JP4158786B2 - 画像形成装置及び被記録媒体収容カセット - Google Patents

画像形成装置及び被記録媒体収容カセット Download PDF

Info

Publication number
JP4158786B2
JP4158786B2 JP2005166913A JP2005166913A JP4158786B2 JP 4158786 B2 JP4158786 B2 JP 4158786B2 JP 2005166913 A JP2005166913 A JP 2005166913A JP 2005166913 A JP2005166913 A JP 2005166913A JP 4158786 B2 JP4158786 B2 JP 4158786B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
pair
recording medium
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005166913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006341940A (ja
Inventor
大介 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005166913A priority Critical patent/JP4158786B2/ja
Publication of JP2006341940A publication Critical patent/JP2006341940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4158786B2 publication Critical patent/JP4158786B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置及び被記録媒体収容カセットに関し、特に、画像形成装置本体に対する被記録媒体収容カセットの着脱のための構造に関する。
例えば、下記特許文献1には、給紙トレイ側のレールにテーパを設け、画像形成装置の装置本体側にそのレールと当接するガイドコロを設けて、給紙トレイの自重と、上記テーパ及びレールの当接とにより、給紙トレイを傾き姿勢から正規姿勢に補正して円滑に装置本体から引き出すようにした技術が開示されている。
特開平9−240849号公報
ところが、上記特許文献1のような給紙トレイの自重に任せる構成では、給紙トレイを装置本体から引き出す際に、給紙トレイを傾き姿勢から正規姿勢に補正できない場合がある。この場合、給紙トレイが装置本体内の内壁に衝突したり、また、構成によっては、給紙トレイに収容された用紙を正常に給紙できない位置に給紙トレイが装着されてしまうおそれがある。このため、より積極的に給紙トレイの傾き姿勢を補正する構成が望まれている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、被記録媒体収容カセットの傾き姿勢を精度よく補正することが可能な画像形成装置及び被記録媒体収容カセットを提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る画像形成装置は、開口部が形成された画像形成装置本体と、被記録媒体を収容し、前記開口部から前記画像形成装置本体内へと着脱可能に装着される被記録媒体収容カセットと、を備える画像形成装置において、前記画像形成装置本体及び前記被記録媒体収容カセットの一方には、前記被記録媒体収容カセットが前記画像形成装置本体への着脱方向に沿った正規姿勢にある状態で当該着脱方向に直交する方向に沿った回転軸上において互いに一体的に回転し、かつ、外周面が前記回転軸に対して傾斜したテーパ部を有する1対のローラが設けられ、他方には、前記被記録媒体収容カセットの着脱過程で、前記各ローラのテーパ部と当接する1対のレールが設けられていることを特徴とする。
なお、「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ)などの印刷装置だけでなく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及びスキャナ機能等を備えた複合機であってもよい。
「被記録媒体」は、用紙などの紙製の被記録媒体に限らず、OHPシートなどのプラスチック製の被記録媒体などであってもよい。
「1対のローラ」は、同一回転軸上において互いに一体的に回転するものであれば、必ずしも共通の回転軸部に連結されている必要はなく、ギア連結等によって一体的に回転する構成であってもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記1対のローラのテーパ部及び前記1対のレールは、前記被記録媒体収容カセットが、前記着脱方向及び前記直交する方向に平行な平行面上において前記正規姿勢から傾く傾き姿勢となった状態で、前記開口部から遠い位置で当接する一方の前記レールに対する一方の前記ローラのテーパ部の周速が、前記開口部に近い位置で当接する他方の前記レールに対する他方の前記ローラのテーパ部の周速よりも遅くなる構成であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記1対のローラは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、前記1対のレールは前記画像形成装置本体側に設けられ、前記1対のローラのテーパ部は、互いの対向方向に向かうに連れて径大となる形状であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記1対のローラは前記画像形成装置本体側に設けられ、前記1対のレールは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、前記1対のローラのテーパ部は、互いの対向方向に向かうに連れて径小となる形状であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記正規姿勢の被記録媒体収容カセットは、前記平行面上において前記画像形成装置本体内の中央位置に位置し、前記被記録媒体収容カセットを前記着脱過程で前記中央位置に補正することが可能であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記1対のローラのテーパ部は、前記回転軸に対する傾斜角度が同じ角度であり、前記1対のレールは、水平面に対する高さが同じ高さであり、且つ、前記正規姿勢のときに、一方の前記レールに対する一方の前記ローラのテーパ部の周速と、他方の前記レールに対する他方の前記ローラのテーパ部の周速とが同じになることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記1対のローラは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、前記1対のレールは前記画像形成装置本体側に設けられ、前記1対のローラのテーパ部は、互いの対向方向に向かうに連れて径小となる形状であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記1対のローラは前記画像形成装置本体側に設けられ、前記1対のレールは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、前記1対のローラのテーパ部は、互いの対向方向に向かうに連れて径大となる形状であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記1対のローラのテーパ部は、前記回転軸の一方向に向かうに連れて径小となる形状であり、且つ、一方の前記レールに対する一方の前記ローラのテーパ部の周速と、他方の前記レールに対する他方の前記ローラのテーパ部の周速とが異なることを特徴とすることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項7〜請求項9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記正規姿勢の被記録媒体収容カセットは、前記平行面上において前記画像形成装置本体内の一側面側に位置し、前記被記録媒体収容カセットを前記着脱過程で前記一側面側に補正することが可能であることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1〜請求項3、請求項5〜請求項7、請求項9、請求項10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記1対のレールは前記画像形成装置本体側に設けられ、前記1対のローラは前記被記録媒体収容カセット側において、前記画像形成装置本体内への挿入端部側に設けられていることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1、請求項2、請求項4〜請求項6、請求項8〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記1対のレールは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、前記1対のローラは前記画像形成装置本体側において、前記開口部付近に設けられていることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記1対のレールは、前記被記録媒体収容カセットの着脱方向に沿って延び、当該被記録媒体収容カセットが前記開口部から挿入され装着されるまでの間、前記1対のローラのテーパ部に当接するリブであることを特徴とする。
請求項14の発明に係る被記録媒体収容カセットは、被記録媒体を収容し、画像形成装置本体に対してその開口部を介して着脱可能に装着される被記録媒体収容カセットにおいて、前記被記録媒体収容カセットが前記画像形成装置本体への着脱方向に沿った正規姿勢にある状態で当該着脱方向に直交する方向に沿った回転軸上において互いに一体的に回転し、かつ、外周面が前記回転軸に対して傾斜したテーパ部を有する1対のローラが設けられ、前記各ローラのテーパ部が、前記被記録媒体収容カセットの着脱過程で、前記画像形成装置本体側に設けられた1対のレールそれぞれと当接することを特徴とする。
<請求項1の発明>
本構成は、画像形成装置本体に対する被記録媒体収容カセットの着脱方向に直交する方向において同軸上で一体的に回転しテーパ部を有する1対のローラと、各ローラのテーパ部に当接する1対のレールを設けて、レールに対する両ローラの周速差を最小とするように働くスラスト力を利用して被記録媒体収容カセットの傾き姿勢を補正するものである。
即ち、被記録媒体収容カセットは、画像形成装置本体への着脱過程で両ローラの周速差が生じる姿勢である場合、レールに対する両ローラの周速差を最小とするように働くスラスト力によって周速差が最小となる姿勢に補正される。従って、例えば、その周速差が最小となる被記録媒体収容カセットの姿勢を、画像形成装置本体に対する正規姿勢となるよう設計することで、被記録媒体収容カセットの傾き姿勢をレールに対する両ローラの周速差を最小とするように働くスラスト力によって積極的に補正することができる。
<請求項2の発明>
本構成では、前記被記録媒体収容カセット正規姿勢に対していずれの方向に傾いた姿勢となっても、更に着脱作業を進めることでレールに対する両ローラの周速差を最小とするように働くスラスト力によって正規姿勢に補正することができる。
<請求項3の発明>
請求項2の具体的構成として、1対のローラが被記録媒体収容カセット側に設けられ、1対のレールが画像形成装置本体側に設けられた構成では、1対のローラのテーパ部を、互いの対向方向に向かうに連れて径大となる形状とすることが望ましい。
<請求項4の発明>
請求項2の具体的構成として、1対のローラが画像形成装置本体側に設けられ、1対のレールが被記録媒体収容カセット側に設けられた構成では、1対のローラのテーパ部を、互いの対向方向に向かうに連れて径小となる形状とすることが望ましい。
<請求項5,6の発明>
上記請求項2〜請求項4の構成は、被記録媒体収容カセットを前記着脱過程で前記中央位置に補正する、いわゆるセンターレジに利用することが望ましい。また、この場合、請求項6のように構成することがより好ましい。
<請求項7〜10の発明>
請求項7〜9の構成では、着脱過程で被記録媒体収容カセットを所定方向に向く姿勢に強制的に補正することができる。従って、被記録媒体収容カセットを着脱過程で画像形成装置本体内の一側面側に補正する、いわゆるサイドレジに利用することが望ましい。
<請求項11〜14の発明>
本構成によれば、着脱時のほぼ全過程で、ローラとレールとの当接により、レールに対する両ローラの周速差を最小とするように働くスラスト力で傾き姿勢を補正できる構成とすることが可能となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1〜図6を参照して説明する。
1.レーザプリンタの外観構成
図1は、レーザプリンタ1(請求の範囲の「画像形成装置」に相当)の外観を示した斜視図であり、フロントカバー7を開いて給紙カセット9(請求の範囲の「被記録媒体収容カセット」に相当)を引き出した状態を示す。また、給紙カセット9を取り外した状態のレーザプリンタ1が本発明の「画像形成装置本体」に相当し、以下「装置本体1a」という。なお、以下の説明では、レーザプリンタ1のうちフロントカバー7が設けられる側を「前側、前方」とし、その反対側を「後側、後方」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は全体として箱状をなし、上面に印刷(画像形成)済みの用紙3が排紙される排紙トレイ53が設けられている。また、レーザプリンタ1の一側面(前面)には、例えばプロセスカートリッジ20を交換などする場合に開閉されるフロントカバー7が回動自在に設けられている。このフロントカバー7の下側には、印刷前の用紙3が収容される給紙カセット9が上記前面側から引き出し可能に設けられている。
2.レーザプリンタの内部構成
図2は、レーザプリンタ1を示す要部側断面図である。このレーザプリンタ1は、本体ケーシング2と、その本体ケーシング2内に収容される、被記録媒体(シート材)としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2の前側壁には、後述するプロセスカートリッジ20を着脱するための着脱口6が形成されており、その着脱口6を開閉するためのフロントカバー7が設けられている。このフロントカバー7は、その下端部に挿通されたカバー軸7aに回動自在に支持されている。これによって、フロントカバー7をカバー軸7aを中心として閉じると、図2に示すように、フロントカバー7によって着脱口6が閉鎖され、フロントカバー7をカバー軸7aを支点として開くと(傾倒させると)、着脱口6が開放され、この着脱口6を介して、プロセスカートリッジ20を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
(2)フィーダ部
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部の前面に開口部2a(請求の範囲の「開口部」に相当)が形成され、この開口部2aを介して給紙カセット9を収容可能なカセット収容部4aを有している(図2も参照)。そして、フィーダ部4は、このカセット収容部4aに水平方向に沿って着脱可能に収容される給紙カセット9と、給紙カセット9の前端部の上方に設けられる分離ローラ10および分離パッド11と、分離ローラ10の後側(分離パッド11に対して用紙3の搬送方向上流側)に設けられる給紙ローラ12とを備えている。
また、フィーダ部4は、分離ローラ10の前側上方(分離ローラ10に対して用紙3の搬送方向下流側)において対向配置される紙粉取りローラ8と、その紙粉取りローラ8に対向配置される対向ローラ13とが設けられている。そして、用紙3の搬送経路27は、上記紙粉取りローラ8の配置付近からU字状に後側へ折り返され、その更なる搬送方向下流側において上記プロセスカートリッジ20の下方に、1対のローラからなるレジストローラ14が設けられている。
給紙カセット9の内部には、用紙3を積層状に載置可能な用紙押圧板15が備えられている。この用紙押圧板15は、後端部において揺動可能に支持されることによって、前端部が下方に配置され、給紙カセット9の底板16に沿う載置位置と、前端部が上方に配置され、傾斜する供給位置とに揺動可能とされている。
また、給紙カセット9の前端部には、用紙押圧板15の前端部を上方に持ち上げるためのレバー17が設けられている。このレバー17は、用紙押圧板15の前端部下方位置において、後端部がレバー軸18にて揺動可能に支持され、前端部が給紙カセット9の底板16に伏した伏臥姿勢と、前端部が用紙押圧板15を持ち上げた傾斜姿勢との間で揺動可能となっている。そして、レバー軸18に回転駆動力が入力されると、レバー17がレバー軸18を支点として図中反時計回りに回転し、レバー17の前端部が用紙押圧板15の前端部を持ち上げ、用紙押圧板15を供給位置に移動させる。
用紙押圧板15が供給位置に位置されると、用紙押圧板15上の用紙3は、給紙ローラ12に押圧され、給紙ローラ12の回転によって、分離ローラ10と分離パッド11との間の分離位置に向けて給紙が開始される。
一方、給紙カセット9を装置本体1aから離脱させると、用紙押圧板15は、その自重によって、前側端部が下方に移動し、用紙押圧板15が載置位置に位置される。用紙押圧板15が載置位置に位置されると、用紙押圧板15上に用紙3を積層状に載置することができる。なお、上記分離パッド11、紙粉取りローラ8、用紙押圧板15及びレバー17は、給紙カセット9に設けられ、給紙ローラ12、分離ローラ10、対向ローラ13及びレジストローラ14は装置本体1aに設けられている。
給紙ローラ12によって分離位置に向けて送り出された用紙3は、分離ローラ10の回転によって、分離ローラ10と分離パッド11との間に挟まれたときに、1枚ごとに捌かれて給紙される。給紙された用紙3は、上記U字状の搬送経路27に沿って折り返される。より具体的には、給紙された用紙3は、まず、分離ローラ10と分離パッド11との間を通って上方へ搬送され、更に紙粉取りローラ8と対向ローラ13との間を通ってここで紙粉が取り除かれた後、レジストローラ14に搬送される。
レジストローラ14は、用紙3を、レジスト後に、後述する感光ドラム30と転写ローラ32との間であって、感光ドラム30上のトナー像を用紙3に転写する転写位置に搬送する。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部19、プロセスカートリッジ20、定着部21などを備えている。
(a)スキャナ部
スキャナ部19は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー22、fθレンズ23、反射鏡24、レンズ25および反射鏡26などを備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、一点鎖線で示すように、ポリゴンミラー22で偏向されて、fθレンズ23を通過した後、反射鏡24によって光路が折り返され、さらにレンズ25を通過した後、反射鏡26によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ20の後述する感光ドラム30の表面上に照射される。
(b)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ20は、スキャナ部19の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるように構成されている。このプロセスカートリッジ20は、像担持体としての感光ドラム30と、現像カートリッジ31と、転写手段としての転写ローラ31と、帯電手段としてのスコロトロン型帯電器32とを備えている。現像カートリッジ31は、プロセスカートリッジ20に対して着脱自在に装着されており、トナー収容室33、現像手段としての現像ローラ34、層厚規制ブレード35、トナー供給ローラ36等を備えている。
トナー収容室33内には、現像剤の一例として、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーTが充填されており、また、その側面視中央に設けられた回転軸に支持されたアジテータ37が回転可能に設けられている。このアジテータ37が回転駆動されると、トナー収容室33内のトナーが攪拌されて、トナー供給ローラ36側に放出される。
トナー収容室33から放出されたトナーTは、トナー供給ローラ36によって現像ローラ34に供給され、更に、層厚規制ブレード35の摺擦によって一定厚さの薄層として現像ローラ34に担持される。一方、感光ドラム30は、現像ローラ34と対向して回転可能に配設されており、ドラム本体が接地されると共に、その表面がポリカーボネート等から構成される正帯電性の感光層により形成されている。
そして、感光ドラム30の表面は、感光ドラム30の図1時計回りの回転に伴って、スコロトロン型帯電器32により一様に正帯電された後、スキャナ部19からのレーザ光Lの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。その後、現像ローラ34と対向したときに、現像ローラ34上に担持されかつ正帯電されているトナーTが、その感光ドラム30の表面に形成された静電潜像を可視化する。すなわち、一様に正帯電された感光ドラム30の表面のうち、レーザ光Lに露光されて電位が下がっている部分にトナーが供給され、選択的に担持されることによって、反転現像が形成される。
転写ローラ31は、感光ドラム30の下方において、この感光ドラム30に対向するように配置されている。この転写ローラ31は、金属製のローラ軸に導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、感光ドラム30に対して所定の転写バイアスが印加されている。そのため、感光ドラム30上に担持された可視像(トナー像)は、用紙3が感光ドラム30と転写ローラ31との間を通る間に用紙3に転写される。可視像が転写された用紙3は定着部21に搬送される。なお、転写後に感光ドラム30上に残存する転写残トナーは、現像ローラ41に回収され、転写後に感光ドラム30上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニングブラシ38によって回収される。
(c)定着部
定着部21は、プロセスカートリッジ20の後方下流側に配設され、加熱ローラ32と、加熱ローラ32を押圧する押圧ローラ33とを備えている。加熱ローラ32は金属製で、加熱のためのハロゲンランプを備えており、プロセスカートリッジ20において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ32と押圧ローラ33との間を通過する間に熱定着させる。その後、その用紙3は、U字状のガイド部40の途中に設けられた1対のガイドローラ41,41によって搬送され、最終的に1対の排紙ローラ42,42によって排紙トレイ43上に排紙される。
3.給紙カセットの着脱を円滑にさせるための構成
(a)構成
図3は給紙カセット9の側面図であり、図4は上面図である。これらの図において紙面右側がレーザプリンタ1の前面側であり、紙面左側が本体ケーシング2の開口部2a内へと挿入される側である。
給紙カセット9には、本体ケーシング2の開口部2a内へと挿入される挿入先端部9a(請求の範囲の「挿入端部」に相当)の両側壁に、1対のガイドローラ50,50(請求の範囲の「1対のローラ」に相当)が設けられている。この1対のローラ50,50は、図4に示すように、給紙カセット9の幅方向(同図で紙面上下方向)に沿って伸びる回転軸体51に固定され、この回転軸体51を中心に一体的に回転するようになっている。また、各ローラ50は、互いに対向する方向に向かうに連れて径大となるテーパ部52が設けられている。本実施形態では、各ローラ50について、回転軸体51に対するテーパ部の傾斜角度は同じであり、互いに同一形状になっている。
次に、図5は、本体ケーシング2内において上記カセット収容部4aを左右方向から挟むように配された1対の内壁板60,60を示した斜視図である。1対の内壁板60,60の対向面下部にはそれぞれ、給紙カセット9をカセット収容部4a内へと案内するためのガイドリブ61(請求の範囲の「レール、リブ」に相当。同図で紙面奥側の内壁板60のガイドリブのみ図示)が設けられている。各ガイドリブ61は、各内壁板60の下端部においてカセット収容部4a内側に突出し、且つ着脱方向(水平方向)に沿って開口部2a付近からカセット収容部4aの奥側まで延設されている。
図6は、上記1対のガイドローラ50,50と1対のガイドリブ61,61との当接関係を説明するための模式図である。同図(A)は開口部2a側から見た図であり、同図(B)は上方から見た図である。
図6(A)に示すように、1対のガイドリブ61,61の距離間隔は、各先端部62が各ガイドローラ50のテーパ部52外周面にそれぞれ当接する間隔でかつ同じ高さになるように設計されている。換言すれば、各ガイドローラ50は、それぞれのテーパ部52が先端部62に当接した状態で各ガイドリブ61上に載置される。そして、給紙カセット9は、開口部2aへの挿入当初は、各ガイドローラ50が各ガイドリブ61の先端部62に上から当接することのみによって本体ケーシング2に対して支持される。
(b)作用
さて、図6(B)に示すように、給紙カセット9は、水平面(請求の範囲の「平行面」に相当。同図で紙面)上においてカセット収容部4aに対する着脱方向(上記ガイドリブ61の延設方向に沿った方向。同図で紙面上下方向 同図で白抜き矢印X方向)に対して傾いた傾き姿勢で例えば矢印X方向に沿って開口部2aから挿入されることがある。同図では、この傾き姿勢の給紙カセット9が実線で示されている。
このとき、開口部2aから遠い側(紙面上側)に位置するガイドリブ61(以下、「左側ガイドリブ61a」という)の先端部62は、ガイドローラ50(以下、「左側ガイドローラ50a」という)のテーパ部52のうち幅方向中央位置よりも径小となる部分に当接する。これに対して、開口部2aに近い側(紙面下側)に位置するガイドリブ61(以下、「右側ガイドリブ61b」という)の先端部62は、ガイドローラ50(以下、「右側ガイドローラ50b」という)のテーパ部52のうち幅方向中央位置よりも径大となる部分に当接する。
従って、このまま更に給紙カセット9をカセット収容部4a奥側に挿入させようとすると、左側のガイドリブ61a及びガイドローラ50aの当接位置Aにおけるガイドリブ61に対するテーパ部52の周速が、右側のガイドリブ61b及びガイドローラ50bの当接位置Bにおけるガイドリブ61に対するテーパ部52の周速よりも遅く、両者間に周速差が生じている。
従って、この周速差が同じになるように働くスラスト力によって、周速が速い右側のガイドリブ61b及びガイドローラ50bが、周速が遅い左側のガイドリブ61a及びガイドローラ50aに追いつくようになり、最終的に周速差(図6(B)で当接位置C、Dにおける周速差)が同じ状態で安定する。これにより、図6(B)で二点鎖線で示すように、給紙カセット9は、回転軸体51が上記着脱方向に直交し、給紙カセット9全体として着脱方向に沿った正規姿勢に補正される。給紙カセット9をカセット収容部4aから引き出す際にもやはり同様に周速差を最小とするように働くスラスト力によって正規姿勢に補正された状態で給紙カセット9を引き出すことができる。
なお、本実施形態では、図5に示すように、各内壁板60,60の対向面下部の後端寄りの部分には、カセット収容部4a内に向かって突出した姿勢と、各内壁板60内に待避した姿勢との間で回動可能に支持され、付勢手段としてのバネ63によって上記突出した姿勢側に付勢された係止片64がそれぞれ設けられている(図4も参照)。
これに対して、給紙カセット9側には、各係止片64と係合する被係合部65が左右側面にそれぞれ設けられている。各被係合部65は、図4に示すように、上方から見て山形に形成されている。各被係合部65は、給紙カセット9をカセット収容部4aに装着する際、その後方側の斜面65aによって、各係止片64を突出した姿勢から待避した姿勢に案内する。そして、更に、給紙カセット9をカセット収容部4aの奥側に挿入するので、各係止片64が各被係合部65の先端部を乗り越えることにより、各被係合部65の前方側の斜面65b側に案内されて突出した姿勢に復帰する。
また、図3,4に示すように、給紙カセット9の前端側側面には、円柱状の位置決め突起66,66がそれぞれ突設されている。一方、図5に示すように、各内壁板60のうち上記左右周縁部分には、給紙カセット9がカセット収容部4aに収容された状態で、上記各位置決め突起66と係合する位置決め凹部67がそれぞれ形成されている。各係止片64と各被係合部65とが係合した状態で、各位置決め突起66と各位置決め凹部67とが互いに当接して、これにより給紙カセット9を上記正規姿勢で装置本体1aに対して位置決めして最終的に装着できるようになっている。
4.本実施形態の効果
(1)本実施形態によれば、給紙カセット9は、装置本体1a内への着脱過程で両ガイドローラ50の周速差が生じる姿勢(上記傾き姿勢)となっても、ガイドリブ61に対する両ガイドローラ50の周速差を最小とするように働くスラスト力によって周速差が最小(同じ)となる正規姿勢に積極的に補正することができる。
(2)両ガイドローラ50は、互いに同一形状になっているため、ガイドリブ61に対する両ガイドローラ50の周速差を最小とするように働くスラスト力によって正規姿勢に補正された給紙カセット9は、図6(B)の二点鎖線で示すように、カセット収容部4aの幅方向中央位置に位置することになる。レーザプリンタには、給紙カセット9に収容された用紙3を、上記搬送経路27の幅方向中央を通して画像形成を行う、いわゆるセンターレジタイプのものと、搬送経路27の幅方向一側面寄りを通して画像形成を行う、いわゆるサイドレジタイプがある。このうち、本実施形態は、センターレジタイプに適している。即ち、正規姿勢にある給紙カセット9に収容された用紙3は、搬送経路27の幅方向中央に対応した位置になるよう設計されている。
(3)ガイドローラ50を、給紙カセット9の挿入先端部9a側に設ける一方で、ガイドリブ61を、開口部2a付近からカセット収容部4aの奥側まで延設したから、給紙カセット9の着脱時の全過程において、ガイドリブ61に対する両ガイドローラ50の周速差を最小とするように働くスラスト力で傾き姿勢を補正することができる。
<実施形態2>
図7は(請求項4の発明に対応する)実施形態2を示す。前記実施形態1との相違は、ガイドローラとガイドリブとの構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
図7(A)に示すように、本実施形態では、回転軸体70が水平面上において上記着脱方向に直交する方向に沿って装置本体1aの各内壁板60に回転可能支持されている。そして、この回転軸体70の両端付近にそれぞれガイドローラ71,71が固定され、これら1対のガイドローラ71,71が回転軸体70を中心に一体的に回転するように構成されている。両ガイドローラ71は、互いの対向方向に向かうに連れて径小となるテーパ部72を有する同一形状である。なお、両ガイドローラ71は、同図(B)に示すように、開口部2aに近い位置に配置されている。
一方、給紙カセット9には、下面の幅方向両端部に下方に垂下したガイドリブ73が給紙カセット9の挿入方向のほぼ全長に亘って延設されている。各ガイドリブ73は、各ガイドローラ71のテーパ部72上に載置される。そして、給紙カセット9は、開口部2aへの挿入当初は、各ガイドリブ73が各ガイドローラ71のテーパ部72に上から当接することのみによって本体ケーシング2に対して支持される。
この構成によれば、同図(B)で実線で示すように、給紙カセット9が傾き姿勢で挿入された場合、給紙カセット9の挿入先端部9aに近い位置で当接する右側ガイドリブ73bに対する右側ガイドローラ71bのテーパ部72の当接位置Bにおける周速が、挿入先端部9aに遠い位置で当接する左側ガイドリブ73aに対する左側ガイドローラ71aのテーパ部72の当接位置Aにおける周速よりも速い。
従って、この周速差が同じになるように働くスラスト力によって、周速が速い右側ガイドローラ71bによって右側ガイドリブ73bが左側ガイドリブ73aよりも多くカセット収容部4a奥側に送られることになり、やはり、図7(B)で二点鎖線で示すように、最終的に周速差(同図(B)で当接位置C、Dにおける周速差)が同じ状態で安定し、正規姿勢に補正される。
本実施形態も、給紙カセット9を最終的にカセット収容部4aの幅方向中央位置にガイドすることができるから、センターレジタイプに適している。
<実施形態3>
図8は(請求項7の発明に対応する)実施形態3を示す。前記実施形態1との相違は、ガイドローラとガイドリブとの構成にあり、その他の点は前記実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本実施形態では、図8に示すように、実施形態1の図6の構成に対して、各ガイドローラ80,80が互いの対向方向に向かうに連れて径小となる点で異なり、やはり回転軸体81を中心に一体的に回転する構成になっている。また、ガイドリブ82は、各内壁板60の下端部をカセット収容部4a内側に折り曲げ、更にその先端部を上方に折り曲げて構成されている。そして、各ガイドローラ80は、それぞれのテーパ部83が各ガイドリブ82上に載置される。
この構成によれば、同図(B)に示すように、給紙カセット9が傾き姿勢で挿入された場合、開口部2aに遠い位置で当接する左側ガイドリブ82aに対する左側ガイドローラ80aのテーパ部83の当接位置Aにおける周速が、開口部2aに近い位置で当接する右側ガイドリブ82bに対する右側ガイドローラ80bのテーパ部83の当接位置Bにおける周速よりも速くなる。
従って、給紙カセット9は、同図(B)で二点鎖線に示すように、徐々に右側内壁板60に近づき、最終的には、その右側内壁板60側に寄りつつ当該右側内壁板60にガイドされて上記着脱方向に沿った正規姿勢に補正される。このように、本実施形態は、給紙カセット9を最終的にカセット収容部4aの幅方向一側面側にガイドすることができるから、上述したサイドレジタイプに適している。
<実施形態4>
図9は(請求項8の発明に対応する)実施形態4を示す。前記実施形態2との相違は、ガイドローラとガイドリブとの構成にあり、その他の点は前記実施形態2と同様である。従って、実施形態2と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本実施形態では、図9に示すように、実施形態2の図7の構成に対して、ガイドローラ90,90(テーパ部92を有する。実施形態2のガイドローラ71と同一形状)が互いの対向方向に向かうに連れて径大となる点で異なる。
この構成によれば、上記実施形態3と同様の作用により、傾き姿勢で挿入された給紙カセット9は、最終的にカセット収容部4aの幅方向一側面側にガイドすることができ、上述したサイドレジタイプに適している。
<実施形態5>
図10は(請求項9の発明に対応する)実施形態5を示す。前記実施形態3との相違は、ガイドローラとガイドリブとの構成にあり、その他の点は前記実施形態3と同様である。従って、実施形態3と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本構成では、図10に示すように、実施形態3の図8の構成に対して、両ガイドローラ100,100が一側方向に向かうに連れて径小となっている点で異なる。即ち、両ガイドローラ100,100のテーパ部101は、回転軸体81に対して同じ方向に傾いている。また、各ガイドリブ82は、当接するガイドローラ100のテーパ部101のうち互いに異なる径の位置で当接しつつ給紙カセット9を水平に保持できるように左右で高さが異なっている。
このような構成によれば、同図(B)で実線で示すように、例えば右側ガイドリブ82bに対する右側ガイドローラ100bのテーパ部101の当接位置Bにおける周速が、左側ガイドリブ82aに対する左側ガイドローラ100aのテーパ部101の当接位置Aにおける周速よりも速い場合、給紙カセット9は、同図(B)で二点鎖線に示すように、徐々に左側内壁板60に近づく。そして、最終的には、その左側内壁板60側に寄りつつ当該左側内壁板60にガイドされて上記着脱方向に沿った正規姿勢に補正される。このように、本実施形態は、給紙カセット9を最終的にカセット収容部4aの幅方向一側面側にガイドすることができるから、上述したサイドレジタイプに適している。
<実施形態6>
図11は(請求項9の発明に対応する)実施形態6を示す。前記実施形態4との相違は、ガイドローラとガイドリブとの構成にあり、その他の点は前記実施形態4と同様である。従って、実施形態4と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
本構成では、図11に示すように、実施形態4の図9の構成に対して、両ガイドローラ110,110が一側方向に向かうに連れて径小となっている点で異なる。即ち、両ガイドローラ110,110のテーパ部111は、回転軸体70に対して同じ方向に傾いている。また、各ガイドリブ73は、当接するガイドローラ110のテーパ部111のうち互いに異なる径の位置で当接するようになっている。
この構成によれば、上記実施形態5と同様にサイドレジに適した作用効果を得ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記各実施形態では、給紙カセット9は装置本体1aに対して水平方向に沿って着脱される構成であったが、これに限らず、水平方向に対して傾斜した方向に沿って着脱する構成であっても、同様の作用効果を得ることができる。
(2)上記各実施形態において、各ガイドローラ対50,71,80,90,100,110を、着脱方向に沿って複数対設ける構成であってもよい。
(3)また、1対のガイドローラは、必ずしも共通の回転軸体に固定されている必要はない。互いに異なる回転軸体に固定され、ギア機構によってギア連結され、結果的に一体的に構成する構成であってもよい。
(4)図12には実施形態1に対する変形例が示されている。この構成は、給紙カセット9の下面両端側にそれぞれ凹所9bを形成し、この凹所9bの対向壁に回転軸体51を軸受けさせる構成としている。また、ガイドリブ120は、各内壁板60の下端部をカセット収容部4a内側に折り曲げ、更にその先端部を上方に折り曲げて構成されている。
このような構成であれば、実施形態1と同様の効果を得られる他、各ガイドローラ50は、それを挟む両対向壁に回転軸体51を介して軸支されるから、上記実施形態1のようにガイドローラ50が側方に突出した構成に比べてガイドローラ50の損傷を防止でき、かつ、円滑な回転動作を維持できるという効果を得ることができる。なお、このような構成は、上記実施形態3,5にも適用することができる。
本発明の実施形態1に係るレーザプリンタの外観を示した斜視図 レーザプリンタの要部側断面図 給紙カセットの側面図 給紙カセットの上面図 1対の内壁板を示した斜視図 ガイドローラとガイドリブとの当接関係を説明するための模式図 実施形態2におけるガイドローラとガイドリブとの当接関係を説明するための模式図 実施形態3におけるガイドローラとガイドリブとの当接関係を説明するための模式図 実施形態4におけるガイドローラとガイドリブとの当接関係を説明するための模式図 実施形態5におけるガイドローラとガイドリブとの当接関係を説明するための模式図 実施形態6におけるガイドローラとガイドリブとの当接関係を説明するための模式図 変形例におけるガイドローラとガイドリブとの当接関係を説明するための模式図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
1a…装置本体(画像形成装置本体)
2a…開口部(開口部)
3…用紙(被記録媒体)
9…給紙カセット(被記録媒体収容カセット)
9a…挿入先端部(挿入端部)
50,71,80,90,100,110…ガイドローラ(ローラ)
52,72,83,92,101,111…テーパ部
61,73,82,120…ガイドリブ(レール、リブ)

Claims (14)

  1. 開口部が形成された画像形成装置本体と、
    被記録媒体を収容し、前記開口部から前記画像形成装置本体内へと着脱可能に装着される被記録媒体収容カセットと、を備える画像形成装置において、
    前記画像形成装置本体及び前記被記録媒体収容カセットの一方には、前記被記録媒体収容カセットが前記画像形成装置本体への着脱方向に沿った正規姿勢にある状態で当該着脱方向に直交する方向に沿った回転軸上において互いに一体的に回転し、かつ、外周面が前記回転軸に対して傾斜したテーパ部を有する1対のローラが設けられ、
    他方には、前記被記録媒体収容カセットの着脱過程で、前記各ローラのテーパ部と当接する1対のレールが設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記1対のローラのテーパ部及び前記1対のレールは、前記被記録媒体収容カセットが、前記着脱方向及び前記直交する方向に平行な平行面上において前記正規姿勢から傾く傾き姿勢となった状態で、前記開口部から遠い位置で当接する一方の前記レールに対する一方の前記ローラのテーパ部の周速が、前記開口部に近い位置で当接する他方の前記レールに対する他方の前記ローラのテーパ部の周速よりも遅くなる構成であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記1対のローラは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、前記1対のレールは前記画像形成装置本体側に設けられ、
    前記1対のローラのテーパ部は、互いの対向方向に向かうに連れて径大となる形状であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記1対のローラは前記画像形成装置本体側に設けられ、前記1対のレールは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、
    前記1対のローラのテーパ部は、互いの対向方向に向かうに連れて径小となる形状であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記正規姿勢の被記録媒体収容カセットは、前記平行面上において前記画像形成装置本体内の中央位置に位置し、前記被記録媒体収容カセットを前記着脱過程で前記中央位置に補正することが可能であることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記1対のローラのテーパ部は、前記回転軸に対する傾斜角度が同じ角度であり、前記1対のレールは、水平面に対する高さが同じ高さであり、且つ、前記正規姿勢のときに、一方の前記レールに対する一方の前記ローラのテーパ部の周速と、他方の前記レールに対する他方の前記ローラのテーパ部の周速とが同じになることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記1対のローラは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、前記1対のレールは前記画像形成装置本体側に設けられ、
    前記1対のローラのテーパ部は、互いの対向方向に向かうに連れて径小となる形状であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記1対のローラは前記画像形成装置本体側に設けられ、前記1対のレールは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、
    前記1対のローラのテーパ部は、互いの対向方向に向かうに連れて径大となる形状であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記1対のローラのテーパ部は、前記回転軸の一方向に向かうに連れて径小となる形状であり、且つ、一方の前記レールに対する一方の前記ローラのテーパ部の周速と、他方の前記レールに対する他方の前記ローラのテーパ部の周速とが異なることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記正規姿勢の被記録媒体収容カセットは、前記平行面上において前記画像形成装置本体内の一側面側に位置し、前記被記録媒体収容カセットを前記着脱過程で前記一側面側に補正することが可能であることを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記1対のレールは前記画像形成装置本体側に設けられ、
    前記1対のローラは前記被記録媒体収容カセット側において、前記画像形成装置本体内への挿入端部側に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3、請求項5〜請求項7、請求項9、請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記1対のレールは前記被記録媒体収容カセット側に設けられ、
    前記1対のローラは前記画像形成装置本体側において、前記開口部付近に設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4〜請求項6、請求項8〜請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記1対のレールは、前記被記録媒体収容カセットの着脱方向に沿って延び、当該被記録媒体収容カセットが前記開口部から挿入され装着されるまでの間、前記1対のローラのテーパ部に当接するリブであることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 被記録媒体を収容し、画像形成装置本体に対してその開口部を介して着脱可能に装着される被記録媒体収容カセットにおいて、
    前記被記録媒体収容カセットが前記画像形成装置本体への着脱方向に沿った正規姿勢にある状態で当該着脱方向に直交する方向に沿った回転軸上において互いに一体的に回転し、かつ、外周面が前記回転軸に対して傾斜したテーパ部を有する1対のローラが設けられ、
    前記各ローラのテーパ部が、前記被記録媒体収容カセットの着脱過程で、前記画像形成装置本体側に設けられた1対のレールそれぞれと当接することを特徴とする被記録媒体収容カセット。
JP2005166913A 2005-06-07 2005-06-07 画像形成装置及び被記録媒体収容カセット Expired - Fee Related JP4158786B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005166913A JP4158786B2 (ja) 2005-06-07 2005-06-07 画像形成装置及び被記録媒体収容カセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005166913A JP4158786B2 (ja) 2005-06-07 2005-06-07 画像形成装置及び被記録媒体収容カセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006341940A JP2006341940A (ja) 2006-12-21
JP4158786B2 true JP4158786B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=37639193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005166913A Expired - Fee Related JP4158786B2 (ja) 2005-06-07 2005-06-07 画像形成装置及び被記録媒体収容カセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4158786B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006341940A (ja) 2006-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7062216B2 (en) Image forming device capable of selectively mounting different sheet feed units
JP2016224221A (ja) 感光体カートリッジ及びプロセスカートリッジ
US20060018693A1 (en) Image forming apparatus
JP2000250310A (ja) 画像形成装置、感光体カートリッジ及び現像カートリッジ
US7463848B2 (en) Image forming apparatus having a state in which a conveying roller is pressed toward a recording medium
JP2008276138A (ja) 画像形成装置およびカートリッジ
US20130256971A1 (en) Image Forming Apparatus
JP2009092859A (ja) 回転体支持部材、その製造方法及び画像形成装置
JP3948155B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4151673B2 (ja) シート排出装置および画像形成装置。
JP4023468B2 (ja) 画像形成装置およびカートリッジ
JP4761131B2 (ja) 画像形成装置
JP4513928B2 (ja) プロセスユニット
JP4352335B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2006220919A (ja) 画像形成装置及び定着装置
JP2007017488A (ja) 画像形成装置
JP4671094B2 (ja) 画像形成装置
JP2007017489A (ja) 画像形成装置
JP4158786B2 (ja) 画像形成装置及び被記録媒体収容カセット
JP3968664B2 (ja) シート材供給装置、画像形成装置及び収納カセット
JPH09319173A (ja) 画像形成装置
JP4158785B2 (ja) 画像形成装置
JP4353085B2 (ja) 給紙カセット及び画像形成装置
JP2007011401A (ja) 感光体カートリッジ
JP4737240B2 (ja) 排出装置および該排出装置を備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080624

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4158786

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees