JP2620678B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2620678B2
JP2620678B2 JP6196685A JP19668594A JP2620678B2 JP 2620678 B2 JP2620678 B2 JP 2620678B2 JP 6196685 A JP6196685 A JP 6196685A JP 19668594 A JP19668594 A JP 19668594A JP 2620678 B2 JP2620678 B2 JP 2620678B2
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JP
Japan
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air conditioner
housing
floor
air
substantially cylindrical
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JP6196685A
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JPH07174405A (ja
Inventor
一夫 戸間
貢治 白根
滋 寺島
淑子 大塚
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の床面に置かれる
空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の床面に置かれる空気調和機
(以下「床置型空気調和機」という。)は、天井設置型
の空気調和機や壁掛型の空気調和機と比較して設置スペ
ースが広く必要とされる。従って、床置型空気調和機に
おいて、できるだけ設置スペースを小さくするため実公
昭45−21498号公報では筺体の下部の横断面積を
上部の横断面積よりも小さくしてこの筺体全体として略
T字型の構造とした空気調和機が示されている。
【0003】そして、このような床置型空気調和機は室
内の壁際に設置して、この空気調和機によって、室内の
居住空間が邪魔されないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この床置型空気調和機
を設置すると、この空気調和機の設置された場所は、付
加(利用)価値のないスペースとなってしまう課題があ
った。特に、このような空気調和機が建物の大広間、ホ
ール等の土地価格の高い場所に設置された場合にはこの
課題が深刻なものとなっている。
【0005】本発明は居住空間(付加(利用)価値のあ
るスペース)の中心等に設置されることを前提にした空
気調和機を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1の発明は、熱交換器並びに送風機が収納され且
つ室内の床へ置かれる筺体の形状を略円筒形の縦長形状
とするようにしたものである。第2の発明は、熱交換器
並びに送風機が収納され且つ室内の床へ置かれる縦長の
筺体の形状を略円筒形とし、且つこの筺体の底部には熱
交換器からの冷媒管を導いて筺体外へ延ばすようにした
ものである。
【0007】第3の発明は、熱交換器並びに送風機が収
納され且つ室内の床へ置かれる縦長の筺体の形状を略円
筒形とし、且つこの筺体の上部のまわりには夫々熱交換
された空気の吹出口を設けるようにしたものである。第
4の発明は、熱交換器並びに送風機が収納され且つ室内
の床へ置かれる縦長の筺体の形状を略円筒形とし、且つ
この筺体の上部に空気吹出口を、下部に空気吸込口を夫
々設けるようにしたものである。
【0008】
【作用】室内の床に置かれる縦長の筺体の形状を略円筒
形としたこと、並びにこの筺体から外部へ延びる冷媒管
を床面から露出させないようにしたことにより、居住空
間にこの筺体を設置しても違和感がなく居住空間に溶け
込む。更に、吹出口はこの筺体の上部もしくはこの上部
のまわりに設け、又吸込口はこの筺体の下部に設けたの
で、居住空間の全体に均一に調温空気が吹き出される。
【0009】
【実施例】図1において、1は室内2の床面3に置かれ
た分離型空気調和機の室内側熱交換ユニット(空気調和
機)、4は室外5に置かれた室外側熱交換ユニットであ
る。この室内側熱交換ユニット1の底部には、この室内
側熱交換ユニット1に内蔵された熱交換器(後述する)
から延びた冷媒管6の導出部が設けられている。そし
て、この冷媒管は床に埋め込まれており、室外側熱交換
ユニット4につながれている。この室外熱交換ユニット
4には圧縮機、室外熱交換器(図示せず)が収納されて
いる。そして室内側熱交換ユニット1の筺体の形状は略
円筒形の縦長形状で、且つ上部が下部より大きな略T字
状となっている。すなわち、床3に近い下部7の横断面
が円形で天井8に近い上部9の横断面が正方形となって
いる(図2、図3参照)。10はこの上部9のまわり
(四方)に設けた吐出口(空気吹出口)、11はこの下
部のまわりに設けた(空気)吸込口、12はこの吸込口
11より上方に設けた凹所で、この凹所12の中心には
スチール製のパイプ13が支柱として配置されている。
この凹所12にはカセットテープレコーダ等の展示物
(物品)14が置かれている。15はこの凹所12をお
おうアクリル製の透明なカバーである。このカバー15
は取り外し自在にこの凹所のまわりに嵌め込まれてい
る。ここで、この室内側熱交換ユニット1の高さ寸法A
は2m50cm,床面から凹所12の下面16までの寸
法Bが90cm、凹所12の巾寸法Cが60cm,上部
の巾寸法Dが22cmとなっている。第4図はこの室内
側熱交換ユニット1の斜視図である。このように凹所1
2の高さ寸法B(90cm)を人の背の高さ(人の平均
身長約1m70cm)以下とし、吐出口10の高さ寸法
(約2m40cm)を人の背の高さ(約1m70cm)
以上に設定してある。
【0010】第5図は、室内側熱交換ユニット1の内部
構造を示すもので、17は略ハの字型に配置された室内
側熱交換器、18はこの熱交換器の下方に配置されたプ
ロペラファンで、このファンの回転によって室内空気は
筺体の下部7の吸込口11より吸込まれ、パイプ13の
中空部19を介して上方へ導かれる。このようにして上
方へ導かれた室内空気は熱交換器17で冷却もしくは加
熱作用を受け、その後吐出口10から吐出される。20
はプロペラファンの下方で、下向きに取り付けられた照
明器具で、凹所12に置かれた展示物14を上方から照
らすようになっている。
【0011】この室内側熱交換ユニット1を例えばホー
ル等の比較的広いスペースの略中央に設置すると、この
熱交換ユニット1の形状は略円筒形の縦長形状であるた
め、この熱交換ユニット1がホールの柱のように見え、
この熱交換ユニット1が違和感なくホールと溶け込むよ
うになっている。又、吐出口10はこの熱交換ユニット
1の上部9の四面に設けられ(図3参照)、且つこの吐
出口が室内の天井付近(高さ約2m40cm)にあるた
め、吐出口10から吐出された空気はホール全体をつつ
むように行き渡りホール全体をむらなく空気調和するこ
とができる。又、吐出口10から吐出される空気は人の
背の高さよりも高い所(2m40cm)から吹き出すの
で、この熱交換ユニット1の直近にいる人に冷風や温風
が直接当らないようにしている。
【0012】更に、図1に示すように、室内側熱交換ユ
ニット1から室外側熱交換ユニット4へ延びる冷媒管6
は、この室内側熱交換ユニット1の底部から床に埋め込
まれるようにしたので、床面のフラット化を図ることが
でき、前述したとおり室内側熱交換ユニット1が違和感
なくホール等の設置スペースに溶け込むことができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明によれ
ば、熱交換器並びに送風機が収納され且つ室内の床へ置
かれる筺体の形状を略円筒形の縦長形状としたので、ホ
ール等のスペースの中央にこの筺体(空気調和機)を設
置しても、このスペースの柱の一部として違和感なく、
むしろオブシェ感やアート感を与えてホールの見栄えを
良好にすることができる。更にこのような略円筒形の縦
長形状の空気調和機を、設置スペースのレイアウトや人
の集まる場所等を考慮して分散あるいは集中設置すれば
効率的な空調空間を作り出すことができる。
【0014】第2の発明によれば、略円筒形の縦長形状
の空気調和機の底部から冷媒管を導くようにしたので、
この冷媒管が空気調和機の設置面よりも下方に配置さ
れ、設置面の床面のフラット化を図ることができる。第
3の発明によれば、略円筒形の縦長形状の空気調和機の
上部のまわりには夫々空気吹出口を設けたので、この空
気調和機のまわり全体をむらなく空調することができ
る。
【0015】第4の発明によれば、この空気調和機に近
づいた人(直立状態)の耳から遠い位置、すなわちこの
空気調和機の下部に空気吸込口を、上部に空気吹出口を
夫々設けたので、機内の機器(送風機等)の騒音がこれ
ら両口より漏れたとしても、さほど気にならなく、空気
調和機が設置された場所の静音化を促進することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換ユニット(空気調和機)の側面
図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1に示した熱交換ユニットの斜視図である。
【図5】図1に示した熱交換ユニットの内部構造を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 6 冷媒管 10 吹出口 11 吸込口 17 熱交換器 18 送風機

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の床へ置かれる筺体に、熱交換器並
    びに送風機が収納される空気調和機において、前記筺体
    の形状を略円筒形の縦長形状としたことを特徴とする空
    気調和機。
  2. 【請求項2】 室内の床へ置かれる縦長の筺体に、熱交
    換器並びに送風機が収納される空気調和機において、前
    記筺体の形状を略円筒形とし、且つこの略円筒形の筺体
    の底部には前記熱交換器から延びた冷媒管の導出部を設
    けたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 室内の床へ置かれる縦長の筺体に、熱交
    換器並びに送風機が収納される空気調和機において、前
    記筺体の形状を略円筒形とし、且つこの略円筒形の筺体
    の上部のまわりには夫々熱交換された空気の吹出口を設
    けたことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 室内の床へ置かれる縦長の筺体に、熱交
    換器並びに送風機が収納される空気調和機において、前
    記筺体の形状を略円筒形とし、且つこの略円筒形の筺体
    の上部に空気吹出口を、下部に空気吸込口を夫々設けた
    ことを特徴とする空気調和機。
JP6196685A 1994-08-22 1994-08-22 空気調和機 Expired - Lifetime JP2620678B2 (ja)

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JPH07174405A JPH07174405A (ja) 1995-07-14
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CN104422098A (zh) * 2013-08-28 2015-03-18 珠海格力电器股份有限公司 落地式空调器
CN104374010B (zh) * 2014-10-27 2018-02-09 珠海格力电器股份有限公司 落地式空调器

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