JP2632326B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2632326B2 JP2632326B2 JP62273263A JP27326387A JP2632326B2 JP 2632326 B2 JP2632326 B2 JP 2632326B2 JP 62273263 A JP62273263 A JP 62273263A JP 27326387 A JP27326387 A JP 27326387A JP 2632326 B2 JP2632326 B2 JP 2632326B2
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- JP
- Japan
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- housing
- optical
- image
- sheet member
- photoreceptor
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Description
【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、レーザビームプリンタの如き画像形成装置
に関する。
に関する。
<従来技術> 一般に、レーザビームプリンタの如き画像形成装置
は、表面に感光体を有する回転ドラムの如き像担持手
段、この感光体の表面に画像情報を有する光を投射する
光学手段、感光体の表面に形成された静電潜像を現像す
る現像装置、現像装置の作用によって現像されたトナー
像をシート部材に転写する転写手段、シート部材を転写
域を通して搬送する搬送機構、多び搬送機構の作用によ
って搬送されたシート部材を受入れる受部を備えてい
る。そして、特に、小型のものにおいては、装置ハウジ
ングの略中央部に像担持手段が配設され、この像担持手
段の上方に光学手段が配設され、像担持手段の下方に搬
送機構が配設されている。また、受部は装置ハウジング
の上壁によって規定され、像担持手段の下方を通して搬
送されたシート部材は上方に向けて搬送された後装置ハ
ウジングの上記上壁の上面に排出されるようになってい
る。従って、受部には、画像を有する面を下にしてシー
ト部材が排出され、受部に排出された積層状態のシート
部材は、下から上に向けて頁数が大きくなっており、そ
れ故に、特別に頁揃えをする必要がない。
は、表面に感光体を有する回転ドラムの如き像担持手
段、この感光体の表面に画像情報を有する光を投射する
光学手段、感光体の表面に形成された静電潜像を現像す
る現像装置、現像装置の作用によって現像されたトナー
像をシート部材に転写する転写手段、シート部材を転写
域を通して搬送する搬送機構、多び搬送機構の作用によ
って搬送されたシート部材を受入れる受部を備えてい
る。そして、特に、小型のものにおいては、装置ハウジ
ングの略中央部に像担持手段が配設され、この像担持手
段の上方に光学手段が配設され、像担持手段の下方に搬
送機構が配設されている。また、受部は装置ハウジング
の上壁によって規定され、像担持手段の下方を通して搬
送されたシート部材は上方に向けて搬送された後装置ハ
ウジングの上記上壁の上面に排出されるようになってい
る。従って、受部には、画像を有する面を下にしてシー
ト部材が排出され、受部に排出された積層状態のシート
部材は、下から上に向けて頁数が大きくなっており、そ
れ故に、特別に頁揃えをする必要がない。
しかしながら、常打した画像形成装置においては、次
の通りの解決すべき問題が存在する。
の通りの解決すべき問題が存在する。
第1に、光学手段における光路の主要部は実質上水平
方向に延びているが、これに対して装置ハウジングの上
壁上面によって規定される受部の受面は水平方向に対し
て所定角度傾斜して延びている。それ故に、容易に理解
される如く、光学手段と受部の間の部位にて略三角形状
の比較的大きい空間が生じ、かかる無駄な空間に起因し
て装置全体が大型化する問題がある。
方向に延びているが、これに対して装置ハウジングの上
壁上面によって規定される受部の受面は水平方向に対し
て所定角度傾斜して延びている。それ故に、容易に理解
される如く、光学手段と受部の間の部位にて略三角形状
の比較的大きい空間が生じ、かかる無駄な空間に起因し
て装置全体が大型化する問題がある。
第2に、光学手段における光路の主要部が実質上水平
方向に延びていることに起因して、この光学手段の下方
で且つ像担持手段の片側に十分な空間が存在しない。従
って、かかる空間に現像装置を配設した場合にはトナー
収容室を大きくすることができず、比較的頻繁にトナー
を補給する必要がある。一方、上述の空間を大きくする
ためには光学手段全体を更に上方に配置するようにすれ
ばよいが、かく構成すると装置全体が大型化する。
方向に延びていることに起因して、この光学手段の下方
で且つ像担持手段の片側に十分な空間が存在しない。従
って、かかる空間に現像装置を配設した場合にはトナー
収容室を大きくすることができず、比較的頻繁にトナー
を補給する必要がある。一方、上述の空間を大きくする
ためには光学手段全体を更に上方に配置するようにすれ
ばよいが、かく構成すると装置全体が大型化する。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みなされたものであり、その目
的は、受部と光学手段との配置構造を改良して現像装置
を配置するための充分な空間を確保し、装置全体を大型
化することなく、トナー収容容量を可及的に増大するこ
とを可能にした画像形成装置を提供することである。ま
た、本発明の他の目的は、シート状部材の搬送方向にお
ける光学手段の寸法を増大させることなく、光学手段を
構成する光学ハウジングの空間内で所定の光路長を確保
することができる画像形成装置を提供することである。
的は、受部と光学手段との配置構造を改良して現像装置
を配置するための充分な空間を確保し、装置全体を大型
化することなく、トナー収容容量を可及的に増大するこ
とを可能にした画像形成装置を提供することである。ま
た、本発明の他の目的は、シート状部材の搬送方向にお
ける光学手段の寸法を増大させることなく、光学手段を
構成する光学ハウジングの空間内で所定の光路長を確保
することができる画像形成装置を提供することである。
〈発明の要約〉 本発明によれば、装置ハウジングと、該装置ハウジン
グ内に配設され表面に感光体を有する像担持手段と、該
感光体の表面に画像情報を有する光を投射する光学手段
と、該像担持手段の一方側に配設され該感光体の表面に
形成された静電潜像を現像する現像装置と、該像担持手
段の下側に設けられた転写域にて該感光体の表面に形成
されたトナー像をシート部材に転写する転写手段と、該
像担持手段の他方側に配設され該感光体の表面に残留す
るトナーを除去するクリーニング装置と、シート部材を
該像担持手段の一側方から該転写域を通して他側方へ搬
送するための搬送機構と、該装置ハウジングの上壁の上
面によって受面が規定され該搬送機構の作用によって搬
送されたシート部材を受入れる受部を具備し、少なくと
も該像担持手段と該現像装置及び該クリーニング装置が
ユニット枠に装着されてプロセスユニットを構成してい
る画像形成装置において; 該装置ハウジングの上壁の上面によって受面が規定さ
れる受部は、他側方から一側方に向け水平方向に対して
上方に傾斜して延びており、 該光学手段は、該プロセスユニットの一方側を構成す
る該現像装置の上方から該プロセスユニットの他方側を
構成する該クリーニング装置の上方に向けて該受部に沿
って該受面に実質上平行に水平方向に対して傾斜して配
設された箱状の光学ハウジングを備え、該光学ハウジン
グの一端部に回転多面鏡を配設し、該光学ハウジングの
一端部からその他端部まで直線状に延びる第1の光路
と、該光学ハウジングの他端部において該第1の光路が
該光学ハウジングの一端部に向けて折り返され該プロセ
スユニットの中央部を構成する該像担持手段の該感光体
に到る第2の光路を有しており、 該現像装置は、該光学ハウジングの下方に形成される
空間に配設されている、 ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
グ内に配設され表面に感光体を有する像担持手段と、該
感光体の表面に画像情報を有する光を投射する光学手段
と、該像担持手段の一方側に配設され該感光体の表面に
形成された静電潜像を現像する現像装置と、該像担持手
段の下側に設けられた転写域にて該感光体の表面に形成
されたトナー像をシート部材に転写する転写手段と、該
像担持手段の他方側に配設され該感光体の表面に残留す
るトナーを除去するクリーニング装置と、シート部材を
該像担持手段の一側方から該転写域を通して他側方へ搬
送するための搬送機構と、該装置ハウジングの上壁の上
面によって受面が規定され該搬送機構の作用によって搬
送されたシート部材を受入れる受部を具備し、少なくと
も該像担持手段と該現像装置及び該クリーニング装置が
ユニット枠に装着されてプロセスユニットを構成してい
る画像形成装置において; 該装置ハウジングの上壁の上面によって受面が規定さ
れる受部は、他側方から一側方に向け水平方向に対して
上方に傾斜して延びており、 該光学手段は、該プロセスユニットの一方側を構成す
る該現像装置の上方から該プロセスユニットの他方側を
構成する該クリーニング装置の上方に向けて該受部に沿
って該受面に実質上平行に水平方向に対して傾斜して配
設された箱状の光学ハウジングを備え、該光学ハウジン
グの一端部に回転多面鏡を配設し、該光学ハウジングの
一端部からその他端部まで直線状に延びる第1の光路
と、該光学ハウジングの他端部において該第1の光路が
該光学ハウジングの一端部に向けて折り返され該プロセ
スユニットの中央部を構成する該像担持手段の該感光体
に到る第2の光路を有しており、 該現像装置は、該光学ハウジングの下方に形成される
空間に配設されている、 ことを特徴とする画像形成装置が提供される。
<発明の好適具体例> 以下、添付図面を参照して更に説明する。尚、具体例
では本発明をレーザビームプリンタに適用して説明する
が、レーザビームプリンタ以外の他の画像形成装置にも
同様に適用することができる。
では本発明をレーザビームプリンタに適用して説明する
が、レーザビームプリンタ以外の他の画像形成装置にも
同様に適用することができる。
レーザビームプリンタの概要 第1図乃至第3図において、図示のレーザビームプリ
ンタは直方体形状の装置ハウジング2を備えている。具
体例では、装置ハウジング2は下部ハウジング4、この
下部ハウジング4の上側左部(第1図及び第2図におい
て左部)に配設された上部本体ハウジング6及び下部ハ
ウジング4の上側右部(第1図及び第2図において右
部)に配設された上部開閉ハウジング8を有しており、
上部本体ハウジング6の前面には操作パネル10が配設さ
れている。
ンタは直方体形状の装置ハウジング2を備えている。具
体例では、装置ハウジング2は下部ハウジング4、この
下部ハウジング4の上側左部(第1図及び第2図におい
て左部)に配設された上部本体ハウジング6及び下部ハ
ウジング4の上側右部(第1図及び第2図において右
部)に配設された上部開閉ハウジング8を有しており、
上部本体ハウジング6の前面には操作パネル10が配設さ
れている。
上部開閉ハウジング8は上部本体ハウジング6に開閉
自在に装着されている。主として第2図を参照して、具
体例では、上部本体ハウジング6の上壁12の内側には前
後方向(第1図において左下から右上の方向、第2図に
おいて紙面に垂直な方向、第3図において左右方向)に
延びる支持軸14が装着されている。また、上部開閉ハウ
ジング8の上端部には上記前後方向に間隔を置いて一対
の取付突起16(第2図において片方のみ示す)が設けら
れ、各取付突部16には連結具18が装着されている。連結
具18は全体として略U字状であり、その中央部には一部
が開放された略円形の孔が形成されており、中間部に設
けられた一対の突起20を通して取付ねじ22を上記取付突
部16に螺着することによって、連結具18が所要の通り装
着されている。各連結具18の孔内には、第2図に示す如
く、支持軸14が位置付けられ、しかる後連結具18の両端
部を通してボルト24及びナット26を螺合せしめることに
よって、支持軸14及び連結具18を介して上部本体ハウジ
ング6と上部開閉ハウジング8が旋回自在に連結されて
いる。更に、下部ハウジング4と上部開閉ハウジング8
の間にはロック手段28が介在されている。図示のロック
手段28は、上部開閉ハウジング8の右下部内にロック位
置(第2図に実線で示す位置)と非ロック位置(第2図
に二点鎖線で示す位置)の間を旋回自在に装着された係
止部材30と、下部ハウジング4の一部の壁32に形成され
た係止開口34から構成されており、係止部材30が上記ロ
ック位置にあるときにはその爪部が係止開口34に係合し
得るようになっている。かく構成されているので、上部
開閉ハウジング8が第2図に実線で示す閉位置にあると
きには、係止部材30の爪部が係止開口34に係合し、かく
して上部開閉ハウジング8は上記閉位置に解除自在にロ
ックされる。かかる状態から上部開閉ハウジング8の右
下部に形成されている開口を通して係止部材30の操作部
30aを上方に旋回せしめると、この係止部材30は上記非
ロック位置に位置付けられ、かくして係止部材30の爪部
と係止開口34の係合が解除され、ロック手段28は非ロッ
ク状態になる。下部ハウジング4の壁32の一部には突起
部32aが一体に設けられており、係合部材30がこの突起
部32aに当接することによって上記非ロック位置を越え
る旋回動が確実に阻止される。しかる後、上部開閉ハウ
ジング8を矢印35で示す方向に旋回せしめる。かくする
と、上部開閉ハウジング8が支持軸14、即ち前後方向に
延びる旋回中心軸千を中心として横方向に旋回され、第
2図に二点鎖線で示す開位置に位置付けられる。かかる
閉位置に位置付けられると、下部ハウジング4と上部開
閉ハウジング8の間が所要の通り開放され、かくして後
述するプロセスユニットをかく開放された部位を通して
容易に離脱せしめることができる。尚、第2図から容易
に理解される如く、ボルト24及びナット26によって連結
具18の両端部を比較的強く締付けると連結具18の内面と
支持軸14の外周面の間の摩擦力が比較的大きくなり、従
って上部開閉ハウジング8を開閉する際の開閉力が大き
くなるが、一方上述した如くして連結具18の両端部を比
較的弱く締付けると連結具18の内面と支持軸14の外周面
の間の摩擦力が比較的小さくなり、従って上部開閉ハウ
ジング8を開閉する際の開閉力が小さくなる。
自在に装着されている。主として第2図を参照して、具
体例では、上部本体ハウジング6の上壁12の内側には前
後方向(第1図において左下から右上の方向、第2図に
おいて紙面に垂直な方向、第3図において左右方向)に
延びる支持軸14が装着されている。また、上部開閉ハウ
ジング8の上端部には上記前後方向に間隔を置いて一対
の取付突起16(第2図において片方のみ示す)が設けら
れ、各取付突部16には連結具18が装着されている。連結
具18は全体として略U字状であり、その中央部には一部
が開放された略円形の孔が形成されており、中間部に設
けられた一対の突起20を通して取付ねじ22を上記取付突
部16に螺着することによって、連結具18が所要の通り装
着されている。各連結具18の孔内には、第2図に示す如
く、支持軸14が位置付けられ、しかる後連結具18の両端
部を通してボルト24及びナット26を螺合せしめることに
よって、支持軸14及び連結具18を介して上部本体ハウジ
ング6と上部開閉ハウジング8が旋回自在に連結されて
いる。更に、下部ハウジング4と上部開閉ハウジング8
の間にはロック手段28が介在されている。図示のロック
手段28は、上部開閉ハウジング8の右下部内にロック位
置(第2図に実線で示す位置)と非ロック位置(第2図
に二点鎖線で示す位置)の間を旋回自在に装着された係
止部材30と、下部ハウジング4の一部の壁32に形成され
た係止開口34から構成されており、係止部材30が上記ロ
ック位置にあるときにはその爪部が係止開口34に係合し
得るようになっている。かく構成されているので、上部
開閉ハウジング8が第2図に実線で示す閉位置にあると
きには、係止部材30の爪部が係止開口34に係合し、かく
して上部開閉ハウジング8は上記閉位置に解除自在にロ
ックされる。かかる状態から上部開閉ハウジング8の右
下部に形成されている開口を通して係止部材30の操作部
30aを上方に旋回せしめると、この係止部材30は上記非
ロック位置に位置付けられ、かくして係止部材30の爪部
と係止開口34の係合が解除され、ロック手段28は非ロッ
ク状態になる。下部ハウジング4の壁32の一部には突起
部32aが一体に設けられており、係合部材30がこの突起
部32aに当接することによって上記非ロック位置を越え
る旋回動が確実に阻止される。しかる後、上部開閉ハウ
ジング8を矢印35で示す方向に旋回せしめる。かくする
と、上部開閉ハウジング8が支持軸14、即ち前後方向に
延びる旋回中心軸千を中心として横方向に旋回され、第
2図に二点鎖線で示す開位置に位置付けられる。かかる
閉位置に位置付けられると、下部ハウジング4と上部開
閉ハウジング8の間が所要の通り開放され、かくして後
述するプロセスユニットをかく開放された部位を通して
容易に離脱せしめることができる。尚、第2図から容易
に理解される如く、ボルト24及びナット26によって連結
具18の両端部を比較的強く締付けると連結具18の内面と
支持軸14の外周面の間の摩擦力が比較的大きくなり、従
って上部開閉ハウジング8を開閉する際の開閉力が大き
くなるが、一方上述した如くして連結具18の両端部を比
較的弱く締付けると連結具18の内面と支持軸14の外周面
の間の摩擦力が比較的小さくなり、従って上部開閉ハウ
ジング8を開閉する際の開閉力が小さくなる。
装置ハウジング2の略中央部、詳しくは上部開閉ハウ
ジング8内には、全体を番号36で示すプロセスユニット
が配設されている。主として第3図を参照して、図示の
プロセスユニット36はユニット枠38(第7図及び第8図
も参照)を備え、このユニット枠39には像担持手段を構
成する回転ドラム40が回転自在に装着されている。この
回転ドラム40が周表面には、静電写真感光体が配設され
ている。矢印42で示す方向に回転される回転ドラム40の
周囲には、帯電用コロナ放電器44、現像装置46、転写用
コロナ放電器48及びクリーニング装置50が配設され、帯
電用コロナ放電器44、現像装置46及びクリーニング装置
50が上記ユニット枠38に装着されている。帯電用コロナ
放電器44は回転ドラム40上の感光体を特定極性に帯電す
る。現像装置46(後述する)は静電潜像をトナー像に現
像する。また、転写用コロナ放電器48は後述する如く搬
送経路を通して搬送されるシート部材の裏面にコロナ放
電を施す。クリーニング装置50は、感光体表面に作用す
る弾性ブレード52を備え、感光体表面に残留するトナー
を除去してトナー回収室54に回収する。
ジング8内には、全体を番号36で示すプロセスユニット
が配設されている。主として第3図を参照して、図示の
プロセスユニット36はユニット枠38(第7図及び第8図
も参照)を備え、このユニット枠39には像担持手段を構
成する回転ドラム40が回転自在に装着されている。この
回転ドラム40が周表面には、静電写真感光体が配設され
ている。矢印42で示す方向に回転される回転ドラム40の
周囲には、帯電用コロナ放電器44、現像装置46、転写用
コロナ放電器48及びクリーニング装置50が配設され、帯
電用コロナ放電器44、現像装置46及びクリーニング装置
50が上記ユニット枠38に装着されている。帯電用コロナ
放電器44は回転ドラム40上の感光体を特定極性に帯電す
る。現像装置46(後述する)は静電潜像をトナー像に現
像する。また、転写用コロナ放電器48は後述する如く搬
送経路を通して搬送されるシート部材の裏面にコロナ放
電を施す。クリーニング装置50は、感光体表面に作用す
る弾性ブレード52を備え、感光体表面に残留するトナー
を除去してトナー回収室54に回収する。
装置ハウジング2内の上部、即ちプロセスユニット36
の上方には光学手段56が配設されている。光学手段56は
レーザ光源58(第5図)、所定方向に回動される回転多
面鏡60、所謂fθレンズ62、第1の反射鏡64、第2の反
射鏡66及びシリンドリカルレンズ68を備えている。レー
ザ光源58は例えばコンピュータから出力された画像情報
に基いたレーザ光を回転多面鏡60に向けて照射する。回
転多面鏡60から反射されたレーザ光は、第3図に実線矢
印で示す如く、fθレンズ62を通って第1の反射鏡64に
至り、この第1の反射鏡64及び第2の反射鏡66に反射さ
れた後更にシリンドリカルレンズ68を通って投射域に70
にて回転ドラム40の表面に投射される。
の上方には光学手段56が配設されている。光学手段56は
レーザ光源58(第5図)、所定方向に回動される回転多
面鏡60、所謂fθレンズ62、第1の反射鏡64、第2の反
射鏡66及びシリンドリカルレンズ68を備えている。レー
ザ光源58は例えばコンピュータから出力された画像情報
に基いたレーザ光を回転多面鏡60に向けて照射する。回
転多面鏡60から反射されたレーザ光は、第3図に実線矢
印で示す如く、fθレンズ62を通って第1の反射鏡64に
至り、この第1の反射鏡64及び第2の反射鏡66に反射さ
れた後更にシリンドリカルレンズ68を通って投射域に70
にて回転ドラム40の表面に投射される。
装置ハウジング2内の下部、即ちプロセスユニット36
の下方には、番号72で示す搬送機構が配設されている。
搬送機構72は転写域74を通して記録紙の如きシート部材
を搬送する搬送経路を規定し、搬送ローラ対76、案内板
78、案内板80、定着ローラ対82及び搬送ローラ対84を備
えている。具体例では、搬送経路の上流端部は2つに分
岐されており、その一方は直線状に第3図において、右
方に延び、その上流端には手動供給手段86が配設されて
おり、またその他方は湾曲して下方に延び、その上流端
(詳しくは搬送機構72の下方であって、下部ハウジング
4内)には自動供給手段88が配設されている。図示の手
動供給手段86は、第3図に示す供給位置と上方に旋回せ
しめた収納位置(図示せず)の間を旋回自在であるテー
ブル90を備えており、手動供給手段86を利用する場合に
はかかるテーブル90が上記供給位置に位置付けられてい
る。テーブル90上にシート部材を位置付けて下部ハウジ
ング4と上部開閉ハウジング8間に規定された開口92を
通して挿入すると、かかるシート部材は、案内片94の下
面と下部ハウジング4の一部の内面に設けられた案内突
条96の上端縁の間を通って搬送ローラ対76に導かれる。
また、図示の自動供給手段88は、シート部材が積層状態
に装填されるカセット98を備えている。このカセット98
は、下部ハウジング4の前面に形成されている開口100
を通して、下部ハウジング4に規定されたカセット受部
102に着脱自在に装着される(第1図及び第2図も参
照)。このカセット受部102の上方には、送給ローラ104
が配設されている。従って、送ローラ104が矢印106で示
す方向に回動されることによってカセット98内のシート
部材が1枚毎送出され、かく送出されたシート部材は下
部ハウジング4の直立壁部108に設けられた案内突条110
及び上記案内突条96に案内されて搬送ローラ対76に導か
れる。
の下方には、番号72で示す搬送機構が配設されている。
搬送機構72は転写域74を通して記録紙の如きシート部材
を搬送する搬送経路を規定し、搬送ローラ対76、案内板
78、案内板80、定着ローラ対82及び搬送ローラ対84を備
えている。具体例では、搬送経路の上流端部は2つに分
岐されており、その一方は直線状に第3図において、右
方に延び、その上流端には手動供給手段86が配設されて
おり、またその他方は湾曲して下方に延び、その上流端
(詳しくは搬送機構72の下方であって、下部ハウジング
4内)には自動供給手段88が配設されている。図示の手
動供給手段86は、第3図に示す供給位置と上方に旋回せ
しめた収納位置(図示せず)の間を旋回自在であるテー
ブル90を備えており、手動供給手段86を利用する場合に
はかかるテーブル90が上記供給位置に位置付けられてい
る。テーブル90上にシート部材を位置付けて下部ハウジ
ング4と上部開閉ハウジング8間に規定された開口92を
通して挿入すると、かかるシート部材は、案内片94の下
面と下部ハウジング4の一部の内面に設けられた案内突
条96の上端縁の間を通って搬送ローラ対76に導かれる。
また、図示の自動供給手段88は、シート部材が積層状態
に装填されるカセット98を備えている。このカセット98
は、下部ハウジング4の前面に形成されている開口100
を通して、下部ハウジング4に規定されたカセット受部
102に着脱自在に装着される(第1図及び第2図も参
照)。このカセット受部102の上方には、送給ローラ104
が配設されている。従って、送ローラ104が矢印106で示
す方向に回動されることによってカセット98内のシート
部材が1枚毎送出され、かく送出されたシート部材は下
部ハウジング4の直立壁部108に設けられた案内突条110
及び上記案内突条96に案内されて搬送ローラ対76に導か
れる。
また、搬送経路の下流端部も2つに分岐されており、
このことに関連して更に上部開閉ハウジング8の一部、
即ちその前面の矩形状の開閉部112が第3図に二点鎖線
で示す第1の位置と第3図に実線で示す第2の位置(第
1図及び第2図にも示す位置)に選択的位置付けられる
ようになっている。上部開閉ハウジング8の開閉部112
が上記第1の位置にあるときには、搬送ローラ対84から
送出されるシート部材は直接上部開閉ハウジング8外に
排出され、上記開閉部112の内面(二点鎖線で示す状態
において上面)に受入れられる(従って、上記第1の位
置にあるときには開閉部112が第1の受部として機能す
る)。一方、上記開閉部112が上記第2の位置にあると
きには、搬送ローラ対84から送出されるシート部材は開
閉部112と上部開閉ハウジング8の一部の間を通って更
に上方に搬送され、排出ローラ対114の作用によって上
部開閉ハウジング8の上面に規定された後述する受部11
6(第2の受部として機能する)に排出される。
このことに関連して更に上部開閉ハウジング8の一部、
即ちその前面の矩形状の開閉部112が第3図に二点鎖線
で示す第1の位置と第3図に実線で示す第2の位置(第
1図及び第2図にも示す位置)に選択的位置付けられる
ようになっている。上部開閉ハウジング8の開閉部112
が上記第1の位置にあるときには、搬送ローラ対84から
送出されるシート部材は直接上部開閉ハウジング8外に
排出され、上記開閉部112の内面(二点鎖線で示す状態
において上面)に受入れられる(従って、上記第1の位
置にあるときには開閉部112が第1の受部として機能す
る)。一方、上記開閉部112が上記第2の位置にあると
きには、搬送ローラ対84から送出されるシート部材は開
閉部112と上部開閉ハウジング8の一部の間を通って更
に上方に搬送され、排出ローラ対114の作用によって上
部開閉ハウジング8の上面に規定された後述する受部11
6(第2の受部として機能する)に排出される。
上述のレーザビームプリンタの作用を概説すると、次
の通りである。
の通りである。
回転ドラム40が矢印42で示す方向に回転せしめられる
間に、帯電用コロナ放電器44が回転ドラム40の感光体を
帯電し、次いで投射域70にて光学手段56のレーザ光源58
からの画像情報を有するレーザ光が感光体上に投射さ
れ、かくして感光体表面に画像情報に対応した静電潜像
が形成される。しかる後、現像装置46の作用によって静
電潜像がトナー像に現像される。次いで、手動供給手段
86又は自動供給手段88から搬送経路に供給されたシート
部材が転写域74にて感光体に接触せしめられ、転写用コ
ロナ放電器48の作用によって感光体上のトナー像がシー
ト部材に転写される。トナー像が転写されたシート部材
は回転ドラム40から剥離され、次いで定着ローラ対82に
搬送され、定着ローラ対82の作用によってトナー像がシ
ート部材の表面に定着される。トナー像が定着されたシ
ート部材は、搬送ローラ対84に搬送され、上記開閉部11
2が上記第1の位置にあるときには、そのまま外開閉部1
12上に排出される。シート部材が上記開閉部112上に排
出される場合には、第3図から理解される如く、画像が
形成された面を上にして排出される。これに対し、上記
開閉部112が上記第2の位置にあるときには、搬送ロー
ラ対84に搬送されたシート部材は、更に上方に搬送され
た後に排出ローラ対114の作用によって上部開閉ハウジ
ング8上の受部116に排出される。シート部材が上記受
部116上に排出される場合には、第3図から理解される
如く、画像が形成された面を下にして排出され、それ故
に、かく排出されたシート部材の頁揃えを後に行う必要
はない。一方、回転ドラム40は更に回転を続け、クリー
ニング装置50の作用によって感光体表面から残留トナー
が除去される。
間に、帯電用コロナ放電器44が回転ドラム40の感光体を
帯電し、次いで投射域70にて光学手段56のレーザ光源58
からの画像情報を有するレーザ光が感光体上に投射さ
れ、かくして感光体表面に画像情報に対応した静電潜像
が形成される。しかる後、現像装置46の作用によって静
電潜像がトナー像に現像される。次いで、手動供給手段
86又は自動供給手段88から搬送経路に供給されたシート
部材が転写域74にて感光体に接触せしめられ、転写用コ
ロナ放電器48の作用によって感光体上のトナー像がシー
ト部材に転写される。トナー像が転写されたシート部材
は回転ドラム40から剥離され、次いで定着ローラ対82に
搬送され、定着ローラ対82の作用によってトナー像がシ
ート部材の表面に定着される。トナー像が定着されたシ
ート部材は、搬送ローラ対84に搬送され、上記開閉部11
2が上記第1の位置にあるときには、そのまま外開閉部1
12上に排出される。シート部材が上記開閉部112上に排
出される場合には、第3図から理解される如く、画像が
形成された面を上にして排出される。これに対し、上記
開閉部112が上記第2の位置にあるときには、搬送ロー
ラ対84に搬送されたシート部材は、更に上方に搬送され
た後に排出ローラ対114の作用によって上部開閉ハウジ
ング8上の受部116に排出される。シート部材が上記受
部116上に排出される場合には、第3図から理解される
如く、画像が形成された面を下にして排出され、それ故
に、かく排出されたシート部材の頁揃えを後に行う必要
はない。一方、回転ドラム40は更に回転を続け、クリー
ニング装置50の作用によって感光体表面から残留トナー
が除去される。
光学手段及びその装着様式 第3図と共に第4図及び第5図を参照して、光学手段
56について詳述する。光学手段56は箱状の光学ハウジン
グ120を備え、該光学ハウジング120が後述する受部116
に沿って配設される。光学ハウジング120は種々の壁12
2,124,126,128,130,132及び134によって構成され、実質
上密封された空間を規定する。そして、壁124にレーザ
光源58が装着され、また光学ハウジング120内に回転多
面鏡60,fθレンズ62、第1の反射鏡64、第2の反射鏡66
及びシリンドリカルレンズ68が配設されている。具体的
では、壁132と壁134の間には細長い開口136が形成さ
れ、この開口136には透明ガラス138が配設され、レーザ
光源58からの光はこの透明ガラス138を通して回転ドラ
ム40の感光体表面に投射される。このように、光学手段
56は、光学ハウジング120の一端部に配設されレーザ光
源58からレーザ光が照射される回転多面鏡60から光学ハ
ウジング120の他端部に配設された第1の反射鏡64まで
直線状に延びる第1の光路と、上記第1の反射鏡64によ
って光学ハウジング120の一端部に向けて折り返され更
に第2の反射鏡46により屈曲されて上記回転ドラム40の
感光体表面に到る第2の光路とを有している。
56について詳述する。光学手段56は箱状の光学ハウジン
グ120を備え、該光学ハウジング120が後述する受部116
に沿って配設される。光学ハウジング120は種々の壁12
2,124,126,128,130,132及び134によって構成され、実質
上密封された空間を規定する。そして、壁124にレーザ
光源58が装着され、また光学ハウジング120内に回転多
面鏡60,fθレンズ62、第1の反射鏡64、第2の反射鏡66
及びシリンドリカルレンズ68が配設されている。具体的
では、壁132と壁134の間には細長い開口136が形成さ
れ、この開口136には透明ガラス138が配設され、レーザ
光源58からの光はこの透明ガラス138を通して回転ドラ
ム40の感光体表面に投射される。このように、光学手段
56は、光学ハウジング120の一端部に配設されレーザ光
源58からレーザ光が照射される回転多面鏡60から光学ハ
ウジング120の他端部に配設された第1の反射鏡64まで
直線状に延びる第1の光路と、上記第1の反射鏡64によ
って光学ハウジング120の一端部に向けて折り返され更
に第2の反射鏡46により屈曲されて上記回転ドラム40の
感光体表面に到る第2の光路とを有している。
光学ハウジング120は、次の通りにして上部開閉ハウ
ジング8の上壁140の内面に装着される。第6図をも参
照して、具体例では、上部開閉ハウジング8の上壁140
(詳しくは受部116を規定する部位)の内面には、内方
に突出する3個のボス部142が一体に形成されている。
第6図から理解される如く、上壁140の第4図において
右端部にはボス部142が1個形成され、また上壁140の第
4図において左端部にはボス部142が2個形成されてい
る(第4図)において紙面に垂直な方向に間隔を置いて
設けられている)。これらボス部142には雌ねじ孔が形
成されている。また、ボス部142の外周面には外方に突
出する突状144が4個設けられ、各突条144には段部が形
成されている。一方、光学ハウジング120、詳しくは壁1
26及び壁128には外方に突出する支持突部146及び148が
一体に形成されている。片方の支持突部146にはボス部1
42に対応して1個の孔150が形成され、また他方の支持
突部148には各ボス部142に対応して2個の孔152が形成
されている。従って、第4図及び第6図に示す如く、各
取付ねじ154を光学ハウジング120に形成された孔150及
び152を通して上壁140のボス部142に螺着することによ
って、光学ハウジング120、従って光学手段56が上壁140
の内面に装着される。かかる装着状態においては、光学
ハウジング120は上下方向に幾分移動自在であり、この
光学ハウジング120を下方に弾性的に偏倚せしめる偏倚
コイルばね156が各ボス部142を被嵌して突条144の段部
と支持突部146及び148の間に介在されている。かく構成
されているので、光学ハウジング120は、通常、支持突
部146及び148が取付ねじ154の頭部に当接することによ
って所定の取付位置に保持される。
ジング8の上壁140の内面に装着される。第6図をも参
照して、具体例では、上部開閉ハウジング8の上壁140
(詳しくは受部116を規定する部位)の内面には、内方
に突出する3個のボス部142が一体に形成されている。
第6図から理解される如く、上壁140の第4図において
右端部にはボス部142が1個形成され、また上壁140の第
4図において左端部にはボス部142が2個形成されてい
る(第4図)において紙面に垂直な方向に間隔を置いて
設けられている)。これらボス部142には雌ねじ孔が形
成されている。また、ボス部142の外周面には外方に突
出する突状144が4個設けられ、各突条144には段部が形
成されている。一方、光学ハウジング120、詳しくは壁1
26及び壁128には外方に突出する支持突部146及び148が
一体に形成されている。片方の支持突部146にはボス部1
42に対応して1個の孔150が形成され、また他方の支持
突部148には各ボス部142に対応して2個の孔152が形成
されている。従って、第4図及び第6図に示す如く、各
取付ねじ154を光学ハウジング120に形成された孔150及
び152を通して上壁140のボス部142に螺着することによ
って、光学ハウジング120、従って光学手段56が上壁140
の内面に装着される。かかる装着状態においては、光学
ハウジング120は上下方向に幾分移動自在であり、この
光学ハウジング120を下方に弾性的に偏倚せしめる偏倚
コイルばね156が各ボス部142を被嵌して突条144の段部
と支持突部146及び148の間に介在されている。かく構成
されているので、光学ハウジング120は、通常、支持突
部146及び148が取付ねじ154の頭部に当接することによ
って所定の取付位置に保持される。
具体例では、光学ハウジング120にブランクランプ
(図示せず)が装着されている。主として第4図を参照
して、光学ハウジング120の支持突部148の下面には、ラ
ンプハウジング158が取付ねじ160によって装着されてお
り、このランプハウジング158内にブランクランプが配
設されている。ブランクランプは、プロセスユニット36
の上壁162に形成された開口164を通して回転ドラム40を
照射する。
(図示せず)が装着されている。主として第4図を参照
して、光学ハウジング120の支持突部148の下面には、ラ
ンプハウジング158が取付ねじ160によって装着されてお
り、このランプハウジング158内にブランクランプが配
設されている。ブランクランプは、プロセスユニット36
の上壁162に形成された開口164を通して回転ドラム40を
照射する。
プロセスユニットとこれに対する光学手段の位置付け 次いで、第3図と共に第7図及び第8図を参照して、
プロセスユニット36のユニット枠38は横方向(第3図及
び第8図において紙面に垂直な方向、第7図において上
下方向)に間隔を置いて配設された一対の端壁166及び1
68(第6図)を有し、一対の端壁166及び168間の上面は
上記上壁162によって覆われている。この上壁162には、
レーザ光源58からの光が回転ドラム40に投射されるよう
に細長い開口170が形成されている。
プロセスユニット36のユニット枠38は横方向(第3図及
び第8図において紙面に垂直な方向、第7図において上
下方向)に間隔を置いて配設された一対の端壁166及び1
68(第6図)を有し、一対の端壁166及び168間の上面は
上記上壁162によって覆われている。この上壁162には、
レーザ光源58からの光が回転ドラム40に投射されるよう
に細長い開口170が形成されている。
このユニット枠38、即ち一対の端壁166及び168間に
は、第3図及び第8図において左右方向略中央部に回転
ドラム40が配設され、この回転ドラム40の片側に、従っ
てユニット枠38の第3図及び第8図において右部に現像
装置46が配設され、また回転ドラム40の他側に、従って
ユニット枠38の第3図及び第8図において左部にクリー
ニング装置50が配設されている。
は、第3図及び第8図において左右方向略中央部に回転
ドラム40が配設され、この回転ドラム40の片側に、従っ
てユニット枠38の第3図及び第8図において右部に現像
装置46が配設され、また回転ドラム40の他側に、従って
ユニット枠38の第3図及び第8図において左部にクリー
ニング装置50が配設されている。
図示の現像装置46は、回転ドラム42の一側に配設さ
れ、現像剤を収容する現像室172を規定する現像ハウジ
ング174を備えている。現像ハウジング174の回転ドラム
40に対向する部位(第3図において左面)は開放されて
おり、かかる開口部に磁気ブラシ機構176(トナー適用
手段を構成する)が配設されている。磁気ブラシ機構17
6は矢印177で示す方向に回動される中空スリーブ178と
中空スリーブ178内に配設された静止永久磁石179を備
え、中空スリーブ178の表面に現像剤を磁気的に保持し
て回転ドラム40の感光体表面に施す。現像ハウジング17
4の第3図において右上端にはトナー収容室180を規定す
るトナー収容器182が配設されている。トナー収容器182
の底部にはトナー排出開口が設けられ、このトナー排出
開口にはトナー供給ローラ184が配設されている。従っ
て、このトナー供給ローラ184が所定方向に回動される
と、トナー収容室180内のトナーは上記トナー排出開口
を通して現像室172に供給される。現像室172内には所定
方向に回動される撹拌手段186が配設されており、この
撹拌手段186は現像室172内の現像剤とトナー排出開口を
通して供給されたトナーを撹拌混合し、現像剤中のトナ
ーを摩擦帯電する。具体例では、第3図に示す如く、現
像ハウジング174の底壁下面には、第3図において紙面
に垂直な方向に間隔を置いて複数個の案内突条188(第
3図において1個示す)が設けられている。これら案内
突条188は、搬送ローラ対76と転写域74の間において搬
送経路の上側を規定する。
れ、現像剤を収容する現像室172を規定する現像ハウジ
ング174を備えている。現像ハウジング174の回転ドラム
40に対向する部位(第3図において左面)は開放されて
おり、かかる開口部に磁気ブラシ機構176(トナー適用
手段を構成する)が配設されている。磁気ブラシ機構17
6は矢印177で示す方向に回動される中空スリーブ178と
中空スリーブ178内に配設された静止永久磁石179を備
え、中空スリーブ178の表面に現像剤を磁気的に保持し
て回転ドラム40の感光体表面に施す。現像ハウジング17
4の第3図において右上端にはトナー収容室180を規定す
るトナー収容器182が配設されている。トナー収容器182
の底部にはトナー排出開口が設けられ、このトナー排出
開口にはトナー供給ローラ184が配設されている。従っ
て、このトナー供給ローラ184が所定方向に回動される
と、トナー収容室180内のトナーは上記トナー排出開口
を通して現像室172に供給される。現像室172内には所定
方向に回動される撹拌手段186が配設されており、この
撹拌手段186は現像室172内の現像剤とトナー排出開口を
通して供給されたトナーを撹拌混合し、現像剤中のトナ
ーを摩擦帯電する。具体例では、第3図に示す如く、現
像ハウジング174の底壁下面には、第3図において紙面
に垂直な方向に間隔を置いて複数個の案内突条188(第
3図において1個示す)が設けられている。これら案内
突条188は、搬送ローラ対76と転写域74の間において搬
送経路の上側を規定する。
かかる構成のプロセスユニット36は、次の通りにして
下部ハウジング4に着脱自在に装着される。第7図及び
第8図を参照して、下部ハウジング4は上記横方向に間
隔を置いて配設された一対の垂直基板190及び192を含ん
でいる。垂直基板190は前後方向(第7図において左右
方向)に分割されており、その片方190aの内面には内方
に突出する支持ピン194が植設され、その他方190bの内
面には内方に突出する支持ピン196が植設されている。
また、垂直基板192の内面にも、上記前後方向に間隔を
置いて内方に突出する一対の支持ピン198及び200が植設
されている。一方、ユニット枠38を片方の端壁166の外
面には、支持ピン194及び196に対応して被支持突部202
及び204が設けられ、また他方の端壁168の外面にも、支
持ピン198及び200に対応して被支持突部206及び208が設
けられている。被支持突部202及び206の下面は実質上平
坦であり、それらの上面には上方に突出する一対のつま
み突片210が設けられている。また、被支持突部204及び
208の下面には、円弧状の受部が規定されている。かく
構成されているので、第7図及び第8図に示す如く、ユ
ニット枠38を上方から支持ピン194,196,198及び200に載
置する。詳しくは被支持突部204及び208に規定された受
部に支持ピン196及び200を位置付けると共に被支持突部
202及び206を支持ピン194および198に位置付けることに
よって、ユニット枠38が垂直基板190及び192間に着脱自
在に装着される。かかる装着状態においては、円筒状の
支持ピン196及び200が被支持突部204及び208の円弧状の
受部に位置付けられる故に、垂直基板190及び192に対す
るユニット枠38の第7図及び第8図における左右方向の
移動が確実に拘束される。また、具体例では、第7図に
示す如く、ユニット枠38の端壁168における支持ピン200
の先端が作用する部位には、板バネの如き弾性片212が
設けられている。従って、上述の装着状態においては、
弾性片212がユニット枠38に作用してこれを第7図にお
いて下方に弾性的に偏倚せしめ、支持ピン196の先端と
ユニット枠38の端壁166が当接することによってユニッ
ト枠38は第7図に実線で示す位置に保持される。また、
かかる装着状態においては、ユニット枠38は支持ピン19
6及び200(旋回中心軸線を構成する)を中心して旋回自
在である。従って、被支持突部202(及び1又は206)の
つまみ部210をつまんで上方に持ち上げることによっ
て、ユニット枠38を矢印214で示す方向に例えば第8図
に二点鎖線で示す位置まで旋回せしめることができる。
かく旋回せしめると、搬送経路の一部、特に案内板80の
上方及び定着ローラ対82の近傍が所要の通り開放され、
かかる部位においてシート部材が詰った場合にこの詰っ
たシート部材を容易に取り除くことができる。尚、垂直
基板190及び192からユニット枠38を離脱せしめるには、
ユニット枠38を上方に持ち上げればよい。かくすると、
ユニット枠38の被支持突部202,204,206及び208が支持ピ
ン194,196,198及び200から離脱し、かくしてユニット枠
38を取り外すことができる。
下部ハウジング4に着脱自在に装着される。第7図及び
第8図を参照して、下部ハウジング4は上記横方向に間
隔を置いて配設された一対の垂直基板190及び192を含ん
でいる。垂直基板190は前後方向(第7図において左右
方向)に分割されており、その片方190aの内面には内方
に突出する支持ピン194が植設され、その他方190bの内
面には内方に突出する支持ピン196が植設されている。
また、垂直基板192の内面にも、上記前後方向に間隔を
置いて内方に突出する一対の支持ピン198及び200が植設
されている。一方、ユニット枠38を片方の端壁166の外
面には、支持ピン194及び196に対応して被支持突部202
及び204が設けられ、また他方の端壁168の外面にも、支
持ピン198及び200に対応して被支持突部206及び208が設
けられている。被支持突部202及び206の下面は実質上平
坦であり、それらの上面には上方に突出する一対のつま
み突片210が設けられている。また、被支持突部204及び
208の下面には、円弧状の受部が規定されている。かく
構成されているので、第7図及び第8図に示す如く、ユ
ニット枠38を上方から支持ピン194,196,198及び200に載
置する。詳しくは被支持突部204及び208に規定された受
部に支持ピン196及び200を位置付けると共に被支持突部
202及び206を支持ピン194および198に位置付けることに
よって、ユニット枠38が垂直基板190及び192間に着脱自
在に装着される。かかる装着状態においては、円筒状の
支持ピン196及び200が被支持突部204及び208の円弧状の
受部に位置付けられる故に、垂直基板190及び192に対す
るユニット枠38の第7図及び第8図における左右方向の
移動が確実に拘束される。また、具体例では、第7図に
示す如く、ユニット枠38の端壁168における支持ピン200
の先端が作用する部位には、板バネの如き弾性片212が
設けられている。従って、上述の装着状態においては、
弾性片212がユニット枠38に作用してこれを第7図にお
いて下方に弾性的に偏倚せしめ、支持ピン196の先端と
ユニット枠38の端壁166が当接することによってユニッ
ト枠38は第7図に実線で示す位置に保持される。また、
かかる装着状態においては、ユニット枠38は支持ピン19
6及び200(旋回中心軸線を構成する)を中心して旋回自
在である。従って、被支持突部202(及び1又は206)の
つまみ部210をつまんで上方に持ち上げることによっ
て、ユニット枠38を矢印214で示す方向に例えば第8図
に二点鎖線で示す位置まで旋回せしめることができる。
かく旋回せしめると、搬送経路の一部、特に案内板80の
上方及び定着ローラ対82の近傍が所要の通り開放され、
かかる部位においてシート部材が詰った場合にこの詰っ
たシート部材を容易に取り除くことができる。尚、垂直
基板190及び192からユニット枠38を離脱せしめるには、
ユニット枠38を上方に持ち上げればよい。かくすると、
ユニット枠38の被支持突部202,204,206及び208が支持ピ
ン194,196,198及び200から離脱し、かくしてユニット枠
38を取り外すことができる。
かく装着されたプロセスユニット36に対する上述の光
学手段56の位置付けは、次の通りにして達成される。第
4図、第6図及び第7図を参照して、ユニット枠38の上
壁162の上面には、上方に突出する円形状の第1の突部2
18及びだ円形状の第2の突部220が設けられている。そ
して、第1の突部218には円形の第1の位置決め凹部222
が規定され、また第2の突部220にはだ円形の第2の位
置決め凹部224が規定されている。第1の位置決め凹部2
22及び第2の位置決め凹部224の開口部は、第6図に示
す如く、内方に向けて下方に傾斜せしめられている。一
方、光学手段56の光学ハウジング122の壁132の下面に
は、下方に突出する位置決めピン226及び228が植設され
ている。片方の位置決めピン226は第1の位置決め凹部2
22に対応して配設され、その先端部は先細になってい
る。また、他方の位置決めピン228は第2の位置決め凹
部224に対応して配設され、その先端部は先細になって
いる。かく構成されているので、例えば上部開閉ハウジ
ング8を上記開位置から上記閉位置に旋回せしめると、
位置決めピン226が第1の位置決め凹部222に位置付けら
れると共に他方の位置決めピン228が第2の位置決め凹
部224に位置付けられる。
学手段56の位置付けは、次の通りにして達成される。第
4図、第6図及び第7図を参照して、ユニット枠38の上
壁162の上面には、上方に突出する円形状の第1の突部2
18及びだ円形状の第2の突部220が設けられている。そ
して、第1の突部218には円形の第1の位置決め凹部222
が規定され、また第2の突部220にはだ円形の第2の位
置決め凹部224が規定されている。第1の位置決め凹部2
22及び第2の位置決め凹部224の開口部は、第6図に示
す如く、内方に向けて下方に傾斜せしめられている。一
方、光学手段56の光学ハウジング122の壁132の下面に
は、下方に突出する位置決めピン226及び228が植設され
ている。片方の位置決めピン226は第1の位置決め凹部2
22に対応して配設され、その先端部は先細になってい
る。また、他方の位置決めピン228は第2の位置決め凹
部224に対応して配設され、その先端部は先細になって
いる。かく構成されているので、例えば上部開閉ハウジ
ング8を上記開位置から上記閉位置に旋回せしめると、
位置決めピン226が第1の位置決め凹部222に位置付けら
れると共に他方の位置決めピン228が第2の位置決め凹
部224に位置付けられる。
具体例では、更に、光学ハウジング120に3個の作用
片230が設けられている。1個の作用片230は略三角状で
あり、壁134の端部に設けられており、ユニット枠38の
上壁162における第4図において右端部に作用し得る。
また、2個の作用片230は円筒ピン状であり、支持突部1
48に横方向(第4図において紙面に垂直な方向、第6図
において左右方向)に間隔を置いて設けられており、ユ
ニット枠38の上壁162における第4図において左端部に
作用し得る。これら作用片230は、光学ハウジング120と
ユニット枠38の上下方向の間隔を一定に保持する作用を
する。
片230が設けられている。1個の作用片230は略三角状で
あり、壁134の端部に設けられており、ユニット枠38の
上壁162における第4図において右端部に作用し得る。
また、2個の作用片230は円筒ピン状であり、支持突部1
48に横方向(第4図において紙面に垂直な方向、第6図
において左右方向)に間隔を置いて設けられており、ユ
ニット枠38の上壁162における第4図において左端部に
作用し得る。これら作用片230は、光学ハウジング120と
ユニット枠38の上下方向の間隔を一定に保持する作用を
する。
受部、光学手段及びプロセスユニットの位置関係 第1図及び第3図に示すと共に第2図に実線で示す画
像生成状態、即ち上部開閉ハウジング8が上記閉位置に
ある状態においては、受部116、光学手段56及びプロセ
スユニット36は第3図に示す位置関係に保持される。
像生成状態、即ち上部開閉ハウジング8が上記閉位置に
ある状態においては、受部116、光学手段56及びプロセ
スユニット36は第3図に示す位置関係に保持される。
上部開閉ハウジング8を第2図に二点鎖線で示す開位
置から実線で示す位置にせしめると、第4図及び第6図
に示す如く、光学ハウジング120に設けられた位置決め
ピン226及び228が、夫々、垂直基板190及び192(第7
図)に装着されたユニット枠38の上壁162に規定された
第1の位置決め凹部222及び第2の位置決め凹部224内に
位置付けられる。尚、第1の位置決め凹部222及び第2
の位置決め凹部224の開口部は内方に向けて下方に傾斜
せしめられていると共に位置決めピン226及び228の先端
部が先細になっている故に、位置決めピン226及び228の
上述した位置付けは容易に遂行される。かくすると、位
置決めピン226の外径と第1の位置決め凹部222の内径と
が実質上等しく設定されているので、ユニット枠38と光
学ユニット120の特定部位が上下方向に合致せしめられ
る。また、位置決めピン228の外径と第2の位置決め凹
部224の幅とが実質上等しく設定されているので、ユニ
ット枠38に対する位置決めピン226を中心とする光学ユ
ニット120の相対的旋回も阻止される。かくして、プロ
セスユニット36の上方に光学手段56が位置付けられ、こ
の光学手段56の上方に受部16、即ち上部開閉ハウジング
8の上壁140(特に受部116を規定する部位)が位置し、
プロセスユニット36と光学手段56は位置決めピン226及
び228と第1の位置決め凹部222及び第2の位置決め凹部
224の作用によって所定の位置関係に確実に保持され
る。
置から実線で示す位置にせしめると、第4図及び第6図
に示す如く、光学ハウジング120に設けられた位置決め
ピン226及び228が、夫々、垂直基板190及び192(第7
図)に装着されたユニット枠38の上壁162に規定された
第1の位置決め凹部222及び第2の位置決め凹部224内に
位置付けられる。尚、第1の位置決め凹部222及び第2
の位置決め凹部224の開口部は内方に向けて下方に傾斜
せしめられていると共に位置決めピン226及び228の先端
部が先細になっている故に、位置決めピン226及び228の
上述した位置付けは容易に遂行される。かくすると、位
置決めピン226の外径と第1の位置決め凹部222の内径と
が実質上等しく設定されているので、ユニット枠38と光
学ユニット120の特定部位が上下方向に合致せしめられ
る。また、位置決めピン228の外径と第2の位置決め凹
部224の幅とが実質上等しく設定されているので、ユニ
ット枠38に対する位置決めピン226を中心とする光学ユ
ニット120の相対的旋回も阻止される。かくして、プロ
セスユニット36の上方に光学手段56が位置付けられ、こ
の光学手段56の上方に受部16、即ち上部開閉ハウジング
8の上壁140(特に受部116を規定する部位)が位置し、
プロセスユニット36と光学手段56は位置決めピン226及
び228と第1の位置決め凹部222及び第2の位置決め凹部
224の作用によって所定の位置関係に確実に保持され
る。
また、上部開閉ハウジング8をかく閉位置にせしめる
と、第4図及び第6図に示す如く、光学ハウジング120
に設けられた作用片230がユニット枠38の上壁162の上面
に作用し(1個の作用片230は上壁162の第4図において
右端部に作用し、2個の作用片230は上壁162の第4図に
おいて左端部に作用する)、ユニット枠38の上壁162に
対して光学ハウジング120が偏倚コイルばね156の偏倚力
に抗して幾分上昇せしめられる。従って、光学ハウジン
グ120は作用片230の作用によってユニット枠38との間隔
が一定に保持され、偏倚コイルばね156の作用によって
弾性的に押圧保持され、ユニット枠38と光学ハウジング
120の上下方向の間隔も所定の値に確実に保持される。
と、第4図及び第6図に示す如く、光学ハウジング120
に設けられた作用片230がユニット枠38の上壁162の上面
に作用し(1個の作用片230は上壁162の第4図において
右端部に作用し、2個の作用片230は上壁162の第4図に
おいて左端部に作用する)、ユニット枠38の上壁162に
対して光学ハウジング120が偏倚コイルばね156の偏倚力
に抗して幾分上昇せしめられる。従って、光学ハウジン
グ120は作用片230の作用によってユニット枠38との間隔
が一定に保持され、偏倚コイルばね156の作用によって
弾性的に押圧保持され、ユニット枠38と光学ハウジング
120の上下方向の間隔も所定の値に確実に保持される。
かかる画像生成状態においては、第3図及び第4図に
示す如く、上部開閉ハウジング8の上記上壁140(即
ち、受部116を規定する部位)は、第3図及び第4図に
おいて左から右に向けて(即ち、シート部材の排出方向
下流側に向けて)水平方向に対して第1の角度で上方に
向けて延びている。そして、このことに関連して、この
上壁140の内面に装着された光学ハウジング120も上記上
壁140に実質上平行に水平方向に対して傾斜して配置さ
れている。光学ハウジング120内においては、第3図及
び第5図に示す如く、レーザ光源58からのレーザ光は回
転多面鏡60に反射された後第3図において左下方、第5
図において下方に導かれ、第1の反射鏡64に反射された
後第2の反射鏡66に至り、この第2の反射鏡66に反射さ
れた後透明ガラス138を通って回転ドラム40に至る。そ
して、光学手段56の光路の主要部、即ち折曲されること
なく直線状に延びている最も長い部分、具体例において
回転多面鏡60から第1の反射鏡64に至る部分は、光学ハ
ウジング120の第3図及び第4図における右端部から第
3図及び第4図における左端部まで、この光学ハウジン
グ120、言い換えると上記上壁140に沿って実質上平行に
延びている。従って、上部開閉ハウジング8の上壁140
と光学ハウジング120の間には無駄な空間が実質上存在
せず、このことに起因して装置全体の小型化を達成する
ことができる。また、光学手段56の光路の主要部も水平
方向に対して上述した如く傾斜せしめられていることに
起因して、光学ハウジング120の第3図及び第4図にお
ける左右方向(水平方向)の距離も小さくなり、装置の
一部が幾分高くなる代わりに装置全体の第3図における
左右方向の大きさを大幅に短縮することができる。この
第1の角度θ(第3図)は、受部116に受入れられるシ
ート部材の排出性、装置全体の小型化等を考慮して略45
度に設定するのが好ましい。
示す如く、上部開閉ハウジング8の上記上壁140(即
ち、受部116を規定する部位)は、第3図及び第4図に
おいて左から右に向けて(即ち、シート部材の排出方向
下流側に向けて)水平方向に対して第1の角度で上方に
向けて延びている。そして、このことに関連して、この
上壁140の内面に装着された光学ハウジング120も上記上
壁140に実質上平行に水平方向に対して傾斜して配置さ
れている。光学ハウジング120内においては、第3図及
び第5図に示す如く、レーザ光源58からのレーザ光は回
転多面鏡60に反射された後第3図において左下方、第5
図において下方に導かれ、第1の反射鏡64に反射された
後第2の反射鏡66に至り、この第2の反射鏡66に反射さ
れた後透明ガラス138を通って回転ドラム40に至る。そ
して、光学手段56の光路の主要部、即ち折曲されること
なく直線状に延びている最も長い部分、具体例において
回転多面鏡60から第1の反射鏡64に至る部分は、光学ハ
ウジング120の第3図及び第4図における右端部から第
3図及び第4図における左端部まで、この光学ハウジン
グ120、言い換えると上記上壁140に沿って実質上平行に
延びている。従って、上部開閉ハウジング8の上壁140
と光学ハウジング120の間には無駄な空間が実質上存在
せず、このことに起因して装置全体の小型化を達成する
ことができる。また、光学手段56の光路の主要部も水平
方向に対して上述した如く傾斜せしめられていることに
起因して、光学ハウジング120の第3図及び第4図にお
ける左右方向(水平方向)の距離も小さくなり、装置の
一部が幾分高くなる代わりに装置全体の第3図における
左右方向の大きさを大幅に短縮することができる。この
第1の角度θ(第3図)は、受部116に受入れられるシ
ート部材の排出性、装置全体の小型化等を考慮して略45
度に設定するのが好ましい。
更に、光学ハウジング120、従って光学手段56の光路
の主要部が上記のように傾斜しているので、回転ドラム
40の一側(第3図及び第4図において右側)における光
学手段56の下方には、比較的大きい空間が形成される。
かかる空間部には、第3図に示す如く、現像装置46が配
置され、現像装置46の現像室172が回転ドラム40に近接
して位置し、トナー収容室180が回転ドラム40から離れ
て現像室172の外側に位置している。従って、ドナー収
容室180が位置する空間部、即ち光学ハウジング120の第
3図及び第4図における右端部下方に存在する空間部
は、装置全体が小さいにもかかわらず比較的高くて十分
に大きく、かかる空間部をトナー収容室180として有効
に利用することによって十分な量のトナー、言い換える
と回転ドラム40の感光体が実質上寿命になるまで消費す
るに十分な量のトナーを収容することが可能になる。
の主要部が上記のように傾斜しているので、回転ドラム
40の一側(第3図及び第4図において右側)における光
学手段56の下方には、比較的大きい空間が形成される。
かかる空間部には、第3図に示す如く、現像装置46が配
置され、現像装置46の現像室172が回転ドラム40に近接
して位置し、トナー収容室180が回転ドラム40から離れ
て現像室172の外側に位置している。従って、ドナー収
容室180が位置する空間部、即ち光学ハウジング120の第
3図及び第4図における右端部下方に存在する空間部
は、装置全体が小さいにもかかわらず比較的高くて十分
に大きく、かかる空間部をトナー収容室180として有効
に利用することによって十分な量のトナー、言い換える
と回転ドラム40の感光体が実質上寿命になるまで消費す
るに十分な量のトナーを収容することが可能になる。
画像を記録するシート部材の長さに比較して受部116
(上部開閉ハウジング8の上壁140における傾斜部)の
長さが短いときには、第1図乃至第3図に示す如く補助
受部材232を設けるのが好ましい。補助受部材232はプレ
ート状の部材から構成され、その片面には第2図におい
て左右方向、第3図において紙面に垂直な方向に間隔を
置いて複数個の保持突条234が設けられている。かかる
補助受部材232は上壁140におけるシート部材排出方向下
流端部に軸部材236を介して旋回自在に装着することが
でき、受部として利用するときには第1図及び第2図に
示すと共に第3図に実線で示す受位置(保持突条234の
下縁が上壁140の一部に当接することによって上記受位
置に保持される)に位置付けられ、不使用のときには第
3図に二点鎖線で示す収納位置(上記受位置から第3図
に矢印238で示す方向に略180度回動せしめた位置)に位
置付けられる。
(上部開閉ハウジング8の上壁140における傾斜部)の
長さが短いときには、第1図乃至第3図に示す如く補助
受部材232を設けるのが好ましい。補助受部材232はプレ
ート状の部材から構成され、その片面には第2図におい
て左右方向、第3図において紙面に垂直な方向に間隔を
置いて複数個の保持突条234が設けられている。かかる
補助受部材232は上壁140におけるシート部材排出方向下
流端部に軸部材236を介して旋回自在に装着することが
でき、受部として利用するときには第1図及び第2図に
示すと共に第3図に実線で示す受位置(保持突条234の
下縁が上壁140の一部に当接することによって上記受位
置に保持される)に位置付けられ、不使用のときには第
3図に二点鎖線で示す収納位置(上記受位置から第3図
に矢印238で示す方向に略180度回動せしめた位置)に位
置付けられる。
尚、上述した説明では、シート部材が排出される受部
116と光学手段56の間に存在する空間を小さくすること
に主眼を置いて説明したが、回転ドラム40の片側に比較
的大きい空間を生成せしめるには、光学手段56の光路の
主要部を傾斜せしめるのみで十分である。このとき、上
記光路の主要部の傾斜角度(水平方向に対する傾斜角
度)は、第1の角度と異なる第2の角度でよく、かかる
第2の角度を大きくすることによって現像装置46のため
の大きな空間が生成される。尚、この第2の角度は、光
学手段46における光路の主要部に実質上平行に受部116
を配設する場合には、上記第1の角度と同一である略45
度であるのが好ましい。
116と光学手段56の間に存在する空間を小さくすること
に主眼を置いて説明したが、回転ドラム40の片側に比較
的大きい空間を生成せしめるには、光学手段56の光路の
主要部を傾斜せしめるのみで十分である。このとき、上
記光路の主要部の傾斜角度(水平方向に対する傾斜角
度)は、第1の角度と異なる第2の角度でよく、かかる
第2の角度を大きくすることによって現像装置46のため
の大きな空間が生成される。尚、この第2の角度は、光
学手段46における光路の主要部に実質上平行に受部116
を配設する場合には、上記第1の角度と同一である略45
度であるのが好ましい。
以上、本発明に従って構成された画像形成装置の一具
体例について説明したが、本発明はかかる具体例に限定
されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく
種々の変形乃至修正が可能である。
体例について説明したが、本発明はかかる具体例に限定
されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく
種々の変形乃至修正が可能である。
〈発明の効果〉 本発明の画像形成装置によれば、装置ハウジングの上
壁によって受面が規定される受部が他側方から一側方に
向けて上方に傾斜して延び、光学手段の箱状の光学ハウ
ジングが受部に沿って受面に実質上平行に水平方向に対
して傾斜して配設され、光学ハウジングの下方に形成さ
れる空間に現像装置が配設されているので、現像装置は
傾斜して配設される光学ハウジングの下方に形成される
比較的大きな空間の形状に沿って形成することにより、
装置全体を大型化することなく、トナー収容容量を可及
的に増大することが可能である。
壁によって受面が規定される受部が他側方から一側方に
向けて上方に傾斜して延び、光学手段の箱状の光学ハウ
ジングが受部に沿って受面に実質上平行に水平方向に対
して傾斜して配設され、光学ハウジングの下方に形成さ
れる空間に現像装置が配設されているので、現像装置は
傾斜して配設される光学ハウジングの下方に形成される
比較的大きな空間の形状に沿って形成することにより、
装置全体を大型化することなく、トナー収容容量を可及
的に増大することが可能である。
また、光学手段は、プロセスユニットの一方側を構成
する現像装置の上方からプロセスユニットの他方側を構
成する該クリーニング装置の上方に向けて受部に沿って
受面に実質上平行に水平方向に対して傾斜して配設され
た箱状の光学ハウジングを備えているので、シート部材
の搬送方向における光学手段の寸法をプロセスユニット
より増大することなく、光学ハウジングの長さを確保す
ることができる。そして、光学手段は、光学ハウジング
の一端部からその他端部まで直線状に延びる第1の光路
と、光学ハウジングの他端部において第1の光路が光学
ハウジングの一端部に向けて折り返されプロセスユニッ
トを構成する像担持手段の感光体に到る第2の光路とを
有しているので、光学ハウジングの空間内で所定の光路
長を確保することができるので、幅の広い所望サイズの
シート部材の適用をも可能にすることができる。
する現像装置の上方からプロセスユニットの他方側を構
成する該クリーニング装置の上方に向けて受部に沿って
受面に実質上平行に水平方向に対して傾斜して配設され
た箱状の光学ハウジングを備えているので、シート部材
の搬送方向における光学手段の寸法をプロセスユニット
より増大することなく、光学ハウジングの長さを確保す
ることができる。そして、光学手段は、光学ハウジング
の一端部からその他端部まで直線状に延びる第1の光路
と、光学ハウジングの他端部において第1の光路が光学
ハウジングの一端部に向けて折り返されプロセスユニッ
トを構成する像担持手段の感光体に到る第2の光路とを
有しているので、光学ハウジングの空間内で所定の光路
長を確保することができるので、幅の広い所望サイズの
シート部材の適用をも可能にすることができる。
第1図は、本発明に従って構成された画像形成装置の一
例としてのレーザビームプリンタの一具体例を示す斜視
図。 第2図は、第1図のレーザビームプリンタを一部切欠い
て断面で示す正面図。 第3図は、第1図のレーザビームプリンタを簡略化して
示す側部断面図。 第4図は、第1図のレーザビームプリンタにおける光学
手段及びその近傍を示す断面図。 第5図は、第1図のレーザビームプリンタにおける光学
手段を示す平面図。 第6図は、第1図のレーザビームプリンタにおける受
部、光学手段及びプロセスユニットの位置関係を説明す
るための断面図。 第7図は、第1図のレーザビームプリンタにおけるプロ
セスユニット及びその近傍を上方から見たところを示す
断面図。 第8図は、第7図のプロセスユニットの装着様式を説明
するための簡略図。 2……装置ハウジング 4……下部ハウジング 6……上部本体ハウジング 8……上部開閉ハウジング 36……プロセスユニット 40……回転ドラム 46……現像装置 48……転写用コロナ放電器 56……光学手段 72……搬送機構 116……受部 120……光学ハウジング 140……上壁 180……トナー収容室
例としてのレーザビームプリンタの一具体例を示す斜視
図。 第2図は、第1図のレーザビームプリンタを一部切欠い
て断面で示す正面図。 第3図は、第1図のレーザビームプリンタを簡略化して
示す側部断面図。 第4図は、第1図のレーザビームプリンタにおける光学
手段及びその近傍を示す断面図。 第5図は、第1図のレーザビームプリンタにおける光学
手段を示す平面図。 第6図は、第1図のレーザビームプリンタにおける受
部、光学手段及びプロセスユニットの位置関係を説明す
るための断面図。 第7図は、第1図のレーザビームプリンタにおけるプロ
セスユニット及びその近傍を上方から見たところを示す
断面図。 第8図は、第7図のプロセスユニットの装着様式を説明
するための簡略図。 2……装置ハウジング 4……下部ハウジング 6……上部本体ハウジング 8……上部開閉ハウジング 36……プロセスユニット 40……回転ドラム 46……現像装置 48……転写用コロナ放電器 56……光学手段 72……搬送機構 116……受部 120……光学ハウジング 140……上壁 180……トナー収容室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 和弘 大阪府大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 堀畑 勝史 大阪府大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (72)発明者 田中 宏幸 大阪府大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−279871(JP,A) 実開 昭62−8259(JP,U) 実開 昭62−153252(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】装置ハウジングと、該装置ハウジング内に
配設され表面に感光体を有する像担持手段と、該感光体
の表面に画像情報を有する光を投射する光学手段と、該
像担持手段の一方側に配設され該感光体の表面に形成さ
れた静電潜像を現像する現像装置と、該像担持手段の下
側に設けられた転写域にて該感光体の表面に形成された
トナー像をシート部材に転写する転写手段と、該像担持
手段の他方側に配設され該感光体の表面に残留するトナ
ーを除去するクリーニング装置と、シート部材を該像担
持手段の一側方から該転写域を通して他側方へ搬送する
ための搬送機構と、該装置ハウジングの上壁の上面によ
って受面が規定され該搬送機構の作用によって搬送され
たシート部材を受入れる受部を具備し、少なくとも該像
担持手段と該現像装置及び該クリーニング装置がユニッ
ト枠に装着されてプロセスユニットを構成している画像
形成装置において; 該装置ハウジングの上壁の上面によって受面が規定され
る受部は、他側方から一側方に向け水平方向に対して上
方に傾斜して延びており、 該光学手段は、該プロセスユニットの一方側を構成する
該現像装置の上方から該プロセスユニットの他方側を構
成する該クリーニング装置の上方に向けて該受部に沿っ
て該受面に実質上平行に水平方向に対して傾斜して配設
された箱状の光学ハウジングを備え、該光学ハウジング
の一端部に回転多面鏡を配設し、該光学ハウジングの一
端部からその他端部まで直線状に延びる第1の光路と、
該光学ハウジングの他端部において該第1の光路が該光
学ハウジングの一端部に向けて折り返され該プロセスユ
ニットの中央部を構成する該像担持手段の該感光体に到
る第2の光路とを有しており、 該現像装置は、該光学ハウジングの下方に形成される空
間に配設されている、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】該光学ハウジングは、該装置ハウジングの
該上壁の内面に装着されている特許請求の範囲第1項記
載の画像形成装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62273263A JP2632326B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 画像形成装置 |
US07/262,873 US5111244A (en) | 1987-10-30 | 1988-10-26 | Image-forming machine with improved process and optional unit assemblies |
DE3855831T DE3855831T2 (de) | 1987-10-30 | 1988-10-27 | Bilderzeugungsgerät |
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