JP2584936B2 - 流量計 - Google Patents

流量計

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JP2584936B2
JP2584936B2 JP4113233A JP11323392A JP2584936B2 JP 2584936 B2 JP2584936 B2 JP 2584936B2 JP 4113233 A JP4113233 A JP 4113233A JP 11323392 A JP11323392 A JP 11323392A JP 2584936 B2 JP2584936 B2 JP 2584936B2
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hole
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JP4113233A
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靖二 森田
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Azbil Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばガス燃焼式給
湯器内の燃焼空気量の正確な測定を行なうための流量計
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばガス給湯器等の燃焼用空気
量の測定は、ブロアやファンモータの回転数によって測
定していた。しかし、ファンモータの回転数は体積流量
を測定しているにすぎず、高度差による圧力の影響、外
界の気象状況により正確な測定ができないため、通常は
安全サイドで空気を必要空気量より多く供給している。
その結果、器具自体も大型化したり、NOX の発生等の
問題があり、最適燃焼ができず、エネルギーの無駄使い
等の問題も生じていた。
【0003】そこで、この問題を防ぐために、図4に示
すように、空気の流れる方向に直交させて二本の筒体2
1,22をダクト23内に並設し、このダクト23の外
部に突出した筒体端部とセンサ本体24の貫通穴25と
をチューブ26,27で接続し、その貫通穴25内に流
量センサ部28を設けている。かかる流量センサ部28
は高度差や外界の影響を受けにくいようにするため、熱
式流量センサとし、かつ給湯器全体の小型化を図るため
に、流量センサ自体も小型化する必要があるため、図5
に示すような1.7mm角の半導体チップ51上に厚さ
20μm以下のダイアフラム52を設け、かつ該ダイア
フラム上に発熱抵抗パターン53と感温抵抗パターン5
4,55を配したマイクロフローセンサを取付けた構成
である。
【0004】上記構成により、一方の筒体21に穴21
aから流入した空気を、チューブ26,貫通穴25,チ
ューブ27を経て筒体22の穴22aから流出させ、こ
の流れる空気量に基づく流量センサ部28の出力を駆動
回路29に供給して、燃焼用空気量を正確に測定するこ
とが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の流量計測は上記
のように構成されているので、半導体チップ51は非常
に小さいため、感度が非常によく、常に正確な測定がで
きる反面、空気中の20〜30μmのゴミの付着や結露
水に対して信頼性が悪く、長期使用に耐えない。特に、
ガス給湯器を設置する台所や厨房は、使用時と不使用時
の温度差がはげしく、ゴミ等が付着しやすく結露水も生
じ、流量センサ部を濡らしてしまうことがある。かかる
流量センサ部は熱線式微小流量(マイクロフロー)セン
サのため、結露水で濡れると、熱線の抵抗値が著しく変
化して、正確な流量測定ができなくなるので、このよう
な事態を避ける必要がある。
【0006】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、使用方向に拘らず1種類の製品で
結露により溜った水のセンサ部への浸入を防止すること
のできる流量計を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流量計
は、2つの孔を設けた水止め板を筒体の側部から差し込
み、この水止め板を筒部の軸方向と直交する方向に移動
させて孔の位置を使用方向に応じて調節できるようにし
たものである。
【0008】
【作用】水止め板の各孔から各部屋の底部まで一定長さ
の部分により水がせき止められ、また上記部分の位置
を、使用方向に応じて水止め板を動かすことにより、変
更することができる。
【0009】
【実施例】各図において、ケース1の前面板1aには円
筒体の筒部2が設けられ、この筒部2の先端開口は前面
3で閉塞されている。またこの筒部2は仕切板4により
軸方向に2つの部屋2a,2bに仕切られている。筒部
2の先端部付近には2つの小孔5a,5bが設けられ、
小孔5aは部屋2aと外気とを連通し、小孔5bは部屋
2bと外気とを連通している。
【0010】また、各部屋2a,2b内にはそれぞれ仕
切板4に両側から互い違い配された複数枚の集塵板6が
設けられている。上記前面板1aには部屋2aと連通す
る孔7aと、部屋2bと連通する孔7bとが設けられて
いる。ケース1内には流量センサ部8が上記孔7a,7
bと接して設けられている。
【0011】上記仕切板4の上記前面板1aと接する部
分には切り込み4aが設けられ、筒体2の上記前面板1
aと接する部分には上記切り込み4aと対向して上下一
対の切り込み2cが設けられている。
【0012】一方、上下に一対の孔14a,14bを有
する水止め板13が用意され、この水止め板13は上記
切り込み2c,4aに差し込まれ、矢印a,bで示すよ
うに、筒部2の軸方向と直交する方向に移動可能に嵌合
される。
【0013】次に上記構成による動作について説明す
る。図1は下側の小孔5bを空気取入口として使用する
状態を示しており、水止め板13を矢印a方向に移動さ
せた状態である。この状態では水止め板13の各孔14
a,14bの下端から各部屋2a,2bの底部までの部
分は高さhとなっている。この高さhの部分により、各
部屋2a,2bに溜った水(図1では図示せず)が前面
板1aの孔7a,7b方向に流れるのをせき止めること
ができる。
【0014】この図1の状態で水止め板13を矢印b方
向に長さhだけ動かすと、各孔14a,14bの上端か
ら各部屋2a,2bの天井までの長さがhとなる。従っ
て、この状態で上下を逆にして使用すれば、上記長さh
の部分により水をせき止めることができる。
【0015】図3は水止め板13の他の実施例を示すも
ので、孔14a,14bに除塵フィルタ15を設けて、
集塵効果をより高めるようにしたものである。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、2つの孔を設けた水
止め板を筒体に軸方向と直交する方向に移動可能に嵌合
したことにより、流量計の使用方向に拘らず、筒体内に
溜った雨滴や結露による水がケース内に浸入することを
確実に防止することができるため、流量計として感度の
高い熱線式微小流量センサを用い正確な(空気)流量の
測定を達成でき、かつ、結露やゴミ付着が生じやすい例
えば給湯器等の悪条件下で長期間使用することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による流量計の側面断面図
である。
【図2】同流量計の分解状態及び全体を示す斜視図であ
る。
【図3】同流量計に用いられる水止めの板の他の実施例
を示す正面図である。
【図4】従来の流量計の正面図である。
【図5】流量センサ部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a 前面板 2 筒部 2a,2b 部屋 5a,5b 小孔 7a,7b 孔 8 流量センサ部 13 水止め板 14a,14b 孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に流量センサ部8を設けたケースの
    一対の孔7a,7bを有する前面板1aに、内部が軸方
    向に2つの部屋2a,2bに仕切られ先端が閉塞された
    筒部2を設けると共に、この筒部に各部屋と外部とをそ
    れぞれ連通する一対の小孔5a,5bを設けて成る流量
    計において、一対の孔14a,14bを有する水止め板
    を上記筒部に軸方向と直交する方向に移動可能に嵌合し
    たことを特徴とする流量計。
JP4113233A 1992-04-07 1992-04-07 流量計 Expired - Lifetime JP2584936B2 (ja)

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JP4113233A JP2584936B2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 流量計

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JP4113233A JP2584936B2 (ja) 1992-04-07 1992-04-07 流量計

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JPH05288582A JPH05288582A (ja) 1993-11-02
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