JP2623978B2 - 電気集塵エレメント - Google Patents

電気集塵エレメント

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JP2623978B2 JP728791A JP728791A JP2623978B2 JP 2623978 B2 JP2623978 B2 JP 2623978B2 JP 728791 A JP728791 A JP 728791A JP 728791 A JP728791 A JP 728791A JP 2623978 B2 JP2623978 B2 JP 2623978B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
    • Y02A50/2351Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一般家庭や事務所等で
使用される電気集塵方式による空気清浄装置に使用され
る電気集塵エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】タバコの煙、花粉、カビ、細菌等の大気
中の塵芥粒子を吸着除去する手段として、電気集塵機を
利用した天井埋込カセット型空気清浄装置が知られてい
る。かかる天井埋込カセット型空気清浄装置は、図7に
示すように、ケーシング10内に電気集塵エレメント1
1と送風ファン12とを空気の流れ方向に沿って収納
し、ケーシングの開放面を天井面13から露出させ、当
該開放面に化粧パネル14を配している。また、かかる
空気清浄装置に使用される電気集塵エレメントとして
は、イオン化部と集塵部とからなるハニカム型とスクロ
ール型との2種類が一般に利用されている。なお、同図
中に示した矢印は空気の流れを示す。
【0003】ハニカム型は、集塵部が蜂の巣状の集塵極
板を有するものであって、図8に示すように、集塵極板
20,20の間に放電針21よりなるイオン化部を介在
させ、空気中のゴミやホコリ等の塵芥22を空気吸引側
にて放電針21が発生するイオンシャワーにより正に帯
電させ、負に帯電した集塵極板20,20に付着させる
ものである。なお同図において、符号23は集塵極板2
0,20に付着した塵芥を示し、黒矢印はイオンシャー
ワーの動き、白ぬき矢印は塵芥の動きを各々示してい
る。
【0004】他方、スクロール型は、集塵部が集塵極板
を円形渦巻状に巻回したものであって、図9で示すよう
に、集塵極板24,24間に樹脂25で被覆された陽極
板26を介在させると共に、汚れた空気が入る空気吸引
側にイオン化線27と対向電極板28,28とからなる
イオン化部が配置される。そして、空気中の塵芥22を
前記イオン線27が発生するイオンシャワーにより正に
帯電させ、負に帯電した集塵極板24,24に付着させ
るものである。なお同図において、符号29は集塵極板
24,24に付着いた塵芥を示し、黒矢印はイオンシャ
ーワーの動き、白ぬき矢印は塵芥の動きを各々示してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した電
気集塵方式による空気清浄装置においては、空気清浄容
量の大きな大型機を製造する場合、図10に示すよう
に、大型のケーシング15を用意し、複数の電気集塵エ
レメント16を化粧パネル17に平行に設けたり、電気
集塵エレメント16の化粧パネル17に対向する面の面
積を大きくしたりしていた。したがって、各機種毎に化
粧パネル17の横幅Aが異なり、空気清浄容量の異なる
機種毎に化粧パネルを製造しなければならず、化粧パネ
ル製造のための金型費用が増大するばかりでなく、生産
性も低下するという問題がある。また、天井埋込カセッ
ト型空気清浄装置の据付工事は、天井面を空気清浄装置
の化粧パネルに応じた大きさにくり抜き、そのくり抜き
箇所を化粧パネルで覆うので、化粧パネルの大きさが異
なる空気清浄装置を設置する場合、装置毎に天井のくり
抜き面積が異なり、作業が画一化できず、煩雑であると
いう問題もあった。
【0006】本発明は、上述のような問題点を解消すべ
くなされたものであり、空気清浄容量が異なる機種間で
あっても適応することができ、しかも共通の化粧パネル
を使用可能として、空気清浄装置の生産性の向上および
据付工事の容易化を図る電気集塵エレメントを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の電気集塵エレ
メントは、イオン化部と集塵部とからなる電気集塵エレ
メントにおいて、前記集塵部が空気の流れ方向に沿って
複数連重ね合せ可能な集塵部本体と、重ね合せた集塵部
本体同士を連結する連結具とを備えることを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本発明者は上記課題について検討を重ねた結
果、電気集塵エレメントの集塵部の集塵効率と集塵部の
空気の流れ方向に対する距離との間には、図3に示すよ
うに、比例関係が成り立ち、また電気集塵エレメントの
集塵効率と通風量との間には、図4に示すように、比例
関係が成り立つこと、すなわち、小型機と大型機との集
塵効率が等しくなるようにするには、集塵部の空気の流
れ方向に対する距離を、小型機では短く(図5のD1
照)設定し、大型機では長く(図6のD2参照)設定す
ればよいという事実を見出だし、本発明を完成するに至
った。すなわち、上記構成の電気集塵エレメントによれ
ば、集塵部が空気の流れ方向に沿って複数連重ね合せ可
能な集塵部本体と、重ね合せた集塵部本体同士を連結す
る連結具とを備えているので、集塵部本体の重ね合せる
数を増減することによって、電気集塵エレメントに所望
の空気清浄容量を付与でき、電気集塵エレメントを化粧
パネルに対して平行に増加、増大させることなく所望の
空気清浄容量の空気清浄装置が得られる。したがって、
空気清浄装置の化粧パネルを共通化することができる。
なお、図5および図6において、符号30,31は電気
集塵エレメント、32,33は送風ファン、34,35
は化粧パネルを各々示し、矢印は各電気集塵エレメント
30,31を通る空気の流れを示す。
【0009】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施例の電気集塵エレメン
トを使用した空気清浄装置を示す断面図である。同図に
おいて、この空気清浄装置は、天井裏の梁等から吊り下
げられたケーシング1、このケーシング1の下面側周縁
に沿って取り外し可能に取り付けられ、天井面2から露
出してケーシング1の下面側を塞ぐ化粧パネル3、前記
ケーシング1内に収納され空気中の粒子成分を取り除く
電気集塵エレメント4および清浄な空気を室内に送り出
す送風ファン5を備えており、化粧パネル3以外の部分
は天井裏に収納してある。なお、同図中に示した矢印は
空気の流れを示す。
【0010】この空気清浄装置においては、電気集塵エ
レメント4は、イオンシャーワーを発生するイオン化部
4aと、このイオン化部4aに空気の流れ方向に沿って
連なりイオンシャーワーにより帯電した塵芥粒子を付着
させる集塵部4bとからなる。集塵部4bは、2段に積
み重ねた集塵部本体4c,4cよりなり、各集塵部本体
4c,4c同士およびイオン化部4aとこれに連なる集
塵部本体4cとは、集塵部本体4cの両側面に設けられ
た連結具6によって互いに連結している。
【0011】連結具6は、図2に示すように、操作部6
aと引掛用の矩形フック6bと被引掛部6cとからなる
バックルタイプのものである。操作部6aは回動部6d
とつまみ部6eとからなり、回動部6dは、下端部側の
軸6fを中心に回動自在に集塵部本体4cに取り付けて
ある。また、回動部6dの上端部側に回動部6dを回動
するためのつまみ部6eが設けられ、回動部6dの略中
央部に前記矩形フック6bの一端側が取り付けてある。
矩形フック6bの他端側は、前記被引掛部6cに係合し
ている。この連結具6は、つまみ部6eを図中矢印F方
向に倒すことにより、回動部6dが回動し、その動きに
伴って矩形フック6bと被引掛部6cとの係合がとけ、
反対に、つまみ部6eを図中矢印F方向と反対方向に倒
すことにより矩形フック6bと被引掛部6cとが係合す
るものである。
【0012】このような構成の電気集塵エレメントを用
いた空気清浄装置によれば、所望の空気清浄容量に応じ
て、集塵部本体4cを空気の流れ方向に沿って積み重
ね、各集塵部本体4c同士を連結具6で連結して集塵部
4bを構成することができる。このことにより、空気清
浄容量の大きなものであっても、集塵部本体4cを積み
重ねることによって、横方向への集塵エレメント4の拡
大を図ることなく所望の空気清浄容量が得られるので、
集塵エレメント4の化粧パネル3に対向する面の面積は
空気清浄容量の小さなものと同一にすることができる。
したがって、この電気集塵エレメントによれば、所望の
空気清浄容量の大小に拘らず各種の空気清浄装置に適応
することができる。よって、空気清浄装置の化粧パネル
3は共通のものが1種あればよくなり、化粧パネル3の
製造金型が1種で済み、この電気集塵エレメントを使用
する空気清浄装置は製造コストが低下するとともに、生
産性が向上する。さらにパネルの大きさが一定となるこ
とにより、この電気集塵エレメントを使用する空気清浄
装置は据付工事時の取付寸法が一定となるので、据付工
事が画一化でき容易になる。
【0013】なお、上記実施例においては、連結具6と
してバックルタイプのものについて示したが、連結具6
は上記構成に限るものではなく、例えば、ねじ止めによ
るもの等、集塵部本体4c同士を連結できるものであれ
ば、種々のものを採用することができる。また、上記実
施例においては、集塵部本体4cを積み重ねたものにつ
いて示したが、集塵部本体4cは横方向に複数連重ね合
せた状態に並設してもよい。さらに、その他本発明の要
旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能
である。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明の電気集塵エレ
メントによれば、集塵部本体を複数連重ね合せて所望の
空気清浄容量を得ることができるので、空気清浄容量の
異なる各種空気清浄装置に適応することができる。しか
もこの電気集塵エレメントを使用すれば、空気清浄装置
の化粧パネルの大きさを画一化して共通にすることがで
きるので、化粧パネルの製造コストが軽減でき、空気清
浄装置の生産性が向上する。また据付工事の仕様も共通
化できるので、据付工事が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気集塵エレメントを使用
した空気清浄装置を示す断面図である。
【図2】上記電気集塵エレメントの要部拡大図である。
【図3】電気集塵エレメントの集塵効率と集塵部の空気
の流れ方向に対する長さとの関係を示すグラフである。
【図4】電気集塵エレメントの集塵効率と通風量との関
係を示すグラフである。
【図5】小型空気清浄装置における集塵部の空気の流れ
方向に対する長さを示す概略説明図である。
【図6】大型空気清浄装置における集塵部の空気の流れ
方向に対する長さを示す概略説明図である。
【図7】従来の小型空気清浄装置を示す概略説明図であ
る。
【図8】通常のハニカム型電気集塵エレメントの原理を
示す概略説明図である。
【図9】通常のスクロール型電気集塵エレメントの原理
を示す概略説明図である。
【図10】従来の大型空気清浄装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
4 電気集塵エレメント 4a イオン化部 4b 集塵部 4c 集塵部本体 6 連結具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン化部(4a)と集塵部(4b)とからなる電
    気集塵エレメント(4) において、前記集塵部(4b)が空気
    の流れ方向に沿って複数連重ね合せ可能な集塵部本体(4
    c)と、重ね合せた集塵部本体(4c)同士を連結する連結具
    (6) とを備えることを特徴とする電気集塵エレメント。
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