JP2632399B2 - 通信中チヤネル切り替え方式 - Google Patents

通信中チヤネル切り替え方式

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JP2632399B2
JP2632399B2 JP63328723A JP32872388A JP2632399B2 JP 2632399 B2 JP2632399 B2 JP 2632399B2 JP 63328723 A JP63328723 A JP 63328723A JP 32872388 A JP32872388 A JP 32872388A JP 2632399 B2 JP2632399 B2 JP 2632399B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動端末の無線ゾーンの移動に伴い、基地
局と交換機間の時分割ハイウエイ上のチヤネル位置を変
更する通信中チヤネル切り替え方式に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
本発明の属する分野に対する従来技術による通信中チ
ヤネル切り替え方式を第5図に示す。本方式は、特願昭
61−040354号(特開昭 号公報)に記載されて
いる。第5図において、1は移動端末、2は移動端末1
の相手端末、31,32は基地局装置(以下基地局と云
う。)、4は交換機、51,52は各々、基地局31,32と交換
機4を結び移動端末1からの通話データを運ぶ時分割ハ
イウエイ、61,62は各々、基地局31,32と交換機4の間で
通信制御データを送受するための制御回線、7は交換機
4の入側の時分割ハイウエイ上のチヤネルと出側の時分
割ハイウエイ上のチヤネルを接続するパスを形成する通
話路、8は通話路7のパス接続、切断の制御を行う通話
路制御回路、9は交換機4全体の処理を行い、基地局
31,32との間で通信制御情報を送受信する交換処理回
路、10は任意の2ハイウエイ上の2チヤネル内の通信デ
ータを1チヤネル内に合成するマルチ接続回路、111〜1
1Nは移動端末からの通話データを受信する受信回路、12
は交換機4との間で通信制御情報を送受信する基地局処
理回路、13は受信回路が受信した通話データを時分割ハ
イウエイに多重して送出する多重回路である。なお、基
地局31と32の内部構成は全く同じであり、第5図では基
地局32の内部構成を省略している。また、相手端末2は
加入者線が固定した固定端末であり、移動端末1からの
通信データは基地局32に受信され、時分割ハイウエイ52
上のチヤネルを使用し、交換機4の通路パスを通り相
手端末2に送られているとする。
移動端末1が基地局32の属する無線ゾーンから基地局
31のゾーンに移動する場合には、まず、交換機4の交換
処理回路9において、基地局31との間の時分割ハイウエ
イ51上の空きチヤネルを捕捉する。次に、該空きチヤネ
ルを使用する通話データをマルチ接続回路10に引き込む
パスを接続し、また、移動端末1から時分割ハイウエ
イ52上のチヤネルを使用して送られる通信データをマル
チ接続回路10に引き込むパスを接続し、マルチ接続回
路10からの通話データを相手端末2に送信するパスを
接続し、移動端末1から相手端末2まで接続されていた
パスを切断するように、通話路制御回路8の通話パス
制御データ、マルチ接続回路10の制御データを設定す
る。移動端末1が基地局32のゾーンに属する時には、基
地局31と交換機4との間に捕捉されたチヤネルには、基
地局31から無通話データが送られ、移動端末1が基地局
31のゾーンに移動すると、移動端末1からの通話データ
は該チヤネルを通して送信され、移動前に使用していた
基地局32との交換機4との間の時分割ハイウエイ上のチ
ヤネルには無通話データが送信される。従つて、移動端
末1がどちらのゾーンに存在しても、マルチ接続回路10
でこれらの2チヤネルの通話データ(通話データと無通
話データ)を合成することによつて、移動端末1からの
通話データを相手端末2に送信し続ける。
移動端末1とその移動先の基地局31の間の無線回線が
設定した後は(この時点から移動端末1の通話データは
基地局31と交換機4の間の時分割ハイウエイ51のチヤネ
ルを使用する)、交換処理回路9は基地局処理回路12か
ら無線回線設定完了制御データを受信し、基地局31と交
換機4の間の時分割ハイウエイ51の該チヤネル上を使用
する移動端末1の通話データを固定端末2に送信するた
めに、パスを接続し、パス〜を切断するように、
通話路制御回路8の通話パス制御データを設定する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来方式は、同時にゾーンを移動する移動端末数に等
しいマルチ接続回路10を必要とする。同時にゾーンを移
動する移動端末がいくつあつても通信中チヤネル切り替
えを出来るようにするためには、その最大数として、交
換機の収容チヤネル数の半分のマルチ接続回路を必要と
するが、ハード量が膨大になり経済的に得策ではない。
従つて、この従来方式では、トラヒツク見合いに応じた
数のマルチ接続回路を用意し、同時にゾーンを移動する
移動端末数がマルチ接続回路数以上になつた場合には、
移動端末と移動先の基地局間の無線回線を設定したこと
を移動先の基地局処理回路12から制御回線61を通して交
換処理回路9に通知された後に、交換機内部の通話パス
を、移動前の基地局と交換機間の時分割ハイウエイ上の
チヤネルから相手端末へ接続するパス(第5図の)か
ら、移動後の基地局と交換機間の時分割ハイウエイ上の
チヤネルから相手端末へ接続するパス(第5図の)に
変更せざるをえず、この無線回線を設定してから交換機
4の通話パスを変更するまでの間、通信回線が切断する
ため通信が中断するといつた欠点があつた。
また、この従来の方式のように、マルチ接続回路10を
用いてデータを一旦アナログ信号に変換してチヤネル切
り替え前後の2チヤネルのデータを合成する方式では、
電話のような音声通信には適用できるが、“0",“1"の
デイジタルデータを取り扱う非電話通信には全く適用で
きない。
本発明の目的は、従来方式では、通信中チヤネル切り
替えを実行をするために交換機内に必要となるマルチ接
続回路数が同時にゾーンを移動する移動端末の許容数に
依存し、常に通信を中断することなく、通信中チヤネル
切り替えを行うために必要な数のマルチ接続回路を用意
したのではハード量が膨大になり、ハード量の削減を目
的として予めトラヒツク見合いでマルチ接続回路を用意
した場合には、同時にゾーンを移動する移動端末数がそ
の制限数を越えた場合に通信中チヤネル切り替えを行う
と通信の中断を発生するという欠点、および、データを
一旦アナログ信号に変換してチヤネル切り替え前後の2
チヤネルのデータを合成するためにデイジタルデータを
取り扱う非電話通信には全く適用できないという欠点を
解決し、通信中チヤネル切り替えを実行するために交換
機および基地局内に必要となる回路のハード量が、同時
にゾーンを移動する移動端末数に依存することなく、電
話,非電話の制限なしに常に通信を中断することなく、
通信中チヤネル切り替えを行うことを可能とする通信中
チヤネル切り替え方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、通信サービスエリ
アを複数の無線ゾーンに分割し、各無線ゾーンに基地局
を配備し、移動端末と基地局とを無線回線で接続し、該
基地局と交換機を時分割ハイウエイで接続し、該移動端
末から基地局および交換機を経由して相手端末と通信を
行う移動通信システムにおいて、前記基地局は、前記時
分解ハイウエイ上の各チヤネル毎にその使用開始時点を
示すチヤネル使用開始信号を交換機に通知する第1の手
段を備え、前記交換機は、該交換機の入側と出側の時分
割ハイウエイ上のチヤネルを接続するパスを形成する通
話路と、該通話路のパスの接続および切断を制御する通
話路制御回路と、該通話路制御回路に設定する通話パス
制御データを蓄積し、該チヤネル使用開始信号によつて
使用開始時点の示されたチヤネルに対応する通話パス制
御データを該通話路制御回路に設定する第2の手段を備
え、前記移動端末がゾーンを移動する場合に、前記交換
機は前記第2の手段により該移動端末の使用する交換機
の入側のチヤネルを移動先の基地局と交換機間の時分割
ハイウエイ上のチヤネルに切り替えるための通話パス制
御データを蓄積しておき、前記第1の手段により移動先
の基地局から通知される該チヤネルの使用開始時点に、
前記第2の手段により該通話パス制御データを該通話路
制御回路に設定して通話パスを切り替えることを特徴と
する。
〔作 用〕
本発明は、移動端末の移動先の基地局から時分割ハイ
ウエイ内の各チヤネル毎に独立にチヤネル使用開始時点
を指定し、交換機はその指定された時点に無瞬断で通信
中チヤネル切り替えに伴う交換機内部の通話パスの変更
を行うことを最も主要な特徴とする。
従来の技術では、移動端末がゾーンを移動する場合、
移動前の基地局と交換機、および移動先の基地局と交換
機間の各時分割ハイウエイ上において該移動端末が使用
するチヤネルを交換機内部のマルチ接続装置に接続する
ように通話路制御装置に通話パス制御データを設定し、
該マルチ接続装置を用いてこれらの2チヤネル内のデー
タを1チヤネルに合成して相手端末に送信しておき、移
動端末と移動先の基地局との間の無線回線を設定した後
に、該移動端末の通信データを移動先の基地局と交換機
間の時分割ハイウエイ上のチヤネルを用いて送信し始め
たことを移動先の基地局から交換機に通知し、該マルチ
接続装置に接続していた通話パスを切断し、移動先の基
地局と交換機間の時分割ハイウエイ上の該チヤネルから
相手端末に通信データを送信できるように該通話路制御
装置に通話パスを接続することによつて通話パスの切り
替えを行つている。
これに対し、本発明では、交換機において、移動先の
基地局と交換機間の時分割ハイウエイ上の該チヤネルか
ら相手端末に通信データを送信するための通話パス制御
データをチヤネル切り替えに際して一旦蓄積しておく手
段を具備し、移動先の基地局から該移動端末の通信デー
タを送信し始める時点を交換機に対して通知し、交換機
はその指定された時点に該通話路制御装置へ該通話パス
制御データを設定することによつて通話パスの切り替え
を行う点が異なる。以下図面にもとづき実施例について
説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明の通信中チヤネル切り替え方式の実
施例を示す図であつて、第5図と同じ符号は同じ部分を
示す。本実施例では、時分割ハイウエイ51,52を通して
基地局31,32から交換機4に対してチヤネル使用開始信
号を送信する例を示す。第1図において、1〜13は第5
図と同様(但し、第5図におけるマルチ接続回路10は含
まない)であり、14は、通話路制御回路8に設定する通
話パス制御データを蓄積するパス制御データ蓄積回路、
15は、チヤネル使用開始信号を引き込み、使用開始され
るチヤネルに対応する通話パス制御データをパス制御デ
ータ蓄積回路14から読み出し、通話路制御回路8に設定
するパス制御データ設定回路、16は、多重回路13で時分
割多重した各移動端末からの通信データを時分割ハイウ
エイに送信し、また、チヤネル使用開始信号を送信する
開始信号送信回路である。本発明は、基地局において、
該時分割ハイウエイ上の各チヤネル毎にその使用開始時
点を示すチヤネル使用開始信号を交換機に通知する第1
の手段を開始信号送信回路16により実現し、また、交換
機の入側と出側の時分割ハイウエイ上のチヤネルを接続
するバイパスを形成する通話路と、該通話路のパスの接
続および切断を制御する通話路制御回路を具備する交換
機において、該通話路制御回路に設定する通話パス制御
データを蓄積し、該チヤネル使用開始信号によつて使用
開始時点の示されたチヤネルに対応する通話パス制御デ
ータを該通話路制御回路に設定する第2の手段をパス制
御データ設定回路14およびパス制御データ設定回路15で
実現している。
移動端末1が、基地局32の属する無線ゾーンから基地
局31のゾーンに移動する場合には、まず、交換機4の交
換処理回路9において、基地局31との間の時分割ハイウ
エイ51上の空きチヤネルを捕捉する。次に、移動端末1
から相手端末2に使用している通話パスから、該空き
チヤネルから通信データを相手端末2に送信するための
パスに切り替えるための通話パス制御データをパス制
御データ蓄積回路14に蓄積する。移動端末1と基地局31
間の無線区間が設定され、移動端末1からの通信データ
が送信されると、開始信号送信回路16によりチヤネル使
用開始信号と共にその通信データが交換機4に送信され
る。交換機4では、パス制御データ設定回路15でチヤネ
ル使用開始信号を受信すると、パス制御データ蓄積回路
14に蓄積した通話パス制御データを通話路制御回路8に
設定して通話パスを切り替える。
第2図,第3図に本発明の通信中チヤネル切り替え方
式の具体的な動作例を示す。第1図と同じ符号は同じ部
分を示す。これらの図において、71,72は通信データを
一旦蓄積する通話路バツフア、17は各基地局からの時分
割ハイウエイ51,52上の多重化されたデータをさらに超
多重化する超多重化回路、19,20は交換機4内部の入側
および出側の超時分割多重ハイウエイ、18はこれらの超
時分割多重ハイウエイのチヤネルクロツクに同期したカ
ウンタである。通話路バツフア71,72、カウンタ18、通
話路制御回路8により、シーケンシヤルライト、ランダ
ムリードのダブルバツフア型T一段スイツチを形成して
いる。このスイツチ構成では、ある1フレーム間、入側
の超時分割多重ハイウエイ19上の通信データが一方の通
話路バツフアにシーケンシヤルに書き込まれ、同時にも
う一方の通話路バツフアから1フレーム前に蓄積された
通信データが出側の超時分割多重ハイウエイ20上に読み
出される。これらの通話路バツフア71,72のリードライ
ト機能は1フレーム毎に切り替えられる。また、基地局
と交換機間の時分割ハイウエイ上の各チヤネル毎にチヤ
ネル使用開始信号領域を用意し、基地局から通常はデー
タ“0"を設定しておき、チヤネルを使用し始める時にデ
ータ“1"を設定する。第2図においては、基地局32から
時分割ハイウエイ52のチヤネルA2を用いて通信データが
送信されている。交換機4内部においては、超多重回路
17により、時分割ハイウエイ52のチヤネルA2のデータは
入側の超時分割多重ハイウエイ19のチヤネルic4に多重
され、出側の超多重ハイウエイ20のチヤネルoc2に交換
される。第2図では、フレーム1の交換動作を示してお
り、時分割ハイウエイ52のチヤネルA2の通信データX1
一方の通話路バツフア71のアドレスc4に書き込まれる。
また、1フレーム前の通信データX0はもう一方の通話路
バツフア72に書き込まれており、出側の超時分割多重ハ
イウエイ20のチヤネルoc2に読み出される。
第3図は、基地局32から時分割ハイウエイ52のチヤネ
ルA2を用いて送信されていた該通信データXの送信元の
移動端末が基地局31のゾーンに移動し、フレームnにお
いて該通信データXの使用チヤネルを基地局31からの時
分割ハイウエイ51のチヤネルA1にチヤネル切り替えを行
う場合の動作例を示す。基地局31から時分割ハイウエイ
51のチヤネルA1にフレームnの該通信データXnを送信す
ると共に、チヤネル使用開始信号を示すデータを“0"か
ら“1"として送信する。この時分割ハイウエイ51のチヤ
ネルA1のデータは超時分割回路17により入側の超時分割
多重ハイウエイ19のチヤネルic1に多重され、一方の通
話路バツフア71のアドレスc1に書き込まれる。従つて、
現フレームnまでは通話路バツフア72のアドレスc4から
出側の超時分割多重ハイウエイ20のチヤネルoc2に読み
出していた該通信データXを次のフレームn+1からは
通話路バツフア71のアドレスc1から読み出すように通話
路制御回路8の通話パス制御データを変更する必要があ
る。このために、変換機4では、移動端末のゾーン移動
に際して交換処理回路9において基地局31からの時分割
ハイウエイ51の空きチヤネルA1を捕捉し、入側の超時分
割多重ハイウエイ19のチヤネルic1から出側の超時分割
多重ハイウエイ20のチヤネルoc2へ交換するための通話
パス制御データをパス制御データ蓄積回路14に設定して
おく。そして、パス制御データ設定回路15で各チヤネル
のチヤネル使用開始信号を監視し、入側の超時分割多重
ハイウエイ19上のチヤネルic1のチヤネル使用開始信号
が“1"であることを検出した場合に、パス制御データ蓄
積回路14に蓄積しておいた該通話パス制御データを通話
路制御回路8に設定する。
第4図に、第2図、第3図に示したチヤネル切替え方
式を実現するための通話路制御回路8,パス制御データ蓄
積回路14,およびパス制御データ設定回路15の構成と動
作例を示す。
パス制御データ蓄積回路14はメモリで構成し、各アド
レスは入側の超時分割多重ハイウエイ19の各チヤネル番
号に対応し、内部データは出側の超時分割多重ハイウエ
イ20の各チヤネル番号に対応する。パス制御データ蓄積
回路14はカウンタ18により超時分割多重ハイウエイのチ
ヤネルクロツクに同期してシーケンシヤルに読み出され
る。また、チヤネル切り替え毎に、交換処理回路9から
チヤネル切り替え後の入側の超時分割多重ハイウエイ19
の各チヤンネル番号に対応するアドレスに、交換すべき
出側の超時分割多重ハイウエイ20の各チヤネル番号を設
定する。なお、パス制御データ蓄積回路14の読み書きは
1チヤネルをリードサイクルとライトサイクルに時分割
して行えばよい。
パス制御データ設定回路15は、チヤネル使用開始信号
分離回路21と通話パス制御データゲート回路22で構成す
る。チヤネル使用開始信号分離回路21は、入側の超時分
割多重ハイウエイ19上の各チヤネルのチヤネル使用開始
信号を引き抜く。通話パス制御データゲート回路22は、
チヤネル使用開始信号分離回路21により引き抜かれたチ
ヤネル使用開始データが“1"の場合に、パス制御データ
蓄積回路14から読み出されたデータを通話路制御回路8
に送る。
通話路制御回路8は、2面の通話路制御メモリ231,23
2と、そのメモリの機能を1フレーム毎に切り替えるた
めのセレクタ241〜245で構成する。通話路制御メモリ23
1,232の各アドレスは出側の超時分割多重ハイウエイ20
の各チヤネル番号に対応し、内部データは入側の超時分
割多重ハイウエイ19の各チヤネル番号に対応する。ある
フレーム内において、カウンタ18によりセレクタ243
通してアドレスをシーケンシヤルに指定し、一方の通話
路制御メモリ231から通話パス制御データを読み出し、
セレクタ245を通して、通話路バツフア71,72の読み出し
アドレスを指定する。また、読み出された通話パス制御
データは、セレクタ242を通してもう一方の通話路制御
メモリ232の同一のアドレスにコピーされる。また、パ
ス制御データ設定回路15からパス制御データが送られた
場合には、セレクタ244を通して、そのパス制御データ
の値に等しい通話路制御メモリ232のアドレスにその時
点のカウンタの値をセレクタ242を通して書き込む。通
話路制御メモリ232の通話路制御メモリ231からのコピー
およびバス制御データ設定回路15からの新規パス制御デ
ータの設定は1チヤネルサイクルを2サイクルに時分割
しセレクタ244内の接続を切り替えることにより行う。
1フレーム毎にセレクタ243〜245内の接続を切り替える
ことにより、以上の通話路制御メモリ231,232の機能を
切り替える。
こうすることにより、基地局からのハイウエイ上のあ
るチヤネルにチヤネル使用開始信号が設定されると、そ
のチヤネルに対応するパス制御データ蓄積回路14におけ
るアドレスに設定された通話パス制御データが通話路制
御回路8に送られ、通話路7の読み出し制御に使用して
いないほうの通話路制御メモリにおいて、送られた通話
パス制御データに等しいアドレスにカウンタ18のカウン
タ値が設定され、また、その他の変更のないアドレスに
はもう一方の通話路制御メモリからデータがコピーされ
る。その結果、次フレームの通話路メモリの読み出しア
ドレスと出側の超時分割多重ハイウエイの関係が規定さ
れる。パス制御データ蓄積回路14からこの通話路制御メ
モリに設定された新規の通話パス制御データは、もう一
方の通話路制御メモリからのデータコピーにより上書き
される場合があるが、この上書き防止対策としては、例
えば、特願昭61−91682号(特開昭 号公報)
を適用すればよい。
第2図,第3図におけるチヤネル切り替え例における
第4図の動作について以下に述べる。通信データXは、
まず、通信中チヤネル切り替え前は、第2図に示したよ
うに、交換機4内部において入側の超時分割多重ハイウ
エイのチヤネルic4から出側の超時分割多重ハイウエイ
のチヤネルoc2に交換するために、通話路制御メモリ2
31,232のアドレスc2にデータc4が設定され、1フレーム
毎に一方のメモリのアドレスc2から他方のメモリのアド
レスc2へのデータコピーが繰り返される。次に、移動端
末のゾーン移動に伴つて、チヤネル切り替え後に入側の
超時分割多重ハイウエイのチヤネルic1から出側の超時
分割多重ハイウエイのチヤネルoc2に交換するようにす
るために、パス制御データ蓄積回路14のアドレスc1にデ
ータc2を設定しておく。第3図に示したように、フレー
ムnにおいて入側の超時分割多重ハイウエイのチヤネル
ic1にチヤネル使用開始データ“1"が設定されている
と、パス制御データ蓄積回路14のアドレスc1からカウン
タ18により読み出されたデータc2は通話路制御回路8に
送られる。フレームnにおいて通話路バツフアのアドレ
スを通話路制御メモリ231により指定しているとする
と、このデータc2は、もう一方の通話路制御メモリ232
へのデータ書き込みアドレスとして使用され、このアド
レスc2にその時点のカウンタ値c1が設定される。こうす
ることにより、フレームn+1から出側の超時分割多重
ハイウエイのチヤネルoc2には通話路バツフア71,72のア
ドレスc1のデータが読み出されることになる。従つて、
通信データXは、フレームnからチヤネル切り替えによ
り通話路バツフア71,72のアドレスc4からc1に書き込ま
れるようになるが、無瞬断で出側の超時分割多重ハイウ
エイのチヤネルoc2に読み出され続ける。
本発明では、従来の方式におけるチヤネル切り替えの
ための特有のマルチ接続回路を必要とせずに、無瞬断で
チヤネル切り替えを実現できるという改善が施された。
第2図,第3図では、各チヤネル内にチヤネル使用開始
データ設定領域を用意した場合の例を示したが、チヤネ
ル使用開始データ用の特別なチヤネルを設ける等、種々
のチヤネル使用開始時点通知方式が考えられるが、いず
れの方式を用いても、本発明と同様の効果が得られる。
また、本実施例では、移動端末のゾーン移動に伴い、交
換機はかわらず、基地局のみがかわる例を示したが、交
換機がかわる場合のような局間チヤネル切り替え方式に
おいても、本発明は有効である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では各チヤネルに共通の
交換機通話路制御装置でチヤネル切り替え機能を実現
し、従来技術のようにチヤネル切り替えを行うために特
別なマルチ回路を必要とせず、また、一時的にチヤネル
切り替え前後の2チヤネルのデータを合成しておくとい
うことをせず、基地局からチヤネル切り替え後のチヤネ
ルにデータが送信された瞬間に切り替えを行うことを可
能とするために、同時にゾーンを移動する移動端末数に
依存することなく、また、電話・非電話の制限なしに無
瞬断でチヤネル切り替えができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の通信中チヤネル切り替え方式を実現す
る基地局および交換機内部の構成図、 第2図,第3図は本発明の通信中チヤネル切り替え方式
の具体動作例、 第4図は第2図,第3図の通信中チヤネル切り替え動作
を実現するための具体的な交換機内部構成とその動作例
を示す図、 第5図は従来の通信中チヤネル切り替え方式を実現する
基地局および交換機内部の構成図である。 1:移動端末 2:移動端末1の通信相手端末 31,32:基地局 4:交換機 51,52:時分割ハイウエイ 61,62:制御回線 7:通話路 71,72:通話路メモリ 8:通話路制御回路 9:交換処理回路 10:マルチ接続回路 111〜11N:受信回路 12:基地局処理回路 13:多重回路 14:パス制御データ蓄積回路 15:パス制御データ設定回路 16:開始信号送信回路 17:超多重回路 18:カウンタ 19,20:超時分割多重ハイウエイ 21:チヤネル使用開始信号分離回路 22:通話パス制御データゲート回路 231,232:通話路制御メモリ 241〜245:セレクタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信サービスエリアを複数の無線ゾーンに
    分割し、各無線ゾーンに基地局装置を配備し、移動端末
    と基地局装置とを無線回線で接続し、該基地局装置と交
    換機を時分割ハイウエイで接続し、該移動端末から基地
    局装置および交換機を経由して相手端末と通信を行う移
    動通信システムにおいて、 前記基地局装置は、前記時分割ハイウエイ上の各チヤネ
    ル毎にその使用開始時点を示すチヤネル使用開始信号を
    交換機に通知する第1の手段を備え、 前記交換機は、該交換機の入側と出側の時分割ハイウエ
    イ上のチヤネルを接続するパスを形成する通話路と、該
    通話路のパスの接続および切断を制御する通話路制御回
    路と、該通話路制御回路に設定する通話パス制御データ
    を蓄積し、該チヤネル使用開始信号によつて使用開始時
    点の示されたチヤネルに対応する通話パス制御データを
    該通話路制御回路に設定する第2の手段を備え、 前記移動端末がゾーンを移動する場合に、前記交換機は
    前記第2の手段により該移動端末の使用する交換機の入
    側のチヤネルを移動先の基地局装置と交換機間の時分割
    ハイウエイ上のチヤネルに切り替えるための通話パス制
    御データを蓄積しておき、前記第1の手段により移動先
    の基地局装置から通知される該チヤネルの使用開始時点
    に、前記第2の手段により該通話パス制御データを該通
    話路制御回路に設定して通話パスを切り替えることを特
    徴とする通信中チヤネル切り替え方式。
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