JP2626323B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2626323B2
JP2626323B2 JP3186138A JP18613891A JP2626323B2 JP 2626323 B2 JP2626323 B2 JP 2626323B2 JP 3186138 A JP3186138 A JP 3186138A JP 18613891 A JP18613891 A JP 18613891A JP 2626323 B2 JP2626323 B2 JP 2626323B2
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政昭 市来
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Panasonic Corp
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検者の被検体から得
られるエコー信号を超音波断層像としてブラウン管面上
に表示する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の超音波診断装置におけるエ
コー信号処理部の構成を示している。
【0003】図3において、23は、供給されるエコー
信号Saを対数関数的に増幅する対数増幅器、24はビ
デオ信号を得るための検波器、25はビデオ信号増幅器
である。26はローパスフィルタ(以下、LPFと記載
する)であり、ビデオ信号の高域除去を行う。27は増
幅器、28はA/D変換器である。
【0004】次に、上記構成の動作について説明する。
対数増幅器23で対数圧縮されたエコー信号Saは検波
器24に供給される。検波器24からの出力信号はビデ
オ信号増幅器25で増幅され、LPF26で高域が除去
された後、増幅器27で増幅され、さらにA/D変換器
28に入力される。以降ここからのディジタル信号で画
像処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエコー信号処理部を用いた超音波診断装置では、対
数増幅器23、検波器24を通じ、さらにA/D変換器
28でA/D変換した処理信号をそのまま画像表示して
いる。この場合、被検者の被検体から得られるエコー信
号のS/N比が悪くノイズ成分が多いと、本来ならば透
音性が良く黒く描写される腔部がノイズで白く描写され
てしまい、有効な診断が行い難くなるという欠点があ
る。
【0006】本発明は上記課題を解決するものであり、
有効な診断に必要な鮮明な超音波断層画像を得ることが
できる優れた超音波診断装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、被検者から得られるエコー信号が供給さ
れる第1の低域通過フィルタと、この第1の低域通過フ
ィルタとは帯域特性が相違し上記第1の低域通過フィル
タからの第1の高域成分除去エコー信号が供給される第
2の低域通過フィルタと、上記被検者から得られるエコ
ー信号と上記第1の高域成分除去エコー信号の反転信号
とが供給される第1の加算器と、この第1の加算器から
の反転出力信号と上記第2の低域通過フィルタからの第
2の高域成分除去エコー信号とが供給される第2の加算
器と、この第2の加算器からの出力レベルが所定値以上
になった際に信号を出力するレベル検出器と、このレベ
ル検出器からの信号を増幅する増幅器とを備えたもので
ある。
【0008】さらに、本発明は、被検者から得られるエ
コー信号が供給される第1の低域通過フィルタと、この
第1の低域通過フィルタとは帯域特性が相違し上記第1
の低域通過フィルタからの第1の高域成分除去エコー信
号が供給される第2の低域通過フィルタと、上記被検者
から得られるエコー信号と上記第1の高域成分除去エコ
ー信号の反転信号とが供給される第1の加算器と、この
第1の加算器からの反転出力信号と上記第2の低域通過
フィルタからの第2の高域成分除去エコー信号とが供給
される第2の加算器と、この第2の加算器からの出力レ
ベルが所定値以上になった際に信号を出力する第1のレ
ベル検出器と、この第1のレベル検出器からの信号を増
幅する増幅器と、上記被検者から得られるエコー信号を
反転して高域成分を除去した信号レベルが所定値以上に
なった際に信号を出力する第2のレベル検出器と、この
第2のレベル検出器からの信号を波形整形した制御信号
に基づいて設定される期間に上記第1の高域成分除去エ
コー信号の反転信号を上記第1の加算器に出力する第1
の制御部と、上記制御信号に基づいて設定される期間に
上記第2の高域成分除去エコー信号を上記第2の加算器
に出力する第2の制御部とを備えたものである。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、被検者から得ら
れるエコー信号より所定信号レベル以上の高域成分を取
り出すようにしたものであり、被検者から得られるエコ
ー信号に含まれる不要な高域成分エコー信号を取り除く
ための信号として後段の信号処理回路に供給することが
できる。
【0010】また、本発明によれば、被検者から得られ
るエコー信号の信号レベルに対応して設定される期間に
高域成分を除去したエコー信号を出力するようにしたの
で、より正確な領域にける被検者から得られるエコー信
号に含まれる不要な高域成分エコー信号を得ることが
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の超音波診断装置における実施
例を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は第1の実施例の構成を示している。
図1において、図示しない検出器で検出したエコー信号
が検波され、さらに高域除去し、このエコー信号Saが
増幅器1に供給される。この増幅器1の出力端に反転増
幅器2の加算部2aおよびLPF5が接続されており、
反転増幅器2の出力端がエコー信号レベル検出器3の加
算部3aに接続され、このエコー信号レベル検出器3の
出力端が増幅器4に接続されている。
【0013】また、LPF5の出力端が反転増幅器6と
LPF7に接続され、反転増幅器6の出力端が反転増幅
器2の加算部2aに接続されている。LPF7の出力端
は増幅器8に接続され、この増幅器8の出力端がエコー
信号レベル検出器3の入力端に接続されている。
【0014】次に、上記構成の第1の実施例における動
作について説明する。増幅器1からの増幅信号はLPF
5で高域が除去される。そして反転増幅器6で反転増幅
された反転増幅信号が、増幅器1からの増幅信号ととも
に反転増幅器2の加算部2aで加算される。
【0015】LPF5からの高域除去信号はLPF7
で、さらに高域が除去され、この信号が増幅器8に供給
される。増幅器8からの増幅信号が、反転増幅器2から
の反転増幅信号とともに、エコー信号レベル検出器3の
加算部3aに入力して加算される。
【0016】エコー信号レベル検出器3に入力された加
算信号は、予め任意に設定されたレベルになると出力さ
れて増幅器4に送出される。
【0017】このように、反転増幅器6からの反転増幅
信号が増幅器1の増幅信号に加算されるすなわち、反転
増幅器6からの反転増幅信号が、増幅器1からの増幅信
号から減算されることになる。さらに、LPF7で高域
除去を行い増幅器8からの増幅信号を反転増幅器2の反
転増幅信号に加算する。この加算信号がエコー信号レベ
ル検出器3で任意に設定されたレベルになると増幅器4
に出力されて、ここから不要エコー信号として出力され
る。したがって、任意のレベルの不要なエコー信号部を
除去できることになり、ディジタル信号化されたエコー
信号が画像処理処理される際に、腔部がノイズで白く描
写されてしまうことなく黒く描写されて有効な診断を行
うために必要な良質の超音波断層画像が得られる。
【0018】図2は第2の実施例の構成を示している。
この例は、エコー信号Saが増幅器9に供給される。こ
の増幅器9の出力端に反転増幅器10の加算部10a、
LPF13および反転増幅器19の入力端に接続されて
いる。このLPF13の出力端が反転増幅器14とLP
F16に接続され、このLPF16の出力端は増幅器1
7に接続されている。反転増幅器14の出力端が制御部
15の入力端に接続され、また増幅器17の出力端が制
御部18の入力端に接続されている。
【0019】制御部15および制御部18の入力端は、
反転増幅器19、LPF20およびエコー信号レベル検
出器21で検出された信号が供給される波形整形部22
の出力端に接続され、波形整形部22で波形整形された
信号が制御信号として供給されている。
【0020】制御部15の出力端は反転増幅器10の加
算部10aに接続され、また制御部18の出力端および
反転増幅器10の出力端がエコー信号レベル検出器23
の加算部23aに接続されている。さらにエコー信号レ
ベル検出器23の出力端が増幅器12の入力端に接続さ
れている。
【0021】次に、上記第2の実施例の構成の動作につ
いて説明する。増幅器9からの増幅信号はLPF13で
高域が除去される。そして反転増幅器14で反転増幅さ
れ、制御器15を通じて、増幅器9からの増幅信号が反
転増幅器10の加算部10aで加算される。
【0022】LPF13からの高域除去信号はLPF1
6で、さらに高域が除去され、この信号が増幅器17に
供給される。増幅器17からの増幅信号が、制御器18
を通じて反転増幅器10の反転増幅信号と、エコー信号
レベル検出器23の加算部23aで加算される。
【0023】この場合、夫々の加算信号の出力は制御部
15および制御部18で夫々制御されている。
【0024】これらの制御部15および制御18には、
増幅器19の出力信号を反転増幅器19で反転し、LP
F20において高域除去を行い、エコー信号レベル検出
器21で任意に設定されたレベルになると信号を出力
し、さらに、この信号を波形整形部22から任意に設定
される期間、制御信号が入力されている。
【0025】このように上記第2の実施例によれば、制
御部15および制御部18によって加算信号の出力を制
御することにより、エコー信号より除去する信号を時間
的に制御することができる。
【0026】これによって、より正確な領域の任意のレ
ベルの不要なエコー信号部を除去でき、以降ディジタル
信号化されたエコー信号が画像処理処理される際に、腔
部がノイズで白く描写されてしまうことなく黒く描写さ
れて有効な診断を行うために必要な、より良質の超音波
断層画像が得られる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、被検者から得られるエコー信号より所定信号レベル
以上の高域成分を取り出すようにしたものであり、被検
者から得られるエコー信号に含まれる不要な高域成分エ
コー信号を取り除くための信号として後段の信号処理回
路に供給することができるという効果を有する。
【0028】さらに、本発明は、被検者から得られるエ
コー信号の信号レベルに対応して設定される期間に高域
成分を除去したエコー信号を出力するようにしたので、
より正確な領域にける被検者から得られるエコー信号に
含まれる不要な高域成分エコー信号を得ることができる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波診断装置における第1の実施例
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の超音波診断装置における第2の実施例
の構成を示すブロック図
【図3】従来の超音波診断装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
2 反転増幅器 3、23 エコー信号レベル検出器 5 LPF 6 反転増幅器 7 LPF 10 反転増幅器 13 LPF 14 反転増幅器 15 制御部 16 LPF 18 制御部 19 反転増幅器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者から得られるエコー信号が供給さ
    れる第1の低域通過フィルタと、この第1の低域通過フ
    ィルタとは帯域特性が相違し上記第1の低域通過フィル
    タからの第1の高域成分除去エコー信号が供給される第
    2の低域通過フィルタと、上記被検者から得られるエコ
    ー信号と上記第1の高域成分除去エコー信号の反転信号
    とが供給される第1の加算器と、この第1の加算器から
    の反転出力信号と上記第2の低域通過フィルタからの第
    2の高域成分除去エコー信号とが供給される第2の加算
    器と、この第2の加算器からの出力レベルが所定値以上
    になった際に信号を出力するレベル検出器と、このレベ
    ル検出器からの信号を増幅する増幅器とを備え、上記被
    検者から得られるエコー信号に含まれる不要な高域成分
    エコー信号を上記増幅器から出力することを特徴とする
    超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 被検者から得られるエコー信号が供給さ
    れる第1の低域通過フィルタと、この第1の低域通過フ
    ィルタとは帯域特性が相違し上記第1の低域通過フィル
    タからの第1の高域成分除去エコー信号が供給される第
    2の低域通過フィルタと、上記被検者から得られるエコ
    ー信号と上記第1の高域成分除去エコー信号の反転信号
    とが供給される第1の加算器と、この第1の加算器から
    の反転出力信号と上記第2の低域通過フィルタからの第
    2の高域成分除去エコー信号とが供給される第2の加算
    器と、この第2の加算器からの出力レベルが所定値以上
    になった際に信号を出力する第1のレベル検出器と、こ
    の第1のレベル検出器からの信号を増幅する増幅器と、
    上記被検者から得られるエコー信号を反転して高域成分
    を除去した信号レベルが所定値以上になった際に信号を
    出力する第2のレベル検出器と、この第2のレベル検出
    器からの信号を波形整形した制御信号に基づいて設定さ
    れる期間に上記第1の高域成分除去エコー信号の反転信
    号を上記第1の加算器に出力する第1の制御部と、上記
    制御信号に基づいて設定される期間に上記第2の高域成
    分除去エコー信号を上記第2の加算器に出力する第2の
    制御部とを備え、上記被検者から得られるエコー信号の
    出力レベルに応じて上記エコー信号に含まれる不要な高
    域成分エコー信号を上記増幅器から出力することを特徴
    とする超音波診断装置。
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