JP2632174B2 - ディスク装置のキャリッジ駆動装置 - Google Patents

ディスク装置のキャリッジ駆動装置

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JP2632174B2
JP2632174B2 JP63036729A JP3672988A JP2632174B2 JP 2632174 B2 JP2632174 B2 JP 2632174B2 JP 63036729 A JP63036729 A JP 63036729A JP 3672988 A JP3672988 A JP 3672988A JP 2632174 B2 JP2632174 B2 JP 2632174B2
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誠 最上谷
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子スチルカメラ等に用いられ、回転する
記憶ディスクに対して読み書きを行うヘッドを、記憶デ
ィスクの半径方向へ移動させるディスク装置のキャリッ
ジ駆動装置に関する。
[従来の技術] 磁気ディスク装置では、磁気ヘッドがキャリッジに固
着され、このキャリッジがガイドバーに案内されて磁気
ディスクの半径方向へ移動自在となっている。
一般的には、ステップモータの回転がラックとピニオ
ンとの噛合わせ構成、または、リードスクリュー等によ
り直線運動に変換されてキャリッジに伝達され、これが
移動されるように構成され、磁気ヘッドが磁気ディスク
の目的とする磁気トラック位置に移動される。
キャリッジは、ステップモータの回転方向が切り換え
られることにより、往方向または復方向に移動される。
また、2個のソレノイドが使用され、一方のソレノイ
ドの駆動によりキャリッジが往方向に移動され、他方の
駆動によりキャリッジが復方向に移動される構成も提案
されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、ステップモータはそれ自体高価であり、また
その回転方向を切り換えるための回路が必要である。
ソレノイドを使用する場合には、これを2個必要と
し、ローコスト化の妨げとなっていた。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、ステップモータ
を使用することなく、1個のソレノイドの使用で、キャ
リッジを往復移動させることのできるディスク装置のキ
ャリッジ駆動装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明では、回転する記
憶ディスクに対して読書きを行うヘッドが、該記憶ディ
スクの半径方向へ移動自在にキャリッジに取り付けられ
たディスク装置において、 一方向に回転駆動される原動側回転軸と、 該原動側回転軸と平行して設けられ、回転によって該
キャリッジが移動するように該キャリッジと連係された
従動側回転軸と、 該原動側回転軸の回転を該従動側回転軸に伝達するた
めに、該原動側回転軸及び該従動側回転軸にそれぞれ軸
着された原動側第1歯車及び従動側第1歯車を含む偶数
個の歯車を備え、該原動側第1歯車には該原動側回転軸
の1/2回転に対応した第1欠歯部が形成され、第1欠歯
部を除き該偶数個の歯車が順次噛合した第1回転伝達系
と、 該原動側回転軸の回転を該従動側回転軸に伝達するた
めに、該原動側回転軸及び該従動側回転軸にそれぞれ軸
着された原動側第2歯車及び従動側第2歯車を含む奇数
個の歯車を備え、該原動側第2歯車には該原動側回転軸
の残りの1/2回転に対応した第2欠歯部が形成され、該
第2欠歯部を除き該奇数個の歯車が順次噛合した第2回
転伝達系と、 を有し、該原動側回転軸の1/2回転で該第1回転伝達系
を介して該従動側回転軸が該一方向と反対の方向に回転
し該原動側回転軸の残りの1/2回転で該第2回転伝達系
を介して該従動側回転軸が該一方向に回転するようにし
たことを特徴としている。
[実施例] 図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
(1)第1実施例 第1図には、本発明に係るディスク装置のキャリッジ
駆動装置の基本的構成の一例が斜視図で示されている。
スピンドルモータ10はその基板12がねじ14により図示
しないベース部材に据え付けられている。このスピンド
ルモータ10は基板12上に固定されたステータ16と、ステ
ータ16により回転駆動されるロータ18と、ロータ18およ
びステータ16の中心部を貫通し、基端が基板12に固着さ
れた中心軸20とからなり、ロータ18のチャッキング面18
a上に図示しない記憶ディスクのハブが載置され、これ
がロータ18と一体的に回転される。
一方主ガイドバー22と副ガイドバー24とが設けられて
いる。これらは図示しないベース部材に対して位置決め
されて取り付けられ、主ガイドバー22は記憶ディスクの
面と並行し、副ガイドバー24は主ガイドバー22と並行す
るように調整される。
さらにキャリッジ26が設けられている。このキャリッ
ジ26は案内部26aと橋架部26bとから全体的にL字状に形
成されており、橋架部26b上には記録再生用の磁気ヘッ
ド28が固着されている。
キャリッジ26の案内部26aにはブッシュ30を介して主
ガイドバー22が貫通されており、キャリッジ26はこの主
ガイドバー22の延長方向に移動される。
キャリッジ26の橋架部26bの先端部にはU字状の部材2
6cが取り付けられ、これが副ガイドバー24に対してこれ
を挟むように係合されている。
ベース部材の突起(図示せず)と、橋架部26bの先端
部に立設されたねじ32との間にはスプリング34が架張さ
れ、主ガイドバー22とブッシュ30との間のガタツキが吸
収される。
一対の原動側回転軸36と従動側回転軸38とが互いに並
行して設けられ、これらが図示しないベース部材に対し
てそれぞれ回転自在に軸受けされている。
原動側回転軸36にはラチエット40が回転的に一体に取
り付けられ、これを駆動する手段としてソレノイド42が
設けられ、その駆動爪42aがラチエット40の歯に対接さ
れてラチエット駆動手段が構成されており、駆動軸がソ
レノイド42で1回吸引される毎にラチエット40がその1
歯分だけ回動される。
原動側回転軸36と従動側回転軸38とには互いに噛合で
きる対の歯車44と46とがそれぞれ回転的に一体に取り付
けられて主回転伝達系48が構成される。
また、原動側回転軸36と従動側回転軸38とには歯車50
と52とが回転的に一体に取り付けられ、これらはアイド
ラ54を介して互いに噛合され、副回転伝達系56が構成さ
れる。アイドラ54は歯車52と常時噛合している。なお、
アイドラ54の回転軸は図示しないがベース部材に回転自
在に軸支される。
さらに歯車44と50とには、原動側回転軸36の1/2回転
と残りの1/2回転とにそれぞれ対応して、それぞれ欠歯
部44aおよび50aが形成される。
従動側回転軸38の一端にはピニオン58が回転的に一体
に取り付けられ、一方キャリッジ26の案内部36aにはラ
ック60が取り付けられ、これら両者は常時噛合されてい
る。
次に、上記の如く構成された本実施例の動作を説明す
る。
ソレノイド42の1駆動毎にラチエット40は1歯分だけ
反時計回りに回転駆動され、これに伴って原動側回転軸
36が同一方向に回転される。図示の状態では、歯車50と
アイドラ54とは噛合しておらず、歯車44と46とが噛合し
ているので、この場合は主回転伝達系48を通じて従動側
回転軸38が時計回りに回転され、キャリッジ26は手前
(右)方向に移動される。またラチエット40の1歯分の
回転について、磁気ヘッド28は記憶ディスクの隣の記録
トラックに移動される。
このようにして、原動側回転軸36がステップ的に逐次
反時計回りに回転され、1/2回転されると、歯車44の欠
歯部44aが歯車46と対向するようになり、両者の噛合が
なくなり、主回転伝達系48による回転伝達は解除され
る。
これと同時に歯車50がアイドラ54と噛合され、原動側
回転軸36の回転は副回転伝達系56を通じて従動側回転軸
38に伝達されるようになる。原動側回転軸36は上記と同
様に反時計回りに回転駆動されるので、アイドラ54を介
した歯車52も反時計回りに回転駆動される。従って、こ
の場合キャリッジ26は向こう側(左側)へ移動される。
原動側回転軸36がさらに回転すると、歯車50の欠歯部
50aが図示するようにアイドラ54と対向され、よって、
副回転伝達系56による回転伝達は解除され、次は上記し
た如く主回転伝達系48により回転伝達がなされ、キャリ
ッジ26は再び手前(右)側へ移動される。即ち原動側回
転軸36の同一方向の回転にあっても、原動側回転軸36の
1/2回転と残りの1/2回転に関してキャリッジ26が往方向
と復方向とに移送されることになる。即ち、磁気ヘッド
28を記憶ディスクの半径方向に往復させて移動させるこ
とができ、多数の記録トラックの任意のものを選択させ
ることができる。
(2)第2実施例 第2図には本発明に係るディスク装置のキャリッジ駆
動装置の他の実施例が示されている。
本例では、第1図で示した従動側回転軸38それ自体に
送りねじ溝38aが形成され、かつ主ガイドバー22と平行
してベース部材に回転自在に取り付けられ、一方キャリ
ッジ26の橋架部26bの先端に係合子62が固設され、その
前面にねじ溝(図示せず)が形成されて、これが上記送
りねじ溝38aと噛合される。
その他の構成は第1図に示すものと同様であるから、
第1図との対応部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
本実施例の動作を説明すると、ソレノイド42の動作に
より、従動側回転軸38が回転駆動される状態は上例と同
様である。
従動側回転軸38が回転されるとその送りねじ溝38aと
係合部62のねじ溝との噛合により係合部62が主ガイドバ
ー22に沿って移動される。ラチエット40の回転方向が一
方向であっても、従動側回転軸38の回転方向は原動側回
転軸36の1/2回転と残りの1/2回転とについて切り換わる
ので、キャリッジ26は往復移動する。
(3)拡張 本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、主回転伝達系48として2枚の歯車44および46
の噛合わせ構成のほか、偶数枚の歯車の順次噛合わせ構
成からなる回転伝達手段を使用でき、副回転伝達系56と
して上例のほか奇数枚の歯車の順次噛合わせ構成からな
る回転伝達手段を使用できる。
また、ラチエット40を図示されない別の回転軸に取付
けてソレノイド42により駆動するようになし、この回転
軸の回転を歯車等の回転伝達手段を用いて原動側回転軸
36に伝達するように構成してもよい。
[発明の効果] 本発明に係るディスク装置のキャリッジ駆動装置によ
れば、原動側回転軸を一方向に1回転させることにより
キャリッジが記憶ディスクの半径方向へ往復移動するの
で、原動側回転の駆動源としてソレノイド等を使用した
ラチエット駆動手段の如き簡単な構成のものを使用で
き、ステッピングモータ等の高価なものを使用する必要
がなく、また、単に歯車列の構成でよいから機構も簡単
となり、量産品であるキャリッジ駆動装置の安価化に寄
与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるディスク装置のキャリッジ駆動装
置の第1実施例を示す要部構成の斜視図、第2図は第2
実施例を示す要部構成の斜視図である。 26:キャリッジ、28:磁気ヘッド 36:原動側回転軸、38:従動側回転軸 40:ラチエット、42:ソレノイド 48:主回転伝達系、56:副回転伝達系

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する記憶ディスクに対して読書きを行
    うヘッドが、該記憶ディスクの半径方向へ移動自在にキ
    ャリッジに取り付けられたディスク装置において、 一方に回転駆動される原動側回転軸と、 該原動側回転軸と平行して設けられ、回転によって該キ
    ャリッジが移動するように該キャリッジと連係された従
    動側回転軸と、 該原動側回転軸の回転を該従動側回転軸に伝達するため
    に、該原動側回転軸及び該従動側回転軸にそれぞれ軸着
    された原動側第1歯車及び従動側第1歯車を含む偶数個
    の歯車を備え、該原動側第1歯車には該原動側回転軸の
    1/2回転に対応した第1欠歯部が形成され、該第1欠歯
    部を除き該偶数個の歯車が順次噛合した第1回転伝達系
    と、 該原動側回転軸の回転を該従動側回転軸に伝達するため
    に、該原動側回転軸及び該従動側回転軸にそれぞれ軸着
    された原動側第2歯車及び従動側第2歯車を含む奇数個
    の歯車を備え、該原動側第2歯車には該原動側回転軸の
    残りの1/2回転に対応した第2欠歯部が形成され、該第
    2欠歯部を除き該奇数個の歯車が順次噛合した第2回転
    伝達系と、 を有し、該原動側回転軸の1/2回転で該第1回転伝達系
    を介して該従動側回転軸が該一方向と反対の方向に回転
    し該原動側回転軸の残りの1/2回転で該第2回転伝達系
    を介して該従動側回転軸が該一方向に回転するようにし
    たことを特徴とするディスク装置のキャリッジ駆動装
    置。
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JPH01211379A JPH01211379A (ja) 1989-08-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57877B2 (ja) * 1974-12-27 1982-01-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57877U (ja) * 1980-06-02 1982-01-05

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