JP2620410B2 - 液体クロマトグラフ - Google Patents

液体クロマトグラフ

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JP2620410B2 JP2339549A JP33954990A JP2620410B2 JP 2620410 B2 JP2620410 B2 JP 2620410B2 JP 2339549 A JP2339549 A JP 2339549A JP 33954990 A JP33954990 A JP 33954990A JP 2620410 B2 JP2620410 B2 JP 2620410B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポンプ、検出器、カラムオーブンなどの各装
置と、これらを集中制御するコントロール部とを備えた
モジューラ型の液体クロマトグラフに関するものであ
る。
(従来の技術) モジューラ型液体クロマトグラフと称される液体クロ
マトグラフは、第1図に示されるように、送液ポンプ4
a,4b、オートインジェクタ6、カラムオーブン8、検出
器10などの各装置と、これらを集中制御するコントロー
ル部(パーソナルコンピュータや専用システムコントロ
ーラ)2とを備えている。コントロール部2に接続され
た種々の装置のうちどれを使用するかは、オペレータが
DIPスイッチやキーボードからの入力により設定する。
コントロール部2はその電源投入後の初期化の中でどの
装置が接続されているかを自動的に判断し、システム構
成を決定する。
液体クロマトグラフのシステムの構成は様々であり、
また送液ポンプや検出器といってもそれぞれに複数の種
類があり、制御値の範囲や制御内容も送液ポンプや検出
器の種類によって異なってくる。
また、液体クロマトグラフの送液ポンプや検出器など
の各装置をコントロール部により集中制御する分析シス
テムで、例えば送液ポンプを例にとると、保守や調整の
目的で送液ポンプを操作する場合は、コントロール部か
ら遠隔操作するよりも送液ポンプの操作パネルで操作す
る方が都合がよい。このため、例えば送液ポンプには操
作モードとしてリモート(コントロール部から遠隔操作
するモード)とローカル(送液ポンプの操作パネルで操
作するモード)の切換えができるようになっているもの
がある。この切換えをリモート側に設定すると送液ポン
プはコントロール部から信号に従って動作するが、ロー
カル側に設定するとコントロール部から送られる信号を
無視し、送液ポンプの操作パネルからの入力に従って動
作するようになる。
送液ポンプに限らず、検出器その他の装置についても
同じように切換手段が設けられているものがある。
(発明が解決しようとする課題) オペレータにより設定された各装置の接続状況をコン
トロール部の電源投入後の初期化の段階のみで検出して
システム構成を決定する液体クロマトグラフでは、コン
トロール部位外の装置をコントロール部よりも先に電源
投入するか、遅くともコントロール部と同時に電源を投
入しなければならないという制約がある。そして、いっ
たんシステムが立ち上がってしまったら変更しにくいと
いう問題もある。例えばシステム立上げ後、他の装置、
例えば他の送液ポンプなどを立ち上げようとすると、シ
ステム設定をやり直すか、コントロール部の立上げをや
り直す必要がある。これは個々の装置を切ったり入れた
りするのが困難だからである。
また、コントロール部に接続された装置にリモートと
ローカルの操作モードの切換えができるようになってい
るものが含まれているとき、例えば送液ポンプを保守や
調整のためにローカル側に切り換えたままでこれに気付
かずにコントロール部からの信号により分析を開始する
と、送液ポンプがコントロール部に設定された所望の流
量などの条件では作動せず、送液ポンプの操作パネルで
設定された条件で作動してしまい、正しい分析結果が得
られないという問題が生じる。
本発明はシステム立上げ後においてもシステム構成の
設定や変更を容易に行なうことのできる液体クロマトグ
ラフを提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、ポンプ、検出器、カラムオーブンなどの
各装置を集中制御するコントロール部に、オペレータの
設定によらずに各装置の接続状況を自動的に常時検出す
る接続検出手段と、 前記接続検出手段により検出された装置の接続状態に
基づいてシステム構成を自動的に決定するとともに、シ
ステム構成が決定された後に前記接続検出手段が装置の
接続状態が変化したことを検出した場合にもその接続状
態に基づいてシステム構成を自動的に決定するシステム
構成決定手段と、を備える。
(作用) コントロール部が送液ポンプなどのどの装置が接続状
態にあるかを常時、例えば一定時間ごとに検出し、その
検出結果に従ってシステム構成を決定し、接続状態にあ
る装置に対し設定条件などの送信情報があるときはその
情報を送って動作を制御する。
(実施例) 第2図は装置の接続状態を常時検出する機能を備えた
一実施例の接続状態検出とシステム構成決定の部分を示
すブロック図、第3図は同実施例のコントロール部と1
台の送液ポンプ部分を示すブロック図、第4図はこの実
施例の動作の一例を示すフローチャート図である。
第2図において、12はオペレータの設定によらず各装
置の接続状況を自動的に常時検出する接続検出手段、14
は接続状態が一定時間にわたって検出されないときはそ
の装置が切断状態にあると判断するためのタイマ、16は
検出された装置の接続状態に基づいてシステム構成を決
定するシステム構成決定手段である。接続検出手段12と
各装置との間で伝送回線を介して信号やデータの送受が
なされる。
第3図において、コントロール部18ではCPU20に、送
液ポンプをその他の装置の動作を制御するプログラムや
本発明において各装置の接続状態を検出するプログラム
が保持されているROM22、送液ポンプなどの装置を制御
する条件などが記憶されるRAM24、表示装置26、キーボ
ード28、伝送コントローラ30などがバスラインを介して
接続されている。伝送コントローラ30にはこのコントロ
ール部18に接続された複数の装置の接続状態を一定時間
ごとに常時検出するための回線切換え部32が接続されて
おり、回線切換え部32と送液ポンプ34その他の装置との
間は伝送回路50で接続されている。伝送回路50は例えば
RS−232CやGPIBのようなデジタル伝送路である。
第3図の実施例で、コントロール部18は伝送回線50を
介して各装置に対して第4図に示されるような処理を一
定時間ごとに行なう。
第4図において、ある装置が伝送回線を介してコント
ロール部に接続されると、コントロール部から送られる
接続命令送信(接続状態の確認をするためのもの)に対
してその装置から何の装置であるかという情報が返送さ
れる。これによりその装置はシステム構成に追加される
(ステップS1〜S5)。
即ち、これまである装置が「未接続」であったとコン
トロール部側に認識されていた場合(S1でNのとき)に
おいて、ある装置が実際に接続されたとすると、コント
ロール部からの接続命令送信(接続状態の確認)がなさ
れた場合に(S2)、ある装置側からこの送信への応答が
送信され、これをコントロール部側が受信する(S3で
Y)ことにより、コントロール部の認識が「未接続」状
態から「接続」状態にされる(S5)。これにより、コン
トロール部においては、この装置が接続されているシス
テム構成であると認識する(当該装置が接続されている
としてシステム構成が決定)。
なお、ある装置が「未接続」であったとコントロール
部側に認識されていた場合(S1でNのとき)において、
ある装置の未接続状態が持続されている場合には、コン
トロール部からの接続命令送信(接続状態の確認)がな
された場合に(S2)、ある装置側からこの送信への応答
がなく(S3でN)、応答のない状態が一定時間続いてタ
イムアウトになると(S4でY)、コントロール部は「未
接続」状態のままの認識を保つ(当該装置が接続されて
いないとしてシステム構成が決定)。
ある装置がコントロール部に接続されていることが検
出されると、通常はコントロール部からパラメータを送
信したり、各装置の実測値が要求されたりする。その装
置から応答があれば接続状態であるが(ステップS6〜S
9)、例えばその装置が電源がオフになったりトラブル
が起こったりして応答が帰らない場合には、一定時間後
のタイムアウトによってコントロール部はその装置が切
断状態にあると判断し、コントローラ部はその装置をシ
ステム構成から除去する(ステップS6〜S8,S10,S11)。
即ち、ある装置が接続されていることが検出され、
「接続」であったとコントロール部側に認識されている
場合(S1でYのとき)に、コントロール部からパラメー
タを送信したり、各装置の実測値が要求されたりする
(S6でY、S7)。このとき、ある装置側にこれら情報が
送信されたことを受けて、当該装置側から送信に対する
応答が返答され、これをコントロール部側が受信すると
(S8でY)受信処理(S9)がなされてコントロール部で
は、当該装置は「接続」状態であるのと認識を保つ(当
該装置が接続されているとしてシステム構成が決定)。
一方、ある装置側にこれら情報が送信されたにも関わ
らず、当該装置側からの応答がなく(S8でN)、応答の
ない状態が一定時間続いてタイムアウトになると(S9で
Y)、コントロール部は切断状態にあると判断して、
「接続」状態の認識を、「未接続」状態の認識に変更す
ることにより、コントロール部がその装置をシステム構
成から除去することとなる(当該装置が未接続としてシ
ステム構成が決定)。
このようにして、コントロール部はある装置が接続状
態になったことを検出した場合にのみ、その装置に対応
する操作、表示を可能にする機能を備えることができ
る。
また、接続状態にあった装置が一定時間応答がないこ
とをもって切断状態になったと判断する場合、各装置の
応答を十分早くしておけば、タイムアウトと判断するた
めの時間も短くすることができる。したがって、大部分
のチャネル(伝送回線50)が空のとき、各チャネルに対
しこのように切断状態を判断する処理を行なっても、実
行時間は短かくてすみ、液体クロマトグラフのシステム
全体の稼動率に影響を与えることは少ない。
送液ポンプその他の装置の動作を制御する条件はコン
トロール部でなされるが、仮りにその条件設定を行なお
うとする装置が接続状態にない場合でも予め条件設定を
行なうことができるようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明ではコントロール部に接続された送液ポンプな
どの接続状態を自動的に、かつ動的に常時検出し、その
検出された接続状態に基づいてシステム構成を自動的に
決定するため、オペレータがシステム構成を設定する必
要がなく、誤りも生じない。送液ポンプなどの装置の保
守のためや使用しなくなったためにその装置の電源を切
ったり再投入したりしても、その都度接続状態がコント
ロール部により自動的に検出されるので、そのような保
守や切断の操作を自由に行なうことができる。
接続状態が常時検出されるので、システムの立上げに
おいて、電源投入順序を気にする必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、モジュラー型液体クロマトグラフを示すブロ
ック図、第2図は、一実施例における機能を示すブロッ
ク図、第3図は、一実施例を示すブロック図、第4図
は、同実施例の動作を示すフローチャート図である。 12:接続検出手段、14:タイマー、16:システム構成決定
手段、18:コントロール部、34:送液ポンプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ、検出器、カラムオーブンなどの各
    装置と、これらを集中制御するコントロール部とを備え
    たモジューラ型の液体クロマトグラフにおいて、 前記コントロール部にはオペレータの設定によらずに各
    装置の接続状況を自動的に常時検出する接続検出手段
    と、 前記接続検出手段により検出された装置の接続状況に基
    づいてシステム構成を自動的に決定するとともに、シス
    テム構成が決定された後に前記接続検出手段が装置の接
    続状態が変化したことを検出した場合にもその接続状態
    に基づいてシステム構成を自動的に決定するシステム構
    成決定手段と、を備えたことを特徴とする液体クロマト
    グラフ。
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