JP2629892B2 - 缶商品加熱装置 - Google Patents

缶商品加熱装置

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JP2629892B2
JP2629892B2 JP63253240A JP25324088A JP2629892B2 JP 2629892 B2 JP2629892 B2 JP 2629892B2 JP 63253240 A JP63253240 A JP 63253240A JP 25324088 A JP25324088 A JP 25324088A JP 2629892 B2 JP2629892 B2 JP 2629892B2
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昌三 岩本
幸雄 木村
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、商品収納部から搬出経路を介して搬出され
るコーヒなどの缶入り商品を販売温度に適した温度まで
加熱して販売するようにした缶商品加熱装置に関する。
〔従来の技術〕
頭記の商品加熱装置として、商品取出口の内側に高周
波誘導加熱装置を備え、販売時に商品収納部から搬出さ
れた缶商品を前記誘導加熱装置に導いて加熱しするよう
にしたものが、例えば特開昭54−699として公知であ
る。
一方、通常の缶商品自動販売機では、商品収納部から
搬出された缶商品がシュータ上を転動して商品取出口へ
取り出されることを配慮し、機内における缶商品のマテ
リアルハンドリング性、および加熱効率を改善すること
を狙いに、誘導加熱コイルを上面開放の鞍形コイルと成
し、搬出経路側から商品加熱装置へ搬入される缶商品を
倒置姿勢のまま誘導加熱コイル上に受容保持して誘導加
熱するようにした商品加熱装置が同じ出願人より特願昭
63−170149として既に提案されている。
ここで、上記提案の商品加熱装置を装備した缶商品自
動販売機の構成を第4図に示す。図において、1は自動
販売機のキャビネット、2はその前面扉、3は扉に設け
た商品取出口、4は庫内の商品収納部、5は搬出シュー
タ、6は商品取出口3の内側の扉内に装備した誘導加熱
式の商品加熱装置である。この商品加熱装置6は上面を
開放した鞍形状コイルとしての誘導加熱コイル7と高周
波電源8から成る。
かかる構成で、缶商品9は商品収納部4への収納状態
で例えば40℃程度に予熱して貯蔵されている。一方、販
売動作により缶商品9が商品収納部4より搬出される
と、缶商品9は倒置姿勢のままシュータ5の上を商品取
出口3に向けて転動し、シュータ5の前縁から落下して
商品加熱装置6に搬入されて前記した誘導加熱コイル7
の上に受容保持される。同時に誘導加熱コイル7は高周
波電源8から所定時間(10秒程度)だけ給電を受けて缶
商品9を誘導加熱し、缶商品9を販売温度に適した60℃
程度まで昇温させる。なお、誘導加熱時間が経過する
と、コイル7への通電が停止し、この状態で客は商品取
出口3の扉3aを開いて商品を自由に取り出すことができ
るようになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記の商品加熱装置で缶商品を誘導加熱す
る場合には、誘導加熱コイルに対して缶商品が正しい装
荷位置に保持されていることが重要である。すなわち、
缶商品が誘導加熱コイルに対して軸方向にずれた位置に
装荷されていると、缶商品を効果的に誘導加熱できない
のみならず、缶端部で缶蓋と缶胴との間の継目が異常過
熱されると言った不具合が生じる。
かかる点、先記した既提案の商品加熱装置では、誘導
加熱コイルの上に樋状の商品受台を備え、この商品受台
で搬出経路側から落下搬入される缶商品を受け止めによ
うにしているが、この缶保持手段だけでは、誘導加熱コ
イルに対して搬出経路側から搬入される缶商品の装荷位
置が一定しない。このような装荷位置のばらつき傾向
は、特に同一機で大小各種サイズの缶商品を併売する場
合に大きく現れる。
本発明は上記の点にかんがみ成されたものであり、搬
出経路側から搬入される缶商品を、誘導加熱コイルに対
して正しい装荷位置に保持して効果的な加熱を与えるこ
とができるようにした商品加熱装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明の缶商品加熱装置
は、商品収納部から搬出経路を介して搬出される缶商品
を加熱する缶商品加熱装置であり、上面を開放した鞍形
誘導加熱コイルを備え、搬出経路側から搬入された缶商
品を倒置姿勢のまま誘導加熱コイル上に受容保持して誘
導加熱するものにおいて、缶商品を誘導加熱コイルに対
し所定の装荷位置に保持する搬入ガイドを兼ねた位置決
め部材を備え、この位置決め部材は、その上面に缶商品
のサイズに対応する缶挿入窓を開口した枠体からなり、
前記誘導加熱コイルが前記缶挿入窓内に臨むように両者
の相対位置を定めて、枠体が誘導加熱コイルの上方に一
体的に固定されているものとする。
〔作用〕
上記の構成で、位置決め部材は、搬出経路側から商品
加熱装置に搬入される缶商品を枠体の缶挿入窓内に落と
し込み、その装荷位置を誘導加熱コイルに対し正しい位
置に規制して保持するように働く。
また、前記の保持状態を維持したまま、缶商品の誘導
加熱効率を高めるために、缶商品に回転操作を加えた
り、あるいは缶内の中身飲料を撹拌するよう誘導加熱コ
イルと一緒に缶商品を左右に揺動操作しても、誘導加熱
コイルに対する缶商品の相対位置は変わることはなく、
その装荷位置がずれるおそれはない。
なお、缶商品の種類には標準サイズの他に樽缶と称し
て径大短小サイズな缶もあり、ここで位置決め部材の枠
体に開口した缶挿入窓の形状を、あらかじめ前記した各
種異形サイズの缶商品に合わせた形状に設定しておくこ
とにより、同一の商品加熱装置で各種サイズの商品にも
対応できる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本発明実施例の構成を示すもの
であり、第4図に対応する同一部材には同じ符号が付し
てある。
まず、第1図により商品加熱装置の全体構成を説明す
る。図において、10は冷却風胴を兼ねた箱形の基台であ
り、この上に揺動リンク11,12を介して誘導加熱コイル
7と一体に缶商品の位置決め部材13設けてある。この位
置決め部材13は、その上面に符号14で示す缶挿入窓を開
口した方形状の枠体であり、上方から見て缶挿入窓14の
窓内中央に誘導加熱コイル7が下方へ引っ込んで位置す
るようにして枠体の底部に取付台を介して装備されてい
る。
ここで、位置決め部材13の平面図、側断面図を第2
図,第3図に示す。図示のように枠体の上面に開口した
缶挿入窓14の形状は、第3図に鎖線で表した標準サイズ
の缶商品9a,および樽缶と称される径大短小サイズの缶
商品9bの二種類の缶商品に対応した形状に設定されてい
る。すなわち、第2図において、開口寸法D1,L1が標準
サイズの缶商品9aに対応し、開口寸法D2,L2が樽缶の缶
商品9bに対応する。
したがって、第4図で述べた販売動作により商品収納
部4から搬出された缶商品9は、倒置姿勢のまま搬出シ
ュータ5を転動して商品加熱装置6へ落下搬入される過
程で位置決め部材13によりガイドされ、第3図に示した
ように缶商品9a,9bのいずれの場合でも、缶の左端を基
準に誘導加熱コイル7との間に距離aを確保した正しい
装荷位置を保って缶挿入窓14内の装荷位置に拘束保持さ
れ、この位置で誘導加熱コイル7より誘導加熱を受ける
ようになる。つまり、缶商品9の誘導加熱コイル7に対
する装荷位置を一定として常に同じ条件で缶商品を誘導
加熱でき、これにより販売商品の加温温度の安定化が図
れる。
また第1図に戻って、15は誘導加熱コイル7の両側に
配した合計4個の回転ローラであり、図示のように平歯
車,はすば歯車を組合せた歯車機構16を介して駆動モー
タ17に伝動結合されている。また、先記の揺動リンク12
の下端に形成した二股状のフォーク部には駆動歯車を設
けたクランクピン18が係合し、これらでクランク式の揺
動リンク機構を構成している。さらに基台10には誘導加
熱コイル7の風冷用として送風ファン19,冷却空気の取
り入れ口20を備えている。
かかる構成で、駆動モータ17を回転すると、前記した
歯車機構16を介して回転ローラ15が同じ方向に回転し、
このローラ上に担持して位置決め部材13に装荷される缶
商品を周方向へ自転式に回転操作する。また同時に前記
の揺動リンク機構を介して位置決め部材13が左右方向に
往復動し、ここに装荷されている缶商品を揺動して中身
飲料を撹拌する。なお、この撹拌操作の過程では、誘導
加熱コイル7と位置決め部材13の枠体とが一体に往復動
するので、誘導加熱コイル7に対する缶商品9の装荷位
置がずれることはない。
したがって、缶商品9を位置決め部材13の缶挿入窓14
内に装荷した状態で、誘導加熱コイル7への給電,並び
に駆動モータ17の運転を実行することにより、缶商品9
は誘導加熱を受けながら、回転と左右方向への揺動るよ
る中身飲料の撹拌が同時に進行し、効果的に加熱される
ようになる。
〔発明の効果〕
本発明の缶商品加熱装置は、商品収納部から搬出経路
を介して搬出される缶商品を加熱する缶商品加熱装置で
あり、上面を開放した鞍形誘導加熱コイルを備え、搬出
経路側から搬入された缶商品を倒置姿勢のまま誘導加熱
コイル上に受容保持して誘導加熱するものにおいて、缶
商品を誘導加熱コイルに対し所定の装荷位置に保持する
搬入ガイドを兼ねた位置決め部材を備え、この位置決め
部材は、その上面に缶商品のサイズに対応する缶挿入窓
を開口した枠体からなり、前記誘導加熱コイルが前記缶
挿入窓内に臨むように両者の相対位置を定めて、枠体が
誘導加熱コイルの上方に一体的に固定されることによ
り、搬出経路より缶商品加熱装置に搬入される缶商品を
誘導加熱コイルに対する正しい装荷位置に保持して効果
的に誘導加熱することができる。
また、誘導加熱コイルに対する正しい装荷位置を保持
しつつ缶商品に回転操作ないし中身飲料を撹拌する揺動
操作を与えることができる他、缶挿入窓をあらかじめ複
数種の缶商品サイズに対応した形状に定めておくこと
で、標準サイズ缶,樽缶など異形サイズの缶商品にも対
応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例による商品加熱装置の全体構成を
示す外観斜視図、第2図,第3図はそれぞれ第1図にお
ける位置決め部材の平面図,側断面図、第4図は商品加
熱装置を装備した缶商品自動販売機の構成概要図であ
る。図において、 3:商品取出口、4:商品収納部、6:商品加熱装置、7:誘導
加熱コイル、9:缶商品、13:位置決め部材、14:缶挿入
窓。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品収納部から搬出経路を介して搬出され
    る缶商品を加熱する缶商品加熱装置であり、上面を開放
    した鞍形誘導加熱コイルを備え、搬出経路側から搬入さ
    れた缶商品を倒置姿勢のまま誘導加熱コイル上に受容保
    持して誘導加熱するものにおいて、缶商品を誘導加熱コ
    イルに対し所定の装荷位置に保持する搬入ガイドを兼ね
    た位置決め部材を備え、この位置決め部材は、その上面
    に缶商品のサイズに対応する缶挿入窓を開口した枠体か
    らなり、前記誘導加熱コイルが前記缶挿入窓内に臨むよ
    うに両者の相対位置を定めて、枠体が誘導加熱コイルの
    上方に一体的に固定されていることを特徴とする缶商品
    加熱装置。
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