JP2625825B2 - ラケットフレーム - Google Patents

ラケットフレーム

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JP2625825B2
JP2625825B2 JP63037253A JP3725388A JP2625825B2 JP 2625825 B2 JP2625825 B2 JP 2625825B2 JP 63037253 A JP63037253 A JP 63037253A JP 3725388 A JP3725388 A JP 3725388A JP 2625825 B2 JP2625825 B2 JP 2625825B2
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throat
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ball
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哲之 粟野
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Yamaha Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B49/00Stringed rackets, e.g. for tennis
    • A63B49/02Frames
    • A63B49/10Frames made of non-metallic materials, other than wood
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A63B60/54Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with means for damping vibrations
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    • A63B60/42Devices for measuring, verifying, correcting or customising the inherent characteristics of golf clubs, bats, rackets or the like, e.g. measuring the maximum torque a batting shaft can withstand

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えばテニス競技などに使用されるFRP
外殻構造からなるラケットフレームに関し、特に、フレ
ームの固有周波数を特定することにより、打球時のボー
ル反発特性及び方向性の向上を図るようにしたものであ
る。
[従来の技術] テニス用ラケットフレームは、フレーム張弦部でボー
ルを打った場合、ガット張面にボールが接触した直後か
らフレーム系とボール系の両方の物体の各々に独立して
振動挙動が生じる。
従来、この種のラケットフレームにおいては、フレー
ムが全長に亘って約18mm以下の等厚な厚さ寸法部分を有
していることから、厚さが小さ過ぎるため、打球時の振
動特性が急激に低下するばかりでなく、フレームの固有
周波数が、約90〜140Hz程度に設定されているため、ラ
ケット系の振動挙動とボール系の振動挙動とが一致せ
ず、ベクトルが合わないのが現状である。
そこで、このようなラケットフレームとボールとの挙
動を合致させるために、第3図及び第4図に示すよう
に、フレーム1をガットGが張設されるフレーム張弦部
2、スロート部3を含むシャフト部4及びグリップ部5
で構成するとともに、フレーム長手方向の軸線M上に沿
ってフレーム張弦部2側の厚さ寸法t1及びスロート部3
を除くシャフト部端末部4a側の厚さ寸法t3を、前記スロ
ート部3の厚さ寸法t2よりも漸進的に減少させることに
より、フレームの固有周波数をボールの励起周波数に合
致させるようにしてなるものが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記したラケットフレームにあって
は、特に、フレーム張弦部2側先端部2aの厚さ寸法t1
小さいことから、打球時、例えばサーブ時やボレー時に
ボールをフレーム張弦部2の先端部2a側のガット張面で
打球した際、ラケツト本体1の振動特性がガット張面の
スィートスポットで打球したときよりも急激に低下し、
これによって、出速が急に劣り、しかも、方向性が悪く
なるといった問題があった。
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、そ
の目的とするところは、フレーム張弦部の先端部での打
球に際してもボールの球速及び方向性を高めることがで
きるようにしたラケットフレームを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記した課題を解決するために、この発明は、フレー
ムをFRP外殻からなるフレーム素材で形成し、このフレ
ームを構成するフレーム張弦部、スロート部を含むシャ
フト部及びグリップ部のフレーム長手方向の軸線上に沿
う厚さ寸法分布を23〜26mmの範囲で等厚にし、かつ前記
スロート部のFRP外殻の肉厚をフレーム張弦部、スロー
ト部を除くシャフト部及びグリップ部の肉厚よりも大き
くするとともに、前記スロート部の肉厚とフレーム張弦
部の肉厚との比を2〜3にする一方、前記フレームのフ
レーム幅寸法が約9〜15mm、フレーム全体重量が320〜3
80gで、そのフレームの固有周波数を160〜260Hzの範囲
内に設定してなる構成を有するものである。
この場合、前記スロート部のFRP外殻の肉厚をフレー
ム張弦部、スロート部を除くシャフト部及びグリップ部
の肉厚よりも大きくするには、前記フレーム素材のFRP
素材のFRP外殻を形成するFRP成形用材料であるプリプレ
グの積層枚数を前記フレーム張弦部あるいはスロート部
を除くシャフト部及びグリップ部で5〜8枚、前記スロ
ート部で12〜20枚の範囲に変化させることにより、フレ
ームの固有周波数の調整が行なわれる。
また、その際には、フレームの断面二次モーメントを
従来のラケツトフレームの断面二次モーメントよりも約
2〜5倍にすることが好ましい。
[作用] すなわち、この発明は、上記の構成とすることによ
り、フレームの固有周波数を160〜260Hzの範囲内に設定
するようにしてなることから、フレームの固有周波数が
ボールの励起周波数に合致する範囲にあるため、打球時
のフレーム張弦部の復元位置とボールのガツト張面から
離れる位置とを一致させることができ、ボールを正確に
打球方向に打ち出すことができるとともに、ボールの推
進に対し、その周辺のフレームの挙動を正に作用させる
ことができることから、ボール反射時の加速推進に対し
て振動エネルギを有効に利用することが可能になる。
また、打球時、例えばサーブ時やボレー時にボールを
フレーム張弦部の先端部側のガット張面で打球した際に
あっても、フレーム張弦部、スロート部を含むシャフト
部及びグリップ部の厚さ寸法分布が、フレームの長手方
向の軸線上に沿って等厚で、特に、フレーム張弦部の先
端部が厚くなっていることから、フレームの振動特性が
急激に低下することがなく、これによって、ボールの打
ち返し速度及び方向性の向上が図れる。
さらに、スロート部の肉厚を、フレーム張弦部、スロ
ート部を除くシャフト部及びグリップ部の肉厚よりも大
きくすることにより、フレームの固有周波数を調整して
なるために、フレームの等厚状態を維持したままフレー
ムの固有周波数を要求される設定値に容易に設定するこ
とができる。
[実 施 例] 以下、この発明を第1図及び第2図に示す実施例を参
照しながら説明する。なお、この発明に係る図示の実施
例において、第3図及び第4図に示す従来のラケットフ
レームと構成が重複する部分は同一符号を用いて説明す
る。
すなわち、この発明に係るラケットフレームは、第1
図及び第2図に示すように、フレーム1を、断面矩形の
中空なFRP外殻からなるフレーム素材10で形成し、か
つ、そのフレーム長手方向の軸線M上に沿う厚さ寸法分
布を、ガットGが張設されるフレーム張弦部2の厚さ寸
法t1、スロート部3の厚さ寸法t2及びスロート部3を除
くグリップ部5側であるシャフト部端末部4a側の厚さ寸
法t3が23〜〜26mmの範囲で等厚になるように構成されて
いるとともに、フレーム1の成形時に、フレーム素材10
のFRP外殻を形成するFRP成形用材料であるプリプレグの
積層枚数を変化させることにより、例えばフレーム張弦
部2あるいはスロート部3を除くシャフト部4及びグリ
ップ部5の枚数を5〜8枚、スロート部3の枚数を12〜
20枚にして、第2図(A)(B)(C)に示すように、
前記スロート部3のFRP外殻の肉厚S2を、フレーム張弦
部の肉厚S1、シャフト部4の端末部4a側の肉厚S3よりも
大きくして、前記フレーム1の固有周波数を要求される
固有周波数、すなわち160〜260Hz、好ましくは、180〜2
40Hzの範囲内に設定可能にしている。
また、上記したこの発明に係るラケットフレームは、
フレーム1のフレーム幅寸法が約9〜15mmに、フレーム
全体重量が320〜380gに、さらに、その断面二次モーメ
ントを従来のラケツトフレームの断面二次モーメントよ
りも約2〜5倍にすることが好ましく、さらに、スロー
ト部3のFRP外殻の肉厚S2とフレーム張弦部の肉厚S1
の比(S2/S1)を2〜3にするのが好適である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明は、フレー
ム張弦部、スロート部を含むシャフト部及びグリップ部
の厚さ寸法分布を、フレームの長手方向の軸線上に沿っ
て23〜28mmの範囲で等厚にし、かつ、フレームの固有周
波数を160〜260Hzの範囲内に設定してなることから、フ
レームの固有周波数がボールの励起周波数に合致する範
囲にあるため、打球時のフレーム張弦部の復元位置とボ
ールのガツト張面から離れる位置とを一致させることが
でき、ボールを正確に打球方向に打ち出すことができる
とともに、ボールの推進に対し、その周辺のフレームの
挙動を正に作用させることができることから、ボール反
射時の加速推進に対して振動エネルギを有効に利用する
ことができる。
また、打球時、例えばサーブ時やボレー時にボールを
フレーム張弦部の先端部側のガット張面で打球した際に
あっても、フレーム張弦部、スロート部を含むシャフト
部及びグリップ部の厚さ寸法分布が、フレームの長手方
向の軸線上に沿って等厚で、特に、フレーム張弦部の先
端部が厚くなっていることから、フレームの振動特性が
急激に低下することがなく、これによって、ボールの打
ち返し速度及び方向性の向上が図ることができる。
さらに、スロート部の肉厚を、フレーム張弦部、スロ
ート部を除くシャフト部及びグリップ部の肉厚よりも大
きくすることにより、フレームの固有周波数を調整して
なるために、フレームの等厚状態を維持したままフレー
ムの固有周波数を要求される設定値に容易に設定するこ
とができるというすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るラケットフレームの一実施例を
示す側面図、 第2図(A)(B)(C)は第1図II−II線、III−III
線及びIV−IV線における要部拡大断面図、 第3図は従来のラケットフレームを示す平面図、 第4図は同じく側面図 である。 1……フレーム、 2……フレーム張弦部、 3……スロート部、 4……シャフト部、4a……シャフト端末部、 5……グリップ部、 10……フレーム素材、 t1……フレーム張弦部の厚さ寸法、 t2……スロート部の厚さ寸法、 t3……シャフト部端末部側の厚さ寸法、 M……軸線、 G……ガット。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームをFRP外殻からなるフレーム素材
    で形成し、このフレームを構成するフレーム張弦部、ス
    ロート部を含むシャフト部及びグリップ部のフレーム長
    手方向の軸線上に沿う厚さ寸法分布を23〜26mmの範囲で
    等厚にし、かつ前記スロート部のFRP外殻の肉厚をフレ
    ーム張弦部、スロート部を除くシャフト部及びグリップ
    部の肉厚よりも大きくするとともに、前記スロート部の
    肉厚とフレーム張弦部の肉厚との比を2〜3にする一
    方、前記フレームのフレーム幅寸法が約9〜15mm、フレ
    ーム全体重量が320〜380gで、そのフレームの固有周波
    数を160〜260Hzの範囲内に設定したことを特徴とするラ
    ケットフレーム。
  2. 【請求項2】前記フレーム素材のFRP外殻を形成するFRP
    成形用材料であるプリプレグの積層枚数を前記フレーム
    張弦部あるいはスロート部を除くシャフト部及びグリッ
    プ部で5〜8枚、前記スロート部で12〜20枚の範囲に変
    化させて、前記スロート部のFRP外殻の肉厚をフレーム
    張弦部、スロート部を除くシャフト部及びグリップ部の
    肉厚よりも大きくしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のラケットフレーム。
JP63037253A 1988-02-19 1988-02-19 ラケットフレーム Expired - Lifetime JP2625825B2 (ja)

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