JP2626635B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2626635B2
JP2626635B2 JP7212251A JP21225195A JP2626635B2 JP 2626635 B2 JP2626635 B2 JP 2626635B2 JP 7212251 A JP7212251 A JP 7212251A JP 21225195 A JP21225195 A JP 21225195A JP 2626635 B2 JP2626635 B2 JP 2626635B2
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semiconductor
semiconductor device
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幸男 両角
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Seiko Epson Corp
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Dicing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウェハ上
の複数の長方形の半導体チップの配列に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIのような半導体装置製造に於ける
フォトリソ工程では、解像度と精度を要する露光作業に
は1/5あるいは1/10縮小投影露光装置(ステッパ
ー)を用いて、又精度を特に必要としない露光作業では
1:1プロジェクションアライナー(PJA)を併用し
た、いわゆるハイブリッドアライメント方式が、装置コ
スト、スループットの点から一般化されている。
【0003】従ってオートアライメントマークは、後工
程に順じてステッパー用とPJA用の両方をウェハー基
板に転写しておく必要がある。ステッパー用のアライメ
ントマーク領域は、幅が30μmもあればよく、チップ
の空きスペースやスクライブラインに入れても、チップ
の収率、集積度などに大きな影響を与えない。一方PJ
A用オートアライメントマークの一例を図3に示すが、
31は前工程でステッパーもしくはPJAで半導体ウェ
ハー基板上に転写されたPJA用オートアライメントマ
ークで、32はPJA用ガラスマスク上のオートアライ
メントマークで、各々を、ウェハーファセットに平行な
左右の両端に配置し、これにレーザー光33をスキャン
させ、その反射信号から、間隔34〜37を全て同じく
する様にしてオートアライメントを行なう。このオート
アライメントマークをひとつ入れるにも、幅は160μ
m〜200μmで長さは600μm位の領域が必要とな
る。ステッパーでレチクル上にあるPJAのオートアラ
イメントマークやTEG(Test Element Gropu)のパ
ターンを露光ショット毎入れるのは収率の面で得策でな
い。
【0004】従来、半導体装置の製造に当たって、オー
トアライメントマークの挿入に関しては多くの提案がな
されている。例えば、特開昭60−35514の様
に、スクライブラインを変形させて、オートアライメン
トマークを入れたり、特開昭60−119774の様
にチップ長手方向に入れているが、チップ短辺方向の設
計の自由度がなくなる上、短辺寸法が小さくなるほどウ
ェハー内収率が低下してしまう。そこで一般にステッパ
ーでPJA用のオートアライメントマークをいれるに
は、図4の様に、レチクル48の有効領域には製品とな
るICパターン41と、少なくともオートアライメント
マークやプロセスモニター用のトランジスター等の入っ
たTEG(Test Element Group)パターン42を配置
し、これは製品となるICチップの大きさの整数倍の領
域をとってあり、予め設定されたショットマップに従
い、まずレチクル48上のTEGチップ42をシャッタ
ー43で覆い、残りの全ICパターン41のみをウェハ
ー基板45にレチクル単位46毎露光していくが、この
時、TEGパターン42を入れようとするウェハー上の
ショットエリア44は少なくとも左右の両端を空けてお
き(図4(a))、次に全ICパターン41と、TEG
パターン42の両方をエリア44の一部47にショット
してから(図4(b))、更にエリア44余りスペース
49に入る数量だけ、レチクル48上のICパターン4
1を残す様に、シャッター43で隠してからショットし
て行き(図4(c))、これがレチクルを用いるステッ
ーの露光作業毎に繰り返されて行く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シャッターを用いる方式では、ショットプログラムが複
雑になることや、モード毎にシャッターの広さを変えて
やる事が必要でスループットに問題がある。又、シャッ
ターを動作させる為にパーティクルが発生してレチクル
上に乗って共通欠陥となり、歩留りに致命的影響を与え
る事が多い。
【0006】本発明は、このような従来の半導体装置の
問題点を解決するもので、その目的とするところは、収
率、歩留りが良く、製造が容易な半導体装置を提供する
ことにある。
【0007】本発明の半導体装置は、半導体ウェハにマ
トリクス状に配列された複数の長方形の半導体チップと
前記複数の半導体チップをマトリクス状に区分している
スクライブラインとを有する半導体装置であって、前記
半導体チップの長辺は前記半導体チップの短辺の長さの
2倍以上の長さを有し、隣り合う前記半導体チップの短
辺間の前記スクライブラインは、隣り合う前記半導体チ
ップの長辺間の前記スクライブラインの幅よりも大きい
幅を有し、かつ前記短辺間の前記スクライブラインには
等倍露光方式用のアライメントマークが配置されている
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例として、サーマ
ルへッド用のドライバーICをPoly−Siゲートの
CMOSプロセスを用いて製造したが、図1の様に、5
倍レチクル11の有効領域15mm口の中に、1.25
×7.25mmの短冊形ICパターン12を、短辺を左
右水平方向に配置してある。シリコンウェハー基板13
に転写されたICパターン12領域の拡大概略図を図2
に示すが、長辺間のスクライブライン23の幅はダイシ
ングに必要な60μmとしてある。一方短辺間のスクラ
イブライン24の幅は160μmとして、この中にPJ
A用のオートアライメントマーク25やプロセスモニタ
ー用トランジスターや抵抗等のTEGパターン26を配
置してある。このレチクル11を用いて、ステッパーで
シリコンのウェハー基板上13に、レチクルの全ICパ
ターンを、ひとつのショット単位16として、ステップ
露光をして行く。尚、ウェル、フィールド、Poly−
SiやAl電極、コンタクト形成等のアライメント精度
の厳しい工程はステッパーを用い、これを基準にして、
ミラープロジェクションアライナーで、ストッパー、チ
ャンネルドープ及ぴソース、ドレインやPAD形成を行
ないICチップを4インチウェハー基板13に作り込ん
だ。この時レチクル上の有効領域に含まれるチップ数は
22個で、一枚のウェハー基板上の露光ショット数は3
8ショットで、有効チップは758個となり、複雑なシ
ョットプログラムやシャッターの開閉動作が不要になっ
た。従来のシャッター方式では、全て60μmのスクラ
イブライン幅としてもレチクル上のチップ数は20個
で、ショット数は、左右2個所のオートアライメントマ
ークを入れるだけでも45ショット必要で、その有効チ
ップ数は754個であったことから、有効チップを減ら
さずにアライメント工数を減らすことが出来、更に、致
命的なパーティクルによる共通欠陥を皆無に出来て、歩
留りを飛躍的に向上することが出来た。又、プロセスモ
ニター用のトランジスター等が露出ショット毎入るの
で、ウェハー内の特性バラツキが評価でき、多くのデー
ター収集が可能となって品質向上を図ることが出来た。
尚、短辺間、長辺間共スクライブラインの幅を160μ
mとしたものは、有効チップが662となってしまい、
ウェハー内の収率は急に悪くなってしまう。
【0009】又、本発明は、実施例に示したサーマルへ
ッドのドライバーICに限らず、蛍光表示体、液晶表示
体、プラズマ表示体等のドライバーICやラインセンサ
ー、あるいはメモリー等の特に短冊形の半導体チップを
有する半導体装置に適用出来、又、シリコンウェハー基
板に限らずセラミック、ガラス等の絶縁物上に形成した
薄膜トランジスターをもちいたセンサー等にも応用出
来、ウェハー基板の径も4インチに限定されない。特に
長辺が5mm以上で短辺が2.5mm以下の様な短冊形
で、長辺と短辺の寸法比が大きく、短辺寸法が小さいほ
ど配置収率上有効であり、フォトリソ工程の露光作業が
ハイブリッドアライメント方式による半導体装置には特
に適用出来るものである。
【0010】以上の通り、本願発明によれば、長辺の長
さがの短辺の長さの2倍以上あるような長方形の半導体
チップがウェハ上にマトリクス状に配置されている半導
体装置において、半導体チップ短辺間のスクライブライ
ン幅を長辺間のスクライブライン幅よりも大きくするこ
とにより、半導体装置の製造上必要とされる等倍露光方
式用と縮小露光方式用とのアライメントマークを、ウェ
ハ内の有効半導体チップ収率を低下させることなく配置
できる。又レチクル上にパーティクルを落とす原因とな
るシャッター開閉も不要で、共通欠陥の発生も無くして
歩留まりの向上が図れ、品質の良い半導体装置を提供出
来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる一実施例の概略図である。
【図2】本発明に係わる一実施例の概略図である。
【図3】プロジェクションアライナーのオートアライメ
ントマークの一例である。
【図4】(a)〜(c)は 従来の半導体装置の製造に
係わる一例を示す概略図である。
【符号の説明】
11,48・・・・・レチクル 12,22,41・・ICパターン 43・・・・・・・・シャッター 13,45・・・・・ウェハー基板 14,23・・・・・長辺間のスクライブライン 15,24・・・・・短辺間のスクライブライン 26,42・・・・・TEGパターン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 506D 507F 525L

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウェハにマトリクス状に配列された
    複数の長方形の半導体チップと前記複数の半導体チップ
    をマトリクス状に区分しているスクライブラインとを有
    する半導体装置であって、 前記半導体チップの長辺は前記半導体チップの短辺の長
    さの2倍以上の長さを有し 隣り合う前記半導体チップの短辺間の前記スクライブラ
    インは、隣り合う前記半導体チップの長辺間の前記スク
    ライブラインの幅よりも大きい幅を有し、 かつ前記短辺間の前記スクライブラインには等倍露光方
    式用のアライメントマークと縮小露光方式用のアライメ
    ントマークとが配置されていることを 特徴とする半導体
    装置。
JP7212251A 1995-08-21 1995-08-21 半導体装置 Expired - Lifetime JP2626635B2 (ja)

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JPH0888203A JPH0888203A (ja) 1996-04-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6046047A (ja) * 1983-08-24 1985-03-12 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JPS61263116A (ja) * 1985-05-16 1986-11-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 半導体装置

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JPH0888203A (ja) 1996-04-02

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