JP2002333396A - ダクト用粉体検知装置及び粉体検知システム - Google Patents

ダクト用粉体検知装置及び粉体検知システム

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JP2002333396A
JP2002333396A JP2001138539A JP2001138539A JP2002333396A JP 2002333396 A JP2002333396 A JP 2002333396A JP 2001138539 A JP2001138539 A JP 2001138539A JP 2001138539 A JP2001138539 A JP 2001138539A JP 2002333396 A JP2002333396 A JP 2002333396A
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powder
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Hitoshi Kaise
等 貝瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉塵の滞留が少なく、メンテナンス性に優れ
た検知部を有するダクト用粉体検知装置、及びこれを用
いた粉体検知システムを提供する。 【解決手段】 内部に流体が流れるダクト内に検知部を
挿入して流体の粉体成分を測定するダクト用粉体検知装
置であって、検知部から流入した流体を前記粉体検知装
置の粉体計測部へ導く流入経路と、この粉体計測部から
該検知部を経由してダクト内へ戻す流出経路とで、経路
中の断面積の平均値である平均断面積が異なることを特
徴とするダクト用粉体検知装置である。前記検知部は筒
体であって、内部で前記流入経路と前記流出経路とに区
分する少なくとも1つの隔壁が備えられている。この筒
体の外壁に設けられた前記流入経路につながる流入口総
面積と、前記流出経路につながる流出口総面積とが異な
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体内の紛塵及び
ガス成分を検出するための粉体センサに関し、特に、空
調システムのダクト内に検知部を挿入してダクト内を流
れる流体のガス成分、粉塵濃度又は流速等を検知するた
めのダクト用粉体検知装置及びこれを用いた粉体検知シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ビル等の建築物には、多くの人々が往来
したり、そこに長時間居留して仕事をするために快適な
居住環境を作るべく空調システムが設けられ、このため
建物内には空調用のダクトが縦横に張り巡らしている。
空調ダクトは、粉塵、二酸化炭素ガス、湿気、揮発性化
合物質などをビル内から吸引して外部に放出する。ま
た、空調ダクトを介して外気の温度及び湿度の上下に応
じて暖気又は冷気を供給し湿度調整を行うと共に、ビル
内などに適度な空気の流れを形成する。
【0003】このように、空調システムにおいて空調ダ
クトは極めて重要な役割を負っているため、空調ダクト
内の環境維持が重要となる。特に空調ダクト内の粉塵濃
度の抑制は重要である。空調ダクト内の粉塵濃度が高ま
れば、所望の空調機能が損なわれるばかりか、空調ダク
ト内の粉塵が室内に流入しかねず、これによって快適な
居住空間は失われることとなる。
【0004】このため、空調ダクト内の空気粉塵濃度管
理は極めて重要である。空調ダクト内の空気粉塵濃度を
測定するための測定装置の例が、特開平4−36675
2号公報に開示されている。当該測定装置においては、
同径の吸引ノズルと排出ノズルとを備えており、粉塵混
合ガスが流れる管中に二つのノズルを一緒に挿入するよ
うに構成され、吸引ノズルと排出ノズルとは、粉塵濃度
測定装置本体につながっている。そして、粉塵濃度測定
装置本体には空気中の粉塵濃度を測定するための光電光
度測定器が内蔵され、光電光度測定器内の光源光を粉塵
混合ガスで散乱させることで粉塵混合ガスの中の粉塵濃
度を検知する構造になっている。
【0005】他の従来技術の例としては、Yamatake社製
のCY8000c型(商品名)粉塵濃度測定装置も知られてい
る。これは、先端が閉塞した筒体で形成したノズル筒を
センサ本体と接続され、ノズル筒は、筒内に隔壁を設け
て吸気側と排気側とに等分で仕切っている。そして吸気
側と排気側とには筒壁に多数の同径の開口部を同数一列
に設け、吸気側と排気側とは同面積で開口している。
【0006】測定対象ガスが流通しているガス流通管
に、ノズル筒を差し込む差込口を設け、これにノズル筒
を差し込むと、センサ本体は差込口周囲を気密に塞げる
ような構成になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、高層
ビルなどの空調ダクトないには高濃度の粉塵を含有する
流体が通過する。高濃度の粉塵が通過する空調ダクトな
どは、粉塵濃度の測定が難しい。ところが上記のような
従来の粉塵濃度測定装置は、時間の経過とともに測定装
置内に粉塵が滞留して堆積しやすく、粉塵清掃作業を頻
繁に行わなければならないという不都合があった。粉塵
濃度測定は容易ではないことから、粉塵の滞留が少な
く、メンテナンスが容易な粉塵濃度センサの実現は実質
的に極めて困難だった。
【0008】また、従来の空調ダクト用空気粉塵センサ
においては、空気中の粉塵濃度と共に、二酸化炭素濃度
等のガス成分、温度及び湿度等を同時に測定するものは
存在せず、これらのガス成分を検知する必要性があった
場合にはそれぞれ別個に設置せざるを得なかったのであ
る。
【0009】本発明は、上記した課題解決のためになさ
れたものであり、その構成が粉塵の滞留が少なく、メン
テナンス性に優れた検知部を有するダクト用粉体検知装
置、及びこれを用いた粉体検知システムを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、内部に流体が流れるダクト内に検知部を
挿入して流体の粉体成分を測定するダクト用粉体検知装
置であって、検知部から流入した流体を前記粉体検知装
置の粉体計測部へ導く流入経路と、この粉体計測部から
該検知部を経由してダクト内へ戻す流出経路とで、経路
中の断面積の平均値である平均断面積が異なることを特
徴とするダクト用粉体検知装置である。
【0011】前記検知部は筒体であって、内部で前記流
入経路と前記流出経路とに区分する少なくとも1つの隔
壁が備えられている。この筒体の外壁に設けられた前記
流入経路につながる流入口総面積と、前記流出経路につ
ながる流出口総面積とが異なる。さらに、前記流出経路
の平均断面積と前記流出口総面積とからなる流出有効断
面積が、前記流入経路の平均断面積と前記流入口総面積
とからなる流入有効断面積よりも大きくなっている。
【0012】本発明に係る、前記ダクト用粉体検知装置
は、空調システムなどのダクト内監視に用いられ、前記
粉体計測部が空気中に浮遊する粉塵や塵埃などのダスト
を計測する。さらに、ダクト用粉体検知装置は、ダクト
に取り付けるためのフランジと、該フランジの周辺から
ダクト内の流体が漏れるのを防ぐためのシーリングとを
備えている。
【0013】そして、前記検知部は、本体ケースに結合
され、該本体ケースの内部においては、前記検知部の流
入経路から流出経路に至る流体流路が形成されており、
該流体流路に沿って1又は複数種類のセンサが設置され
ている。これらの複数種類のセンサは、その発熱量の小
さい順に前記流体流路の上流側から下流側に至って設置
されるように構成されている。
【0014】前記複数種類のセンサは、その発熱量の小
さい順に前記流体流路の上流側から下流側に至って設置
されることにより、複数種類のセンサを同じ個所に設置
しても、一つのせンサの存在が他のセンサの測定に悪影
響を与えないように構成されている。このため、前記複
数種類のセンサは、少なくとも温度センサ、粉塵濃度セ
ンサ、二酸化炭素濃度センサを含み、前記流体流路の上
流側から順に温度センサ、粉塵濃度センサ、二酸化炭素
濃度センサが設置される。そして、前記粉塵濃度センサ
は、流体の流れが阻害されない前記流体流路内における
直線的な流路位置に配置される。
【0015】ところで、本ダクト用粉体検知装置は、前
記複数種類のセンサが測定した検出結果を所定のデータ
形式によって伝送する無線伝送手段を具備する。これに
よって管理室等からのモニターが可能となる。ここで、
前記無線伝送手段は、例えば周波数拡散方式によって前
記検出結果を伝送する。
【0016】本発明は、さらに、空調システムのダクト
内を流れる流体のガス成分、粉塵濃度又は流速等を検知
するためのダクト用粉体検知装置と、該ダクト用粉体検
知装置から流体のガス成分、粉塵濃度又は流速等に関す
る測定データを受信してこれを管理するモニター装置と
から構成され、前記モニター装置は、前記測定データを
系時的に監視することにより、前記ダクト用粉体検知装
置又はダクト内の清掃等のメンテナンスの必要性を判断
するメンテナンス監視手段を具備する、ように構成され
たことを特徴とする粉体検知システムを提供するもので
ある。これにより、本モニター装置は、複数の前記ダク
ト用粉体検知装置に接続され、個々のダクト用粉体検知
装置から送信される測定データを系時的に監視可能とな
る。ここで、前記ダクト用粉体検知装置は、複数種類の
センサを備えており、前記メンテナンス監視手段は、複
数種類の前記測定データを系時的に監視することができ
る。
【0017】本発明は、また、空調システムのダクト内
を流れる流体のガス成分、粉塵濃度又は流速等を検知す
るための複数種類のセンサを具備するダクト用粉体検知
装置から流体のガス成分、粉塵濃度又は流速等に関する
測定データを受信してこれを管理するモニター装置であ
って、前記モニター装置は、前記測定データを系時的に
監視して、その監視結果を外部の集中管理装置へ送信す
る通信手段を具備する粉体検知モニター装置を提供し、
さらには、空調システムのダクト内を流れる流体のガス
成分、粉塵濃度又は流速等を検知するためのダクト用粉
体検知装置と、該ダクト用粉体検知装置から流体のガス
成分、粉塵濃度又は流速等に関する測定データを受信し
てこれを管理するモニター装置と、複数の前記モニター
装置から前記測定データを受信してこれを集中的に監視
する集中管理装置と、から構成される粉体検知システム
を提供するものである。
【0018】ここで、前記複数のモニター装置と前記集
中管理装置は、例えばインターネット等の公衆通信ネッ
トワークによって接続される。これによって、例えば、
ビル管理会社又は保健所等の行政機関が遠隔から各ビル
内の環境データを集中管理又は監視することが可能とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の詳細
を図面の記載に基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明に係る検知部1を取り付け
たダクト用粉体検知装置100の外観図である。検知部
1は一部を切り欠いて図示した。検知部1は、先端2を
閉塞した管体3で構成されている。管体3の周壁には、
同径の開口4を多数開いて形成されている。
【0021】管体3内には管体3の長軸方向に隔壁5が
設けられている。隔壁5は、管体3の長軸方向に長い3
枚の隔壁を、Y字型に長尺辺同士を接合して管体3内に
挿入され、接合線を管体の中心軸に重ね、管体3の中は
3室に仕切られている。
【0022】本実施の形態では、仕切られた三室の一室
を流入経路6、残り二つを流出室7とし、流入経路6の
総開口面積合計は、流出室7の総開口面積合計より小さ
くしている。
【0023】本発明においては、このように、検知部を
構成するガスセンサ用吸排気手段において、流体の流入
経路6と流出室7に区分けされ、前記流入経路6に接続
される流入開口の総面積と前記流出室に接続される流出
開口の総面積が相違するように形成される。そして、前
記ガスセンサ用吸排気手段は、その周壁に複数の開口4
を有する筒体であって、前記流体の流入経路6と流出室
7は、前記筒体の内部において1又は複数の隔壁5によ
って長軸方向にそれぞれ1又は複数の室に仕切られて形
成されている。これによって、前記流入開口の総面積及
び前記流入経路の断面積に基づく有効流入面積と、前記
流出開口の総面積及び前記流出室の断面積に基づく有効
流出面積とを、それぞれ可変可能とする。
【0024】管体3は計器本体ケース11に接続し、管
体3内の隔壁5は計器本体10内の図示外のモータによ
って隔壁5の位置が可動可能で調節自在になっている。
【0025】図2は、検知部1をその中心軸に対し直角
方向面で切った断面図であり、気体の流入流出方向を示
している。図3は、計器本体10に設けた検知部1を出
入りする流体の流れを示す外観図である。図2、図3の
矢印で示すように、ガス流は、管体3の流入開口部4か
ら管体3内の三室の内の一つである流入経路6に流入す
る。流入したガスは、隔壁5に衝突すると図2で「×」
印で示す流入経路から計器本体10内に向かう。計器本
体10内を通過してきたガスは、「・」印で示す流出室
7に出てきて流出室7に充満し、後から流入するガスの
圧力で流出用の開口部4から流出する。
【0026】図4は、計器本体10の裏カバーを外した
内部の様子を示す概念図である。計器本体10は、矩形
の本体ケース11で形成され、図左側のおもて側には検
知部1が結合し、裏側には2点鎖線で図示したように、
電源コネクター12と外部装置とのインターフェース用
のコネクター13とが設けられている。
【0027】計器本体10内部には、裏カバー側にメイ
ン基盤14が支持材15に支持されて設けられている。
メイン基盤14は、支持材15で本体ケース11に支持
され、計器本体10の内部をセンサ室16と回路室17
とに仕切るとともに、データ通信装置を支持している。
【0028】センサ室16には、粉塵混合ガス中の粉塵
濃度の光度変化を基礎に測定する光度測定路18が、検
知部1の流入経路6の直線延長上に設けた粉塵濃度セン
サ19室内に設置されている。
【0029】センサ室16内の一端側には温度センサ2
0と湿度センサ21とが設けられている。温度センサ2
0と湿度センサ21とは、検知部1の流入経路6から計
器本体10に入ったガスの内、光度測定路18に流れ込
まなかったガスが流れる本体の上流側に設置されている
温度湿度計基盤22に固定されている。温度湿度計基盤
22は温度湿度計測回路を備えている。
【0030】センサ室16内側の他端側で、粉塵濃度セ
ンサ19の下流側には、二酸化炭素濃度センサ回路基盤
23に固定された二酸化炭素濃度センサ24が設けられ
ている。二酸化炭素濃度センサ24は、CuOとTiO
3のフィルム状感応性材で形成されている。
【0031】計器本体10内部にあって、センサ室16
の外側上方には、データ伝送を行うための無線ユニット
25を設けてある。無線ユニット25は、各測定手段か
らの測定データを所定のデータ形式に変換して、無線送
信コネクター13からアンテナを介して送出する。
【0032】図5はダクト用粉体検知装置100内外の
流体の流れを示す図である。ダクト用粉体検知装置10
0は台座31が設けられている。流体の流れを矢印で示
す。検知部1の流入経路6側から入った流体は、一部は
粉塵濃度センサ19の光度測定路18を通過し、残りの
一部は温度センサ20あるいは湿度センサ21に接触し
ながら進行し、粉塵濃度センサ19を通過した流体と合
流して二酸化炭素濃度センサ24と接触し、流出室7の
開口部4から抜け出る。このように本体ケースの内部に
おいては検知部1の流入経路6から流出室7に至る流体
流路が形成されており、流体流路に沿って1又は複数の
センサが設置されている。
【0033】図6は、ダクト用粉体検知装置100を空
調ダクト40に取り付けた状況を示す図である。(a)
は空調ダクト40の長さ方向を見ている。(b)は空調
ダクト40の断面を見ている。ダクト用粉体検知装置
は、ダクトに取り付けるためのフランジと、該フランジ
の周辺からダクト内の流体が漏れるのを防ぐためのシー
リングとが備えられている。
【0034】空調ダクト40は、挿入口41が設けられ
ている。この挿入口41は、検知部1つまりダクト用粉
体検知装置100に取り付けた検知部1を挿入自在にし
ている。挿入口41の周囲には挿入口41をリング状に
囲んでシール部材42が設けられている。
【0035】計器本体10の外装部の電源コネクター1
2からは電源線43が伸び、太陽電池等の電源に接続し
ている。ダクト用粉体検知装置100が計測したデータ
を送信する無線データ送信コネクター13からは無線ア
ンテナ44が伸びている。
【0036】図7は、ダクト監視システムの概要を示す
図である。本発明においては、空調システムのダクト内
を流れる流体のガス成分、粉塵濃度又は流速等を検知す
るためのダクト用粉体検知装置100と、該ダクト用粉
体検知装置100から流体のガス成分、粉塵濃度又は流
速等に関する測定データを受信してこれを管理するモニ
ター装置とから構成され、モニター装置は、前記測定デ
ータを系時的に監視することにより、前記ダクト用粉体
検知装置又はダクト内の清掃等のメンテナンスの必要性
を判断するメンテナンス監視プログラムを含む装置を備
えている。
【0037】図に示すように屋内に空気を給排気するダ
クト40に設置されたダクト用粉体検知装置100でA
Cアダプタ51により電源は供給される。ダクト用粉体
検知装置100がダクト内の粉塵を含む流体を測定し検
出結果はアンテナを介して無線により送出する。このよ
うに、複数のモニター装置と前記集中管理装置は、公衆
通信ネットワークによって接続されている。無線による
検出データは、無線中継機53を介してPCからなる集
中管理装置55に送られる。一方表示用データは中継機
を介して常時計測データが表示されてモニタリングでき
るモニター装置54に送られる。
【0038】集中管理装置55は、複数のダクト用粉体
検知装置100から送られたデータを収集して分析を行
ない、基準値を超える風量、粉塵、二酸化炭素などを検
出するとPC等のコンピュータプログラムに従い集中管
理室より排気ダンパー、換気ダンパー、空調機等の制御
を行う。
【0039】図8は、ダクト用粉体検知装置100の構
成ブロック図である。ダクト用粉体検知装置100の中
にガスが流れる。光度測定路18で光度が測定され、粉
塵濃度値が電気信号となって所定の周波数で無線アンテ
ナ44から発信される。温度センサ20ではガス温度が
測定され、湿度センサ21では湿度が測定され、その測
定値が電気信号となって無線アンテナ44から発信され
る。二酸化炭素濃度センサ24では二酸化炭素濃度が測
定され、測定値が電気信号となって無線アンテナ44か
ら発信される。
【0040】中継無線機52には、周波数の異なる複数
のダクト用粉体検知装置100から情報が集中する。中
継無線機52は、これを固有の周波数で総合して再発信
して地区無線機53に送る。地区無線機53は中継無線
機52から送られてきた情報をモニター装置54に送
る。モニター装置54は、各空調ダクト40の環境を係
時的に表示する。
【0041】モニター装置54は、表示に当たって、各
空調ダクト40の粉塵濃度値、あるいは二酸化炭素濃度
値を温度あるいは湿度で補正して表示するとよい。粉塵
濃度値や二酸化炭素濃度値は、温度あるいは湿度の違い
でも異なった数値が検出されることがあるからである。
【0042】モニター装置54は、表示内容を随時集中
管理システム55に送り、集中管理システム55はその
結果を記録する。
【0043】上記の実施の形態では、ガスの直線流が屈
折する箇所では圧力低下が生じる。ベルヌーイの式によ
れば、流入経路の圧力は、流出室の圧力より高い。粉塵
を含む流体をダクト用粉体検知装置100内で流動させ
る際、流動時にダクト用粉体検知装置100内で粉塵を
落下させないようにする必要がある。流入経路の開口面
積を絞って流出室の開口面積を広げることで、ダクト内
の流体流に晒されている流体センサ用吸排気口の流出側
の単位時間当たりの流動流体体積を大きくし、流出側の
粉塵の流速が落ちないようにした。
【0044】上記の実施の形態では、流体センサ用吸排
気口1の開口部4は径が同じである。径が同じであるこ
とで製造が容易になっている。隔壁5は相互間の結合角
度が調節自在になっていることから、適切な開口比を選
択できる。光度測定路18を、流体センサ用吸排気口1
の流入経路6の直線延長上に設けているから、粉塵濃度
は直線流で測定される。光度測定は、他のセンサの測定
による外乱を受けない。煙、細菌、真菌、ダニなども、
粉塵の一部として測定できる。
【0045】粉塵濃度センサ19と温度センサ20は、
流体の流れで並列の関係にある。流路の曲がり角を少な
くして比較的小さな計器100の中にコンパクトに収ま
る。二酸化炭素濃度センサ24はしばしば発熱を伴う。
発熱を伴っても、他の測定手段の下流にあることから、
他の測定に外乱を与えることがない。
【0046】二酸化炭素濃度センサ24は、固体電解質
吹きつけ法を使用してもよく、赤外線減衰度の測定方式
を応用してもよい。
【0047】さらに、電源は太陽電池に接続も可能であ
るから、省エネで環境に優しい対応ができている。さら
に、本発明においては、隔壁は、筒体の周回り方向に可
動可能としてあるが、その可動の駆動源は例えばモータ
とする。モータはダクト用粉体検知装置100内に設け
てもよい。回動角は、ダクト用粉体検知装置100、モ
ニター装置54などをから得たデータで集中管理装置を
分析し、中継無線機52を経由してダクト用粉体検知装
置100に送り、ダクト用粉体検知装置100内に設置
したモータを駆動させ検知部1の隔壁コントロールを行
う。
【0048】ダクト用粉体検知装置100内には、更に
揮発性化合物質測定センサを設ける。揮発性化合物質と
して、例えばホルムアルデヒド、アンモニア、塩酸など
が挙げられる。このほか、NOX、SOX測定センサも
設けることが可能である。
【0049】無線ユニット25に代えて有線ユニットを
用い、送信線コネクター13からは有線送信線を伸ばす
ことも可能である。
【0050】モニター装置54には、粉塵混合流体性状
測定結果を理想値と比較してその差を算定し、差が許容
値を超えると清掃指令を送信する清掃指令送信手段を併
設する。清掃指令送信手段は、送信と同様の伝送手段に
より行われ、予め設定された検知部1、各センサ等の清
掃個所を指示しエアの吹き付け、ブラシ等による掃除を
行う手段を稼働させる。しかしこの場合指示された個所
を要員が清掃してもよい。
【0051】粉塵濃度測定には、光度測定方式ではな
く、重量変化測定方式を用いてもよい。検知部1の外周
に設ける風速センサは、例えばヒータとサーミスタとを
組み合わせ、ヒータの熱が流体流によって低下する温度
をサーミスタで測定して風速を知るなどの方法がある。
風速情報は、空調元のファンの回転速度等に反映させ
る。風速センサは、検知部1の外周に代えて、計器本体
内に設けてもよい。
【0052】以上詳しく説明したように、本発明に係る
ダクト用粉体検知装置100は、検知部を構成する流体
センサ用吸排気手段においては、流体の流入経路6と流
出室7に区分けされ、前記流入経路6に接続される流入
開口の総面積と前記流出室に接続される流出開口の総面
積が相違するように形成される。そして、前記流体セン
サ用吸排気手段は、その周壁に複数の開口4を有する筒
体であって、前記流体の流入経路6と流出室7は、前記
筒体の内部において1又は複数の隔壁5によって長軸方
向にそれぞれ1又は複数の室に仕切られて形成されてい
る。
【0053】これによって、前記流入開口の総面積及び
前記流入経路の断面積に基づく有効流入面積と、前記流
出開口の総面積及び前記流出室の断面積に基づく有効流
出面積とが、それぞれ可変可能となり、ダクト内を流れ
る流体の広範囲の風速に対応して、より適切な粉体濃度
の測定を可能にしたのである。
【0054】本発明は、さらに、粉塵の滞留が少なくメ
ンテナンス性に優れた検知部1を可能にし、さらに、ダ
クト内に流れる流体の広範囲の風速に対応してより適切
な粉体濃度の測定を実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る、実施の形態に係る検知部を取
り付けたダクト用粉体検知装置外観図である。
【図2】 本発明に係る、検知部をその中心軸に対し直
角方向面で切った断面図である。
【図3】 本発明に係る、計器本体に設けた検知部を出
入りする流体の流れを示す外観図である。
【図4】 本発明に係る、計器本体の裏カバーを外した
内部の様子を示す概念図である。
【図5】 本発明に係る、ダクト用粉体検知装置内外の
流体の流れを示す図である。
【図6】 本発明に係る、ダクト用粉体検知装置をダク
トに取り付けた状況を示す図である。(a)はダクトの
長さ方向を示し、(b)はダクトの断面方向を示す。
【図7】 本発明に係る、ダクト監視システムの概要を
示す図である。
【図8】 本発明に係る、ダクト用粉体検知装置100
の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 検知部 2 先端 3 管体 5 隔壁 6 流入経路 7 流出室 10 計器本体 19 粉塵濃度センサ 20 温度センサ 21 湿度センサ 24 二酸化炭素濃度センサ 40 ダクト 42 シール部材 44 送信手段(無線アンテナ) 53 受信手段(地区無線機) 54 モニター装置 55 集中管理システム 100 ダクト用粉体検知装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に流体が流れるダクト内に検知部を
    挿入して流体の粉体成分を測定するダクト用粉体検知装
    置であって、 検知部から流入した流体を前記粉体検知装置の粉体計測
    部へ導く流入経路と、 この粉体計測部から該検知部を経由してダクト内へ戻す
    流出経路とで、経路中の断面積の平均値である平均断面
    積が異なることを特徴とするダクト用粉体検知装置。
  2. 【請求項2】 前記検知部は筒体であって、内部で前記
    流入経路と前記流出経路とに区分する少なくとも1つの
    隔壁を備えた請求項1に記載のダクト用粉体検知装置
  3. 【請求項3】 前記筒体の外壁に設けられた前記流入経
    路につながる流入口総面積と、前記流出経路につながる
    流出口総面積とが異なることを特徴とする請求項2に記
    載のダクト用粉体検知装置。
  4. 【請求項4】 前記流出経路の平均断面積と前記流出口
    総面積とからなる流出有効断面積が、前記流入経路の平
    均断面積と前記流入口総面積とからなる流入有効断面積
    よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載のダクト
    用粉体検知装置。
  5. 【請求項5】 前記ダクト用粉体検知装置は、空調シス
    テムなどのダクト内監視に用いられ、前記粉体計測部が
    空気中に浮遊する粉塵や塵埃などのダストを計測するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のダクト用粉体検知装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ダクト用粉体検知装置は、ダクトに
    取り付けるためのフランジと、該フランジの周辺からダ
    クト内の流体が漏れるのを防ぐためのシーリングと、を
    備えた請求項項1又は2に記載のダクト用粉体検知装
    置。
  7. 【請求項7】 前記検知部は、本体ケースに結合され、
    該本体ケースの内部においては、前記検知部の流入経路
    から流出経路に至る流体流路が形成されており、該流体
    流路に沿って1又は複数種類のセンサが設置されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のダクト用粉体
    検知装置。
  8. 【請求項8】 前記複数種類のセンサは、その発熱量の
    小さい順に前記流体流路の上流側から下流側に至って設
    置されるように構成された請求項7に記載のダクト用粉
    体検知装置。
  9. 【請求項9】 前記複数種類のセンサは、少なくとも温
    度センサ、粉塵濃度センサ、二酸化炭素濃度センサを含
    み、前記流体流路の上流側から順に温度センサ、粉塵濃
    度センサ、二酸化炭素濃度センサが設置される請求項8
    に記載のダクト用粉体検知装置。
  10. 【請求項10】 前記粉塵濃度センサは、流体の流れが
    阻害されない前記流体流路内における直線的な流路位置
    に配置された請求項9に記載のダクト用粉体検知装置。
  11. 【請求項11】 前記ダクト用粉体検知装置は、前記複
    数種類のセンサが測定した検出結果を所定のデータ形式
    によって伝送する無線伝送手段を具備する請求項7乃至
    10の何れか一項に記載のダクト用粉体検知装置。
  12. 【請求項12】 前記無線伝送手段は、周波数拡散方式
    によって前記検出結果を伝送する請求項11に記載のダ
    クト用粉体検知装置。
  13. 【請求項13】 空調システムのダクト内を流れる流体
    のガス成分、粉塵濃度又は流速等を検知するためのダク
    ト用粉体検知装置と、該ダクト用粉体検知装置から流体
    のガス成分、粉塵濃度又は流速等に関する測定データを
    受信してこれを管理するモニター装置とから構成され、 前記モニター装置は、前記測定データを系時的に監視す
    ることにより、前記ダクト用粉体検知装置又はダクト内
    の清掃等のメンテナンスの必要性を判断するメンテナン
    ス監視手段を具備する、ように構成されたことを特徴と
    する粉体検知システム。
  14. 【請求項14】 前記モニター装置は、複数の前記ダク
    ト用粉体検知装置に接続され、個々のダクト用粉体検知
    装置から送信される測定データを系時的に監視するよう
    に構成された請求項13に記載の粉体検知システム。
  15. 【請求項15】 前記ダクト用粉体検知装置は、複数種
    類のセンサを備えており、前記メンテナンス監視手段
    は、複数種類の前記測定データを系時的に監視すること
    によって前記メンテナンスの必要性を判断する請求項1
    4に記載の粉体検知システム。
  16. 【請求項16】 空調システムのダクト内を流れる流体
    のガス成分、粉塵濃度又は流速等を検知するための複数
    種類のセンサを具備するダクト用粉体検知装置から流体
    のガス成分、粉塵濃度又は流速等に関する測定データを
    受信してこれを管理するモニター装置であって、 前記モニター装置は、前記測定データを系時的に監視し
    て、その監視結果を外部の集中管理装置へ送信する通信
    手段を具備する粉体検知モニター装置。
  17. 【請求項17】 空調システムのダクト内を流れる流体
    のガス成分、粉塵濃度又は流速等を検知するためのダク
    ト用粉体検知装置と、 該ダクト用粉体検知装置から流体のガス成分、粉塵濃度
    又は流速等に関する測定データを受信してこれを管理す
    るモニター装置と、 複数の前記モニター装置から前記測定データを受信して
    これを集中的に監視する集中管理装置と、から構成され
    る粉体検知システム。
  18. 【請求項18】 前記複数のモニター装置と前記集中管
    理装置は、公衆通信ネットワークによって接続されてい
    る請求項17に記載の粉体検知システム。
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