JP2627960B2 - 車種判別装置 - Google Patents

車種判別装置

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JP2627960B2 JP1332581A JP33258189A JP2627960B2 JP 2627960 B2 JP2627960 B2 JP 2627960B2 JP 1332581 A JP1332581 A JP 1332581A JP 33258189 A JP33258189 A JP 33258189A JP 2627960 B2 JP2627960 B2 JP 2627960B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、走行する車両の車高と車両の床の高さ(以
下、車床高という)を計測することにより車種を判別す
る車種判別装置に関する。
(従来の技術) 第2図は車種判別装置の設置の概略を示す図であり、
21は超音波を送信及び受信する機能を有する装置(以
下、超音波ヘッドという)、22は信号処理部、23は道路
面下に埋設したループ(以下、埋設ループという)、24
は車両である。
第3図は従来の車種判別装置内の等温波式車両検出部
のブロック構成を示すものである。第3図において、1
は超音波ヘッド、5は共振トランス、6は超音波送信回
路、7は増幅回路、8はコンパレータ、9は閾値、10は
CPUである。また、第4図は超音波の送受信波を説明す
るための図である。第4図において、26ないし28は超音
波の送信波、29ないし31は路面反射による受信波、32,3
3は車両反射による受信波、34,35は多重反射波である。
次に上記従来例の動作について説明する。第2図にお
いて、車種判別装置は超音波式車両検出部とループ式車
両検出部の2つのユニットに大別でき、超音波式車両検
出部で車両24の車高を計測し、ループ式車両検出部で車
床高を計測する。車種判別装置はこれら2つの情報によ
り車両の車種を判別するのである。次にこれら2つのユ
ニットのうち、先ず超音波式車両検出部の動作説明を第
3図のブロック図と第4図の送受信波を用いて行う。
CPU10の制御により、2ms間、超音波送信回路6は超音
波を励振し、共振トランス5を通して超音波ヘッド1よ
り、第4図に示す送信波26を送信する。送信された超音
波は、5.5m下の路面で反射され送信後約33ms後、再度超
音波ヘッド1で受信される。その波形を受信波30で示
す。この受信波30は共振トランス5を経て増幅回路7で
増幅されコンパレータ8に送られる。コンパレータ8は
しきい値9と比較し、しきい値9以上の時、CPU10に受
信有を伝える。そしてCPU10はこの路面反射による受信
波の到着時間を計測し、それに同期して再度送信波27を
送信する。以下この動作を繰り返し車両の進入を待機す
る。ここで車高1.5mの車両が進入して来たとする。する
と送信波26は車両の屋根で反射され、送信後約24ms後に
受信波32として受信される。ここで車両受信波32が受信
されるまでの時間24msを計測することにより車両の車高
を知る事ができる。
次にループ式車両検出部では、路面下の埋設ループに
交流電流を流すことにより電磁界を発生させる。ここで
金属物体である車両が進入してくるとレンツの法則によ
り埋設ループのインダクタンスが変化する。この変化量
は埋設ループと車両までの距離に反比例することから、
車床高の高低を知ることができる。
このように上記従来の車種判別装置でも、通過する車
両の車高と車床高を計測することにより、車種を判別す
ることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の超音波式車両検出部は、第
4図において、送信波26が車両に反射し、受信波32とし
て受信した時、超音波ヘッド1によりこの受信波32が反
射し、再度車両との間を往復することにより受信波35と
して受信してしまう場合がある(以下この現像を多重反
射と称す)。この場合、超音波は超音波ヘッド1と車両
24(第2図)の距離4mを2回往復するので受信波35は送
信波26の送信後約48ms後の位置になり、これは送信波27
送信の時点から約15ms後の位置である。これは車高3mの
車両が進入してきた場合と同一であるから、以上より多
重反射が発生した場合、従来の車種判別装置は車高を誤
計測し、正しい車種判別が出来ないという問題があっ
た。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであ
り、超音波の多重反射が発生しても車高計測を誤らない
優れた車種判別装置を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記従来の問題点を解決するために、道路上
空に設置され、超音波を送信及び受信する超音波送受信
装置と、送信した超音波が路面または超音波ヘッドの下
を通過する車両の屋根で反射し、受信されるまでの時間
を計測し、かつその受信時間より車高を計算する処理装
置とを備えた超音波式車両感知部と、道路面下に埋設さ
れ、交流電流によって電磁界を発生する埋設ループと、
金属物体である車両の通過により変動する前記埋設ルー
プのインダクタンスの変化量を計測し、かつその変化量
から車両の床の高さの高低を判定する処理装置とを備え
たループ式車両感知部とを有し、これら2つの感知部が
測定した車高及び車床高より車種を判別する車種判別装
置において、前記超音波式車両感知部に、超音波送信後
の受信波の最大レベルを検出するピークホールド回路
と、このピークホールド回路で検出した最大受信レベル
を保持するサンプルホールド回路と、このサンプルホー
ルド回路が保持する最大受信レベルと次の受信波の受信
レベルとを比較するコンパレータとを設け、このコンパ
レータの比較をもとに、前記超音波式車両感知部の処理
装置が、受信レベルが高い受信波を正しい受信波である
と判別することを特徴とするものである。
(作 用) 従って、本発明によれば、受信波を検出した時、その
受信レベルの最大値をピークホールド回路で検出し、サ
ンプルホールド回路でそのレベルを蓄えておくことによ
り、多重反射により複数個の受信波を計測した場合で
も、コンパレータで多重反射波と正しい反射波の受信レ
ベルの比較ができ(反射する回数の多い多重反射波は正
しい反射波に比べて受信レベルが非常に小さい)、それ
により多重反射波を識別し、多重反射の影響を排除する
ことができる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の超音波式車両感知部のブ
ロックを示している。第1図において、1,5〜10は第3
図と同様であり、11はピークホールド回路、12はサンプ
ルホールド回路、13はコンパレータ、14はピークホール
ド値クリア信号、15はサンプルホールド許可信号であ
る。
次に上記実施例の動作を第1図および第4図を参照し
て説明する。第1図及び第4図において、CPU10の制御
により超音波送信回路6が2ms間超音波を励振し、送信
波26として送信した直後、ピークホールド値クリア信号
14により、ピークホールド回路11のホールド値をクリア
する。そして、送信波26送信後15msの時点で、多重反射
波34が受信されると、CPU10はサンプルホールド許可信
号15をサンプルホールド回路12に送る。すると多重反射
波34の最大受信レベルはピークホールド回路11で検出さ
れ,サンプルホールド回路12に蓄えられる。そしてその
後、CPU10はサンプルホールド許可信号15を不許可と
し、最大受信レベルを保持し続けるようにする。更にそ
の後(送信波26送信後約24msの時点)、正しい受信波32
が受信されると、その受信レベルはコンパレータ13によ
り多重反射波34の最大レベルと比較される。ここで、正
しい受信波32の受信レベルは明らかに多重反射波34のそ
れよりも大きいから、CPU10はコンパレータ13を通して
その情報を知ることができ、それにより送信波26送信後
15msの時点で受信された受信波は多重反射波と認識する
ことができる。従って、正しい受信波32の受信時間は送
信波26送信後24msであるということが認識できる。また
更に、受信波34が多重反射でないと認識された時点で、
CPU10はサンプルホールド許可信号15を許可とし、受信
波32の最大受信レベルをサンプルホールド回路12で蓄え
ておく。このようにしておけば、その後新たな多重反射
波を受信してもその受信レベルを受信波32の最大受信レ
ベルと比較することができ、多重反射波を排除すること
ができる。
このように上記実施例によれば、送信波送信後の受信
波の最大受信レベルをピークホールド回路11で検出、サ
ンプルホールド回路12で蓄えておき、更に常時コンパレ
ータ13で比較することにより、多重反射により複数の受
信波を受信しても、どの受信波の受信レベルが最大かを
知り、正しい反射波を多重反射波と区別することができ
る。従って、この実施例では、多重反射の有無にかかわ
らず正しい反射波の受信時間を計測することができ、車
高計測を誤らない。
(発明の効果) 本発明は上記実施例より明らかなように、受信波の最
大受信レベル計測保持、比較するためにピークホールド
回路、サンプルホールド回路及び、コンパレータを追加
したものであり、それにより多重反射波が発生しても受
信レベルの大小により、受信波が正しいものかあるいは
多重反射波のような正しくないものであるか判別できる
ために、多重反射波を排除、正しい車高を計測すること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における超音波式車両感知部
のブロック図、第2図は車種判別装置の設置概略図、第
3図は従来の超音波式車両検出部のブロック図、第4図
は超音波の送受信波を説明する図である。 1,21……超音波ヘッド、5……共振トランス、6……超
音波送信回路、7……増幅回路、8,13……コンパレー
タ、9……閾値、10……処理装置(CPU)、11……ピー
クホールド回路、12……サンプルホールド回路、14……
ピークホールド値クリア信号、15……サンプルホールド
許可信号、22……信号処理部、23……埋設ループ、24…
…車両、26,27,28……送信波、29,30,31……路面反射に
よる受信波、32,33……車両反射による受信波、34,35…
…多重反射波。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路上空に設置され、超音波を送信及び受
    信する超音波送受信装置と、送信した超音波が路面また
    は超音波ヘッドの下を通過する車両の屋根で反射し、受
    信されるまでの時間を計測し、かつその受信時間より車
    高を計算する処理装置とを備えた超音波式車両感知部
    と、 道路面下に埋設され、交流電流によって電磁界を発生す
    る埋設ループと、金属物体である車両の通過により変動
    する前記埋設ループのインダクタンスの変化量を計測
    し、かつその変化量から車両の床の高さの高低を判定す
    る処理装置とを備えたループ式車両感知部とを有し、 これら2つの感知部が測定した車高及び車床高より車種
    を判別する車種判別装置において、 前記超音波式車両感知部に、超音波送信後の受信波の最
    大レベルを検出するピークホールド回路と、このピーク
    ホールド回路で検出した最大受信レベルを保持するサン
    プルホールド回路と、このサンプルホールド回路が保持
    する最大受信レベルと次の受信波の受信レベルとを比較
    するコンパレータとを設け、このコンパレータの比較を
    もとに、前記超音波式車両感知部の処理装置が、受信レ
    ベルが高い受信波を正しい受信波であると判別すること
    を特徴とする車種判別装置。
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