JP2626520B2 - ディジタル信号発生方式 - Google Patents

ディジタル信号発生方式

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JP2626520B2
JP2626520B2 JP5296995A JP29699593A JP2626520B2 JP 2626520 B2 JP2626520 B2 JP 2626520B2 JP 5296995 A JP5296995 A JP 5296995A JP 29699593 A JP29699593 A JP 29699593A JP 2626520 B2 JP2626520 B2 JP 2626520B2
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浩司 篠崎
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予めメモリーに格納し
ておき、このディジタルデータをメモリーから随時読出
して各種信号を得るディジタル信号発生方式に関し、特
に様々な周波数の単一のサービストーンや異なる2周波
を組み合わせて使用する多周波信号の発生手段として、
信号をサンプリングして量子化したデータを格納したメ
モリを用いるディジタル信号発生方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル信号発生方式は、読出
し専用メモリ(トーンROM)に格納された量子化デー
タを順次読み出すことにより複数の多周波信号の送出を
実現している。図3に一般的なトーン送出の構成を示
す。この場合、トーンROM201には発生するトーン
の種類の数だけ上位アドレスで決定される図4で示した
複数の領域に分割されて格納される。
【0003】トーンAを送出するときは外部入力により
上位アドレスにはA0を与え、下位設定アドレスにはト
ーンAの格納されている先頭アドレスのxxを与えるこ
とにより、クロックに同期しカウンタ203はカウント
アップしトーンROM201に下位アドレス値としてカ
ウンタ値を供給する。カウンタ203がMAX値(図3
の場合ff)まで計数すると、キャリー信号出力がイン
バータ204をへてカウンタ203にロードをかけるこ
とによって外部から設定される下位設定アドレスをロー
ドする。
【0004】従ってトーンROM201に格納されたA
0xxからA0ffまでの格納データを巡回出力するこ
とになる。但し、トーンROM201のデータはA0f
fからA0xxに戻る際に出力トーンデータが不連続に
ならないように配慮してある。その結果トーンAのトー
ンデータが時系列的にパラレルシリアル変換回路202
に与えられ、このパラレルシリアル変換回路202は、
トーンAのシリアルデータを出力する。
【0005】トーンBを出力する場合は上位アドレスを
A1、下位設定アドレスをyy、トーンCを出力する場
合は上位アドレスをA2、下位設定アドレスをzzに設
定することで、同様に出力することができる。
【0006】ここで、xx,yy,zzの値はトーンR
OM201に格納するトーンデータのもつ周波数によ
り、繰り返し再生してもトーン波形が不連続にならない
ようにに設計されたデータ数によって決定されるため、
トーンの種類によって変化する値である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
ジタル信号発生方式では、発生するトーンの種類によっ
て下位設定アドレスがROMに格納されるトーンデータ
によって変化し、一般的に、発生するトーンに応じて下
位設定アドレスも異なることになる。従って、従来のデ
ィジタル信号発生方式においては、発生するトーンの種
類を変更する場合下位設定アドレスの変更も伴い制御が
複雑になり、制御に必要な下位設定アドレスも変更しな
ければならないといった問題がある。
【0008】本発明の目的は、回路を簡略化でき、異な
るトーンが格納されているメモリに交換する必要が生じ
た場合でもハードウエアの変更なしに動作することが可
能となり、かつ、トーンそのものの品質を劣化させるこ
となく再生することが可能であるディジタル信号発生方
式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の各種の
信号波形をディジタルデータとして予めメモリに、前記
信号波形の種類を特定するための上位アドレスと前記メ
モリのディジタルデータを順次読み出すための下位アド
レスとからなるアドレスで格納し、前記アドレスが特定
の上位アドレスと特定の下位アドレスとの組み合わせで
決まる特定のものである場合には当該アドレスの前記デ
ィジタルデータを特定データとし、かつ、前記ディジタ
ルデータを前記メモリから随時読出して各種の信号を発
生するディジタル信号発生方式であって、前記上位アド
レスを保持して前記メモリに付与する上位アドレス保持
付与手段と、前記下位アドレスを設定して前記メモリに
付与することにより前記メモリのディジタルデータを順
次読み出す下位アドレス設定付与手段と、読み出された
前記ディジタルデータが前記特定データであることを検
出する特定データ検出手段と、この特定データ検出手段
より前記特定データが検出された場合に前記下位アドレ
ス設定付与手段の設定値を初期値にする初期値設定手段
と、前記メモリから読み出された前記ディジタルデータ
をシリアル信号に変換するパラレルシリアル変換回路と
を有し、前記特定データを振幅にして0レベルの値をも
つものとしたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】図1に本発明のPCMμ則の信号発生方式の
実施例の構成を示し、図2にトーンROMのデータ配置
を示す。
【0011】図1におけるトーンROM101は、図2
のデータ配置のトーンROMであり、選択するトーンは
上位アドレスにより決定される。図2において、トーン
ROM101には、アドレスB000を先頭としB0x
xまで順にトーンA′の量子化データを時系列的に順次
格納してある。このトーンROM101に格納されるト
ーンは一般的にある固有の周期をもつため、周期の終わ
りであるアドレスB0xxのデータと周期の始まりであ
るアドレスB000のデータと連続性が保たれるような
データとすることは容易で、さらにアドレスB0xxの
データは振幅にして0レベルの値(特定データ)になる
ように量子化データを配置する。従って格納するトーン
によってB0xxのxxで示されるアドレスは各トーン
によって固有の値となる。トーンB′のときB100〜
B1yy、トーンC′のときB200〜B1zzでx
x,yy,zzはトーン周波数によって独自に定まる。
【0012】PCMのμ則で0のレベルを表す値は16
進数で7FまたはFFがあり特にB0xxやB1yy,
B2zz等のアドレスに配置する0はFF(16進)と
し、トーンの途中に0が存在する場合は7F(16進)
を用いることにより区別する。
【0013】前記トーンROM101に接続されている
カウンタ103は、0からクロックに同期し順次カウン
トアップし、計数値をトーンROM101の下位アドレ
スに出力することにより、トーンROM101から上位
アドレスで設定された領域のトーンデータを順次出力す
る。出力されたデータは検出回路104とパラレルシリ
アル変換回路102に入力される。検出回路104はト
ーンROM101の出力データがFF(16進)で表さ
れる0レベルのデータであった場合は検出結果としてカ
ウンタ103をリセットしトーンROM101に入力さ
れる下位アドレスは0となる。従ってトーンROM10
1の出力は下位アドレスが00,01〜xx,00〜と
いうように巡回的に出力される。従って、パラレルシリ
アル変換回路103によりシリアルトーンデータとして
上位アドレスで設定されたトーンが連続して出力され
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、ハード設計時に決められた上
位アドレスのみを外部から設定することにより、トーン
ROMに格納されている任意のディジタルトーンを発生
することができ、従来例のようにトーンROMに格納さ
れたデータの量にあわせたトーンの開始アドレスを外部
から与える必要がないので、回路が簡略化できる。ま
た、本発明は、異なるトーンが格納されているROMに
交換する必要が生じた場合でもハードウエアの変更なし
に動作することが可能となる。さらに、本発明は、実際
に再生されるトーンも0レベルの点で周期が繰り返され
るためトーンの不連続が発生しないためノイズも発生せ
ず、トーンそのものの品質を劣化させることなく再生す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の1実施例におけるトーンROMのデー
タアドレス図である。
【図3】従来のディジタル信号発生方式を示すブロック
図である。
【図4】従来のディジタル信号発生方式におけるトーン
ROMのデータアドレス図である。
【符号の説明】
101,201 トーンROM 102,202 パラレルシリアル変換回路 103,203 カウンタ 104 検出回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の各種の信号波形をディジタルデー
    タとして予めメモリに、前記信号波形の種類を特定する
    ための上位アドレスと前記メモリのディジタルデータを
    順次読み出すための下位アドレスとからなるアドレスで
    格納し、前記アドレスが特定の上位アドレスと特定の下
    位アドレスとの組み合わせで決まる特定のものである場
    合には当該アドレスの前記ディジタルデータを特定デー
    タとし、かつ、前記ディジタルデータを前記メモリから
    随時読出して各種の信号を発生するディジタル信号発生
    方式であって、前記上位アドレスを保持して前記メモリ
    に付与する上位アドレス保持付与手段と、前記下位アド
    レスを設定して前記メモリに付与することにより前記メ
    モリのディジタルデータを順次読み出す下位アドレス設
    定付与手段と、読み出された前記ディジタルデータが前
    記特定データであることを検出する特定データ検出手段
    と、この特定データ検出手段より前記特定データが検出
    された場合に前記下位アドレス設定付与手段の設定値を
    初期値にする初期値設定手段と、前記メモリから読み出
    された前記ディジタルデータをシリアル信号に変換する
    パラレルシリアル変換回路とを有し、前記特定データを
    振幅にして0レベルの値をもつものとしたことを特徴と
    するディジタル信号発生方式。
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JPH07154832A JPH07154832A (ja) 1995-06-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2590089B2 (ja) * 1987-03-12 1997-03-12 株式会社東芝 時分割多重交換装置
JP2615606B2 (ja) * 1987-03-31 1997-06-04 日本電気株式会社 信号音発生装置

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