記印刷紙の対応する側縁を折り曲げて起こすことを特徴
とする請求項1に記載の流体圧機器のポート閉塞用ラベ
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13118493A JP2632485B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 流体圧機器のポート閉塞用ラベルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13118493A JP2632485B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 流体圧機器のポート閉塞用ラベルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06316007A JPH06316007A (ja) | 1994-11-15 |
JP2632485B2 true JP2632485B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=15051986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13118493A Expired - Fee Related JP2632485B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 流体圧機器のポート閉塞用ラベルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2632485B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4505798B2 (ja) * | 2003-11-10 | 2010-07-21 | 日立化成工業株式会社 | 粘接着シート |
JP2005231114A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Matsuzaki:Kk | シールラベルの製造方法 |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP13118493A patent/JP2632485B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06316007A (ja) | 1994-11-15 |
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