JP2619775B2 - 噴出装置 - Google Patents
噴出装置Info
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- JP2619775B2 JP2619775B2 JP4358355A JP35835592A JP2619775B2 JP 2619775 B2 JP2619775 B2 JP 2619775B2 JP 4358355 A JP4358355 A JP 4358355A JP 35835592 A JP35835592 A JP 35835592A JP 2619775 B2 JP2619775 B2 JP 2619775B2
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- JP
- Japan
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- nozzle
- cylinder
- cover
- cylindrical body
- opening
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
- B05B11/0027—Means for neutralising the actuation of the sprayer ; Means for preventing access to the sprayer actuation means
- B05B11/0032—Manually actuated means located downstream the discharge nozzle for closing or covering it, e.g. shutters
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、缶容器のノズルを操作
して内容物を噴出させる噴出装置に関する。
して内容物を噴出させる噴出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、噴出装置は、内部に噴射剤を含ん
だ液体が封入された缶容器に、ノズルを覆うようにして
着脱自在に取り付けられるように構成されていた。この
ような噴出装置は、前部にノズルの噴出口に対向する開
口が設けられており、後部にノズルを操作する操作部材
が設けられている。この操作部材を操作することによっ
てノズルの噴出口から液体が噴出し上記開口を通って外
に噴射されるようになっている。
だ液体が封入された缶容器に、ノズルを覆うようにして
着脱自在に取り付けられるように構成されていた。この
ような噴出装置は、前部にノズルの噴出口に対向する開
口が設けられており、後部にノズルを操作する操作部材
が設けられている。この操作部材を操作することによっ
てノズルの噴出口から液体が噴出し上記開口を通って外
に噴射されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の噴出装置は、ノ
ズルの噴出口が常に外に出ているため、噴出口にゴミが
付き易く詰まり易いという問題点があった。また、液体
を噴出した後に、噴出口から液体が外に垂れ、缶容器に
液体が付着して手を汚す等の問題点があった。特に後者
の場合、缶容器に入れられる液体の多くが殺虫剤、洗浄
剤であり、手に付着しないように使用する必要があっ
た。さらに又、従来の噴出装置は、機能的に構成されて
いるため、興趣に欠けるという問題点もあった。
ズルの噴出口が常に外に出ているため、噴出口にゴミが
付き易く詰まり易いという問題点があった。また、液体
を噴出した後に、噴出口から液体が外に垂れ、缶容器に
液体が付着して手を汚す等の問題点があった。特に後者
の場合、缶容器に入れられる液体の多くが殺虫剤、洗浄
剤であり、手に付着しないように使用する必要があっ
た。さらに又、従来の噴出装置は、機能的に構成されて
いるため、興趣に欠けるという問題点もあった。
【０００４】本発明は、上記問題点に鑑み案出したもの
であって、ノズルの噴出口を常に蓋部材で覆い、使用時
にのみ蓋部材を開くようにして、ノズルの噴出口にゴミ
が付き難く、液体を噴出した後に噴出口から液体が垂れ
ても缶容器に液体が付着せず、外観上及び機能上興趣が
あり、片手で簡単に操作できる噴出装置を提供すること
を目的とする。
であって、ノズルの噴出口を常に蓋部材で覆い、使用時
にのみ蓋部材を開くようにして、ノズルの噴出口にゴミ
が付き難く、液体を噴出した後に噴出口から液体が垂れ
ても缶容器に液体が付着せず、外観上及び機能上興趣が
あり、片手で簡単に操作できる噴出装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る噴出装置
は、上記目的を達成するため、下記の構成を有する。 （イ）内部に噴射剤を含んだ液体を封入した缶容器のノ
ズル周囲に形成された凸状部に、ノズルを覆うようにし
て着脱自在に取り付けられるカバー本体を有すること。 （ロ）カバー本体には、ノズルを収容する中央筒体が形
成されており、中央筒体の上部には、閉じた時にノズル
を覆う複数の蓋部材が開く方向に付勢されるようにして
開閉自在に設けられていること。 （ハ）中央筒体の内側には、ノズルの周囲に摺動自在且
つ弾性部材によって上方に付勢されるようにして取り付
けられ、ノズルを押圧操作する内側筒体が設けられてい
ること。 （ニ）内側筒体は、中央筒体の外側に摺動自在に設けら
れた外側筒体にガイド片によって一体に連結されてお
り、ガイド片は中央筒体の軸方向に沿って形成された摺
動溝に挿通するようになっていること。 （ホ）外側筒体には、上記弾性部材の弾性によって前記
複数の蓋部材を閉じてノズルを覆うようにする押上部材
と、上記弾性部材の弾性に抗して外側筒体を押し下げる
ための押圧部材が設けられていること。
は、上記目的を達成するため、下記の構成を有する。 （イ）内部に噴射剤を含んだ液体を封入した缶容器のノ
ズル周囲に形成された凸状部に、ノズルを覆うようにし
て着脱自在に取り付けられるカバー本体を有すること。 （ロ）カバー本体には、ノズルを収容する中央筒体が形
成されており、中央筒体の上部には、閉じた時にノズル
を覆う複数の蓋部材が開く方向に付勢されるようにして
開閉自在に設けられていること。 （ハ）中央筒体の内側には、ノズルの周囲に摺動自在且
つ弾性部材によって上方に付勢されるようにして取り付
けられ、ノズルを押圧操作する内側筒体が設けられてい
ること。 （ニ）内側筒体は、中央筒体の外側に摺動自在に設けら
れた外側筒体にガイド片によって一体に連結されてお
り、ガイド片は中央筒体の軸方向に沿って形成された摺
動溝に挿通するようになっていること。 （ホ）外側筒体には、上記弾性部材の弾性によって前記
複数の蓋部材を閉じてノズルを覆うようにする押上部材
と、上記弾性部材の弾性に抗して外側筒体を押し下げる
ための押圧部材が設けられていること。
【０００６】
【作用】本発明に係る噴出装置は、これのカバー本体
を、内部に噴射剤を含んだ液体を封入した缶容器のノズ
ル周囲に形成された凸状部に、ノズルを覆うようにして
取り付けることができる。ノズルは、カバー本体の中央
筒体に収容される。中央筒体内の内側筒体が弾性部材に
よって上方に付勢されるようにしてノズルの周囲に摺動
自在に取り付けられる。内側筒体にガイド片を介して一
体に連結された外側筒体も、弾性部材によって上方に付
勢される。外側筒体の押上部材は、この弾性部材の弾性
によって、中央筒体の上部において、開く方向に付勢さ
れている複数の蓋部材を閉じてノズルを覆うようになっ
ている。従って、弾性部材の弾性に抗して、押圧部材に
より外側筒体を押し下げると、外側筒体の押上部材が、
複数の蓋部材を閉じなくなるので、複数の蓋部材が開
き、ノズルが表出する。外側筒体が押し下げられると、
内側筒体も押し下げられるので、内側筒体がノズルを押
圧操作してノズルの噴出口から缶容器内の液体を噴出さ
せる。押圧部材の押し下げを解除すると、外側筒体は弾
性部材の弾性により上方に移動して元の位置に復帰する
と共に内側筒体も押し下げられなくなるので、ノズルの
噴出口からの噴出が停止する。外側筒体の上方移動に伴
い、押上部材が複数の蓋部材を閉じ、ノズルを覆うこと
になる。
を、内部に噴射剤を含んだ液体を封入した缶容器のノズ
ル周囲に形成された凸状部に、ノズルを覆うようにして
取り付けることができる。ノズルは、カバー本体の中央
筒体に収容される。中央筒体内の内側筒体が弾性部材に
よって上方に付勢されるようにしてノズルの周囲に摺動
自在に取り付けられる。内側筒体にガイド片を介して一
体に連結された外側筒体も、弾性部材によって上方に付
勢される。外側筒体の押上部材は、この弾性部材の弾性
によって、中央筒体の上部において、開く方向に付勢さ
れている複数の蓋部材を閉じてノズルを覆うようになっ
ている。従って、弾性部材の弾性に抗して、押圧部材に
より外側筒体を押し下げると、外側筒体の押上部材が、
複数の蓋部材を閉じなくなるので、複数の蓋部材が開
き、ノズルが表出する。外側筒体が押し下げられると、
内側筒体も押し下げられるので、内側筒体がノズルを押
圧操作してノズルの噴出口から缶容器内の液体を噴出さ
せる。押圧部材の押し下げを解除すると、外側筒体は弾
性部材の弾性により上方に移動して元の位置に復帰する
と共に内側筒体も押し下げられなくなるので、ノズルの
噴出口からの噴出が停止する。外側筒体の上方移動に伴
い、押上部材が複数の蓋部材を閉じ、ノズルを覆うこと
になる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至図３に基
づいて説明する。１は、内部に噴射剤を含んだ、殺虫
剤，香水等の液体を封入した公知の缶容器である。缶容
器１の上部には、傾けると内部と連通し噴射するノズル
２が設けられ、ノズル２の周囲に環状の凸状部３が形成
されている。ノズル２にはコイルスプリング４が巻装さ
れている。
づいて説明する。１は、内部に噴射剤を含んだ、殺虫
剤，香水等の液体を封入した公知の缶容器である。缶容
器１の上部には、傾けると内部と連通し噴射するノズル
２が設けられ、ノズル２の周囲に環状の凸状部３が形成
されている。ノズル２にはコイルスプリング４が巻装さ
れている。
【０００８】１０は噴出装置であって、缶容器１の凸状
部３に着脱自在に取り付けられる、軟質合成樹脂によっ
て形成されたカバー本体１１を有している。カバー本体
１１の上面１２には筒体１３が立設され、筒体１３の上
端にはノズル２の噴出口２ａに対向する開口１４が設け
られている。筒体１３の上縁には係止突起１５が突設さ
れ、筒体１３の両側面には摺動溝１６，１６が設けられ
ている。カバー本体１１の上面１２には、筒体１３を囲
むようにして略Ｃ字状の溝１７が形成され、この溝１７
に囲まれる上面１２の一部１２ａが素材の弾性により傾
動するようになっている。
部３に着脱自在に取り付けられる、軟質合成樹脂によっ
て形成されたカバー本体１１を有している。カバー本体
１１の上面１２には筒体１３が立設され、筒体１３の上
端にはノズル２の噴出口２ａに対向する開口１４が設け
られている。筒体１３の上縁には係止突起１５が突設さ
れ、筒体１３の両側面には摺動溝１６，１６が設けられ
ている。カバー本体１１の上面１２には、筒体１３を囲
むようにして略Ｃ字状の溝１７が形成され、この溝１７
に囲まれる上面１２の一部１２ａが素材の弾性により傾
動するようになっている。
【０００９】２０は噴出装置１０の操作部材であって、
筒体１３内を上下動すると共にノズル２を挿通する内側
筒体２１を有している。内側筒体２１の下部側面には、
前記摺動溝１６，１６内を摺動するガイド片２２，２２
が設けられている。このガイド片２２，２２の外端は、
筒体１３の外側を上下動する外側筒体２３の内側面に固
着されている。外側筒体２３の下端には、押圧板２５が
設けられている。外側筒体２３の上端には、押上部材２
６が設けられており、この押上部材２６の上縁には、複
数の突起板２７が形成されている。
筒体１３内を上下動すると共にノズル２を挿通する内側
筒体２１を有している。内側筒体２１の下部側面には、
前記摺動溝１６，１６内を摺動するガイド片２２，２２
が設けられている。このガイド片２２，２２の外端は、
筒体１３の外側を上下動する外側筒体２３の内側面に固
着されている。外側筒体２３の下端には、押圧板２５が
設けられている。外側筒体２３の上端には、押上部材２
６が設けられており、この押上部材２６の上縁には、複
数の突起板２７が形成されている。
【００１０】３０は噴出装置１０の蓋体であって、筒体
１３を嵌挿し、係止突起１５を係合する係合穴３１を有
するリング部材３２を有している。このリング部材３２
は、下端にフランジ３３が固設され、このフランジ３３
には複数の花びら状の蓋部材３５がその素材の可撓性に
より開閉自在に一体成形されている。この花びら状の蓋
部材３５は、前記突起板２７によって閉じる方向に付勢
されている。３６は、リング部材３２に着脱自在に被せ
られるキャップ部材であって、中央に透孔３７が設けら
れ、この透孔３７には内側筒体２１を軸受けする軸受け
部材３８が設けられている。
１３を嵌挿し、係止突起１５を係合する係合穴３１を有
するリング部材３２を有している。このリング部材３２
は、下端にフランジ３３が固設され、このフランジ３３
には複数の花びら状の蓋部材３５がその素材の可撓性に
より開閉自在に一体成形されている。この花びら状の蓋
部材３５は、前記突起板２７によって閉じる方向に付勢
されている。３６は、リング部材３２に着脱自在に被せ
られるキャップ部材であって、中央に透孔３７が設けら
れ、この透孔３７には内側筒体２１を軸受けする軸受け
部材３８が設けられている。
【００１１】上記構成を有する噴出装置１０は、図２に
示すように、常時コイルスプリング４によって操作部材
２０が上方に付勢され、押上部材２７によって蓋部材３
５が開口１４を閉じている。操作部材２０の押圧板２５
をコイルスプリング４の弾性に抗して下方に押し下げる
と、押上部材２７が下方に下がり、蓋部材３５が素材の
復元力によって開くことになる。又、押圧板２５の下方
の押し下げにともなって筒体１３、内側筒体２１、ノズ
ル２が傾き噴出口２ａから内容物が噴射される。押圧板
２５の押し下げを解除すると、上面１２の一部１２ａが
素材の弾性により元の水平状態に復帰し、筒体１３、内
側筒体２１を介してノズル２を元の状態に戻し、噴射が
停止する。また、コイルスプリング４によって操作部材
２０が上方に付勢され、押上部材２７によって蓋部材３
５が開口１４を閉じる。このように、上記実施例に係る
噴出装置１０は、片手で簡単に操作でき、ノズル２の噴
出口２ａが常時蓋部材３５で覆われ、噴出時にのみ蓋部
材３５が開くから、ノズル２の噴出口２ａにゴミが付き
難い。又、液体を噴出した後、噴出口２ａは蓋部材３５
で直ちに覆われるから、噴出口２ａから液体が垂れても
缶容器１に液体が付着せず、手等を汚すことがない。さ
らに又、蓋部材３５を花びら状に形成したので外観上興
趣あり、置物として使用することができる他、蓋部材３
５の開閉が各花びらの開閉となるので機能上興趣あり、
一層面白みが増すことになる。このように、上記実施例
に係る噴出装置１０は、実用的価値と意匠的価値を有す
る。
示すように、常時コイルスプリング４によって操作部材
２０が上方に付勢され、押上部材２７によって蓋部材３
５が開口１４を閉じている。操作部材２０の押圧板２５
をコイルスプリング４の弾性に抗して下方に押し下げる
と、押上部材２７が下方に下がり、蓋部材３５が素材の
復元力によって開くことになる。又、押圧板２５の下方
の押し下げにともなって筒体１３、内側筒体２１、ノズ
ル２が傾き噴出口２ａから内容物が噴射される。押圧板
２５の押し下げを解除すると、上面１２の一部１２ａが
素材の弾性により元の水平状態に復帰し、筒体１３、内
側筒体２１を介してノズル２を元の状態に戻し、噴射が
停止する。また、コイルスプリング４によって操作部材
２０が上方に付勢され、押上部材２７によって蓋部材３
５が開口１４を閉じる。このように、上記実施例に係る
噴出装置１０は、片手で簡単に操作でき、ノズル２の噴
出口２ａが常時蓋部材３５で覆われ、噴出時にのみ蓋部
材３５が開くから、ノズル２の噴出口２ａにゴミが付き
難い。又、液体を噴出した後、噴出口２ａは蓋部材３５
で直ちに覆われるから、噴出口２ａから液体が垂れても
缶容器１に液体が付着せず、手等を汚すことがない。さ
らに又、蓋部材３５を花びら状に形成したので外観上興
趣あり、置物として使用することができる他、蓋部材３
５の開閉が各花びらの開閉となるので機能上興趣あり、
一層面白みが増すことになる。このように、上記実施例
に係る噴出装置１０は、実用的価値と意匠的価値を有す
る。
【００１２】本発明の他の実施例を図４、図５に基づい
て説明する。４１は、缶容器１と同様に内部に噴射剤を
含んだ液体を封入した公知の缶容器である。缶容器４１
の上部には、傾けると内部と連通し噴射するノズル４２
が略く字状に折曲されて設けられ、缶容器４１の上端周
囲には後記カバー本体５１を嵌着する係止部４３が形成
されている。
て説明する。４１は、缶容器１と同様に内部に噴射剤を
含んだ液体を封入した公知の缶容器である。缶容器４１
の上部には、傾けると内部と連通し噴射するノズル４２
が略く字状に折曲されて設けられ、缶容器４１の上端周
囲には後記カバー本体５１を嵌着する係止部４３が形成
されている。
【００１３】５０は噴出装置であって、缶容器４１の係
止部４３に着脱自在に取り付けられる、軟質合成樹脂に
よって形成されたカバー本体５１を有している。カバー
本体５１の前面と上面及び後面と上面には、矩形状の切
り欠き５２（開口），５３が形成されている。この前面
側の切り欠き５２と同様の形状を有する蓋部材５５と、
切り欠き５３と同様の形状を有する操作部材５６が一体
で形成され、カバー本体５１に回動自在に取り付けられ
ている。この操作部材５６の裏側には、ノズル４２を押
圧し傾ける押圧突起が設けられている。
止部４３に着脱自在に取り付けられる、軟質合成樹脂に
よって形成されたカバー本体５１を有している。カバー
本体５１の前面と上面及び後面と上面には、矩形状の切
り欠き５２（開口），５３が形成されている。この前面
側の切り欠き５２と同様の形状を有する蓋部材５５と、
切り欠き５３と同様の形状を有する操作部材５６が一体
で形成され、カバー本体５１に回動自在に取り付けられ
ている。この操作部材５６の裏側には、ノズル４２を押
圧し傾ける押圧突起が設けられている。
【００１４】上記構成を有する噴出装置５０は、切り欠
き５２をノズル４２の噴出口に対向させるようにして簡
単に缶容器４１に取り付けることができる。操作部材５
６を下方に押圧すると、それと一体の蓋部材５５が上方
に押し上げられ、切り欠き５２（開口）が開放される。
切り欠き５２が開放されるのと同時に操作部材５６の押
圧突起がノズル４２を押圧して傾け、ノズル４２の噴出
口から内容物が切り欠き５２を介して噴射される。操作
部材５６の押し下げを解除すると、ノズル４２が元の位
置に復帰して噴射を停止し、ノズル４２が押圧突起を介
して操作部材５６，蓋部材５５を元の状態に復帰させ
る。
き５２をノズル４２の噴出口に対向させるようにして簡
単に缶容器４１に取り付けることができる。操作部材５
６を下方に押圧すると、それと一体の蓋部材５５が上方
に押し上げられ、切り欠き５２（開口）が開放される。
切り欠き５２が開放されるのと同時に操作部材５６の押
圧突起がノズル４２を押圧して傾け、ノズル４２の噴出
口から内容物が切り欠き５２を介して噴射される。操作
部材５６の押し下げを解除すると、ノズル４２が元の位
置に復帰して噴射を停止し、ノズル４２が押圧突起を介
して操作部材５６，蓋部材５５を元の状態に復帰させ
る。
【００１５】本発明のさらに他の実施例を図６、図７に
基づいて説明する。６１は、缶容器１と同様に内部に噴
射剤を含んだ液体を封入した公知の缶容器である。缶容
器６１の上部には、傾けると内部と連通し噴射するノズ
ル６２が略く字状に折曲されて設けられ、缶容器６１の
上端周囲には後記カバー本体７１を嵌着する係止部６３
が形成されている。
基づいて説明する。６１は、缶容器１と同様に内部に噴
射剤を含んだ液体を封入した公知の缶容器である。缶容
器６１の上部には、傾けると内部と連通し噴射するノズ
ル６２が略く字状に折曲されて設けられ、缶容器６１の
上端周囲には後記カバー本体７１を嵌着する係止部６３
が形成されている。
【００１６】７０は噴出装置であって、缶容器６１の係
止部６３に着脱自在に取り付けられる、軟質合成樹脂に
よって形成されたカバー本体７１を有している。カバー
本体７１の前面には開口７２が形成され、後面と上面に
は矩形状の切り欠き７３が形成されている。さらにカバ
ー本体７１には、開口７２を開閉する蓋部材７５が両開
きとなるように設けられ、さらに切り欠き７３に嵌合す
る操作部材７６が回動自在に取り付けられている。この
操作部材７６と蓋部材７５は連動するようになってい
る。この操作部材７６の裏側には、ノズル６２を押圧し
傾ける押圧突起が設けられている。
止部６３に着脱自在に取り付けられる、軟質合成樹脂に
よって形成されたカバー本体７１を有している。カバー
本体７１の前面には開口７２が形成され、後面と上面に
は矩形状の切り欠き７３が形成されている。さらにカバ
ー本体７１には、開口７２を開閉する蓋部材７５が両開
きとなるように設けられ、さらに切り欠き７３に嵌合す
る操作部材７６が回動自在に取り付けられている。この
操作部材７６と蓋部材７５は連動するようになってい
る。この操作部材７６の裏側には、ノズル６２を押圧し
傾ける押圧突起が設けられている。
【００１７】上記構成を有する噴出装置７０は、開口７
２をノズル６２の噴出口に対向させるようにして簡単に
缶容器６１に取り付けることができる。操作部材７６を
下方に押圧すると、蓋部材７５が両側に開き、開口７２
が開放される。開口７２が開放されるのと同時に操作部
材７６の押圧突起がノズル６２を押圧して傾け、ノズル
６２の噴出口から内容物が開口７２を介して噴射され
る。操作部材７６の押し下げを解除すると、ノズル６２
が元の位置に復帰して噴射を停止し、ノズル６２が押圧
突起を介して操作部材７６，蓋部材７５を元の状態に復
帰させる。
２をノズル６２の噴出口に対向させるようにして簡単に
缶容器６１に取り付けることができる。操作部材７６を
下方に押圧すると、蓋部材７５が両側に開き、開口７２
が開放される。開口７２が開放されるのと同時に操作部
材７６の押圧突起がノズル６２を押圧して傾け、ノズル
６２の噴出口から内容物が開口７２を介して噴射され
る。操作部材７６の押し下げを解除すると、ノズル６２
が元の位置に復帰して噴射を停止し、ノズル６２が押圧
突起を介して操作部材７６，蓋部材７５を元の状態に復
帰させる。
【００１８】本発明のさらに他の実施例を図８、図９に
基づいて説明する。８１は、缶容器１と同様に内部に噴
射剤を含んだ液体を封入した公知の缶容器である。缶容
器８１の上部には、傾けると内部と連通し噴射するノズ
ル８２が略直線状に設けられ、缶容器８１の上端周囲に
は後記カバー本体９１を嵌着する係止部８３が形成され
ている。
基づいて説明する。８１は、缶容器１と同様に内部に噴
射剤を含んだ液体を封入した公知の缶容器である。缶容
器８１の上部には、傾けると内部と連通し噴射するノズ
ル８２が略直線状に設けられ、缶容器８１の上端周囲に
は後記カバー本体９１を嵌着する係止部８３が形成され
ている。
【００１９】９０は噴出剤であって、缶容器８１の係止
部８３に着脱自在に取り付けられる、軟質合成樹脂によ
って形成されたカバー本体９１を有している。カバー本
体９１の上面には開口９２が形成され、後面と上面には
矩形状の切り欠き９３が形成されている。さらにカバー
本体９１には、開口９２を開閉する蓋部材９５が両開き
となるように設けられ、さらに切り欠き９３に嵌合する
操作部材９６が回動自在に取り付けられている。この操
作部材９６と蓋部材９５は連動するようになっている。
この操作部材９６の裏側には、ノズル８２を押圧し傾け
る押圧突起が設けられている。
部８３に着脱自在に取り付けられる、軟質合成樹脂によ
って形成されたカバー本体９１を有している。カバー本
体９１の上面には開口９２が形成され、後面と上面には
矩形状の切り欠き９３が形成されている。さらにカバー
本体９１には、開口９２を開閉する蓋部材９５が両開き
となるように設けられ、さらに切り欠き９３に嵌合する
操作部材９６が回動自在に取り付けられている。この操
作部材９６と蓋部材９５は連動するようになっている。
この操作部材９６の裏側には、ノズル８２を押圧し傾け
る押圧突起が設けられている。
【００２０】上記構成を有する噴出装置９０は、簡単に
缶容器８１に取り付けることができる。操作部材９６を
下方に押圧すると、蓋部材９５が両側に開き、開口９２
が開放される。開口９２が開放されるのと同時に操作部
材９６の押圧突起がノズル８２を押圧して傾け、ノズル
８２の噴出口から内容物が噴射される。操作部材９６の
押し下げを解除すると、ノズル８２が元の位置に復帰し
て噴射を停止し、ノズル８２が押圧突起を介して操作部
材９６，蓋部材９５を元の状態に復帰させる。
缶容器８１に取り付けることができる。操作部材９６を
下方に押圧すると、蓋部材９５が両側に開き、開口９２
が開放される。開口９２が開放されるのと同時に操作部
材９６の押圧突起がノズル８２を押圧して傾け、ノズル
８２の噴出口から内容物が噴射される。操作部材９６の
押し下げを解除すると、ノズル８２が元の位置に復帰し
て噴射を停止し、ノズル８２が押圧突起を介して操作部
材９６，蓋部材９５を元の状態に復帰させる。
【００２１】
【発明の効果】本願請求項１の発明に係る噴出装置は、
ノズルの噴出口が常時複数の蓋部材で覆われ、噴出時に
のみ複数の蓋部材が開くから、ノズルの噴出口にゴミが
付き難く詰まり難いという効果がある。又、液体を噴出
した後、ノズルの噴出口が直ちに蓋部材によって覆われ
るため、噴出口から液体が垂れても缶容器に液体が付着
することがなく、手を汚すことがないという効果があ
る。さらに、蓋部材を花びら状に形成することができ、
このように形成すると、外観上興趣あるものとすること
ができ、置物として使用することができる他、蓋部材の
開閉が花びらの開閉となり、花びらの開閉に伴って液体
を噴出するので機能上興趣あるものにすることもでき、
実用的価値と意匠的価値を備えさせることができるとい
う効果がある。
ノズルの噴出口が常時複数の蓋部材で覆われ、噴出時に
のみ複数の蓋部材が開くから、ノズルの噴出口にゴミが
付き難く詰まり難いという効果がある。又、液体を噴出
した後、ノズルの噴出口が直ちに蓋部材によって覆われ
るため、噴出口から液体が垂れても缶容器に液体が付着
することがなく、手を汚すことがないという効果があ
る。さらに、蓋部材を花びら状に形成することができ、
このように形成すると、外観上興趣あるものとすること
ができ、置物として使用することができる他、蓋部材の
開閉が花びらの開閉となり、花びらの開閉に伴って液体
を噴出するので機能上興趣あるものにすることもでき、
実用的価値と意匠的価値を備えさせることができるとい
う効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】図１の断面図である。
【図３】図１の使用状態を示す断面図である。
【図４】他の実施例を示す斜視図である。
【図５】図４の使用状態を示す斜視図である。
【図６】他の実施例を示す斜視図である。
【図７】図６の使用状態を示す斜視図である。
【図８】他の実施例を示す斜視図である。
【図９】図８の使用状態を示す斜視図である。
１ 缶容器 ２ ノズル １０ 噴出装置 １１ カバー本体 １２ 上面 １３ 筒体 １４ 開口 ２０ 操作部材 ２１ 内側筒体 ２２ ガイド片 ２３ 外側筒体 ２５ 押圧板 ２６ 押上部材 ３０ 蓋体 ３５ 蓋部材 ４１ 缶容器 ４２ ノズル ５０ 噴出装置 ５１ カバー本体 ５２ 切り欠き（開口） ５３ 切り欠き ５５ 蓋部材 ５６ 操作部材 ６１ 缶容器 ６２ ノズル ７０ 噴出装置 ７１ カバー本体 ７２ 開口 ７５ 蓋部材 ７６ 操作部材 ８１ 缶容器 ８２ ノズル ９０ 噴出装置 ９１ カバー本体 ９２ 開口 ９５ 蓋部材 ９６ 操作部材
Claims (1)
- 【請求項１】 下記の要件を備えたことを特徴とする噴
出装置。 （イ）内部に噴射剤を含んだ液体を封入した缶容器のノ
ズル周囲に形成された凸状部に、ノズルを覆うようにし
て着脱自在に取り付けられるカバー本体を有すること。 （ロ）カバー本体には、ノズルを収容する中央筒体が形
成されており、中央筒体の上部には、閉じた時にノズル
を覆う複数の蓋部材が開く方向に付勢されるようにして
開閉自在に設けられていること。 （ハ）中央筒体の内側には、ノズルの周囲に摺動自在且
つ弾性部材によって上方に付勢されるようにして取り付
けられ、ノズルを押圧操作する内側筒体が設けられてい
ること。 （ニ）内側筒体は、中央筒体の外側に摺動自在に設けら
れた外側筒体にガイド片によって一体に連結されてお
り、ガイド片は中央筒体の軸方向に沿って形成された摺
動溝に挿通するようになっていること。 （ホ）外側筒体には、上記弾性部材の弾性によって前記
複数の蓋部材を閉じてノズルを覆うようにする押上部材
と、上記弾性部材の弾性に抗して外側筒体を押し下げる
ための押圧部材が設けられていること。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358355A JP2619775B2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 噴出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358355A JP2619775B2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 噴出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191570A JPH06191570A (ja) | 1994-07-12 |
| JP2619775B2 true JP2619775B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=18458871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4358355A Expired - Fee Related JP2619775B2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 噴出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2619775B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63183084U (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-25 | ||
| JPH055980Y2 (ja) * | 1987-10-24 | 1993-02-16 |
-
1992
- 1992-12-26 JP JP4358355A patent/JP2619775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06191570A (ja) | 1994-07-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961126 |
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