JP2625605B2 - 流量計 - Google Patents

流量計

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JP2625605B2
JP2625605B2 JP11323492A JP11323492A JP2625605B2 JP 2625605 B2 JP2625605 B2 JP 2625605B2 JP 11323492 A JP11323492 A JP 11323492A JP 11323492 A JP11323492 A JP 11323492A JP 2625605 B2 JP2625605 B2 JP 2625605B2
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一夫 関
靖二 森田
滋 青島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばガス燃焼式給
湯器内の燃焼空気量の正確な測定を行なうための流量計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばガス給湯器等の燃焼用空気
量の測定は、ブロアやファンモータの回転数によって測
定していた。しかし、ファンモータの回転数は体積流量
を測定しているにすぎず、高度差による圧力の影響、外
界の気象状況により正確な測定ができないため、通常は
安全サイドで空気を必要空気量より多く供給している。
その結果、器具自体も大型化したり、NOX の発生等の
問題があり、最適燃焼ができず、エネルギーの無駄使い
等の問題も生じていた。
【0003】そこで、この問題を防ぐために、図6に示
すように、空気の流れる方向に直交させて二本の筒体2
1,22をダクト23内に並設し、このダクト23の外
部に突出した筒体端部とセンサ本体24の貫通穴25と
をチューブ26,27で接続し、その貫通穴25内に流
量センサ部28を設けている。かかる流量センサ部28
は高度差や外界の影響を受けにくいようにするため、熱
式流量センサとし、かつ給湯器全体の小型化を図るため
に、流量センサ自体も小型化する必要があるため、図7
に示すような1.7mm角の半導体チップ71上に厚さ
20μm以下のダイアフラム72を設け、かつ該ダイア
フラム上に発熱抵抗パターン73と感温抵抗パターン7
4,75を配したマイクロフローセンサを取付けた構成
である。
【0004】上記構成により、一方の筒体21に穴21
aから流入した空気を、チューブ26,貫通穴25,チ
ューブ27を経て他方の筒体22の穴22aから流出さ
せ、この流れる空気量に基づく流量センサ部28の出力
を駆動回路29に供給して、燃焼用空気量を正確に測定
することが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の流量計測は上記
のように構成されているので、半導体チップ71は非常
に小さいため、感度が非常によく、常に正確な測定がで
きる反面、空気中の20〜30μmのゴミの付着や結露
水に対して信頼性が悪く、長期使用に耐えない。特に、
ガス給湯器を設置する台所や厨房は、使用時と不使用時
の温度差がはげしく、ゴミ等が付着しやすく結露水も生
じやすいという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、使用方向に拘らず1種類の製品
で結露により溜った水による空気の流れを妨害すること
を無くすることができると共に、水平方向の空気流に対
しても使用可能な流量計を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る流
量計は、仕切板の両面にそれぞれ凹部を設けたものであ
る。
【0008】請求項2の発明に係る流量計は、上記各凹
部と筒部に設けた一対の小孔とをそれぞれ連通させたも
のである。
【0009】
【作用】請求項1の発明においては、筒部の各部屋に溜
った水を仕切板に設けた上記凹部に逃がすことができ
る。
【0010】請求項2の発明においては、筒部の小孔と
凹部を連通させたので、各部屋に溜った水を凹部を介し
て小孔から外部に排出することができる。
【0011】
【実施例】実施例1. 図1,図2は請求項1の発明の実施例を示し、図1,図
2において、ケース1の前面板1aには円筒状の筒部2
が設けられ、この筒部2の先端開口は仕切板4の前面板
3で閉塞されている。また、この筒部2は仕切板4によ
り軸方向に2つの部屋2a,2bに仕切られている。筒
部2の先端部付近は2つの小孔5a,5bが設けられ、
小孔5aは部屋2aと外気とを連通し、小孔5bは部屋
2bと外気とを連通している。
【0012】また、各部屋2a,2b内にはそれぞれ仕
切板4に両側から互い違いに配された複数枚の集塵板6
が設けられている。上記前面板1aには部屋2aと連通
する孔7aと、部屋2bと連通する孔7bとが設けられ
ている。ケース1内には熱線式流量センサを用いた流量
センサ部が設けられている。
【0013】上記仕切板4の先端における前面板3の近
傍には、一対の凹部13が設けられると共に、この仕切
板4の下面における上記凹部13の直後には、一対の凹
部14が設けられている。各凹部13,14は断面半円
形に形成され、仕切板4の中心軸から両側に向う斜面1
3a,14aが形成されている。
【0014】上記のように構成された流量計を、例えば
下側の小孔5bから空気が流入するように空気流路中に
配すると、この小孔5bから流入した空気が部屋2bを
通り、さらに孔7bからセンサ部を通って流量を測定さ
れる。センサ部を通った空気は孔7aから部屋2aを通
って上側の小孔5aより流出する。
【0015】上記筒部2の各部屋2a又は2bに結露に
より溜った水は、斜面13a又は14aを伝って凹部1
3又は14内に入り込むので、水がセンサ部の方向に流
れるのを阻止することができる。
【0016】なお、小孔5bから部屋2bに入った空気
が、集塵板6の間を通るときに、空気に含まれるほこ
り、ごみ等がこの集塵板6に捕集される。
【0017】また、上記説明では、下側の小孔5bより
空気を取入れ、上側の小孔5aより空気を流出させてい
るが、これとは逆に上側の小孔5aより空気を取入れ、
下側の小孔5bから空気を流出させるように使用しても
よい。
【0018】実施例2. 図3は請求項2の発明の実施例を示すもので、筒部2の
小孔5a,5bを略水平方向に設けたものである。この
場合、小孔5aは図1,図2の凹部13と連通して設け
られ、また、小孔5bは図1,図2の凹部14と連通し
て設けられている。
【0019】上記構成によれば、部屋2aに結露により
溜った水は凹部13を経て小孔5bから外部排出され
る。従って、水平方向の空気流に対して使用が可能にな
る。
【0020】また、筒部2を図1の状態で用いるか又は
図3の状態で用いるかは、組立時に選択することがで
き、部品としては2種類用意する必要はない。
【0021】実施例3. 図4は仕切板4に虫捕集用の柵15を設けたものを示
す。この柵15により、小孔5a,5bから侵入した小
さな虫を捕集することができる。この柵15は上記凹部
14の後方に設けられる。
【0022】実施例4. 図5は捕集用の柵15の他の実施例を示し、複数のピン
を3列に配列したものである。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、仕切板の両面
に凹部を設けたことにより、結露,雨滴等による水がケ
ース内に侵入することを確実に防止できるため、流量計
として感度の高い熱線式微小流量(マイクロフロー)セ
ンサを用い、正確な(空気)流量の測定を達成し(その
結果、最適燃焼を行うことができる)、かつ、結露やゴ
ミ付着が生じやすい、(給湯器等の)悪条件下で長期間
使用することができるという効果が得られる。
【0024】請求項2の発明によれば、上記凹部と筒体
の小孔とを連通させたことにより、結露水を外部に排出
することができると共に、流量計を垂直方向及び水平方
向の空気流に対して自由に使用することができるので、
例えばあらゆる型式の給湯器に対しても同一の流量計で
対応可能という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による流量計の分解
斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】請求項2の発明の一実施例による流量計の斜視
図である。
【図4】同流量計に設けた虫捕集用の柵の部分を示す斜
視図である。
【図5】虫捕集用の柵の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図6】従来の流量計の正面図である。
【図7】流量センサ部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a 前面板 2 筒部 2a,2b 部屋 5a,5b 小孔 7a,7b 孔 8 流量センサ部 13,14 凹部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に流量センサ部8を設けたケース1
    の孔7a,7bを有する前面板1aに、内部が仕切板4
    により軸方向に2つの部屋2a,2bに仕切られ先端が
    閉塞された筒部2を設けると共に、この筒部に各部屋と
    外部とをそれぞれ連通する少なくとも一対の小孔5a,
    5bを設けて成る流量計において、上記仕切板4の上記
    2つの部屋を形成する両面にそれぞれ凹部13,14を
    設けたことを特徴とする流量計。
  2. 【請求項2】 上記筒部2に設けた上記一対の小孔5
    a,5bの各々を上記各凹部13,14と連通させたこ
    とを特徴とする流量計。
JP11323492A 1992-04-07 1992-04-07 流量計 Expired - Lifetime JP2625605B2 (ja)

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JPH05288583A JPH05288583A (ja) 1993-11-02
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