JP2623116B2 - 自動二輪車のリヤアーム構造 - Google Patents

自動二輪車のリヤアーム構造

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K25/00Axle suspensions
    • B62K25/04Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
    • B62K25/28Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay
    • B62K25/283Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay for cycles without a pedal crank, e.g. motorcycles
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    • B62K25/286Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with pivoted chain-stay the shock absorber being connected to the chain-stay via a linkage mechanism

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動二輪車において、後輪を支承するリ
ヤアームの構造に関する。
(従来の技術) 自動二輪車のリヤアームは、通常、車幅方向に延びる
基部パイプを有し、この基部パイプはその軸心回りに回
動自在となるように車体フレームに枢支されている。ま
た、この基部パイプの左右両端部から後方に向って左右
一対のアーム部が延び、この両アーム部の後端部に後輪
が支承されている。
上記構成において、従来、更に次のように構成された
ものがある。即ち、上記両アーム部が連結材で互いに連
結され、この連結材がこれを上下に貫通する円筒体を有
している。一方、上記両アーム部側から車体フレーム側
に伝わろうとする衝撃を緩衝する緩衝器が得られ、この
緩衝器が上記円筒体の内部に配置されている(例えば、
特願昭59−246674号明細書および図面) (発明が解決しようとする問題点) ところで、上記したように連結材に円筒体を設ける
と、この連結材の一部が上下に貫通することとなり、そ
の分、リヤアームの強度が低下する。そのため、これを
補填するだけの補強が必要となるが、この場合に、単に
補強を行うと、リヤアームが重くなるおそれがある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたも
ので、リヤアームの連結材が円筒体を有した場合におい
て、このリヤアームが重くならないようにしてこれを効
果的に補強することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするとこ
ろは、円筒体の外面から放射状に複数のリブを突設し、
これらリブにより、上記円筒体と基部パイプの左右各端
部とを連結すると共に、同上円筒体と左右各アーム部の
前後中途部とを連結した点にある。
(作 用) 上記構成による作用は次の如くである。
この発明では、円筒体37の外面から放射状に複数のリ
ブ40,41を突設し、これらリブ40,41により、上記円筒体
37と基部パイプ26の左右各端部とを連結すると共に、同
上円筒体37と左右各アーム部29,29の前後中途部とを連
結してある。
ここで、円筒体37は強度上、方向性の少ないものであ
ると共に、それ自体は比較的高い剛性を有しているもの
である。そのため、この円筒体37の外周面から放射状に
複数のリブ40,41を突設した上記構成においては、例え
ば、一つのリブに対して与えられた負荷は円筒体37を介
して他のリブに効果的に伝えられ、つまり、これら円筒
体37と各リブ40,41とが全体的に上記負荷を受けること
となる。よって、円筒体37を設けた場合でも、これから
放射状に突設したリブ40,41によりリヤアーム8の補強
は効果的になされることとなる。そして、この構成で
は、既設の円筒体37を有効に利用しているため、リヤア
ーム8が重くならないようにしてこれの補強がなされ
る。
また、上記したようにリブ40,41は円筒体37と、基部
パイプ26の左右各端部とを連結しており、この各端部に
は各アーム部29の前端が連結されている。また、同上リ
ブ40,41は円筒体37と、各アーム部29の前後中途部とを
連結しており、即ち、リブ40,41は円筒体37、基部パイ
プ26、および両アーム部29,29の三者を互いに連結して
おり、よって、上記補強は極めて効果的になされてい
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図と第3図において、1は自動二輪車、2はその
車体フレームで、この車体フレーム2はダイヤモンドフ
レームとなっている。この車体フレーム2の前端にはフ
ロントフォーク3が操向自在に支承され、このフロント
フォーク3はその下端に前輪4を支承し、上端にハンド
ル5を支持している。
上記車体フレーム2の後端に設けられた左右一対のリ
ヤアームブラケット7,7にリヤアーム8が上下揺動自在
に枢支され、このリヤアーム8の揺動端に後輪9が支承
されている。また、上記車体フレーム2の後部とリヤア
ーム8との間には緩衝器11が介在しており、この緩衝器
11は走行路面13から後輪9やリヤアーム8を通って車体
フレーム2側に伝わろうとする衝撃を緩衝する。
15はエンジンで、このエンジン15は締結ボルト16によ
り上記車体フレーム2に支持されている。また、17は燃
料タンクである。上記エンジン15には駆動鎖車20が設け
られており、一方、後輪9には従動鎖車21が設けられ、
これら両鎖車20,21には伝動チェーン22が巻き掛けられ
ている。そして、エンジン15の動力を上記伝動チェーン
22等を介して後輪9に伝達させれば、自動二輪車1の走
行が可能となる。その他、23はシートである。
ここで、前記緩衝器11についてより詳しく説明する
と、この緩衝器11は伸縮自在のシリンダ状ダンパ11a
と、このダンパ11aを伸長させる方向に付勢するスプリ
ングとで構成され、ダンパ11aの上端は車体フレーム2
の後上部に枢支されている。
また、上記緩衝器11はリンク機構12を備えている。こ
のリンク機構12は前記リヤアームブラケット7,7の下端
に上下回動自在に枢支される主リンク12aを有し、この
主リンク12aの回動端に上記ダンパ11aの下端が枢支され
ている。また、上記主リンク12aの中途部に左右一対の
連結リンク12b,12bが枢支され、これら各連結リンク12b
の回動端が、リヤアーム8の下面に突設されたブラケッ
ト12cに枢支ピン12dにより枢支されている。
そして、このリンク機構12は、自動二輪車1の走行
中、後輪9が走行路面13から衝撃を受けてリヤアーム8
が上方回動する際、このリヤアーム8が上方回動するの
に従いダンパ11aの縮小量を非線型に増大させ、これに
より、走行路面13に対する後輪9の追従性を向上させ
る。
第2図以外の全図により上記リヤアーム8について詳
しく説明する。
前記リヤアームブラケット7,7には車幅方向に延びる
枢支軸25が取り付けられる。そして、この枢支軸25に上
記リヤアーム8が枢支される。このリヤアーム8はアル
ミ合金製で軽量かつ強固に成形される。即ち、上記枢支
軸25には、この枢支軸25と同軸上で断面円形の基部パイ
プ26が外嵌しており、この基部パイプ26は左右軸受によ
り上記枢支軸25にその軸心回り回動自在に枢支されてい
る。
上記基部パイプ26の左右両端部から後方に向って左右
一対のアーム部29,29が延びている。これら各アーム部2
9は板金製で、断面コの字状の外部材31と、この外部材3
1に溶接される平板状の内部材32とを有し、この外部材3
1と内部材32の接合体の各部断面は箱形状となってい
る。そして、この外部材31と内部材32とによる接合体の
名前端はアーム部29の左右各端部に溶接される。また、
同上外部材31と内部材32とによる接合体の各後端には、
前記後輪9の車軸33を支持するアルミ合金製の支持部34
が溶接されている。
上記基部パイプ26と両アーム部29,29とを互いに連結
する板金製の連結材36が設けられる。この連結材36は軸
心が上下に延びる円筒体37を有し、この円筒体37は左右
アーム部29,29の前部間に位置している。そして、この
円筒体37内を前記ダンパ11aが上下方向に貫通してい
る。
なお、上記円筒体37は、その断面が幾何学的な円形に
限定されるものではなく、楕円形や長円、およびこれら
に近い形状のものを含むものである。また、径寸法につ
いては、その軸方向各位置でわずかに変化していてもよ
い。
上記円筒体37の外面から放射状に複数のリブが突出し
ている。これらリブは左右一対の前リブ40,40、左右一
対の後リブ41,41、および後中央リブ42で構成されてお
り、これらはいずれも平板体で、円筒体37の外面に溶接
されている。
上記各前リブ40は円筒体37前部の外側面から前外側方
に向って突出しており、その突出端の上下中途部40aが
前記基部パイプ26の左右各端部に溶接され、また、同上
前リブ40の突出端の上下端40b,40bが前記内部材32の前
端に溶接されている。つまり、この各前リブ40は円筒体
37と、基部パイプ26やアーム部29の各端部とを強固に連
結している。
また、上記各後リブ41は円筒体37後部の各外側面から
後外側方に向って突出しており、その突出端が上記内部
材32の前後中途部に溶接されている。つまり、この各後
リブ41は円筒体37と、各アーム部29の前後中途部とを強
固に連結している。
一方、上記左右アーム部29,29の前後中途部同士を溶
接により連結する連結板44が設けられる。この連結板44
は後面が凹状となる平面視円弧形状をなし、その後面内
に前記後輪9の前部が嵌り込んでいる。即ち、後輪9を
できるだけ前側に位置させて第2図で示すホイールベー
スLが短くなるようにしてある。
前記後中央リブ42は円筒体37の後面で車幅方向中央部
から後方に向って突出しており、その突出端は上記連結
板44の前面に溶接されている。つまり、この後中央リブ
42は円筒体37と連結板44とを連結すると共に、この連結
板44を介して円筒体37と各アーム部29の前後中途部とを
強固に連結している。
また、上記基部パイプ26、左右アーム部29,29、およ
び連結板44と、円筒体37や各リブ40,41,42とで囲まれた
各空間の上面を閉じる複数の上面板45が設けられる。ま
た、同上空間の下面を閉じる複数の下面板46が設けられ
ており、この下面板46の下面には前記ブラケット12c,12
cが突設されている。
上記の場合、各上面板45と下面板46とは対応する各部
材に溶接され、連結材36の強度を十分に向上させてい
る。
なお、この実施例では、円筒体37内にダンパ11aを配
設する構成としたが、ダンパ11aに代えてリンク機構12
の全部もしくは一部を配設するようにしてもよい。
(発明の効果) この発明によれば、円筒体の外面から放射状に複数の
リブを突設し、これらリブにより、上記円筒体と基部パ
イプの左右各端部とを連結すると共に、同上円筒体と左
右各アーム部の前後中途部とを連結したのであり、ここ
で、円筒体は強度上、方向性の少ないものであると共
に、それ自体は比較的高い剛性を有しているものであ
る。そのため、この円筒体の外周面から放射状に複数の
リブを突設した上記構成によれば、リヤアームの補強は
効果的になされることとなる。そして、この構成では、
既設の円筒体を有効に利用しているため、リヤアームが
重くならないようにしてこれの補強が効果的に行われて
いる。
しかも、リブは円筒体、基部パイプおよび両アーム部
を互いに連結させているため、上記補強は極めて効果的
になされる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は第3図のI−I
線矢視図、第2図は自動二輪車の全体側面図、第3図は
第2図の部分拡大図、第4図は同上第3図のIV−IV線矢
視図、第5図は同上第3図のV−V線矢視断面図、第6
図はリヤアームの斜視図、第7図は同上リヤアームの展
開斜視図である。 1……自動二輪車、2……車体フレーム、8……リヤア
ーム、9……後輪、11……緩衝器、26……基部パイプ、
29……アーム部、36……連結材、37……円筒体、40……
前リブ、41……後リブ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車幅方向に延びる基部パイプをその軸心回
    りに回動自在となるように車体フレームに枢支し、この
    基部パイプの左右両端部から後方に向って左右一対のア
    ーム部を延設して、その後端間に後輪を支承し、同上両
    アーム部同士を結ぶ連結材を設けると共に、この連結材
    にこれを上下に貫通する円筒体を設け、同上両アーム部
    側から車体フレーム側に伝わろうとする衝撃を緩衝する
    緩衝器を上記円筒体の内部に配置した自動二輪車のリヤ
    アーム構造において、上記円筒体の外面から放射状に複
    数のリブを突設し、これらリブにより、上記円筒体と基
    部パイプの左右各端部とを連結すると共に、同上円筒体
    と左右各アーム部の前後中途部とを連結した自動二輪車
    のリヤアーム構造。
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